JPH08339118A - 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを備えた画像形成装置

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JPH08339118A
JPH08339118A JP7146505A JP14650595A JPH08339118A JP H08339118 A JPH08339118 A JP H08339118A JP 7146505 A JP7146505 A JP 7146505A JP 14650595 A JP14650595 A JP 14650595A JP H08339118 A JPH08339118 A JP H08339118A
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voltage
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JP7146505A
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Masami Kawada
正美 河田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の残量を検出し、表示することで、次
の現像剤の補給時期を予測する。 【構成】 現像器20内のトナーの変動を現像スリーブ
24に近接対向するアンテナ部材26,27により検出
する。そして、該アンテナ部材26,27に誘導される
電圧から現像剤量算出手段36,37によりトナーの量
を算出し、表示器30によりトナーの残量の変化を表示
し、次のトナーの補給時期を明確に判断できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写装
置やレーザビームプリンタおよび静電記録装置などの画
像形成装置に装着して好適な現像装置に係り、さらに現
像器内の現像剤の量を表示するようにした現像装置およ
びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に現像装置は、帯電装置、露光手段
などによってその表面に静電潜像が形成される像担持体
(感光ドラム)の周囲に配設されている。また、感光ド
ラムには、現像装置の配置位置とほぼ反対位置に感光ド
ラム上に残留した現像剤(トナー)を除去、回収するた
めのクリーナが配設されている。
【0003】そして、現像装置は、トナーを収容する現
像容器の感光ドラムに近接するトナー排出口をほぼ塞ぐ
ように現像剤担持体(現像スリーブ)を配置したもの
で、この現像スリーブによりトナーを担持、像担持体に
搬送している。現像容器のトナー排出口には、現像スリ
ーブに担持されたトナーを所定厚さに層形成させる現像
ブレードが設けられている。また、現像容器内にはトナ
ーを現像スリーブ方向へ攪拌、搬送させる攪拌部材およ
びトナーの残量を検出するアンテナ部材などが備えられ
ている。
【0004】このような現像装置にあっては、装置全体
の小型化、カートリッジ化する際のランニングコストな
どを考慮すると、アンテナ部材により現像容器内のトナ
ー残量を検出する必要がある。現像容器内のトナー残量
の検出は、アンテナ部材に誘導される電圧を検出して、
この検出電圧と基準電圧とを比較してトナーの補給の必
要性があるかないかを指令するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような現像装置では、画像形成時の濃度や画像形成装置
の使用頻度によってトナーを補給する時間間隔が変わる
ために、常にトナーを補給する必要性の有無に注意して
いなければならず、しかも補給用に供する現像剤を予め
確保しておく必要があるので、煩雑であるという問題点
がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、現像剤の残量を検出し、表示すること
で、次の現像剤の補給時期を予測することができるよう
にした現像装置およびこれを備えた画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置においては、現像剤を収
納した現像容器と、該現像容器の現像剤排出口に回転可
能に配設され、かつ前記現像剤を像担持体に供給する現
像剤担持体と、前記現像容器内の現像剤の量を検出する
