JPS5865170A - 血漿分離用中空糸の製造方法 - Google Patents
血漿分離用中空糸の製造方法Info
- Publication number
- JPS5865170A JPS5865170A JP16196581A JP16196581A JPS5865170A JP S5865170 A JPS5865170 A JP S5865170A JP 16196581 A JP16196581 A JP 16196581A JP 16196581 A JP16196581 A JP 16196581A JP S5865170 A JPS5865170 A JP S5865170A
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- Japan
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- spinning
- hollow fiber
- solvent
- production
- parts
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- Artificial Filaments (AREA)
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、血漿分離用の多孔性中空4躾の製造方法に
係わる。
係わる。
本発明者社、酢酸セルロースとメタクリル酸エステル重
合体又はその共重合体と硝酸セルロースとの3元成分の
組成物からフラットな−を。
合体又はその共重合体と硝酸セルロースとの3元成分の
組成物からフラットな−を。
形成する方法を艶い出し、既に%杵出頴した。。
しかるにこの3元組成智から中空糸膜を紡出し、血漿分
離膜として医療用途に使用するとき、中空糸膜内壁で僅
かであるかuり点発生が認められる欠点があった。、そ
こで本元明省は溶血発生fCついて研究したところ、赤
商球が中空糸膜表出1て損傷を受けていることを知見し
、膜宍面の状態を改善する方法を鋭意法vJ して本発
明に到達したものである。
離膜として医療用途に使用するとき、中空糸膜内壁で僅
かであるかuり点発生が認められる欠点があった。、そ
こで本元明省は溶血発生fCついて研究したところ、赤
商球が中空糸膜表出1て損傷を受けていることを知見し
、膜宍面の状態を改善する方法を鋭意法vJ して本発
明に到達したものである。
本発明の血漿分離用中空ホの製造方法は、酢酸セルロー
ス、メタクリル「1!工ステル重合体又は共重合体及び
銅酸セルロースの3成分ブレンドを溶剤及び非俗ハリの
混合溶剤に溶解し、貴に相分離を促進するために21+
lIi金属塩を加えて紡糸原液を作製し、これを中空糸
に紡糸するものである。この場合、2価金−−嬢贋が中
空糸の空孔の大きさの分布を左右し、史に限外P114
性能及び溶血現象にも大きく影響するものである。
ス、メタクリル「1!工ステル重合体又は共重合体及び
銅酸セルロースの3成分ブレンドを溶剤及び非俗ハリの
混合溶剤に溶解し、貴に相分離を促進するために21+
lIi金属塩を加えて紡糸原液を作製し、これを中空糸
に紡糸するものである。この場合、2価金−−嬢贋が中
空糸の空孔の大きさの分布を左右し、史に限外P114
性能及び溶血現象にも大きく影響するものである。
すなわち1本発明では2価金緘−塩濃度を低S!度にす
ることにより、空孔の大きさL微小となり限外針過性能
は減少するが、血漿分離能は殆んど低下せず、溶血現象
が改膏メれる特色がある。
ることにより、空孔の大きさL微小となり限外針過性能
は減少するが、血漿分離能は殆んど低下せず、溶血現象
が改膏メれる特色がある。
以下、本発明を説明する。
酢酸セルロースを主成分として50〜85 m 1−1
硝酸セルロース1〜10チ、*bをメタクリル酸エステ
ル重合体又は共重合体とする3成分ブレンドKfIII
剤、非溶剤の混合物を加えて溶解し、更に相分離を促進
するために2価金属塩を加えて紡糸原液を作製する。
硝酸セルロース1〜10チ、*bをメタクリル酸エステ
ル重合体又は共重合体とする3成分ブレンドKfIII
剤、非溶剤の混合物を加えて溶解し、更に相分離を促進
するために2価金属塩を加えて紡糸原液を作製する。
溶剤としてはアセトン、N−メチルピロリドン、ジメテ
ルスールホキシドなどが上記高分子組成物の共通溶剤で
おる。また、非溶剤としてはメタノール、カプロラクト
ン、シクロへ午サン、シクロヘキサノールなどが挙げら
れ、上記溶剤との混合物に用いられる。
ルスールホキシドなどが上記高分子組成物の共通溶剤で
おる。また、非溶剤としてはメタノール、カプロラクト
ン、シクロへ午サン、シクロヘキサノールなどが挙げら
れ、上記溶剤との混合物に用いられる。
2価の金属塩としては、塩化カルシウム、塩化マグネシ
クムが代表的であシ、勧糸MA液に溶解すれば他の無機
塩も勿論使用できる。
クムが代表的であシ、勧糸MA液に溶解すれば他の無機
塩も勿論使用できる。
仁の2価の金属塩の作用は紡糸性、中空糸の糸質、中空
糸の微細構造に対し非常に影響が大きい。
糸の微細構造に対し非常に影響が大きい。
紡糸原液での塩類2価金属塩淡度は1096以内の濃度
で使用されるのが、塩類濃度が高い#1ど中空糸膜の空
孔の大きさが大きくなる傾向があり、著しく^くなると
