JPS586097Y2 - 切替スイッチ - Google Patents

切替スイッチ

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JPS586097Y2
JPS586097Y2 JP7123877U JP7123877U JPS586097Y2 JP S586097 Y2 JPS586097 Y2 JP S586097Y2 JP 7123877 U JP7123877 U JP 7123877U JP 7123877 U JP7123877 U JP 7123877U JP S586097 Y2 JPS586097 Y2 JP S586097Y2
Authority
JP
Japan
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circuit board
printed circuit
bearing
contact
ring
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Expired
Application number
JP7123877U
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English (en)
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JPS53164674U (ja
Inventor
橋野通夫
松本浩一
大沢包房
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Priority to JP7123877U priority Critical patent/JPS586097Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小形でプリント基板に組込み可能な切替スイッ
チに関する。
近年ICをはじめとする回路部品の小形化に伴ない小形
で回路部品と同一のプリント基板に組込むことのできる
切替スイッチの出現が待望されている。
従来のこの種の切替スイッチは、第1図a〜Cに示すよ
うに、夫々電気回路に接続されている複数の接点2を絶
縁板1に円弧状に配設するとともに軸受8に支承された
回転軸Iを回動することにより接点バネ3を回動せしめ
該接点バネ3で前記複数の接点2のうち所望の一個を選
択するようになっている。
このようにして他の電気回路に接続されている接触子4
と所望の接点2との間が前記接点バネ3で短絡される。
一方その節度は、前記接点バネ3と一体的に回動し弾性
を有する切替バネ5と前記絶縁板1に固着された凹凸を
有する台6との間の摺動により得ている。
斯かる従来の切替スイッチの小形化のためには切替バネ
5及び台6の接触点Aと回転軸7の回動中心Bとの距離
を小(しなげればならない。
したがって同じ回転トルク及び切替節度を得るためには
切替バネ5による接触力を強めてやる必要がある。
ところが切替バネ5の寸法が短かくなり接触力が噌大し
た場合には応力が増加し疲労を生じる。
これが従来の切替スイッチにおける小形化の制限要素と
なっている。
したがって斯かる従来の切替スイッチでは十分な特性を
満足した上で所望の小形化を計ることは困難である。
更に前記台6、軸受8等の取付けは、かしめ、ネジ止め
若しくは接着等の方法に依っている。
このため組立てに工数がかかるばかりでなく、かしめや
ネジ止めの強さ等、製造のばらつきにより当該切替スイ
ッチの特性を決定する回転トルク、切替節度、接触力に
影響がでるという欠点があった。
このように従来の切替スイッチは小形化に限界があり組
立ても容易でないので回路部品と同一のプリント基板に
一体化することは困難である。
本願考案は上記従来技術に鑑み小形でプリント基板に容
易に組込みが可能であるとともに組立て自体も容易な切
替スイッチを提供することを目的とし、その構成(東軸
受に支承された回転軸とともに回動自在なつまみの回動
に伴なう節度は該つまみと相対向する面に形成する凹凸
面と該凹凸面に弾性的に押土されるボールとが共働する
ことにより得るようにする一方、前記軸受とリングとが
テーパ部を介して相互に嵌合するようにし該軸受とリン
グとでプリント基板を挾持するようにしたことを特徴と
する。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図から第4図に示すように、複数個の接点12はプ
リント基板11の裏面のパターンと電気的に夫々接続さ
れるとともに該プリント基板11上に円弧状に配設され
ている。
接点バネ13は回転軸1Tの回動に伴ない一体的に回動
して前記接点12の1個を選択し該接点12と接触子1
4との間を短絡する。
この接触子14には前記プリント基板11の裏面に形成
された他のパターン力層側的に接続されている。
前記回転軸17を支承する軸受18はその下部に連続す
る2つのテーパ部18a、18bからなる断面がく字状
のテーパ部18cを有している。
そしてこのテーパ部18cとリング19の連続する2つ
のテーパ部19a。
19bからなる断面が同じくく字状のテーパ部19cと
が相互に嵌合し得る形状となっている。
そこつ軸受18はプリント基板11の上面からリング1
9は下面から前記プリント基板11を押圧することによ
り該プリント基板11を挾持するようになっている。
また前記回転軸17はE IJング23を介してつまみ
22と一体的になっている。
したがってつまみ22を回動することにより前記接点バ
ネ13を回動せしめることができる。
特に第2図Cに拡大して示すように、つまみ22は凹凸
面22aを有しておりコイルバネ20によす該凹凸面2
2aに弾性的に押圧されるボール21と共働して該つま
み22の回動における節度を提供する。
即ち前記コイルバネ20は上端を前記軸受18に規制さ
れるとともに該コイルバネ20及びボール21は前記プ
リント基板11の孔11a及び該孔11aに連続して前
記凹凸面22aに相対向して開口するリング19に刻設
された透孔19aに聡納されている。
斯かる切替スイッチにおいて操縦者がつまみ22を回動
させると、回転軸17及び接点バネ13が回動し、この
結果該接点)くネ13は接点12のうち任意の1個と接
触する。
