JPS586415B2 - デイジタル信号受信装置 - Google Patents
デイジタル信号受信装置Info
- Publication number
- JPS586415B2 JPS586415B2 JP9154578A JP9154578A JPS586415B2 JP S586415 B2 JPS586415 B2 JP S586415B2 JP 9154578 A JP9154578 A JP 9154578A JP 9154578 A JP9154578 A JP 9154578A JP S586415 B2 JPS586415 B2 JP S586415B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- digital signal
- output
- threshold voltage
- transmission
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば一局舎内の装置間のように比較的短区
間の伝送路に信号を高速度で伝送する場合に適するデイ
ジタル信号の受信装置に関するものである。
間の伝送路に信号を高速度で伝送する場合に適するデイ
ジタル信号の受信装置に関するものである。
伝送路は一般に低域通過の周波数特性を持っている。
そのためf(t)= Do+Σ[An sin(nωp
t )+Bn cos(nωpt),1ωp:基本角周
波数 とフーリエ級数で表わすことのできる周期的パルス列f
(t)をその伝送路に入力すると、その伝送路の受信端
からは直流分Doを中心とし、入カパルスよりも小さい
振幅のパルス列が出力される。
t )+Bn cos(nωpt),1ωp:基本角周
波数 とフーリエ級数で表わすことのできる周期的パルス列f
(t)をその伝送路に入力すると、その伝送路の受信端
からは直流分Doを中心とし、入カパルスよりも小さい
振幅のパルス列が出力される。
現実には静止状態からパルス列が始まるため受信端にお
ける出力パルス列は振幅の中心が除々に上述の直流分D
oに相当する値に近づく波形となる。
ける出力パルス列は振幅の中心が除々に上述の直流分D
oに相当する値に近づく波形となる。
また入力するパルス列の直流分の大きさが時間とともに
変化するような場合には出力パルス列の振幅の中心も時
間とともに変化する。
変化するような場合には出力パルス列の振幅の中心も時
間とともに変化する。
この現象は直流重畳と言われるものであり、信号伝送に
おいて雑音余裕度を減少させるという欠点があった。
おいて雑音余裕度を減少させるという欠点があった。
この発明の目的はこの欠点を解決するために受信信号の
符号列の状態により受信回路のしきい値電圧を変化する
ことにより雑音余裕度を増加したデイジタル信号受信装
置を提供することにある。
符号列の状態により受信回路のしきい値電圧を変化する
ことにより雑音余裕度を増加したデイジタル信号受信装
置を提供することにある。
この発明は従来用いられている各種の信号符号形式に適
用することができる。
用することができる。
先ずデータ信号にNRZ信号を用いた例について説明す
る。
る。
第1図に示すようにNRZ形式のデータ信号Aが送信回
路から伝送路に出力されると、受信端では同図Bのよう
に歪んだ信号が受信される。
路から伝送路に出力されると、受信端では同図Bのよう
に歪んだ信号が受信される。
そのため例えば同図中のVr 1で示すように受信回路
に一定レベルのしきい値を設けて同図Cの矢印で示すタ
イミングで受信データ信号Bがしきい値Vr 1以上で
あるか否かを識別をしようとすると、雑音余裕度が減少
して信号伝送が困難となる。
に一定レベルのしきい値を設けて同図Cの矢印で示すタ
イミングで受信データ信号Bがしきい値Vr 1以上で
あるか否かを識別をしようとすると、雑音余裕度が減少
して信号伝送が困難となる。
第2図はこの発明による受信装置の実施例を示し、入力
端子11からの受信デイジタル信号は受信回路12でそ
の符号(極性)が各ビットごとに識別されて受信信号の
各ビットが高レベルであるか低レベルであるかに応じて
出力端子13及び14にそれぞれ出力信号が得られる。
端子11からの受信デイジタル信号は受信回路12でそ
の符号(極性)が各ビットごとに識別されて受信信号の
各ビットが高レベルであるか低レベルであるかに応じて
出力端子13及び14にそれぞれ出力信号が得られる。
例えば第1図Bの信号に対して高レベル検出信号Dと低
レベル検出信号Eとが端子13及び14にそれぞれ出力
される。
レベル検出信号Eとが端子13及び14にそれぞれ出力
される。
この発明においてはこれ等出力端子13,14の出力に
よりアップ・ダウンカウンタ15がそれぞれアップカウ
ント及びダウンカウントされる。
よりアップ・ダウンカウンタ15がそれぞれアップカウ
ント及びダウンカウントされる。
カウンタ15の初段、次段・・・・・・の各状態は第1
図のF1,F2 ・・・・・・のようになる。
図のF1,F2 ・・・・・・のようになる。
このカウンタ15の計数内容はD−A変換器16により
アナログ信号Gに変換される。
アナログ信号Gに変換される。
そのアナログ信号は必要に応じて増幅器17を通じて受
信回路12のしき−値電圧入力端子18へしきい値電圧
Vr 2として与えられる。
信回路12のしき−値電圧入力端子18へしきい値電圧
Vr 2として与えられる。
受信信号Bとしきい値電圧Vr 2との関係例を第1図
Hに示す。
Hに示す。
このようにこの発明によればしきい値電圧は、その受信
デイジタル信号の符号列の状態により変化し、受信信号
の中心レベルが低ければしきい値電圧も低くなり、それ
だけ雑音余裕度が高くなる。
デイジタル信号の符号列の状態により変化し、受信信号
の中心レベルが低ければしきい値電圧も低くなり、それ
だけ雑音余裕度が高くなる。
なおしきい値電圧Vr 2はD−A変換器16の出力に
正しく比例するものではない。
正しく比例するものではない。
例えば第1図Iに示すように高レベル信号が連続するデ
ータ信号■が送信回路から伝送路へ出力されると、受信
端では第1図Jの実線で示す信号が受信される。
ータ信号■が送信回路から伝送路へ出力されると、受信
端では第1図Jの実線で示す信号が受信される。
ここでもしもしきい値電圧Vr 2をD−A変換器16
の出力に比例させると、しきい値電圧Vr2は第1図J
の破線で示されるようにどこまでも大きくなり、実線に
近ずき返って雑音余裕度が減少することになる。
の出力に比例させると、しきい値電圧Vr2は第1図J
の破線で示されるようにどこまでも大きくなり、実線に
近ずき返って雑音余裕度が減少することになる。
そのため増幅器17はD−A変換器16の出力値、伝送
速度、伝送路の周波数特性、伝送路長に応じた特性を持
たせD−A変換器16の出力が大きくなるに従って出力
が圧縮されるようにする。
速度、伝送路の周波数特性、伝送路長に応じた特性を持
たせD−A変換器16の出力が大きくなるに従って出力
が圧縮されるようにする。
これは漸次飽和させてもよく、一定値より急に飽和させ
てもよい。
てもよい。
このような特性はカウンタ15やD−A変換器16に設
けてもよい。
けてもよい。
このことは他の符号形式についても同様である。
例えば第1図Kに示すようにテユウテイ50%のRZ信
号を伝送路に入力すると、受信端では同図Lの実線で示
すような信号が受信され、その振幅の中心は同図Lの破
線のようになり最終的に破線のレベルは信号Kの振幅の
1/2よりも大きくなることはない。
号を伝送路に入力すると、受信端では同図Lの実線で示
すような信号が受信され、その振幅の中心は同図Lの破
線のようになり最終的に破線のレベルは信号Kの振幅の
1/2よりも大きくなることはない。
従ってしきい値を信号Kの振幅の1/2)よりも大きく
