JPS586454B2 - テルペン樹脂を含有する非粘着性チユ−インガム - Google Patents
テルペン樹脂を含有する非粘着性チユ−インガムInfo
- Publication number
- JPS586454B2 JPS586454B2 JP53090010A JP9001078A JPS586454B2 JP S586454 B2 JPS586454 B2 JP S586454B2 JP 53090010 A JP53090010 A JP 53090010A JP 9001078 A JP9001078 A JP 9001078A JP S586454 B2 JPS586454 B2 JP S586454B2
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- JP
- Japan
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- chewing gum
- wax
- terpene resin
- stick
- synthetic terpene
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、合成テルペン樹脂を含有する非粘着性チュー
インガム、さらに詳しくは合成テルペン樹脂とワックス
とが共存する非粘着性チューインガムに関するものであ
る。
インガム、さらに詳しくは合成テルペン樹脂とワックス
とが共存する非粘着性チューインガムに関するものであ
る。
チューインガムベースの原料としてエステルガムを使用
していたチューインガム生産の初期には義歯のみならず
天然歯に対してもチューインガムが極度に粘着するとい
う問題があった。
していたチューインガム生産の初期には義歯のみならず
天然歯に対してもチューインガムが極度に粘着するとい
う問題があった。
この問題を解決すべくモノグリセライドを添加するなど
の改良がなされ、その結果天然歯に対しては粘着性が防
止されるに致ったが、義歯に対しては依然として粘着性
の問題が残された。
の改良がなされ、その結果天然歯に対しては粘着性が防
止されるに致ったが、義歯に対しては依然として粘着性
の問題が残された。
その后、チューインガムベースの原料として天然樹脂が
使用されるようになった結果、この義歯に対する粘着性
の問題が更に顕著となり、義歯を有する人はチューイン
ガムを楽しむことが困難にさえなった。
使用されるようになった結果、この義歯に対する粘着性
の問題が更に顕著となり、義歯を有する人はチューイン
ガムを楽しむことが困難にさえなった。
そこでこの問題を解決するため、従来、種々の研究がな
され、たとえばタンニン酸を添加する方法(特公昭47
−15732号、同48−6789号および同48−1
9949号)、硬化油すなわち水素化された植物性もし
くは動物性油脂を利用する方法(特開昭51−1215
60号)、ジメナルポリシロキサンを添加する方法(米
国特許第2,761,782号、特公昭45−14,1
11号および同45−32225号)、ワックスと脂肪
とを共用する方法(特公昭38−16729号および米
国特許第3974293号)、或いは義歯をアルカリ処
理してチューインガムの粘着を抑制する方法(米国特許
第2912758号)など種々な方策が提案された。
され、たとえばタンニン酸を添加する方法(特公昭47
−15732号、同48−6789号および同48−1
9949号)、硬化油すなわち水素化された植物性もし
くは動物性油脂を利用する方法(特開昭51−1215
60号)、ジメナルポリシロキサンを添加する方法(米
国特許第2,761,782号、特公昭45−14,1
11号および同45−32225号)、ワックスと脂肪
とを共用する方法(特公昭38−16729号および米
国特許第3974293号)、或いは義歯をアルカリ処
理してチューインガムの粘着を抑制する方法(米国特許
第2912758号)など種々な方策が提案された。
これらの方法は義歯に対するチューインガムの粘着性を
かなり改善したと云えるが、いずれもそれぞれの問題点
を残し、たとえばタンニン酸を添加する方法においては
チューインガムに渋味が残りまた製造コストが高くつく
などの諸問題が残されたままである。
かなり改善したと云えるが、いずれもそれぞれの問題点
を残し、たとえばタンニン酸を添加する方法においては
チューインガムに渋味が残りまた製造コストが高くつく
