JPS585607Y2 - キヤスタ - Google Patents
キヤスタInfo
- Publication number
- JPS585607Y2 JPS585607Y2 JP1980181773U JP18177380U JPS585607Y2 JP S585607 Y2 JPS585607 Y2 JP S585607Y2 JP 1980181773 U JP1980181773 U JP 1980181773U JP 18177380 U JP18177380 U JP 18177380U JP S585607 Y2 JPS585607 Y2 JP S585607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- mounting
- mounting board
- shaped
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキャスタに関し、特に運搬台車等の前輪に用
いられる回転自在のキャスタに関するものである。
いられる回転自在のキャスタに関するものである。
従来、運搬台車等の前輪に用いられるキャスタにあって
は取付基板と、該基板に対して水平方向に回転自在に垂
設された一対の車輪支持板とを有し、この一対の車輪支
持板間に車輪が垂直方向で回転自在に取付けられており
、運搬台車等の方向変換時においては取付基板に対して
車輪が取付けられている車輪支持板が回動することによ
って円滑に方向変換がなされるようになっている。
は取付基板と、該基板に対して水平方向に回転自在に垂
設された一対の車輪支持板とを有し、この一対の車輪支
持板間に車輪が垂直方向で回転自在に取付けられており
、運搬台車等の方向変換時においては取付基板に対して
車輪が取付けられている車輪支持板が回動することによ
って円滑に方向変換がなされるようになっている。
しかしながら、前記基板と車輪支持板とは複数の鋼球を
介して連結されているだけなのでたとえば敷居やレール
など床面に突出する段差のある場所を横切る場合に車輪
が上下方向に振動しその振動が直接鋼球を介して基板に
伝達されるために運搬台車自身が上下振動の影響を受け
て台車上の荷物がくずれることか゛多々あるという欠点
を有していた。
介して連結されているだけなのでたとえば敷居やレール
など床面に突出する段差のある場所を横切る場合に車輪
が上下方向に振動しその振動が直接鋼球を介して基板に
伝達されるために運搬台車自身が上下振動の影響を受け
て台車上の荷物がくずれることか゛多々あるという欠点
を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ欠点を排除し
て前記のような作用力が直接運搬台車等に伝達されるの
を阻止して運搬台車等の上部に載置した荷物などの荷く
ずれを防止することのできる回転自在のキャスタを提供
することを目的とする。
て前記のような作用力が直接運搬台車等に伝達されるの
を阻止して運搬台車等の上部に載置した荷物などの荷く
ずれを防止することのできる回転自在のキャスタを提供
することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づいてこの考案を説明すると
、取付基板１の中央部を凹状に窪ませると共に、該凹状
部２を包囲する環状山部３を延出して両部２，３間に下
方を向く環状溝部４を形成する。
、取付基板１の中央部を凹状に窪ませると共に、該凹状
部２を包囲する環状山部３を延出して両部２，３間に下
方を向く環状溝部４を形成する。
前記凹状部２の中心部には孔を穿設すると共に該孔内に
連結杆５の上端を固着し、また連結杆５の下端には円板
状をなす挟持板６を固着する。
連結杆５の上端を固着し、また連結杆５の下端には円板
状をなす挟持板６を固着する。
一方、たとえばＳＫ鋼板のような帯状の弾性板の両端部
を一方が大きな曲率でまた他方が小さな曲率で彎曲させ
て扁平なリング状部８を形成してその画先端部同志を下
側位置で重合し、その重合部の下方に位置する先端部の
両側辺に設けた翼片を下方に垂下延長して対向する車輪
取付部９を形威し、また前記重合部の上方に位置する先
端部の両側辺に設けた舌片を下方に僅か延長して前記一
対の車輪取付部９の上部を嵌合するように嵌合部９′を
構成した車輪支持部材１０はその上側平坦部１１の大き
く彎曲した側に片寄って円形状の開口部１２が設けられ
、この開口部１２を貫通してリング状部８内に前記連結
杆５の下端の挟持板６が配設されている。
を一方が大きな曲率でまた他方が小さな曲率で彎曲させ
て扁平なリング状部８を形成してその画先端部同志を下
側位置で重合し、その重合部の下方に位置する先端部の
両側辺に設けた翼片を下方に垂下延長して対向する車輪
取付部９を形威し、また前記重合部の上方に位置する先
端部の両側辺に設けた舌片を下方に僅か延長して前記一
対の車輪取付部９の上部を嵌合するように嵌合部９′を
構成した車輪支持部材１０はその上側平坦部１１の大き
く彎曲した側に片寄って円形状の開口部１２が設けられ
、この開口部１２を貫通してリング状部８内に前記連結
杆５の下端の挟持板６が配設されている。
そして前記挾持板６の上面と、車輪取付部材１０の開口
部１２の内縁辺との間および開口部１２の外縁辺と前記
環状溝部４との間にそれぞれ複数の鋼球１３，１４を転
勤可能に配置することで取付基板１に対して車輪取付部
材１０を水平方向に回転自在とし、そして垂下している
一対の車輪取付部９の先端部間に硬質ゴム等からなる車
輪１５を軸１６を介して垂直方向に回転自在に設けであ
る。
部１２の内縁辺との間および開口部１２の外縁辺と前記
環状溝部４との間にそれぞれ複数の鋼球１３，１４を転
勤可能に配置することで取付基板１に対して車輪取付部
材１０を水平方向に回転自在とし、そして垂下している
一対の車輪取付部９の先端部間に硬質ゴム等からなる車
輪１５を軸１６を介して垂直方向に回転自在に設けであ
る。
なお、１７は取付基板１を運搬台車等に取付けるための
取付孔である。
取付孔である。
しかして取付孔１７を用いて運搬基台等の前部の下面両
端部にねじ等を用いて取付基板１を取付ける。
端部にねじ等を用いて取付基板１を取付ける。
そしてこのようにして構成された運搬台車等を移動する
場合には、車輪１５が垂直方向に回転自在であるので容
易に移動することができ、また移動方向を変換する場合
