JPS5864392A - 電気かみそり用網目状外刃の製造方法 - Google Patents

電気かみそり用網目状外刃の製造方法

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JPS5864392A
JPS5864392A JP16328881A JP16328881A JPS5864392A JP S5864392 A JPS5864392 A JP S5864392A JP 16328881 A JP16328881 A JP 16328881A JP 16328881 A JP16328881 A JP 16328881A JP S5864392 A JPS5864392 A JP S5864392A
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JP
Japan
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JP16328881A
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Hiroshi Shimazu
博士 嶋津
Eiji Sakata
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電気かみそりの網目状外刃を電鋳法によって
製造する方法の改良に関する。
従来、電鋳法により電気かみそりの網目状外刃を製造す
るに際しては、一般に、第1図に示すように母型1の表
面の、外刃の毛導入孔に相当する部分に絶縁膜2を形成
し、ついで、母型1の結締lHによって贋われていない
表面に、1次電着によって絶縁膜2の厚さを越えて突出
する断面円弧形の1次電着層3を形成し、この1次電着
層3の表面に、剥離処理を施したのち2次電着によって
外刃の毛導入孔間の連続リブとなる断面逆皿形の2次電
着層4を形成する。最後にその2次電着屑4を剥離して
、第2図に示すような、毛導入孔5と、毛導入孔5を囲
み下面にカウンターシンクロが形成された断面逆皿形の
連続リブ8とを有する網目状外刃9を得ている。
しかし、かかる製造方法では、1次電蓄層3が形成され
る母型1の表面形状は平坦であるがために、その表面に
1次電着すると、第3図にその電着の成長の仕方の組織
図を示しであるように、1次電着膚亀の断面円弧形の中
央頂部3aが先行して成長し、その裾部3bの成長はそ
れよ艶遅れがちになる。この結果、裾部3bが母型1の
表面に対し角度α、82−83度程度のほぼ垂直な急勾
配で立上ることになり、従って、その後の1次電着層3
の表面に形成される2次電着層4による連続リブ8は前
記角度αと同じ角度の刃先角θを得ることになる。この
ように外刃9の刃先角θが大きいと、毛導入孔5への毛
の誘い込みが悪くなり、またこの外刃9の下面に内刃を
すり合わせて毛をはさみ切る裁断効果も悪くなるという
欠点がある。
この発明は、かかる事実に着目して、電鋳母型の表面に
;1次電着層の断面円弧の中央頂部の電着成長を遅らせ
る凹溝を設けることにより、1次電着1の裾部の角度α
を小さくすることができて刃先角θの小さい外刃を得る
ことができ、毛導入孔への毛の誘い込み、および毛の裁
断効果に優れる電気かみそり用網目状外刃の製造方法を
提供しようへするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
まず、第4図に示すように前記従来方法と同様に、電鋳
母型lの表面の、第8図に示す外刃10の毛導入孔11
に相当する部分に絶縁膜2を形成する。またこの母型1
の裏面全体に保護膜12を形成する。電鋳母型1は導電
性を有し、かつエツチング処理可能な金属、例えば銅、
アルミニウム、ステンレススチール、真鍮からなる。絶
縁膜2および保寝膜12は耐エツチング液性に優れる材
料、例えば紫外線もしくは電子線硬化性樹脂などで形成
する。
ついで、この電鋳母型1をエツチング液に浸漬する。こ
の浸漬により第5図に示すように電鋳母型lの絶縁膜2
によって習われていない表面を腐蝕させて蟻溝形゛の凹
溝13を形成する。
この後、この電鋳母型1を電着槽に移し、ニッケルなど
の金属の1次電着を行なって、第6図に示すように母型
1の凹溝13に、絶縁膜2の厚さを越えて突出する断面
円弧形の1次電着層14を形成し、この1次電着層14
の表面に、剥離処理を施したのち第7図に示すように2
次電着を行なって外刃10の毛導入孔11・11間の連
続リブ15となる金属、例えばニッケル、あるいはニッ
ケルとコバルト合金の2火曜着層16を形成する。
この電鋳後、これを電着槽から引上げる。
最後に、従来方法と同様に2次電蓄層16を1次電着層
14から剥離すれば、第8図に示すような、毛導入孔1
1と、下面にカウンターシンク17が形成され転断面逆
皿形の連続リブ15とを有する網目状外刃10を得るこ
とができる。
