JPS5857711B2 - 鋼の溶湯から試料を採取するセラミツク鋳型を有するゾンデ - Google Patents

鋼の溶湯から試料を採取するセラミツク鋳型を有するゾンデ

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JPS5857711B2
JPS5857711B2 JP52024691A JP2469177A JPS5857711B2 JP S5857711 B2 JPS5857711 B2 JP S5857711B2 JP 52024691 A JP52024691 A JP 52024691A JP 2469177 A JP2469177 A JP 2469177A JP S5857711 B2 JPS5857711 B2 JP S5857711B2
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/10Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state
    • G01N1/12Dippers; Dredgers
    • G01N1/125Dippers; Dredgers adapted for sampling molten metals
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S73/00Measuring and testing
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼の溶湯から試料を採取するセラミック鋳型
を有するゾンデに関する。
セラミック鋳型は、取入口と鋳型キャビティとの間に取
入チャンバーを備えている。
ここでいう鋼の溶湯″の概念は、鋳鉄の溶湯の範囲を網
羅する一方、酸素吹込みの状態にある転炉の内容物にま
で幅広く適用される。
厚紙製のパイプが、鋼板と石英パイプから作られた2つ
の部材より成る鋳型キャビディを保持しているごときゾ
ンデは公知である。
鋳型キャビディは、取入口ビンを備えたディ云り状の試
料の形状に対応して形成されており、ディスクの部分は
、スペクトル分析に使用され、一方、取入口ピンの部分
は、ガス分析に使用される。
バインダーで結合された砂やセラミック製フロント、デ
ィスクから作られた打ちこわしが容易なパイプが、鋳型
キャビティを厚紙製パイプに保持するために使用されて
いる。
このパイプは、厚さが薄い厚紙製パイプで取り囲まれて
おり、そして、前記厚紙製パイプは、厚紙から作られた
携帯式ゾンデ、パイプの中に差し込まれて、前記ゾンデ
、パイプとセメント接合されている。
しかし、このように6つの部材より成るゾンデの鋳型本
体は、製作が煩雑である。
本発明の目的は、簡単で安価なゾンデの鋳型本体を提供
することである。
本発明は、公知のセラミック鋳型を有するゾンデに基づ
くものである(ドイツ特許第2,126,501号)。
この公知のゾンデは、上記のテスト用試料を採取するに
は適していないが、酸素吹込み転炉において炭素の含有
量を測定するため試料を採取するには適している。
このゾンデの場合、試料の幾何学的形状は、2つの熱電
対が設けられていることほど重要ではない。
本発明は、2つの熱電対を有するこの種のゾンデを志向
したものであるが、本発明は、上記第1の目的の趣旨で
は温度の同時測定を行なわず、静置された鋼の溶湯槽よ
りテスト用試料を採取するためだけの上記他方のゾンデ
に比べ有利である。
公知のセラミック鋳型の場合、鋳型本体が2つの部材か
ら構成されていることが欠点である。
この鋳型本体を製作するにあたっては、まず、2つの比
較的高価なプレス加工用の金型を製作することが必要で
ある。
すでに提案されているように、製作を容易にするため、
長さ方向に分割が行なわれている場合、結晶水が失なわ
れる鋼の溶湯槽の温度ではセラミック、スラリーを用い
た接合が不十分となるため、大きい応力が作用した状態
にある両方の部材の結合は、危険にさらされることとな
る。
本発明によれば、これに対し、ゾンデのセラミック鋳型
