JPS5859180A - エレベ−タ−の制御装置 - Google Patents

エレベ−タ−の制御装置

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JPS5859180A
JPS5859180A JP56152191A JP15219181A JPS5859180A JP S5859180 A JPS5859180 A JP S5859180A JP 56152191 A JP56152191 A JP 56152191A JP 15219181 A JP15219181 A JP 15219181A JP S5859180 A JPS5859180 A JP S5859180A
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JP
Japan
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elevator
floor
pulse
car
control
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JP56152191A
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博美 稲葉
島 清哉
武喜 安藤
黒沢 俊明
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレベータ−の制御に係゛す、特に正確な床合
せ性能を得るに好適なエレベータ−の制御装置に関する
第1図は従来の電流帰還付のエレベータ−の速度制御装
置のブロック図である。第1図において、1はエレベー
タ−乗りかご、2はつり合いおもり、3はかご1および
つり合いおもり2とを結合している巻上ロープ、4は巻
上ロープ3が巻き掛けられた綱車、5は綱車4を駆動す
る電動機の電機子で、6は同じく界磁、7は電機子5に
直結された電機子5の速度に対応し比速度信号7aを発
する速度検出装置、8a、8bは電機子5に電力を供給
する電源装置で、例え゛ば、サイリスタを利用したAC
−DC変換器、9は交流電源、10は電機子5に流れる
電流に対応する電流信号10ai発する電流検出器、1
1は速度指令値11aを発する速度指令値発生装置、1
2はかと1に設置された着床装置、13は各階床毎に設
けられた誘導板で、これらで位置信号発生装置を構成し
ている。
着床装置12と誘導板13との関係は、第2図に示すよ
うに、2つのポジチクター121,122の中間に誘導
板13が位置したとき、着床装置12の出力が零となり
、乗りかと1が階床とずれて停止した場合には、ポジチ
クター121,122の出力にアンバランスを生じて位
置信号を発生する。この着床装置12の出力と着床誤差
との関係は、第3図に示すようになる。VI21 HV
+□2はそれぞれポジチクター121,122の出力、
12aはそれらを構成した着床装置12の出力である。
14は、走行時には速度指令値発生装TIfllに、又
、エレベータ−速度がほとんどゼロになった時点又は一
度エレベーターが着床を完了して機械的ブレーキが閉成
し、乗客の乗り降りに伴ってロープが伸縮し、乗りかご
と着床階との間に着床誤差を生じ、これを補正する必要
が生じたような場合の再床台せ制御時には着床装置12
に回路を切り換える切換装置1.15は速度指令値11
aまたは着床装置12の出力12aと速度信号7aとの
速度偏差を演算する演算装置、16は速度増幅器で、そ
の出力は電流指令値16aとなる。17は電流指令値1
6aから電流信号10aを減算し、電流偏差を演算する
演算装置、18は電流増幅器で、その出力18aは′電
源装置8a、8bに送られている。
すなわち、走行時には、切換装置14の接点a側が閉じ
、速度指令値11aと速度信号7aとを比較し、速度増
幅器16は上記差に応じた電流指令値16aを発する。
また、再床台せ制御時には切換装置14が接点す側に切
り換えられる。したかって、速度、指令値12aと速度
信号7aとが比較され、その差に応じて電流指令値16
aが発せられる。以後この状態をマイクロ運転と呼称す
る。
そして、電流指令値16゛aはさらに電流信号1oaと
比較され、電流増幅器18は上記差に応じた出力18a
を発し、これによって電源装置8a。
