JPS5859945A - フタ−ル酸エステル及びエステル混合物の製造法 - Google Patents

フタ−ル酸エステル及びエステル混合物の製造法

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JPS5859945A
JPS5859945A JP56158857A JP15885781A JPS5859945A JP S5859945 A JPS5859945 A JP S5859945A JP 56158857 A JP56158857 A JP 56158857A JP 15885781 A JP15885781 A JP 15885781A JP S5859945 A JPS5859945 A JP S5859945A
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water
ester
reaction
catalyst
phthalic anhydride
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JP56158857A
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Satoru Matsumoto
哲 松本
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は町そ化性能を南い更に低揮発性である高分子量
可そ剤を目的としたエステル及びその混合物の製造法で
あシ)次式で説明されるフタール酸エステルの製造法に
関するものである。
(1)     ’(2)           (3
ン構造式(2) HO−R−OHは二官能性以上のポリ
オールであり)R“OHは〜官能性アルコールである。
lFA水:yp〜ル酸(1)とポリオール(2)とを充
分反応させて得られる構造式(3)で示されるエステル
カルボン酸を過剰の一官能性アルコールを用いて脱水エ
ステル化すると構造式(4)で示される高分子量のフタ
ール酸エステルを作ることができる。
無水フタール酸(1)とポリオール(2)との反応では
下に示す構造式(5)のエステルアルコールが生成され
るが之が一官能性アルコールと脱水エステル化反応を行
うと(6)の構造のエステルアルコールができ1目的と
する構造式(4)の高分子量エステルを好収量で得るご
とができない許りでなくA高沸点である為に分離除去す
ることも簡単でなくへ電気特性も悪くなり溶液の粘度も
高くなる。   即ち好収率で性能の良い高分子景フタ
ール酸エステルを目的に種々検討を行った結果二官′能
性以上のポリオール(2)の種類によって(5)構造の
反応中間体と無水フタール酸(1)との反応性に大きな
差違があり〜この反応を充分に行わせることが必須因子
であることを見出して本発明に到達し1本発明は構造式
(4)で示されるフタール酸エステル及び(4)を含有
する混合エステルを目的として1.無水フタール酸1モ
ルに対比し1/2〜t / aモル当量以下の2〜4官
能ポリオールを溶剤中で加熱し充分反応させ)次いで1
/2モル当量以上過剰量の一官能性アルコールを用いて
触媒を使用して脱水エステル化を行い1次いで精製する
ことによってフタール酸エステルを製造する方法並びに
2.無水フタール酸1〜4.5モルに対比し1/2〜1
/4モル当量の2〜4官能ポリオールを反応させ1次い
で1/2モル当量以上過剰量のn−ブタノール1、オク
タツール又4ばヘプタツールと触媒を用いて脱水エステ
ル化を行い)精製してフタール酸エステルのジブチルツ
クレート1ジオクチルフタレート或はジヘプチルフタレ
ートとの混合物を製造する方法に関するものである。
本方法を置体的に以下に説明する。   ポリオールを
二官能性以上のアルコール類を使用して無水フタール酸
(1)と反応させると構造式(3)及び(5)で示され
るエステルカルボン酸が得られる。   この様なアル
コールと酸無水物との反応は既に古くから数多く記載が
あるが一本発明では二官能性以上のポリオール(多価ア
ルコール)を使用する点が特徴である。
既に述べた如く二官能性以上のポリオールめ最初のアル
コールと無水フタール酸との反応は九通常のアルコール
類との反応と良く似た反応性を示すが)反応して得られ
る(5)構造で示したエステルアルコールと無水フター
ル酸との反応はポリオールの構造によって大幅に異る。
例えばエチレングリコールの最初のアルコールは容易に
無水フタール酸によってエステル化されるが)二つ目の
アルコールのエステル化反応は比常に遅く無触媒で単に
