JPH07506962A - ワックスを含まない改良されたチューインガムベース - Google Patents

ワックスを含まない改良されたチューインガムベース

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JPH07506962A JP5515635A JP51563592A JPH07506962A JP H07506962 A JPH07506962 A JP H07506962A JP 5515635 A JP5515635 A JP 5515635A JP 51563592 A JP51563592 A JP 51563592A JP H07506962 A JPH07506962 A JP H07506962A
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シノスキー スティーヴン
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ダブリューエム リグリー ジュニア カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワックスを含まない改良されたチューインガムベース、本出願は、特許協力条約 に基づき米国受理官庁に1992年3月3日出願した[ワックスを含まない改良 されたチューインガムベース」と称し5teven 5ynoskyを発明者と するPCT特許出願第PCT/US92101686号の一部継続出願である。
発明の分野 本発明は、ワックスを含まない種類の改良されたチューインガムベース及びワッ クスを含まないチューインガムベースの製造方法に関する。
発明の背景 英国では、最近、ガムベースにワックス、特に炭化水素鉱ワックスを使用するこ とが吟味された。英国ではガムベースにワックスを使用することは好ましくない という認識がある。この認識により、英国ではガムベースにワックスを使用する ことに関して制御する課題が生じた。
都合の悪いことに、得られたチューインガム製品のある種の好ましい特性を妥協 することなくガムベースからワックスだりを取り除くことができない。ワックス はガムベースに多くの機能を与えている。例えば、ワックスはガム製品からの香 味放出に影響を及はすことができる。更に、ワックスはガムベースから製造され る最終製品の硬化を促進する。更に、ワックスは最終ガムの貯蔵寿命及びそのテ クスチャーに貢献している。
ワックスを含まないガムベースも既知であるが、ワックスを含むガムベースから 製造される典型的なチューインガムの噛み特性、更に他の特性をもっていないと 考えられる。これまで、ワックスを含まないガムベースは制御する関係に応じて 製造されておらず、むしろ他の目的、例えば非粘着ガムを得るベースの一部とし てのみ製造されていた。従って、ある場合には、ある特性について妥協して池の 非粘着、低カロリー等の結果を得るように製造されていた。
Comolloに登録された米国特許第3.984.574号には、チューイン ガム粘着性に寄与することが判明している慣用のチューインガムベース成分を排 除しかつその慣用成分の代わりに非粘着成分に置き換えることにより非粘着性が 得られた非粘着チューインガムベースが開示されている。詳細には、3種類の材 料が慣用のチューインガム粘着性とみなすことが開示されている。これらの材料 は、エラストマー、樹脂及びワックスである。
Comolloはチューインガムベースから天然及び若干の合成エラストマーを 排除し、その代わりに1種以上の非粘着合成エラストマー、例えばポリイソブチ レン、ポリイソプレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー及びブタジェン− スチレンコポリマーに置き換えている。また、Comolloは粘着性を生じる 天然樹脂及び変性天然樹脂を排除し、代わりに比較的多量の水素化又は部分的水 素化植物油又は動物性脂肪を用いている。最後に、Coff1olloはガムベ ースからワックスを完全に排除したが、ポリ酢酸ビニル、脂肪酸並びに脂肪酸の モノ及びジグリセリドを含めている。
従って、得られたガムの特徴を妥協することなくガムベースからワックスを取り 除く方法がめられている。同様に、ワックスを含んでいないがワックスを含むガ ムベースの特徴を示すガムベースがめられている。
発明の要約 本発明は、ワックスを含まないチューインガムベース及びその製造方法に関する 。本発明のガムベースはエラストマー(合成、天然又は双方)、エラストマー可 塑剤、充填剤及び軟化剤量を包含し、実質的にワックスを含んでいない。本発明 のガムベースは、着色剤及び酸化防止剤のような重要でない成分の任意量を含ん でもよい。
実施態様においては、ガムベースに天然エラストマーを使用するので、ざらざら した又は草のような特徴を香料で丸くすることによりミント油のようなある種チ ューインガム香料を存在させる。ガムベースに天然エラストマー及び天然樹脂を 存在させると、チューインガムテクスチャー及び香味保持の改良に貢献する。
一般に、チューインガム産業の少なくとも一部において、チューインガムを製造 するために使用する場合、ワックスを含むベースから製造されたチューインガム の噛み特性を示しかつワックスを含まないガムベースが要求又は要望されている 。
更に、本発明はワックスを含むチューインガムの好ましい特徴を保持しつつガム ベースからワックスを排除する方法を提供するものである。本発明によれば、エ ラストマー、エラストマー可塑剤及び軟化剤量を含むガムベースからワックスを 排除する方法が提供される。本発明の方法の実施態様によれば、ワックスをガム ベース処方から排除し、少なくとも部分的に軟化剤を含む油を十分に増加させて 、ワックスの除去を相殺しそのことにより香味放出のような少なくともワックス ベースに基づくガムと同しくらい良好な噛み特性を有するチューインガムを製造 することができるガムベースを得る。ワックスを含む類似のガムベースより低い 軟化点をもつガムベースを製造するように油の含量を選択することにより、香味 放出の改良を得ることができることが判明した。
実施態様においては、ワックスの除去を相殺するために少なくとも部分的にエラ ストマー可塑剤、詳細にはその融点の選択が用いられる。
実施態様においては、油は実質的に水素化油を含んでいる。
実施態様においては、ワックスを含まないガムベースであって、エラストマー; ポリ酢酸ビニル、エラストマー可塑剤;及び該ベースから製造されたガム製品の 香味放出を高める融点40〜約70℃をもつ油の十分量を含むワックスを含まな いガムベースが提供される。
実施態様においては、油は主に融点60−70℃をもつ水素化油を含んでいる。
実質的にワックスを含まないチューインガムベースを提供することが本発明の利 点である。
更に、ワックスがガムベースを軟化する必要のない適当に軟らかいガムベースを 提供することも本発明の利点である。
更に、不相溶性の原因となるワックスが存在しないことから、混和工程でガムベ ース成分の相溶性を改良することも本発明の利点である。
本発明のワックスを含まないチューインガムベースを含有する改良されたチュー インガムを提供することが本発明の利点である。
更に、咀明後典型的なンユガーレスガムが保持する香味量を保持しないワックス を含まないベースから製造された改良されたチューインガムを提供することも本 発明の利点である。
更に、約1〜3分咀明する間により水和する改良されたチューインガムを提供す ることも本発明の利点である。
更に、ワックスをガムベースから排除する方法を提供しかつなおワックスを含む ガム製品の特徴を有するガム製品を製造することができるガムベースを提供する ことも本発明の利点である。
ワックスを含むガムベースから製造されたチューインガムと少なくとも同じくら い良好な噛み特性を有するチューインガムを製造するために用いることができる ワックスを含まないガムベースを提供することが本発明の利点である。
ワックスを含まないがチューインガムを製造するために用いた場合香味放出が改 良されたガムベースを提供することが本発明の利点である。