8bを制御する。したがって、電機子5の印加電圧が制
御され、綱車4を介して乗りがと1の速度が制御される
。すなわち、走行時には電機子5の速度信号7aと速度
指令値11aとを比較するが、着床時には電機子5の速
度信号7aとかと1の位置に対応する速度指令値12a
とを比較することによって速度の自動制御が行われる。
なお19は乗りかと1を保持する機械的ブレーキである
さて、かご1の乗客によるかと1の全重量と、クシ合い
おもシ2の重量とがつり合っている(以下これをかと1
が平衡負荷であるという。〕状態で、かご1がある階床
に着床したとする。このとき、電機子5に流れる電流は
零であり、したがって、電流検出器10からの電流信号
10aも零である。しかし、かご1が平衡負荷でないと
き、すなわち、かご1とつり合いおもり2との重量に差
があるとき(以下これをかと1が不平衡負荷であるとい
う。)、かご1を階床位置に保持しようとすると、不平
衡負荷に見合った電流を電機子5に流さなければならな
い。したがって、電流検出器10は相応する電流信号1
0aを演算装置17に帰還する。一方、かご1が不平衡
負荷で着床するとき、演算装置15には着床装置12か
らの出力12aが与えられる。そして、かご1が停止し
たときには、速度検出装置7からの速度信号7aが零で
あるから、電流指令値16aは、第3図に示す速度指令
値12aに対応する値となっている。
したがって、その電流指令値16aと電流検出器10か
らの電流信号10aとがつり合った位置でかと1が停止
する。すなわち、かご1の負荷によってかご1の停止位
置が変動することになる。
この種の不具合を解決するために、積分器を速度増幅器
16に付加することが以前から広く行われていたが、着
床誤差が完全にOにならない限り速度増幅器16が出力
を出し続けるので機械的ブレーキ19を締めるタイミン
グを上手に合わせなければ停止ショックを生じるアナロ
グ制御上の問題があった。さらに正確々着床性能を得よ
うとすれば、暗く作業性の悪いシャフト内に設けられた
誘導板13を全階床にわたってミリメートル単位の精度
で固定する必要があり、高層ピルなどではこの作業に費
される時間は計り知れないものであった。又切換え装置
14の機械的信頼性、着床装置12の乗りかご上配線工
事およびその原価など改善すべき問題点が多々あった。
本発明の目的は電流帰還回路を持つ速度又は位置制御系
において、簡潔な構成でかご内負荷に影響されずに高精
度に床合せすることのできるエレベータ−の制御装置を
提供するにある。
本発明の特徴は、電動機によって駆動される乗りかごの
床合せ制御時に、上記乗かととそれの停止すべき階との
相対位置を演算装置により求め、この値とパルス発生器
出力値で乗かどの着床狂いを補正する方向に、上記電動
機の駆動トルクを発生させるようにした点にある。
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第4図に本発明の全体構成図を示す。図中で20は演算
処理等を行うマイクロスロセツサ(CPU)、21はC
PUの動作手順書が書込まれているROM(リードオン
リーメモリ)、22はCPUの作業エリアとしての一時
記憶に用いられるI’tAM (ランダムアクセスメモ
リ)、23はCPUとデジタル外部信号をやりとりする
ためのPIA(ペリフェラルインターフェースアダプタ
)、24はパルスジェネレータ27の出力パルスをカウ
ントしてエレベータ−の速度等を検出するためのP T
 M(フロクラマプルタイマーモジュール)、26uマ
ドレス、データ情報をやりとりするためのバス、26は
デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、
27は乗かどの走行距離に応じてパルスを発生するパル
スジェネレーターである。
なお1〜19は第1図と同様である。
このような回路構成に於て、マイクロコンピュータはt
(OMに書かれた手順書(プログラム)に従ってエレベ
ータ−のマイクロ運転制御を行う為に電流指令をPIA
23、D/Aコンバータ26′ft−通して出力する。
第5図にタスクの管理を行う手順書、第6図〜第11図
に本発明に直接関係のあるタスクの詳細手順書を示し順
に説明する。
マイクロコンピュータに割込み信号が大刀されると第5
図の手順に従ってタスク判定が行われる。
すなわちまず200でPTM24からの割込みかどうか