加熱する場合は110°Cでも9596迄反応させるに
は30時間以上も必要である。   一方ブタンジオー
ルや16ヘキサンジオールの場合には最初のアルコール
と二つ目のアルコールとの反応性の差はほとんど無くこ
の場合は比較的容易に反応をコントロールすることがで
きる。
更に一級アルコールであるプロパンジオールは前二者の
中間の反応性を示しトリメチロールプロノ(ンやペンタ
エリスリトールの3〜4官能性ポリオールも同様である
二級アルコールは一級アルコールに比べて反応性は更に
低下シ12プロピレングリコールや13ブタンジオール
では無水フタール酸との反応は触媒のない状態では反応
速度が遅すぎ従って反応触媒を使用して始めて目的を達
することができる。   これらのポリオールを使用し
て(4)構造のフタール酸エステルを製造する為には構
造式(3)で示されるエステルカルボン酸を作って次の
脱水エステル化反応を行うが)(3)のエステルカルボ
ン酸から未反応の中間生成物(5)やポリオール(2)
を除去精製することは好ましくなく)従ってこれらのア
ルコールを完全に反応させる為の反応条件が必要で特に
無水フタール酸1モルに対しアルコールの反応モル数が
多くならない様にすることが必要で三官能ポリオールの
場合は1/2モル以下)三官能ポリオールでは1/3モ
ル以下更に四官能ポリオールでは1/4モル以下が使用
される。   無水フタール酸(1)とポリオールとの
反応をioo 96にする目的では長時間の反応をその
進行率を測定しながら充分に反応させる。   反応率
の測定は反応液の無水物%を測定して求められ1無水物
%は滴定法や赤外吸収スペクトル法又はNMR法によっ
て測定される。   反応速度を促進する一つの方法は
過剰量の酸無水物(1)を使用することである。   
然しなから過剰量の無水フタール酸を除去するのは容易
ではないのテ次段の脱水エステル化を行ってフタール酸
ジエステルを作り蒸溜して除くことが必要となる。  
 酸無水物とアルコールの反応を促進する触媒を使用す
ることが出来この様な目的ではNa  Kの水酸化物、
炭酸塩担体上の酸化物及びアルコキサイドの使用1アミ
ン類例えばピリジン、ベンジルジメチルアミン、ジメチ
ルアニリン等の使用)金属塩の使用例えばZnC1゜T
lC145nC12又は有機酸金属塩例えばオクチル酸
錫、ジプチル錫うウリレート等が使用される。
反応を促進し固体の無水フタール酸を溶解させる目的で
溶剤が添加され)溶剤中で無水フタール酸及びポリオー
ルを加熱し反応を行うが溶剤は無極性溶剤が使用される
。   極性溶剤に比べて無極性溶剤中での反応速度が
早い為であるがポリオールの混合溶解を目的として少量
の極性溶剤を添加使用する場合もあるが一般的にはトル
エン又はキシレンが使用される。   少量のトルエン
又はキシレンの添加によりその添加量に応じて原料であ
る無水フタール酸との混合物の融点が下り従ってポリオ
ールとの混合が良くなる。次段脱水エステル化反応の共
沸溶剤を兼ね多量の溶剤に溶解する場合もへが反応速度
はむしろ遅くなる。   反応に使用される温度は11
0°C〜130°Cが好ましいが更に温度を上げて短時
間反応させる場合もあるが高温になるに従ってポリオー
ルの末端未反応アルコールとエステルカルボン酸(3)
又は(5)のカルボキシル基との間で脱水反応が起り−
その結果目的とする化合物に比べ更に高分子量の不純物
が生成する。   反応を完結させる為に短時間高温加
熱することはあっても1特にポリオールが三官能から三
官能四官能になるに従って酸無水物(1)によるフター
ル酸エステル化反応以外の前記脱水エステル化反応の起
り易い高温下での反応を行うと高分子量ポリエステルが
生成し最終製品の7タール酸エステル中に溶解し溶液粘
度を上昇させ或は溶解せずに沈澱する。   高沸点叫
そ剤を目的としてポリエチレンフタレートを部分的に含
み粘度も幾らか高い7タ一ル酸エステル混合物の製造を
目的として脱水エステル触媒の存在下で高温加熱して充
分反応させる場合があるが三官能ポリオールを使用する
特別の場合である。
無水フタール酸(1)とポリオール(2)を反応させて
得られる(3)は次いで過剰量の一官能性アルコール及
び脱水エステル化反応触媒の存在下で脱水エステル化反
応を行うことによって(4)め構造式で示される7ター
ル酸エステルを製造することができる。
脱水エステル化反応に使用される触媒は硫酸、陽酸又は
バラトルエンスフオン酸等の酸類% Na、 K、 A
l又はT1のアルコラード或は酸化物又は水酸化物等が
使用される。
反応は160°C〜230°Cで減圧下或は共沸溶剤に
よる脱水条件で脱水エステル化されAアルコールの過剰