上記及び他の特徴及び利点は、下記の好ましい実施態様の詳細な説明を下記の実 施例と共に読み取ると更に明らかになるであろう。詳細な説明及び実施例は限定 するものではなくむしろ具体的に説明するものであり、本発明の範囲が添付の請 求の範囲とその等傷物によって定義されることは理解されるべきである。
好ましい実施態様の詳細な説明 本発明によれば、風船又はレギュラーチューインガムとしてもよい非粘着又は慣 用のチューインガムに有用なチューインガムベースが提供される。実施態様にお いては、本発明のチューインガムベースは合成エラストマー約20〜約60重量 %、天然エラストマーθ〜約30重量%、エラストマー可塑剤約5〜約55重量 %、充填剤約4〜約35重量%、軟化剤約5〜約35重量%及び重要でない任意 量(約1%以下)の着色剤、酸化防止剤等の種々の成分を含有する。
合成エラストマーとしては、GPC重量平均分子量約10,000〜約95.0 00を有するポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー(ブチル エラストマー)、スチレン−ブタジェン比約l:3〜約3=1を有するスチレン −ブタジェンコポリマー、GPC重量平均分子量約2.000〜約90,000 を有するポリ酢酸ビニル、ポリイソプレン、ポリエチレン、ラウリン酸ビニル含 量がコポリマーの約5〜約50重量%である酢酸ビニル−ラウリン酸ビニルコポ リマー及びその組合わせが挙げられるがこれらに限定されない。
好ましい範囲は、ポリイソブチレンの場合、GPC重量平均分子量50.000 〜so、ooo、スチレン−ブタジェンの場合、スチレン−ブタジェン結合l− 1〜l:3、ポリ酢酸ビニルの場合、GPC重量平均分子量10,000〜65 ,000で高分子員ポリ酢酸ビニルは典型的には風船ガムベースに用いられ、酢 酸ビニル−ラウリン酸ビニルの場合、ラウリン酸ビニル含量10−45%である 。
天然エラストマーとしては、スモークド又は液状ラテックス及びグアニールのよ うな天然ゴム並びにジェルトン、レキカスピ、ペリ口、ソルバ、マツサランデュ ハハラタ、マツサランデュバチョコレート、ニスベロ、ロランジンハ、チクル、 ガタハシカンのような天然ガム及びその混合物が挙げられる。好ましい合成エラ ストマー及び天然エラストマー・濃度は、ベースを用いるチューインガムが下記 で述べられるように非粘着又は慣用の風船ガム又はレギュラーガムであるか否か により異なる。好ましい天然エラストマーは、ジェルトン、チクル、ソルバ及び マソサランドゥババラタである。
エラストマー可塑剤としては、部分的水素化ロジンのグリセロールエステル、重 合ロジンのグリセロールエステル、部分的三量化ロジンのグリセロールエステル 、ロジンのグリセロールエステル、部分的水素化ロジンのペンタエリスリトール エステル、ロジンのメチル及び部分的水素化メチルエステル、ロジンのペンタエ リスリトールエステルのような天然ロジンエステル;α−ピネン、β−ピネン及 び/又はd−リモネンから誘導されたテルペン樹脂のような合成樹脂:及び適切 な上記組合わせが挙げられるがこれらに限定されない。好ましいエラストマー可 塑剤も個々の適用及び用いられるエラストマーの種類により異なる。
充填剤/テクスチャライザーとしては、炭酸マグネシウム及びカルシウム、粉末 石灰石、ケイ酸マグネシウム及びアルミニウムのようなケイ酸塩、り1ノー、ア ルミナ、タルク、酸化チタン、モノ、ジ又はトリカルシウムホスフェート、樹木 のようなセルロースポリマー及びその組合わせが挙げられる。
軟化剤/乳化剤としては、獣脂、水素化獣脂、水素化及び部分的水素化植物油、 ココア乳脂、グリセロールモノステアレート、フリセロールトリアセテート、レ ノチン、モノ、ジ及びトリグリセリド、アセチル化モノグリセリド、脂肪酸(例 えばステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸及びソノlツイン酸)及びその組 合わせが挙げられる。単独又は他の軟化剤と組合わせた水素化植物油が通常好ま しい。下記で詳細に述べられるように、油の選択及び量は、少なくともある種ベ ースについて及び少なくとも部分的にワックスの除去を相殺するように決定され ている。
着色剤及びホワイトナーとしては、FD&C型染料及びレーキ顔料、フルーツ及 び植物エキス、二酸化チタン及びその組合わせが挙げられる。
本発明のワックスを含まないガムベースが少なくとも非粘着(低粘着)特性を有 するレギュラー(非バブル)ガムに用いられるべきである場合、該ベースは好ま しくは合成エラストマー約10〜約40重量%、エラストマー可塑剤約15〜約 30重量%、充填剤約5〜約30重1%、着色剤0〜約1重量%及び酸化防止剤 0〜約O1重量%を含有しなければならない。例によるワックスを含まないガム の個々の実施態様は、以下実施例1−30に示される。
表1=低粘着特性を有するチューインガムに有用なワックスを含まないガムベー ス(実施例1−30) 確認・実施例#: 1 2 3 4 −膜成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 5.3−2.1 1.3ブチル(イソプレ ン−イソブチレン) エラストマー 8.6 7.9 7.2 14.8ポリイソブチレンエラストマ ー 7.1−7.4 5.2ポリ酢酸ビニル 10.5 27.2 15.3  11.7“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 2.1−19.0 一部分的水素化ロジンのグ リセロール エステル 4.3 18.2−15.3テルペン樹脂 10.8 −− −−  −−“充填剤” 炭酸カルシウム −15,920,7−タルク 25.5 −− −− 17. 1“軟化剤” 水素化植物油 15.3 22.6 24.3 28.4グリセロールモノステ アレート 8.2 7.4 4,0 5.ルシチン 2.3 0.8−1.1 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例5−8 確認・実施例#: 5 6 7 B −膜成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 1.8 −− −− −−ブチル(イソプ レン−イソブチレン) エラストマー −8,114,69,4ポリイソブチレンエラスト? −24, 83,61,213,0ポリ酢酸ビニル 10.1 27.3 26.2 22 .3“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 3.7−4.9 一部分的水素化ロジンのグリ セロール エステル 7.9−12.6 − テルペン樹脂 ?、1 26.8−10.0“充填剤” 炭酸カルシウム 17.7 11.4−20.0タルク −−−−13,1− “軟化剤” 水素化植物油 21.0 14.3 16.6 20.7グリセロールモノステ アレート 3.5 4.8 9.6 4.6レシチン 2.4 3.7 1.2  −合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例9−12 確認・実施例#: 9 10 11 12−膜成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 5.2 2.1 4.3 5.9ブチル( イソプレン−イソブチレン) エラストマー 4.1 7.2 6.2 6.9ポリイソブチレンエラストマー  5.9 7.3 6.4 2.0ポリ酢酸ビニル 25.7 15.3 21 8 24.8“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 23.5 19.1 2.6 8.6部分的水 素化ロジンのグリセロール エステル −−−−−−S、O テルペン樹脂 3.2−17.1 1.9“充填剤” 炭酸カルシウム 15.1 20.7−9.9タルク −−−−14,67,2 “軟化剤” 水素化植物油 12.2 24.3 19,5 21..1グリセロールモノス テアレート 5.1 4.0 4.4 3.7レシチン −−−−3,1〜 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例13−16 