JPS5858569A

JPS5858569A - 電子複写機のトナ−比率検知装置

Info

Publication number: JPS5858569A
Application number: JP15616681A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Sato; 昭彦佐藤
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1981-10-02
Filing date: 1981-10-02
Publication date: 1983-04-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は電子複写機のトナー比車検知装置に関し、’ｔ
’１ｖｃｓ　２成分系の乾式現像剤を使用する現像装置
を備えた電子複写機において、２成分系乾式現像剤中の
トナーとキャリアの割合を検知する電子複写機のトナー
比率検知装置に関する。

２成分系の乾式現俸剤を使用する電子複写機にシいて、
良好なコピー品質を保つためには、現像剤中のトナーと
キャリアの混合割合を予定の範囲に保持することが必要
である。そして、そのためにはトナーとキャリアの混合
割合−すなわち、トナーの比率を正確に検知することが
必要である。

電子複写機に使用される乾式現像剤中のトナーとキャリ
アの比率を検知する手法としては、従来から、種々のも
のが知られている。

たとえば、その一つとして、使用中に減少するトナーと
キャリアの比率を、ゾローデ上に付着するトナーの光反
射率を、光学的に測定することによって検知することが
知られている。

また、他の手法として、検知コイルを、現像剤中あるい
はその近くに置き、トナーとキャリアの比率の変化に基
づいて生ずる前記検知コイルのインダクタンスの変化を
、発振回路の発振周波数の変化で検知することが知られ
ている。

これら従来の、トナーとキャリアの比率検知手法には、
つぎのような欠点があった。

（１）　　機構が複雑であり、高価となり、信頼性が低
い。

（２）光学的なものは、トナー付着等の汚れによる検知
誤差を生じ品い。

（３）磁気的なものは、温変変化に対する安定性に乏し
く、ま九充分な感度が得られ（〈い。

この発明は、前述の諸欠点を改善し、２成分系の乾式現
像剤を使用する電子複写機において、現像剤中のトナー
とキャリアの比率を正確、安定に、かつ高感度で検知す
ることのできる電子複写機のトナー比率検知装置を提供
することを目的とする。

前記目的を達成するために、本発明においては、一方向
に巻回された一次巻線と、前記−次巻線に電磁的に結合
し、かつ半分ずつを反対方向に巻回された二次巻線とを
有する検知コイルを使用し、その二次巻線側から検知出
力を得るように構成している。

以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１
図は本発明に用いるに好適な磁気差動型センサの外観斜
視図、第２図はその内部に収納セれた検知巻線の等個回
路図である。

第１図において、１は、戊１■ヵ〜宜１シづζ　・＋　
　１−　　へ、１ムは現像剤に対向させられる検知面・
、２は内部巻線のり−ｒ線である。

また、第２図において、３け〒次巻線であり、一方向に
巻回されている。４Ａおよび４Ｂは互いに直列接続され
た二次巻線であり、その巻回数は等しく、かつ巻方向は
逆にされている。

第３図は本発明の一実施例のゾロツク図であり、図中の
第１，２図と同一の符号は同一または同等部分をあられ
してｂる。

６は交流電源としての高周波発振器であり、その発振周
波数は、例えば、１０ＫＩＩＺである。７は、二次巻線
４ム、４Ｂの出力を整流する整流器、８Ｆｉ前記整流出
力を基準電圧Ｅと比較する比較器である。

また１、９は前記比較器８の出力に応じて導通が制御さ
れるトランジスタ、１０は前記トランジスタ９のコレク
タに接続され九トナー供給装置駆動用リレー巻線である
。

本発明の磁気差動型センサは、第２図および第３図の等
価回路から明らかなように、検知面１ム上ま九はその近
くに磁性体が存在しないときは、二次巻線４ム、４Ｂの
出力がバランスするので、外部には出力があられれな−
。

反対に、検知面１ム上またはその近くに磁性体が存在す
ると、二次巻線４Ａ、４Ｂの出方のバランスがくずれて
、外部に出力を生ずるようになる。

そして、磁性体が多いほど、外部出力は大きくなる。

それ故に、検知面１ムに、）ナーとキャリア　（磁性体
）の混合物である現像剤が存在すると、トナーの含有比
率に応じて外部に生ずる出力が変化する。すなわち、ト
ナー含有比率が小さいほど磁性体であるキャリアの含有
率が大となり、全体としての透磁率が大きくなるので、
バランスがくずれる度合も大きくなり、二次巻線４ム、
４Ｂの出力は大きくなる。