量の使用はエステル化反応の速度を早くする。
得られた反応生成物は水を添加1加熱)中和等の方法で
触媒を除去し易い様にした後水洗分離し又は活性炭或は
活性白土等を用いて不純物とともに吸着除去し1或は併
用した後そのまま或は減圧蒸溜精製してエステル製品と
することができる。   過剰量のアルコールは反応速
度を増大させるし沸点が高いと脱水共沸剤としても使用
できる。   過剰のアルコール及び溶剤は精製処理途
中で除去される。
構造式(2)で示されるポリオールはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、フタンジオール、ベンタン
ジオール、ヘキサンジオールの第一級二官能性アルコー
ル、ネオペンチルグリコール等の置換アルコール又は第
一級第二級二官能性アルコール、ヂエチレングリコール
、ヂブロビレングリコール等のエーテルアルコール、グ
リセリン、トリメロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、1.26−ヘキサンジオール、ペンタエリスリトー
ル等の三〜四官能性ポリオールが使用され又同時に混合
しても使用される。   一方R’OHの構造式で示さ
れる一官能性アルコールはメタノール、エタノール、プ
ロパツール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール
、ヘプタツール及びオクタノール等のノルマル又は側鎖
アルコールが使用される。
構造式(4)で示されるフタール酸エステルを製造する
際に1無水フタール酸(1)とポリオール(2)との反
応速度を上げ)又高粘度となる高分子量ポリエステルの
副生をよシ少くする目的で無水フタール酸の過剰量1〜
4.5モルとポリオール1/2〜1/4モルを反応させ
て)中間生成物である(5)構造のエステルカルボン酸
((5)はエステルアルコールでもある)の残存を極力
少くすることができる。   然しながらその際には過
剰量の3.5モルの無水7タール酸が反応系中に共存し
1次段反応でアルコールと脱水エステル化するとジアル
キルフタレートか3.5モル生成することになる。
高分子量可そ剤は一般的には価格と可そ剤の吸収性及び
粘度を考慮してジブチルフタレート(以下DB Pと略
すことがある)、ジオクチルフタレート (以下DOP
と略す)と混合して使用される場合も多く)従って予め
過剰量である無水フタール酸を使用してエステルカルボ
ン酸(3)を製造した後)更に過剰量のノルマルブタノ
ール。
オクタツール(2エチルヘキザノール)又はヘプタツー
ルを使用して脱水エステル化反応を行って1夫々(4)
のブチルエステルとDBPとの混合物12エチルヘキシ
ルエステルとDOP との混合物又はヘプチルエステル
とDI−IP  との混合物としてフタール酸エステル
混合物を得ることができ1触媒処理後活伯炭及び又は活
性白土吸着処理法によって精製し\製品とすることがで
き(1)の使用量によっては混合割合が異ったエステル
製品が得られる。
この様にして得られるフタール酸エステルは何れも分子
量400以上の分子量の大きなエステルであシ1構造式
HO−R−OH(2)で示される′ポリオールがエチレ
ングリコールR−R1であ)R’OHで示される一官能
性アルコールカ夫々メチルアルコールRS =Rト。
エチルアルコールRt == RM、イソ又はノルマル
プロピルアルコールR’: R二、ブチルアルコールR
′−R:4ヘプチルアルコールR’呂Ra 、 2−エ
チルヘキシル又はノルマルオクチルアルコールRe =
= R5−を使用して脱水エステル化して作られる構造
式(4)のフタール酸エステルの分子量はR□x Ri
 : 386 、 R工×R二で414・RIX弓; 
442.・RIX R′4: 470・RIX呪:55
4 、 RX R’  :582となる。    ポリ
オールが1.46 一フリンジオール R: R2の場合に前と同じく夫々
のアルコールを使用した際の生成するフタール酸エステ
ルの分子量はR2XR1:  4141.R2xRニ:
  442 、 R2×RΔ: 470. R2XR′
4: 498. R2xRみ:582、  RxR5:
  610.  ポリオールが1.6−ヘキサンジオー
ル R−: R3の場合前と同じく夫々のアルコールを
使用した際の生成するフタール酸エステルの分子量は 
R3XR1:  442.  R3×R二 :  47
0 。
Ra X弓 : 498.  R3XR′4: 526
. R3XRミ 二 610.R3xRみ # 638
 、  ポリオールがトリメチロールプロパン R: 
R4の場合の同じくフタール酸エステルの分子量はR4