量検出手段とを備えたものであって、前記量検出手段
は、前記現像容器内に配設され、前記現像剤担持体に印
加される現像バイアスに基づいて誘導される電圧を検出
する電圧検出部材と、該電圧検出部材に誘導される電圧
から前記現像剤の量を算出する現像剤量算出手段と、該
現像剤量算出手段が算出した検出値に基づいて現像剤の
量を表示する表示器とを備えたことを特徴とする。
【0008】例えば、前記量検出手段の電圧検出部材は
2つ設けられ、一方の電圧検出部材には、これに誘導さ
れる電圧から基準値以上の前記現像剤の量を算出する第
1の現像剤量算出手段を設け、かつ他方の電圧検出部材
には、これに誘導される電圧から基準値以下の前記現像
剤の量を算出する第2の現像剤量算出手段を設け、前記
第1の現像剤算出手段が算出した検出値に基づく現像剤
の量を表示するとともに、前記第2の現像剤算出手段が
算出した前記検出値に基づいて前記現像剤の補給を促す
表示をする前記表示器を備えている。
【0009】好ましくは、現像剤を収納した現像容器
と、該現像容器の現像剤排出口に回転可能に配設され、
かつ前記現像剤を像担持体に供給する現像剤担持体と、
前記現像容器内の現像剤の量を検出する量検出手段とを
備えたものであって、前記量検出手段は、前記現像剤量
算出手段が算出した検出値が第1の基準値以下である場
合に、補給を促す判定をする補給判定手段と、前記現像
剤量算出手段が算出した検出値が前記第1の基準値以上
で、しかも第2の基準値以下である場合に、補給予告の
判定をする予告判定手段と、前記補給判定手段からの出
力によって現像剤の補給を促す表示をするとともに、前
記予告判定手段からの出力によって現像剤の補給予告を
表示する前記表示器とを備えた、前記補給判定手段より
の出力によって前記現像剤の補給を促す表示をするとと
もに、前記予告判定手段よりの出力によって現像剤の補
給予告を表示する前記表示器とを備えている。
【0010】また好ましくは、前記量検出手段は、前記
現像容器内に配設され、前記現像剤担持体に印加される
現像バイアスに基づいて電圧が誘導される電圧検出部材
と、該電圧検出部材に誘導される電圧から前記現像剤の
量を算出する現像剤量算出手段と、該現像剤量算出手段
が算出した検出値と画像形成動作回数とに基づいて1回
の画像形成動作あたりの現像剤の消費量を算出する消費
量算出手段と、該消費量算出手段が算出した1回あたり
の現像剤の消費量に基づいて現像剤の残量を表示する前
記表示器とを備えている。
【0011】さらに好ましくは、前記量検出手段には、
前記現像剤量算出手段によって算出された検出値を基準
値の変動値に基づいて補正する補正手段を備えている。
【0012】好ましくは、画像形成装置は、上述のいず
れか記載の現像装置と、該現像装置から供給される現像
剤によって静電潜像が現像される像担持体と、該像担持
体に形成されたトナー画像を転写材に転写させる転写帯
電器と、該転写帯電器によって転写材に転写されたトナ
ー画像を定着する定着手段とを備えている。
【0013】
【作用】上記の構成に基づいて、現像容器内の現像剤の
変動を現像剤担持体に対向する電圧検出部材により検出
する。そして、該電圧検出部材に誘導される電圧を現像
剤量算出手段により信号処理して現像剤の量を算出し、
表示器により現像剤の残量の変化を表示し、次の現像剤
の補給時期を明確に判断する。
【0014】また、消費量算出手段により1回の画像形
成あたりの現像剤の消費量を算出するようにして現像剤
を補給するまでの残りの画像形成回数を算出する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。 〈実施例1〉図1は、本発明に係る画像形成装置の実施
例1を示す概略構成図で、画像形成装置の一例として複
写機を示す。図において、1は感光ドラムで、この感光
ドラム1の上方には光学系2が設けられている。この光
学系2は固定原稿台3、原稿照射用ランプ4、移動ミラ
ー5,6,7、レンズ8および固定ミラー9から構成さ
れている。また、感光ドラム1の上方位置には、光学系
2から感光ドラム1へ原稿像光束を照射する露光ダクト
10が設けられている。また、感光ドラム1の回転方向
に沿って周囲に配置される各機器を説明すれば、感光ド
ラム1の上方位置には、感光ドラム1の表面を一様に帯
電するための一次帯電器19が設けられている。露光ダ
クト10の隣接位置には、画像域外などの不要部分の静
電荷を消去するためのブランク露光装置11が設けられ