このように形成された網目状外刃10においては、従来
の外刃9の刃先角θに比較して、きわめて小さい刃先角
θを有するものが得られた◇すなわち、1次電着される
母型1の表面に凹溝13を形成するので、これに1次電
着を行なうと、その電着の成長過程の中間段階において
、第10図に示す如く凹溝13内の底部13&と側部1
3b・13bの三方から電蓄が進んで行ってその中央部
Aに凹み状態が生じる。このため、さらに電着が進むに
、つれて第11図にみられる如くその中央頂部14&の
成長が遅れがちになる。この結果、緩やかな勾配の円弧
形断面の1次電着1114が得られ、その裾部14bと
母型1の表面との間で成す角度αは、従来のその角度に
比較して、きわめて小さくすることができるに至った。
従って、その1次電着層14の表面に形成される2火曜
着層16による外刃lOは刃先角−を小さいものにする
ことができるのである。
仁のような刃先角−は、凹−13内の凹入法進度により
影響される傾向にあり、具体的には、凹溝13の深さを
、幅すなわち外刃10のリブ15番ζ相当する2火曜着
層16の裾幅から層厚(電着量)の2倍の量を差し引い
た幅のほぼ半分にするのが、好ましく、仁の場合の刃先
角0は30’〜55゜となる。
なお、上記実施例においては、母型1の表面に凹溝13
を形成する手段としてエツチング法を採用しであるので
、その形成が簡単に行なわれるが、このエツチング法に
限定されるものではない。
また凹溝13をあり溝にする、即ち凹溝13の側部13
b・13bを底部13&に至るに従い拡開させる傾斜状
にすると、1次電着l#14が凹溝13内の底部13m
で蒙り出し、仁の張り出し部分が母型1に対しアンカー
作用をなし、これがため1次電着層14と母型1との結
着力が高まるため、2火曜着層16を母型lの1次電着
層14から剥離する際、2次電着層16に母型側が付着
することはない。
以上説明したように、この発明の電気がみそり用網目状
外刃の製造方法によれば、1火曜着される電鋳母型lの
表面に凹溝13を形成して1火曜着層14の断面円弧形
の中央頂部148の電着成長を遅らせるよう−こしであ
るので、裾部14bの角度αの小さい断面円弧形の1火
曜着層14を得ることができる。したがって、網目状外
刃10の刃先角θを小さくすることがもき、毛導入孔1
1に毛を誘い込み易くするとともに、毛のはさみ切り、
深剃り効果を高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製造方法を説明するための1火曜着、2
次電着終了後における電鋳母型の一部の拡大断−図、第
2図は従来の製造方法によって得られた網目状外刃の一
部の拡大断面図、第3図は従来の1火曜着の成長の仕方
を示す電鋳母型の一部の拡大断面図である。 第4図はこの発明に係る製造方法に用いられる電鋳母型
の一部の拡大断面図、第5図は凹溝形成後における電鋳
母型の一部の拡大断面図、第6図は1火室着終了後にお
ける電鋳母型の一部の拡大断面図、fa7図は2次電着
終了後における電鋳母型の一部の拡大断面図、第8図は
この発明の製造方法によって得られた網目状外刃の一部
の拡大断面図、第9図はその外刃の一部を更に拡大して
示す断面図、第10図および第11図はこの発明の方法
による1火曜着の成長過程の組織を示す電鋳母型の一部
の拡大断面図である。 l・・・電鋳母型、     2・・・絶縁膜、10・
・・網目状外刃、   11・・・毛導入孔、13、・
・・凹溝、       14・・・1火曜着層、15
・・・連続リブ、     1d・・・2次電着層。 特許出願人       九州日立マクセル株式会社第
1図 第2ンi 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (菫)電鋳母型1の表面の、網目状外刃10の毛導入孔
    11に相当する部分に絶縁膜2を形成するとともに、電
    鋳母型1の絶縁膜2で覆われていない表面に凹溝13を
    形成し、ついで、凹溝13に1次電着によって絶縁膜2
    の厚さを越えて突出する1次電着層14を形成し、この
    1次電着層14の表面に、剥離処理を施したのち2次電
    着によって網目状外刃10の毛導入孔11−11間の連
    続リブ15となる2次電着層16を形成する、電気かみ
    そり用網目状外刃の製造方法。
JP16328881A 1981-10-12 1981-10-12 電気かみそり用網目状外刃の製造方法 Granted JPS5864392A (ja)

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JPS5864392A true JPS5864392A (ja) 1983-04-16
JPH0133556B2 JPH0133556B2 (ja) 1989-07-13

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