の判定を行う。そうであればマイクロ運転終了制御30
0を行う。この処理に入るのは後述するが減速制御中に
PTM24にレベルまでの距離りを格納し、パルス発生
器27でデクリメントするようにプログラムし、この値
がデクリメントされ尽した場合である。PTM割込みで
なければ、400でポジ割込みがどうかの判定を行う。
ポジ割込みとはエレベータ−乗りかごの絶対位置CPの
修正を行う為にシャフト内に設けられたじゃへい板と乗
りかご上につけられたポジテクタが走行中に対向した場
合に発生し、処理500でエレベ−ター乗りかごの絶対
位置CPの定点通過時の位置補正を行う。ここでは本発
明と直接関係がないので詳細説明は省略する。ポジ割込
み゛でなければタイマー割込みと見なして処理600,
700゜800を行って割込み信号の状態となる。タイ
マ割込みとは所定時間ごとに割込み信号に=ia生する
ハードウェアタイマ(第4図では省略している。)から
の割込みであり、ここでは所定時間Δtごとに処理を起
動する為に用いている。処理600はレベルまでの距離
りと速度指令V1の算出を、処理700はエレベータ−
乗かどの速度V、の算出を、処理800はトルク指令T
の算出を行っている。
第6図はレベルまでの距離゛Lと速度指令V1算出の手
順書である。レベルまでの距離りは目的停止階の絶対位
置(SFP)から乗りかごの絶対位置(CP)を減算し
て求める。目的停止階の絶対位置(SFP)はまず先行
階床(ADFN)  を図示していない処理で求め、こ
の値と乗りかご内およびフロアからの停止要求階との照
合を行い、処理605で一致し次階を停止予定階(SF
N)とし、処理610であらかじめ求めである各階の絶
対位置情報(階高テーブル)と停止予定階名より停止予
定階の絶対位t(8FP)を*める。一方乗かどの絶対
位1f(CP)は所定時間Δtごとに移動した距離Δp
をPTMとパルス発生器より求め、この値を前回のCP
に加算又は減算して(運転方向により)求める。
速度指令情報■、は処理620でエレベータ−の制御動
作遅れに伴う流れ距離ΔLを減速距離りから減算し、こ
の値に所定の減速度A+に掛は平方根をとることによっ
て求める。平方根演算は専用の演算用ICを用いてもよ
いし、あらかじめR,OMに平方根テーブルを持ち、補
間法によって概算値を求めてもよい。
ここで求めたレベルまでの距離りおよび速度指令vlは
後で述べるトルク指令Tの算出800、マイクロ運転終
了制御300で利用される。
第7図はエレベータ−速度V、算出の手順書である。ま
ず処理705で前回のPTMの内容から今回のPTMの
内容を減算してタスク処理間隔の乗りかごの移動距離Δ
Pを求め、これをタスクの起動間隔Δtで割ってエレベ
ータ−速度V2を求め、次に処理710で次回の速度演
算準備として前回のPTMの内容格納値を今回のPTM
の内容に書き換える。ここで求めた速度V2はトルク指
令Tの算出800、マイクロ運転終了制御300で用い
られる。
第8図はトルク指令Tの算出手順書である。まず処理8
05でエレベータ−への起動許可があるかどうか判定す
る。許可がなければ処理810でエレベータ−が停止中
に乗客の乗り降りでロープが伸縮して乗りかごがレベル
と許容値以上狂ったかどうか判定し、NOであれば何も
せず、YeSであればロープ伸びマイクロ運転制御がで
きるようにモード設定を行い、次−回のタイマ割込に備
える。エレベータ−の起動許可が有れば処理820でモ
ード判定を行い、出発準備825〜ロープ伸びマイクロ
運転制御850のいづれかの処理を行う。出発準備82
5は次の運転にそなえて種々のフラグ、ワークのイニシ
ャライス等の処理を行う。
起動補償制御830はエレベータ−の起動時にアンバラ
ンストルクによる起動ショックをなくすためにブレーキ
が開く前に電動機にアンノ(ランストルクを打ち消すト
ルクをあらかじめ発生させておく処理を行う。加速制御
835は所定の加速度でエレベータ−が加速するような
トルク制御が行われ、定常走行制御840は所定の速度
でエレベータ−が走行するようなトルク制御が行われる
。減速制御845、ロープ伸びマイクロ運転制御850
は本発明の動作とあわせて別図で詳細に説明する。
減速制御845はまず8450でマイクロ運転への移行
フラグがセットされているかどうかを判定し、されてい
なければ8451でエレベータ−速度v2が所定値(通
常の減速制御からマイクロ運転への移行点)よシも大き
