JPS5858210B2 - 表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法 - Google Patents
表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法Info
- Publication number
- JPS5858210B2 JPS5858210B2 JP17089180A JP17089180A JPS5858210B2 JP S5858210 B2 JPS5858210 B2 JP S5858210B2 JP 17089180 A JP17089180 A JP 17089180A JP 17089180 A JP17089180 A JP 17089180A JP S5858210 B2 JPS5858210 B2 JP S5858210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- hardened
- bending
- resin board
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面に硬化層を形成した合成樹脂板を曲げ成形
加工する方法に関するものである。
加工する方法に関するものである。
銀行の窓口や切符の販売窓口などでは透明な合成樹脂板
から成る仕切りパネルが用いられているが、このパネル
は表面に傷かつかないように透明なアクリル等の合成樹
脂板の表面に表面硬化層を形成している。
から成る仕切りパネルが用いられているが、このパネル
は表面に傷かつかないように透明なアクリル等の合成樹
脂板の表面に表面硬化層を形成している。
即ち、第１図に示すように、透明な合成樹脂板１の両面
に表面硬化層２を形成して表面硬化合成樹脂板Ａに構成
するのである。
に表面硬化層２を形成して表面硬化合成樹脂板Ａに構成
するのである。
而して、この種のパネルは両側を直角又は略直角に曲げ
加工して用いることが多いが、曲げ加工に於て表面硬化
層が物理的待客範囲以上に伸びると、該硬化層に微細な
ひび割れやクラックが生じて、著しく美観を損なうため
、限定された曲率即ち、かなり大きい曲率で然も熱加工
により曲げているのが現状で、実際にアクリル樹脂板や
ポリカーボネート樹脂板等に表面硬化層を形成したパネ
ルでは、通常、曲げ半径が１６０〜２００ｍｍが限度で
、それ以下になると前記のひび割れを生じ、また表面硬
化材の材質によっては、表面の伸び率が７饅を超えると
表面硬化層にひび割れを生じたり、中には加熱成形の不
可能な表面硬化材もある。
加工して用いることが多いが、曲げ加工に於て表面硬化
層が物理的待客範囲以上に伸びると、該硬化層に微細な
ひび割れやクラックが生じて、著しく美観を損なうため
、限定された曲率即ち、かなり大きい曲率で然も熱加工
により曲げているのが現状で、実際にアクリル樹脂板や
ポリカーボネート樹脂板等に表面硬化層を形成したパネ
ルでは、通常、曲げ半径が１６０〜２００ｍｍが限度で
、それ以下になると前記のひび割れを生じ、また表面硬
化材の材質によっては、表面の伸び率が７饅を超えると
表面硬化層にひび割れを生じたり、中には加熱成形の不
可能な表面硬化材もある。
本発明は上記のような表面硬化合成樹脂板の曲げ加工に
於ける問題点を解決することを目的としてなされたもの
で、その構成は、合成樹脂板の表面に硬化層を形成して
戒る表面硬化合成樹脂板を曲げ加工するに際し、曲げ加
工すべき部分の片面又は両面の表面硬化層を適宜手段に
より削除し、該部分を平滑仕上又は鏡面仕上して合成樹
脂板面を露呈せしめた後、該露呈面が曲げ外側になるよ
うに曲げ加工することを特徴とするものである。
於ける問題点を解決することを目的としてなされたもの
で、その構成は、合成樹脂板の表面に硬化層を形成して
戒る表面硬化合成樹脂板を曲げ加工するに際し、曲げ加
工すべき部分の片面又は両面の表面硬化層を適宜手段に
より削除し、該部分を平滑仕上又は鏡面仕上して合成樹
脂板面を露呈せしめた後、該露呈面が曲げ外側になるよ
うに曲げ加工することを特徴とするものである。
次に本発明の実施例を図に拠り説明する。
図に於て、３は透明な合成樹脂板１の両面に表面硬化層
２を形成した表面硬化合成樹脂板Ａの曲げ加工すべき部
で、この部の表面硬化層２をサンドペーパー又はシェー
バ−等の工具で機械的に除去した後、表面を平滑仕上又
は鏡面仕上して合成樹脂板１の面１ａを露呈せしめる。
２を形成した表面硬化合成樹脂板Ａの曲げ加工すべき部
で、この部の表面硬化層２をサンドペーパー又はシェー
バ−等の工具で機械的に除去した後、表面を平滑仕上又
は鏡面仕上して合成樹脂板１の面１ａを露呈せしめる。
４はヒーターで、その上に前記表面硬化合成樹脂板の面
１ａを配して、曲げ加工すべき部３の合成樹脂板１を軟
化させ、第４図のようにして曲げ加工することにより、
曲げ半径の小さい曲げ加工を行うことができる。
１ａを配して、曲げ加工すべき部３の合成樹脂板１を軟
化させ、第４図のようにして曲げ加工することにより、
曲げ半径の小さい曲げ加工を行うことができる。
また、５，５ａはそれぞれベンダーの雌型、雄型で両者
の間に合成樹脂板１の面１ａの部を配し、第６図に示す
ように、雄型５ａによって面１ａの部を雌型５に押接せ
しめることにより、冷間で雌型５に合致した曲げ加工を
行うことができる。
の間に合成樹脂板１の面１ａの部を配し、第６図に示す
ように、雄型５ａによって面１ａの部を雌型５に押接せ
しめることにより、冷間で雌型５に合致した曲げ加工を
行うことができる。
而して、上記に於ては、ヒーター４を用いる場合と、ベ
ンダーを用いる場合とについて述べたが、その使い分け
は合成樹脂板１の性質によるものとする。
