JPS5864389A - コンクリ−ト取付け部の鋼材の防食方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリート取付部の鋼材の防食方法に関する
。

従来、コンクリート取付は部の鋼材の防食は、鋼材の表
面に鉛系錆止顔料、ｉ性錆止めペイント、長油性アルキ
ッド樹脂塗料等が施とさｎる程度でコンクリート取付は
部としては特別な防食手段は施こさｎなかった。しかし
最近のように鋼材を構造材とする建築物が増えるにした
がってコンクリート取付は部の鋼材等の腐食が問題にな
ってきた。

その為に前記した程度の従来の防食方法では、水や空気
の影響及び電位差の形成等の腐食因子で塗膜の劣化が早
く、防食方法としてはとても不充分である。

本発明は、このような点に鑑み前記欠点を解決すべく簡
単な方法であるが防食効果の高いコンクリート取付は部
の鋼材の防食方法を提供せんとするも−ので、その要旨
は、鋼材をコンクリート中に埋設する工法において、コ
ンクリート埋込部の上下にわたり直接に或いは防食用塗
料を介してペトロラタム系の防食用テープ或いはシート
を被覆することを特徴とするもので、ペトロラタム系防
食材料は、セメント、鋼材両方によく粘着するので雨水
や空気の影響及び有害な液体等の進入による腐食が防止
さｎるし、また防食塗料上からテープを被覆した場合に
おいても防食用テープ或いはシートによって防食用塗料
の劣化や剥離が防止さｎ、高い防食効果を示すものであ
る。

なお、前記防食テープ、シートを施すに当ってプライマ
リ−を塗布しておくことも行なわｎる。

ｖ下、本発明の実施例を図面によシ説明すると、１は鋼
材、２はコンクリート、３は前記鋼材１のコンクリート
２０表面２ａを境に、露出部から埋込部にわたって塗布
した防食用塗料、４け前記鋼材１に塗布した前記防食用
塗料３の上に被覆したペトロラタム系防食用テープであ
る。

前記防食用塗料３の塗布及び防食用テープ４の被覆は、
鋼材１にコンクリート２打ちする前に施し、ておき、そ
ｎからコンクリート打ちする。

なお、この実施２例では防食塗料を施した鋼材について
述べたが、この防食塗料はなくとも十分に効果がある。

このようなペトロラタム系防食用テープ４としては、自
己融着性に優ｎた藤倉電線株式会社製の商品名Ｆ−ＴＡ
ＣＫ　　Ｐシリーズ′を挙げることができる。そして、
このようなペトロラタム系防食テープ或いはシートはラ
ップ巻き、ギャップ巻きで巻き回わすか、或いは縦添え
して被覆さｎる。

以下の通り、本発明は、鋼材のコンクリート取付は部に
おいて、その露出部分からコンクリート埋込部にわたっ
てその両者に密着性の優ｎたペトロラタム系防食用テー
プ或いはシートを被覆するので、腐食の原因となる水や
空気の影響及び腐食性物質の進入を完全に防止し、更に
、防食用テープ或いはシートは絶縁特性の高いもので形
成できるから１電気塵食も防止し〜高い防食効果が期待
できるものである。しかも、その実施は鋼材表面にテー
プ或いはシートを被覆するだけであるから、極めて容易
に誰でもが実施できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は断面正面図、第
２図は断面側面図である。 １・・・鋼　材　　　　　２・・・コンクリート４、・
・・ペトロラタム系防食用テープ時　許　出　願　人　
　　　藤倉電線株式会社第１図 盲

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋼材をコンクリート中に埋設する工法において、鋼材の
   露出部分の一部からコンクＩＪ　−ト埋込部の一部にわ
   たり直接に或いは防食用塗料を介してペトロラタム系防
   食用テープ或いはシートを被覆することを特徴とするコ
   ンクリート取付は部の鋼材の防食方法。