XR1:  572.  R4XRニ; 614 ・ 
R4xRニ  :656   R4,X  Rj  :
  698  ・R4xRみ s  824.  R4
XR5;866、  ポリオールがペンタエリスリトー
ル R:R5の場合も同じく得られるフタール酸エステ
ルの分子量fd R5X Ri :  784 。
R5×Rる: 840 、 R5x Rニ:  896
.  R5X  RQ  :952、  R×R’  
:  1120.  R5XRみ :  1176  
であ5 ってポリ塩化ビニールの可そ剤として使用した場合例れ
も揮発減郊“は九一般用のンタール酸エステル可そ剤に
対比して大幅に少くなり)高分子量用そ剤として使用す
ることができる。
以下に実施例を述べるが無水物%の測定法は滴定法に基
いて)以下の方法によって酸滴定i (A)及び無水物
の滴定量(B)を求めて無水物%をB−A/8B−A又
はB−A/Bとして計算して求めた。   乃ち試料a
gを採取し10m1のアセトンに溶解した後0.2 a
g/2m1のアセトン溶液を5%ビリデン水溶液2 m
l中に入れ30分放置後1 / 20 Nアルカリ水溶
液で滴定しMS:t A eイ、4゜  ヶ1よ。、2
ag/。。、。Air Meつ料アセトン溶液をアニリ
ン−トルエン)(aニア)溶液2mlに入れ同じ<30
分間放置した後 x/2oNyVレカリ水溶液で滴定し
九滴定量Bを得る。   Aは無水フタール酸を少量の
ピリジン触媒存在下加水分解してフタール酸として滴定
するもので1室温で略80分間放置すると定量的に酸が
滴定される。   一方Bは酸無水物の滴定を行う際に
1無水フタール酸をアニリンのトルエン溶液中で室温で
80分間放置すると7タール酸アニリドができ定量的に
一塩基酸として滴定することができ5A−Bは酸無水物
滴定量である。   酸無水物が水又は湿分て加水分解
された少量の不純分を含む場合の酸無水物の%はA−B
/3B−Aによって酸無水物%が計算されアルコールと
反応して酸無水物がエステルカルボン酸となる場合は酸
無水物%はA−B/Bとして計算される。
実施例 1−a 無水フタール酸(1)  74g  (0,5モル)純
度97.8%トルエン20m1にエチレングリコール1
44 g(0,22モル)を110°Cに加熱攪拌しな
がら添加混合した。   酸無水物%は8.5時間後5
5%に下ったが以後反応速度は遅くな98時間後45%
にな多80時間後に無水物%は2596になった。
実施例 1−b 無水フタール酸(1)  74g  (0,5モル)純
度97.84 ) ルx ン20 mlピリジy0.6
gを110°Cに加熱攪拌しながらエチレングリコール
14.1 g  (0,22モル)を加えた。   酸
無水物%は1時間後44.5962時間後19.34a
時間後1396  になった。
実施例 1−c 無水フタール酸(1)  74g  (0,5モル)純
度97.8%トルエン20m1オクチル酸錫0.2gを
攪拌しながら加熱し%130’Cでエチレングリコール
(0,22モル)14.1gを加え無水フタール酸を反
応させた。
1時間後酸無水物%は25%であり3時間後は13%以
下になった。   ブチルアルコール37 g  (0
,5モル)及び過剰分40gを加えテトラブトキシチタ
ン0.3gとともK 1to°C〜210’ Cに加熱
し)窒素ガスを通しながら共沸により溜出する水を除き
X8時間後に8gの反応水を蒸溜した。    温度を
下げ100°C〜110°Cで水50m1を加え30分
間攪拌した後冷却した。
炭酸ソーダ59I6水溶液及び水で洗滌し無水塩化カル
シウムを入れて乾燥しDBP溜分1Bgを除き1高沸点
フタール酸エステル(構造式 、4SR1ンR; ) 
227°〜230゜/ 8 mmHg  93g収率9
096を得た。   このフタール酸エステル50部と
ポリ塩化ビニール100部混合安定剤5部を加熱混線後
プレスして得られるシートの表面硬度は85で良い可そ
性を示しX160°Cギヤーオーブン中での揮発減量2
時間値は2.296であった。
実施例 2−8 無水フタール酸(1)  74g  (0,5モル)純
度98.4%トルエン35m1を1106Cに加熱し攪
拌しながらブタンジオール20 g  (0,22モル
)を加えた。
無水物%は1時間後5443時間後は18966時間後
略10096の反応率に近い13%になり1ブタンジオ
ールの場合は無触媒でも比較的早く反応する。
実施例 2−b 無水フタール酸14ag(1モル)純度97,8鮪キシ
レン50m1を130°Cで加熱攪拌しブタンジオール
40 g  (0,44モル)及びオクチル酸錫 0.
