JPS6350030B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350030B2 JPS6350030B2 JP14997280A JP14997280A JPS6350030B2 JP S6350030 B2 JPS6350030 B2 JP S6350030B2 JP 14997280 A JP14997280 A JP 14997280A JP 14997280 A JP14997280 A JP 14997280A JP S6350030 B2 JPS6350030 B2 JP S6350030B2
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- Japan
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- electrodeposition
- hair introduction
- matrix
- holes
- introduction holes
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電気かみそりの外刃の製造方法に関
するものである。
するものである。
たとえば、往復動電気かみそりの外刃では、長
毛などの伏臥した毛も効果的に捕捉できるように
毛導入孔として小孔だけでなくスリツトのように
小孔よりも大きな孔を設けるのが望ましい。
毛などの伏臥した毛も効果的に捕捉できるように
毛導入孔として小孔だけでなくスリツトのように
小孔よりも大きな孔を設けるのが望ましい。
ところで、この種外刃は電着法で形成するのが
一般的であるが、電着法によれば、電着層が母型
の主面上に単位面積当り、等量付着する傾向にあ
る。すなわち、上記上小異なる毛導入孔を有する
ものを電着法で形成すると、スリツトのような大
ぎな毛導入孔各間のリブ部の電着厚さが小さい毛
導入孔各間のリブ部よりも厚くなる。このため、
外刃ホルダにアーチ状に湾曲させて張設する際
に、上記大きな毛導入孔の存在する部位と小さい
毛導入孔の存在する部位では曲がり具合が異なつ
た状態で張設されることになり、内刃の刃先に対
して均一に当らず、刃先の欠損や偏摩耗を招く。
一般的であるが、電着法によれば、電着層が母型
の主面上に単位面積当り、等量付着する傾向にあ
る。すなわち、上記上小異なる毛導入孔を有する
ものを電着法で形成すると、スリツトのような大
ぎな毛導入孔各間のリブ部の電着厚さが小さい毛
導入孔各間のリブ部よりも厚くなる。このため、
外刃ホルダにアーチ状に湾曲させて張設する際
に、上記大きな毛導入孔の存在する部位と小さい
毛導入孔の存在する部位では曲がり具合が異なつ
た状態で張設されることになり、内刃の刃先に対
して均一に当らず、刃先の欠損や偏摩耗を招く。
この発明は異なる大きさの毛導入孔に対応して
母型主面上に形成した電気絶縁性薄膜に弧立した
切欠部を設けてから、電着を行なうことにより、
上記欠点を解消したものである。
母型主面上に形成した電気絶縁性薄膜に弧立した
切欠部を設けてから、電着を行なうことにより、
上記欠点を解消したものである。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第1図はこの発明の製造方法で得られた往復動
電気かみそりの外刃を示し、同図において、1は
可撓性を有する薄肉状の外刃基板、2は外刃基体
1に形成されたスリツトのような比較的大きな開
口面積を有する毛導入孔、3は上記外刃基板1に
形成された小孔のような比較的小さな開口面積を
有する毛導入孔で、これら毛導入孔2,3は互に
近接した位置関係をもつて配設されている。4,
4は外刃基体1の両側縁に沿つて形成された合成
樹脂や薄鋼板製の補強板、5は外刃ホルダ(図示
せず)への取付片である。
電気かみそりの外刃を示し、同図において、1は
可撓性を有する薄肉状の外刃基板、2は外刃基体
1に形成されたスリツトのような比較的大きな開
口面積を有する毛導入孔、3は上記外刃基板1に
形成された小孔のような比較的小さな開口面積を
有する毛導入孔で、これら毛導入孔2,3は互に
近接した位置関係をもつて配設されている。4,
4は外刃基体1の両側縁に沿つて形成された合成
樹脂や薄鋼板製の補強板、5は外刃ホルダ(図示
せず)への取付片である。
つぎに、上記外刃の製造方法を工程順に説明す
る。
る。
まず、第2図に示すように、導電性の母型21
の主面上であつて、前述の毛導入孔2,3に対応
する部分に電気絶縁性薄膜22,23を形成する
とともに、これら各薄膜22,23に第3図のよ
うに弧立した切欠部24,25を形成する。これ
ら切欠部24,25の表面積は、上述の毛導入孔
2,3の開口面積に比例した大きさであつて、か
つ単位面積当りの電着厚さを等しくさせるための
ものである。上記薄膜22,23は周知の手段、