は、長さ幅とも一様に延在した鋳型本体を備えていて、
取入口ピンを備主たディスク状の試料の形状に対応して
形成された鋳型キャビティは、プラグにより封止されて
おり、しかして、該プラグの正面直径は、試料のディス
ク直径に相等している。
そのため、鋳型の製作が前記公知のセラミック鋳型に比
較して容易となり、且つ安価となる。
本発明に係るゾンデのセラミック鋳型の場合、2つの部
材より成るセラミック本体と比べると、プラグは、同様
にセラミック、スラリーの目塗りにより固定されるが、
嵌着面は、鋳型の結合に影響を及ぼす外力の作用を受け
ないかあるいは無視することができる程度わずかな外力
の作用を受けるにすぎない。
厚紙製パイプの中にはめ込まれる公知の2つの部材より
成る鋼板製ゾンデの場合、排除すべき空気は、厚紙製パ
イプを通って放出することができるが、本発明に係るゾ
ンデの鋳型本体の場合、鋼の溶湯中の排気系が設けられ
ている。
排気口は極端に小さいものではないので、排気口が流入
してた鋼の溶湯でふさがれてしまう危険がある。
これを避けるため、本発明では、排気口が、厚紙製の封
止プレート片が当てかわれる径が広がった肩のところで
終っていることが規定されている。
本発明の他の実施升そ態は、試料ディスクを鋳型本体の
中に配置する効果的ないま1つの態様を志向したもので
ある。
試料ディスクのキャビティが浸漬方向に直立して配置さ
れる場合、封止プラグは、横向きに鋳型本体の中に差し
込まれる。
一方、試料ディスクのキャビティが浸漬方向に対し横へ
平らに配置される場合、封止プラグは、鋳型本体の中央
上部のチャンバーに差し込まれる。
後者の場合、良好な排気が確保されるよう、試料ディス
クの鋳型キャビティを斜めに配置することが効果的であ
る。
しかして、製作の簡便化をはかるため、ディスク、キャ
ビティを仕切っている上が開いたチャンバーの円筒状の
輪郭を形成することができるよう、ディスク外表面の軸
は、ゾンデの軸と同軸となっている。
この場合、ディスクが腸詰を切ったような形に作られて
いることが試験室での切り離し作業に困難をもたらすも
のである場合、ディスク外表面のもつとも低い位置に取
入口ピンにつながったノックアウト面を備えることがで
きる。
静置した鋼の溶湯から試料を採取するゾンデの簡単な実
施形態では、溶失する鋼板壁材によって仕切られている
鋳型本体の下端を取入チャンバーとして形成することが
効果的である。
溶湯槽の温度を同時に測定することが必要な酸素吹込み
転炉から試料を採取するゾンデを構成するにあたっては
、封止プラグを下の部分と上の部分とから構成し、セラ
ミック材の中に埋め込まれた、あらかじめ製作されてい
る熱電対を前記画部分の間に適当な方法で取り付けるこ
とが効果的である。
酸素吹込み転炉から試料を採取するゾンデの場合、スラ
グが鋳型キャビティの中に浸入する危険が高く、流入し
てくる鋼の溶湯を鎮静処理する要求も大きい。
このため、本発明では、下向きに口が開いた取入チャン
バーの代りに、U字形の注湯系が規定されており、この
U字形の注湯系では鋳型本体の比較的高いところに配置
された取入口に続く取入チャンバーは、垂直の湯道と水
平の湯道に分割されており、しかして、試料の取入口ピ
ンは、水平の湯道の外側の端に接続されている。
上述のととくスラグを阻止し、流入した鋼の溶湯を鎮静
処理する要求がとくに高いため、スラグ捕集ドームとし
て機能する特別に背が高いところを水平の湯道に設ける
ことが効果的であり、これにより鋳型キャビティにつな
がった流路まわりは、エプロンとして機能することとな
る。
スラグの分離を改善する一方、打ちこわしのさい鋳型本
体の崩解をより容易ならしめるため、スラグ捕集ドーム
の上部を鞍形屋根の態様で先をとがらせることが効果的
である。
本発明に係るシン′デのいま1つの構成態様においては
、ゾンデは、基本的には、試験室に運びこまれるもので
はなくて、溶湯の炭素含有量を確認するため第2の熱電
対を用いて凝固のさいの液層線が調査される試料に使用
することができる。
酸素吹込み転炉で炭素含有量の測定とテスト用試料の採
取を同時に行なうにあたっては、U字形の溶湯系と鋳型
キャビティの双方を1つものの共通の鋳型本体の中に保
