JP4659166B2 - 製膜原液及びエチレン−ビニルアルコール系重合体膜の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エチレン−ビニルアルコール(以下、「EVA」と称する。)膜用の製造方法に関する。さらに詳しくは、β2−ミクログロブリン(以下、「β2−MG」と称する。)等の中分子量物質の透過性に優れたEVA系重合体中空糸膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
EVA系重合体膜は適度な透水性を有し、生体適合性、化学的安定性に優れ、溶出物が非常に少ないことから広く医療用途に実用化されている。例えば、人工臓器の分野では血液透析膜、血漿成分分離膜をその代表として挙げることができる。かかるEVA系重合体膜の製造技術に関しては、特公昭55−22563号、特公昭56−1122号、特公昭56−24563号、特公昭56−25163号、特公昭57−365号、特開平5−42208号、特開平5−293344号、特開平7−255837号、特開平9−225274号等の多くの出願がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、人工腎臓用の均質な構造のEVA重合体膜を得るためには、EVA系重合体樹脂をジメチルスルホキシド(DMSO)等の適当な有機溶媒に溶解して得た原液を、低温度の凝固浴中へ直接押し出して凝固させる方法が採られていた。このようにして得られた膜は適度な透水性と透過性を有するため、マイルドな透析に適していた。これに対し、EVA系重合体樹脂で透水性の高い膜を得るために、原液を高温の凝固浴中で凝固させると、空孔率の高い膜が得られるが、有用な蛋白質であるアルブミンの透過率が高くなる欠点がある。このような欠点を改良し、アルブミンの透過が少なく空孔率の高い膜を得る手段として、注入液および凝固液に塩水溶液を利用する方法がある。しかし、この方法では凝固液の回収に塩処理工程を組み込む必要があり、製造プロセスが複雑になる欠点があった。
【0004】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、塩等を利用することなく、空孔率が高く、高温で凝固させてもアルブミン等の透過の少ないEVA系重合体中空糸膜を製造するために有用な原液を使用したEVA系重合体中空糸膜の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明に用いる製膜原液は、エチレン−ビニルアルコール系重合体樹脂、有機溶媒及び添加剤よりなり、高温で透明な状態の原液の温度を下げた時に、白濁ゾル領域を持つものである。ここで、「高温」とは、EVA系樹脂を溶解する時の温度域を意味する。具体的には、80〜100℃の領域である。また、「白濁ゾル領域」とは、得られた原液の一部を試験管に20ml取り、恒温槽に入れて90℃より毎分1℃で温度を下げていき、原液が白濁する点を求め、ついで温度を下げながら、試験管を傾けて流動性が無くなる点を求め、この間の領域を白濁ゾル領域と定義したものである。
【0006】
上記の製膜原液を用いてEVA系重合体中空糸膜を製造する際には、該製膜原液を環状ノズルを使用して凝固浴中へ直接押し出す湿式紡糸法において、流動状態の原液が白濁する温度をT1で、紡糸の凝固温度をTaでそれぞれ表すとき、15℃≦Ta<T1を満足する条件で、該環状ノズルの内部注入液として水を注入しながら紡糸すれば良い。
【0007】
本発明に用いる製膜原液は、EVA系重合体樹脂、有機溶媒及び添加剤の3元系よりなる原液であって、高温で透明な状態の原液の温度を下げた時、ゲル化(原液の流動性が無くなる状態)前に白濁ゾル領域を持つ原液である。人工腎臓用のEVA系重合体膜を湿式で紡糸する場合、透明な原液を低温の凝固浴へ押し出し、凝固させて均質な膜を得ている。この場合、ゲル化と脱溶媒とは同時に進行すると考えられる。しかし、本発明の原液は白濁ゾル領域を持つため、ノズルから凝固浴へ押し出される直前、または押し出された直後に膜内部に微少な相分離状態(白濁ゾル)が起こってから、凝固浴中で脱溶媒して膜構造が完成される。このようにして膜構造が形成されるため、凝固液と接した面には緻密層が形成され、また内部には相分離によるポーラスな構造が形成される。この様な膜構造のために、緻密層によりアルブミンの透過が抑制されるが、内部はポーラスな構造のため、空孔率が高く、低・中分子量物質の拡散透過性は高くなる。従って、凝固液の凝固性を調整することで緻密層の構造を調整できるのでアルブミンの損失を最小限にしながら、中分子量物質の透過を最大にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるEVA系重合体には、ランダム、ブロック、グラフト共重合体がいずれも含まれる。本発明では、重合度800以上、エチレン含有率10〜60モル%、ケン化度95モル%以上のEVA系共重合体が好ましく使用される。かかるEVA系共重合体としては、例えば、メタクリル酸、ビニルクロライド、メチルメタクリレート、アクリロニトリル等の共重合可能な重合性単量体が15モル%以下の範囲内で共重合されているものでも良い。