ンダーを用いる場合とについて述べたが、その使い分け
は合成樹脂板１の性質によるものとする。
尚、上記実施例に於ける曲げ加工すべき部３にはその両
面に面１ａを形成したが、本発明にあっては面１ａを片
面に形成してもよい。
面に面１ａを形成したが、本発明にあっては面１ａを片
面に形成してもよい。
然しこの場合は面１ａが必ず曲げ外側になるようにして
曲げ加工するものとする。
曲げ加工するものとする。
第７図は本発明方法により表面硬化合成樹脂板Ａを曲げ
加工して作った仕切りパネルＰで、その曲げ加工部分は
表面硬化層２が除去されて合成樹脂板１の平滑仕上又は
鏡面仕上された面１ａが露呈されるので、外観が損われ
るおそれはなく、また、曲げ半径を小さくできるから、
これを銀行窓口の前面パネルに用いた場合、防犯カメラ
等の死角を著しく小さくできる。
加工して作った仕切りパネルＰで、その曲げ加工部分は
表面硬化層２が除去されて合成樹脂板１の平滑仕上又は
鏡面仕上された面１ａが露呈されるので、外観が損われ
るおそれはなく、また、曲げ半径を小さくできるから、
これを銀行窓口の前面パネルに用いた場合、防犯カメラ
等の死角を著しく小さくできる。
本発明は上述の通りであるから、表面硬化合成樹脂板を
曲げ加工する方法として好適である。
曲げ加工する方法として好適である。
第１図は表面硬化合成樹脂板の断面図、第２図は第１図
々示の表面硬化合成樹脂板の曲げ加工すべき部分の表面
硬化層を除去し、露呈した合成樹脂板の面を平滑又は鏡
面仕上した状態の断面図、第３図はヒーターにより曲げ
加工すべき部を加熱する状態を示す図、第４図は曲げ加
工した状態を示す図、第５図はベンダーにより曲げ加工
する直前の状態を示す図、第６図は曲げ加工した状態を
示す図、第７図は本発明方法により曲げ加工して作った
仕切りパネルの斜視図である。 Ａ・・・・・・表面硬化合成樹脂板、１・・・・・・透
明な合成樹脂板、２・・・・・・表面硬化層、３・・・
・・・曲げ加工すべき部、１ａ・・・・・・合成樹脂板
１の平滑又は鏡面仕上した面、４・・・・・・ヒーター
５，５ａ・・・・・・ベンダーＰ・・・・・・仕切り
パネル。
々示の表面硬化合成樹脂板の曲げ加工すべき部分の表面
硬化層を除去し、露呈した合成樹脂板の面を平滑又は鏡
面仕上した状態の断面図、第３図はヒーターにより曲げ
加工すべき部を加熱する状態を示す図、第４図は曲げ加
工した状態を示す図、第５図はベンダーにより曲げ加工
する直前の状態を示す図、第６図は曲げ加工した状態を
示す図、第７図は本発明方法により曲げ加工して作った
仕切りパネルの斜視図である。 Ａ・・・・・・表面硬化合成樹脂板、１・・・・・・透
明な合成樹脂板、２・・・・・・表面硬化層、３・・・
・・・曲げ加工すべき部、１ａ・・・・・・合成樹脂板
１の平滑又は鏡面仕上した面、４・・・・・・ヒーター
５，５ａ・・・・・・ベンダーＰ・・・・・・仕切り
パネル。
Claims (1)
- １ 合成樹脂板の表面に硬化層を形成して成る表面硬化
合成樹脂板を曲げ加工するに際し、曲げ加工すべき部分
の片面又は両面の表面硬化層を適宜手段により削除し、
該部分を平滑仕上又は鏡面仕上して合成樹脂板面を露呈
せしめた後、該露呈面が曲げ外側になるように曲げ加工
することを特徴とする表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17089180A JPS5858210B2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17089180A JPS5858210B2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5795405A JPS5795405A (en) | 1982-06-14 |
| JPS5858210B2 true JPS5858210B2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=15913229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17089180A Expired JPS5858210B2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 表面硬化合成樹脂板の曲げ加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5858210B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0120490Y2 (ja) * | 1984-05-10 | 1989-06-20 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7329240B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2023-08-18 | 株式会社丸三金属 | 被着フィルムの成形方法 |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP17089180A patent/JPS5858210B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0120490Y2 (ja) * | 1984-05-10 | 1989-06-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5795405A (en) | 1982-06-14 |
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