2gを加えた。   無水フタール酸の反応は早く13
0分後無水物%は35%1時間後15%になった。  
 2時間後2−エチルヘキサノール143 g  (1
,1モル)ヲ7Jilt)テトラブトキシチタン0.5
gを加え180°〜210°Cに加熱し窒素ガスを通し
ながら共沸により溜出する水を除き5時間後には17g
強の反応水を蒸溜した。   水が出てくるのが認めら
れなくなる迄加熱し6時間復温度を下げ水50m1を加
えて100−110’Cで30分間攪拌した後冷却した
。   反応液より水を除き次いで5%炭酸ソーダ水溶
液を加えて混合しλ水相を分離し更に水洗した後無水塩
化カルシウムを入れて乾燥し減圧下で蒸溜したDOP溜
分227°〜230’ C15mm Hg  47 g
  (98% )を除去し残溜油分として高沸点フター
ル酸エステル−(構造式 4 R2XR15) 259
 gを得た。理論値に対する収率け95.5%であった
実施例 2−c 無水フタール酸148g(1モル)純度97.8%キシ
レン50 mlを130°Cで加熱しブタンジオール4
0g  (0,44モル)及びオクチル酸錫0.2gを
加えた。
2時間反応後の無水物%は15%であり無水フタール酸
を充分に反応させA3時間後ブタノール100 g  
(1,35モル)を加えテトラブトキシチタン0.5g
を加えて160°C〜210°Cに加熱し窒素ガスを通
しながら共沸により溜出する水を除き6時間後には17
gの反応水を蒸溜した。   6時間半後温度を下は水
50m1を加えて110’ C〜100’ Cで30分
間加温攪拌した後冷却した冷却した抜水を除き炭酸ソー
ダ水溶液次いで水を用いて洗滌した後減圧下に加熱して
残留する溶剤並びにブタノールを除去1更にDBP溜分
185°C〜190015mmHg  30 g  (
89,94)を除きフタール酸エステル(構造式 4 
 RX R’ ) 2256C〜228°C73mm 
Hg4 187.5 gを得収率は85.6%であった。  こ
のフタール酸エステル50部とポリ塩化ビニール100
部混合安定剤5部を加熱混練プレスして得られるシート
の表面硬度は854’l、あり\ 160°Cギヤーオ
ーブン中2時間の揮発減量は2%であった。
実施例 2 −d 無水フタール酸222 g  (1,5モノリ 純度9
7.8%キシレン50. ml 130°Cで加熱攪拌
して溶解した後ブタンジオール45 g 、 (0,5
モル)を加えた。   エステル化反応は無水フタール
酸が過剰である為に比較的早く3時間後  %になった
。   6時間加熱して無水物%が略ン、 *になり計
算量近く迄反応させた後ブタノール150g(2モル)
及び過剰分として30 g  (0,4モル)更にエス
テル化触媒トシてパラトルエンスルフォン酸0.5gを
加えた。   160°C〜210°Cに加熱して共沸
により溜出する水を除き10時間後に26 gの水を蒸
溜しだ0   脱水エステル化反応の速度は1600〜
210°Cの反応温度により異り)過剰量のブタノール
は反応温度を下げるのでこの反応例は触媒の影響で反応
が遅かったのではない。   水50m1を入れ攪拌し
て冷却し水を除き15%炭酸ソーダ水溶液次いで水で洗
滌しAl00°C/ 50 mm Hgの減圧で水分を
除き)30gの活性白土を入れて攪拌し次いで濾過して
フタール酸エステル混合物を得た。   このエステル
混合物は減圧で蒸溜すると、DBP185°〜190°
C/s mm Hg130gフタール酸エステル (構
造式 4R2XR’)227°C〜230’ C/ 3
  mmHg  215 g  (86,396)高沸
物 (蒸溜残)  21gを得、DBPと高沸点フター
ル酸エステルとの割合は略1対2である。
実施例 2−e 無水フタール酸222 g  (4,5/ 3モル、ブ
タンジオール0.5モル当り4.5モル相当)純度98
.4%キシレン50m1を130°Cに加熱して溶解し
た後攪拌L ”ir 7’ タンジオール15 g  
(0,5/ 3モル)をカーえた。
無水フタール酸の反応は過剰である為に非常に早く無水
物%は2時間後8096になり3時間後熱水物%は言十
算量に略近い7896に低下した。    4時間後フ
゛タノール197g(8/3モル)及び過剰分として3
0g(0,4モル)縁パラトルエンスルレフオン酸0.
