JP2537833B2 - 感熱装置 - Google Patents

感熱装置

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JP2537833B2
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照幸 北田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭等で用いられる調理器の感熱装置に
関するものである。
従来の技術 近年、鍋底感熱装置の搭載されるガスコンロが増加す
る傾向にあり、よりその温度精度が要求されつつある。
以下、図面を参照しながら、従来の鍋底感熱装置につ
いて説明する。第8図は従来の鍋底感熱装置の縦断面図
である。1はステンレス製の感熱頭部で、2はSiC製の
か感熱体で、感熱頭部1に絶縁体を介してロウ付けされ
ていて、温度の上昇に伴って抵抗値が減少する特性を有
している。3は端子板、4は端子台、5は端子ピン、6
は白金線で、感熱体2の両端が感熱頭部1との絶縁を保
ちながら2本の導線7と電気導通を保つ構成となってい
る。9はコネクタで、器具本体内の制御用プリント基板
に挿入される。8はバネで、外装筒10と感熱頭部1との
間にあり、感熱頭部1に溶接された保護筒11を含めた感
熱筒12を上下に可動幅を持たせている。
以上のように構成された従来の感熱装置の温度誤差補
正装置について説明する。
第9図は従来の感熱装置の温度誤差補正量測定装置で
ある。13が第9図に示す感熱装置本体で、14が電気炉
で、15が抵抗計である。電気炉14を160℃の温度に保持
し、その温度での感熱体2の抵抗を抵抗計15にて測定す
る。第10図は以上の様にして測定した感熱体2の抵抗値
(160℃)の度数分布である。平均値を中心としてほぼ
きれいな正規分布となる。抵抗値により4つの領域16a,
16b,16c,16dに分け、それに応じて感熱装置本体13にマ
ーキングを施しておく。第11図は器具本体制御用のプリ
ント基板の回路図の一部である。感熱体2はコネクタ9
により、器具本体制御用のプリント基板に電気接続され
ている。感熱体2の抵抗値(160℃)に応じて分類され
た4種類の感熱装置本体13に対して各々、差し替え抵抗
18の値をあらかじめ定めておき、感熱装置本体13のマー
キングに応じて差し替え抵抗18を、コネクタを介して差
し込むことで、出力端19で温度にほぼ比例した電圧が得
られる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な温度誤差補正装置では、感
熱装置本体13にステンレス製の外装筒10や、保護筒11を
含んでいるので、感熱装置本体13の熱容量が大きく、電
気炉14にて160℃安定温度に達するまで相当な時間を要
する。また、感熱体2の160℃での抵抗値に応じて感熱
装置本体13にマーキングするという手間が生じ、抵抗値
(160℃)の極端に大きい値17b、小さい値17aの部分は
使用付可範囲であり、歩止まりも悪くなる。しかも、感
熱装置13も、差し替え抵抗18も4種類となり、器具本体
組立時に感熱装置本体13と差し替え抵抗18の関係を間違
わぬよう管理する必要があるという問題点を有してい
た。
本発明は上記問題点に鑑み、温度誤差補正に手間と時
間、複雑な器具本体組立管理を必要としない感熱装置を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の感熱装置は、感
熱体に接続された導線の他端に接続し、感熱体の温度誤
差を補正する半固定ボリューム、固定抵抗、接続端子等
を有する調整用プリント基板と、前記感熱体を保護する
とともに前記調整用プリント基板が通る径の保護筒と、
前記保護筒をうけ、長手方向に分割し、前記導線を通し
た後に筒状にする前記導線を保護する外装筒を備えたも
のである。
作用 本発明は上記した構成により、外装筒と保護筒を組立
てる前に温度誤差補正を行うため、感熱体の熱容量が小
さく、温度誤差補正時、感熱体を一定案定温度にするの
に時間を要せず、また、半固定ボリュームにて、感熱体
1筒ずつ補正をするので、器具本体組立時の手間と複雑
な管理を必要としない。
実施例 以下本発明の一実施例の感熱装置について、図面を参
照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る感熱装置の構造および組立て手順を示したものであ
る。21はステンレス製の感熱頭部、22はSiC製の感熱
体、23は端子板、24は端子台、25は端子ピン、26は白金
線で、感熱体22の両端から各部との絶縁を保ちながら2
本の導線27に導き出されている。導線27の他端には、半