であっても車輪取付部材１０が取付基板１に対して水平
方向に回転自在であるので円滑に方向変換が行なえるも
のである。
場合には、車輪１５が垂直方向に回転自在であるので容
易に移動することができ、また移動方向を変換する場合
であっても車輪取付部材１０が取付基板１に対して水平
方向に回転自在であるので円滑に方向変換が行なえるも
のである。
そして運搬台車の移動時に床面上に突出した段部を横切
る際に車輪１５は上下方向の振動を受けるが、この上下
振動作用は弾性を有する扁平リング状部８によって吸収
されるために運搬台車等に大きな衝激が作用することが
なく荷くずれなどの生じる慣れを防止することができる
。
る際に車輪１５は上下方向の振動を受けるが、この上下
振動作用は弾性を有する扁平リング状部８によって吸収
されるために運搬台車等に大きな衝激が作用することが
なく荷くずれなどの生じる慣れを防止することができる
。
特に扁平リング状部８はその前後において異る曲率で彎
曲されており、かつ大きな曲率半径をもつ彎曲部側に取
付基板１を回転自在に取付けているために、扁平リング
状部８は取付基板１側において大きく弾性変形し、これ
と反対の車輪１５の回転軸心側の変曲部は曲率半径が小
さいことにより弾性変形も小さく、従って取付基板１に
加わる荷重の作用点と、車輪１５の軸１６に加わる荷重
作用点との偏心によって生じる偏心力は取付基板１側の
彎曲部において大きく吸収され、その結果扁平ノング状
部８の下面はほぼ均一に上下振巾して車輪に加わる上下
振動を有効に吸収し得る利点を有する。
曲されており、かつ大きな曲率半径をもつ彎曲部側に取
付基板１を回転自在に取付けているために、扁平リング
状部８は取付基板１側において大きく弾性変形し、これ
と反対の車輪１５の回転軸心側の変曲部は曲率半径が小
さいことにより弾性変形も小さく、従って取付基板１に
加わる荷重の作用点と、車輪１５の軸１６に加わる荷重
作用点との偏心によって生じる偏心力は取付基板１側の
彎曲部において大きく吸収され、その結果扁平ノング状
部８の下面はほぼ均一に上下振巾して車輪に加わる上下
振動を有効に吸収し得る利点を有する。
この考案は前記したように構成したことにより、車輪が
床面に突出した段部を横切った際に車輪に加わる上下振
動を有効に吸収し得て運搬台車等の上面の積荷が荷くず
れするのを防止でき、安全な運搬が行なえる利点を有す
る。
床面に突出した段部を横切った際に車輪に加わる上下振
動を有効に吸収し得て運搬台車等の上面の積荷が荷くず
れするのを防止でき、安全な運搬が行なえる利点を有す
る。
図面は実施例を示し、第１図は一部縦断正面図、第２図
は平面図、第３図は第１図のＩ−Ｉ線に沿ってみた図で
ある。 図面において、１は取付基板、５は連結杆、６は嵌合部
、８はリング状部、９は車輪取付部、１０は車輪取付部
材、１３．１４は鋼球、１５は車輪である。
は平面図、第３図は第１図のＩ−Ｉ線に沿ってみた図で
ある。 図面において、１は取付基板、５は連結杆、６は嵌合部
、８はリング状部、９は車輪取付部、１０は車輪取付部
材、１３．１４は鋼球、１５は車輪である。
Claims (1)
- 帯状の弾性板の両端部を下方に彎曲してその先端部同志
を重合することにより形成された扁平なリング状部の両
端彎曲部の曲率を異ならしめると共に、上面部の曲率半
径の大きい彎曲部寄りに取付基板を回転自在に取付け、
かつ前記重合部のうちの下側に位置する先端部の両側部
を互いに平行に垂下して車輪取付部を形成し、該車輪取
付部の先端間に、車輪を回転自在に設けたことを特徴と
するキャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980181773U JPS585607Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | キヤスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980181773U JPS585607Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | キヤスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57108402U JPS57108402U (ja) | 1982-07-05 |
| JPS585607Y2 true JPS585607Y2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=29979551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980181773U Expired JPS585607Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | キヤスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585607Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009154634A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sisiku Addkreis Corp | 緩衝キャスター |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP1980181773U patent/JPS585607Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009154634A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sisiku Addkreis Corp | 緩衝キャスター |
| JP4579285B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2010-11-10 | シシクアドクライス株式会社 | 緩衝キャスター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57108402U (ja) | 1982-07-05 |
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