いかどうか判定する。
大きければ8452で公知の減速用トルク指令Tを発生
する。ここではトルク指令Tは比例積分的に求めている
。つまり速度指令V、と速度V、の偏差に積分ゲインK
tを掛け、前回のトルク指令と加算してTIをまず求め
、次に速度指令VI と速度v2の偏差に比例ゲインK
pを掛けTyと加算して今回のトルク指令を得る。この
ようにすれば偏差少く制御ができる。いくらかの偏差が
ゆるされるならばトルク指令Tの算出部分を比例的に行
いプログラムステップ数を低減できる。エレベータ−速
度が所定値よりも低くなりマイクロ運転への移行点に達
したら8453でPTMにレベルまでの距離りを格納し
てパルス発生器の発生するパルス(このパルスは第4図
に示すようにエレヘーターの走行距離に応じて発生する
。)で減算を開始する処理を行う。勿論この時点ですで
に乗りかごが着床レベルを行き過ぎていればこの行き過
ぎ量をPTMに格納する。PTMはこのデクリメントを
完了するとマイクロコンピュータ−にPTM割込みをか
けて乗りかごが着床レベルに到達したことを知らせ、後
述するマイクロ運転終了制御300によってエレベータ
−に停止の処理を行わせる。PTMがデクリメントを完
了するまでのマイクロ運転速度を規定するのが処理84
54である。ここでのトルク指令TはT=T+ (V、
’−V2 ) XKより比例的に求めてもよいし、処理
8452のように比例積分的に求めてもよい。なおりI
′は“マイクロ運転用の速度指令で、レベルまでの距離
の関数とは無関係の一定値であってもよいし、レベルま
での距離りの関数とすればマイクロ運転時間が短縮でき
るし、レベルからはなれている時はv1′は大きく一足
とし、Lが小さくなって来たらLの関数とするような方
式(複数の関数を組み合わせる。)とすればマイクロ運
転時間の短縮と乗りかごの動作遅れに伴う行き颯ぎを防
止し得る。なお上述したマイクロ運転のステップを用い
ているV1′は公知の減速制御のV、とはまったく異っ
ている。(v、は所要の減速度とレベルまでの距離との
積の平方根より求めている。]なお乗シかごがレベル全
行き過ぎていた場合には運転方向が前回と逆となるよう
に(補正方向に乗りかごが動くように)速度指令の、極
性を変更する処理もここであわせて行う。さらに通常減
速用トルク指令の発生処理8452からマイクロ運転用
トルク指令発生処理8454への移行時にショックを生
じさせない為に処理8454のトルク指令の変化要素<
 (Vl’  V21 ”K又は(V+’  Vt)・
(Kr+Kp)(7)成分)の絶対値には所定の制限を
設けること、さらに両制御系のマツチングをとることが
容易にソフト的に実現可能となった効果は明白である。
処理8455はマイクロ運転制御への移行動作完了フラ
グセラトラ行う。これはPTMへのLの2匿書きを防止
する為である。マイクロ運転への移行フラグがセントさ
れている場合には8456でエレベータ−がマイクロ運
転終了処理300後停止したかどうかの判定を行い、停
止していれば処理8457で機械的ブレーキをかけ、電
流を止め、次回への準備を行ってエレベータ−の運転を
終る。
エレベータ−速度が0になっていなければ速度化’?r
 V+ ’が0のままでブレーキをかけるのをしばしば
待つのでエレベータ−が微速で移動中にブレーキがかけ
られるようなことがなくなるので停止ショックの発生は
皆無である効果がある。
第10図はマイクロ運転終了制@lを示す図である。こ
の処理300が実行されるのは前述した第9図8453
処理で行ったPTMの働きによる。
つまりPTMがデクリメントを完了するとPTMが割込
みを発生してエレベータ−がレベルに到達したことをマ
イクロコンピュータに知らせ処理305でエレベータ−
に0速度指令を与えている。
以上の手順書に従って従来の減速制御から本発明のマイ
クロ運転制御に連続的に切換わり良好な着床性能が得ら
れる。
第11図にローブ伸びマイクロ運転制御の手順書を示す
。処理890の起動は第8図の処理810の起動認可、
処理815のモード設定によって行われる。ロープ伸び
マイクロ運転制御890が起動されるとまず処理890
1で起動補償が完了しているかどうか判定し、Noであ
れば処理8902で起動補償実行、次回のタイマ割込み
に備え、起動補償が完了していれば次に8903でブレ
ーキが開いたかどうか調べる。起動補償動作を行うのは
