JPS586103A - 摺動抵抗用抵抗体およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車用溶料タンクの液面検出ゲージなどに
使用される指動抵抗用抵抗体およびその製造方法に関す
るものである。

従来、自動車の溶料タンクなどの液量検出は第１１）Ｋ
示す回路、すなわち、直列に接続された電源ｌ、電流計
２、摺動抵抗器８からなる回路において、摺動抵抗器８
の接点番を液面に浮べたフルートなどと連動させ、この
回路の抵抗を変化させてその電流変化を読み取ることに
よって行なわれている。

この液量検出に使用される摺動抵抗器８ｖｃは例えば＃
ｌ２−（イ）に示すような巻−抵抗体６が使用され、こ
の巻線抵抗体すの上を、燃料タンクの液面に浄ぺた７ｍ
−）と連動させられた接触子６を指動させ、これら巻線
抵抗体６および接触子６にそれぞれ接続された端子７Ｎ
・７ａ間の抵抗を液面変化と連動して変化させることに
より液量検出が行なわれている。また、この摺動抵抗器
において接触子６が巻線抵抗体６のｓＩＩする巻線間な
移動すると、端子７Ａ・７ａ間の抵抗＄１４１１１１７
回春に相当する分だけ増加またけ減少する。

しかしながら、自動車の燃料タンクは車１１１に応じて
種々の形状に形成されるものであり、例えば液面の変化
が同一であってもタンクの断面積の大小によって液面変
化が異なっているから、タンクの形状に合わせて巻軸抵
抗体の巻―ピッチの粗密を調整することが必要になり、
巻線ピッチが粗の部分で接触子６が巻＠にとびとびニ接
触するという開動、あるいはタンクの形状が被軸な場合
に巻線ピッチを細かく調整するのが魯しいという間−が
ある。

また、摺動抵抗器８として例えば第２＠←）に示すよう
に回路基１７ｉ８上に抵抗、導体などのペーストによっ
て厚膜印刷抵抗９管形成し、この厚膜印刷抵抗９の上を
接触子６を摺動させるものが考えられる。この厚膜印刷
抵抗９において接触子６の移動距離をΔｊ１厚膜印刷抵
抗９の幌をＷ、単位面積当りの抵抗をＲ易とすると、接
触子の移動に従って端子ツム・７ａ間にΔＲ＝ＲｓＸΔ
ｊ／Ｗで与えられる抵抗の増加もしくは減少が生ずる。

しかしながら、この厚膜印刷抵抗９の抵抗特性をタンク
の形状に合わせて調整しようとすると、固有抵抗の異な
るペーストを部分的に使用すること、あるいは＠Ｗを部
分的に変えることが必要であり一ペーストの材料を変更
する場合は印刷工程−ノ がＨｌｃなるという間融があり、ＩＩＷｔ−調整する場
合には基板上の限られたスペース内で充分な輻Ｗの差を
設けることができないという間−がある。

この発明は厚膜印刷抵抗を使用した指動抵抗の技術に関
するもので、接触子を摺動させる摺動抵抗体を回路基板
上に印刷、焼成してプリント形虞し、この摺動抵抗体に
重ねてとの摺動抵抗体より単位面積当りの抵抗が小さい
材料を同様にプリントして調整用抵抗体を形成すること
によりタンクの柚々の形状に合わせて容易ＶＣ特性を調
整し得る摺動抵抗用抵抗体を提供することを目的とする
ものである。