有した適当な大きさに構成された共通の鋳型本体が効果
的である。
以下、本発明の若干の実施例を図解した添付図面を参照
しながら、本発明の詳細な説明する。
厚紙製パイプ1に固定さ右、長さ幅とも一様に延在した
セラミック材料製の鋳型本体2は、下端に流入口3を備
えており、該流入口3は、鋼板キャップ4で保護されて
いる。
流入口は、鋼板ディスク5により仕切られた取入チャン
バー6のところまで上に向かって続いていて、取入口ピ
ンγとディスク8より成るテスト用試料の形状を有する
ゾンデの鋳型キャビティ8の中に口が開いている。
試料ディスク8は、直立した状態に配置されている。
両ディスク面のうち一方は、プラグ9により形成されて
おり、しかして、鋳型キャビティは、前記プラグ9を用
いて封止されている。
封止プラグ9の正面直径は、試料ディスク8の直径とほ
ぼ同じ大きさである。
封止状態を改善するため、封止プラグの外表面は、セラ
ミック、スラリーを用いて目塗りされている。
ディスク8の一番高い位置に設けられた排気口10は、
肩の個所を作るため、外に向かって段をなして広がって
いる。
封止プレート11が、前記排気口10に当てがわれてい
る。
第3図に図示されているゾンデは、試料ディスク12が
平らに置いた状態に配置されていて、テスト用試料の取
入口ピン13がディスクに対し垂直に該ディスクの中に
口が開いている点で第1図と第2図に図示された上記の
ゾンデと異なっている。
このタイプのゾンデは、鋳型本体14が円筒状の外表面
をもつ回転対称形を呈しているという特長を備えている
鋼板キャンプ15と鋼板ディスク16ならひに取入口1
1はともに円形であるが、ディスク12のスペースが空
気の巻き込みを伴なうことなく充慎されるよう、取入口
ピン13の流路は、偏心して取り付けられている。
上記の理由により、ディスク12は、ゾンデの長さ方向
の軸に対し正確に垂直に平らに置かれているのではなく
て、排気口18の方に向かって斜めにわずかに尻上がり
の状態に配置されている。
排気口は、この場合も同様に段付きに作られていて、厚
紙製の封止プレート19を用いて保護されている。
試料ディスク12の鋳型キャビティは、鋳型本体の中央
上方に設けられたチャンバー20の下部を占めている。
しかして、ディスク12の上面は、プラグ21により形
成されており、一方、該プラグ21の上端は、鋳型本体
14の上端と協働して厚紙製パイプ1をはめ込ませるこ
とができるよう形成されている。
この場合、厚紙製パイプは、プラグ21とチャンバー2
0との間のギャップに液封的な働きを行なっている。
チャンバー20は、ディスク12の底まで円筒状に延在
している。
したがって、ディスク12の外側の輪郭は、腸詰を切っ
たディスクに似た傾斜して切断した円筒セグメントの形
を呈していて、取入口ピン13に向かって寄せられてい
るディスクの輪郭の下方の縁のうち点線で示されている
線は、ノックアウト面22を表示したものである。
このノックアウト面22は、この個所にだけ設けられて
おり、造型技術上、製作は容易である。
ディスクの外表面23をほぼ円錐状の外表面とする場合
、製作は容易ではない。
ディスクの外表面は、円筒状であって、ゾンデの軸24
と同心に配置されているのが好ましい。
第4図より第6図までに図示されているゾンデは、該ゾ
ンデが試料を採取している間の槽温度を測定する熱電対
を備えており、さらに上部取入口が鎮静処理室と接続さ
れている点において本質的に上記のゾンデと異なってい
る。
この違いが生じる理由は、鋼の溶湯槽の温度を同時的に
測定することが必要である一方、鋼の溶湯が流動性に富
み、ガスを多く含んでいるため、試料ディスクのスペー
スに溶湯が流入する前に別の事前処理を必要とするよう
な酸素吹込み転炉から試料が採取されるからである。
しかして、このセラミック製の鋳型は、第3図に図示さ
れているゾンデの幾何学的な状態に基づくものであり、
しかして、このセラミック製鋳型の場合、テスト用試料
は、これまで一般に行なわれている幾何学的な鋳型とは
異なって、取入口ピンが直角に設けられているとともに
、鋳型の中に平たく配設されている。
これについては、以下、詳細に説明する。
