JPS5857379A - 5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体およびその製造法 - Google Patents

5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体およびその製造法

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JPS5857379A
JPS5857379A JP56154863A JP15486381A JPS5857379A JP S5857379 A JPS5857379 A JP S5857379A JP 56154863 A JP56154863 A JP 56154863A JP 15486381 A JP15486381 A JP 15486381A JP S5857379 A JPS5857379 A JP S5857379A
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naphthyridine
tetrahydro
piperazinyl
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JP56154863A
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Akira Shiozawa
明 塩沢
Yuichiro Ichikawa
裕一郎 市川
Michio Ishikawa
石川 道雄
Hiroshi Miyazaki
宮崎 「あ」
Hiroshi Yamanaka
山中 宏
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式fI> 〔式中R□、R2は水素原子、低級アルキル基であるが
、少なくとも一方は低級アルキル基またはR1と&が結
合したC2〜C5のアルキレン基、AはC2〜C4の直
鎖または分岐鎖状のアルキレン基。
Yはジ低級アルキルアミノ基、1−ピロリジニル基、1
−ピペリジニル基、1−モルホリニル基、4−低級アル
キルー1−ピペラジニル基。
で表わされるピペラジニル基(式中R3は水素原子、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基
を示す)を示す〕 で表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6
−ナフチリジン誘導体およびその製造法に関する。
前記一般式(I)で表わされる5、 6.7.8−テト
ラヒドロ−1,6−ナフチリジンの新規な誘導体は強い
抗めまい作用を有するとともに筋緊張の光通を減少させ
る作用も有し、優れた抗めまい剤として、また筋弛緩剤
として期待されるものである。
本発明者らは先に5.6.7.8−テトラヒドロ−1,
6−ナフチリジンの6−位の窒素原子上にアルキル基ま
たはアルケニル基などの置換基を有する誘導体が優れた
抗めまい作用を有することを見い出した(特開昭55−
53291号、西ドイツ公開2942065号)。さら
に研究を重ねた結果、カッチリジンの2−位もしくは3
−位に低級アルキル基を有するか、または2位と3位が
アルキレン基により結合され、6−位の置換基として窒
素原子で置換されたC2〜C4の直鎖または分岐鎖状の
アルキル基を有する前記一般式(I)の化合物が前記特
開昭55−53291号及び西ドイツ公開第29420
65号に開示された化合物に比して選択性、抗めまい作
用の点において優れ、かつ毒性その他の副作用が少なく
、抗めまい剤として著しるしく優れた性質を有すること
を見い出した。また1本発明者らはさらに前記一般式(
I)の化合物の薬理作用につき検討したところ顕著な筋
弛緩作用および固縮緩解作用を有し、中枢性の筋弛緩剤
としても著しるしく優れた性質を有することを見い出し
た。
本発明は以上の知見に基づいて完成されたものであり、
中枢性筋弛緩剤としては従来公知のものと化学構造的に
全く異なる新規の化合物である。
本発明の前記一般式CI+の化合物においてI(、、。
R2のC□〜C4のアルキル基としてはメチル基。
エチル基、プロピル基、ブチル基等を、またR、 、 
R,2が結合した02〜C5のアルキレン基としてはエ
チレン基、プロピレン基、フチレン基、ヘンチレン基等
をあげることができる。AのC2〜C4のアルキレン基
は分岐しうるものは分岐して等の基をあげることができ
る。Yのジ低級アルキルアミノ基としてはジメチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジブチル
アミノ基、メチルエチルアミノ基等’に6ffることか
できる。また、4−低級アルキルー1−ピペラジニル基
としては、4−メチル−1−ピペラジニル基、4−エチ
ル−1−ピペラジニル基、4−プロピル−1−ピペラジ
ニル基、4−ブチル−1−ピペラジニル基等をあげるこ
とができる。さらK R3ハロゲン原子としては塩素原
子、臭素原子、フッ素原子等、低級アルキル基としては
メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等を、
また低級アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基
、プロポキシ基、ブトキシ基等をそれぞれあげることが
できる。     イ上記一般式(I)の化合物のうち
、薬理活性の点から好ましいものはYがピリジルピペラ
ジニル基又はR55H” N−で表わされるピペラジニ (−ノ ル基であり、R3が水素原子または2−位に存在するハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基のもの
が好ましく、特に2−低級アルコキシ基が好ましい。
Rt −R2、Yの好適な組合せとしてはR+ 、 R
2の少なくとも一方が低級アルキル基の場合、YはR3
が2−位に存在するハロゲン原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基であるピペラジニル基テアル。マタ%R
1−R2が結合したC2〜C5のアルキレン基の場合、
Yはピリジルピペラジニル基ルはトリメチレン基、テト
ラメチレン基が好ましい。
本発明化合物の代表的なものをあげれば次の通りである
ヒ合物陥        化 合 物 名(1)  6
−((2−ジエチルアミノ−1−メチル)エチル〕−5
、6,7,8−テトラヒドロ−2−メチル−1,6−ナ
フチリジン (2)  6−(3−ジエチルアミノグロビル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−メチル−1,6−ナフ
チリジン(3)  5,6,7.8−テトラヒドロ−2
−メチル−6−(2−(:4−(2−)リル)−1−ピ
ペラジニル〕エチル)−1,6−ナフチリジン (4)  6−(2−(:4−(2−エトキシフェニル
)−1−ピペラジニル〕エチル:]−5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−メチル−1,6−ナフチリジン (5)   5.6.7.8−テトラヒドロ−3−メチ
ル−6−1:2−(1−ピペリジニル)エチル:l−1
,6−カッチリジン(6)  6−(2−[4−(2−
クロロフェニル)−1−ピペラジニル〕エチル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−3−メチルー1,6−ナフ
チリジン (力 6−(2−(4−(2−エトキシフェニル)−1
−ピペラジニル〕エチル]−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−3−メチル−1,6−ナフチリジン (8)   5,6,7.8−テトラヒドロ−2,3−
)ジメチレン−6一(2−(4−フェニル−1−ピペラ
ジニル〕エチル〕−1,6−ナフチリジン (9)  6−(2−[4−(2−エトキシフェニル)
−1−ピペラジニル]エチル]−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2,3−トリメチレン−1,6−カッチリジ
ン (10)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(3−ジメチルアミンプロピル)−ベンゾ
[C)−C6−ナフチリジン(11)  2−(2−ジ
エチルアミノエチル)−1,2,3,4,6,7,8,
9−オクタヒドロ−ベンゾ(6)−1,6−ナフチリジ
ン(12)2−C(2−ジエチルアミノ−1−メチル)
エチル〕−1、2,3,4,6,7,8,9−オクタヒ
ドロ−ベンゾCbl−1,6−ナフチリジン (13)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒト0−2−[: 2−(1−ピペラジニル)エチルツ
ーベンゾ(b)−1,6−ナフチリジン(14)  1
,2,3,4,6,7,8.9−オクタヒドロ−2−(
2−ジイソプロピルアミノエチル)−ベンゾ[b) −
C6−ナフチリジン(15)  1,2,3,4,6,
7,8.9−オクタヒドロ−2−[2−(]−モルホリ
ニル)エチル〕−ベンゾQ]〕−1,6−ナフチリジン
(16)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−I:2−(4−メチル−1−ピペラジニル
)エチルツーベンゾ14)−1,6−ナフチリジン (17)  2−[:2−(4−ベンジ/l/、−1−
ピペラジニル)エチル〕−1,2,3,4,6,7,8
,9−オクタヒドロ−ベンゾ山)−16−ナフチリジン (18)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(2−(4−フェニル−1−ピペラジニル
)エチル〕−ヘンゾ■〕−1,6−ナフチリジン (19)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(3−(4−7エニルー1−ピペラジニル
)フロビル〕−ペンシル〕−1,6−ナフチリジン (20)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(2−(:4−(2−ト!Jル)−1−ヒ
ペラジニル〕エチル〕−ベンゾ巾)−1,6−ナフチリ
ジン (21)  2−42〜[:4−(2−クロロフェニル
)−1−ピペラジニル〕エチル) −1,2,3,4,
6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾら)−1,6−
ナフチリジン (22)  2−(2−114−(3クロロフエニル)
−1−ピペラジニル〕エチル〕−1,2,3,4,6,
7,8,9−オクメヒドローベンソ心〕−1,6−ナフ
チリジン (23)  2−[2−[4−(4−クロロフェニル)
−1−ピペラジニル]エチル)−1,2,3,4,6,
7,8,9−オクタヒドローペンン事)−1,6−ナフ
チリジン (24)  1.2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−[:2−(4−(2−メトキシフェニル)
−1−ピペラジニル〕エチル]−ベンン油)−L 6−
ナフチリジン (25)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(2−[:4−(4−メトキシフェニル)
−1−ピペラジニル〕エチル〕−ベンン邪)−1,6−
ナフチリジン (26)  1,2,3,4,6,7,8.9−オクタ
ヒドロ−2−(3−1:4−(2−メトキシフェニル)
−1−ピペラジニル〕プロピル〕−ベンゾ115)−1
,6−ナフチリジン(27)  2−(2−(4−(2
−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕エチル:]
−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベ
ンゾら)−C6−ナフチリジン (28)  2−((2−(4−(2−エトキシフェニ
ル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル〕エチル) −
1,2,3,4,6,7,8゜9−オクタヒドロ−ベン
ゾl1)−1,6−ナフチリジン(29)  2−C2
−[4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル
〕グロビル〕−1,2,3,4,6,7,8,9−オク
タヒドロ−ベンゾITh〕−1,6−ナフチリジン(3
0)  2−(3−C4−(2−エトキシフェニル)−
1−ピペラジニル〕プロピル]−1,2,3,4,6,
7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ[り)−1,6−ナ
フチリジン(31)  2−1m(3−[4−(2−エ
トキシフェニル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル〕
プロピル)−1,2,3,4,6,7゜8.9−オクタ
ヒドロ−ベンゾ(b)−1,6−ナフチリジン(32)
  2−C(3−C4−(2−エトキシフェニル)−1
−ピペラジニル〕−2−メチル〕グロビル]−C2,3
,4,6,7゜8.9−オクタヒドロ−ベンゾ1))−
1,6−ナフチリジン(33)  2−〔3−〔4=<
2−エトキシフェニル〕−1−ピペラジニル〕ブチル:
]−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−
ベンゾ0))−1,6−ナフチリジン(34)  1,
2,3,4,6,7,8.9−オクタヒドロ−2−[2
−[:4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル〕エチ
ル〕−ベンゾ■〕−1,6−ナフチリジン これらの化合物のうち抗めまい剤として好ましい化合物
は化合物Nn3.4.5.6.7.9.19゜27.2
8,29,30,31,32.33等をあげることがで
き、中枢性筋弛緩剤として好ましい化合物は、化合物集
3.4.6.7.9.24.26.27゜34等をあげ
ることができる。
次に一般式(I)で表わされる本発明化合物の製造法に
ついて具体的に述べる。本発明化合物は次の(1)〜(
vl)の6種類の製造法によって製造される。
(1)  この製造法は一般式(I)で表わされるA部
分が−CH2CH2−および−CH2CH2CH2−の
場合の化合物を製造するのに比較的望ましい方法であり
、次の反応式(a)で示される。
GD              (Il(式中R,,
,R,2,AおよびYは前記と同じ、Xはハロゲン原子
を示す) 即ち一般式慣で表わされる5、 6.7.8−テトラヒ
ドロ−1,6−ナフチリジン誘導体1.0当量と一般式
亜で表わされるハロゲン化アルキルアミン誘導体または
その・・ロゲン化水累酸塩0.5〜3.0当量より好ま
しくは10〜1.5当量とをメタノール、エタノール、
プロパツール、テトラヒドロフラン、アセトン、トルエ
ンまたはジメチルホルムアミド等の不活性溶媒中、0.