などの諸問題が残されたままである。
一方、米国リグレー社はフリーデントと称する義歯付き
のないチューインガムを製造販売し始めたが、その解決
策は天然樹脂−エステルガムという義歯付きの原因とな
る原料の使用を回避した点にある。
のないチューインガムを製造販売し始めたが、その解決
策は天然樹脂−エステルガムという義歯付きの原因とな
る原料の使用を回避した点にある。
従って、このチューインガムは天然樹脂−エステルガム
を使用する従来のチューインガムに比して感触および味
覚の面で劣ると云われる。
を使用する従来のチューインガムに比して感触および味
覚の面で劣ると云われる。
かくして、長期にわたり多くの研究がなされたにも拘ら
ず、天然樹脂一エステルガムを含有するチューインガム
に対して完全に満足できる義歯付き防止策はこれまで得
られていないと云える。
ず、天然樹脂一エステルガムを含有するチューインガム
に対して完全に満足できる義歯付き防止策はこれまで得
られていないと云える。
そこで、本発明者は鋭意研究を重ねた結朱、テルペン炭
化水素類の重合物すなわち合成テルペン樹脂をワックス
と併用し、これらの適量を通常の天然樹脂一合成樹脂を
主体とするチューインガムベース中に配合するならば、
義歯付き防止効果が達成されると共に味および感触の面
においても優れたチューインガムが得られることを突き
止めた。
化水素類の重合物すなわち合成テルペン樹脂をワックス
と併用し、これらの適量を通常の天然樹脂一合成樹脂を
主体とするチューインガムベース中に配合するならば、
義歯付き防止効果が達成されると共に味および感触の面
においても優れたチューインガムが得られることを突き
止めた。
従って、本発明の一般的な目的は合成テルペン樹脂とワ
ックスとを配合した、義歯付き防止性を有しかつ味およ
び感触面で優れた非粘着性チューインガムを提供するに
ある。
ックスとを配合した、義歯付き防止性を有しかつ味およ
び感触面で優れた非粘着性チューインガムを提供するに
ある。
本発明の主たる目的は、酢酸ビニル樹脂、天然樹脂、ポ
リイソブチレン、炭酸カルシウムなど通1常のチューイ
ンガムベース原料と、砂糖、水飴、軟化剤、香料など通
常のチューインガム添加剤との他ζこ、合成テルペン樹
脂とワックスとを共存せしめたことを特徴とする非粘着
性チューインガムを提供するこある。
リイソブチレン、炭酸カルシウムなど通1常のチューイ
ンガムベース原料と、砂糖、水飴、軟化剤、香料など通
常のチューインガム添加剤との他ζこ、合成テルペン樹
脂とワックスとを共存せしめたことを特徴とする非粘着
性チューインガムを提供するこある。
本発明の非粘着性チューインガムに使用される合成テル
ペン樹脂は環状テルペン炭化水素数の重合により合成し
た平均分子量約800の樹脂状物であり、環状テルペン
炭化水素類としてはα−ピネン、β−ピネン、ジペンテ
ンおよびβ−フエフンドレンなどが挙げられる。
ペン樹脂は環状テルペン炭化水素数の重合により合成し
た平均分子量約800の樹脂状物であり、環状テルペン
炭化水素類としてはα−ピネン、β−ピネン、ジペンテ
ンおよびβ−フエフンドレンなどが挙げられる。
このもの自体およびその製造方法は公知であって、例え
ばその製造方法は溶媒トルエンと触媒無水塩化アルミニ
ウムを添加した反応釜に窒素ガス雰囲気下、攪拌しなが
ら原料環状テルペン炭化水素類を添加して重合させる。
ばその製造方法は溶媒トルエンと触媒無水塩化アルミニ
ウムを添加した反応釜に窒素ガス雰囲気下、攪拌しなが
ら原料環状テルペン炭化水素類を添加して重合させる。
重合完結後、触媒を水で分解し、充分水洗した反応物よ
り溶媒、不均化物、低分子量物を分留除去して目的の合
成テルペン樹脂を得る。
り溶媒、不均化物、低分子量物を分留除去して目的の合
成テルペン樹脂を得る。
また、合成テルペン樹脂と共存せしめるワックスとして
は、カノレナウバワックス、キャンデリラワックス、イ
ボタワックス、ビースワツクスライスワックス、パラフ
ィンワックスマイクロワックスなど任意の植物性、動物
性、鉱物性のものを使用できるが、好適には融点82±
2℃のマイクロワックスが使用される。
は、カノレナウバワックス、キャンデリラワックス、イ
ボタワックス、ビースワツクスライスワックス、パラフ
ィンワックスマイクロワックスなど任意の植物性、動物
性、鉱物性のものを使用できるが、好適には融点82±
2℃のマイクロワックスが使用される。
本発明の目的である非粘着性を達成するには、合成テル