ている。次いで、感光ドラム1の側方位置には、現像装
置12が設けられている。さらに、感光ドラム1の下方
位置には、給紙部(図示せず)から搬送されてくる転写
材(転写紙)を感光ドラム1上に現像されたトナー画像
に位置合わせをするための一対のタイミングローラ13
と、感光ドラム1上に現像されたトナー画像を転写紙に
転写するための転写帯電器14と、転写紙を感光ドラム
1から剥離する分離帯電器15が設けられている。この
分離帯電器15の隣接位置には、転写紙を定着器(図示
せず)まで搬送する搬送ベルト16が設けられている。
この搬送ベルト16の上方であって感光ドラム1の側方
位置には転写されずに感光ドラム1上に残った残留トナ
ーを除去するクリーナ17が設けられている。このクリ
ーナ17の斜め上方位置には感光ドラム1上の残留電荷
を除去するための前露光照射ランプ18が設けられてい
る。
【0016】次に、現像装置12の詳細について説明す
る。
【0017】現像装置12は、現像器20と、この現像
器20の斜め上方に配置されるとともに、現像器20に
着脱自在に装着されているトナー容器21とを備えた現
像容器内に後述の搬送部材23、後述の現像スリーブ2
4および電圧検出部材26,27を有するものである。
すなわち、上記現像器20の感光ドラム1と近接したト
ナー排出口には、不図示のマグネットを内蔵した現像剤
担持体(現像スリーブ)24が回転自在に配設されてい
る。上記トナー容器21にはトナーを収容するトナー室
22が設けられ、このトナー室22にはトナーをトナー
室22の開口部22aを通して現像器20へ掻き出す回
転式の搬送部材23が設けられている。また、現像器2
0の内部には、現像スリーブ24の回転軸と平行する回
転軸を有する攪拌部材25が配設されている。この攪拌
部材25はトナーを攪拌するとともに、トナーを現像ス
リーブ24の方向へ搬送する機能を有する。さらに、現
像器20の内部には導電性の電圧検出部材(アンテナ部
材)26が現像スリーブ24に接近させて、また電圧検
出部材(アンテナ部材)27がアンテナ部材26より上
方にそれぞれ配設されている。これらのアンテナ部材2
6,27には、現像スリーブ24に印加される現像バイ
アスに基づいて電圧が誘導される(図4参照)。
【0018】次に、図2に示す量検出手段は、現像スリ
ーブ24とアンテナ部材26とで構成されるコンデンサ
26の静電容量、および現像スリーブ24とアンテナ部
材27とで構成されるコンデンサC27の静電容量の誘電
率がトナー量の増減に伴って変化するのを検出するもの
で、このアンテナ部材26,27に誘起した電圧を図3
および図5に示す現像剤量算出手段36,37によって
処理して現像器20内のトナー残量を表示器30に表示
させたり、トナー補給の必要性の有無を表示させたりす
る。なお、図2中、33は現像バイアス印加用の交流電
源、35は同じく直流電源、C24はコンデンサC26,C
27の電極としての現像スリーブ24をそれぞれ表す。そ
して、交流電源33は、例えば2000HZ、1300V
の正弦波または矩形波を発生する。
【0019】次に、図3に示す現像剤量算出手段36に
ついて説明する。この現像剤量算出手段36は、アンテ
ナ部材26に誘起される電圧を処理してトナー補給の必
要性の有無を検出するもので、ダイオードD1 ,D2
より構成される整流回路と、可変抵抗VR1 、抵抗R1
およびトランジスタQ2 により構成されるインピーダン
ス変換回路と、コンデンサC1 、抵抗R2 ,R3 よりな
る平滑回路とによって構成されたものである。そして、
アンテナ部材26に生じた誘導電圧を整流回路によって
整流し、可変抵抗VR1 、抵抗R1 およびトランジスタ
2 によってインピーダンス変換した後、平滑回路によ
って平滑してトナー残量検出信号Vαを求める。その
後、このトナー残量検出信号Vαと基準残量信号Vsと
を比較器Q1 により比較し、トナー残量が基準残量に対
して多いか否かを判定し、その結果を表示器30に出力
する。
【0020】上記現像スリーブ24には、正弦波または
台形波などのバイアス電圧が印加され、これによりアン
テナ部材26には誘導電圧が生じる。このアンテナ部材
26に生じた誘導電圧は整流回路により整流され、抵抗
VR1 ,R1 およびトランジスタQ2 においてインピー
ダンス変換され、平滑回路によって平滑されてトナー残
量検出信号Vαを求める。その後、このトナー残量検出
