JPS5856381A - マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法 - Google Patents
マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法Info
- Publication number
- JPS5856381A JPS5856381A JP15458181A JP15458181A JPS5856381A JP S5856381 A JPS5856381 A JP S5856381A JP 15458181 A JP15458181 A JP 15458181A JP 15458181 A JP15458181 A JP 15458181A JP S5856381 A JPS5856381 A JP S5856381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sputtering
- film
- tantalum
- sputtering device
- magnetron sputtering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマグネトロン・スノ(ツタリング装置によるT
a1N腹生成方法に関する。
a1N腹生成方法に関する。
六方厳密11造を有するTamN腺を利用した一路素子
、例えは薄展混成集棟回路に形成されたタンタル薄膜抵
抗素子は一般に舘1図に示す如く、アルミナ基板又はア
ルミナ基板表面にガラス質を薄くコーティングして表面
平滑性の高いグレーズドアルミナ基板1を使用し、基板
lの上面にTa、N農をスパッタしたのち骸Ta、N膜
を選択的に残置させたTa、N抵抗層2を形成し、その
対向両端部に例えばニクロム(NI Cr)を下地層3
として金(Au)を極層4t−積層形成し、さらに所望
の抵抗値を得るためのトリ電ングとして抵抗層2の抵抗
値をモニタしながら陽極酸化、或いは熱酸化手段でタン
タル酸化物の絶縁層5が形成されている。
、例えは薄展混成集棟回路に形成されたタンタル薄膜抵
抗素子は一般に舘1図に示す如く、アルミナ基板又はア
ルミナ基板表面にガラス質を薄くコーティングして表面
平滑性の高いグレーズドアルミナ基板1を使用し、基板
lの上面にTa、N農をスパッタしたのち骸Ta、N膜
を選択的に残置させたTa、N抵抗層2を形成し、その
対向両端部に例えばニクロム(NI Cr)を下地層3
として金(Au)を極層4t−積層形成し、さらに所望
の抵抗値を得るためのトリ電ングとして抵抗層2の抵抗
値をモニタしながら陽極酸化、或いは熱酸化手段でタン
タル酸化物の絶縁層5が形成されている。
このようなタンタル薄膜抵抗素子のTa1N展生成に際
してメンタルの融点が非常に高いため、通常はスパッタ
リング又は電子ビーム蒸着によシ膜生成し、スパッタリ
ング装置にはDC二極スパッタ方式或いはRF (Ra
dio Frequency ) スパッタ方式のもの
が用いられている。即ち、アルゴンガス雰囲気中でタン
タルをスパッタする場合、純タンタル薄膜(B−Ta)
の抵抗率はタンタルバルクの約15倍とな9その抵抗温
度係数は±2009pm/℃となる不安定要因を除くた
め、アルゴンガス中に活性ガスを混入した反応スパッタ
が試みられ、!il素ガスによって顕著な効果が見出さ
れた0そして、アルゴンガスに添加する窒素ガスを次第
に増量したとき、最初はテトラゴナル(T@trago
naJ )構造のB−Tar;を体心立方構造(b、
c、 e )のα−Taとなシ、次いで体心立方構造の
格子間に窒素が溶は込んで抵抗が増加し六方最密構造(
hCp)のTm、Nを生じ、終りに面心立方構造(fe
e)の−Nが形成される。そのうち、Ta、Nが軒時変
化特性及び製造上の再現性の点で最も優れておシ、広く
用いられてき九。
してメンタルの融点が非常に高いため、通常はスパッタ
リング又は電子ビーム蒸着によシ膜生成し、スパッタリ
ング装置にはDC二極スパッタ方式或いはRF (Ra
dio Frequency ) スパッタ方式のもの
が用いられている。即ち、アルゴンガス雰囲気中でタン
タルをスパッタする場合、純タンタル薄膜(B−Ta)
の抵抗率はタンタルバルクの約15倍とな9その抵抗温
度係数は±2009pm/℃となる不安定要因を除くた
め、アルゴンガス中に活性ガスを混入した反応スパッタ
が試みられ、!il素ガスによって顕著な効果が見出さ
れた0そして、アルゴンガスに添加する窒素ガスを次第
に増量したとき、最初はテトラゴナル(T@trago