ペン樹脂とワックスとを共存させることが必須であり、
合成テルペン樹脂対ワックスの割合は義歯付き防止効果
のみならず感触面lこも影響を及ぼし一般に合成テルペ
ン樹脂対ワックスの比は(30〜70)対(70〜30
)であるが、感触面を特に重要視する場合好適には約5
0:50である。
ペン樹脂とワックスとを共存させることが必須であり、
合成テルペン樹脂対ワックスの割合は義歯付き防止効果
のみならず感触面lこも影響を及ぼし一般に合成テルペ
ン樹脂対ワックスの比は(30〜70)対(70〜30
)であるが、感触面を特に重要視する場合好適には約5
0:50である。
また、非粘着性を達成すべくチューインガム中に配合す
る合成テルペン樹脂とワックスとの合計量はチューイン
ガム重量に対し5〜30重量%とすることができるが、
感触およびチューインガムの町塑性などを考慮して6〜
10重量%とするのが好適である。
る合成テルペン樹脂とワックスとの合計量はチューイン
ガム重量に対し5〜30重量%とすることができるが、
感触およびチューインガムの町塑性などを考慮して6〜
10重量%とするのが好適である。
本発明における上記の合成テルペン樹脂とワックスとの
共存による義歯付き防止効果は乳化剤の併用により促進
させることができる。
共存による義歯付き防止効果は乳化剤の併用により促進
させることができる。
乳化剤としてはそれ自体公知のモノ−、ジ−、トリ−グ
リセライドなどを使用することができ、その使用量は合
成テルペン樹脂とワックスとの合計量に対し1〜5重量
%の範囲であるが、これら三者を組成物として予め調製
する場合には合成テルペン樹脂対ワックス対乳化剤の比
を約50:50:3とするのが好適である。
リセライドなどを使用することができ、その使用量は合
成テルペン樹脂とワックスとの合計量に対し1〜5重量
%の範囲であるが、これら三者を組成物として予め調製
する場合には合成テルペン樹脂対ワックス対乳化剤の比
を約50:50:3とするのが好適である。
本発明の非粘着性チューインガムを得るには、合成テル
ペン樹脂とワックスとをたとえば下記1)〜3)の手順
によりチューインガムベース中に配合し、その后このチ
ューインガムベースを糖類水飴、軟化剤、香料、塩類、
酸類、ビタミン類、着色料など通常のチューインガム添
加剤と配合混練する。
ペン樹脂とワックスとをたとえば下記1)〜3)の手順
によりチューインガムベース中に配合し、その后このチ
ューインガムベースを糖類水飴、軟化剤、香料、塩類、
酸類、ビタミン類、着色料など通常のチューインガム添
加剤と配合混練する。
1)合成テルペン樹脂とワックスとのみからなる組成物
を予め調製し、次いでこれを他のベース原料と混練して
非粘着性チューインガムベースを得る。
を予め調製し、次いでこれを他のベース原料と混練して
非粘着性チューインガムベースを得る。
その后、このチューインガムベースを砂糖、軟化剤、香
料などのチューインガム添加剤と混練し非粘着性チュー
インガムを得る。
料などのチューインガム添加剤と混練し非粘着性チュー
インガムを得る。
2)合成テルペン樹脂とワックスとのみからなる組成物
を予め調製し、これとは別途に他のベース原料からなる
組成物を調製し、次いでこれらの両組成物を砂糖、水飴
、軟化剤、香料などチューインガム添加剤と一緒にミキ
サーにて混練し、非粘着性ナユーインガムを得る。
を予め調製し、これとは別途に他のベース原料からなる
組成物を調製し、次いでこれらの両組成物を砂糖、水飴
、軟化剤、香料などチューインガム添加剤と一緒にミキ
サーにて混練し、非粘着性ナユーインガムを得る。
3)合成テルペン樹脂を単独で所定量のワックスを包含
する他のガムベース原料と混練して非粘着性チューイン
ガムベースを調製し、次いでこのガムベースと通常のチ
ューインガム添加剤とを混練して非粘着性チューインガ
ムを得る。
する他のガムベース原料と混練して非粘着性チューイン
ガムベースを調製し、次いでこのガムベースと通常のチ
ューインガム添加剤とを混練して非粘着性チューインガ
ムを得る。
上記3種の方法のうち、合成テルペン樹脂の物理特性(
たとえば硬さ、脆さなど)混練の容易さとを考慮するな
らば、1)または2)の方法を推奨することができる。
たとえば硬さ、脆さなど)混練の容易さとを考慮するな
らば、1)または2)の方法を推奨することができる。
本発明によれば、合成テルペン樹脂とワックスの共存効
果により、酢酸ビニル樹脂などの合成樹脂、ナクル、ジ
