JPS586163Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS586163Y2 JPS586163Y2 JP1978038980U JP3898078U JPS586163Y2 JP S586163 Y2 JPS586163 Y2 JP S586163Y2 JP 1978038980 U JP1978038980 U JP 1978038980U JP 3898078 U JP3898078 U JP 3898078U JP S586163 Y2 JPS586163 Y2 JP S586163Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heater
- food
- frequency
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波発振器とヒータとを加熱源とし食品など
の被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置の改良に関す
るものである。
の被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置の改良に関す
るものである。
従来の高周波加熱装置では高周波発振器から発生する高
周波エネルギーによる加熱（高周波加熱）のときは回転
型の上に食品を載せて加熱し、ヒータの熱エネルギーに
よる加熱（ヒータ加熱）のときは加熱室側壁に設けた皿
受棚で高さを調節できる角皿に食品を載せて加熱してい
た。
周波エネルギーによる加熱（高周波加熱）のときは回転
型の上に食品を載せて加熱し、ヒータの熱エネルギーに
よる加熱（ヒータ加熱）のときは加熱室側壁に設けた皿
受棚で高さを調節できる角皿に食品を載せて加熱してい
た。
この場合、加熱時間を短縮するため、高周波加熱とヒー
タ加熱とを併用するには食品を回転型の上で高周波加熱
してから、角皿に移してヒータ加熱するか、またはこの
逆の操作をしていた。
タ加熱とを併用するには食品を回転型の上で高周波加熱
してから、角皿に移してヒータ加熱するか、またはこの
逆の操作をしていた。
すたわち、高周波加熱の場合は加熱室内の電界分布の不
均一さによる加熱むらを少なくするため回転型を使い、
ヒータ加熱の場合は加熱室の上部に設けた上ヒータと下
部に設けた下ヒータにより食品の上面、下面、側面など
全表面に均一な焦げ色をつけるために食品の大きさ９種
類などに応じて食品とヒータとの距離を調節する必要が
あり、高さを調節できる角皿を使う。
均一さによる加熱むらを少なくするため回転型を使い、
ヒータ加熱の場合は加熱室の上部に設けた上ヒータと下
部に設けた下ヒータにより食品の上面、下面、側面など
全表面に均一な焦げ色をつけるために食品の大きさ９種
類などに応じて食品とヒータとの距離を調節する必要が
あり、高さを調節できる角皿を使う。
この従来例では高周波加熱とヒータ加熱とを併用する場
合、加熱途中で食品の移し変えをするという手間がかか
るし、加熱目的によって回転型と角皿との使い分けをし
なければならず、使い勝手が悪かった。
合、加熱途中で食品の移し変えをするという手間がかか
るし、加熱目的によって回転型と角皿との使い分けをし
なければならず、使い勝手が悪かった。
また、牛乳びんに入れた牛乳や徳利に入れた酒などの背
の高い食品から平皿に入れたハンバーグステーキなどの
背の低い食品まで高周波加熱できるように、加熱室下面
との距離を小さくした位置に回転型を設置し、回転型の
下部に下ヒータを固定し、加熱室の上面と回転型との間
で上下方向に移動する上ヒータを設けることにより、回
転型のみで高周波加熱もヒータ加熱も行えるようにした
高周波加熱装置がある。
の高い食品から平皿に入れたハンバーグステーキなどの
背の低い食品まで高周波加熱できるように、加熱室下面
との距離を小さくした位置に回転型を設置し、回転型の
下部に下ヒータを固定し、加熱室の上面と回転型との間
で上下方向に移動する上ヒータを設けることにより、回
転型のみで高周波加熱もヒータ加熱も行えるようにした
高周波加熱装置がある。
この例では、ヒータ加熱する場合、回転型に載せた食品
と下ヒータとの距離が一定で、かつ近いために食品の種
類や大きさによって下面が焦げ過ぎてもまだ側面や上面
が焦げ不足といった焦げむら・が生し易い。
と下ヒータとの距離が一定で、かつ近いために食品の種
類や大きさによって下面が焦げ過ぎてもまだ側面や上面
が焦げ不足といった焦げむら・が生し易い。
そのため下ヒータをできるだけ小さくすると逆に上面や
側面が速く焦げても下面がまだ焦げ不足という焦げむら
を生じ易い。
側面が速く焦げても下面がまだ焦げ不足という焦げむら
を生じ易い。
本考案は上記欠点を解消するもので、以下図面によって
説明する。
説明する。
第１図は本考案の高周波加熱装置の一実施例を示す要部
断面図で、第２図および第３図は第１図における回転型
の高さを調節する高さ調節軸の構成例を示すものである
。
断面図で、第２図および第３図は第１図における回転型
の高さを調節する高さ調節軸の構成例を示すものである
。
第１図において、１は高周波エネルギーを発生する高周
波発振器、２は高周波エネルギーを加熱室３内に伝送す
る導波管である。