試料ディスク12と取入口ピン13は、第3図に示すこ
れからの部材と同じである。
相違している点は、まず第1に、上部チャンバー25が
第3図のものより長いことと、複数の部材より成る封止
プラグ26が相応に長く作られていることである。
封止プラグの下部262は、第3図のプラグ21に比べ
大幅に短く、下端が段付きとなっている。
上部26bは、前記下部26aの上に着座しており、し
かして、前記上部26bの下側は、セラミック片の中に
埋めこまれた熱電対28を収容するためのへこみ21を
備えている。
熱電対は、ピンセットを用いて、あらかじめ組み立てら
れたプラグ26をはめこんだあと、鋳型本体外表面に設
けた1則部へこみの中に引き出すことができるよう、下
部26aの上で長さ方向にスライドすることが可能であ
る。
厚紙製パイプの中に導かれた熱電対ワイヤはここには図
示されていない。
ゾンデを機械的に取り扱かうさいやスラグと鋼の溶湯が
沸騰している槽の中に浸漬するさいに熱電対の先端を保
護するため、上部せりだし29と下部せりだし30が設
けられている。
18と19は、第3図の場合と同様、排気口と厚紙製の
封止プレートである。
鋳型本体31は、熱電対28の反対側にせりだし32を
備えており、かくて、底部が円筒状となり鋳型本体から
楕円形の鋳型本体が形成されており、これによりせりだ
し部29と30は、楕円形の鋳型本体の中に含みこまれ
ることとなる。
せりだし部32の上端に取入口34が設けられている。
この取入口34と熱電対28はともに、鋼板製遮蔽板3
3によりおおいがされており、この鋼板製遮蔽板33は
、溶湯の中に浸漬したとき溶失する。
第4図より第5図までの図面は、開口34から始まって
、垂直の湯道35aと水平の湯道35bより成る取入チ
ャンバーならびに取入口ピン13とテストピース、ディ
スク12のキャビティとを有するU字状の注湯系が形成
されていることを示している。
水平の湯道35I〕は、差し金状の段付きに作られたプ
ラグ36により下方が封止されている。
さらに、水平の湯道35bは、スラグ捕集ドーム3Tを
形成するため比較的背が高く作られている。
これにより、鋳型キャビティのうち部分13上いたる流
路まわりにエプロン38が形成される。
鋳込み後、鋳型を打ちこわしたとき、平行した平面の間
にセラミックのかたまりがはさみこまれたままとならな
いよう注意することは重要なことである。
したがって、スラグ捕集ドーム3γは、鞍形屋根の態様
でとがりが設けられており、このようなとがりをもつ鞍
形屋根の形は、スラグを捕集する機能が働くうえに好都
合である。
第7図に図示されたゾンデは、のちほど試験室で使用に
供せられる試料を採取するものではない。
このゾンデの場合、冷却後の試料は価値がなくなってし
まうようなゾンデを対象としたものである。
冷却の間、温度を測定することだけが重要なのである。
第7図に図示されているゾンデは、構造については、何
倍か容積が大きい試料ディスク39の形を含め、第4図
より第6図までに図示されているゾンデの類似しており
、ディスクの直径とこれに関連した封止プラグの下部4
0aの直径は、第4図の場合と同じである。
封止プラグの上部40bも、第4図のものに相等したも
のである。
そのほかの引用符号は、第4図から第6図までのものと
同一である。
4本の熱電対ワイヤーが厚紙製パイプ1の内に案内され
ている様子が、第1図に表示されている。
第1図と第2図に係るゾンデの取り扱かいは、試料の鋳
型キャビティが適当な大きさに作られた厚紙製パイプ内
に設けられている公知のゾンデの取り扱かいとまったく
同じである。
鋼板キャップ4は溶失し、流入した鋼の溶湯は、必要な
場合は装填されていたアルミニウム粒子と接触しながら
、ディスク5を溶かして、鋳型キャビティ1と8に流入
する。
キャップ4は、厚紙製の封止プレート11が焼失するよ
り早く溶失することが肝要なことである。
鋼の溶湯がチャンバー6の上部に流入した瞬間、封止プ
レート11は燃焼し、鋳型キャビティ内部内のわずかな
過圧により残留ガスは排除される。
しかるのち、ディスクの鋳型8がいっばいに満たされた
あと、鋼の溶湯の先頭部は、比較的細い排気口10に浸