5当量以上の塩基例えばトリエチルアミン、またはピリ
ジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
、または炭酸カリウム等の無機塩基あるいは金属ナトリ
ウム、またはナトリウムアミド等のアルカリ金属誘導体
(但し、この場合使用する溶媒を無水条件にする)の存
在下、好ましくはトリエチルアミンの存在下室温から溶
媒の沸点付近で1〜20時間反応させる。一般式面で表
わされる化合物のハロゲン化水素酸塩が用いられる場合
反応に際してハロゲン化水素酸塩と当量以上の塩基をさ
らに加えることが好ましい結果を与える。反応混合物か
ら一般式(I)で表わされる目的物を単離するには先ず
溶媒を留去し、得られた残渣に水酸化ナトリウム、炭酸
カリウム等のアルカリ性水溶液好ましくは高濃度の水酸
化す) IJウム水溶液でアルカリ性にした後トルエン
、エーテル、クロロホルム等の非親水性有機溶媒で目的
物を抽出する。抽出液全乾燥した後溶媒を留去し得られ
た油状残渣を減圧蒸留することにより精製するか、また
はアルミナカラムクロマトグラフィーあるいはシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製する。また、目的物
が結晶化した場合は適当な溶媒を用いて再結晶を行い単
離精製することができる。出発原料である一般式(社)
で表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6
−ナフチリジン誘導体としては5.6.7゜8−テトラ
ヒドロ−2−メチル−1,6−す7チリジン、5,6,
7.8−テトラヒドロ−゛3−メチルー1,6−カッチ
リジン、5.6.7.8−テトラヒドロ−2,3−)ジ
メチレン−1,6−ナフチリジン、]、 2.3.4.
6.7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ[り)−1,6
−ナフチリジン等をあげることができる。
次に一般式[相]で表わされる化合物としては3−ジメ
チルアミノプロピルクロライド、2−ジエチルアミノエ
チルクロライド、2−ジエチルアミン−1−メチルエチ
ルクロライド、3−ジエチルアミンプロピルクロライド
、2−ジイソプロピルアミノエチルクロライド、2−(
1−ピロリジニル)エチルクロライド、2−(1−ピペ
リジニル)エチルクロライド。
1−(2−:90ロエチル)−4−フェニルピペラジン
、1−(3−クロロプロピル)−4−フェニルピペラジ
ン−1−(2−10ロエチル)−4−(2−10ロフエ
ニル)ピペラジン−1,7(2−クロロエチル)−4−
(3−クロロフェニル)ピペラジン、1−(2−クロロ
エチル)−4−(4−10ロフエニル)ピペラジン、1
−(2−クロロエチル)−4=(2−メチルフェニル)
ピペラジン、1−(2−クロロエチル)−4−(2−メ
トキシフェニル)ピペラジン、1−(2−クロロエチル
)−4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン、1−(
3−クロロプロピル)−4−(2−メトキシフェニル)
ピペラジン、1−(2−クロロエチル)−4−(2−エ
トキシフェニル)ピペラジン、1−(3−クロロプロピ
ル)−4−(2−エトキシフェニル)ピペラジン、1−
(2−クロロエチル)−4−(2−ピリジル)ピペラジ
ン等またはそれらのハロゲン化水素酸塩等をあげること
ができる。
次に製造法(11)について説明する。
(II)  この製造法も、製造法(1)の場合と同様
に。
一般式(I)で表わされるA部分が−CH2CHz−お
よび−CH2CH2CH2−の場合の化合物を製造する
のに比較的望ましい方法である。
次の反応式(b)に示す如く製造される。
[nl       +11       債)   
           (■(M)        +
11 (式中R1−R2−X −AおよびYは前記と同じ)本
反応の(イ)の工程について説明すると、一般式■で表
わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−ナ
フチリジン誘導体1.0当量と一般式ので表わされるハ
ロゲン化合物1.0〜1.5当量とを不活性溶媒中で1
.0〜1.5当量以上の塩基の存在下室温から溶媒の沸
点付近で2〜5時間反応することによりほぼ定量的に一
般式[相]で表わされる誘導体に導くことができる。本
工程で使用する反応条件、塩基、不活性溶媒および後処
理の方法は前記製造法(1)の場合の反応式(a)の工
程(イ)の場合と同様である。
一般式側で表わされる化合物としてはエチレンクロルヒ
ドリン、エチレンブロモヒドリン、3−クロロ−1−プ
ロパツール、3−ブロモー1−プロパツール等をあげる
ことができる。
また(イ)の工程で得られた一般式側で表わされる5、
 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘
導体としては5.6.7.8−テトラヒドロ−6−(2
−ハイドロキシエチル)−2−メチル−1,6−ナフチ
リジン、I、 2.3.4.6.7.8゜9−オクタヒ
ドロ−6−(2−ハイドロキシエチル)−ベンゾ■〕−
1,6−ナフチリジン等をあげることができる。
次に仲)の工程について説明する。前記反応式(b)の
(イ)の工程で得られた一般式ので表わされる5、 6
.7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体
の水酸基をクロル化する工程である。即ち一般式側で表
わされる誘導体】、0当量を無溶媒下で過剰のチオニル
クロライドに水冷下加え室温で1〜20時間反応させる
かあるいは塩化メチレン、クロロホルム等の不活性溶媒
中1.0〜3.0当量のチオニルクロライドとともに室
温から溶媒の沸点付近で1〜20時間反応させる。後処
理としては、反応終了後、反応液を減圧下に濃縮し得ら
れた残渣をエーテル、アセトン等で洗浄した後、メタノ
ール、エタノール等の不活性溶媒に溶解し1着色してい
る場合は活性炭等で脱色した後そのままメタノール、エ
タノール等から再結晶すると一般式Mで表わされる誘導
体が約50〜80%の収率で製造される。この(ロ)の
行程で得られる一般式Mで表わされる5、6゜7.8−
テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体としては6
−(2−クロロエチル) −5゜6、7.8−テトラヒ
ドロ−2−メチル−1,6−ナフチリジン・2塩酸塩お
よび2−(2−クロロエチル) −1,2,3,4,6
,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ(6)−1,6−
ナフチリジン・2塩酸塩等をあげることができる。
(ハ)の工程について説明する。前記(ロ)の工程で得
られた一般式Mの誘導体10当量と一般式■で表わされ
る2級アミン誘導体あるいはそのハロゲン化水素酸塩0
.5〜3. OM量好ましくは1.0〜1.5当量とを
メタノール、エタノール等の不活性溶媒中、過剰の塩基
存在下好ましくは使用するそれぞれの反応基質のハロゲ
ン化水素酸塩の酸部分を中和する以上の塩基存在下1〜
20時間加熱還流を行い、製造法(1)の場合と同様に
後処理することによってほぼ定量的に目的とする一般式
CI)で表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−
1,6−ナフチリジン誘導体が製造される。なお木工°
程の反応条件、不活性溶媒、および塩基は製造法(1)
と同様である。本工程の一般式0で表わされる2級アミ
ン誘導体としてはモルボリン、4−メチル−1−ピペラ
ジン、4−ベンジル−1−ピペラジン、4−(2−メト
キシフェニル)−1−ピペラジン、4−(2−エトキシ
フェニル)−1−ピペラジンあるいはそれらのハロゲン
化水素酸塩等をあげることができる。
次に製造法(lit)について説明する。
(iii)  この製造法は一般式(I)で表わされる
A部分側にメチル基が分岐している化合物を製造するの
に望ましい方法である。
次に反応式(C)で示される。
(式中Rr 、R2およびYは前記と同じ)まず本反応
の(イ)の工程について説明する。
一般式面で表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ
−1,6−ナフチリジン誘導体1.0当量を塩化メチレ
ンおよびクロロホルム等の不活性溶媒に溶解きせ、さら
にトリエチルアミン、ピリジン等の塩基1.0〜1.5
当量を加え、水浴上内温’klO1:’前後に冷却して
2−クロロプロピオニルクロライド1.0〜1.5当量
するいはその塩化メチレン、クロロホルム等の不活性溶
媒に溶解させた溶液全滴下する。その後数時間室温で攪
拌する。後処理としては、反応液を減圧下に濃縮し、得
られた残渣に希塩酸等を加え酸性にした後トルエン等の
非親水性有機溶媒で洗浄する、この水層に水冷下水酸化
す) IJウム等のアルカリ性水溶液でアルカリ性にし
、トルエン、クロロホルム等の非親水性有機溶媒で抽出
を行い、その抽出液を乾燥した後、減圧下に溶媒を留去
する。?!)られた結晶性残渣をエチルエーテル、イソ
プロピルエーテル等の適当な溶媒を用いて再結晶し、6
0〜90曝の収率で一般式■で表わされる誘導体に導く
ことができる。この(イ)の工程で得られる一般式[株
]で表わされる誘導体としては2−(2−クロロプロピ
オニル)−1゜2、3.4.6.7.8.9−オクタヒ
ドロ−ベンジル〕−1,6−ナフチリジン等全あげるこ
とができる。
次に本反応の工程(ロ)について説明する。前記(イ)
の工程で得られた一般式■で表わされる誘導体1.0当
量および一般式■で表わされる2級アミン誘導体1,0
〜15当量をメタノール、エタノール等の不活性溶媒に
溶解し、10〜1.5当量以上のトリエチルアミン、ピ
リジン等の塩基存在下、10〜100時間加熱還流する
。反応終了後は反応液を減圧下で濃縮し得られた残渣に
希塩酸等全顎え、酸性にした後、トルエン等の非親水性
有機溶媒で洗浄する。この水層を水冷下水酸化ナトリウ
ム等のアルカリ性水溶液でアルカリ性にした後、トルエ
ン等の非親水性有機溶媒で抽出を行い、その抽出液を乾
燥し、溶媒を減圧下に留去する。油状残渣として80〜
90係の収率で一般式(2)で表わされる5、 6.7
.8−テトラヒドロ−1,6−す′フチリジン誘導体に
導くことができる。この(ロ)の工程で得られる一般式
(至)で表わされる誘導体としては2−(2−[4−(
2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕プロピオ
ニル:] −1,2,3,4,6,7,8゜9−オクタ
ヒドロ−ベンゾ(b)−1,6−ナフチリジン等をあげ
ることができる。
さらに(/→の工程について説明する。無水エチルエー
テル、無水テトラヒドロフラン等の無水エーテル溶媒中
、リチウムアルミニウムハイドライド等の還元性誘導体
0.5当、量以上を懸濁させ、そこに工程(ロ)で゛得
られた一般式(%□□□で表わきれる゛誘導体1.0当
量を無水エチルエーテル、無水テトラヒドロフラン等の
無水エーテル溶媒に溶かした溶液を室温攪拌上滴下する
。滴下終了後ざらに室温で1〜2時間攪拌するか溶媒の
沸点付近で反応させる。後処理としては、まず少量の水
で未反応の還元剤を分解し、沈積した無色固体t濾過に
より除去し、p液を乾燥する。減圧下に溶媒を留去する
と淡黄色油状物として目的とする一般式(Iωで表わさ
れる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチ
リジン誘導体が60〜90%の収率で製造される。この
工程(ハ)で製造される化合物としては2−(2−−C
4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕プ
ロピル) −1,2,3,4,6,7,s、 9−オク
タヒドロ−ベンゾl:]−1.6−ナフチリジン等をあ
げることができる。
製造法(1v)について説明する。
(1v)  この製造法は一般式(I)で表わされるA
部分1.6−ナフチリジン誘導体の側にメチル基が分岐
している化合物全製造するのに望ましい方法である。
次に反応式(d)で示される。
(IX) (II)) (式中Rr 、 R2およびYは前記と同じ)本反応の
工程(イ)は一般式■で表わされる5゜6、7.8−テ
トラヒドロ−1,6−カッチリジン誘導体1.0当量と
一般式口で表わされる2−クロロプロビオニルアミド誘
導体1.0〜1.5当量とから、前記製造法1ii)に
おける反応式(C)の工程(ロ)の場合と同様な反応条
件、後処理を行い、60〜80%の収率で一般式■で表
わされる5、 6,7.8−テトラヒドロ−1,6−ナ
フチリジン誘導体に導くことができる。この工程(イ)
で得られる一般式囚で表わされる化合物としては2−、
((2−C4−(2−エトキシフェニル)−I−ピペラ
ジニル)−1−メチル−2−オキソ〕エチル〕L 2.