エルトンなどの天然樹脂、或いはこれらとポリイソブチ
レンなど合成弾性重合体との混合物に対し、優れた非粘
着性すなわち歯付き防止性が発揮されるのみならず、従
来歯付き防止性を得るため犠牲にされていた味覚、感触
の面においても従来の天然樹脂−エステルカム系チュー
インガムに比較して遜色のない優れた非粘着性チューイ
ンガムが得られる。
果により、酢酸ビニル樹脂などの合成樹脂、ナクル、ジ
エルトンなどの天然樹脂、或いはこれらとポリイソブチ
レンなど合成弾性重合体との混合物に対し、優れた非粘
着性すなわち歯付き防止性が発揮されるのみならず、従
来歯付き防止性を得るため犠牲にされていた味覚、感触
の面においても従来の天然樹脂−エステルカム系チュー
インガムに比較して遜色のない優れた非粘着性チューイ
ンガムが得られる。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
実施例 1
合成テルペン樹脂50重量部とマイクロワックス50重
量部とを充分混合して均一な予備組成物を調製し、この
予備組成物を下記の割合で他のガムベース原料と二一ダ
ー中で充分に混線して非粘着性チューインガムベースを
得、次いでこれに下記割合で砂糖などのチューインガム
添加剤を混入して非粘着性チューインガムを得た。
量部とを充分混合して均一な予備組成物を調製し、この
予備組成物を下記の割合で他のガムベース原料と二一ダ
ー中で充分に混線して非粘着性チューインガムベースを
得、次いでこれに下記割合で砂糖などのチューインガム
添加剤を混入して非粘着性チューインガムを得た。
実施例 2
ガムベースAの調製二合成テルペン樹脂50重量部とワ
ックス50重量部とを充分混合して均一な組成物を得た
。
ックス50重量部とを充分混合して均一な組成物を得た
。
ガムベースBの調製二合成テルペン樹脂とワックスとを
除く他のガムベース原料を下記の割合でニーダーにより
混練した。
除く他のガムベース原料を下記の割合でニーダーにより
混練した。
酢酸ビニル樹脂 15〜25重量%上記のように
して調製したガムベースAおよびBとチューインガム添
加剤とを下記の割合で配合混練して非粘着性チューイン
ガムを得た。
して調製したガムベースAおよびBとチューインガム添
加剤とを下記の割合で配合混練して非粘着性チューイン
ガムを得た。
実施例 3
合成テルペン樹脂15〜25重量部を単独で、ワックス
15〜25重量部を包含する他のガムベース原料と、下
記の割合でニ−ダー中で充分lこ混線し、均一な非粘着
性ガムベースを得た。
15〜25重量部を包含する他のガムベース原料と、下
記の割合でニ−ダー中で充分lこ混線し、均一な非粘着
性ガムベースを得た。
かく得られた非粘着性ガムベースをチューインガム添加
剤と下記の割合で均一に配合混練し、非粘着性チューイ
ンガムを得た。
剤と下記の割合で均一に配合混練し、非粘着性チューイ
ンガムを得た。
参考例
合成テルペン樹脂15〜25重量部を単独で、ワックス
を含まない他のガムベース原料と、下記の割合でニーダ
ー中で充分に混練し、均一なガムベースを得た。
を含まない他のガムベース原料と、下記の割合でニーダ
ー中で充分に混練し、均一なガムベースを得た。
このようにして得たガムベースを実施例3と同様の方法
かつ同じ割合のナユーインガム添加剤と混練してチュー
インガムを試作した。
かつ同じ割合のナユーインガム添加剤と混練してチュー
インガムを試作した。
このチューインガムは実施例3で得たチューインガムと
比較し、その非粘着性が著しく劣るものであった。
比較し、その非粘着性が著しく劣るものであった。
実施例4(義歯付き試験および嗜好試験)(1)本発明
による非粘着性ガム、(2)従来のガム、(3)タンニ
ン酸入りガム、および(4)硬化油添加法によるガムの
4種を下記の要領でそれぞれ調製した。
による非粘着性ガム、(2)従来のガム、(3)タンニ
ン酸入りガム、および(4)硬化油添加法によるガムの
4種を下記の要領でそれぞれ調製した。
(1)本発明のガム
このような配合割合で調製したガムベースに砂糖、香料
などのチューインガム添加物を加えて本発明lこよる板
ガムおよび風船ガムを作った。
などのチューインガム添加物を加えて本発明lこよる板
ガムおよび風船ガムを作った。
(2)従来品のガム
このような配合割合で調製したガムベースに砂糖、香料
などのチューインガム添加物を加えて従来品の板ガムお
よび風船ガムを作った。
などのチューインガム添加物を加えて従来品の板ガムお