確認・実施例#: 13 14 15 16−膜成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 3.9−2.1 1.6ブチル(イソプレ ン−イソブチレン) エラストマー 5.3 9.3 6.0 3.7ポリイソブチレンエラストマー  12.7 12.0 B、5 6.8ポリ酢酸ビニル 14.9 21.0  15.3 22.3“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −−−−10,19,9部分的水素化ロジンの グリセロール エステル −−−−8,94,3 テルペン樹脂 21.4 6.3−11.6“充填剤” 炭酸カルシウム 13.7 21.0 20.9 −タルク 1.4−一 〜− 17,2 “軟化剤” 水素化植物油 18.7 25.0 24.2 17.8グリセロールモノステ アレート 5.7 3.0 4.0 4.8レシチン 2.3 −− −− − − 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例17−20 確認・実施例#: 17 1.8 19 20−膜成分 1合成エラストマー” ステ1ノンーブタジエンエラストマー 2.7 −− −−ブチル(イソプレン −イソブチレン) エラストマー 8.1 2.3 B、9 3.6ポリイソブチレンエラストマー  3.6 14.2 10.0 111ポリ酢酸ビニル 27.3 1?、3  21.3 21.9“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −−−−−−19,6部分的水素化ロジンのグ リセロール エステル −27,3−11,2 テルペン樹脂 26.9−9.7 3.7“充填剤” 炭酸カルシウム 11.3−21.5 6.4タルク − 8.2 −− −− “軟化剤” 水素化植物油 14.3 22,4 23.2 1.9.2グリセロールモノス テアレート 、 4.8 2.7 5.4 3.3レシチン 3.72.9 − − −− 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例21−24 確認・実施例#: 21 22 23 24“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 1.4 3.2 −ブチル(イソプレン− イソブチレン) エラストマー 7゜4 8.4 7.3 8.8ポリイソブチレンエラストマー  1.9 1.6 7.5 3.5ポリ酢酸ビニル 24.8 23.1 21 .1 27.9“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −13,115,3一部分的水素化ロジンのグ リセロール エステル −22,12,4− テルペン樹脂 25.8 3.6 5,8 27.4“充填剤” 炭酸カルシウム 18.6 −− −− 11.9タルク − 7.3 14. 8 − “軟化剤” 水素化植物油 12.3 11.3 19.8 12.3グリセロールモノステ アレート 4.4 4.4 2.8 4.7レンチン 4.8 3.7−3.5 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例25−28 確認・実施例#: 25 26 27 2B−殻成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー 4.1 −− −− −−ブチル(イソプ レン−イソブチレン) エラストマー 11.3 10.0 9.2 2.4ポリイソブチレンエラスト マー 7.9 1.9 6.3 8.4ポリ酢酸ビニル 18.2 27.6  13.1 20.5“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −一一一一一一一部分的水素化ロジンのグリセ ロール エステル 26.2−19.9 − テルペン梼脂 1.4 25.3−23.5“充填剤” 炭酸カルシウム 13.6 11.3 22.3 −タルク −−−−−−15 ,6 “軟化剤” 水素化植物油 8.2 +15.418.6 19.2グリセロールモノステア レート 5.2 4.8 10.6 8.9レシチン 3.9 3.7−1.5 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0確認・実施例#:  29 30 −殻成分 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー −一ブチル(イソプレン−イソブチレン) エラストマー 8.3 8.8 ポリイソブチレンエラストマー 3.6 2.3ポリ酢酸ビニル 27.5 2 7.4 “エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 一 部分的水素化ロジンのグリセロール エステル −−−− テルベン樹脂 25.3 28.3 “充填剤” 炭酸カルシウム 11.3 1.2.5タルク −−−− “軟化剤” 水素化植物油 16.5 12.5 グリセロールモノステアレート 4.8 4.7レンチン 2,7 3.5 合計% 100.0 100.0 本発明のワックスを含まないガムベースが非粘着特性を有しないレギュラー(非 バブル)ガムに用いられるべきである場合、該ベースは好ましくは天然エラスト マー約12〜約30重量%、合成エラストマー約20〜約40重量%、エラスト マー可塑剤約4〜約25重量%、充填剤約5〜約25重量%、軟化剤約15〜約 30重量%、着色剤O〜約約0ニ1有しなければならない。例によるワックスを 含まないガムの個々の実施態様は、以下の実施例31−55に示される。
表2:低粘着特性を有するチューインガムに有用なワックスを含まないガムベー ス(実施例3l−34) 確認・実施例#: 31 32 33 34−殻成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 22、0 26,5 23.4 25.1“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー −− −− −− 1.9ブチル(イソプ レン−イソブチレン) エラストマー 4.8 7.1 5.6 2.1ポリイソブチレンエラストマー  5.7 5.6 3.0 4.7ポリ酢酸ビニル 16,4 18.7 19 .8 24.8“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 3.8 −− −− 3.2部分的水素化ロジ ンのグリセロール エステル 12.3 15.3 15.9 12.60ジンのメチルエステル  ー− −− −− 2.1テルペン樹脂 −一ーーーーーー ”充填剤” 炭酸カルシウム − 4.0 10.7 4.4タルク 7.1 −− −−  −− “軟化剤” 水素化植物油 21.8 18.4 16.8 12.6グリセロールモノステ アレート 6.14。4 4.8 3.8レシチン ー− −− −− 2.7 合計% too,o too.o too.o too.。