以下この発明を図面虻示す実施＠に基づいて説明する。

なお図中従来例と共通の部分には同一符号を付し説明を
簡略化する。

第ａｒｙｒはこの発明に係る摺動抵抗用抵抗体の第１実
施例を示すもので、図中符号１ｏで示すのは回路１に析
である。このＷ！ＩＩＩ基板１０上には、接触子６・６
を指動させるための摺動抵抗体１１が、第１ｋ二点鎖線
で示す接触子６・６の軌跡６ｍ・６ａを含む平面状に＊
成されている。また、この摺動抵抗体１１上の前記接触
子６・６の軌跡６ａ・６ｍ間の中央となる箇所には、前
記摺動抵抗体１１の一部を曹う調整用抵抗体１３が形成
されており、この調整用抵抗体ｌ！！は、単位面積当り
の抵抗（面積抵抗）がｌ１ｌｆ’ｌｌｋ動抵抗体１１　
ノ／／Ｊ〜／／３０の材料をプリンＦ形跋したものであ
る。抵抗体１１と１２の上下関係は逆でも良い。また、
この―盤用抵抗体１８は、第３図に示す抵抗特性に従っ
てそれぞれ−Ｗ８〜Ｗ４、長さ１．〜ｊａ　Ｋ＠威され
た抵抗片１８ｍ−１１ｄとこれら各抵抗片１２１〜１３
ｄの両端にこれらを直列に接紗する如く設けられたチェ
ック用導体１８ａＮ１８ｅとからなっている。そして、
一端のチェック用導体１８ｍは同一基板上にプリント形
成された補正用抵抗体１４を介して端子７ＡＫ接続され
ている。また、このように構廖された摺動抵抗用抵抗体
は、近僚的忙第ｊ図に示す抵抗回路として表わすことが
できる。

以上のように構成された摺動抵抗用抵抗体は第３図に示
すような変位−抵抗特性を有しており、その抵抗は次の
ように変化する。すなわち、摺動抵抗体１１の面積抵抗
をＲ３３、調整用抵抗体の面積抵抗をＲｈとすると接触
子６の変位Δｌｌｃ匍する端子７Ａ・７Ｂ間の抵抗値Ｒ
の変化ΔＲはｌ／ΔＲ冨／　／　（Ｒ＠　、　　ΔＪ／
ＷＯ）＋／／　（Ｒ＄麿Δｊ／Ｗ轟）、ただしｉ＝／−
参によって求められるものであり、接触子６と指動抵抗
体１１との間の接触抵抗および摺動抵抗体１１と調整用
抵抗体１２との間の広がり抵抗によって定まる一定の抵
抗をＲｃ、補正用抵抗体１４の抵抗をＲ１とすると全体
の抵抗Ｒは Ｒ＝Ｒｃ＋Ｒ１−＋／ノＲ によって求められる。

そして、この摺動抵抗用抵抗体の特性を調整する際には
、各抵抗片１２ａ〜１！ｄの両端のチェック用導体１８
１〜１８ｅを利用してそれぞれの抵抗を測定しつつ各抵
抗片１１ｍ−１１ｄ管サンドブラスト、レーザーなどに
よってシリセングして−Ｗを調整すれば良く、さらに、
接触抵抗、零点などの補正は補正用抵抗体】４のトリミ
ングによって行なうことができる。

一方、第４図はこの発明の第２実施例を示すもので、―
整相抵抗体ｌｓ！のＩＩＩＩＷが最大の抵抗片１２ｇを
除く他の抵抗片ｌ！ｂ〜１２ｄを、中央に形成されたそ
れぞれ輻の興なるスリット１５８〜１５Ｃを介して二分
割し、各抵抗片１２８〜１２ｄの両側縁を拳・えること
によって接触子６・６の軌跡６ｍ・６ｍとの距離を一定
の間隔８に保つようにしたものである。このように調整
用抵抗体１２の両側縁と軌跡６ａ・６ｍとの間隔が一定
であると、これらの間の広がり抵抗が一定になり、この
広がり抵抗による誤差を少なくすることができる。