しない。
しない。
以上説明したようにこの発明の受信装置により伝送路で
発生する直流重畳を補償することができるため、信号伝
送における雑音余裕度の減少を阻止することができると
いう大きな利点がある。
発生する直流重畳を補償することができるため、信号伝
送における雑音余裕度の減少を阻止することができると
いう大きな利点がある。
この発明は以上で説明した2値信号のみならず、多値信
号の伝送に適用しても有効であり、その適用範囲は広い
。
号の伝送に適用しても有効であり、その適用範囲は広い
。
第1図はこの発明によるデイジタル信号受信装置の動作
の説明に供するための波形図、第2図はこの発明による
受信装置の一例を示すブロック図である。 11:入力端子、12:受信回路、13:高レベル検出
端子、14:低レベル検出端子、15:アップ・ダウン
カウンタ、16:D−A変換器、17:増幅器、18:
しきい値電圧入力端子。
の説明に供するための波形図、第2図はこの発明による
受信装置の一例を示すブロック図である。 11:入力端子、12:受信回路、13:高レベル検出
端子、14:低レベル検出端子、15:アップ・ダウン
カウンタ、16:D−A変換器、17:増幅器、18:
しきい値電圧入力端子。
Claims (1)
- 1 受信されたデイジタル信号をその各ビットごとに極
性弁別する受信回路と、その弁別された各ビットごとに
その極性に応じて計数制御されるアップ・ダウンカウン
タと、そのアップ・ダウンカウンタの計数内容をアナロ
グ信号に変換するD−A変換器と、そのアナログ信号に
応じて上記受信回路のしきい値電圧を制御する手段とを
具備するデイジタル信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154578A JPS586415B2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | デイジタル信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154578A JPS586415B2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | デイジタル信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5520008A JPS5520008A (en) | 1980-02-13 |
JPS586415B2 true JPS586415B2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=14029443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9154578A Expired JPS586415B2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | デイジタル信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586415B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178211A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-04-21 | ピ−ビ− エレクトロニクス コ−ポレ−シヨン | デジタル・オ−デイオ・アンプ |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5891816A (ja) * | 1981-11-26 | 1983-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリエステル繊維の製造方法 |
JPS5891812A (ja) * | 1981-11-26 | 1983-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリエステル繊維の製造方法 |
US4581399A (en) * | 1982-09-30 | 1986-04-08 | Celanese Corporation | Method for the melt processing of thermotropic liquid crystal polymers |
JPS59100710A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-11 | Kuraray Co Ltd | 高タフネス繊維の製造法 |
JPS60163528A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デ−タ打抜き回路 |
JPS60181324A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-17 | Sumitomo Chem Co Ltd | 繊維の処理方法 |
FR2570831B1 (fr) * | 1984-09-21 | 1987-04-24 | Efcis | Detecteur de niveau de signal analogique |
JPH0765275B2 (ja) * | 1985-06-20 | 1995-07-12 | 住友化学工業株式会社 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
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US4742251A (en) * | 1985-08-12 | 1988-05-03 | Silicon Systems, Inc. | Precise call progress detector |
JPS62206016A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 溶融紡糸方法 |
JPS62206017A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 溶融紡糸法 |
JPH0726250B2 (ja) * | 1986-03-27 | 1995-03-22 | 住友化学工業株式会社 | ポリエステル繊維 |
JPH0698701B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1994-12-07 | ポリプラスチックス株式会社 | 液晶性ポリエステル樹脂成形品の改質方法 |
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JP2551074B2 (ja) * | 1988-01-13 | 1996-11-06 | 東洋紡績株式会社 | 高強度高弾性率ポリエステル繊維の製造方法 |
-
1978
- 1978-07-28 JP JP9154578A patent/JPS586415B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178211A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-04-21 | ピ−ビ− エレクトロニクス コ−ポレ−シヨン | デジタル・オ−デイオ・アンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5520008A (en) | 1980-02-13 |
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