JPS586086B2 - 屋根材固定用防水ナット及びその製造方法 - Google Patents

屋根材固定用防水ナット及びその製造方法

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JPS586086B2
JPS586086B2 JP53055362A JP5536278A JPS586086B2 JP S586086 B2 JPS586086 B2 JP S586086B2 JP 53055362 A JP53055362 A JP 53055362A JP 5536278 A JP5536278 A JP 5536278A JP S586086 B2 JPS586086 B2 JP S586086B2
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JP
Japan
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nut
metal
presser
metal nut
presser tube
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JP53055362A
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安本重一
二見誠司
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は折板屋根を梁、柱、壁等の構造材に連結するた
めに使用する防水ナット及びその製造方法に関するもの
であり、主な目的は取付強度が高い防水ナット及び成形
が容易な防水ナットの製造方法を提供することであり、
他の目的は優れた耐候性及び耐久性を備え、水密性がよ
く屋根の葺設作業を短縮することができる防水ナットを
提供するにある。
本発明を以下実施例により詳述する。
本発明の防水ナツトAは第4図に示すように梁、柱、壁
等の構造材10に立設した連結具11の鍔部12より上
方に突出する連結ポルト13に螺着して鍔部12に載置
した折板屋根14を鍔部12との間で保持して構造材1
0の上面に折板屋根を葺設するものであり、連結ボルト
13に螺合する六角状の金属ナット1と、金属ナット1
の下面へ一体に取着された下面が開口し且つ上端が金属
ナット1のねじ孔2に連通する金属製の押え筒3と、下
端が押え筒3の下端縁より下方に突出して押え筒3下端
部の全外周に被嵌した軟質パッキン4と,軟質パッキン
4の下端の一部を残して押え筒3及び金属ナット1の全
外周を被覆しだ合成樹脂のキャップ5とで構成してあっ
て、金属ナット1の上方に連結ボルト13が螺合される
上面が閉塞した雌ねじ筒15が合成樹脂学独で形成され
、まだ金属ナット2の外周を囲むキャップ5の一部の外
表面は六角状のナット面16に仕上げてあって、このナ
ット面16にスパナなどを当てがって、防水ナットAを
締め付けるようになっている。
キャップ5の材質としてはポリアミドのような硬質の合
成樹脂が使用され、押え筒3は軟鋼で成形され、両者に
よって優ぐれた耐候性耐久性を付与し、防水ナツ}Aの
連結強度を高めている。
軟質パッキン4は合成ゴムなどの軟弾性を有する材料で
成形され押え筒3とキャップ5下端の足片18との間の
環溝17に収めてあり、この軟質パッキン4を連結ボル
ト13が貫通する取付孔19周縁の折板屋根14に密接
させて、この部分の水密性を確保するわけであり、折板
屋根14がこうむる熱伸縮のため、屋根流れ方向に長く
拡大された取付孔19を完全にカバーする。
またとの環溝17の内壁を形成する押え筒3下端外周は
外下方に向いてテーバ状に拡径されて裾広がク面20を
形成して環溝17の開口を狭くしてあって、環溝17で
確実に軟質パッキン4を保持し、軟質パッキン4が運搬
中や作業時に脱落し彦いものである。
さらに折板屋根14との接触面となる軟質パッキン4の
下端面は第2図に示すように3〜5度程度の若干の角度
をつけて内端縁が高くなった傾斜而22が形成され、絞
り加工で得られるため周りに凹凸が発生する取付孔19
周縁に完全に密着して確かな水密性を与えるわけである
次に本発明の防水ナットAの製造方法について説明する
防水ナットAは下型6に保持した金属製の押え筒3と金
属ナット2と下型6に型合せして防水ナット入の外形を
決定する上型8との間キャビテイ9に前記のポリアミド
のよう々硬質合成樹脂を射出成形してキャップ5を押え
筒3と金属ナット2に被覆して得られるものであり、下
型6より突出する前記連結ボルト13と同様のボルト7
に押え筒3を嵌め込み、羊の上から金属ナット2をボル
ト7に螺合して押え筒3を下型の所定位置に保持し、そ
の後上型8を下型6に合せて、土下両型6,8にできる
キャピテイ9に硬質合成樹脂を射出して、押え筒3及び
金属ナット2を合成樹脂で被覆すると共に金属ナット2
より上方に突出するボルト7に合成樹脂を被着し、樹脂
の硬化後にキャップを回してボルト7より外し、内周に
雌めじが刻設され且つ上端が閉塞した雌ねじ筒15が上
部に形成された防水テットAを得るわけであり一下型自
の表面には押え筒3の下端外周に沿接する突条環30が
設けてあって、この突条環30によってキャップ5下面