なお、前記第１１第２実施例においては二つの接触子６
９６の軌跡６ａψ６ｍのほぼ中央（調整用抵抗体１２を
設けるようにしたが、ｌｌ５７図に示　１すように、摺
動抵抗体１２の両側部に、接触子６の軌跡６ｍを挾んで
ｌＩＷ用抵抗体１２を並列に二るようにしてもよい。そ
して、前記各実施例においては各抵抗体を直線状に形成
したが、接触子の軌跡の形状に応じて例えば円弧吠に形
成してもよいＯ 以上の説明で明らかなように、この発明は回路基板に指
動抵抗体をプリント形成し、この摺動抵抗体の一部を画
盤用抵抗体をプリント形成して覆うようにしたものであ
るから、調整用抵抗体を部分的にトリミングすることに
よって容易に抵抗変化の特性を調整することができ、−
々のタシクの形状に容易に適応させることができるとい
う効果を有する。ｔた、接触子な摺動せしめる摺動抵抗
体が一定の材質であるから接触抵抗の変動による誤差が
少なく抵抗特性が安迦するという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図（イ）、−）は従来の摺動抵抗器を示す
もので、第１図は摺動抵抗用抵抗体を使用した測定回路
の回路図、第２図ピ）は従来の一例の説明図、第２図（
ロ）は従来の他の例の説明図である。また、第３図〜第
７図はこの発明の実施例を示すもので、第３図は摺動抵
抗用抵抗体の特性図、第４図はこの発明の第１実施例の
構成説明図、第５図は前記第１実施例の＃Ｉｌ動抵抗用
抵抗体を示す回路図である。また、第６図、第７ｖ４は
それぞれこの発明の第２、第３実施例の構ｔＬＩ２明図
である。 ６・・・・・・接触子゛、６１・・・・・・軌跡、１０
・・・・・・回路基板、１１・・・・・・摺動抵抗体、
１ト・・・・・終盤用抵抗体、ｘｇａ−ＩＪｄ・・・・
・・抵抗片、１８ａ〜１８ｄ・・・・・・導体、１４・
・・・・・補正用抵抗体、１６１〜１５Ｃ・・・・・・
スリツシ。 出願人藤倉電線株式会社 ｎυ 第３図 第２図 ス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１回路基板（１０）の上に摺動抵抗体（１１）をプ
   リント形威し、この摺動抵抗体にその一部を覆う調整用
   抵抗体（１ｚ）をプリント形唆してなる摺動抵抗用抵抗
   体。 （１）　　前記調整用抵抗体（１２）の面積抵抗が前記
   摺動抵抗体（１１）の面積抵抗の／／３〜／／３０であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の指動抵
   抗用抵抗体。 （ｓ）前記摺動抵抗体（１１）の幅方向の中間部に調整
   用抵抗体（Ｉ　Ｂ）を形成したことを特徴とする特許−
   求の範１１％／項記載の摺動抵抗用抵抗体。 （４）前記指動抵抗体（１１）の両側部に前記調整用抵
   抗体（１２）をＹｊ成したことを特徴とする特許−求の
   範囲第１項記載の摺動抵抗用抵抗体。 （＋ｓ）前記指動抵抗体（１１）の片＠にのみ前記調整
   用抵抗体（１２）を形成したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の指動抵抗用抵抗体。 （６）　　前記摺動抵抗体（１１）および調整用抵抗体
   （１２）の一端にこれらを＊＊させるチェック用事体（
   １８ｇ）を設け、調整用抵抗体のＩＩ撒箇所にチェック
   用導体（１８ｂ〜１８Ｃ）を設けてなる特許請求の範囲
   第１項記戦の摺動抵抗用抵抗体。 （テ）前Ｆ調整用抵抗体（１２）を一定の幅に形成しか
   つその一部にそれぞれ輪の異なるスリン）（１５ｍ−１
   ５ｃ）を形成してなる特許請求の範囲第を項記載の指動
   抵抗用抵抗体。 （８）前記摺動抵抗体（１１）および調整用抵抗体（１
   ２）の一端にこれらを接続させるチェック用導体（１８
   ｍ）を設け、さらにこのチェック用導体に補正用抵抗体
   （１４）を゛接続してなる特許請求の範囲第１項ないし
   第７項記載の摺動抵抗用抵抗体。 （・）回路基板（ｌＯ）の上に指動抵抗体（１１）をプ
   リン）形成′シ、この摺動抵抗体にその一部を覆う調整
   用抵抗体（１２）を形成し、この―整用抵抗体の輪を部
   分的に）り之ングして抵抗特性の調整を行なうことを特
   徴とする摺動抵抗用抵抗体の製造方法。