JPS5865038A - 織機のキヤツチ機構における横糸插入投射体の案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、織機のキャッチ機構における横糸挿入投射体
の案内装置であって、咳キャッチ機構内に到着した該投
射体を戻し送り装置内へと案内す゛るための曲線状チャ
ンネルを備え、そして更に該チャンネルの端部に、枢動
自在な掛止爪、及び該掛止爪を外方へ枢動させながら該
投射体を１度に１個ずつ逐次に射出するよう直線状案内
の中で案内されて該曲線状チャンネルの中へ挿入できる
射出器な備える案内装置に関する。

上記のような種類（ｇｐ−ｏｓｏｏ　　１９　６４８）
の′従来の案内装置では、その曲線状チャンネルとこれ
を形成する部品が投射味の通過にとって最適な形状に作
られていない。従って曲線状チャンネルの壁、射出器、
及び掛止爪が比較的短時間の内に容易に摩耗する。

本発明の目的は、主として案内チャンネルとこれを形成
する全ての部品、及びその案内チャンネル内での案内に
関与する要素、例えば掛止爪とこれの装架体の形状が、
案内装置内での投射体、の案内に支障をきたすことがな
いようにその案内装置を設計することにある。

本発明は、掛止位置にある掛止爪に対して投射体が尚た
るとき投射体がこれの射出方向に平行な位置を取れるよ
うにする如き形状の凹部な曲線状チャンネルの外側壁に
備えることによって構成される。射出器で射出される直
前の投射体の特別な位置により、射出器は比較的広い衝
撃面で投射体の対応する面に対し当って射出を行うこと
ができる。投射体は射出方向に位置決めされ、そして比
較５：的広い衝撃面が当たるので、それら面に掛かる単
位圧力は小さいものになる。従って各部品に対し大きな
力が掛からないから、摩耗は緩くなる。

更に、投射体が曲線状チャンネルの中に在って射出方向
に対し傾斜位置にあるときに射出器が当たり、トルクを
加えられることがなくなる。これによってもまた各部品
の寿命がより長くされるのである。

本発明の更に他の特徴が、添付図面と関連して以下に続
ける実施例の説明から明らかになろう。

織機のキャッチ機構１のハウジング内で、全体的に番号
３で示される射出器３が直線状案内２の中で矢印４゛の
ように上下に動く。射出器３は５においてピットマン６
と枢着される。このピットマンにはＴにおいて駆動レバ
ー９が枢着され、この駆動レバーは固定枢架点８周りで
枢動できる。射出器３の下趨部には、例えばゴムのよう
な弾性フートピース１６が取付ゆられる。

ライン２１に沿った各横糸挿入ごとに、グリッパ投射体
２２がキャッチ機構１内に入ってきて、ここ匁制動され
る。キャッチ機構の曲線状チャンネル２３内には幾つか
の投射体２２が収容され、これら投射体は逐次に矢印２
４のように案内され（それと同時に第１図と第２図で左
方向への遠心力を受ケるン、ローラチェーン２５を幾つ
かのドライバ２６とで構成される戻し送り゛装置２０へ
送られていく。最前部の投射体２２５Ｌは、チャンネル
２３の端部８３に設けられる掛止爪２８によって保持さ
れる。この爪２８は固定軸２−９周りで枢動できる（矢
印３１）。

特に第３図に詳細に示されるように、曲線状チャンネル
２３はこれの外側壁２３ａに、全体的に番号５１で示さ
れる凹部を備える。外側壁２３ａはほぼ５２の点から左
方向へ直線状に延び、投射体２２ａの斜面５３と同じ傾
斜の限定１１５４＆形成する。凹部５１は５５にエツジ
を有する。このエツジから外側面２３ａは５６で示され
るように垂直になる。この垂直面５６は投射体２２ａの
垂直壁５Ｔに対応する。凹部５１の形状は、最前部投射
体２°２ａが、第３図の左方向に働く遠心力の作用と、
次に続く投射体２２の同じく左方向に慟〈押し力の作用
とによって、第３図に示される垂直位置を取れるよう゛
なものにされる。即ち投射体２２ａは直立し、第３図の
左上部の部分８５が凹部５１の中に納まる。好適には凹
部５１の２つの限定面５４と５６は、その形状、位置、
及びエツジ５５における角度が、投射体２２ａの対応す
る壁５３．５７と可及的に正確に合致する。ようなもの
にされる。

爪２８は、これが支持する垂直直立投射体２２ａの傾斜
壁５９と同じ傾斜のベベル５８を有する。

各横糸挿入の後、射出器３は射出方向に矢印４で示され
る如く直線状に下方向へ動かされる。７−トピース１６
は底が水平面６１になっており、この水平底面の右側区
域６１ａが投射体２２ａの対応する水面壁６２を打つ。