3.4+、6+” 7. s、 9−オクタヒドロ−ベ
ンゾIb)−1,6−カッチリジン等をあげることがで
きる。
工程(ロ)については工程(イ)で得られた一般式囚で
表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−
ナフチリジン誘導体を用い、前記製造法(+:+)にお
ける反応式(C1の工程(ハ)の場合と同様に還元を行
い80〜90%の収率で一般式−(It))で表わされ
る5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−カッチリ
ジン誘導体を製造することができる。一般式(It))
で表わされる化合物としては2−CC2−[4−(2−
エトキシフェニル)−1−ピペラジニルクー1−メチル
〕エチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタ
ヒドロ−ベンゾ1)−1,6−カッチリジン等をあげる
ことができる。
製造法(v)について説明する。
(v)  この製造法は一般式(I)で表わされるA部
分の側にメチル基が分岐している化合物全製造するしに
望ましい方法である。
次の反応式(e)で示きれる。
(式中R,,,R,2およびYは前記と同じ)本反応の
工程(イ)は、製造法(iii)の工程(ロ)における
2−10ログロピオニルクロライドの代わりにクロトニ
ルクロライドを用いる以外は同様の反応条件および後処
理を行い一般式CXI)で表わされる5、 6.7.8
−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体をほぼ定
量的に導くことができる。一般式■)で表わされる化合
物としそは2−(2−ブテノイル)−1,2,3,4゜
6、7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ川)−1,6−
ナフチリジン等をあげることができる。
次に工程(ロ)について説明する。工程(イ)において
得られた一般式N)で表わされる5、、 6,7゜8−
テトラヒドロ−1,6−カッチリジン誘導体1.0当量
と一般式■で表わされる2級アミン誘導体1,0〜1.
5当量とをエタノール等の不活性溶媒中トリエチルアミ
ン、ピリジン。
トリトンB等の触媒存在下加熱還流f:24〜72時間
行う。反応終了後は反応液全減圧下に濃縮し、得られた
残渣に、水酸化す) IJウム等のアルカリ性水溶液を
加え、アルカリ性にした後、トルエン、クロロホルム等
の非親水性有機溶媒で抽出し、その抽出Qk乾燥した後
、減圧下溶媒を留去する。油状物残渣として50〜70
%の収率で一般式■で表わされる5、 6,7.8−テ
トラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体に導くことが
できる。特に精製の必要性が生じた場合は通常の精製法
であるシリカゲルカラムクロマトグラフィー等を行えば
よい。一般式■で表わされる5、 6,7.8−テトラ
ヒドロ−ナフチリジン誘導体としては2−〔3−仁4−
(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニルコブチリ
ル) −1,2,3,4゜6、7.8.9−オクタヒド
ロ−ベンゾら)−1,6−カッチリジン等をあげること
ができる。工程(ハ)は、前記工程(イ)で得られた一
般式(XI’I)で表わされる5、 6.7.8−テト
ラヒドロ−1,6−カッチリジン誘導体を用い製造法1
ii)における反応式(C)の工程(ハ)の場合と同様
に還元を行い。
80〜90%の収率で一般式GC)で表わされる5、 
6,7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導
体を製造することができる。この工程(ハ)で製造され
る化合物としては2−(3−〔’4− (2−エトキシ
フェニル)−1−ピペラジニル〕ブチル) −1,2,
3,4,6,7,’8.9−オクタヒドロ−ベンゾ0)
)−1,6−ナフチリジン等をあげることができる。
製造法(vl)について説明する。
(vi)  この製造法は一般式(I)で表わされるA
部分−1,6−ナフチリジン誘導体の側にメチル基が分
岐している化合物を製造するのに望ましい方法である。
次の反応式(f)で示される。
(式中R1、R2およびYは前記と同じ)本反応の工程
(イ)は一般式刊で表わされる5゜6、7.8〜テトラ
ヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体1.0当量と一般
式■皿で表わされるクロトニルアミド誘導体1.0〜1
.5当量とがら前記製造法(V)の工程(ロ)の場合と
同様の反応条件、後処理により収率70〜90%で一般
式(XrV)で表わされる5、 6.7.8−テトラヒ
ドロ−1,6−ナフチリジン誘導体に導くことができる
、一般式(XTV)で表わされる化合物としては2−(
(2−”44−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラ
ジニル〕−1−メチルー3−オキソ〕プロピル) −1
,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ
(b) −1,6−カッチリジン等をあげることができ
る。
工程(ロ)は前記工程(イ)で寿られた一般式(X[V
)で表わされる5、 6,7.8−テトラヒドロ−1,
6−ナフチリジン誘導体を用い、製造法<1ii1にお
ける反応式(C)の工程←→の場合と同様に還元を行い
、80〜90%の収率で一般式(Id )で表わされる
5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−すフチリジ
ン誘導体を製造することができる。
この工程(ロ)で製造される化合物としては2−([3
−’(4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニ
ルツー1−メチル〕プロピル]−1,2,3,4,6,
7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ(b)−1,6−ナ
フチリジン等をあげることができる。
なお一般式(I)で表わされるA部分が−1,6−ナフ
チリジン誘導体を製造する場合は、製造法(v)の工程
(イ)においてクロトニルクロライドの代わりにメタク
リルクロライドを用いることで同様に製造できる。また
製造法(vl)の工程(イ)において、一般式(X[I
Dで表わされるクロトニJアミド誘導体の代わりに一般
人ミド誘導体を用いても同様に製造できる。このように
して製造される化合物としては2−C[:3−(4−(
2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル)−2−メ
チル〕フロビル〕−1,2,3,4,6,7,8,9−
オクタヒドロ−ベンゾ1)−1,6−1−フチリジン等
をあげることができる。
これら上記の(1)〜(■1)の製造法で得られる化合
物は薬理上許容される酸付加塩の形にすることができ1
例えば塩酸、硫酸、燐酸などの無機mまkはマレイン酸
、フマル酸、マロン酸、酒石酸、クエン酸などの有機酸
との酸付加塩とすることができる。なお本発明の5.6
゜7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体
中、分子中に少なくとも1つの不剤炭素を有するものの
場合例えば化合物Nll、12゜28.29,31,3
2,33等は理論上2個の光学異性体が存在するが1本
発明はそのような場合、ラセミ体および光学異性体の何
れをも包含するものである。光学活性体はラセミ体から
公知の方法により、例えば光学活性酸との塩を生成させ
た後、生成した二つのジアステレオマー塩を分離し、そ
れぞれのジアステレオマー塩から光学異性体を単離する
ことにより得ることができる。
前記一般式(1)で表わされる5、 6.7.8−テト
ラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体の抗めまい作用
および筋弛緩作用を評価するために本発明者らが採用し
た薬理試験法を次に示す。
薬理評価法 (1)抗めまい作用 末梢迷路障害に基づくめまいは眼振を伴って惹起するこ
とが一般的に知られている。そこで本発明者らは成猫を
用い、亜急性に迷路破壊性自発眼振を惹起させ、それを
病態実験モデルとした。さらに全身に対する急性毒性の
指標としてマウスを用い50%致死量を算出した。
〔方法〕
エーテル麻酔下、成猫(2,0〜4.0 kg )の片
側迷路を破壊した後、を髄=tC2で切断し1人工呼吸
を行いながら麻酔の回復後に発生する自発眼振の頻度を
指標として薬物の作用をみた。薬物は生理食塩水に溶か
し、大腿静脈内に投与した。投与前の一定時間内の眼振
頻度囚に対する投与後の最大抑制時の眼振頻度(Blの
抑制率穎分キ全回復までの時間を計測して薬効の持続時
間とした。対照薬としてはベータヒスチンとジフエニド
ールを用いた。急性毒性としてはCRJ −ICR系の
雄性マウスを用いて腹腔内投与時の50%致死量(LD
so)を求めた。以上の結果を表1に一括して示した。
表     1 (2)  筋弛緩作用 (2−1))ラクションテスト ICR系雄性マウス1に1群6匹として用い水平になっ
た径2朋の針金に前肢で把持、懸垂させ後肢をひき上げ
る反応(トラクション)についてCourvo is 
ierの変法(8,Courvoisier。
R,Ducrot 、 and 1.J、 Julou
、”PsychoLropic drugs、 ”S、
Garattini and V、 Qhetti 、
 E(1、、Elsevier Publis−hin
gCo、、Amsterdam、 1957.p37:
3〜391筋弛緩作用を検討した。採点は以下の基準に
従った。
0:綱渡りをする 1: 10〜30秒の間に後肢を引−ヒげる2: 30
秒以上懸垂する 3: 10〜30秒以内に落下 4: 3〜10秒以内に落下 5: 0〜3秒以内に落下 6:全く懸垂ができない 薬物を生理食塩水に溶かし、皮下投与して60分後の平
均スコアを示す。対照群とじて生理食塩水f O,1c
c/ I OP皮下投与し、またトルペリゾン全対照に
用いた。急性毒性としては(JLJ−ICR,系雄性マ
ウスを用いて腹腔内投与時の50%致死量(LD5o)
ヲ求めた。以上の結果を表2に示した。
表   2 (2−2)・ラットの貧血性除脳固綿に対する作用福田
らの方法(IL Fukuda、 T、 Ito、 3
゜Hashimoto、 and Y、 Kudo、 
Japan、 J、 Pharmacol、。
■、810(1974))を用い、貧血性除脳固綿に対
する本発明化合物の固縮緩解作用を検討した。同標本は
特にα−運動系の元通により四肢(特に前肢)に固綿を
生じ、臨床における痙縮等の筋緊張の異常先進に対する
すぐれた病態モデルとされている。同標本に対する緩解
作用により脳幹およびを髄レベルに作用して中枢性筋弛
緩作用により脳幹およびを髄レベルに作用して中枢性筋
弛緩作用を示すものと考えられる。
〔方法〕
Wislar系雄性ラット(350〜500fi’)’
に用い、福田らの方法に従ってエーテル麻酔下に気管力
ニー−レ挿入後、両側総頚動脈を結紮し、基底動脈を双
極性凝固器(瑞穂医科工業。
MICRO−IC)で焼灼して血流を止め、固綿標本を
作成する固綿の記録は以下のように行った。
ラッl−を固定台に背位に固定し、両面にストレインゲ
ージを装着したセルロイド板の一端に前肢をつかまらせ
た。前肢の固綿によりセルロイド板を押し上げる力に対
応して生じた抵抗の変投与前のテンションを100%と
して、固綿の抑制率を百分率 で表わした。また完全回復までの時間を計測して薬効の
持続時間とした。対照薬としてはトルペリゾンを用いた
。急性毒性としてはCRJ−I(Jt系雌雄性マウス用
いて腹腔内投与時の50%致死量を求めた。以上の結果
を表3に示した。
表     3 上述したように本発明化合物の薬理学的な評価した結果
表1から明らかなように本発明化合物は優れた眼振頻度
の抑制率を示し、かつその効力は長時間持続し、優れた
抗めまい薬としての用途が期待される。また表2.3か
ら対照薬として用いた中枢性筋弛緩剤のトルペリゾンよ
りもトラクション試験、貧血性除脳固縮緩解作用におい
て強い効力を示しており、優れた中枢性筋弛緩剤として
十分期待される。
一般式〔Dで示される化合物は経口、注射、直腸および
経皮などの方法で投与され、成人の治療に用(ハられる
場合の投与量は、投与経路、投与回数、抗めまい薬とし
ての用法、および中枢性筋弛緩剤としての用法によって
異なるが、1日1ff!g〜500mgの範囲、例えば
5〜1100rrIが好ましい。
本発明の化合物は通常の抗めまい剤および中枢性筋弛緩
剤と同様に任意の剤型でヒトに投与することができる。
例えば内服投与する場合錠剤、カプセル剤、顆粒剤、お
よびシロップ剤等のいずれの剤形でもよく、この際用い
ろ賦形剤は乳糖、ショ糖、マンニトール、でんぷん類、
アミノ酸類があげられる。また錠剤の場合滑沢剤として
ステアリン酸マグネシウムおよびタルク、崩壊剤として
CMCカルシウム、アビセル。
さらに結合剤としてはポリビニルビロリトンオよびヒド
ロキシプロピルセルロース等があげられる。
出発原料である一般式囲で表わされる5、 6.7゜8
−テトラヒドロ−1,6−カッチリジン誘導体としては
5.6,7.8−テトラヒドロ−2−メチル−1,6−
ナフチリジン、5.6,7.8−テトラヒドロ−2−エ
チル−1,6−ナフチリジン、5,6,7゜8−テトラ
ヒドロ−2−プロピル−1,6−ナフチリジン、5,6
,7.8−テトラヒドロ−2−ブチル−1,6−ナフチ
リジン、5.6.7.8−テトラヒドロ−3−メチル−
1,6−ナフチリジン、5,6゜7.8−テトラヒドロ
−3−エチル−1,6−ナフチリジン、5.6.7.8
−テトラヒドロ−3−プロピル−1,6−ナフチリジン
、5.6.7.8−テトラヒドロ−3−ブチル−1,6
−ナフチリジン、5゜6、7.8−テトラヒドロ−2,
3−トリメチレン−1,6−ナフチリジン、1.2.3
.4.6..7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ郵)−
R6−ナフチリジン、5゜6、7.8−テトラヒドロ−
2,3−ペンタメチレン6−ナフチリジンを除いて新規
化合物である。
上記一般式(2)で表わされる化合物は反応式(glに
示す如く製造される。
(XV)’  −−、’      (XVI)(2) (式中R1が低級アルキル基の場合、R2,R4および
R5はそれぞれ水素原子を示し+ R6は低級アルキル
基を示す。R2が低級アルキル基の場合、R1−R4お
よびR6はそれぞれ水素原子を示し、 Rsは低級アル
キル基金示す。R+ +’ C2が結合した02〜C5
のアルキレン基の場合、R4は水素原子を示シーR5,
R6は結合したC2〜C5のアルキレン基を示す。) 即ち、一般式(XV)で表わされる化合物】、0当fi
fN−ベンジル−γ−ピペリトン0.5〜1.5当量と
を混じ、無溶媒条件下で1.0〜30.0%量ノ酢酸ア
ンモニウム、ピペリジン酢酸塩等ノ12または無水塩化
アルミニウムー四塩化チタン等のルイス酸を触媒として
加え、油浴上130〜160CでIO〜48時間反応さ
せる。反応混合物から目的物を単離するには1反応終了
後まず反応混合物に6N−塩酸全水冷下加えpH0,5
〜1.0に調整し、トルエン、ベンゼン等の非親水性有
機溶媒で数回抽出操作により洗浄する。
その後、水層に水冷下水酸化す) IJウム等のアルカ
リ性水溶液全加えpH5,0〜7.0に調整し。
ベンゼン、トルエン等の非親水性有機溶媒で抽出を行い
、乾燥した後減圧下に溶媒全留去する。
得られた油状残渣は減圧蒸留により精製するかあるいは
通常のアルミナカラムクロマトグラフィーまたはシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製全行ない粗結
晶として一般式(XVDで表ワサれる6−ベンジル−!