naJ )構造のB−Tar;を体心立方構造(b、
c、 e )のα−Taとなシ、次いで体心立方構造の
格子間に窒素が溶は込んで抵抗が増加し六方最密構造(
hCp)のTm、Nを生じ、終りに面心立方構造(fe
e)の−Nが形成される。そのうち、Ta、Nが軒時変
化特性及び製造上の再現性の点で最も優れておシ、広く
用いられてき九。
ただし、前記装置i′f:用いた従来方法でTa會N*
を生成するには、装置槽内に導入される混合ガスの窒素
ガス分圧が比較的低く、例えばDC二極スパッタリング
装置にあっては窒素ガス分圧が2〜5−程度である〇一
方、高純度のT a * N 31 を生成するに蝶、
装置槽内を一旦I X 10 ’Torr より良い
真空度にし大王でプレスパツタを行ない、清浄なカソー
ド面をだす必要が631、DC二極スパッタリング装置
及び電子ビーム蒸着鋲置OTa、N膜生成速度は毎分数
百オングストローム(A)程度である。
を生成するには、装置槽内に導入される混合ガスの窒素
ガス分圧が比較的低く、例えばDC二極スパッタリング
装置にあっては窒素ガス分圧が2〜5−程度である〇一
方、高純度のT a * N 31 を生成するに蝶、
装置槽内を一旦I X 10 ’Torr より良い
真空度にし大王でプレスパツタを行ない、清浄なカソー
ド面をだす必要が631、DC二極スパッタリング装置
及び電子ビーム蒸着鋲置OTa、N膜生成速度は毎分数
百オングストローム(A)程度である。
他方、DC二極スパッタリング装置やRFスパッタリン
グ装置等よシスバッタ速度が約1桁速いことで知られて
いる装置としてマグネトロンニスバッタリング装置があ
る。即ち、直交電磁界を利用しローレンツの式に従って
運動するプラズマをターゲット(カソード)近傍の局所
的空間に閉じ込め、ターゲット上をサイクロイド運動す
る電子がガス分子と衝突する結果密度の高いプラズマが
発生し、電子がスパッタ基板に衝突して生じるダメージ
を無くするとともに高いスパッタ速度が得られるスパッ
タリング装置である。そして、このような装置はN、含
有率が少ないα−Tall膜の形成に極めて有効である
。
グ装置等よシスバッタ速度が約1桁速いことで知られて
いる装置としてマグネトロンニスバッタリング装置があ
る。即ち、直交電磁界を利用しローレンツの式に従って
運動するプラズマをターゲット(カソード)近傍の局所
的空間に閉じ込め、ターゲット上をサイクロイド運動す
る電子がガス分子と衝突する結果密度の高いプラズマが
発生し、電子がスパッタ基板に衝突して生じるダメージ
を無くするとともに高いスパッタ速度が得られるスパッ
タリング装置である。そして、このような装置はN、含
有率が少ないα−Tall膜の形成に極めて有効である
。
しかしながら従来、マグネトロン・スパッタリング装置
によりタンタルをスパッタした際、混合ガス中のiil
素ガス分圧を変えることにより、抵抗率及び抵抗温度係
数の異なるタンタル薄農或い扛窒化タンタル薄展を生成
できるが、六方最密構造のT幻Nは検知されていなかう
た0 本発明の目的はマグネトロン・スノ(ツタリング装置を
用いて、再現性及び特性の優れたTa腎膜を生成するこ
とであシ、カソードにタンタルを設はアルゴンガスと窒
素ガスの混合ガスを満したマグネトロン・スパッタリン
グ装置の槽内で、摂氏270度以上に強制的に加熱した
絶縁基板にスノセツタしてタンタルの輩化物を生成させ
ることを特徴としたマグネトロン・スパッタリング装置
1jKよるTamN&生成方法を提供して達成される。
によりタンタルをスパッタした際、混合ガス中のiil
素ガス分圧を変えることにより、抵抗率及び抵抗温度係
数の異なるタンタル薄農或い扛窒化タンタル薄展を生成
できるが、六方最密構造のT幻Nは検知されていなかう
た0 本発明の目的はマグネトロン・スノ(ツタリング装置を
用いて、再現性及び特性の優れたTa腎膜を生成するこ
とであシ、カソードにタンタルを設はアルゴンガスと窒
素ガスの混合ガスを満したマグネトロン・スパッタリン
グ装置の槽内で、摂氏270度以上に強制的に加熱した
絶縁基板にスノセツタしてタンタルの輩化物を生成させ
ることを特徴としたマグネトロン・スパッタリング装置
1jKよるTamN&生成方法を提供して達成される。
以下、本発明の実施例につき図面を参照しながら詳述す
る。
る。
第2図はマグネトロン・スパッタリング装置を使用し、
アルゴンガスと窒素ガスとの混合ガス中の窒素ガス分圧
を変えてメンタルをスパッタしたとき、得られたタンタ
ル薄膜の抵抗率pと抵抗温度係数TCRt−グロットし
九測定例である。ただし、混合ガスの総圧力は3.g