すなわち光によつて硬化、不溶性となり、かつ耐
薬品性、電気絶縁性を有する感光性樹脂を上記母
型21の主面上に均一に塗布したのち、この上に
陽画板を密着させ、ついで焼付、現象の各処理を
行なうもの、あるいは、感光性樹脂を、陰画板を
用いて焼付、現象処理を行なつた後、母型21の
主面をエツチングによる酸化処理し、ついで焼付
けられた上記樹脂を取り除いて毛導入孔2に対応
した部分に酸化皮膜を用いるものである。
の主面上であつて、前述の毛導入孔2,3に対応
する部分に電気絶縁性薄膜22,23を形成する
とともに、これら各薄膜22,23に第3図のよ
うに弧立した切欠部24,25を形成する。これ
ら切欠部24,25の表面積は、上述の毛導入孔
2,3の開口面積に比例した大きさであつて、か
つ単位面積当りの電着厚さを等しくさせるための
ものである。上記薄膜22,23は周知の手段、
すなわち光によつて硬化、不溶性となり、かつ耐
薬品性、電気絶縁性を有する感光性樹脂を上記母
型21の主面上に均一に塗布したのち、この上に
陽画板を密着させ、ついで焼付、現象の各処理を
行なうもの、あるいは、感光性樹脂を、陰画板を
用いて焼付、現象処理を行なつた後、母型21の
主面をエツチングによる酸化処理し、ついで焼付
けられた上記樹脂を取り除いて毛導入孔2に対応
した部分に酸化皮膜を用いるものである。
上記薄膜22,23が形成された母型21を電
着槽(図示せず)に浸漬させて第1次電着を行な
い、母型21の導電表面に薄膜22,23の厚さ
を越える第1電着層26を形成する(第4図)。
着槽(図示せず)に浸漬させて第1次電着を行な
い、母型21の導電表面に薄膜22,23の厚さ
を越える第1電着層26を形成する(第4図)。
この第1次電着により、上記切欠部24,25
の部分にも、いわゆる捨て電着部として不要な電
着層27,28が形成される。
の部分にも、いわゆる捨て電着部として不要な電
着層27,28が形成される。
ついで、上記母型21を重クロム酸カリウム等
の水溶液中に浸漬して剥離処理を行なつたのち、
さらに第2次電着を行ない上記第1次電着層26
の表面上に第5図のように外刃基体1として所要
の厚さを有する第2次電着層29を形成する。こ
の第2次電着によつても、上記電着層27,28
上に不要な電着層30,31が形成される。
の水溶液中に浸漬して剥離処理を行なつたのち、
さらに第2次電着を行ない上記第1次電着層26
の表面上に第5図のように外刃基体1として所要
の厚さを有する第2次電着層29を形成する。こ
の第2次電着によつても、上記電着層27,28
上に不要な電着層30,31が形成される。
第2次電着のあと、上記母型21を電着槽から
引き上げて第2次電着層29を上記剥離処理面か
ら剥離すれば、第6図のように上記第2次電着層
29が毛導入孔2,3間のリブ部を構成し、さら
にカウンタシンク部32を有する外刃が得られ
る。
引き上げて第2次電着層29を上記剥離処理面か
ら剥離すれば、第6図のように上記第2次電着層
29が毛導入孔2,3間のリブ部を構成し、さら
にカウンタシンク部32を有する外刃が得られ
る。
上記第2次電着層29を剥離した際、上記不要
な電着層27,30と電着層28,31とはそれ
ぞれ前記毛導入孔2,3に対応する部位で弧立し
ているために、上記母型21側に残される。
な電着層27,30と電着層28,31とはそれ
ぞれ前記毛導入孔2,3に対応する部位で弧立し
ているために、上記母型21側に残される。
ここで、電着に先立つて、電気絶縁性膜22,
23に、毛導入孔2,3の大きさに比例した面積
の切欠部24,25をそれぞれ弧立して形成した
から、大小異なる毛導入孔2,3のリブ部33,
34の電着厚さt1、t2は、不要の電着層30,3
1によつて調整されてほぼ均等化されることにな
り、このため外刃を湾曲して外刃ホルダに張設す
る際も、曲り程度が均等になつて偏摩耗や破損な
どのおそれを回避できる。
23に、毛導入孔2,3の大きさに比例した面積
の切欠部24,25をそれぞれ弧立して形成した
から、大小異なる毛導入孔2,3のリブ部33,
34の電着厚さt1、t2は、不要の電着層30,3
1によつて調整されてほぼ均等化されることにな
り、このため外刃を湾曲して外刃ホルダに張設す
る際も、曲り程度が均等になつて偏摩耗や破損な
どのおそれを回避できる。
なお、上記実施例では、大小異なる毛導入孔
2,3を長孔と小孔の2種類に限つたものを例に
説明したものであるが、それぞれ異なる大きさの
3種類以上の毛導入孔を配設したものや中央から
外周側へ向けて除々に孔面積を大きくあるいは小
さくなるように外刃全面にわたつて変化させたも
のにおいても、上記実施例と同様の効果を奏する
ものである。
2,3を長孔と小孔の2種類に限つたものを例に
説明したものであるが、それぞれ異なる大きさの
3種類以上の毛導入孔を配設したものや中央から
外周側へ向けて除々に孔面積を大きくあるいは小