5.6.7. s−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジ
ン誘導体が潟られる。
ここで得られる粗結晶はエーテル、イソプロピルエーテ
ル等の適当な有機溶媒で再結晶することにより20〜7
0%の収率で製造きれる。
上記一般式α■で表わされる化合物としては例工ば4−
アミノ−3−ブテン−2−オン、1−アミノ−1−ペン
テン−3−オン、1−アミノ−1−ヘキセン−3−オン
、1−アミノ−1−へブタン−3−オン、3−アミノ−
2−メチルアクロレイン、3−アミノ−2−エチルアク
ロレイン、3−アミノ−2−−プロピルアクロレイン、
3−アミノ−2−ブチルアクロレイン−2−アミノメチ
レンシクロペンタノン、2−アミノメチレンシクロヘキ
サノン、2−アミノメチレンシクロヘプタノンなどがあ
げられる。
次に工程(ロ)について説明すると、工程(イ)で碍ら
れた一般式(XVI)で表わされる化合物を1〜10%
パラジウムの吸着した炭素触媒存在下。
酢酸、プロピオン酸、希塩酸、メタノール等の溶媒中室
温〜70C70C加水素化分解することにより定量的に
一般式刊で表わ濱れる5、 6.7゜8−テトラヒドロ
−1,6−ナフチリジン誘導体を製造することができる
以下実施例により本発明の代表的化合物を具体的に説明
する。
実施例1゜ 6−(2−(4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラ
ジニル〕エチル) −5,6,7,8−テトラヒドロ−
3−メチル−1,6−ナフチリジン(化合物隔6)の製
造 5、6.7.8−テトラヒドロ−3−メチル−1,6−
ナフチリジン1.48 ji’ (10mmol)をエ
タノール3Qmlに溶解し、これに1−(2−クロロエ
チル)−4−’(2−10ロフエニル)ヒヘラジン・2
塩酸塩3.99 Si’ (12mrnol)およびト
リメチルアミン4、7 ml (34mmol ) f
加え、油浴上3 時間加熱還流する。反応終了後反応液
を減圧下に濃縮し、74られた残渣に30%水酸化ナト
リウム水溶液全加えアルカリ性とした後トルエンで抽出
する。トルエン抽出液は無水炭酸カリウムで乾燥し、減
圧下に溶媒を留去する。得られた油状残渣をアルミナカ
ラムクロマトグラフィー(エーテルで溶出)で精製する
。淡黄色油状物が得られ、放置すると結晶化する。ここ
で侮られる粗結晶をイソプロピルエ−テル J(収率41.0%)を得る。
m.p. 6 4 〜6 7 ’C NMR   δ ( C D CI 3’)  二 2
.2 7  ( 3H,  s  : CH3)2、4
 1〜3.3 7 ( 1 5)(、 m, C71 
C8  HandNCH2CH2N,: 。H” 0H
”ンNCH2 CH2 3、67(2H,s;Cs  H) 6、7 3〜7.4 8 ( 5H, m ; C4−
Hand phenyl)8、23 ( IH, d,
 J”〜1.5Hz ;C2  H)Mass(m/e
)(rel. inLensiLy)二3 7 2 (
 M” Z, 5.9 C370(M”、16.0)、
230(22.2)、211(34.6)、 209 
(100 )、 1 75 (1 3.4 )。
1、61(62.1) このもののフマル酸塩は例えば次のようにしてイ1られ
る。フマル酸0.9 5’l f ( 8.2mmol
) f 1 ] Omeのアセトンに熱時溶解でせ、上
記で得られた目的化合物1.5 2 5’ ( 4.1
 mmol)(i7 1 0 mlのアセトン溶解させ
た溶液を攪拌下加える。室温で1時間攪拌した後析出結
晶物’kF取し,エタノールで再結晶することにより無
色粉末状晶のフマル酸塩1.81(収率750%)が得
られる。フマル酸塩(C21H27CI N<・2C4
H404) m. I)、 2 1 8 〜2 2 1
 C ( dec)以下同様に次の化合物も合成される
化合物Ill&11.  6−C(2−ジエチルアミノ
−1−メチル)エチル〕− 5. 6, 7. 8−テ
トラヒドロ−2−メチル−1,6−ナフチリジン b.p.1 34 〜I 37C(0.6mmHg)淡
黄色油状物Mass(m/e) (rel. inte
nsity) : 2 6 1 (M 、 1.5 )
 +1 75 (4 2.2)、160(2.7)、1
00(100)。
86(4.5) DL−酒石酸塩( CI6 N27 N3・2 C4 
I−16 06 )化合Thr&2.  6−(3−ジ
エチルアミノプロビル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−2−メチル−1,6−カッチリジン b、p、  134〜138 C(0,7mm)(g)
淡黄色油状物Mass(m/e)(rel、 1nte
nsity) : 261 (M 、  16.0 )
+188(27,6)、187(23,0)、173(
33,4)。
161(32,4)、147(14,0)、103(2
5,6)。
98(29,9)、86(100) フマル酸塩(C16H2□N3・2 C4H404)m
、p、 105.5〜106.5 C化合物t’Ik1
3. 5,6,7.8−テトラヒドロ−2−メ。チチル
ー6−(2−(4−(2−’)リル)−1−ビペラジニ
ル〕エチル”l−1,6−ナフチリジンm、p、120
.5〜121.5 C無色プリズム晶Mass(m/e
)(rel、1ntensity): 350 (M 
、 14.2 C230(7,1)、218(6,7)
、201(8,2)。
18’9(Zoo)、175(,18,9)、161(
47,8)フマル酸塩(C22H30Na ・2 C4
H40: )m、p、212〜213tZ’(dec)
化合物隘’4. 6−(2−(4−(2−エトキシフェ
ニル)−1−ピペラジニル〕エチル) −5,6゜7.
8−テトラヒドロ−2−メチル−1,6−ナフチリジン m、p、805〜81.5C無色プリズム晶Mass(
m/e) (rel、 1ntensity) :  
381 (M 、  18.4 ) +218(too
)、204(21,8)、190(23,7)。
163 (22,4)、161 (20)フマル酸塩(
C’23 H32N40・2 C4H404)m、p、
216〜217C(dec) 化合物N115. 5,6,7.8−テトラヒドロ−3
−メチル−6−C2−(1−ピペリジニル)エチルツー
1.6−ナフチリジン b、p、 155〜159°(0,4rrm Hg )
淡黄色油状物Mass(m/e)(rel、 1nle
nsityc 259 (M 、 9.I C161(
14,8)、98(100)。
77/l/酸塩(C16H2□N3 ・2 C<T14
0< )  m、p、 213〜214°(dec) 化合物産7. 6−42−(4−(2−エトキシフェニ
ル)−1−ピペラジニル〕エチル:l −5,6゜7.
8−テトラヒドロ−3−メチル−1,6−ナフチリジン 淡黄色油状物 Mass(m/e) (rel、 1ntensity
) : 380 (M 、 11.0 ) +220(
23,6)、219(100)、217(13,0)。
206(17,7)、205(17,0)、189(1
4,4)。
163(11,9)、161(14,2)、146(1
4,3)フマル酸塩(C23H32N4 ” 2 C4
H404) m、p、200〜20IC(dec) 実施例2゜ 2−(2−(4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペ
ラジニル〕エチル) −1,2,3,4,6,7,s、
 9−オクタヒドロ−ベンゾ(6)−1,6−ナフチリ
ジン(化合物r1に127)の製造 1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベン
ゾ■〕−1,6−す7(−IJ シン1.2 P (6
,4mmol) kエタノール15mgに溶解し、1−
(2−クロロエチル)−4−(2−エトキシフェニル)
ヒペラジンe2塩酸塩2.27 (6,4mmol)お
よびトリエチルアミ72 S’ (19,8mmol)
を加え、油浴上3時間加熱還流する。反応終了後反応液
を減圧下に濃縮し、得られた残渣に30%水酸化す) 
IJウム水溶液を加え、アルカリ性とした後トルエンで
抽出する。
トルエン抽出液は無水炭酸カリウムで乾燥し、ノ減圧下
に溶媒を留去する。淡黄色油状物として】、9?(収率
70.6%)を得る。
NMRδ(CDCl5) ” 1.46 (3H,t、
 J=7.0Hz ;OCH2囮3) 1.67〜2.1 5  (4H,m、   C?  
−ト1  and  Cs    H)2.50〜3.
30 (20H,m;C3,C4,C6,C9−H3,
66(2H,s ; C1−1−f )4.10 (2
H,q、 Oす2CI■3)6.70〜7.30 (4
H,m、 phenyl )7.29 (IH,S ;
CIO−ItClo−It)/e)(rel、 1nt
ensity): 420 (M 、 11.8 )+
219(100,0)、206(15,6)、201(
33,6)、189(12,2) このもののフマル酸塩は例えば次のようにして得られる
。フマル酸1.04 f (9,0mmol)を120
mgのアセトンに熱時溶解させ、上記で碍られた有機塩
基1.90 ? (4,5mmol )を10m1のア
セトンに溶解させた溶液を攪拌下加える。室温で1時間
攪拌した後析出結晶物をF取しエタノールで再結晶する
ことにより無色粉末状晶のフマル酸塩2.40%(収率
81.9%)が得られる。
フマル酸塩(C26H36N40 ・2 C4H404
)m、p、 185〜87C 以下同様に次の化合物も合成される。
化合物rI&18. 6−[:2−[4−(2−xトキ
シフェニル)−1−ピペラジニル〕エチル] 5.6.