紡糸は不可能となる。
で使用されるのが、塩類濃度が高い#1ど中空糸膜の空
孔の大きさが大きくなる傾向があり、著しく^くなると
紡糸は不可能となる。
中空糸の空孔の大きさは、水銀ポロシメーターで測定す
ることが出来る。空孔分布のピークを求めて、これで空
孔の大きさを代表して表示′することが出来る。
ることが出来る。空孔分布のピークを求めて、これで空
孔の大きさを代表して表示′することが出来る。
限外濾過性能は、aossの牛αグロブリン水溶液を通
送することで測定出来る。
送することで測定出来る。
血漿分離能及び溶血現象は、1兎の頚動静脈にシャント
を作シ、血液の体外循環を施してex vivo的に観
察する。内径3501、膜厚80,7、畏さ155の中
空糸を200本末ね、内表面積a03−のミニモジュー
ルで血漿を分離し、この血漿の分離能と溶血とを御1’
Mt−ることか出来る。
を作シ、血液の体外循環を施してex vivo的に観
察する。内径3501、膜厚80,7、畏さ155の中
空糸を200本末ね、内表面積a03−のミニモジュー
ルで血漿を分離し、この血漿の分離能と溶血とを御1’
Mt−ることか出来る。
中空糸の空孔の大金さ、限外か過性能、血漿分離能、溶
血などと塩類濃度との間にれ相関性が存する。溶血には
塩類濃度が極めて大きい影響を及はす。2価金属塩のM
I[が高い場合には、中空糸膜に空孔の大きいものが多
類発現する傾向が参り、中空糸膜の限外濾過性能は初期
値が高い。しかしながら、中空糸膜を・使用していると
体外循環の時間を経るに伴って限外l過性能は低下して
くる。勿論空孔の大きい部分、比較的大きな空孔の部分
に鮮血が起き易い仁とも關められる。
血などと塩類濃度との間にれ相関性が存する。溶血には
塩類濃度が極めて大きい影響を及はす。2価金属塩のM
I[が高い場合には、中空糸膜に空孔の大きいものが多
類発現する傾向が参り、中空糸膜の限外濾過性能は初期
値が高い。しかしながら、中空糸膜を・使用していると
体外循環の時間を経るに伴って限外l過性能は低下して
くる。勿論空孔の大きい部分、比較的大きな空孔の部分
に鮮血が起き易い仁とも關められる。
本発明では2価金属塩O#kを1〜3嵐菫−の範囲に調
整するものでらる。金−塩S絖が低い丸め、得られる中
空糸膜の罷外F、J1!性能はそのw期値はやや低Th
0Lかるに体外循環を蔽続して埴ても限外−過性能は殆
んど低下しない、仁のIIt因は空孔に血球や血小板が
継着して空孔を狭くする溶血現象が惰んどないことによ
る。
整するものでらる。金−塩S絖が低い丸め、得られる中
空糸膜の罷外F、J1!性能はそのw期値はやや低Th
0Lかるに体外循環を蔽続して埴ても限外−過性能は殆
んど低下しない、仁のIIt因は空孔に血球や血小板が
継着して空孔を狭くする溶血現象が惰んどないことによ
る。
2flA@金属塩のamは1チ未満であってはならない
。血−漿妙離用途の多孔膜を形成するためには−Il1
度は下限となる。
。血−漿妙離用途の多孔膜を形成するためには−Il1
度は下限となる。
以上述べた。ように、酢酸セルロース、メタクリル酸エ
ステ?ル系鳳合体(共電合体)及び#1酸セルロースの
3元組成物から中空糸膜を得るには、重合体組成物の一
贋を12〜20q&程嵐とし。
ステ?ル系鳳合体(共電合体)及び#1酸セルロースの
3元組成物から中空糸膜を得るには、重合体組成物の一
贋を12〜20q&程嵐とし。
かつ2価金属塩を1〜396KvI4唆した紡糸原液か
ら中空糸を紡糸することが必追輩件となる。
ら中空糸を紡糸することが必追輩件となる。
紡糸は環状紡糸ノズルから紡糸原液を吐出し、水とメタ
ノール(1:目又は水とメタノールとグリセリ/(t:
t:s)をコアMとし7て紡糸原草とともに紡出する。
ノール(1:目又は水とメタノールとグリセリ/(t:
t:s)をコアMとし7て紡糸原草とともに紡出する。
凝固液と1〜Cは水、水アルコール溶液などを用いると
よい。
よい。
本発明の紡糸m液は3元成分として硝酸セルロースを含
むため極めて安定しCいる。更に金属塩濃度も低いこと
から紡糸性も繻い利点がある。
むため極めて安定しCいる。更に金属塩濃度も低いこと
から紡糸性も繻い利点がある。
以下に実施例を示して本発明を史に説明する。
実施例1
紡糸原液は、酪化1jl:52チでル合uctsoの酢
酸セルロース77%と直置* 300のポリメチルメタ
クリレート20噛と硝化肢自、5チで重合度taOの硝
酸セル口・ス3チとの3成分系組成物165部を用いて
紡糸原液を作脱しに0溶剤としてアセトン370部、非
溶剤としてメタノール140部、カプロラクトン300
部、起孔剤とし【塩化カルシウムを加えた混合物に上記
重合体を溶解した。
酸セルロース77%と直置* 300のポリメチルメタ
クリレート20噛と硝化肢自、5チで重合度taOの硝
酸セル口・ス3チとの3成分系組成物165部を用いて
紡糸原液を作脱しに0溶剤としてアセトン370部、非
溶剤としてメタノール140部、カプロラクトン300
部、起孔剤とし【塩化カルシウムを加えた混合物に上記
重合体を溶解した。
なお、この際の塩化カルシウムのatを紡糸原液に対し
5%Cso部)、&59G(35部)、1s−(25部
)、(L8%(8部)K変化して(この場合、溶剤混合
物を上記比率で変化し、全体でaxslとした)、中空
糸の空孔の大きさ、限外濾過性能、血漿分離能溶龜性を