入し、テスト用資料の凝固が始まる前に前記排気口10
内で凝固する。
第3図に示されているゾンデの機能も、上記のものと同
じであるが、第3図のゾンデの場合、鋳型本体が製作上
都合のよい形に作ることを勘案して、テスト用試料は、
特殊な形を呈しているが、この形状は、第4図より第6
図までの鋳型本体の場合にもみることができる。
第4図より第6図までに示されているゾンデを取り扱か
う場合、上述のごとく、鋼板片33の溶失と厚紙プレー
ト19の焼失の間に時間遅れが生じることが肝要なこと
である。
約1.600℃の高温を有し比較的流動性に富む鋼の溶
湯は、コイル。
ワイヤーとして表示されている取入流路内に装填された
アルミニウム材42と激しく反応し、このとき、いっし
ょに運んできたスラグと前記反応のさい発生したスラグ
は、スラグ、ドーム3γに捕集される。
きれいな鎮静された鋼の溶湯が、エプロン38のうしろ
にある取入流路13を通って試料のディスク、キャビテ
ィ12に流入し、しかるのち、鋼の溶湯は、ディスク、
キャビティ12のスペースをいっばいに満たしたあと、
排気口18に浸入してそこで凝固する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、静置された鋼の溶湯からテスト用試料を採取
するために使用される、直立したディスクを備えたゾン
デの下部を長さ方向に切断した断面図。 第2図は、第1図のゾンデを■−■線で切断した完断面
図、第3図は、静置された鋼の溶湯からテスト用試料を
採取するために使用される、平らに置いたディスクを備
えたゾンデの下部を長さ方向に切断した断面図。 第4図は、酸素吹込み転炉よりテスト用試料を採取する
ために使用されるゾンデの下部を長さ方向に切断した断
面図。 第5図は、第4図のゾンデをv−V線で切断した完断面
図。 第6図は、第4図のゾンデをVI−VI線で切断した横
断面図。 第7図は、炭素量を測定するため、酸素吹込み転炉から
試料を採取するために使用されるゾンデの下部を長さ方
向に切断した断面図 1・・・・・・厚紙製パイプ、2,14,31.43・
・・・・・セラミック材料製の鋳型本体、3,34・・
・・・・取入口、4,15・・・・・・鋼板キャップ、
5,16゜33・・・・・・鋼板ディスク、6,1γ・
・・・・・取入チャンバー γ、13,44・・・・・
・取入口ピン、8,12゜39・・ 26゜ 魚目、 25゜ ト面、 ・・・試料ディスクのキャビティ、9,21゜36.4
0・・・・・・プラグ、10,18・・・・・・排IL
19・・・・・・封止プレート片、20゜45・・・
・・・チャンバー、22・・曲ノックアウ23・・・・
・・ディスク外表面、24・・・−・・ゾンデの軸、2
γ・・・・・・へこみ、28・・・・・・熱電対、29
゜30.32・・・・・・せりだし、35・・・・・・
湯道、31・・・・・・スラグ捕集ドーム、38・・・
・・・エプロン、42・・・・・脱酸アルミニウム、ワ
イヤー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 取入口と鋳型キャビティとの間にセラミック鋳型の
    取入チャンバーを備えた鋼の溶湯から試料を採取するセ
    ラミック鋳型を有するゾンデにおいて、前記セラミック
    鋳型が、長さ幅とも一様に延在した鋳型本体2,14,
    3L43を備えていて、取入口ピン7,13.44とデ
    ィスク8゜12.39とより成る試料の形に対応した鋳
    型キャビティが、プラグ9,21,26,40により封
    止されており、しかして、該プラグの正面直径が、試料
    のディスク直径に等しいことを特徴とする七φミンク鋳
    型を有するゾンデ。 2 鋳型本体2,14,31,43が、鋼の溶湯を導入
    させる排気口10.18を備えており、該排気口io、
    i、sが、厚紙製の封止プレート片11.19が当てか
    われる径が拡がった肩のところが終っていることを特徴
    とする特許請求の範囲の第1項記載のツ゛ンデ。 3 試料ディスクのキャビティ8が浸漬方向lこ直立し