7゜8−テトラヒドロ−2,3−)ジメチレン−1,6
−ナフチリジン m、p、 105.0〜107.52:l’  無色プ
リズム晶Mass(m/e)(rel、 1ntens
ityc 362 (M 、 10.9 L256(1
6,8)、187(100)、175(63,0)フ’
? )Lt酸塩(C23H3ON4 ・2 C4H40
4)m、p、204.0〜206.0C(deC) 化合物rkg、  6−(2−(4−(2−エトキシフ
ェニル)−1−ピペラジニル〕エチル:] −5,6゜
7.8−テトラヒドロ−2,3−7)リメチレン−1゜
6−ナフチリジン Mass(m/e)(rel、1ntensify):
  406 (M、  O,CI L2]9(100,
0)、217(10,0)、206(9,3)。
189(9,8)、187(40,3)フマル酸塩(C
25H34N40 ・2 C4H404) m−p、 
198.0〜200.0C(dec ) 化合物i’1&llo、  2  (3−ジメチルアミ
ノプロピル) −1,2,3,4,6,7,8,9−オ
クタヒドロ−ベンゾΦ)−1,6−ナフチリジン b、p、 158.0〜164.OC(0,1〜0.2
mmF4)淡黄色油状物 Mass(m/e)(rel、1ntensity):
  273 (M 、 27.OL228 (29,2
)、 227 (31,4)、 213 (28,6)
201(29,2)、200(26,5)、187(1
00,0)。
85(65,4) 77 ル酸塩(C17H27N3 ” 2 C4H40
4) m−p、 203.0〜2060C(dec ) 化合物Nh] 1 2−(2−ジエチルアミノエチル)
−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベ
ンゾ山〕−1,6−ナフチリジン b、p、 161.0〜164、Ot:’ (0,55
mmHg )淡黄色油状物 Mass(rrv/e)(rel、1ntensity
):287 (M”、 8.1 )。
201(61,7)、86(100,0)フマル酸塩(
Cs8II2*N3−2 C4H404) m、p、1
58.5〜160.0C(dec) 化合物11!112. 2−((2−ジエチルアミノ−
1−メチル)エチル) −1,2,3,4,6,7,8
,9−オクタヒドロ−ベンゾ■) −1,6−ナフチリ
ジンb、p、 163.0〜! 6゜7.OC(0,4
5mmHg )淡黄色油状物 十 Mass(m/e)Grel、1ntensityc 
 301 (M 、  2.4 )+215(38,1
)、100(100,0)DL−酒石酸塩(C□9 H
at Na 112 C4H606)化合物rlh14
. 1,2,3,4,6,7,8.9−オクタヒドロ−
2−(2−ジイソプロピルアミノエチル)−ベンゾ山)
−1,6−ナフチリジン b、p、 175.0〜182.01:l’ (0,4
mml−1g)淡黄色油状物 Mass(m/e)(rel、1nLensityc 
 315 (M 、 30.5 )+201 (52,
4)、  113 (100,0)DL−酒石酸塩(C
2゜H33N3・2 C4[160g )化合物ff1
18. 1,2.3,4,6,7,8..9−オクタヒ
ドロ−2−(2−(4−フェニル−1−ピペラジニル)
エチルツーベンゾ[b) −]、 ]6−ナフチリジン
m、p 125.0−127.OC無色プリズム晶Ma
ss(m/e)(rel、1ntensity) : 
 376 (M 、 31.4 )+270(25,7
)、201 (100,0)、175(60,0) フマル酸塩(C24H32N4 ・2 C4H4o4 
) m、p、208.0〜210.0C(dec) 化合物隘19. 1.2,3.4,6,7,8.9−オ
クタヒドロ−2−(3−(4−フェニル−1−ピペラジ
ニル)プロピル〕−ベンゾΦ)−1,6−ナフチリジン m、p、83.0〜83.5 C無色針状晶Mass(
m/e) (rel、1ntensity) :  3
90 (M 、  100 L284(19,4)、2
59(18,8)、258(97,1)。
256 (20,0)、  227 (24,1)、 
 213 (27,1)+201 (91,2)、20
0(38,2)、187(59,1)。
175(34,4)、173(25,9)、161 (
27,4)。
132(20,8) 77pv酸塩(C25l−434N4 ” 2 C4H
404) m、p−212,0〜213.0C(dec
) 化合物%24. 1,2,3,4,6,7,8.9−オ
クタヒドロ−2−(2−[4−(2−メトキシフェニル
)−1−ピペラジニル]エチル〕−ベンゾCb)−1゜
6−ナフチリジン 淡黄色油状物 Mass(+n/e)(rel、1ntensiLy)
: 406 (M 、 17.5 )。
205(100,0)、201(37,5)、191(
16,3’) フマル酸塩(C25H34N40 ・2 C4H404
) m、p、206.0〜207.OC(dec ) 化合物隘25. 1,2,3,4,6,7,8.9−オ
クタヒドロ−2−(2−(4−(4−メトキシフェニル
)−1−ピペラジニル〕エチル〕−ベンゾ(b)−1゜
6−ナフチリジン m−1)、 127.0〜128.5C無色プリズム品
Mass(m/e) (tel、1ntensiLy)
 :  406 (M+、 19.1 ) +1.20
5(84,0)、203(34,6)、201(100
,0)、  185(36,5)フマル酸塩(C25H
34N40 ・2 C411404) m、p、 I 
I 9.0〜201.5 ?Z’ (dec ) 化合物r&26. 1,2,3,4,6,7,8.9−
オクタヒドロ−2−C3−(4−(2−メトキシフェニ
ル)−1−ピペラジニル〕フロビル〕−ベンゾO)) 
−1,6−ナフチリジン 淡黄色油状物 Mass(m/e) (rel、1ntensity)
 : 420 (M 、 89.2 ) +257(1
00,0)、201(62,3)、191(47,3)
、187(34,2) フマル酸塩(C26H36N40 ・2 CdI404
) m、p−201,0〜202.OC(dec ) 化合物ff130. 2−[3−(4−(2−エトキシ
フェニル)−1−ピペラジニル〕クロビル〕−1、2,
3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ(1)
) −1,6−ナフチリジン 淡黄色油状物 Mass(m/e) (rel、1ntensity)
 : 434 (M 、 69.3 ) +258(1
00,0)、244(22,7)、233(29,6)
、  219 (28,3)、  205 (32,0
)。
′201 (70,5)、187 (35,0)フ?A
/酸塩(C27H3[lN40 ” 2 C4H404
) m、p、192.0〜193.5 C(dec ) 化合物1’&34. 1,2,3,4,6,7,8.9
−オクタヒドロ−2−(2−[: 4− (2−ピリジ
ル)−1−ピペラジニル〕エチル〕−ベンゾ■)−1,
6−1−フチリジン m、p−115〜117’C無色プリズム晶Mass(
m/e)(rel、1ntensity):  377
 CM 、 36.9 C20l(96,6)、176
(100,0)フマル酸塩(C23H31N5 ・2C
4H404) m、p、205.0〜208、OC(d
ec ) 実施例3゜ 2−C2−(4−(4−クロロフェニル)−1−ピペラ
ジニル〕エチル〕−1,2,3,4,6,7,s、 9
−オクタヒドロ−ベンゾ(6)−1,6−ナフチリジン
(化合物N25)の製造 1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベン
ゾ山〕−1,6−ナフチリジン1.9 f (] Om
mol)および1−(2−クロロエチル)−4−(4−
クロロエチル9 me (64,8mmol)を加え、
3時間加熱還流する。反応終了後反応液を減圧下に濃縮
し、得られた残渣に30%水酸化す) IJウム水溶液
を加えアルカリ性にした後、トルエンで抽出する。トル
エン抽出液を無水炭酸カリウムで乾燥した後、減圧下に
溶媒を留去する。碍られた油状残渣をエタノールから再
結晶する。無色針状晶2.77(収率−J−1) 2.40〜3.30 (20H,m ; C3,C41
C6,C9−H3,60(2H,s ; C+  H)
6.60〜7.30 (5H,m ; C+o I(a
nd phenyl)Mass(m/e)(rel、1
ntensity):  412 (M +2.1.2
 L410(M、3.2)、270(8,1)、211
(5,6)。
209(15,7)、201 (100,0)このもの
のフマル酸塩は例えば次のようにして得られる。フマル
酸1.21 f (102mmol )  全エタノー
ル30m1に熱時溶解させ、上記で得られた目的化合物
2. I P (5,! mmol)をエタノール50
 ml!に熱時溶解させた溶液を攪拌下加える。室温で
1時間攪拌した後、析出結晶物fcP取し、エタノール
で再結晶することにより無色粉末状品の7マル酸塩2.
6oz(収率77.6%)が潜られる。フマル酸塩(C
24H31CI 〜4・2 C4H404) m、p、
194.0〜195.5r 以下同様に次の化合物も合成される。
化合物1’lln、20. 1,2,3,4,6,7,
8.9−オクタヒドロ−2−(j−[4−(2−トリル
)−1−ピペラジニル]エチル〕−ベンゾ巾)−1,6
−ナフチリジン m、p、120.5〜121.5 C無色プリスム晶M
ass(m/e)(rel−intensity): 
 390 (M 、 I 5.7 L2’30(10,
3)、201(100,0)、189(100,0)、
175(13,6) 77 /l/酸塩(C25H34N4 ” 2 C4f
I404) m、p−221,0〜222、Otl’ 
(dec ) 化合物ff121. 2−(2−C4−(2−クロロフ
ェニル)−1−ピペラジニル〕エチル:] −1,2゜
3、4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ■)−
1,6−ナフチリジン m、p、 85.0〜86.Ot:’無色プリズム晶M
ass(m/e)(rel、1nlensity): 
 412 (M +2.3.3 )+410(M、8.
2)、270(15,3)、211(21,,6)、2
09(61,2)、201(100)化合物N1122
. 2−[:2−[4−(−3−クロロフェニル)−1
−ピペラジニル〕エチル] −1,2゜3.4,6,7
,8.9−オクタヒドロ−ベンゾ山)−1,6−ナフチ
リジン m、p、 ] l 3.0〜l 14.OtZ’無色針
状晶Mass(m/e)(rel、1ntensity
):  4 ] 2 (M +2. 2.2 ) +4
10(M 、6.3)、270(11,6)、211(
4,9)、209(14,8)、201 (100,0
)7−フル酸塩(C24H31CI 〜4 拳2 C4
H404) m、p、218.0〜221.0 tl:
’ (dec )実施例4゜ 2−(2−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)エチル
) −1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ
−ベンゾら〕−1,6−ナフチリジン(化合物猶17)
の製造 (112−(2−ハイドロキシ)エチル−1,2,3,
4゜6、7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾの)’−1
,6−ナフチリジンの製造 1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ペン
ゾロ〕〕−1,6−ナフチリジン5.Of!(26,6
mmol)。
エチレンブロムハイドリン5− OF (39,9mm
ol)およびトリエチルアミン4−OL!−(39,9
mmol)をエタノール50m1に溶解し、3時間加熱
還流する。反応終了後、反応液を減圧下に濃縮する。
炭酸カリウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去する、得
られた油状残渣を減圧蒸留する。淡黄色清秋物6.0P
(収率97.1%)ヲ得る。
b、p、 181.0〜183、OC(0,35mm、
Hg )mat   −+。
IRν   確 、3200(OI■)nax Nu  δ(CDC’3) ’ 1.50〜2.13 
(4H,’m ;C7and Cs  H) 2.42〜3.20 (101−1,m ; Ca、 
C41C6,C9andNCH□Cl−120H) 3.64 (2H,s ; C,−H)3.70 (I
 H,s ; OH,exchangeable)3.
73 (2H,t、 J=5.0 Hz ; N C’
H□Cf(20il )6.98 (I H,s ; 
C1o−H)(212−(2−クロロ)エチル−1,2
,3,4,6,7,8゜9−オクタヒドロ−ベンゾ巾1
−1.6−ナフチリジン・2塩酸塩の製造 前記(1)で合成した2−(2−・・イドロキシ)エチ
ル−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタビトロ−
ベンゾ心〕−1.6−ナフチリ′ジン6、OS’ (2
5,8mmol)を氷冷下のチオニルクロライド9.2
7(77,4mmol)に攪拌しながら徐々に加え、そ
の後室温で2時間攪拌を行う。反応終了後1反応液を減
圧下に濃縮し、得られた残渣を少量のエーテルで洗浄し
、エタノールに溶解させ活性炭で脱色する活性炭を除去
した後そのままエタノールから再結晶する無色プリズム
晶5.8P(収率69.5%)を得る。m、p、 20
8.07−211.OC(dec)NMR,δ(D20
.1.S、 DSS ) : 1.61〜2.26 (
4H。
m +、 c、 and C8H) 2.70〜3.30 (4H,m、 Cr、and C
s −H)3.38〜4.37 (8H+ m、 C3
+ C4* and N C)I2CH2CI) 3.80 (2H,s ;Co  H)8.12 (I
H,s ; Coo  H)(312−(2−’(4−
ベンジル−1−ピペラジニル)エチル:I−1,2,3
,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ(lbl
−1,6−ナフチリジン(化合物N17)の製造 前記(2)で合成した2−(2−クロロ)エチル−1,
2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ■
〕−1,6−ナフチリジン・2塩酸塩2.55F−(7
,7mrnoj)、  1−ベンジルピペラジン1.6
54(9,3mrnol)およびトリエチルアミ/2.