射出器が更に下方へ動くと、投射体２２ａは矢印４０（
第３図）Ｋ沿って下方向へ押される。このとき爪２８は
第２図の２８＆の位置へ枢動させられる。この枢動は、
爪２８と軸２９との間に挿入されてこれら２部品２８．
２９に加硫固着される弾性グツジュロ３のばね作用に抗
して行われる。このばね作用によってブツシュ６３は爪
２８を第１図の位置へ戻すよように枢動させる。

第６図には、比較のために、従来の案内装置の投射体の
位置２２１）を鎖線で示している。従来の設計ではテヤ
ンネ−２３の外側壁が区域６５に石いて曲線状になって
いるため、第３図の投射体２２ｂは垂直位置を取ること
ができない。従って射出器３は６６に示されるような線
状接触で投射体２２ｂを打撃することになり、このため
部品１６と２２１）は比較的早く摩耗する。

また第６図は、従来の設計による爪２８ｂの形状を鎖線
で示している。この従来の爪２８ｂの支承面６８は、こ
れに保持される投射体２２ｂの傾斜壁６９と同じ傾斜を
もっていない。この結果部品２２ｂと２８ｂとは７１の
ように線状接触する。

このことによってもまた、従来技術の構造では爪及び投
射体の摩耗が大きくされるのである。

更に従来の実施態様では、射出器３が点６６の所に当た
ると、投射体２２ｋｌに、支承点７１を中心とする矢印
７２のようなトルクが掛かる。このため投射体２２ｂは
曲線状チャンネル２３の内側壁２３ｂに対して望ましく
ない圧力を加える。第６図に実線で示される本発明によ
る部品の形状によれば、射出時の投射体２２ａに対しト
ルクが掛かることはない。− 加減固着されるブツシュ６３によって爪２８の弾性支持
が作られる。これによって、％に第４図に明瞭に示され
る爪２８の２つの下部掛止肩部３０は誤差なしに等しく
投射体２２ａに対して押付けられる。このことは第２図
に示される射出器において特に重要である。それによっ
て投射体２２ａはこれの前端部と後端部とが均等に爪２
８によって保持されるのである。投射体２２ａは第２図
に示されるように摺動していく間、爪２８の２つの肩部
３０から同じ押圧力を受ける。こうして投射体は第４図
に破線で示される水平位置２２Ｃで戻し送り装置２０内
へ落される。

比較のために第７図と第８図に従来の実施態様を示すが
、この望ましくない構造では投射体が２２ｄで示される
ように傾斜した位置で送られることがあり得る。この従
来の構造では、爪２８が軸２９上の滑合軸受７２上に装
架され、セしてばね作用を作るのにばね３２が使用され
るので、第２図の射−比相において、投射体２２ａの前
部の挿入スロットＳと後部の挿入スロツ）Ｔとの間に差
Ｒ（第８図）のできることがある。これが第７図の投射
体の傾斜位置２２ｄを生むのである。これは各部品を最
小の誤差４で精密に加工した場合でも避けられない。

第１図から′第６図までに示される本発明の実施例にお
いて、爪２８はこれの中心に設ゆられる単一のストップ
ねじ７５を備える。このストップねじは第１図と第５図
の位置において、キャッチ機構ハクゾング１内の射出器
３の案内壁２を形成する、全体的に番号１０で指示され
るＵ形プレートの底部ウニデフ６に対して当たる。爪２
８の中心にストップ７５を設けることにより、例えば、
爪２８が両端部にストップねじ７５ａを備える第７図と
第８図の従来の設計よりも、各部品の許容誤差をより広
く取ることができる。

第９図と第１０図の実施態様において、爪２８０２つの
肩部３０が”支持７７上に備えられ、この支持は滑合軸
受７８によって爪の垂直軸７９上で回転できる。爪２８
は遊び無しに滑合軸受７２上に装架され、そしてばね３
２の作用を受ける。この場合、軸受ダッシュ６３に和尚
するダッシュは省かれる。

この実施例では支持７７が自由に枢動できるので、部品
の誤差が比較的大・きくても、投射体２２ａの前部と後
部とにおける２つの挿入スロツ）Ｓ、Ｔは同じになり、
そこで投射体は水平な位置２２ｃで戻し送り装置の中へ
押入れられる。こうして従来の設計におけるような第７
図の傾斜位置２２ｄになるのな避けることができる。