通常の運転と同様にブレーキが開いた時のショックをな
くす為である。ブレーキが開いて鵠なければ、処理89
04でブレーキを開く動作を行う。
ブレーキが開いていれば処理8905でロープ伸びマイ
クロ運転への移行フラグがセットされているかどうか調
べNOであれば処理8906でPTMにレベルまでの距
離りを格納し、パルス発生器の出力パルスでデクリメン
トを開始する。そして次にPTM割込みが発生するまで
の間の乗りかごの移動速度を規定する為の処理を890
7で行い、処理8908でロープ伸びマイクロ制御への
移行フラグをセットする。このロープ伸びマイクロ運転
用のトルク指令の発生は第9図の処理8454と同様に
比例的あるめは比例積分的に行う。ロープ伸びマイクロ
運転への移行フラグが立っていれば処理8909でエレ
ベータ−が停止したかどうか判定し、停止していれば処
理8910でブレーキをかけ、電流を止めて、終了処理
を行ってエレベータ−の運転を終る。このようにロープ
伸びマイクロ運転は第8図に示すように起動制限を除く
と通常のマイクロ運転とほぼ同様の手順で実行される。
以上説明したように本発明の一実施例によればエレベー
タ−シャフト内に連続位置検出器を設けなくてもマイク
ロ運転が可能となシ、さらに通常の加減速制御に用いて
いるパルス発生器の出力を利用できるので原価低減効果
が大きい。又マイクロ運転中の速度指令はマイクロコン
ピュータにより発生しているのでレベルまでの距離りに
関する最適の関数に設定できるなど自由度に富んだ構成
とし得る。加えるに通常の減速制御からマイクロ運転制
御への移行はトルク変化分に制限あるいは整合をソフト
的に持たせて行うので乗かとがどのような負荷条件であ
ろうとも制御系の移行に伴うショックは発生しない。さ
らにマイクロ運転を行う距離が非常に長くなったような
場合においても従来のようにマイクロ運転の打ち切りを
時限で行うようなことをせず乗りかごが停止してからブ
レーキをかけるようにしているので、乗りかごをレベル
まで正確に禰正し、かつ停止ショックを生ぜしめること
Fi々い。加うるにマイクロ運転制御をデジタルで行っ
ているのでパルス発生器の発生するlパルス当りの走行
距離以下の偏差については誤差として残ってしまうが、
この不感帯シーツ(たとえば1パルスで2mm走行する
パルス発生器を用いた場合着床レベルを中心に±1.9
99・・・・・・簡の範囲)は逆にレベル近傍で移動距
離はごく短いのに微速で長時間のマイクロ運転を行って
しまうような現象に伴う不具合(比較器に積分要素を含
む場合のブレーキ締めのタイミングによる停止ショック
ノの解消に効果を発揮する。さらにマイクロ運転時の速
度指令とエレベータ−速度との比較を行う際の比例ゲイ
ン、積分ゲイン等をたとえばレベルまでの距離の関数と
して連続的に変化し得るなど従来方式のハードウェアで
はほとんど実現できないようなきめ細い制御が可能とな
った。又マイクロ運転時の速度指令v、′は減速制御時
のvlのように平方根演算によって求めるのではなくレ
ベルまでの距離とは無関係な一定値、あるいはレベルま
での距離との間の高次関数、非線形関数など自由度に富
んだ構成とし得る効果がある。
さらに加うるに通常の減速制御モードからマイクロ運転
制御への移行はトルク変化分に制限あるいは整合をソフ
トウェア的に容易に持たせることができるので乗りかご
がどのような負荷状態であろうとも制御モードの移行に
伴うショックを発生させない効果がある。
$12図〜第14図で他の実施例を示す。この場合では
乗かごと着床階との偏差パルスの大きさに相当する速度
指令とパルス発生器より求めた乗かご速度との偏差が0
となるようにしている。したがって着床時にはPTM割
込みを用いないので第12図に示すような管理手順書と
なる。又減速制御に関する手順書は第13図に示すよう
になる。
第9図と異るのは処理8453〜8455が処理846
1のように偏差パルスの大きさに相当する速度指令V、
とエレベータ−速度v2が一致するようにマイクロ運転
中は制御される点にある。そして乗かごと着床階との偏
差が所定値よシも小さくなったかの判定を処理8460
で行い、停止ショックをなくす為に処理8462で電気
的制動をかけている。第14図にロープ伸びマイクロ運
転制御の手順書を示す。第11図と異る点はやはりP 
T M割込み準備に伴う処理8906〜8908 、お
よびフラグ判定8905である。新しい処理8913.