8p(27,9mmo+)をエタノール30m1に加え
、2時間加熱還流する。反応終了後1反応液を減圧下に
濃縮し、得られた残渣に40%水酸化す) IJウム水
溶液を加え、アルカリ性にした後、トルエンで抽出する
。トルエン抽出液を無水炭酸カリウムで乾燥した後、減
圧下に溶媒を留去する。得られた油状残渣を放置すると
結晶化する。得られた粗結晶物を石油エーテルから再結
晶すると無色プリズム晶2.451−(収率80.0%
)を得る。
m、p、 57.C)〜59.Or NMR,δ(CDCI3C1,63〜1.96 (4H
,m ; C7and Cs −11) 2.35〜3.10 (20H,m ; C3#C41
C61C9NCH2CFI2N/CH2Cl]2、N)
\CH2CH2/ 3.50 (2H,S ; Co  HOr CI(□
cJ(5)3.59 (2H,s ; CH2C6H5
or C1H)6.96 (I H,s ; Coo 
 H)7.29 (5H,s ; phenyl)Ma
ss(m/e) (rel、 1ntensity) 
: 390 (M 、 16.0 ) +299(6,
0)、215(17,1)、201(65,6)。
187(100,0) このもののフマル酸塩は例えば次のようにして得られる
。フマル酸1.4 P (12,2mmol )全15
0m1のアセトンに熱時溶解させ、上記で得られた有機
塩基2.4j’ (6,1mmol )を20 mlの
アセトンに溶解させた溶液を攪拌しながら加える。室温
で1時間攪拌した後析出結晶物を炉取し、エタノールか
ら再結晶することにより無色粉末状晶のフマル酸塩2.
9511−(収率765%)を得る。
77/L/酸塩(C25H34N4 ・2 C4H40
4) m、p−229,0〜231.O7:’ 以下同様に次の化合物も製造される。
化合物Na13. 1,2.3,4,6,7,8.9−
オクタヒドロ−2−(2−(1−ピロリジニル)エチル
シーベンゾΦ)−’1.6−ナフチリジン m、p、 71.0〜72.OC無色プリズム晶Mas
s(m/e)(reljntensityc  285
 (M 、 I L、S L201(100)、84(
66,2) フマル酸塩(Cl8H27Na ・2 C4H404)
 m、p、193.0〜196、OC(dec ) 化合物rI&115. 1,2,3,4,6,7,8.
9−4クタヒトロ−2−(2−(1−モルホリニル)エ
チルシーベンゾ■)−1,6−ナフチリジン m、p、 50.0〜53. OC無色プリズム晶Ma
ss(m/e−)(rel、 1ntensity) 
: 301 (M 、 3.7 )。
201(100,0)、100(9,2)フマル酸塩(
C1slL7N30 @ 2 CJL 04) m−p
−203,0〜206.0 C(dec ) 化合物嘔16. 1,2.3,4,6,7,8.9−オ
クタヒドロ−2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)エチルシーベンゾ0)) −1,6−ナフチリジン
m、p、 71.0〜72.0 C無色プリズム晶Ma
ss(m/e)(rel、1ntensityc  3
 ] 4 (M 、 13.0 )+270(4,4)
、2]5(6,6)、201(60)。
113(100) フマル酸塩(C25H34N4 ’ 2 CdL04)
 m、p+ 222.0〜225.0 ’C(dec 
) 実施例5゜ 2−((2−(4(2−エトキシフェニル)−1−ピペ
ラジニルシー1−メチル〕エチル)1,2゜3、4.6
.7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ山)−1,6−ナ
フチリジン(化合物NQ28)の製造fl)1−(2−
クロロプロピオニル)−4−(2−エトキシフェニル)
ピペラジンの製造1−(2−エトキシフェニル)ピペラ
ジン6.2グ(30mmol)およびトリエチルアミン
5.0ml (36mmol ) fりooホルム15
0mJに溶解させ、水冷攪拌上内温を100前後に冷却
し、2−クロロプロピオニルクロライド4.6y′(3
6mmol ) fクロロホルム30m1に溶解した溶
液を徐々に滴下し室温で2時間攪拌する。
反応終了後反応液を減圧下に濃縮し、これに希塩酸を加
え酸性にした後トルエンで洗浄する。
水層を40%水酸化す) IJウム水溶液でアルカリ性
にした後トルエンで抽出する。トルエン抽出液を無水炭
酸カリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。得られ
た結晶性残渣を″石油エーテルから再結晶する。無色プ
リズム品6.21(収率73.6%) m、p、68.
0〜68.5 CIRv KBrcm’  二 164
5(CO)ax NMR,δ(CDCh) ’ 1.45 (3N、  
I 、 0CJI2CHa)1.70 (3H,d ;
 C0C)4 (±)C1)4.07 (2H,dd、
 0CI−1z(J13)4.63 (IH,dd、 
C0CIJ(CH3)CI )(2)  2−(C2−
C4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニルク
ー1−メチル−2−オキソ〕エチル) −1,2,3,
4,6,7,s、 9−オクタヒドロ−ベンゾ(6)−
]、6−カッチリジンの製造前記(1)で合成した1−
(2−クロロプロピオニル)−4−(2−エトキシフェ
ニル)ピペラジン4.2 P (15mmol ) 、
  1,2,3,4,6,7.8,9−オクタヒドロ−
ベンゾら)−1,6−ナフチリジン3..4 P (1
8mmol )およびトリエチルアミン5.1 f (
50mmol) fxp/ −# 80 mlに溶解し
76時間加熱還流する。反応終了後、反応液を減圧下に
濃縮し、得られた残渣を3N−塩酸で酸性にした後、ト
ルエンで洗浄する。この水層に水冷下40%水酸化ナト
リウムを加え、アルカリ性とした後、トルエンで抽出す
る。トルエン抽出液を無水炭酸カリウムで乾燥し、減圧
下に溶媒を留去する淡黄色油状物4.9P(収率730
%)を得る。
KBr   −+ IRv   cm  :1647(Co)aX NMR,δ(CDCl5) : 1.27 (3H,d
、 J=7.0 Hz ;N CH(当)CO) j40 (3H,t、 J=7.0Hz ;0CHzC
■]3)1.60〜2.10 (4H,m;C7and
 C5−H)2.40〜3.30 (12H,m ; 
C3,C4,C6#C,−)1and N CH(CH
3) CO) 4.03 (2H,q、 J=7.0Hz ; 0CH
2CH3)6.50〜7.30 (5H,m、 C,o
−Hand phenyl)(3)  2− (C2−
C4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕
−1−メチル〕エチル〕−1,2,3,4,6,7,8
,9−オクタヒドロ−ベンゾ山〕−1,6−カッチリジ
ン(化合物N128)の製造リチウムアルミニウムハイ
ドライド0.4ff(10,6mmol ) f無水エ
ーテル80Mに懸濁きせ、前記(2)で得られた2 −
I: (2−[:4−(2−エトキシフェニル)−1−
ピペラジニル]−1−メチルー2−オキソ〕エチル) 
−1,2,3,4゜6、7.8.9−オクタヒドロ−ベ
ンゾ巾)−1,6−ナフチリジン48 ff(I 0.
6mmol ) (D無水エーテルC40m1)溶液を
室温攪拌下部下する。滴下終了後、4時間加熱還流する
1反応終了後、室温で反応液に約1 mlの水を加え、
過剰のリチウムアルミニウムハイドリドを分解する。沈
積した無色固体t濾過により除去し、無水炭酸カリウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。得られた油状残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン;エ
タノール−5=1で溶出)で精製した後、得られた粗結
晶物音イングロビルエーテルから再結晶する。無色プリ
ズム晶301(収率64.8%)を得る。m−p−12
2,0〜123、OC NMI(δ(CDCl3) : 1.13 (3H,d
、 J=7.0)Iz ;N CH(CH3) CHz
 ) 1.43 (3H,t、 J−=7.0I−(z ; 
0CHz CH3)1.60〜2.10 (4H,m 
; C7and C++  tl)2.10〜3.50
 (19II、  m ; C3,C4,C6,C9−
H3,77(211,s ; C+  H)4.05 
(21−I、 q、 J=7.0Hz ;OCJちCH
3)6.70〜7.10 (5H,rn ;CIOHp
henyl )Mass(m/e) (rel、  1
ntensity) :  4 3 4  (M +、
  4.0  ) 。
219(4,5)、214(16,8)、215(10
0,0) 実施例4と同様にフマル酸塩が得られる。
フマル酸塩(C27fI3sN40 ・2 C4H40
4) m、p−129,0〜131.0C(dec) 実施例6゜ 2−L:2−(4−(2−エトキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル〕プロピル) −1,2,3,’ 4.6.