変化形として、曲線状チャンネル２３の内側壁が第６図
の破線２３ｃで示されるように形成される。凹部５１も
また例えば５５の個所を多少丸くしてもよい。これは特
に投射体２２ａが同様な丸味をもった形状である場合上
つされる。必要であれば投射体の位置２２ａは垂直位置
か゛ら少しく外れてもよいが、しか゛しこの逸脱はいず
れにしても、射出器３がこれの７−トピース１６によっ
て投射体に接触区域内で当たり、トルク７２を牢するこ
となく効果的な打撃を行うことができる範囲内でなくて
はならない。軸受プッシュ６３が加硫固着によって部品
２８．２９と結合されない場合、それは単に弾性支持と
してのみ働く。即ち保持すべき投射体２２ａに対し爪２
８の自動、調心な行わせるだけである。この場せには爪
にばね作用を与えるためのばね３２を備えなければなら
ない。

投射体２２が、第１図−第３図に示される多角形とは異
なる断面形状１、例えば２つの短辺が丸められているよ
うな断面形状を有する場合、凹部５１は好適にその断面
プロフィルに適合するような形状にされる。即ち例えば
ｊｇ３図に２点鎖線５１ａで示されるような形状にされ
よう。

また爪２８の支承面５８も好適に投射体２２のゾｏフィ
ルに適合する形状にされ、部品５８と、５９との間に爾
接触を行わせる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による織機のキャッチ機構の案内装置の
垂直断面図、 第２図は第１図の諸部品の異なる位置を示す図面、 第３図は第１図の拡大詳細図、 第４図は第１図の矢印Ａ方向の正面図、第５図は第４図
の■−■線による断面図、第６図は第４図の■−■線に
よる断面図、第７図は比較のために示す第４図に対応す
る従来装置の正面図、 第８図は第７図の矢印Ｂ方向の上面図、第９図は変化形
実施例の第１図に対応する断面図、 第１０図は第９図の矢印Ｃ方向の主要部品の上面図であ
る。 １・・・織機キャッチ機構、２・・・射出量案内、３・
・・投射体射出器、２０・・・戻し送り装置、２２・・
・横糸挿入投射体、２３・・・曲線状チャンネル、２８
・・・掛止爪、２９・・・掛止爪枢軸、３０・・・掛止
肩部；５１・・・チャンネル凹部、５８・・・掛止爪支
承面、６３・・・可撓性軸受ブツシュ、７５・・・スト
ップ、Ｔ７・・・掛止肩部支持、７８・・・垂直軸、８
３・・・チャンネル端部。 代理人　　浅　村　　皓 外４名 Ｆｉｇ、６ Ｆｉｇ、８ ３υ Ｆｉｇ、１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｆｌＪ　　織機のキャッチ機構（１）における横糸挿入
   投射体（２２）の案内装置であって、該キャッチ機！（
   １）内に到着した該投射体（２２）を戻し送り装置（２
   ０）内へと案内するための曲線状チャンネル（２３）を
   備え、そして更に該チャンネルの端部（８３）に、枢動
   自在な掛止爪（２８）、及び該掛止爪（２Ｂ）を外方へ
   枢動させながら該投射体（２２）を１度に１１ＷＡずつ
   逐次に射出するよう直線状案内（２）の中で案内されて
   数曲線状チャンネル（２３）の中へ挿入できる射出器（
   ３）を備える案内装置において、該投射体（２２）が該
   掛止爪（２８）に対して当たるとき咳投射体（２２）が
   これの射出方向（矢印（４０））に平行な位置（２２ａ
   ）＆取れるようにする如き形状の凹部（５１）を該曲線
   状チャンネル（２３）の外側壁（２３ａ）が備えること
   な特徴とする案内装置。 （２、特許請求の範囲第１項の案内装置において、該投
   射体（２２）をこれの射出方向（矢印（４０））に平行
   な位置（２２ａ）に保持するよう蚊投射体（２２）に合
   致する支承面（５８）を線掛止爪（２８）が有すること
   を特徴とする案内装置。 （３）特許請求の範囲第１項または第２項の案内装置に
   おいて、保持される咳投射体（２２ａ）の通路内に突出
   する少なくとも１つの掛止肩部（３０）を該掛止爪（２
   ８）が備え、そして好適には加硫固着される可撓性軸受
   プッシュ（６３）を介在して該キャッチ機構（１）内に
   該掛止爪（２８ンが装架されることを特徴とする参内装
   置。 （４）特許請求の範囲前記任意１項の案内装置において
   、掛止位置にあって紋キャッチ機構ハウジング（７６）
   に対して尚たる単一の中心ストップ（７５）、例えば可
   調節ストップねじを該掛止爪（２Ｂ）が有するこ、とを
   特徴とする案内装置。 （５）特許請求の範囲前記任意１項の案内装置において
   、保持される該投射体（２２ａ）の通路内に突出する該
   掛止肩部（３０）が、該掛止爪（２８）の枢軸（２９）
   に直角な軸（７９）周りで枢動できるよ、うに線掛止爪
   （２８）に備えられる支持（７７）上に設置されること
   を特徴とする案内装置。