実施例35−38 確認・実施例#: 35 36 37 38−膜成分 “天然エラストマー′ 天然ゴム 22.8 18.2 23.5 17.6“合成エラストマー” スチレン−ブタン1ンエラストマ−2,6−−−−−−ブチル(イソプレン−イ ソブチレン) エラストマー 4.1 6.9 8.8 +、0.2ポリイソブチレンエラスト マー 3.2 5.4 3.3 2.1ポリ酢酸ビニル 16.3 15.2  12.9 213.9“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 6.9−8.65 11.7部分的水素化ロジ ンのグリセロール エステル 11.8 12.5 5.5 4.80ジンのメチルエステル 1. 7 2.6 1.4 −テルペン樹脂 −−−−3,7− “充填剤” 炭酸カルシウム 9.3 16.0 −− −−タルク −−−−9,34,6 “軟化剤” 水素化植物油 18.2 16.1 16.2 15.8グリセロールモノステ アレート − 7.1 5.7 6.3レシチン 3.1−1.2 − 合計% 100.0 100.0 100.0 10(1,0実施例39−42 確認・実施例#: 39 40 41 42−膜成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 12.9 18.5 15.7 22.6“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー −−−−1,9−ブチル(イソプレン−イ ソブチレン) エラストマー 9、l 6.4 3.7 5.8ポリイソブチレンエラストマー  9.4 5.2 4.1 3.1ポリ酢酸ビニル 10.7 15.4 26 .2 20.4“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 15.2 −− −− −一部分的水素化ロジ ンのグリセロール エステル −13,215,311,70ジンのメチルエステル −2,0−4 ,0テルペン樹脂 −−−−−−−− “充填剤” 炭酸カルシウム 20.6 18.5 12,2 11.6タルク −−−−− −−− “軟化剤” 水素化植物油 15.8 13.9 15.1 17.5グリセロールモノステ アレート 6.3 6.9 5.8 3.3レシチン −−−−−−−− 合計% ioo、o too、o too、o too、。
実施例43−46 確認・実施例#: 43 44 45 46−膜成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 23.7 22.2 21.1 22.2“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー −一−−−−−−ブチル(イソプレン−イ ソブチレン) エラストマー 6.2 5.7 6.1 5.7ポリイソブチレンエラストマー  5.9 3.1 2.8 3.1ポリ酢酸ビニル 23.7 22,0 18 .0 22.0“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −−−−15,7一部分的水素化ロジンのグリ セロール エステル 11.3 15.2−13.20ジンのメチルエステル 20g − −−−2,0テルペン樹脂 2.8 −− −− −−“充填剤” 炭酸カルシウム 5.6 11.4−11.3タルク −−−−15,4− “軟化剤” 水素化植物油 12−1 17.2 15.1 17.2グリセロールモノステ アレート 5.8 3.3 5.8 3.3レシチン −−−−−−−− 合計% lQO,o 100.0 100.0 1.00,0実施例47−50 確認・実施例#: 47 48 49 50−膜成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 23.8 28.4 1B、7 19.5“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー−−−−一一−−ブチル(イソプレン−イソ ブチレン) エラストマー 3.1 5.4 6.0 8.2ポリイソブチレンエラストマー  7.7 3.1 5.5 2.7ポリ酢酸ビニル 20.5 26.6 14 .8 17.2“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −−−−−−20,0部分的水素化ロジンのグ リセロール エステル 10.4 11.4 15.5 −ロジンのメチルエステル 2.0  −− −− −−テルペン樹脂 5.1 −− −− −−“充填剤” 炭酸カルシウム −9,117,99,6タルク 5.3 −− −− −− “軟化剤” 水素化植物油 15.8 16.0 13.0 22.8グリセロールモノステ アレー) 5.3−7.7 −レシチン −一−−−−−− 合計% ioo、o ioo、o too、o too、。
実施例51−54 確認・実施例#: 51 52 53 54−膜成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 14.4 18.2 25.2 25.2“合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー−一−−−−−−ブチル(イソプレン−イソ ブチレン) エラストマー 9.1 6.8 2.4 3.5ポリイソブチレンエラストマー  3.6 5.4 4.9 5.7ポリ酢酸ビニル 18.1 15.5 19 .9 19.11エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 11.9−15.6 一部分的水素化ロジンの グリセロール エステル 13.0 12.7−15.60ジンのメチルエステル −2,6− −−−テルペン樹脂 −−−−2,11,9 “充填剤” 炭酸カルシウム 14,1 15.7 −− −−タルク −−−−7,16, 2 “軟化剤” 水素化植物油 15.8 +、6.0 18.4 18.4グリセロールモノス テアレート −7,14,44,4レシチン −−−−−−−− 合計% 100.0 100.0 100.0 100.0実施例55 確認・実施例#:55 一般成分 “天然エラストマー” 天然ゴム 26.7 “合成エラストマー” スチレン−ブタジェンエラストマー −−ブチル(イソプレン−イソブチレン) エラストマー 3.2 ポリイソブチレンエラストマー 6.1ポリ酢酸ビニル 17.6 “エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 一 部分的水素化ロジンのグリセロール エステル 15.6 0ジンのメチルエステル − テルペン樹脂 − “充填剤” 炭酸カルシウム − タルク 8.0 “軟化剤” 水素化植物油 18.4 グリセロールモノステアレート 2.8レシチン 1.6 合計% too、 。
本発明のワックスを含まないガムベースが風船ガムに使用されるべきである場合 、該ベースは好ましくは合成エラストマー約30〜約60重量に、エラストマー 可塑剤約5〜約55重量%、充填剤的lO〜約35重量%、軟化剤約5〜約25 重量%、着色剤0〜約1重量%及び酸化防止剤0〜約0.1重量%を含有しなけ ればならない。例によるワックスを含まないガムの個々の実施態様は、以下の実 施例56−74に示される。
表3:風船ガムに有用なワックスを含まないガムベース(実施例56−74)確 認・実施例#: 56 57 58 59−膜成分 “合成エラストマー” ポリイソブチレンエラストマー 17.1 16.7 11.7 6.2ポリ酢 酸ビニル 24.9 25.6 29,4 30.9“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 6.8 8.0 10.7 14.6部分的水 素化ロジンのグリセロール エステル −−−−−−−− “充填剤” 炭酸カルシウム −一一−−−−− タルク 34.7 34.9 34.1 34.0“軟化剤” グリセロールトリアセテ−) 4.6 3.9 4.4 4.7グリセロールモ ノステアレート 5.8 5.7 4.3 4.6アセチル化モノグリセリド  6.1 5.2 5.4 5.0合計% 100.0 100.0 100.0  100.0実施例60−63 確認・実施例#: 60 61 62 63−膜成分 “合成エラストマー” ポリイソブチレンエラストマー 11.6 15.7 13.2 5.4ポリ酢 酸ビニル 31.5 32.1 33.2 34.8“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 19.8 27.4 22.6 16.3部分 的水素化ロジンのグリセロール エステル −−−−−−−− “充填剤“ 炭酸カルシウム −−−−−−30,2タルク 21.9 10.1 17.3  −“軟化剤” グリセロールトリアセテート 5.0 4.9 5.0 5.3グリセロールモ ノステアレート 4.9 4.7 4.1 5.9アセチル化モノグリセリド  5.3 5.1 4.6 2.1合計% 100.0 100.0 100.0  100.0実施例64−67 確認・実施例#: 64 65 66 67−膜成分 ポリイソブチレンエラストマー 7.9 17.2 13.0 !1.6ポリ酢 酸ビニル 34.2 37.3 37.1 39.9“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル 14.8 11.2 −− −一部分的水素化 ロジンのグリセロール エステル −−−−19,819,9 “充填剤” 炭酸カルシウム 29.8 20.6 1G、5 15.0タルク −−−−− −−− “軟化剤” グリセロールトリアセテート 5.3 5.6 5.6 6.0グリセロールモ ノステアレート 5.0 8.1 8.0 ?