信号Vαは、比較器Q1 によって基準電圧Vsと比較さ
れ、トナー残量が基準残量に対して多いか少ないかを比
較する。このアンテナ部材26は、現像スリーブ24の
近傍に配置されているので、トナー残量が少量となった
ときでも検出精度が高く、トナーなしの検出が確実に行
えることとなる。
【0021】次に、図5に示す現像剤量算出手段37に
ついて説明する。
【0022】現像剤量算出手段37は、現像器20内の
全体のトナー変動を検出するもので、アンテナ部材27
に生じる誘導電圧を整流し、インピーダンス変換し、平
滑してトナー残量検出信号Vαを求める回路に、このト
ナー残量検出信号Vαをデジタル変換するA/Dコンバ
ータ28と、このA/Dコンバータ28からのデジタル
信号を演算処理するマイクロコンピュータ29と、この
マイクロコンピュータ29によってトナー残量検出信号
Vαを信号処理して表示する表示器30とを順次接続し
たものである。
【0023】ところで、トナー容器21は、現像器20
より斜め上方に配置、連設され、かつトナー容器21の
開口部21aが現像器20に連通しているので、トナー
容器21に貯蔵されているトナーの量が多い場合には、
搬送部材23により現像器20内に搬送されたトナーが
トナー容器21に戻ることはない。しかしながら、トナ
ー容器21に貯蔵されているトナーの量が少なくなる
と、搬送部材23により搬送され、現像器20内に収容
されたトナーの高さがトナー容器21に貯蔵されている
トナーの高さより高くなることがあるので、現像器20
内のトナーの山が崩れてトナー容器21に戻ることがあ
る。このような現象は、トナーがある程度以上、貯蔵さ
れている場合に、しかもトナー量が少なくなるに伴って
発生するので、現像器20のトナー量を算出することに
よりトナー容器21のトナー残量を推測することがで
き、よって全トナー残量を検出することが可能となる。
図6は、現像器(図6では「現像室」)20とトナー容
器21とのトナー量変化の関係を示す。
【0024】そのため、図5に示す現像剤量算出手段に
より現像器20内のトナー残量を算出する。この現像剤
量算出手段もアンテナ部材27に誘起されたトナー残量
検出電圧Vαのアナログ信号がA/Dコンバータ28に
よりデジタル信号に変換される。A/Dコンバータ28
よりのデジタル信号は、マイクロコンピュータ29にお
いて信号処理して電圧が検出され、表示器30に表示さ
れる。
【0025】本実施例1では、例えば現像器20内に収
容可能なトナー収容量を120gに設定し、トナー容器
21に貯蔵可能なトナー量を240gに設定する。そし
て、トナーが消費されてコピーを禁止するトナー残量を
60gに設定する。
【0026】トナー補給直後のトナー量は、トナー容器
21の搬送部材23を回転させた補給モード後に、トナ
ー容器21のトナー量が240gから180gに変化
し、現像器20のトナー量が60gから120gに変化
して合計300gとなる。
【0027】表示器30は、トナー残量が、180g以
上、180〜150g、150〜120g、120〜9
0g、90〜60gおよびコピー禁止の60g以下の6
段階の表示をする。この場合、コピー禁止の判定は図3
に示す現像剤量算出手段により基準電圧Vsとトナー残
量検出電圧Vαとを比較する比較器30により判定し、
それ以外の判定は図5に示す現像剤量算出手段により行
う。 〈実施例2〉次に、本発明に係る実施例2を説明する。
【0028】実施例1では、図5に示す現像剤量算出手
段によりトナー残量を算出するようにしたが、アンテナ
部材26によりトナー残量を算出するようにしてもよ
い。この場合、補給判定手段は、トナー残量が第1の基
準値以下となったときに、これを検出してコピーを禁止
し、表示器30にトナー補給を促す表示を行う指令を発
する。また、予告判定手段は、トナー残量が第1の基準
値以上で、しかも第2の基準値以下となったときに、こ
れを検知して表示器30にトナーの補給予告の表示を行
う指令を発する。そして、トナー補給予告の表示は、例
えばトナー残量が約70gで表示し、コピーを禁止し、
トナー補給を促す表示は、例えばトナー残量が50gで
表示する。このトナー補給予告の表示からコピーを禁止
しトナー補給を促す表示まで約20g分のトナー量を消
費できることになり、基準チャートでは500枚分の複
写を取ることができるので、この間に補給用の新しいト
ナーを用意すればよく、安心してコピー操作をすること
ができる。
【0029】また、電圧検出部材に誘導される電圧から