7. s。
9−オクタヒドロ−ベンゾ巾)−1,6−ナフチリジン
(化合物熾29)の製造 (]J2−(2−クロロ)プロピオニル−1,2,3,
4゜6、7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾQ):) 
−1,6−ナフチリジンの製造 1.2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベン
ゾ0〕〕−1,6−ナフチリジン3.8 Ft (20
mmol)およびトリエチルアミン2.4ji’(24
mmol)をクロロホルム100m1K@解させ、水冷
下攪拌下内温’!rlOC前後に冷却し、2−クロロ−
プロピオニルクロライド30 P (24mmol)の
クロロホルム溶液(20ml)を徐々に滴下する。滴下
終了後室温で1時間攪拌、を行う。反応終了後反応液全
減圧下に濃縮し、優られた残渣全3N−塩酸で酸性にし
、トルエンで洗浄する。この水層を水冷下30%水酸化
、ナトリウムでアルカリ性にした後、トルエンで抽出す
る。トルエン抽出液全無水炭酸カリウムで乾燥した後減
圧下に溶媒を留去し、得られた粗結晶物をイソプロピル
エーテルから再結晶する。無色針状晶4.21(収率7
5.3%)を得る。m、p−113,0〜115.0c
IRv   cm  :’1644(C=O)Br NMRδ(CDCl5) : 1.60〜2.10 (
4H,m、  C7and C5−H) 1.68 (3H,d ; J=7.0 Hz ; C
H3)2.50〜3.20 (6H*  ” : Ca
 * C61and Cg  H)3.88 (214
,t、 J=7.0I(z ; C3H)4.60 (
IH,q 、  J =6.0 Hz ; N Co 
CH(CHa)CI)4.65 (2H,s ; C,
−H)7.10 (II(、s ;Cto  H)(2
12−(2−[4−(2−エトキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル〕グロビオニル:] −11,2,3゜4、
6.7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ山〕=1,6−
ナフチリジンの製造 前記(1)で製造した2−(2−クロロプロピオニル>
 −1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−
ベンゾ(:b)−1,6−ナフチリジン4.2 y−(
15mmol)1−(2−エトキシフェニル)ピペラジ
ン・1塩酸塩4−4 F (18mmol)およびトリ
エチルアミン3.6 F (36mmol) ′(il
−エタノール80m1に加え76時間加熱還流する。反
応終了後、反応液を  (減圧下に濃縮し、得られた残
渣に3N=塩酸を加え、′酸性にした後、トルエンで洗
浄する。この水層に水冷下30%水酸化ナトリウムを加
えアルカリ性にした後、トルエンで抽出する。トルエン
抽出液を無水炭酸カリウム゛で乾燥した後減圧下に溶媒
を留去する、油状物57g−(収率84.8%)を得る
CI−(CI3 −+ IRν  Crn :1635(Co)aX NMRδ(CDCl5)  ’ 1.27 (31−1
,d、  J=7.0IIz ;N COC)I (洪
)N) 1.50 (3H,t、 J−7,0Hz ;0CIH
zCII3)1.60〜1.90 (4H,m ; C
y and C5−H)2.50〜3.20 (14H
,m t C41C6,C9H。
3.30〜4.30 (5H,m ; C3II、0C
H2CI−13゜and NC0CI((CH3)N 
)4.40〜4.90 (2H,s ; C+  II
 )6.8’5 (41−L s ; phenyl 
)7.1 (IH,s ;Cto  H)3)  2−
 ’(2−[4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペ
ラジニル〕プロピル) −1,2,3,4,6゜7、8
.9−オクタヒドロ−ベンゾ山)−1,6−ナフチリジ
ン(化合物隔29)の製造 リチウムアルミニウムハイドライド0.457(11,
9mmol ) k無水エーテル80m/IC懸?蜀さ
せ、これに前記(2)で合成した2−(2−[:4−(
2−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕グロピオ
ニル) −1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒ
ドロ−ベンシル)−1,6−ナフチリジン5.367(
11,9mmol )の無水エーテル溶液(40me 
)を滴下する。滴下終了後4時間加熱還流する。
反応終了後1反応液に室温で約1 mlの水を加え過剰
のリチウムアルミニウムハイドライドを分解する。沈積
した無色固体をp過により除去し、F液を無水炭酸カリ
ウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去する、得られた油状
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン
:エタノール−5:1)で精製する淡黄色清秋物3.1
0?(59,7%)を得る。
NMRδ(CDCl5) : 1.13 (3H,d、
 J=7.Ol−1z。
N CR(CH3) ) 1.43 (3H,t、 J=7.0)(z ; 0C
H2CH3)1.60〜2.OO(4H,m ; C7
and Cs l−1)2.30〜3.30 (19H
,m ; C31C41C6,C9−J13.62 (
2H,s ; C,−I−1)4.0 5  (21−
1,q、   J=7.011z  ;  0CIIz
C)イ3)6.60〜7.10 (511,m ; C
to −1(and phenyl)Mass(m/e
)(rel、 1ntensity) : 434 (
M 、  1.9%)。
234(17,5%)、233(100,0%)、23
1(65%) 例えばDL−酒石酸塩は、実施例4のフマル酸塩の代わ
りにDL−酒石酸を用いる以外同様にして得られる。
酒石酸塩(C2□H38N40・C4■(606)m、
p、91.0〜94.0tZ’ 実施例7゜ 2−C[: 3−1:4− < 2−エトキシフェニル
)−1−ピペラジニルクー1−メチル〕プロピル〕−1
,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ
(6)−1,6−ナフチリジン(化合物Nn3])の製
造(1)1−(クロトノイル)−4−(2−エトキシフ
ェニル)ピペラジン 2−エトキシフェニルピベラシン6.2130mmol
)およびピリジン3−0ml (37mmol)全クロ
ロホルム150m/!に溶解し、水冷攪拌下にクロトニ
ルクロライド3.8 P (36mmol)全クロロホ
ルム30m1.に溶解させた溶液を内温10t?前後で
滴下する。滴下後、室温でざらに1時間攪拌する。反応
終了後、反応液を減圧下に濃縮し、得られた残渣に3N
−塩酸を加え、酸性にした後トルエンで洗浄する。水層
を水冷下30%カセイソーダでアルカリ性にしトルエン
で抽出する。トルエン抽出液全無水炭酸カリウムで乾燥
した後、減圧下に溶媒を留去する。無色油状物7.91
P(収率95.9%)を得る。
NMRδ(CDCl5C1,45(3H,t、 J=7
.0Hz ;OCH2胆、) 1.87 (3H,dd、 J=1.5Hz、 J=6
.0Hz ;= CH−C!1l) 4.06 (2H,q、  J=7.0tlz ;−0
CHzCH3)6.26 (I H,dd ; J ”
= 1.51(z ; C0−CI=CIICI13)
6.60〜7.13 (I H,m ; Co−Cl1
=C1(−CII3 )6.88 (41−1,s ;
 phenyl)(2)  2− CC3−C4−(2
−エトキシフェニル)−1−ピペラジニル〕−1−メチ
ルー3−オキソ〕プロピル)−1,2,3,4,6,,
7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ(b) −1,6−
ナフチリジンの製造1、2.3.4.6.7.8.9−
オクタヒドロ−ベンゾの〕−1,6−ナフチリジンX3
.4 g−(18mmo+)および前記(11で製造し
た1−(クロトノイル)−4−(2−エトキシフェニル
)ピペラジン4.1p(15mmol)をエタノール1
0m1に溶解した溶液にトリトンB(40%メタノール
溶液)2mlを加え、48時間加熱還流する。反応終了
後減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣に30%水酸化
ナトリウムを加えアルカリ性とした後トルエンで抽出す
る。トルエン抽出液を無水炭酸カリウムで乾燥した後減
圧下に溶媒全留去する。
得られた油状残渣をシリカゲルクロマトグラフイー(ク
ロロホルム−エタノール−10:1で溶出)で精製し淡
褐色ガム状物質5.0fi’(収率71.4%)を碍る
IRνCHCl・cm−’:  1625(C=0)a
x NMRδ(CDCl2) :  1.20 (3H,d
、 J=6.0Hz ;N −CH(CHs ) 1.45 (3H,t、 J=7.0flz ; 0C
H2CH3)1.6 3〜2.1 0  (4H,m 
 ;  C7ald  Cs   H)2.22〜3.
23 (15H,m ; C3,C4,C6,CG’−
1(。
4.07 (2H9q、 J=7.0Hz : 0CH
2CH3)6.89 (4H,s ; phenyl 
)6.99 (I H,s ; C+o H)(3) 
 2−[(3−(4−(2−エトキシフェニル)−1−
ピペラジニル〕−1−メチル〕プロピル〕−1,2,3
,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾら〕−1
,6−ナフチリジン(化合物1’1&1311)製造リ
チウムアルミニウムハイドライド0.38ii(10m
mol)を無水エーテル80m1に懸濁させ、前記(2
)で製造した2−CC3−C4−(2−エトキシフェニ
ル)−1−ビペラシニ/l/ ) −1−メチル−3−
オキノコプロピル:] −1,2,3,4,6゜7、8
.9−オクタヒドロ−ベンゾ中)−1,6−ナフチリジ
ン4.6 fP(10mmol )i無水エーテル20
m1に溶解させた溶液を室温攪拌下栓々に滴下する。滴
下後1時間加熱還流する。反応終了後室温で、反応液に
約1 mlの水を加え、過剰のリチウムアルミニウムハ
イドライドを分解スル。
沈積した無色固体’r濾過により除去し、無水炭酸カリ
ウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去する。
淡黄色清秋物3.85’(収率85.5%)を得る。
NMRδ (CDCl2) 二 1.07  (3H,
d、  J=6.5l−(z  ;NCl1 (CH3
) ) 1.43 (3H,t、 J=7.0 Hz ; 0C
H2CH3)1.6 1〜2.1 0  (6H,m 
 ;  C71C8−HandNCH(CHh ) C
H2CH2N )2.20〜3.35 (19H,m、
 C31C41C61C9It3.65 (2H,s 
;C,H) 4.03(2)I、q;0朗2 CH3)6.87 (
4H,s ; phenyl )6.96 (IH,s
 ;C+o  It)Mass(m/e) (rol、
 int’entity) :  448 (M 、 
82.2 ) +302(31,1)、292(61,
5)、247(55,2)、219(100,0)、2
15(43,5)。
187(65,9)、163(37,0)例えば、DL
−酒石酸塩は、実施例4のフマル酸塩の代わりにDL−
酒石酸を用いる以外同様にして得られる。
DL−酒石酸塩(C28H40N40 ・2 C4H6
06)実施例8゜ 2−C3−(4−(2−エトキシフェニル)−1−ピペ
ラジニルコブチル) −1,2,3,4,6,7,s、
 9−オクタヒドロ−ベンゾΦ)−1,6−ナフチリジ
ン(化合物N33)の製造 (1)2−クロトニル−1,2,3,4,6,7,8,
9−オクタヒドロ−ベンゾ(b)−1,6−ナフチリジ
ンの製造1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒド
ロ−ベンゾ(6)−1,6−ナフチリジン3−8 ?(
20mmo+ )およびピリジン2ml (25mmo
l )  fクロロホルム100m6に溶解し、水冷攪
拌下にクロトニルクロライド2.5 F/−(24mm
ol)をクロロホルム20m1に溶解させた溶液を内温
10C前後で滴下する。滴下後、室温でさらに1時間攪
拌する反応終了後、減圧下に溶媒を留去し、得られた残
渣に3N−塩酸を加え酸性にした後トルエンで洗浄する
。水層を水冷下30%水酸化ナトリウムでアルカリ性に
しトルエンで抽出する。トルエン抽出液は無水炭酸カリ
ウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去する。得られた結
晶残渣をイソプロピルエーテルから再結晶する、無色プ
リズム晶s、oy(収率97.6%)を得る。m、p。
82.0〜850C NMRδ(CDCl2) :  1.50〜2.12 
(4H,m ; C7and  Cs   H) 1.92 (3H,dd、 J==1.0)’Iz、 
J=6.0)Iz ;C0CH=CHCH5) 2.4 :3〜3.13 (6H,m ; C41C6
,and C9−II)3.87 (2H,t、 J=
6.0Hz ; C3H)4.7 0  (2H,s 
 ;C□−H)6.32 (II−(、dd、 J=1
.0F(z、 J=15.0)(z ;C0CH=CH
CH5) 6.62〜7.19 (I H,m ; COCH=C
HCH3)7.10 (IH,s 、cl。−H)(2
)  2− [3−(4−(2−エトキシフェニル)−
1−ピペラジニルコブチリル] −1,2,3,4,6
゜7、8.9−オクタヒドロ−ベンゾ■1)−1,6−
ナフチリジンの製造 前記(1)で得られた2−クロトニル−1,2,3,4
゜6、7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ(b]−1,
6−ナフチリジン3.8554(15mmol)および
2−エトキシフェニルピペラジン17 S’ (18m
mol)iエタノール10m1に溶解した溶液にトリト
ンB(40%メタノール溶液>2m1f加え24時間加
熱還流する。反応終了後、反応液を減圧下に濃縮し、得
られた残渣に30%水酸化すI−IJウムを加えアルカ
リ性とした後、トルエンで抽出する。トルエン抽出液を
無水炭酸カリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒全留去す
る。得られた油状残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム−アセトン−1:1およびクロロ
ホルム−メタノール−10:1で溶出)で精製を繰り返
し淡褐色粘稠性物質4.15’(収率58.7%)を得
る。
Cr(C13−1゜ 1B、  ν  m 、1628(CO)ax NMRδ(CDCl2): 1.17 (3H,d、 
J−’6.0)(z ;N CfK優3)) 1.45 (3H,J ”7.0Hz ; 0CII2
CHs)1.63〜2.10 (4H,m ; C7a
nd C3H)2.23〜3.59 (17H,m ;
 C41C61C? Hand3.59〜4.27 (
2H,m ; C3H)4.07 (2H,q、 J−
=7.0)(z ; 0CH2CH3)4.68 (2
H,s ; C+ 1−()6.88 (4H,s ;
 phenyl )7.10 (IH,s ;C+o 
H)(3)  2− (3−C4−(2−エトキシフェ
ニル)−1−ピペラジニルコブチル] −1,2,3,
4,6,7゜8.9−オクタヒドロ−ベンゾ■)−1,
6−ナフチリジン(化合物隘33)の製造 リチウムアルミニウムハイドライドO,,30P(8m
mol )を無水エーテル80m1I/C懸濁させ。
前記(2)で製造した2−C3−44−(2−エトキシ
フェニル>−1−ピペラジニル〕フチリル〕−1,2,
3,4,6,7,8,9−オクタヒドロ−ベンゾ巾〕−
1,6−ナフチリジン3.70 ft (8mmo+ 
) ′f:無水エーテル20m1に溶解させた溶液を室
温攪拌下滴下する。滴下後さらに室温で1時間攪拌する
。反応終了後1反応液に約1 mlの水を加え過剰のリ
チウムアルミニウムハイドライドを分解する。しばらく
攪拌した後沈積した無色固体を耐過により除去する。ろ
液を無水炭酸カリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留
去する。淡黄色油状物3.2P(収率89.5%)を得
る。
NMRδ(CDC13) :  1.05 (3H,d
、 J=5.5Hz ;N CH(CH3) ) 1.43 (3H,t、 J=7.0Hz ; 0CH
2CH3)1.60−2.10 (6H+ m ; C
71C8−HandN CH2qLCT I (CHa
 ) N )2.2 3〜3.3 3  (19H,m
  ;  C31C4+ C61C91’1and  
NCl42 CH2C,す」(CH3)Nて諧CH2;
N >2CII2 3.56 (21−1,s ; C,−H)4.02 
(2It、  q ; OCH2CH3)6.88 (
41−1,s ; phenyl )6.95 (I 
If、  S ; C+o  H)Mass(m/e)
(rel、1nLenity): 448 (M 、 
39.4 C298(25,3)、272(86,1)
、235(26,3)、233(25,5)、205(
32,8)。
201 (100,0)、200 (56,9)例えば
、DL−酒石酸塩は、実施例4のフマル酸塩の代わりに
DL−酒石酸を用いる以外同様にして得られる。
DL−酒石酸塩(C28H4oN40・2C4I(60
6)実施例8の(1)におけるクロトニルクロライドの
代わりにメタクリルクロライドを用いる以外同様に行う
ことで以下の化合物knる。
化合物1’に32. 2−((3−1:4−(2−エト
キシフェニル)−1−ピペラジニル〕−2−メチル〕プ
ロピル〕−1,2,3,4,6,7,s、 9−オクタ
ヒトローベンゾ[り:]−1.6−ナフチリジンの製造
淡黄色油状物 I)L−酒石酸塩(C28H4゜N40・2 C4H6
06)Mass(m/e) (rel、 1ntens
ity) : 448 (M 、 72.3 ) 。
298(26,9)、272(100,0)、247(
26,2)、219(36,9)、205(20,5)
201(60,9) 実施例9゜ 1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベン
ゾ0)〕−I16−ナフチリジンの製造 (1)2−ベンジル−1,2,3,4,6,7,、8,
9−オクタヒドロ−ベンゾIp)−1,6−ナフチリジ
ンの製造2−アミノメチレンシクロへキサノン6、Or
(48,0mmol )および1−ベンジル−4−ピペ
リド:y 10.9 f!(57,6mmof)の混合
物に触媒として無水の酢酸アンモニウム60.0■を加
え。
油浴上140°で24時間反応させる。反応終了後5反
応液に6N−塩酸を加え、約pH0,5に調整し、クロ
ロホルムで洗浄する。水冷下水層に40%水酸化ナトリ
ウムを加え約plI2.0に調整した後トルエンででら
に数回洗浄を行う。さらにpH6,0〜7.0まで40
%水酸化ナトリウムで調整した後、トルエンで数回抽出
操作を行う、このトルエン抽出液を無水炭酸カリウムで
乾燥した後、減圧下に溶媒を留去する。得られた油状残
渣を減圧蒸留Cbp 150.0−157.0°(0,
4mml(g) 〕により精製する。淡黄色清秋物を放
置すると結晶化する。この粗結晶物をイソプロピルエー
テルから再結晶する。無色プリズム晶5.55’(収率
41.0 % ) を得る。m、p、 113.0〜1
14.0Cを得る。
NMRδ(CDCl2): 1.46〜2.06 (4
II、 m ; C7゜and Cs I() 2.46〜3.1.1 (8H,m ;C31C41C
6and Cs l−1)3.53 (2II、 s 
; Cr −Hor CH2C6H5)3.69 (2
H,S ;CH2Cgtls Or Cr )−1)6
.92 (2H,s ;Cro Fl)7.09〜7.