、6アセチル化モノグリセリド  3.0 −− −− −−合計% 100.0 100.0 100.0 10 0.0実施例6B−71 確認・実施例#: 68 69 70 71−膜成分 “合成エラストマー” ポリイソブチレンエラストマー 11.6 7.9 11.6 10.9ポリ酢 酸ビニル 41.2 34.2 37.8 37.5“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −一一−−−−一部分的水素化ロジンのグリセ ロール エステル 19.4 14.8 19.8 20.6“充填剤” 炭酸カルシウム −29,8−−−− タルク 14,0−17.0 19.5“軟化剤” グリセロールトリアセテート 6.2 5.3 5.6 5.2グリセロールモ ノステアレート 7.6 5.0 3.2 3.1アセチル化モノグリセリド  −3,05,03,2合計% ioo、o too、o ioo、o too、 。
実施例72−74 確認・実施例#: 72 73 74 −膜成分 ポリイソブチレンエラストマ−11,611,811,9ポリ酢酸ビニル 33 .5 35.6 37.0“エラストマー可塑剤” ロジンのグリセロールエステル −−−−−一部分的水素化ロジンのグリセロー ル エステル 19.8 19.8 20.3“充填剤” 炭酸カルシウム −一−−−− タルク 21.9 19.7 16.7“軟化剤” グリセロールトリアセテート 5.0 4.3 5.7グリセロールモノステア レー) 2.9 2.3 4.5アセチル化モノグリセリド 5.3 6.5  3.9合計% 100.0 100.0 100.0本発明のワックスを含まな いガムベースは、チューインガムの約5−95重量%、典型的にはチューインガ ムのI O−50重量%、通常チューインガムの20−351[量%を構成する 。ガムベースは、典型的には、エラストマー、エラストマー可塑剤及び充填剤の 用量を加熱シグマブレードミキサーにブレードの前後速度比典型的には2:lで 加えることにより調製される。成分の開始量は、適正な粘稠度を得るために混合 釜の作業容量によって決定される。開始成分が均一になった後、エラストマー可 塑剤、充填剤、軟化剤等を連続方式で完全に均一な溶融物が得られるまで加える 。通常、処方によっては1〜4時間で得ることができる。
最終質量温度は60〜150℃、更に好ましくは80〜120℃とすることがで きる。完全に溶融した物質を混合釜から被覆又は裏打ちざらにあけ、望ましい形 に押出し又は注型し、冷却及び固化した。
上記の製造方法は典型的なものでありかつチューイング及びバブルベース双方に 適用するが、本発明に記載されるバブルベースの好ましい製造方法があることが 判明した。
まず、ポリ酢酸ビニルの全部とポリイソブチレンの一部と充填剤を加え、加熱シ グマブレードミキサーで混和する。次いで、グリセリルトリアセテート及び/又 はアセチル化モノグリセリドのような軟化剤をポリイソブチレンと充填剤の各々 の第2部分と共に加える。場合によっては、該ベースから製造されたガムの噛み 心地を変えないのであれば、アセチル化モノグリセリドが工程の終わりに加えら れる。
次に、ポリイソブチレンと充填剤の残りをエラストマー可塑剤と共に加える。
最後に、グリセロールモノステアレートと酸化防止剤のような残りの成分を加え る。着色剤は混合工程のいかなるときにも加えてよく、好ましくは始めに加えら れる。
上記の好ましい方法に若干の変更があるが決して記載される方法を限定するもの ではない。ガムベース製造業者は、重要でない変更を理解することができる。
ポリ酢酸ビニルの高いワックス含有ガムベース、特に高分子量ポリ酢酸ビニルの 高いものを製造する際には、工程でのある点でシグマブレードミキサーに加えた 加熱を除去することにより成分の混和を改良することが必要である。これにより 、ガムベースの温度を下げ、その成分の相溶性を増大させる。本発明のワックス を含まないガムベースを製造する本発明のガムベース工程においては、加えた加 熱を除去する必要がない。不相溶性の程度はワックスが存在しないことから極め て低い。
水不溶性ガムベースの他に、典型的なチューインガム組成物としては水溶性増量 部分及び1種以上の香味剤を含んでいる。本発明のワックスを含まないガムベー スは典型的なチューインガム組成物によって用いることができる。
チューインガムの水溶性部分としては、軟化剤、増量甘味剤、非常に強い甘味剤 、香味剤及びその組合わせが挙げられる。軟化剤はガムの歯ごたえ及び口当たり を最適化するためにチューインガムに加えられる。可塑剤あるいは可塑化剤とし ても知られる軟化剤は、通常、チューインガムの約0.5−15重量%を構成す る。軟化剤としては、グリセリン、レシチン及びその組合わせが挙げられる。ソ ルビトール、水素化デンプン加水分解物、コーンシロップ及びその組合わせを含 む甘味剤水溶液もチューインガムの軟化剤及び結合剤として用いられる。
増量甘味剤は、チューインガムの5−95重量%、典型的にはチューインガムの 20−80重量%、通常チューインガムの30−60重量%を構成する。増量甘 味剤としては、シュガー及びシュガーレス両甘味剤成分が挙げられる。シュガー 甘味剤としては、スクロース、デキストロース、マルトース、デキストリン、乾 燥転化糖、フルクトース、レブロース、ガラクトース、コーンシロップ固形分等 のサツカリド含有成分を単独で又は組合わせて挙げられるがこれらに限定されな い。シュガーレス甘味剤としては、甘味特性を有する成分を含むが、一般に知ら れる砂糖は含んでいない。シュガーレス甘味剤としては、ソルビトール、マンニ トール、キシリトール、水素化デンプン加水分解物、マルチトール等を単独又は 組合わせて含むがこれらに限定されない。
非常に強い甘味剤も存在させることができ、通常シュガーレス甘味剤と用いられ る。使用される場合、非常に強い甘味剤は典型的にはチューインガムの0.00 1−5重量%、好ましくはチューインガムのo、 o i −i重量%を構成す る。
典型的には、非常に強い甘味剤はスクロースより少なくとも20倍甘い。これら には、スクラロース、アスパルタム、アセスルファム、アリタム、サッカリン及 びその塩、シフラミン酸及びその塩、グリシリジン、ジヒドロカルコン、タウマ チン、モネリン等を単独又は組合わせであるがこれらに限定されない。
シュガー及び/又はシュガーレス甘味剤の組合わせもチューインガムに用いられ る。甘味剤は水溶性増量剤としてチューインガムの全体又は一部に作用すること ができる。更に、軟化剤は例えば砂糖又はアルジトール水溶液で甘味を追加する こともできる。
香味剤は、一般にチューインガムの約0.1−15重量%、好ましくはチューイ ンガムの約0.2−5重量%、更に好ましくはチューインガムの約0.5−3重 量%の量でチューインガムに存在させなければならない。香味剤としては、シト ラス油、フルーツエッセンス、ペパーミント油、スペアミント油、他のミント油 、チョウジ油、ウィンターグリーン油、アニス等の植物及びフルーツから誘導さ れた油のような精油、合成香料又はその混合物が挙げられるがこれらに限定され ない。
人工香味側成分も用いられる。天然及び人工香味剤は、感覚的に許容しつる方法 で混合される。
着色剤、乳化剤、医薬剤及び追加香味剤のような任意成分もチューインガムに含 めることができる。