    て配置される場合、封止プラグ9が、横向きに鋳型本体
    2の中に差し込まれることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のゾンデ。 4 試料ディスクのキャビティ12.39が浸漬方向に
    対し横へ平らに配置される場合、封止プラグ21.26
    ,40が、鋳型本体14,31゜43の中央上部のチャ
    ンバー20.25.45の中に差し込まれることを特徴
    とする特許請求の範囲の第1項記載のゾンデ。 5 試料ディスクの鋳型キャビティ12が、排気口18
    に向かって尻上がりの傾斜位置を占めており、しかして
    、円筒状ディスクの外表面23の軸が、ゾンデの@24
    の方向を有することを特徴とする特許請求の範囲の第2
    項と第4項記載のゾンデ。 6 ディスク外表面のもつとも低い位置に取入口ピン1
    3につながったノックアウト面22が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲の第5項記載のゾンデ。 1 鋳型本体2,14の下端が、仕切り用鋼板5゜16
    に差し込んだ取入チャンバー6.1γとして形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲の第1項記載のゾ
    ンデ。 8 封止プラグが、下部26aと、シリンダー鋳型を長
    さ方向に分割するとともに、横方向に引き出すことがで
    きる熱電対28を収容した上部26bとから構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲の第4項記載のゾ
    ンデ。 9 取入口34が、鋳型本体3L43のできるだけ高い
    位置に設けられており、垂直の湯道35aならびに水平
    の湯道35bとして形成された取入チャンバーが、前記
    水平の湯道の外端につながった鋳型キャビティ12,1
    3と協働してU字形の注湯系を形成していることを特徴
    とする特許請求の範囲の第1項記載のゾンデ。 10 水平の湯道35bが、差し金状のプラグ36によ
    り封止されていることを特徴とする特許請求の範囲の第
    9項記載のゾンデ。 11 鋳型キャビティ13.12にいたる流路まわりが
    エプロン38を形成するよう、水平の湯道35bが、ス
    クグ捕集ドーム3γとして背高に形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第9項記載のゾンデ。
JP52024691A 1976-03-08 1977-03-07 鋼の溶湯から試料を採取するセラミツク鋳型を有するゾンデ Expired JPS5857711B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE000P26099456 1976-03-08
DE19762609945 DE2609945B1 (de) 1976-03-08 1976-03-08 Sonde mit keramikform zur entnahme einer probe aus einer stahlschmelze

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52108875A JPS52108875A (en) 1977-09-12
JPS5857711B2 true JPS5857711B2 (ja) 1983-12-21

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ID=5972035

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52024691A Expired JPS5857711B2 (ja) 1976-03-08 1977-03-07 鋼の溶湯から試料を採取するセラミツク鋳型を有するゾンデ

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