算出するトナー消費量とコピー枚数とから消費量算出手
段によりコピー1枚あたりのトナー消費量を算出する。
これによりトナー補給予告時を変更することができ、使
用者のコピー濃度に合わせたトナー補給予告の表示がで
きる。また、トナー残量が少なくなったときにトナー補
給予告の表示を行わせるようにすれば、現像器20の上
部のアンテナ部材27は設置する必要がない。また現像
器20のトナー量の増加を検出したときは、トナーを補
給したと判定し、コピー禁止を解除する。 〈実施例3〉次に、本発明に係る実施例3を説明する。
【0030】実施例1においては、検出値を比較する基
準電圧を直流電圧から設定しているが、現像バイアスの
交流成分の変動によって検出信号Vαが直接影響を受け
るので、直流電圧から設定する以外に現像バイアスの交
流成分から設定する。図7は、基準電圧を現像バイアス
の交流成分から設定するようにした回路で、検出信号V
αの変動に合わせて基準信号Vsを変動させて検出精度
を向上させるようにしている。
【0031】図7に示す回路は、検出信号Vαと基準信
号Vsとの電圧を比較するのではなく、検出信号Vαの
電圧からトナー量を算出するため、現像バイアスの交流
成分の変動が直接誤差となってしまう。そこで、検出信
号Vαの電圧だけでなく基準信号Vsの電圧も読み込
み、検出信号Vαの電圧で算出したトナー量を基準信号
Vsの変動値を考慮して補正する補正手段をマイクロコ
ンピュータ29に設けることで現像バイアスの交流成分
の変動を受けない安定したトナー量の算出ができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像容器内に配設した電圧検出部材により現像剤の変動
を検出し、この検出値から現像容器内の現像剤の量を現
像剤量算出手段により算出するようにしたので、現像剤
の残量を正確に把握することができる。
【0033】また、消費量算出手段により1回の画像形
成あたりの現像剤の消費量を算出するようにして現像剤
を補給するまでの残りの画像形成回数を算出するように
したので、現像剤の補給時期が正確に把握でき、補給用
現像剤を準備する時期が明確に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施例1を示す概
略構成図である。
【図2】同上の現像装置の現像スリーブと電圧検出部材
とを示す等価回路図である。
【図3】同上の電圧検出部材による誘導電圧を処理する
現像剤量算出手段を示す回路図である。
【図4】同上の現像スリーブと電圧検出部材との関係を
示す図である。
【図5】同上の誘導電圧を処理する現像剤量算出手段を
示す回路図である。
【図6】同上のトナー容器と現像器とのトナー変化の関
係を示す曲線図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置の実施例2を示す交
流成分の現像バイアスを用いて誘導電圧を処理する現像
剤量算出手段を示す回路図である。
【符号の説明】 1 像担持体(感光ドラム) 12 現像装置 20 現像器 21 トナー容器 24 現像剤担持体(現像スリーブ) 25 攪拌手段(攪拌部材) 26 電圧検出部材(アンテナ部材) 27 電圧検出部材(アンテナ部材) 29 マイクロコンピュータ 30 表示器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収納した現像容器と、該現像容
    器の現像剤排出口に回転可能に配設され、かつ前記現像
    剤を像担持体に供給する現像剤担持体と、前記現像容器
    内の現像剤の量を検出する量検出手段とを備えた現像装
    置において、 前記量検出手段は、前記現像容器内に配設され、前記現
    像剤担持体に印加される現像バイアスに基づいて誘導さ
    れる電圧を検出する電圧検出部材と、 該電圧検出部材に誘導される電圧から前記現像剤の量を
    算出する現像剤量算出手段と、 該現像剤量算出手段が算出した検出値に基づいて現像剤
    の量を表示する表示器とを備えた、 ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記量検出手段の電圧検出部材は2つ設
    けられ、 一方の電圧検出部材には、これに誘導される電圧から基
    準値以上の前記現像剤の量を算出する第1の現像剤量算
    出手段を設け、 かつ他方の電圧検出部材には、これに誘導される電圧か