チューインガムは、通常当該技術において既知の市販のミキサーに種々のチュー インガム成分を加えることにより製造される。成分を十分に混合した後、ミキサ ーからガムの固まりを出し、シートに圧延し棒に裁断する、チャンクに押出す又 はペレットに注型するように所望の形に成形する。通常、ガムベースをまず溶融 し、それをランニングミキサーに加えることにより成分を混合する。また、ガム ベースをミキサーに加えてもよい。着色剤及び乳化剤はこのときに加えることが できる。
次に、グリセリンのような軟化剤をシロップ及び増量部分の一部と共に加えるこ とができる。次いで、更に増量部分の一部をミキサーに加えることができる。
香味剤は、典型的には増量部分の最終部分と加える。全混合工程は典型的には5 〜15分かかるが、更に長い混合時間を必要とすることもある。当業者には本混 合手順の変更又は他の混合手順を行ってよいことは認識されるであろう。
本発明によれば、ワックスをガムベースから排除してもなお所望の特性を有する ガムを生じるガムベースを得る方法が提供される。多数のガムベースが既知であ り、その多くは市販されていたりしている。本発明者はこれらのベースの大多数 がワックスを含有すると考える。実際に、ワックスを含有しない2.3の特殊な 処方があるが、これらの処方は典型的にはワックスを含むガムに存在する所望の ある特性を犠牲にしである種特性を得るために変更されており、従ってワックス を含むガムと同じくらい又はより良好な特性を有するガムを製造するために用い ることができるワックスを含まないガムベースを供給しないと考えられる。従っ て、社会の認知又は制御要求がワックスを含まないベースを必要とする及び/又 は好ましいとする状況においてワックスを含まない製品を製造する方法を提供す ることが望まれたのである。
発明者は、ワックスをガムベースから排除する1方法が典型的な処方からワック スを排除しかつワックスの除去を十分に相殺するように少なくともベース中の選 択曲の割合を高めることであることを見出した。1対lの相応関係がワックスの 削除量と油の増加量についてなされることは必要ない。むしろ、得られたガムに 必要な特性を与えるために、ワックスペースガムと同じくらい良好な香料放出の ような噛み特性を有する組成物を製造するように使用油の量及び種類が選ばれる 。
更に詳細には、本発明の方法及び組成物の実施態様においては、油成分の量及び 毛管融点(CMP)は得られたワックスを含まないガムベースが対応するワック スを含むガムベースより軟化点が低いように選択される。該ベースの軟化点は、 ASTM法E28−5BTを変更した方法を用い、ガムベース試料を炉で軟化し 、肩のある黄銅環に成形し、切り取ることによりめられる。試料を水とグリセリ ン浴に入れ、1分当たりの温度上昇1℃±0.25℃に調整する。
そのように油を選び該ベースの軟化点を低下させることにより、香料のより良好 な放出が得られる。油のCMPが約40〜約70℃を有することが好ましいこと が判明した。油は実質的に水素化油を含むことが好ましい。好ましい水素化油と しては、綿実油(60−65℃)及び大豆油(65−70℃)が挙げられる。
しかしながら、キャノーラ油、サフラワー油、ヒマワリ油、パーム油及びヤシ油 のような他の油も用いることができる。水素化油を用いる場合、油がガムベース の少なくとも12重量%含むことが好ましいことが判明した。
部分的水素化油は、水素化油と共に用いることができる。部分的水素化油は融点 45−50℃を有することが好ましい。実施態様においては、部分的水素化油を ベースの全含量に対して10%以下で用いることが好ましい。
本明細書で用いられる“油”は広範囲に用いられ、水素化油及び技術的に脂肪と して分類される生成物が挙げられる。
更に、エラストマー可塑剤を選択すると、ワックスを除くときのガムベース製品 の特徴を示しかつ改良することができることが判明した。この点でも、エラスト マー可塑剤の環球軟化点(R&B SP)がワックスを含まない製品について重 要である。本発明のワックスを含まないガムベースの実施態様においては、エラ ストマー可塑剤の環球軟化点が約60〜約135℃を有する。このようなエラス トマー可塑剤としては、三量化ロジンエステル(80−130℃);ロジンのグ リセロールエステル(80−90℃);部分的水素化ロジンのグリセロールエス テル(75−90℃)、及びテルペン樹脂(80−130℃)が挙げられる。
本発明によれば、ワックスを含む典型的なガムベース処方からワックスを除去す る方法が提供される。これを目的として、実施態様においては、ワックスが除去 されるべきガムベースがはじめに約5%以下のワックスを含む場合には、工程の 初期段階でワックスを処方から除きかつ他の成分を比例して増加させる。増加さ れる各成分又は各成分が正確に同じ程度まで増加させることは必要ない。むしろ 、少なくとも大部分の成分を好ましくは比例して増加させる。
ガムベースの再処方後に、得られたガムベースを試験する。これを目的として、 ガムベースはその物理的性質、例えばレオロジーをめるために試験して、その性 質が最初のワックスを含有するガムベースに少なくとも実質的に似ている場合に は決定することができる。場合によっては、このガムベースをチューインガムを 製造するために用いることができる。次いでチューインガムを試験して対照(ワ ックスを含有する最初のガムベースから製造されたガム)より良好でなければ十 分に近い噛み特性を有する場合には決定することができる。
得られたガムが十分に良好な噛み特性を有しないか又はガムベースの物理的性質 が十分でないことが判明した場合には、ガムベース中の油の割合を変更する。
実施態様においては、はじめに油の割合を変更せず、むしろ油の融点を変更する 。
例えば、高い融点をもつ油を加えるとともに低い融点をもつ油を減少させること により融点を高める。また、得られたガムベースを試験するか又はチューインガ ムをそのベースから製造しそのガムの噛み特性を試験する。
ガムベース又はガムの噛み特性がなお十分でない場合には、ガムベース中の油の 割合及び/又は油の融点を変更することができる。次の段階として、ワックスを 含まないベース中のエラストマー可塑剤の融点を変更することができる。ガムベ ース中のエラストマー可塑剤の融点が噛み特性に寄与することが判明している。
これらの段階を利用して、噛み特性を相殺することなくガムベースからワックス が排除されなければならない。
ガムベースが最初に約5%以上のワックス含量を含む場合には、工程の初期段階 でワックスを排除しかつ油含量を比例して増やすことが好ましい。前述のように 、最初のワックス含量に正確に対応する割合で油を増加することは必要ではない 。むしろ、ワックス部分の排除を実質的に補うように少なくとも油を増加させる 。次いで得られたガムは試験されるかあるいはチューインガムを製造するために 用いられ、そのときに対照と比べてその噛み特性がめられる。
得られたガムベースの特徴が十分でない場合には、油の融点がわずかに変更され る。また、油の融点を上昇させるために、高い融点をもつ油、例えば大豆油を増 加させ、低い融点をもつ油、例えば綿実油を減少させる。
更にガムベースを試験する。ガムベースが満足な特性を与えないことが判明した 場合には、油の融点を更に変更することができる。
別法として、ベースに含まれる油の割合を変更することができる。
油の融点を変更する段階で満足なチューインガムベースが製造されない場合には 、エラストマー可塑剤の融点が変更される。
この方法を用いることにより、最初に約5%以上のワックスを含むガムベースか らワックスを除去することができ、ワックスを含むガムベースから製造されたガ ムより良好でない場合には同じくらい良好な噛み特性を有するチューインガムを 製造するために用いることができるワックスを含まないガムベースを製造するこ とができる。