これにより接点12は接点バネ13を介して接触子14
と電気的に導通する。
この関係はつ1み22がさらに回動しZIJi7)接点
12に接触した場合も同様である。
一方つまみ22が回動するときの切替節度は次のように
して与えられる。
即ち第2図Cに示すようにボール21はコイルバネ20
による反力を受けてつまみ22の凹凸面22aに押圧さ
れている。
つまみ22が回動した場合(第2図Cにおいて凹凸面2
2aが実線で示した矢印の如く横方向に移動した場合)
、コイルバネ20及びボール21は夫々プリント基板1
1及びリング19で左右方向(第2図C)に移動しない
ようになっているので、ボール21は第2図Cに点線の
矢印で示すように凹凸面22aの形状に沿って縦方向に
移動する。
ボール21は凹部以外の部分に移動されるときは、コイ
ルバネ20かより撓むので反力が増大し且つボール11
の支えが不安定であるので容易に凹部に落ち込む。
これがつまみ22を回動させるときの抵抗力となる。
またボール21が前記凹凸面22aの凹部に落ち込んで
いるとき接点バネ13が倒れか1個の接点12の中央に
接触するようになっている。
次に本実施例の組立て時の態様を説明すると、第4図に
示すように、プリント基板11に穿設した孔11bに接
点12を挿入する。
続いて前記プリント基板11に穿設された孔11aに軸
受18を挿入した後、プリント基板11の裏面よりリン
グ19を軸受18に嵌入する。
軸受18とリング19とは強い力が加わったとき多少変
形し相互に嵌合し得るようなテーパ部18c、19cを
有するものでこれら軸受18及びリング19でプリント
基板11を強固に挾持することができる。
このとき第3図に示すようにテーパ部18bとテーパ部
19bとの傾斜を一致させておくことによりフリント基
板11の厚さにバラツキがあっても軸受18とリング1
9とは所望の強固な取付は状東な保持することができる
以下接触子14、接点バネ13、回転軸17、コイルバ
ネ20、ボール21及びつまみ22を組込、kE’Jン
グ23を回転軸17に嵌め込むことにより組立てが完了
する。
また上記実施例において前記凹凸面22aはつまみ22
に相対向する面であるリング19の下端面に形成しても
良い。
このときにはつまみ22に孔を刻設し該孔にコイルバネ
20及びボール21を収納する。
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案の切
替バネの節度まつまみ若しくはこれに相対向する面に形
成する凹凸面にボールを弾性的に押圧することにより得
るようになっている。
この結果切替バネを板バネで形成した従来に較べ、凹凸
を有する専用の独立した台が不要になるばかりでなく板
バネの回動に伴なう空間を考慮する必要がないので、そ
れ実生形化を計ることができる。
更に組立てはテーパ面を利用した嵌合を用いて行ないネ
ジ止め、かしめ、接着等の工程がないので容易に組立て
ることができるとともに組立て時に生起されるネジ止め
の強弱及びかしめの強弱等製品のバラツキの要因を除去
し得る。
したがって安定した特性でしかも組立ても容易な小形の
切替スイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の切替スイッチを示す平面図、第1図す
はその縦断面図、第1図Cはその節度機構部分を示す断
面図、第2図aは本考案の一実施例を示す平面図、第2
図すはその縦断面図、第2図Cはその節度機構部分を示
す断面図、第3図は第2図aに示す切替スイッチの軸受
とリングとの嵌合状態を示す拡大断面図、第4図はその
プリント基板を示す平面図である。 図面中、11はプリント基板、1γは回転軸、18は軸
受、19はリング、18a、iab。 18c、19a、19b、19cはテーパ部、21はボ
ール、22はつまみ、22aは凹凸面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント回路基板に搭載する切換スイッチにおいて、プ
    リント基板上の一面に円弧状に複数個配設されるととも
    に前記プリント基板に形成されたパターンに電気的に接
    続されている接点と、この接点の1つに選択的に接触す
    る接点バネ、前記プリント基板に形成された他のパター
    ンと前記接点バネとに夫々電気的に接続されている接触
    子及び回転軸を支承するとともに下部には連続する2つ
    のテーパ部からなる断面かく字状のテーパ部を有して前
    記プリント基板に穿設した孔に接点載置側から挿入され
    る軸受と、この軸受の前記テーパ部に嵌合するく字状の
    テーパ部を内周面に有するとともに前記軸受のテーパ部
    にプリント基板の他面側から嵌着することにより軸受と
    共働してプリント基板を挾持するリングと、前記回転軸
    に固着されこれを回動せしめるつまみ若しくはこれに相
    対向する面の一方に周方向に亘り形成された凹凸面、こ
    の凹凸面に対して他方の面側からボールが弾性的に押圧
    され得るように収納されたこのボール及びコイルバネか
    らなる節度機構とを有することを特徴とする切替スイッ
    チ。
JP7123877U 1977-06-01 1977-06-01 切替スイッチ Expired JPS586097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123877U JPS586097Y2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 切替スイッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123877U JPS586097Y2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 切替スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPS53164674U JPS53164674U (ja) 1978-12-23
JPS586097Y2 true JPS586097Y2 (ja) 1983-02-02

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