8914.8915の自答は第13図の処理8460.
8461.8462と同様である。この他の一実施例に
よればPTM割込みを用いないので管理手順書の割込み
判定要素を減らすことがCさるのでO8のオーバーヘッ
ドタイムを短くすることができる他の効果がある。
本発明によれば、シャフト内に連続位置検出装置を備え
ない・肩1紫な回路構成によって、床合せ運転を高精度
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のエレベータ−制御回路図、
第3図は従来の動作説明図、第4図は本発明によるエレ
ベータ−制御装置の一実施例図、第5図〜第14図は本
発明の一実施例であるプログラム説明用フローチャート
である。 1・・・乗かご、12・・・着床装置、13・・・誘導
板、19・・・機械的ブレーキ、20・・・マイクロプ
ロセッサ、21・・・リードオンリーメモリ、22・・
・ランダムアクセスメモリ、23・・・ペリフェラルイ
ンター2エースアダプタ、24・・・プログラマブルタ
イマーモジュール、26・・・D/Aコ/バーター、2
7・・・パルス発生器、L・・・停止予定階と乗がどの
距離、■、・・・速度指令、v2・・・エレベータ−a
[、y、/・・・マイクロ運転時の速度指令、T・・・
トルク指令、SFN・・・停止予定階名、SF’P・・
・停止予定階の絶対位置、CP・・・乗かどの絶対位置
、ΔL・・・流れ予想距離、Δt・・・タイマ割込み間
隔、K、Kt。 l ¥2目 %  ? 図 fJ15i’ 聾 70  口 $  11  口 ttq。 菩 12口 xga@り込−ト 113目 輩14い

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エレベータ−駆動用電動機と、この電動機に連結さ
    れたシープと、一端につり合い重りを連結したロープを
    介して上記シープにつるべ状に吊り下げられ複数階床を
    走行する釆かごと、速度指令装置と、この速度指令に応
    ゛じて上記電動機を制御する電流帰還回路を有する制御
    装置と、上記乗かどの走行距離に応じた距離パルスを発
    生するパルス発生器と、上記電動機を機械的に保持する
    ブレーキ装置とを備えたものにおいて、上記複数階床の
    絶対位置を記憶する記憶手段と、上記乗かどの位置と停
    止予定階の上記絶対値との偏差パルスを算出する手段と
    、この偏差パルスと上記距離パルスとによシ上記乗かと
    の床台せ制御を行なう手段とを備えたことを特徴とする
    エレベータ−の制御装置。。 2、上記床台せ制御手段は、上記偏差パルスを上記距離
    パルスで減算し、その減算値が所定値となるまで上記電
    動機の駆動トルクを制御するように構成した特許請求の
    範囲第1項記載のエレベータ−の制御装置。 3、上記床台せ制御手段i、上記偏差パルスに相当する
    第2の速度指令と、上記距離パルスから算出した乗かご
    速度との偏差に応じて上記電動機を制御するように構成
    した特許請求の範囲第1項記載のエレベータ−の制御装
    置。 4、上記床台せ制御手段は、上記偏差パルスの減少に伴
    って上記駆動トルクのうち走行トルク成分を減少させる
    ように構成した特許請求の範囲第2項記載のエレベータ
    −の制御装置。 5、上記床台せ制御手段は、上記偏差パルスが所定値を
    越えたことを条件に作動するように構成した特許請求の
    範囲第1項記載のエレベータ−の制御装置。 6、上記床台せ制御手段は、上記乗かとが停止して上記
    ブレーキ装置が作動しているとき、上記偏差パルスが所
    定値を越えたことを検出して作動するように構成した特
    許請求の範囲第1項記載の工レベーターの制御装置。 7.上記床合せ制御手段は、乗かごの減速制御時上記乗
    かごと着床予定階との相対距離が所定値よりも小さくな
    ったことを条件に作動するように構成した特許請求の範
    囲第1項記載のエレベータ−の制御装置。 8、上記床合せ制御手段は、乗かどの減速制御時、上記
    乗かご速度が所定値よりも小さくなったことを条件に作
    動するように構成した特許請求の範囲第1項記載のエレ
    ベータ−の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10063020B2 (en) 2016-06-16 2018-08-28 Nippon Dics Co., Ltd. Multipole plug
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