固定ボリューム30、固定抵抗32、コネクタ31を有するプ
リント基板29が接続されており、第2図に示す様な電気
回路を構成している。すなわち第1図に示すよう、感熱
体22を含む感熱部36とプリント基板29とが導線27によっ
てバネ28を貫通して接続されている。この半完成品37を
感熱器と呼ぶ。第3図の状態。感熱器37をこの状態で、
半固定ボリュームを調整することで、温度誤差補正を行
う。その後に外装筒34(第4図a〜d)を中に導線27を
貫通させるように嵌着させる(第5図a〜cの状態)。
最後に保護筒33をプリント基板29側から通してゆき、感
熱頭部21とプロジェクション溶接する。これで第6図の
状態となり完成品となる。
以上のように構成され、組立てられる感熱装置の温度
誤差補正装置について説明する。第7図は調整用の電気
回路図である。感熱部36には熱容量の大きな部品は感熱
頭部20しかなく、160℃一定温度に保ったシリコンオイ
ルの油槽38にうかべ、1分以内で感熱部36の温度も約16
0℃に達する。その時、図中の電圧計39の示す値があら
かじめ決められた値となる様に半固定ボリューム30を調
整する。調整完了後、半固定ボリューム30をロックペイ
ント等にて固定しておく。すると、プリント基板29と感
熱部36とが導線27にて接続されている限り、器具本体組
立上の複雑な部品の管理も不要となる。
また、抵抗値(160℃)のバラツキを十分に考慮し
て、半固定ボリューム30と固定抵抗32を定めてやれば、
歩留まりも良くなる。なお、本実施例において、外装筒
34は平板より加工形成させたが、管を切り開いて形成し
てもよい。また、外装筒34の組立は嵌合としたが、スポ
ット溶接、ロウ付け等でもよい。また、本実施例では保
護筒33は平板からの加工としなかったが、保護筒33を平
板から巻いて組立てる構成としても良い。
発明の効果 以上のように本発明の感熱装置は感熱体に接続された
導線の他端に接続し、感熱体の温度誤差を補正する半固
定ボリューム、固定抵抗、接続端子等を有する調整用プ
リント基板と、前記感熱体を保護するとともに前記調整
用プリント基板が通過しうる径の保護筒と、長手方向に
分割し、前記導線を挿通した後に筒状に形成する前記導
線を保護する外装筒を備えたものであるから、温度誤差
補正に時間がかからないので生産性が向上するととも
に、歩留りも良く、器具本体組立上の複雑な管理も不要
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における感熱装置の分解斜視
図、第2図は第1図中の感熱器の電気回路図、第3図は
同正面図、第4図a〜dは組立て前の同外装筒を示し、
aは正面図、bは上面図、cは第4図aのA−A線断面
図、dは第4図aのB−B線断面図、第5図aは同感熱
装置の組立途上の正面図で、第5図bは第5図aのC−
C線断面図、第5図cは第5図aのD−D線断面図、第
6図は同感熱装置として完成後の正面図、第7図は同感
熱器の温度誤差調整用の電気回路図、第8図は従来の感
熱装置の正面図、第9図は従来の感熱装置の温度誤差補
正量測定装置の構成図、第10図は従来の感熱体の160℃
での抵抗値度数分布グラフとその分類方法を示す図、第
11図は従来の器具本体制御用プリント基板の部分電気回
路図である。 21……感熱頭部、22……感熱体、23……端子板、24……
端子台、25……端子ピン、26……白金線、27……導線、
28……バネ、29……プリント基板、30……半固定ボリュ
ーム、31……コネクタ、32……固定抵抗、33……保護
筒、34……外装筒、36……感熱部、37……感熱器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸口 弘幸 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−140930(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度により抵抗値の変化する感熱体と、前
    記感熱体を固定する感熱頭部と、前記感熱体の端子部に
    接続された導線と、前記導線の他端に接続され、前記感
    熱体の温度誤差を補正する半固定ボリューム、固定抵
    抗、接続端子等を有する調整用プリント基板と、前記感
    熱頭部の下方に固定され、前記感熱体を保護するととも
    に前記調整用プリント基板が通過しうる径の保護筒と、
    前記保護筒を支持し、かつ長手方向に分割し、前記導線
    を挿通した後に筒状に形成する前記導線を保護する外装
    筒を備えた感熱装置。
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