【0009】
EVA系重合体を溶解する有機溶媒としては、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,Nジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、N−メチルモルホリン−N−オキシド(NMMO)等、あるいはこれらを成分とする混合溶媒を挙げることができる。中分子量物質の透過に優れる血液処理膜を得るためには、前記重合体に対して溶解性が特に高く製膜条件の制御がしやすい上、膜内に毒性の強い物質が残る心配のないDMSOが有機溶媒として最も望ましい。
【0010】
上記の溶媒にEVA系重合体を溶解するにあたって、原液中のEVA系重合体の濃度は5〜50重量%の範囲が好ましく、10〜30重量%の範囲がより好ましい。この範囲を超えて低濃度であり過ぎると、製膜後の膜強度が弱くなり、逆に高濃度であり過ぎると、粘度が高くなって製膜しにくくなるので好ましくない。
【0011】
本発明の原液に使用される添加剤は溶媒には溶けるが、EVA系重合体樹脂と相溶性の低い液体、固体等である。例えば、水の他、メタノール、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ポリエチレングリコール、キトサン、キチン、デキストラン等の高分子類を挙げることができる。中でもコスト、揮発性、毒性、排水処理の心配のない水を用いることが好適である。
【0012】
本発明において添加剤は、透明な原液が低温度の原液によって冷やされて直接ゲル化するのを防ぐために使用されるとともに、白濁ゾルの温度範囲を調整する目的で添加される。添加剤の種類と量は白濁ゾルの温度範囲に影響するので重要な因子であり、添加する量は原液に対して1〜40重量%の範囲が好ましく、5〜30重量%の範囲がより好ましい。この範囲を超えて添加剤が少な過ぎると、効果が弱く、白濁相分離しないままゲル化したり、白濁温度範囲が狭くポーラス構造を充分に発達できないので好ましくない。逆に添加剤が多過ぎると、有機溶剤混合液がEVA系樹脂を溶解できなくなるので好ましくない。
【0013】
製膜原液の溶解温度と保管温度とは通常0〜120℃、好ましくは50〜90℃の範囲が良い。これより高温ではEVA系重合体が分解あるいは変質する恐れがあり、これより低温では原液がゲル化したり、原液粘度が高くなりすぎて製膜が困難であるので好ましくない。
【0014】
凝固浴に用いる凝固液としては、上記溶媒と混和性があり、かつEVA系重合体を凝固させる作用を有するものであれば特に制限はない。通常、水性の媒体が使用される。かかる凝固液としては例えば、DMSO、DMAc、NMP、DMF、アルコール等の水に可溶性の有機溶媒と水との混合物を挙げることができる。中でも原液と同じDMSOと水とを混合した凝固液が最も好ましい。
【0015】
上記の製膜原液は、ノズルより凝固浴中に紡出され、中空糸膜として形成される。製膜原液の紡出に当たっては、環状ノズルを使用して中空糸状に紡出する。かかる中空糸膜としては通常、外径40〜3000μm、膜厚10〜1000μm程度のものが使用される。
【0016】
環状ノズルを使用して中空糸を製膜する場合には、ノズルから紡出された製膜原液の形状を中空糸に保持する目的で、ノズルの内部に、水といった製膜原液に対して凝固性を有する液体を使用する。該凝固性液体を使用すると膜の内表面に緻密相が形成され、膜の内側と外側に緻密相を持った構造の膜となる。
【0017】
凝固液及び注入液の凝固性は得られる膜の表面構造に影響を与える。凝固性の強い液体を使用するほど、膜の表面には細かな緻密層が形成され易く、また逆に凝固性の低い液体を使用するほど膜の表面に大きな孔径を有する膜構造となる。
このように凝固液及び注入液の凝固性を調整することで得られる膜の表面構造を制御することができ、β2−MG等の中分子量物質の透過性をコントロールすることができる。
【0018】