波発振器、２は高周波エネルギーを加熱室３内に伝送す
る導波管である。
４は回転型５を回転させる駆動電動機で、６は駆動電動
機と連結し先端が加熱室下部に突出した駆動軸である。
機と連結し先端が加熱室下部に突出した駆動軸である。
この１本の駆動軸６で回転型５を回転自在に支持してい
る。
る。
駆動軸６は回転型５の傾きを少なくするため、上下に設
けた軸受７，８により回転自在に保持され、かつ軸受７
，８の外周は円筒状の軸受保護具９に固着されている。
けた軸受７，８により回転自在に保持され、かつ軸受７
，８の外周は円筒状の軸受保護具９に固着されている。
１０は回転型５を載置する支持台で、この支持台１０の
中央下面に回転軸１０ ａが固着されている。
中央下面に回転軸１０ ａが固着されている。
回転軸１０ ａは駆動軸６に直接はめ込まれて連結する
か、または回転型５の高さを調節する目的で駆動軸６に
着脱自在に取付けられる継ぎ足し竿状の高さ調節軸１１
を介して駆動軸６に連結される。
か、または回転型５の高さを調節する目的で駆動軸６に
着脱自在に取付けられる継ぎ足し竿状の高さ調節軸１１
を介して駆動軸６に連結される。
回転型５の上には食品などの被加熱物１２を載せる。
支持台１０の回転軸１０ａは回転型５の回転軸を兼ねて
いるので、回転型５を支持台から外すと回転型５には回
転軸１０ ａが付いていないので平たんな場所に置いて
も傾くことはない。
いるので、回転型５を支持台から外すと回転型５には回
転軸１０ ａが付いていないので平たんな場所に置いて
も傾くことはない。
１３．１４はそれぞれ加熱室３の上部に設けた上ヒータ
、下部に設けた下ヒータである。
、下部に設けた下ヒータである。
第２図は第１図の継ぎ足し竿状の高さ調節軸１１を１１
ａ、１１ ｂ、１１ Ｃという高さの異なった数本の
軸から構成し、食品の大きさ、種類などによっていずれ
か１本の軸を使用し、回転型５の高さを調節する例を示
す。
ａ、１１ ｂ、１１ Ｃという高さの異なった数本の
軸から構成し、食品の大きさ、種類などによっていずれ
か１本の軸を使用し、回転型５の高さを調節する例を示
す。
第３図は第１図の高さ調節軸１１をｌｌｄ、１１ｅ、ｌ
ｌｆという同一高さで、かつ相互に継ぎ足して一体化で
きるように構成したもので、食品の大きさ、種類などに
応していずれか１本あるいは数本継ぎ足して回転型５の
高さを調節する例である。
ｌｆという同一高さで、かつ相互に継ぎ足して一体化で
きるように構成したもので、食品の大きさ、種類などに
応していずれか１本あるいは数本継ぎ足して回転型５の
高さを調節する例である。
本考案の高周波加熱装置の動作を説明する。
高周波加熱だけにより食品の再加熱や焦げ色を必要とし
ない調理を行う場合には支持台１０の回転軸１０ ａを
駆動軸６に直接はめ込んで連結し、大形食品でも入るよ
うに回転型上の有効容積をできるだけ大きくする。
ない調理を行う場合には支持台１０の回転軸１０ ａを
駆動軸６に直接はめ込んで連結し、大形食品でも入るよ
うに回転型上の有効容積をできるだけ大きくする。
高周波加熱のときは導波管２から加熱室３内に照射され
た高周波エネルギーは加熱室３の周壁で反射されてから
食品に入射するか、直接食品に入射し、食品自体が発熱
体となる。
た高周波エネルギーは加熱室３の周壁で反射されてから
食品に入射するか、直接食品に入射し、食品自体が発熱
体となる。
ヒータ加熱だけの場合は食品の大きさ、種類に応じて継
ぎ足し竿状の高さ調節軸１１により上ヒータ１３および
下ヒータ１４と食品との距離を適当に保って食品の上面
、下面、側面など全表面にむらの少ない焦げ色が付くよ
うに加熱する。
ぎ足し竿状の高さ調節軸１１により上ヒータ１３および
下ヒータ１４と食品との距離を適当に保って食品の上面
、下面、側面など全表面にむらの少ない焦げ色が付くよ
うに加熱する。
このとき回転型を回転させると、ヒータ形状による焦げ
むらを少なくするという効果もある。
むらを少なくするという効果もある。
また、高さ調節軸を継ぎ足し竿状に取り付けるため、回
転型上に食品を偏在させても回転型が倒れることはなく
、高い安定度を維持できる。
転型上に食品を偏在させても回転型が倒れることはなく
、高い安定度を維持できる。
高周波加熱とヒータ加熱とを併用する場合には食品の大
きさ、種類に応じて継ぎ足し竿状の高さ調節軸１１によ
り回転型の高さをヒータ加熱に適する位置にし、高周波
加熱してからヒータ加熱するか、またはその逆の加熱操
作をし焦げ色の付いた調理を短時間で仕上げる。
きさ、種類に応じて継ぎ足し竿状の高さ調節軸１１によ
り回転型の高さをヒータ加熱に適する位置にし、高周波
加熱してからヒータ加熱するか、またはその逆の加熱操
作をし焦げ色の付いた調理を短時間で仕上げる。
この場合、高周波加熱中およびヒータ加熱中に回転型を
回転させておけば、高周波加熱のむらもヒータ加熱のむ
らも共に少なくなる。
回転させておけば、高周波加熱のむらもヒータ加熱のむ
らも共に少なくなる。
なお、本考案では回転型５を駆動軸６、高さ調節軸１１
で支持しているが、回転型５の回転時のぶれや傾きなど
を防止し、機械的強度を上げ、ヒータ加熱および高周波
加熱でも熱的に耐える必要があるため、駆動軸６、高さ
調節軸１１および回転軸１０ ａはステンレススチール
などの金属製が適当である。
で支持しているが、回転型５の回転時のぶれや傾きなど