よび風船ガムを作った。
(3)タンニン酸入りガム
特公昭47−15732号公報に記載された方法により
チューインガムを作った。
チューインガムを作った。
(4)硬化油入りガム
特開昭51−121560号公報に記載された方法によ
りガムベースを調製し、これに常法により砂糖、香料な
どのチューインガム添加剤を加えてチューインガムを作
った。
りガムベースを調製し、これに常法により砂糖、香料な
どのチューインガム添加剤を加えてチューインガムを作
った。
上記のようにしてそれぞれ、作った4種のチューインガ
ムを、50人の義歯をもつ人に5分間試食させ、噛み始
めから20秒を前半、21秒〜2分間を中間そして2〜
5分間を後半とし、5点法により義歯付き性および感触
、味につきそれぞれ評価し下表に示す結果を得た。
ムを、50人の義歯をもつ人に5分間試食させ、噛み始
めから20秒を前半、21秒〜2分間を中間そして2〜
5分間を後半とし、5点法により義歯付き性および感触
、味につきそれぞれ評価し下表に示す結果を得た。
ただし、採点法は、義歯付き性については義歯付きあり
の1点から義歯付きなしの5点までの範囲とし、また味
、感触については最も好ましくない1点から最も好まし
い5点までの範囲として行ない、50人の合計点を総点
、その平均値を平均として示した。
の1点から義歯付きなしの5点までの範囲とし、また味
、感触については最も好ましくない1点から最も好まし
い5点までの範囲として行ない、50人の合計点を総点
、その平均値を平均として示した。
上記の結果から判るように、本発明のチューインガムは
最も義歯付き防止効果が優秀でありかつ感触、味の点に
ついても従来のガムに優るとも劣らなかった。
最も義歯付き防止効果が優秀でありかつ感触、味の点に
ついても従来のガムに優るとも劣らなかった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酢酸ビニル樹脂、天然樹脂、ポリイソブチレン、炭
酸カルシウムなど通常のチューインガムベース原料と、
砂糖、水飴、軟化剤、香料など通常のチューインガム添
加剤との他に、合成テルペン樹脂とワックスとを共存せ
しめたことを特徴とする非粘着性チューインガム。 2 合成テルペン樹脂とワックスとの合計量が非粘着性
チューインガムの重量に対し5〜30重量%である特許
請求の範囲第1項記載の非粘着性ナユーインガム。 3 合成テルペン樹脂とワックスとの合計量が非粘着性
チューインガムの重量に対し6〜10重量%である特許
請求の範囲第2項記載の非粘着性チューインガム。 4 合成テルペン樹脂対ワックスの重量比が30〜70
対70〜30である特許請求の範囲第1項乃至第3項の
何れかに記載の非粘着性チューインガム。 5 合成テルペン樹脂対ワックスの重量比が50:50
である特許請求の範囲第4項記載の非粘着性チューイン
ガム。 6 酢酸ビニル樹脂、天然樹脂、ポリイソブチレン、炭
酸カルシウムなど通常のチューインガムベース原料と、
砂糖、水飴、軟化剤、香料など通常のチューインガム添
加剤との他に、合成テルペン樹脂とワックスとを共存せ
しめ、さらに非粘着性促進剤として乳化剤を共存せしめ
たことを特徴とする非粘着性チューインガム。 7 合成テルペン樹脂とワックスとの合計量が非粘着性
チューインガムの重量に対し5〜30重量%である特許
請求の範囲第6項記載の非粘着性チューインガム。 8 合成テルペン樹脂とワックスとの合計量が非粘着性
チューインガムの重量に対し6〜10重量%である特許
請求の範囲第1項記載の非粘着性チューインガム。 9 合成テルペン樹脂対ワックスの重量比が30〜70
対70〜30である特許請求の範囲第6項乃至第8項の
何れかに記載の非粘着性チューインガム。 10 合成テルペン樹脂対ワックスの重量比が50:
50である特許請求の範囲第9項記載の非粘着性チュー
インガム。 11 乳化剤の量が合成テルペン樹脂とワックスとの
合計量に対し1〜5重量%である特許請求の範囲第6項
乃至第10項の何れかに記載の非粘着性チューインガム