5 g ヲカロエ160゜0〜210°Cに加熱して共
沸により溜出される水を除き110時間後計算量に近い
反応水80 gを蒸溜して除去した。   水50m1
を入れ808C〜100°Cで30分間攪拌した後冷却
い水を除き1炭酸ソーダ水溶液次いで水で洗滌した後1
00°C/ 50 mm Hgで水分を除去した後活性
白土50gを入れて攪拌濾過してフタール酸エステル(
RXR’)とDBPとの混合物を得た。   混合4 の割合は略l対2でありA減圧蒸溜によりジプチル7f
レート(DBP)8分が全体の略2/3重量%得られた
実施例 a −a 無水フタール酸148g(1モル)純度98.4%キシ
レン50 mlを130’ Cで加熱攪拌して溶解し先
後1.6−ヘキサンジオール53.1 g  (0,4
5モル)及びオクチル酸錫0.2gを加えて攪拌し反応
させた。無水物%は1時間後12%迄下った。   3
時間後2エチルヘキサノール143 g  (1,1モ
ル)を加え1テトラブトキシチタン0.5gを加え18
0’ 0〜220°Cに加熱い窒素ガスを通しながら共
沸により溜出する水を除き15時間後には17g強の反
応水を蒸溜した。    100’ Cに冷却した抜水
50 mlを加えて30分間攪拌した後冷却し)水を除
きX次いで炭酸ソーダ水溶液1水で洗滌した。
残存する水は50 mmの減圧下で1温して除去した煙
活性白土を加えて攪拌しその後濾過した。   洗滌に
使用lJcキシレン及び過剰の2エチルヘキサノール及
びジオクチルフタレート(DOP)を200°C/sm
mHgの減圧下で除去し高沸点フタール酸エステル(構
造式 4:R3×Rみ) 275 g収率9696を得
た。   この高沸点フタール酸エステル50部とポリ
者化ビニール100部混合安定剤5部を加熱混練プレス
して作ったシートの表面硬度は84で良好な可そ性を示
しA160°Cギヤーオープン中の加熱減量2時間値は
1.84であった。
実施例 4−a 無水フタール酸148g(1モル)純度97.6%キシ
レン50m1及びオクチル酸錫0.2gを130’ C
で加熱し為攪拌しな汐;らトリメチロールプロパン40
・2g  (0,30モル)を加えて溶解して反応させ
た。   酸無水物%は2時間後30%であるが4時間
後1254に低下しだ。    6時間後ブタノール 
100 (< ゛(1,35モル)及びテトラブトキシ
チタン 0.5gを加えて加熱し脱水エステル化反応を
行い1窒素ガスを通し共沸により溜出する水を除き6時
間後に17gの反応水を蒸溜した。
7時間後温度を下げ1水50m1を加えて90−100
’ Cに30分間保った後冷却した。   水を分離し
た後炭酸ソーダ水溶液及び水で洗滌し50 mm減圧、
1で加1.して水を除き次いで活性白土20gを加えて
放置し1吸着物を除き洗滌液とともに濾液を減圧濃縮蒸
溜しDBP溜26gと高沸点フタール酸エステル(構造
式 4:R4xR′4)200gを得その収率は95.
596であった。
実施例 5−a 無水フタール酸148g(1モル)純度98.4916
キシレン50m1及びオクチル酸錫0.2gを130°
Cに加熱し1攪拌しながらペンタエリスリトール29.