さくなるように外刃全面にわたつて変化させたも
のにおいても、上記実施例と同様の効果を奏する
ものである。
以上のように、この発明にしたがえば、異なる
大きさの毛導入孔に対応して母型主面上に形成し
た電気絶縁性薄膜にそれぞれ弧立した切欠部を形
成してから電着を行なうことにより、毛導入孔各
間のリブ部の電着層厚さが均等的になされ、、内
刃に良好に密着し得る電気かみそりの外刃が得ら
れる。
大きさの毛導入孔に対応して母型主面上に形成し
た電気絶縁性薄膜にそれぞれ弧立した切欠部を形
成してから電着を行なうことにより、毛導入孔各
間のリブ部の電着層厚さが均等的になされ、、内
刃に良好に密着し得る電気かみそりの外刃が得ら
れる。
第1はこの発明に係る電気かみそりの製造方法
で得られた外刃の一例を示す斜視図、第2図〜第
6図は同外刃の製造方法の一例を示す断面図であ
る。 1……外刃基体、2,3……毛導入孔、21…
…導電性母型、22,23……電気絶縁性薄膜、
24,25……切欠部、26……第1次電着層、
27,28,30,31……不要な電着層、29
……第2次電着層。
で得られた外刃の一例を示す斜視図、第2図〜第
6図は同外刃の製造方法の一例を示す断面図であ
る。 1……外刃基体、2,3……毛導入孔、21…
…導電性母型、22,23……電気絶縁性薄膜、
24,25……切欠部、26……第1次電着層、
27,28,30,31……不要な電着層、29
……第2次電着層。
Claims (1)
- 1 大小異なる毛導入孔2,3を有する外刃基体
1を電着法で形成するにあたり、上記各孔2,3
に対応して導電性母型21の主面上に電気絶縁性
薄膜22,23を形成するとともに、上記毛導入
孔2,3の各開口面積に比例した大きさであつ
て、かつ単位面積当りの電着厚さを外刃基体1全
体で等しくさせる切欠部24,25を上記各薄膜
22,23にそれぞれ弧立して形成したのち、上
記母型21の主面に対して電着を行なうことを特
徴とする電気かみそりの外刃の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997280A JPS5772682A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Manufacture of outer edge for electric razor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997280A JPS5772682A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Manufacture of outer edge for electric razor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5772682A JPS5772682A (en) | 1982-05-07 |
JPS6350030B2 true JPS6350030B2 (ja) | 1988-10-06 |
Family
ID=15486642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14997280A Granted JPS5772682A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Manufacture of outer edge for electric razor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5772682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247534U (ja) * | 1988-09-24 | 1990-03-30 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145691A (ja) * | 1987-10-23 | 1988-06-17 | 九州日立マクセル株式会社 | 薄板状基体の製造方法 |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP14997280A patent/JPS5772682A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247534U (ja) * | 1988-09-24 | 1990-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5772682A (en) | 1982-05-07 |
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