EVA系重合体中空糸膜を製造する際には、凝固完了後、湿熱処理が行われる。本発明のEVA系重合体中空糸膜の製造方法における湿熱処理温度は、40〜80℃の範囲が好ましく、55〜70℃の範囲がより好ましい。湿熱処理時間が不十分な場合、後工程における工程通過性が損なわれ、乾燥後の寸法及び性能の保存安定性が低下することがある。また、湿熱処理が過剰であった場合、膜構造に変化が生じ本発明の目的とする充分な性能が得られないことがある。湿熱処理は、通常、水洗を兼ねて温熱水中に中空糸を通過させるという方法により行われるが、湿熱処理と水洗とは必ずしも同時に行われる必要はなく、飽和水蒸気雰囲気中に中空糸を通過させて湿熱処理を行った後、必要な水洗を行うことも可能であるし、逆に水洗後湿熱処理を行うことも可能である。しかしながら、連続工程における工程簡略化という点からは、湿熱処理と水洗とを同時に行うことが好ましい。
【0019】
湿潤状態の膜は水混和性揮発性有機溶媒に浸漬され、膜の表面あるいは内部に存在する水を置換した後、常圧ないし減圧にて乾燥される。この場合の有機溶媒としては、炭素数1〜5の低級脂肪族アルコールまたはケトンが好ましく、例えばメタノール、エタノール、アミルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等が用いられる。中でもアセトンが特に好ましい。乾燥は、常圧ないし減圧下で行われるが、その温度は55℃以下が好ましく、50℃以下がより好ましい。また、水蒸気圧は20mmHg以下が好ましく、10mmHg以下がより好ましい。このような条件下で溶媒置換及び乾燥を行うことにより、湿潤時の性能を維持したまま乾燥を行うことが出来る。
【0020】
乾燥された中空糸膜は、主に寸法及び性能の保存安定性の向上を目的として、乾熱処理が行われる。乾熱処理温度としては、40〜70℃が好ましく、55〜65℃がより好ましい。これ以上の乾熱処理温度では膜構造に変化が生じて性能が低下することがある。これ以下の乾熱処理温度では充分な熱固定が出来ず、経時的に収縮が進行し、膜の性能に変化をきたすことがある。乾熱処理雰囲気下の水蒸気圧は60mmHg以下であり、これ以上ではEVA系重合体中空糸膜への水分子の吸着が起こり、乾熱処理後室温雰囲気下へ放出した際に、この水分子の脱離にともなって膜構造に変化が生じて性能が低下することがある。
【0021】
このようにして得られたEVA系重合体中空糸膜は乾燥状態における寸法安定性に優れ、経時的変化が非常に少ないので、保存に有利である。また、乾燥させているため輸送等にも便利である。乾燥したEVA系重合体中空糸膜は使用前に水または生理食塩水で再湿潤させることにより乾燥前の性能を再現することができる。
【0022】
【実施例】
(実施例1)
エチレン含量32モル%、重合度1500、ケン化度99モル%のEVA重合体樹脂17重量%、DMSO73重量%及び水10重量%を90℃で加熱溶解して製膜原液を得た。本原液を使用し、二重管ノズルを用いて、内部注入液として水を注入しつつ、15℃で20重量%のDMSO水溶液中へ直接押し出し、凝固させた。以下、常法に従い、水洗、湿熱延伸、乾燥及び乾熱処理を行い、乾燥中空糸膜を得た。本中空糸膜を1.5m2のモジュールに組み込んで、ダイアライザー性能評価基準に従って牛血漿を用いて透水性と、QB=200ml/min、QD=500ml/min、QF=15ml/min条件下での尿素クリアランス、β2−MGのクリアランス及びアルブミンの阻止率とを求めた。その結果を表1及び表2に示した。
【0023】
(実施例2、比較例1〜2)
表1に示す条件に変更した以外は実施例1と同様にしてEVA系重合体膜を得、膜の性能を測定した。その結果を表2に示した。
【0024】
【表1】
【表2】
【0025】
【発明の効果】
本発明によるEVA系重合体膜は、特定の温度領域で白濁ゾル域を持つ原液を使用していることで、凝固直前に膜内部に微少な相分離構造を生じ、ポーラスな構造となって、空孔率が高く、拡散透過性の高い膜となる。また、凝固液と直接接する表面には緻密層が形成されるので、アルブミン透過の少ない膜となる。従って、本発明の原液は血液透析用の分離膜を得るために有用なものである。
Claims (1)
- エチレン−ビニルアルコール系重合体樹脂、有機溶媒及び添加剤よりなる製膜原液であって、高温で透明な状態の原液の温度を下げた時に、白濁ゾル領域を持つ製膜原液を用い、該製膜原液を高温で透明な状態で環状ノズルを使用して凝固浴中へ直接押し出す湿式紡糸に際し、流動状態の原液の温度を下げていった場合、原液が白濁する温度をT1で、紡糸の凝固温度をTaでそれぞれ表すとき、
15℃≦Ta<T1
を満足する条件で、該環状ノズルの内部注入液として水を注入しながら紡糸するエチレン−ビニルアルコール系重合体中空糸膜の製造方法。
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