    ら基準値以下の前記現像剤の量を算出する第2の現像剤
    量算出手段を設け、 前記第1の現像剤量算出手段が算出した検出値に基づく
    現像剤の量を表示するとともに、前記第2の現像剤量算
    出手段が算出した検出値に基づいて前記現像剤の補給を
    促す表示をする前記表示器を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を収納した現像容器と、該現像容
    器の現像剤排出口に回転可能に配設され、かつ前記現像
    剤を像担持体に供給する現像剤担持体と、前記現像容器
    内の現像剤の量を検出する量検出手段とを備えた現像装
    置において、 前記量検出手段は、前記現像剤量算出手段が算出した検
    出値が第1の基準値以下である場合に、補給を促す判定
    をする補給判定手段と、 前記現像剤量算出手段が算出した検出値が前記第1の基
    準値以上で、しかも第2の基準値以下である場合に、補
    給予告の判定をする予告判定手段と、 前記補給判定手段からの出力によって現像剤の補給を促
    す表示をするとともに、前記予告判定手段からの出力に
    よって現像剤の補給予告を表示する前記表示器とを備え
    た、 ことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 前記量検出手段は、前記現像容器内に配
    設され、前記現像剤担持体に印加される現像バイアスに
    基づいて電圧が誘導される電圧検出部材と、 該電圧検出部材に誘導される電圧から前記現像剤の量を
    算出する現像剤量算出手段と、 該現像剤量算出手段が算出した検出値と画像形成動作回
    数とに基づいて1回の画像形成動作あたりの現像剤の消
    費量を算出する消費量算出手段と、 該消費量算出手段が算出した1回あたりの現像剤の消費
    量に基づいて現像剤の残量を表示する前記表示器とを備
    えた、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記量検出手段には、前記現像剤量算出
    手段によって算出された検出値を基準値の変動値に基づ
    いて補正する補正手段を備えた、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか記載
    の現像装置と、該現像装置から供給される現像剤によっ
    て現像される静電潜像が形成された像担持体と、該像担
    持体に形成されたトナー画像を転写材に転写させる転写
    帯電器と、該転写帯電器によって転写材に転写されたト
    ナー画像を定着する定着手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389084B1 (ko) * 1999-10-15 2003-06-25 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 화상 형성 장치에 착탈 가능하게 장착가능한 카트리지, 및 현상제 잔량 표시 방법 및 시스템
US6917767B2 (en) 2001-12-28 2005-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, featuring a time-controlled toner replenishing operation
EP1143306A3 (en) * 2000-04-07 2006-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Developer container, developer amount detecting system, process cartridge, developing device, and image forming apparatus
US7352977B2 (en) 2004-04-26 2008-04-01 Sharp Kabushiki Kaisha Toner level detection method and image forming apparatus employing such toner level detection method

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