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53090010A JPS586454B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | テルペン樹脂を含有する非粘着性チユ−インガム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53090010A JPS586454B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | テルペン樹脂を含有する非粘着性チユ−インガム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519014A JPS5519014A (en) | 1980-02-09 |
JPS586454B2 true JPS586454B2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=13986683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53090010A Expired JPS586454B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | テルペン樹脂を含有する非粘着性チユ−インガム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586454B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4357355A (en) * | 1981-06-03 | 1982-11-02 | Warner-Lambert Company | Non-stick bubble gum base composition |
US4387108A (en) * | 1981-06-12 | 1983-06-07 | Warner-Lambert Company | Non-stick chewing gum composition and method of preparation |
JPS58123524U (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-23 | 富士電機株式会社 | 制御機器の取付装置 |
IT1180176B (it) * | 1984-05-29 | 1987-09-23 | Gum Base Co Spa | Composizione di gomma da masticare non calorica e non cariogena |
US5087459A (en) * | 1989-10-04 | 1992-02-11 | Wm. Wrigley Jr. Company | Non-tack chewing gum base |
CA2025741C (en) * | 1989-10-04 | 1995-08-08 | Michael S. Chuu | Non-tack chewing gum base |
US5085872A (en) * | 1990-08-16 | 1992-02-04 | Wm. Wrigley Jr. Company | Method of manufacturing a chewing gum base |
US5567450A (en) * | 1995-06-07 | 1996-10-22 | Wm. Wrigley Jr. Company | Gum base manufacturing method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4936863A (ja) * | 1972-08-18 | 1974-04-05 | ||
JPS50157562A (ja) * | 1974-03-11 | 1975-12-19 |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP53090010A patent/JPS586454B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4936863A (ja) * | 1972-08-18 | 1974-04-05 | ||
JPS50157562A (ja) * | 1974-03-11 | 1975-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5519014A (en) | 1980-02-09 |
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