x 10 Torrでタンタル膜の厚さは約250O
Aとし、図の横軸は混合ガス中の窒素ガス分圧P1−の
縦軸は右備を抵抗率ρ(μΩ・cIL)とし左側が抵抗
温度係数TCR(p−p0m/”C)である。また、図
中の実線は従来方法にて形成したタンタル膜のTCR値
とρ値、破線は本発明方法にて形成したタンタル膜のT
CR値であり、本発明方法膜のρ値は従来方法膜のρ値
に一致して図示されない。
アルゴンガスと窒素ガスとの混合ガス中の窒素ガス分圧
を変えてメンタルをスパッタしたとき、得られたタンタ
ル薄膜の抵抗率pと抵抗温度係数TCRt−グロットし
九測定例である。ただし、混合ガスの総圧力は3.g
x 10 Torrでタンタル膜の厚さは約250O
Aとし、図の横軸は混合ガス中の窒素ガス分圧P1−の
縦軸は右備を抵抗率ρ(μΩ・cIL)とし左側が抵抗
温度係数TCR(p−p0m/”C)である。また、図
中の実線は従来方法にて形成したタンタル膜のTCR値
とρ値、破線は本発明方法にて形成したタンタル膜のT
CR値であり、本発明方法膜のρ値は従来方法膜のρ値
に一致して図示されない。
即ち、第2図において本発明方法膜のTCR値は、従来
方法膜のTCR値より若干プラス値に移動し、その数値
的偏差はあまり大きくない。しかし、かかる2極のタン
タル膜の結晶構造をxi回折により見ると、窒素ガス分
圧Pが比較的小さい0〜数チ領域ではTCR値及びρ値
のピークにそれぞれ対応してβ−Ta又はα−Ta(Z
)ti6晶を示す回折図が得られる。しかし、分圧Pが
α−Ta領域よシ大きくなる領域において、従来方法膜
に拡六方最密構造のTa1Nを示す明瞭な回折図が得ら
れない反面、本発明方法膜のそれには通常のDC2極ス
パッタリング装置で形成したものと同様な六方最密構造
Ta1Nを示すN形が観察することができる。
方法膜のTCR値より若干プラス値に移動し、その数値
的偏差はあまり大きくない。しかし、かかる2極のタン
タル膜の結晶構造をxi回折により見ると、窒素ガス分
圧Pが比較的小さい0〜数チ領域ではTCR値及びρ値
のピークにそれぞれ対応してβ−Ta又はα−Ta(Z
)ti6晶を示す回折図が得られる。しかし、分圧Pが
α−Ta領域よシ大きくなる領域において、従来方法膜
に拡六方最密構造のTa1Nを示す明瞭な回折図が得ら
れない反面、本発明方法膜のそれには通常のDC2極ス
パッタリング装置で形成したものと同様な六方最密構造
Ta1Nを示すN形が観察することができる。
第3図は本発明1*施すしためのヒータを槽内に設は九
マグネトロン轡スパッタリング装置の概略構成を示す断
面図であシ、これは槽11の中に電極部12と、図示し
ない手段で保持されたスパッタ基板13及びヒータ14
を収容して構成され、かつ、槽11にはスパッタ雰囲気
を形成するアルゴンガスArと窒素ガスN、を導入する
ためのバブル15〜17を備えた尋入管18と図示しな
い排気管とが設けである。電極部12#′1NIi!を
中心部にし九複数個の永久磁石19と、タンタルにてな
るカソード(ターゲット)20と、カソード20を囲う
ように配設されたカソードシールド21及び7ノード2
2等にて#S成され、カソード20は壷数本の取付ねじ
23にてバッキングプレート24に結合され、バッキン
グプレー)24ti複数本の取付ねじ25にて各永久磁
石19の磁極面に結合されている。
マグネトロン轡スパッタリング装置の概略構成を示す断
面図であシ、これは槽11の中に電極部12と、図示し
ない手段で保持されたスパッタ基板13及びヒータ14
を収容して構成され、かつ、槽11にはスパッタ雰囲気
を形成するアルゴンガスArと窒素ガスN、を導入する
ためのバブル15〜17を備えた尋入管18と図示しな
い排気管とが設けである。電極部12#′1NIi!を
中心部にし九複数個の永久磁石19と、タンタルにてな
るカソード(ターゲット)20と、カソード20を囲う
ように配設されたカソードシールド21及び7ノード2
2等にて#S成され、カソード20は壷数本の取付ねじ
23にてバッキングプレート24に結合され、バッキン
グプレー)24ti複数本の取付ねじ25にて各永久磁
石19の磁極面に結合されている。
このような装置によシスバッタ基板130表面(図示下
面)にTa1N展を被着生成するには、まず空気を排除
した槽11の中に3.8X10 Torr程度の圧力
でアルゴンガスと≦48ガスの混合ガス、例えばアルゴ
ンガス2!1(80饅で窒素ガスが20−の混合ガスを
導入する。次いで、ヒータ14に所定電流を流して基板
13の温度を図示しない熱電対又は輻射熱によシ検出し
ながら摂氏270度以上に加熱したのち、カソード20