9g(0,22モル)を加えて溶解して反応させた。 
  無水物%は2時間後には3296で4時間後には1
2%になった。    6時間反応しだ後2エチルヘキ
サノール163g  (1,25モル)及びテトラブト
キシチタン0.5gを加え180°〜210°Cで脱水
エステル化反応を行い1窒素ガスを通しながら共沸によ
り溜出する水を除き6時間後迄に17gの反応水を蒸溜
した。   7時間後温度を下げ、水50m1を加えて
90〜100°Cで攪拌した後冷却した。   水を分
離した後炭酸ソーダ水溶液更に水で洗滌し)次いで水分
を除いた後活性炭0.2g活性白土20 gを入れて攪
拌放置した。   濾過して得られる濾液を集めて揮発
性部分を除き・更に減圧下210゜〜220°Cl3m
mHgでジオクチルフタレート (D。
P )部分を除去して残溜高沸点フタール酸エステル(
構造式4:R4×Rみ)230g収率89%を得た実施
例 5−b 無水フタール酸148g(1モル)純度98.496ト
ル工ン50m1及びオクチル酸錫0.2 gを130°
Cの浴温で加熱攪拌し1ペンタエリスリトール29.9
g(0,22モル)を加えて溶解させて反応を行った。
酸無水物%は4時間後に1396の理論計算値に近い値
になった。    6時間後メタノールtoog(3モ
ル)バラトルエンスルフォン酸0.5gを加え共沸蒸溜
を行い42時間加熱して水16.2 gを蒸溜した。
100°Cで水50 mlを加え30分間保った後冷却
し為炭酸ソーダ水溶液及び水で洗滌後乾燥剤及び活性白
土を入れて放置し)濾液を集め減圧下で230°G /
 a mm Hg迄加熱を行って揮発性部分を除去し)
高沸点フタール酸エステル(構造式4 ’  R5X 
R、’ )  165 g収率95.696を得た。
実施例 5−Q 実施例 5−bと全く同じ方法に従って無水フタール酸
148g(1モノリトペンタエリスl) )−/l/ 
29゜9g(0,22モル)をオクチル酸錫0.2gの
存在下で反応させ16時時間後ンプロパツール過剰量を
加えた後パラトルエンスルフォン酸0.5gを加え1共
沸蒸溜によって加熱反応を行って反応により得られる水
を取り除き50時間の脱水反応を行った。   炭酸ソ
ーダ水溶液及び水で洗滌し活性炭0.2g活性白土30
gを加えて攪拌放置し次いで濾過した後低揮発性部分を
減圧で除去しX230°C/3 mm Hg以上の沸点
を有する高沸点フタール酸エステル(構造式4:R5×
Rニ)188g収率95.4%を得た。   上記フタ
ール酸エステル40部と100部のポリ塩化ビニールを
加熱混練しプレスして得られるプレスシートの表面硬度
は87で良い可そ性を示しλギヤーオーブン160’ 
Cでの加熱域−景は2時間後で1,596であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無水フタール酸1モルに対比し1/2〜1/4モル
    当量以下の2〜4官能ポリオールを溶剤中で加熱し充分
    反応させ1次いで1/2モル当量以上過剰量の一官能性
    アルコールを用いて触媒を使用して脱水エステル化反応
    °を行い1次いで精製することによって7タール酸エス
    テルを製造する方法 2、無水フタール酸1〜4.5モルに対比し1/2〜1
    /4モル当量の2〜4官能ポリオールを反応させ八次い
    で1/2モル当量以上過剰量のブタノール\オクタツー
    ル又はヘプタツールと触媒を用いて脱水エステル化反応
    を行い)精製してフタール酸エステルのジブチルフタレ
    ート)ジオクチルフタレート或いはジオクチルフタレー
    トの混合物を製造する方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100338042B1 (ko) * 1994-11-23 2002-12-11 애경유화 주식회사 디부틸프탈레이트의제조방법
KR100360761B1 (ko) * 1994-11-23 2003-03-12 애경유화 주식회사 저급알콜을이용한프탈산에스테르의제조방법
JP2006188663A (ja) * 2004-12-09 2006-07-20 Konica Minolta Opto Inc 可塑剤、セルロースエステルフィルム及びその製造方法、偏光板および液晶表示装置

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KR100360761B1 (ko) * 1994-11-23 2003-03-12 애경유화 주식회사 저급알콜을이용한프탈산에스테르의제조방법
JP2006188663A (ja) * 2004-12-09 2006-07-20 Konica Minolta Opto Inc 可塑剤、セルロースエステルフィルム及びその製造方法、偏光板および液晶表示装置

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