一定した。
5%Cso部)、&59G(35部)、1s−(25部
)、(L8%(8部)K変化して(この場合、溶剤混合
物を上記比率で変化し、全体でaxslとした)、中空
糸の空孔の大きさ、限外濾過性能、血漿分離能溶龜性を
一定した。
紡糸は環状紡糸ノズルより上記原液を吐出し。
水/メタノール(1:1)O紡糸浴に導(と同時に、中
空糸内側にコア剤として水/メタノール/グリ竜リン(
1ashl)の液を吐出して紡糸し。
空糸内側にコア剤として水/メタノール/グリ竜リン(
1ashl)の液を吐出して紡糸し。
洗浄後&Set/―で巻取った。得られ友中空糸は内径
350μで膜厚80μのものであった。結縦な第1表に
示し丸。
350μで膜厚80μのものであった。結縦な第1表に
示し丸。
Ml 表
第1!に示す様に、塩化カルシウム濃度がAs囁以上又
FiJチ以下では血漿分離能又は溶血性の何れかが満足
できないものとなることが認められる。
FiJチ以下では血漿分離能又は溶血性の何れかが満足
できないものとなることが認められる。
実施例2
紡糸原液は酢化度52%で重合度IJIIOの#虐セル
ロース80部と重合皺500のポリメチルメタクリレー
ト17部と硝化度11.5%で重合度160 o@酸セ
ルU−23部との3成分系組成物において重合体鐘度を
1fLbチとなるように紡糸原液を作製した。
ロース80部と重合皺500のポリメチルメタクリレー
ト17部と硝化度11.5%で重合度160 o@酸セ
ルU−23部との3成分系組成物において重合体鐘度を
1fLbチとなるように紡糸原液を作製した。
溶剤はアセトン31%、非溶剤社メタノール14チ、シ
クロへ中サノール30g&、塩化マグネシクム−2−5
憾の標準混合物に上記真合体をsmしえ。
クロへ中サノール30g&、塩化マグネシクム−2−5
憾の標準混合物に上記真合体をsmしえ。
塩化÷グネシウムの貴度を表5%、&6チ、b]及びa
8饅に変化した。この場合、#IM混合物を上記の比率
で変化し、全体を816%とした。紡糸は実施例1と全
く同様に行った。
8饅に変化した。この場合、#IM混合物を上記の比率
で変化し、全体を816%とした。紡糸は実施例1と全
く同様に行った。
第 2 表
1m化マグネ7ウムの場合においても、15%以上のl
I&では溶血性が悪化し、また3%未満では血漿分離能
が低下することが認められ喪。
I&では溶血性が悪化し、また3%未満では血漿分離能
が低下することが認められ喪。
Claims (1)
- 酢酸セルロース、メタクリル酸エステル菖合体又社その
共重合体、及び硝酸セルロースからなる3成分を溶剤及
び非溶剤の混合物に溶解し、爽に塩類を加えて紡糸原液
に占める2愉の金属塩の一度が1〜3重量慢となるよう
に調整し、該紡糸原液を紡糸して中空糸膜な得る仁とか
らなる血漿分離用中空糸の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16196581A JPS5865170A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 血漿分離用中空糸の製造方法 |
DE8282302529T DE3276853D1 (en) | 1981-05-19 | 1982-05-18 | Porous membrane |
EP82302529A EP0066408B1 (en) | 1981-05-19 | 1982-05-18 | Porous membrane |
US06/379,698 US4459210A (en) | 1981-05-19 | 1982-05-19 | Porous membrane |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16196581A JPS5865170A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 血漿分離用中空糸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865170A true JPS5865170A (ja) | 1983-04-18 |
JPS6353849B2 JPS6353849B2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=15745433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16196581A Granted JPS5865170A (ja) | 1981-05-19 | 1981-10-13 | 血漿分離用中空糸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865170A (ja) |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP16196581A patent/JPS5865170A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353849B2 (ja) | 1988-10-25 |
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