にマイナス数百ボルト、アノード22にプラス数十ボル
トの直流電圧を印加すると、永久磁石19にょる′磁界
とカソード20の表面に垂直な磁界とによって作られる
直交を磁空間に高密度プラズマが発生し、骸磁界に巻き
ついて荷電粒子がサイクロイド運動をしながら激しくカ
ソード2oを衝撃しタンタル原子を叩き出す。
面)にTa1N展を被着生成するには、まず空気を排除
した槽11の中に3.8X10 Torr程度の圧力
でアルゴンガスと≦48ガスの混合ガス、例えばアルゴ
ンガス2!1(80饅で窒素ガスが20−の混合ガスを
導入する。次いで、ヒータ14に所定電流を流して基板
13の温度を図示しない熱電対又は輻射熱によシ検出し
ながら摂氏270度以上に加熱したのち、カソード20
にマイナス数百ボルト、アノード22にプラス数十ボル
トの直流電圧を印加すると、永久磁石19にょる′磁界
とカソード20の表面に垂直な磁界とによって作られる
直交を磁空間に高密度プラズマが発生し、骸磁界に巻き
ついて荷電粒子がサイクロイド運動をしながら激しくカ
ソード2oを衝撃しタンタル原子を叩き出す。
その結果、カソード2oに対向する基板13の赤面には
タンタル膜がスパッタ生成されるが、前述した如く基板
13′fr:加熱し混合ガスの窒素ガス分圧が約20%
であるとき、前記タンタル膜は大力最密構造のTa1N
族となって生成される。
タンタル膜がスパッタ生成されるが、前述した如く基板
13′fr:加熱し混合ガスの窒素ガス分圧が約20%
であるとき、前記タンタル膜は大力最密構造のTa1N
族となって生成される。
第4図はマグネトロン・スパッタリング装置により生成
されたタンタル膜のTa*N?検出するX線回折スペク
ト比例であシ、((転)はスパッタ基板の温度がスパッ
タ時の自然温度(約摂氏80度)、(b)はスパッタ基
板を摂氏150度に加熱してスパッタしたもの、(C)
はスパッタ基板t−摂氏250度に加熱してスパッタし
九もの、(d)Fiスバクメ基板を摂氏270度に加熱
したものである。なお、スパッタ条件は出力3KWのプ
レーナ形!グネトロンΦスパッタリング装置を使用し、
スパッタ時装置槽内の混合ガス圧力が3.8 x 10
Torrでその窒素ガス分圧は20−であシ、(a
)〜(e)のタンタル膜生成厚さは2500 Aとし、
(d)のタンタル膜生成厚さは5000 Aである。
されたタンタル膜のTa*N?検出するX線回折スペク
ト比例であシ、((転)はスパッタ基板の温度がスパッ
タ時の自然温度(約摂氏80度)、(b)はスパッタ基
板を摂氏150度に加熱してスパッタしたもの、(C)
はスパッタ基板t−摂氏250度に加熱してスパッタし
九もの、(d)Fiスバクメ基板を摂氏270度に加熱
したものである。なお、スパッタ条件は出力3KWのプ
レーナ形!グネトロンΦスパッタリング装置を使用し、
スパッタ時装置槽内の混合ガス圧力が3.8 x 10
Torrでその窒素ガス分圧は20−であシ、(a
)〜(e)のタンタル膜生成厚さは2500 Aとし、
(d)のタンタル膜生成厚さは5000 Aである。
微細なスペクトル成分を省略して簡易化し、横押
軸を回デ角度2#で示す第5図において、(d)図にt
iTamN (101)面のスペクトル成分を示す2#
=371g度の位置と、Ta1N (002)面のスペ
クトル成分を示す21=35.4tの位置と、Ta1N
(100)面のスペクトル成分會示す2a=33.4度
の位置とに、それぞれ顕著なピークが記録されTa、N
の存在が明らかである。それに対し、伽)及び(e1図
では2#=37.8度、35.4度、33.4度の各回
折角度に渡りて1つの低くてなだらかなピークが記録さ
れ、(a)図には2θ=35.7mが最大値となる低く
てなだらかな1つのピークが記録され、Ta、Nの生成
が不明確となってい石。
iTamN (101)面のスペクトル成分を示す2#
=371g度の位置と、Ta1N (002)面のスペ
クトル成分を示す21=35.4tの位置と、Ta1N
(100)面のスペクトル成分會示す2a=33.4度
の位置とに、それぞれ顕著なピークが記録されTa、N
の存在が明らかである。それに対し、伽)及び(e1図
では2#=37.8度、35.4度、33.4度の各回
折角度に渡りて1つの低くてなだらかなピークが記録さ
れ、(a)図には2θ=35.7mが最大値となる低く
てなだらかな1つのピークが記録され、Ta、Nの生成
が不明確となってい石。
なお、第4図(&)に示すスペクトル特性を有するとζ
ろの非晶質窒化タンタル膜と、第4図(d)に示すスペ
クトル特性を有すゐTa1N膜との各抵抗率は近似した