トナー含有比率と二次巻線出方電圧との関係を第４図に
示す。図にシいて、横軸はトナー含有比率（チ）、縦軸
は二次巻線出方電圧（ボルト）である。

二次巻線４ム＃４ＢＯ出力は整流器７で整流され−さら
にコンデンサで平滑されて、比較器８に入力される。そ
して、整流器出力が基準電圧１よりも大きくなると「す
なわち、トナー含有比率が予定値よ〕小さくなると、比
較器８が出方を生じテ、トランジスタ９が導通させられ
る。

その結果、トナー供給装置駆動用リレ→１１１１゜が付
勢され、現像剤へのトナー供給が行なわれる。

その結果、現像剤中のトナー含有比率が増大する。

第５図は、本発明のトナー比率検知装置の現惨器への実
装状態を示す断面図である。

図におりて、２１は感光体ｒラム、２２は現像剤容器、
２５は現像剤、２４は現像ロール、２５は現像剤搬送ロ
ール、２６は穂立規制板、２７は現像剤搬送板、２８は
現像剤かき落し板、２９はホッパである。また、１は第
１図に示した磁気差動型センサである。

よく知られているように、現像剤容器２２内の現像剤２
３は、現像剤搬送ローＡ２５によって現像ロール２４０
表面まで持上げられる。これによって、現像ロール２４
の表ＷＪＫＩｄ、現像剤の穂が形成される。

前記現像剤の穂は、ロール２４０回転に伴なって回動し
、穂立規制板２６によって、その長さが一定値になるよ
うに切り取られる。長さを規制された現像剤の穂は、そ
の後、感光体ｒラム２１の表面に形成された静電潜像＜
１１触して、トナー偉となる。

一方、穂立規制板２６によって切峰られたａＳ剤は、搬
送板２７によってホツｙＲ２９頌され、さらに現像剤容
器２２へ戻される。

本発明による磁気差動型センサは、前記ホッパ２９の側
壁＃／ｃ権付けられ、ホッパ内の現像剤に含まれるトナ
ーの比率を検出する。そして、前述のよう圧して、現像
剤におけるトナーの含有比率が予定値以下Ｋｉで低下し
たならば、図示しないトナー容器の供給口を開いて、ホ
ッパ２９に：）ナーを供給する。

これによって、積像剤容器２２内の現像剤中のトナー含
有比率は常に一定値以上に保たれる。

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、・現
像器内の現像剤に含まれるトナーの比率を所定値に保持
することができ、良好なコぎ一品質を維持することがで
きる。

さらに、本発明では、磁気差動型セン種用いるので、従
来の磁気を利用した装置や光を利用した装置と比較して
、つぎのような利点を有する。

（１）感度が高い。

（２）装置が簡単になる。

（３）差動巻のため、温度特性がよへ（４）トナーの付着に基づく汚れに強い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に用いるのに好適な磁気差動型センサの
外観斜視図、第２図はその内部に収納された検知巻線の
尋価回路図、＄５図は本発明の一実施例のブロック図、
第４図はトナー含有比率と検知用二次巻線の出力との関
係を示す図、第５図は本発明の実施状態を示す現像器部
分の断面図である。１・・・磁気差動型センサ、１ム・・・検知面、３・・
・−次巻線、４Ａ、４１．・二次巻線、６・・・高周波
発振器、７・・・整流器、８・・・比較器、１ｏ・・・
トナー供給装置駆動用リレー巻線代理人弁理士　平木　道　人　外１名

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　一方向に巻回された一次巻線、および前記−
次巻線に電磁的に結合し、かつその一部が反対方向に巻
回された二次巻線を有する巻線部と、前記巻線部を収納
し、その−側面が現像剤に対向させられて検癲面とされ
ているケースと、前記−次巻線に交流電流を供給する交
流電源と、二次巻線の出力を検知する手段とを具備した
ことを特徴とする電子複写機のトナー比率検知装置。