限定されない例により、ワックスを含むガムベース(対照)を本発明による対照 処方から再処方されたワックスを含まないベースと比較する実施例をここに示す ・ エラストマー 18.5 18.5 15.5PVAc 13.1 13.1  13.1エラストマー可塑剤 19.9 19.9 19.9ワツクス −−− −19,7 水素化植物油 13.8 13.8 6.3軟化点 57℃ 57℃ 80℃ 種類 ユ 79対照 80対照 81対照エラストマー 11.7 11.7  12.3 12.6PVAc 27.3 27.3 27.4 27.4エラス トマー可塑剤 26.9 26.9 27.4 25.9ワツクス 14.3  2.0 12.3 3.2水素化植物油 −13,3−−−12,4軟化点 5 6℃ 70℃ 60℃ 73℃種類 82 83 84対照 8586対照エラ ストマー 11.1 18.9 1B、7 16.7 16.7PVAc 27 .4 21.3 21.5 15.3 15.2エラストマー可塑剤 27.4  9.7 9.6 19.0 19.1水素化植物油 13,6 23.2 1 9.5 21.4 14.3ワツクス −−−−−−4,3−一−10,0軟化 点 53℃ 57℃ 63℃ 59℃ 67℃種類 」L 88対照 」1 ! エラスト7−11.9 11.9 11.7 26.0PVAc 27.5 2 7.6 27.3 21.7エラストマー可塑剤 25.3 25.3 26. 9 −−−ワックス −14,4−−一−−− 水素化植物油 15.5 2.0 14.2 36.4軟化点 57℃ 65℃  59℃ 64℃エラスト7− 28.8 31.3 30.3 30.5PV Ac 22.0 22.4 15.5 15.6エラストマー可塑剤 −13, 715,214,7水素化植物油 17.2 4.7 1B、0 5.7ワツク ス −12,9−−−11,9 軟化点 53℃ 58℃ 51℃ 56℃種類 」L 96対照 」L 98対 照エラストマー 36.87 36.9 30.2 30.9PVAC26,6 426,615,415,7エラストマー可塑剤 11.41 11.4 15 .2 13.3水素化植物油 16.0 5.9 13.5 5.9ワ、クス  −10,2−−−10,3 軟化点 58℃ 77℃ 56℃ 65℃実施例99−105 エラストマー 7.9 7.0 11.9 10.8P■^c 34.2 31 .3 37.0 35.3エラストマー可塑剤 14.8 13.1 20.3  18.5軟化剤 13.3 10.6 14.1 12.8ワツクス −13 ,0−−−6,5 軟化点 50℃ 56℃ 57℃ 62℃PVAc 31.4 31.4 31 .3エラストマー可塑剤 19.8 19.8 18.5軟化剤 13.7 1 4.5 12.3ワツクス −−−−−−6,5 軟化点 53℃ 53℃ 59℃ 少なくともいくつかの市販のベースを用いて、少なくとも部分的に油を増加しか つ対応するワックス含有ガムベースの軟化点より低い軟化点を有するベースを製 造することにより、得られたガム製品の噛み特性を相殺することなくワックスを 除去することができることが判明した。ワックスなしのガムベースは、ワックス を含めた場合のガムベースより軟化点が少なくとも5℃低いことが好ましい。
好ましい実施態様においては、軟化点は10℃低い。
限定されない例により、本発明によるワックスを含まないガムベースから製造し たチューインガムと比較してワックスを有する市販のガムベースから製造したガ ムの味の結果をここに示す。
試験は、盲検プロトコールを用いて行った。3実験の各々に夏50人の参加者を 用いた。各実験の参加者の50%の人が実験前に好ましいレギュラーガムとして 市販(対照)品を噴口し、参加者の50%の人が実験の前の週に少なくとも1度 対照ガムを咀嘴した。
実験中、各参加者は2種のガム製品の一方が与えられて12分間咀噴口た。これ に6分の清浄時間を続けた。次いで第2製品を12分間咀噴口た。実験中、参加 者の半分が最初の対照が与えら瓢半分が新しい製品が与えられた。参加者に多く の基準に対する好みを尋ねた。
結果は次の通りである: 実施例No、 IA 本実施例において、対照チューインガムはワックスを含むガムベース25.5% ;ソルビトール48.45%;グリセリン16.80%;マンニトール8.01 %;香料■、33%;及び封入アスパルタム0.21%を含んだ。
ワックスなしチューインガムは、本発明に従って変更した対照のガムベース25 .2%;ソルビトール48.45%;グリセリン! 6.80%;マンニトール 8,01%:香料1.33%;及び封入アスパルタム0,21%を含んだ。
好み ワックスなしを好む% ワックスありを好む%全体の好み 5247 味が最上 5246 されやかさ 5046 噛み心地 5047 されやかな息 5540 味が長く持続する 5241 スペアミントの香りが良い 4948 外観が良い 3644 甘い 5440 苦みが少ない 4445 軟らかい 7916 臭いが良い 3851 香りが強い 5742 歯にくっつきやすい 3131 買いやすい 5244 香り全体(1分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” 23N 21% 香りの強さく1分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良い” 703 7ON 香り全体(12分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” 9% 7% 香りの強さく12分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良(−51% 56% 実施例No、 2A 本実施例において、対照チューインガムはワックスを含むガムベース25.16 %:ソルビトール48.38%;マンニトール8.00%;グリセリン16.6 6%;香料1.55%;及び封入アスパルタム0.25%を含んだ。
ワックスなしチューインガムは、本発明に従って変更した対照のガムベース25 .16%:ソルビトール48.28%;マンニトール8.00%;グリセリン1 6.86%;香料1.65%;及び封入アスパルタム0,25%を含んだ。
全体の好み 4947 味が最上 4750 されやかさ 4946 噛み心地 4651 されやかな息 4648 味が長く持続する 4749 スペアミントの香りが良い 5046 外観が良い 3939 甘い 4447 苦みが少ない 3747 軟らかい 7224 臭いが良い 5043 香りが強い 5344 歯にくっつきやすい 1337 買いやすい 4848 香り全体(1分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” 22X 17% 香りの強さく1分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良い” 64% 65% 香り全体(12分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” IIX 7% 香りの強さく12分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良い″ 48% 47% 実施例No、 3A 本実施例において、対照チューインガムはワックスを含むガムベース20.6% −砂糖57.63%;コーンシロップ20.39%;グリセリン0.83%;及 び香料0.55%を含んだ。ワックスなしチューインガムは、本発明に従って変 更した対照のガムベース20,6%−砂糖59.49%;コーンシロップ18. 5%;グリセリン0.83%;及び香料0.58%を含んだ。
好み ワックスなしを好む% ワックスありを好む%全体の好み 5643 味が最上 5344 されやかさ 5148 噛み心地 4848 されやかな息 5145 味が長く持続する 5046 スペアミントの香りが良い 4651 外観が良い 4538 甘い 4055 苦みが少ない 4643 軟らかい 4352 臭いが良い 4645 香りが強い 4652 歯にくっつきやすい 2632 買いやすい 5145 実施例No、 3A 香り全体(1分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” 21% 21% 香りの強さく1分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良い” 71% 68% 香り全体(12分) ワックスなし ワックスあり “非常に良い” 7% 6% 香りの強さく12分) ワックスなし ワックスあり “はぼ良い45% 38% 本明細書に開示される本発明の実施態様は好ましいとみなされるものであるが、 本発明の真意及び範囲を逸脱することなく種々の変更及び改良をすることができ る。本発明の範囲は添付の請求の範囲に示され、請求の範囲に等価の意味及び範 囲に入る変更はすべて包含される。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、AU 、CA、FI、JP