値になるが、後者の抵抗は前者の抵抗に比べて経時変化
が少なく、かつ、後者の方が基板等との密着性に優れて
いることを確認している。
ろの非晶質窒化タンタル膜と、第4図(d)に示すスペ
クトル特性を有すゐTa1N膜との各抵抗率は近似した
値になるが、後者の抵抗は前者の抵抗に比べて経時変化
が少なく、かつ、後者の方が基板等との密着性に優れて
いることを確認している。
以上説明した如く、本発明はスパッタ速度の早い1グネ
トロン・スパッタリング装flli1−用いたTaIN
膜生成を実現させたことにより、Ta1N膜を含んで構
成される回路素子及び回路の生産性が高められたのみな
らず、Ta、N膜スパッタ雰囲気の窒素ガス分圧はスパ
ッタ速度に比例して従来よシ高い良めその条件設定が緩
和され、がっ、不純物ガスの影畳が弱められたξとによ
QTa雪N@特性が均一化された効果を有する。
トロン・スパッタリング装flli1−用いたTaIN
膜生成を実現させたことにより、Ta1N膜を含んで構
成される回路素子及び回路の生産性が高められたのみな
らず、Ta、N膜スパッタ雰囲気の窒素ガス分圧はスパ
ッタ速度に比例して従来よシ高い良めその条件設定が緩
和され、がっ、不純物ガスの影畳が弱められたξとによ
QTa雪N@特性が均一化された効果を有する。
なお、本発明はマグネトロン・スパッタ97グ装置の構
成など図示例に限定されるものでなく、「特許請求の範
曲」内において適宜実施し得るものである。
成など図示例に限定されるものでなく、「特許請求の範
曲」内において適宜実施し得るものである。
第1図は基板上に形成された薄膜タンタル抵抗素子の側
断面図、第2図はマグネトロン・スパッタリング装置の
槽内窒素ガス分圧の変化によるタンタル薄膜の抵抗率変
化及び抵抗温度係数変化を示す特性図、第3図は本発明
1−実施するためのヒータを槽内に設けたマグネトロン
・スパッタ97グ装置を概略構成で示す側断面図、第4
1ii!IFiマグネトロンeスパツタリング装置を用
いスパッタ基板温度の変化によるX紐回折スペクトル特
性図である。 なお、図中において1はアルミナ基板もしくはグレーズ
ドアルミナ基板、2qTaIN抵抗層、11はスパッタ
槽、13社スパッタ基板、14はヒータ、′20はタン
タルにてなるカソードを示す。 代理人 −2士 松 胸 宏−門Vコ晃j図 夷2図 %3図 ) 5 第4囚 くα) 回折角度(2θ)
断面図、第2図はマグネトロン・スパッタリング装置の
槽内窒素ガス分圧の変化によるタンタル薄膜の抵抗率変
化及び抵抗温度係数変化を示す特性図、第3図は本発明
1−実施するためのヒータを槽内に設けたマグネトロン
・スパッタ97グ装置を概略構成で示す側断面図、第4
1ii!IFiマグネトロンeスパツタリング装置を用
いスパッタ基板温度の変化によるX紐回折スペクトル特
性図である。 なお、図中において1はアルミナ基板もしくはグレーズ
ドアルミナ基板、2qTaIN抵抗層、11はスパッタ
槽、13社スパッタ基板、14はヒータ、′20はタン
タルにてなるカソードを示す。 代理人 −2士 松 胸 宏−門Vコ晃j図 夷2図 %3図 ) 5 第4囚 くα) 回折角度(2θ)
Claims (1)
- セラミックス等にてなる絶縁基板上にTa1N農を被着
生成せしめるに際して、直交電磁界を利用しカソードに
はタンタルを設けてなるマグネトロン・スパッタリング
装置1liLを用い、アルゴンガスと窒素ガスとの混合
ガスが満され友前記装置の槽内で、摂氏270度以上に
加熱した絶縁基也にスノくツタして結晶榊造がhapな
るタンタルの窒化物を生成させることを特徴としたマグ
ネトロン・スノ(、ツタリング装置によるTatN展生
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15458181A JPS5856381A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15458181A JPS5856381A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856381A true JPS5856381A (ja) | 1983-04-04 |