に前記軟質パッキン4が挿入される環溝17を形成する
わけである。
本発明は以上のように、合成樹脂でできたキャップ内に
金属ナットを埋設すると共に金属ナットに一体化した金
属製の押え筒をキャップの下端開口に位置させているの
で、金属ナットに加えて金属でできた押え筒によって防
水ナット自体の強度を高めると共にナットを締め付ける
につれて押え筒がこの防水ナットによって取付けられる
、例えば折板屋根のような被取付体の表面に強く押付け
られ、防水ナットの取付強度を高めることができるとい
う利点があり、更に押え筒の下端縁より下方に突出する
軟質パッキンが自在に変形して被取付体表面の凹凸を吸
収して密接でき、水密効果を高くできるという利点があ
り、また押え筒にて屋根流れ方向に拡大された取付孔を
カバーするとともに、防水ナット下面と屋根材との間の
微少間隙を通して毛細管現象により侵入する水を連結具
に到達させないようにすることができるという利点があ
り、さらにまた防水ナットに軟質パッキンが一体化され
ているので、防水ナットの螺合作業がし易いという利点
がある。
またこの防水ナットの製造法にあっては、下型より突出
するボルトに上下が貫通した金属製の押え筒を通すと共
に押え筒の上面に突出するボルトに金属ナットを螺合し
て押え筒を下型に固定し、下型に上型を型合せして金属
ナット及び押え筒の外周と上型との間に合成樹脂を射出
するものであるから、金属ナット及び押え筒を下型より
突出するボルトによって所定の位置へ正確に保持でき、
これらをキャップ内の正確な位置に位置決めできると共
に金属ナットと押え筒の埋込みと同時に金属ナットの上
方に内周に雌ねじを有する合成樹脂の雌ぬじ筒を形成す
ることができ、この雌ねじ筒と金属ナットのねじ孔とを
正確に合致させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防水ナットの一実施例を示す正面図、
第2図は同上の縦断面図、第3図a,bは同上の押え筒
の縦断面図及び下面図、第4図は同上の一使用例を示す
説明図、第5図は向上の防水ナットの製造に用いる下型
と上型とを示す断面図であり、1は金属ナット、2はね
じ孔、3は押え筒、4は軟質パッキン、5はキャップ、
6は下型、7はボルト、8は上型である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 屋根材の取付孔に貫挿された連結ボルトに螺合され
    る金属ナットと、金属ナットの下面へ一体に取着された
    下面が開口し且つ上端が金属ナットのねじ孔に連通する
    金属製の押え筒と、下端が押え筒の下端縁より下方に突
    出して押え筒下端部の全外周に被嵌した軟質パッキンと
    、軟質パッキンの下端の一部を残して押え筒及び金属ナ
    ットの全外周を被覆した合成樹脂製のキャップとで構成
    され、取付孔周縁に押え筒下端面が中接し、且つ軟質パ
    ッキン下面が弾接するようにした屋根材固定用防水ナッ
    ト。 2 金属製の押え筒の下端外周面を裾広がり面として成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の屋根材
    固定用防水ナット。 3 下型より突出するボルトに上下が貫通した金属製の
    押え筒を通すと共に押え筒の土面に突出するボルトに金
    属ナットを螺合して押え筒を下型に固定し、下型に上型
    を型合せして金属ナットより土方に突出するボルトと金
    属ナット及び押え筒の外周と上型との間に合成樹脂を射
    出することを特徴とする屋根材固定用防水ナットの製造
    方法。
JP53055362A 1978-05-09 1978-05-09 屋根材固定用防水ナット及びその製造方法 Expired JPS586086B2 (ja)

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JPS54147349A JPS54147349A (en) 1979-11-17
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2777237B2 (ja) * 1989-12-05 1998-07-16 マックリーン‐フォグ コムパニー プラスチック封入ナット/ワッシャ組立体
JP2573284Y2 (ja) * 1996-11-25 1998-05-28 手賀精工株式会社 枠なしめがねのレンズ止めビス用キャップ

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JPS4324586Y1 (ja) * 1965-11-16 1968-10-17
JPS454420Y1 (ja) * 1964-11-12 1970-02-28
JPS5117674B2 (ja) * 1972-01-29 1976-06-03

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JPS5117674U (ja) * 1974-07-27 1976-02-09

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