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ワックスを含む類似のベースと少なくとも同じくらい良好な香味放出特性を 有するワックスを含まないチューインガムベースであって、エラストマー; ポリ酢酸ビニル; エラストマー可塑剤;及び ワックスを含む類似のガムベースと少なくとも同じくらい良好な香味放出特性を 得る40〜70℃の毛管融点を有する油の十分量;を含むワックスを含まないチ ューインガムベース。
  2. 2.少なくとも大部分の油が水素化される請求項1記載のワックスを含まないチ ューインガムベース。
  3. 3.油が約60〜70℃の毛管融点を有する請求項1記載のワックスを含まない チューインガムベース。
  4. 4.油を少なくとも12%含む請求項1記載のワックスを含まないチューインガ ムベース。
  5. 5.合成エラストマー約20〜約60重量%;天然エラストマー0〜約30重量 %; エラストマー可塑剤約5〜約55重量%;充填剤約4〜約35重量%: 軟化剤約12〜約35重量%; を含む請求項1記載のワックスを含まないチューインガムベース。
  6. 6.エラストマーがジェルトン、レキカスピ、ペリロ、ソルバ、マッサランデュ ババラタ、マッサランデュバチョコレート、ニスペロ、ロシンジンハ、チクル、 ガタハンカン、スモークド又は液状ラテックス、グアユール及びその組合わせか らなる群より選ばれた少なくとも1種の天然エラストマーを含む請求項1記載の ワックスを含まないチューインガムベース。
  7. 7.エラストマーがポリイソブチレン、ブタジエン−スチレンコポリマー、酢酸 ビニル−ラウリン酸ビニルコポリマー、ポリイソプレン、イソブチレン−イソプ レンコポリマー及びその組合わせからなる群より選ばれた少なくとも1種の合成 エラストマーを含む請求項1記載のワックスを含まないチューインガムベース。
  8. 8.エラストマー可塑剤がロジンのグリセロールエステル、部分的水素化ロジン のグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、部分的二量化ロ ジンのグリセロールエステル、ロジンの部分的水素化メチルエステル、ロジンの ペンタエリスリトールエステル、ロジンのメチルエステル、部分的水素化ロジン のペンタエリスリトールエステル、テルペン樹脂及びその組合わせからなる群よ り選ばれる請求項1記載のワックスを含まないチューインガムベース。
  9. 9.炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、粉末石灰石、ケイ酸マグネシ ウム、ケイ酸アルミニウム、クレー、アルミナ、二酸化チタン、モノ、ジ及びト リカルシウムホスフェート、セルロース及びその組合わせからなる群より選ばれ た充填剤を含む請求項1記載のワックスを含まないチューインガムベース。
  10. 10.ワックスを含む類似のチューインガムと少なくとも実質的に同じくらい良 好な噛み特性を有するワックスを含まないチューインガムであって、水溶性増量 剤; 1種以上の香味剤; エラストマー;エラストマー可塑剤;ポリ酢酸ビニル;及び軟化剤を含む水不溶 性ガムベースであって、該ガムベースの軟化点がワックスを含む類似のガムベー スより少なくとも5℃低いガムベース;を含むチューインガム。
  11. 11.軟化剤が綿実油、大豆油、キャノーラ油、サフラワー油、ヒマワリ油、パ ーム油及びヤシ油からなる群より選ばれる請求項10記載のチューインガム。
  12. 12.エラストマーが天然ゴムを含む請求項10記載のチューインガム。
  13. 13.軟化剤が約60〜70℃の毛管融点を有する水素化油を含む請求項10記 載のチューインガム。
  14. 14.該ベースが、ワックスを有する類似のガムベースに比べて軟化点を少なく とも5℃だけ降下させる水素化油の十分量を含む請求項10記載のチューインガ ム。
  15. 15.該ベースが部分的水素化油を全ベースに対して多くて約10重量%含む請 求項10記載のチューインガム。
  16. 16.ガムベースを含むワックスから製造したガムと少なくとも実質的に同様の 噛み特性を有するガムを製造するためのワックスを含まないガムベースの製造方 法であって、 ガムベースを少なくともエラストマー、エラストマー可塑剤、ポリ酢酸ビニル及 び油から製造する;及び 油の割合及び種類をワックスを存在させたガムベースの軟化点より低い軟化点を 有するガムベースを製造するように選択する;段階を含む方法。
  17. 17.ワックスなしベースの軟化点が少なくとも5℃低い請求項16記載の方法 。
  18. 18.ワックスを含むガムベースから製造したガムと少なくとも実質的に同様の 噛み特性を有するガムを製造するためのワックスを含まないガムベースの製造方 法であって、 ガムベースを少なくともエラストマー、エラストマー可塑剤、ポリ酢酸ビニル及 び軟化剤から製造する;及び 少なくとも軟化剤又はエラストマー可塑剤の割合及び種類をワックスを含む類似 のガムベースと実質的に同様の特性を有するガムベースを製造するように選択す る; 段階を含む方法。
  19. 19.最初に約5重量%以下のワックスを用いかつ少なくともエラストー、ポリ 酢酸ビニル、エラストマー溶媒及び油を含むガムベースからワックスを排除する 方法であって、 a)ワックスを処方から排除し、少なくとも大部分の残りの成分をほぼ比例して 増加させ; b)得られたガムベースを試験し; c)得られたガムベースの特性が十分でない場合には、ガムベースの油の比率又 は含量を変更する; 段階を含む方法。
  20. 20.ガムベースの油の含量を増加させることにより油の含量を変更する請求項 19記載の方法。
  21. 21.種々の毛管融点の油を選ぶことによりガムベースの油の比率を変更する請 求項19記載の方法。
  22. 22.チユーインガムを処方し、それを試験して噛み特性が十分である場合には 決定することによりガムベースを試験する請求項19記載の方法。
  23. 23.段階c)から得られたガムベースを試験し、特性が十分でない場合には、 ガムベースのエラストマー可塑剤の比率又は含量を変更する;段階を含む請求項 19記載の方法。
  24. 24.エラストマー可塑剤の比率が種々の環球軟化点のエラストマー可塑剤を選 ぶことにより変更される請求項23記載の方法。
  25. 25.約5重量%以上のワックスを含みかつ少なくともエラストマー、ポリ酢酸 ビニル、エラストマー溶媒及び油を含むガムペースからワックスを排除する方法 であって、 a)ワックスを処方から排除し、該ベースの油の含量をほぼ比例して増加させ; b)得られたベースを試験し; c)得られたガムベースの特性が十分でない場合には、得られたガムベースの油 の含量を変更する; 段階を含む方法。
  26. 26.ガムベースの油の含量を変えることにより油の含量を変更する請求項25 記載の方法。
  27. 27.種々の毛管融点の油を選ぶことによりガムベースの油の比率を変更する請 求項25記載の方法。
  28. 28.チューインガムを処方し、それを試験して噛み特性が十分である場合には 決定することによりガムベースを試験する請求項25記載の方法。
  29. 29.段階c)で得られたガムベースを試験し、特性が十分でない場合には、ガ ムベースのエラストマー可塑剤の比率又は含量を変更する;段階を含む請求項2 5記載の方法。
  30. 30.エラストマー可塑剤の比率が種々の環球軟化点のエラストマー可塑剤を選 ぶことにより変更される請求項29記載の方法。
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