46 (5H,m ; I)henyl )Mass(
m/e)(rel、1ntensity): 278 
(M 、 70.8)+277(100,0)、187
(66,7)、158(27,9)、101(4L7) (2+  1.2,3,4,6,7,8.9−オクタヒ
ドロ−ベンゾ■〕−1,6−ナフチリジンの製造 前記(1)の方法で得られた6−ベンジル−1,2゜3
、4.6.7.8.9−オクタヒドロ−ベンゾ回−1,
6−ナフチリジ710.2 F(36,7mmol)を
酢酸100 mlに溶解し、10 % P4−C2,O
P加え、油浴上50〜60°で加水素化分解する。反応
終了後、濾過し、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣に
40%水酸化ナトリウムを加え、アルカリ性にした後、
トルエンで抽出する、トルエン抽出液を無水炭酸カリウ
ムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去する。得られた結晶
残渣をイソフ。
ロピルエーテルから再結晶する。無色プリズム晶6.6
P(収率95,7%)を得る。m、p、 99.0〜1
00.OC NMRδ(CDCl2) : 1.50〜2.26 (
4H,m ; Ct。
C,−H) 2.05 (I II、 s ; C2−H,exch
angeable)2.54〜3.50 (8H,m 
; C3,C41C6,C911)3.9 4  (2
H,s  ;  Ct   II)6.98 (I I
4.  s ; Cro  H)Mass(m/e)(
rel、 1ntensity) : 188 (M 
、 100 C159(43,8) 実施例10゜ 2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−
ナフチリジンの製造 (1)6−ベンジル−2−メチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−1,6−ナフチリジンの製造実施例9川の
2−アミノメチレンシクロヘキサノンの代わりに4−ア
ミノ−2−ブテンを用い同様の処方、反応および後処理
により6−ベンジル−2−メチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−1,6−ナフチリジンを侮る。
無色プリズム晶 m、p−79,0〜80.OCNMR
,δ(CDC13) :  2.50 (3T−1,s
 ; CH3)2.60〜3.20 (m、 4 It
、 C7and Ca tl)3.55 (2H,s 
; Cs”Hor C)IzC6Hs )3.6 ’9
 (2H,s ; CI−h’C6115or Cs 
H)6.85 (1)−(、d、  J=8.0I−1
z ;C:l  H)7.11 (I H,d、  J
=8.0Hz ; C4H)Mass(m/e) (r
el、 1ntensity) : 238 (M 、
 74.4 ) +237(1000)、161(23
2)、147(22,0)、119(18,0)、91
(36,0)(2)2−メチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−1,6−ナフチリジンの製造 実施例9(2)と同様に行い掛られる。
無色プリズム晶 m、p、48.0〜49.OUNMR
δ(CDCl2):  1.95 (IH,S ;C6
I七exchangeable9 2.53 (3H,s ; CH3) 2.66〜3.35 (4H,m ; C7and C
g H)3.98 (2H,s ; Ca H)6.9
2 (IH,d、 J=8.0Hz ; C3H)7.
23 (I H,d、  J=8.0IIz ; C4
H)Mass(m/e) (rel、 1ntensi
ty) : 148 (M 、 100.0 )+14
7(73,0)、119(36,5)実施例11゜ 5、6.7.8−テトラヒドロ−2,3−トリメチレン
−1,6−ナフチリジンの製造 (1)6−ベンジル−5,6,7,8−テトラヒドロ−
2゜3−トリメチレン−1,6−ナフチリジンの製造実
施例9 (1)の2−アミノメチレンシクロヘキサノン
の代わりに2−アミンメチレンシクロペンタノンを用い
同様の処方1反応および後処理により6−ベンジル−2
,3−トリメチレン−1゜6−ナフチリジンを得る。
無色プリズムm、p、115.0〜117.0tZ’N
MRδ(CDCl2) :  2.06 (2H,q、
 J =7.OI■zニーCH□囮2CH2−) 2.62〜3.19 (811,m ; −C112C
I■2CI−1z  、Cyand Cs rl) 3.5 9  (211,s  ;  Cs −J−I
  or  CJ−hC6Hs)3.69 (2H,s
 ; CH2Ca1ls or Cs )l)7.04
 (I H,s ; C4II)7.34 (5H,s
 ; phenyl )Mass(m/e)(rel、
 1ntensity) : 264 (M 、 62
.2 ) +263(74,3)、187(17,1)
、173(100,0)、145(36,5)、91(
40,5)(2)  2.3−トリメチレンーs、 6
.7. s−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジンの製
造 実施例9(2)と同様に行〜・得られる。
無色プリズム晶 m、p、 93.0〜94.OCNM
Rδ (CDC13)  :    1.8 2  (
LH,s  ;Cs   [1゜exchangeab
 l e ) 2.15 、(2H,q、 J””7.0IIz : 
−ctt2¥2crt2  )2.70〜3.40 (
8H,m ; −CH2Ca1ls−12−9C7an
d Cs  H) 3.96 (2H,s ; Cs H)7.13 (I
H,S ;C4H) Mass(m/e)(rel、 1ntensity)
 :  174 (M 、 100.0 ) +173
(77,8)、159(11,9)、145(75,9
) 特許出願人 日本化薬株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 〔式中R+ 、 R2は水素原子、低級アルキル基であ
    るが、少くなくとも一方は低級アルキル基、またはR1
    とR2が結合した02〜C5のアルキレン基、AはC2
    〜C4の直鎖または分岐鎖状のアルキレン基、Yはジ低
    級アルキルアミノ基。 1−ピロリジニル基、1−ピペリジニル基、■−モルホ
    リニル基、4−低級アルキルー1−ピペラジニル基、4
    −ベンジル−1−ピペラジニル基、4−ビリジルー1−
    ビペラジニビペラジニル基(式中R3は水素原子、ハロ
    ゲン原子−低級アルキル基、または低級アルコキシ基を
    示す)を示す〕で表わされる5、 6.7゜8−テトラ
    ヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体またはその非毒性
  2. (2)一般式 (式中R1,R2は水素原子、低級アルキル基であるが
    、少なくとも一方は低級アルキル基またはR3とR2が
    結合した02〜C5のアルキレン基を示す)で表わされ
    る5、 6,7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリ
    ジン誘導体と一般式〔式中Xはハロゲン原子、AはC2
    〜C4の直鎖または分岐鎖状のアルキレン基、Yはジ低
    級アルキルアミノ基、1−ピロリジニル基。 1−ピペリジニル基、1−モルホlJ=ル基、4−低級
    アルキルー1−ピペラジニル基、4−ベンジル−1−ピ
    ペラジニル基、4−ビリジルー1−ピペラジニル基また
    は式 (式中R3は水素原子、ノ・ロゲン原子、低級アルキル
    基または低級アルコキシ基を示す)を示す〕 で表わされる化合物あるいはそのノ・ロゲン化水素酸塩
    を縮合させることを特徴とする一般式 (式中R□、 R2、AおよびYは前記と同じ)で表わ
    される5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−ナフ
    チリジン誘導体またはその非毒性塩の製造法
  3. (3)一般式 (式中R1,R2は水素原子、低級アルキル基であるが
    、少なくとも一方は低級アルキル基またはR,とR2が
    結合したC2〜C5のアルキレン基、AはC2〜C4の
    直鎖または分岐鎖状のアルキレン基、およびXはハロゲ
    ン原子を示す)で表わされる5、 6.7.8−テトラ
    ヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体またはそのハロゲ
    ン化水素酸塩と一般式 〔式中Yはジ低級アルキルアミノ基、1−ピロリジニル
    基、1−ピペリジニル基、1−モルホリニル基、4−低
    級アルキル−l−ピペラジニル基、4−ベンジル−1−
    ピペラジニル基、4−ビリジルー1−ピペラジニル基ニ
    ル基(式中R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基を示す)を示す〕 で表わされる2級アミン誘導体またはそのハロゲン化水
    素酸塩を縮合させることを特徴とする一般式 (式中R1、R2、AおよびYは前記と同じ)で表わさ
    れる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6−カッチ
    リジン誘導体またはその非毒性塩の製造法。
  4. (4)一般式 〔式中R1は水素原子、低級アルキル基、 R2は水素
    原子またはRsとR2が結合したC2〜C5のアルキレ
    ン基を示す〕 で表わされる5、 6.7.8−テトラヒドロ−1,6
    −カッチリジン誘導体。
JP56154863A 1980-10-29 1981-10-01 5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン誘導体およびその製造法 Pending JPS5857379A (ja)

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DE19813143016 DE3143016A1 (de) 1980-10-29 1981-10-29 5,6,7,8-tetrahydro-1,6-naphthyridinderivate und verfahren zu ihrer herstellung
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