JPS6337504B2 JPS6337504B2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=15587334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15458181A Granted JPS5856381A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856381A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60208346A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 透明、耐熱、難燃、耐衝撃性樹脂組成物 |
JPS6280656A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | フオトマスクブランクおよびフオトマスク |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP15458181A patent/JPS5856381A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60208346A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 透明、耐熱、難燃、耐衝撃性樹脂組成物 |
JPS6280656A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | フオトマスクブランクおよびフオトマスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337504B2 (ja) | 1988-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4364099A (en) | Tantalum thin film capacitor | |
JP3096699B2 (ja) | アルミニウム合金配線層およびその製法、ならびにアルミニウム合金スパッタリングターゲット | |
US3161946A (en) | permalloy | |
JP4859104B2 (ja) | 単斜晶型二酸化バナジウム薄膜製造装置、単斜晶型二酸化バナジウム薄膜製造方法、スイッチング素子製造方法、およびスイッチング素子 | |
JPS5856381A (ja) | マグネトロン・スパツタリング装置によるTa↓2N膜生成方法 | |
US3463715A (en) | Method of cathodically sputtering a layer of silicon having a reduced resistivity | |
JPS5856361A (ja) | マグネトロン・スパツタリング装置によるα−Ta膜生方法 | |
TWI718479B (zh) | 反強磁性膜之形成方法及磁氣記憶元件之製造方法 | |
JP3288301B2 (ja) | 薄膜抵抗体及びその製造方法並びに当該薄膜抵抗体を内蔵した配線基板 | |
JPH07110912A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
JP3727693B2 (ja) | TiN膜製造方法 | |
JPH07335575A (ja) | 薄膜の製造方法 | |
JP3559290B2 (ja) | 金属薄膜及びその製造方法 | |
KR102430700B1 (ko) | 강자성체 필름의 제조방법 및 강자성체 필름의 제조장치 | |
JPH04219912A (ja) | 希土類薄膜磁石の形成方法 | |
JPS6055975B2 (ja) | タンタル薄膜コンデンサおよびその製造方法 | |
JPS61194635A (ja) | 薄膜永久磁石 | |
JPS61227231A (ja) | 磁気記録体の製造方法 | |
JP3780297B2 (ja) | 結晶配向膜製造装置とその成膜方法 | |
JPH05209265A (ja) | スパッタリング装置 | |
JP3780298B2 (ja) | 結晶配向膜製造装置と結晶配向膜製造方法 | |
Katayama | Preparation and some magnetic properties of amorphous rare earth-transition metal films with perpendicular anisotropy for bubble memory | |
JPH09256150A (ja) | マグネトロンスパッタリング装置、及び磁性膜製造方法 | |
JP2000111930A (ja) | Ito透明導電膜付き基板およびその製造方法 | |
JPH06450Y2 (ja) | コイル可動式イオンプレ−テイング装置 |