を防止し、機械的強度を上げ、ヒータ加熱および高周波
加熱でも熱的に耐える必要があるため、駆動軸６、高さ
調節軸１１および回転軸１０ ａはステンレススチール
などの金属製が適当である。
以上述べたように、本考案によると高周波発振器１とヒ
ータ１３，１４とを加熱源とし、被加熱物１２を載置す
る回転型５の高さを調節する高さ調節軸１１を継ぎ足し
早成に着脱自在に設けているので、高周波加熱とヒータ
加熱とを併用する場合、加熱途中で被加熱物１２の高さ
を変えずに高周波による加熱むらおよびヒータによる加
熱むらの少ない加熱処理ができ、使い勝手のよい高周波
加熱装置を提供することができる。
ータ１３，１４とを加熱源とし、被加熱物１２を載置す
る回転型５の高さを調節する高さ調節軸１１を継ぎ足し
早成に着脱自在に設けているので、高周波加熱とヒータ
加熱とを併用する場合、加熱途中で被加熱物１２の高さ
を変えずに高周波による加熱むらおよびヒータによる加
熱むらの少ない加熱処理ができ、使い勝手のよい高周波
加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の高周波加熱装置の一実施例を示す要部
断面図で、第２図および第３図は第１図における回転型
５の高さを調節する高さ調節軸１１の構成例を示す。 １・・・・・・高周波発振器、３・・・・・・加熱室、
４・・・・・・駆動電動機、５・・・・・・回転型、６
・・・・・・駆動軸、１０ ａ・・・・・・回転軸、１
１・・・・・・高さ調節軸、１３，１４・・・・・・上
ヒータ、下ヒータ。
断面図で、第２図および第３図は第１図における回転型
５の高さを調節する高さ調節軸１１の構成例を示す。 １・・・・・・高周波発振器、３・・・・・・加熱室、
４・・・・・・駆動電動機、５・・・・・・回転型、６
・・・・・・駆動軸、１０ ａ・・・・・・回転軸、１
１・・・・・・高さ調節軸、１３，１４・・・・・・上
ヒータ、下ヒータ。
Claims (1)
- 高周波発振器１とヒータ１３，１４とを加熱源とし、回
転型５を載置する支持台１０を加熱室３内に設け、この
支持台１０はその下面中央に設けた回転軸１０ ａを加
熱室下部に突出た回転駆動電動機４の駆動軸６に嵌め込
んで連結支持され、かつ上記回転軸１０ ａと駆動軸６
との間には上記支持台１０の高さを調節する継ぎ足し竿
状の調節軸１１が設けられることを特徴とする高周波加
熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038980U JPS586163Y2 (ja) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038980U JPS586163Y2 (ja) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54142156U JPS54142156U (ja) | 1979-10-02 |
| JPS586163Y2 true JPS586163Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=28904953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978038980U Expired JPS586163Y2 (ja) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586163Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030066937A (ko) * | 2002-02-06 | 2003-08-14 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 |
| DE102022107404A1 (de) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | Peter Manske | Garvorrichtung, Antriebsvorrichtung für eine Garvorrichtung und Garverfahren |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5324943B2 (ja) * | 1973-10-17 | 1978-07-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753922Y2 (ja) * | 1976-08-11 | 1982-11-22 |
-
1978
- 1978-03-27 JP JP1978038980U patent/JPS586163Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5324943B2 (ja) * | 1973-10-17 | 1978-07-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54142156U (ja) | 1979-10-02 |
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