JP3010066U - 鞄用車輪 - Google Patents

鞄用車輪

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JP3010066U
JP3010066U JP1994013692U JP1369294U JP3010066U JP 3010066 U JP3010066 U JP 3010066U JP 1994013692 U JP1994013692 U JP 1994013692U JP 1369294 U JP1369294 U JP 1369294U JP 3010066 U JP3010066 U JP 3010066U
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JP
Japan
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wheel
cover
bag
bracket
screw
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JP1994013692U
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Inventor
種夫 若松
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Kyowa Co Ltd
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Kyowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輪を螺子止めし、不要になった際に取りは
ずすことが容易であるにもかかわらず、使用中は螺子止
めが緩みずらい鞄用車輪を提供する。 【構成】 車輪を跨いで両端部で車軸を保持するブラケ
ットの上面に、縦方向の枢支軸を中心軸としてベアリン
グを介して回転自在に連結した取付基板を設け、その下
面には車輪ブラケットを下方に貫出する通孔を有したカ
バーを重ね、カバー7の上面には、取付基板に設けた通
孔内を挿通する螺子筒を立設し、鞄底面の内側より固定
螺子を上記螺子筒に螺締して車輪を鞄底面に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鞄用車輪に関するもので、さらに詳しくは、鞄に取り付けられるキャ スター式の車輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の鞄の車輪は固定を確実にするため「図3」に示すように、その取 付基板6を鋲20,20で鞄底面10に鋲着するのが一般的である。すなわち、 この車輪1の取り付け部は使用に際して、強い振動が常に加わるので、例えばこ れを螺子止めすると螺子が緩んで脱落するおそれがあるので、鋲20,20によ って鞄底面10に確実・強固に固定する必要性を有するとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、車輪を鋲着すると、これを取り除くことが困難となる課題を有してい る。スーツケース等の大型な鞄は、これが不要となると廃棄されるが、鞄本体は その主要部が合成樹脂で製造されてはいるが、この合成樹脂材は使用後ほとんど 再生利用されないでいる。その大きな理由として、合成樹脂とは異質な材料で製 造されている車輪を取りはずすことが困難で、経済的に見合わないことが挙げら れる。
【0004】 そこで、本考案は上記課題に鑑みなされたもので、車輪を螺子止めし、不要に なった際に取りはずすことが容易であるにもかかわらず、使用中は螺子止めが緩 みずらい鞄用車輪を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、車輪1を跨いで両端部で車軸2を保持するブラケッ ト3の上面に、縦方向の枢支軸4を中心軸としてベアリング5を介して回転自在 に連結した取付基板6を設け、 この取付基板6の下面には、車輪1とそのブラケット3を下方に貫出する通孔 7aを有したカバー7を重ね、 上記カバー7の上面には、取付基板6に設けた通孔6a,6a内を挿通する螺 子筒7b,7bを立設し、 鞄底面10の内側より固定螺子9,9を上記螺子筒7b,7bに螺締してカバ ー7ないし車輪1を鞄底面10に固定するようになした技術的手段を講じたもの である。
【0006】 また、「請求項2」の考案は、車輪1を跨いで両端部で車軸2を保持するブラ ケット3の上面に、縦方向の枢支軸4を中心軸としてベアリング5を介して回転 自在に連結した取付基板6を設け、 この取付基板6の下面には、車輪1とそのブラケット3を下方に貫出する通孔 7aを有すると共に、上面側に立壁部7cを有したカバー7を重ね、 上記カバー7の上面には、取付基板6に設けた通孔6a,6a内を挿通する螺 子筒7b,7bを立設し、 鞄底面10の内側より固定螺子9,9を上記螺子筒7b,7bに螺締してカバ ー7ないし車輪1を鞄底面10に固定するようになした鞄用車輪。
【0007】
【作用】
それ故、本考案鞄用車輪は、取付基板6がカバー7を介して固定されることに なり、車輪1に加わった振動は、取付基板6とがカバー7との連結部で緩衝され る作用を呈する。
【0008】 また、カバー7の使用はその螺子筒7bとカバー7の厚みによって固定螺子9 の螺合量を所望に設定できる作用を呈し、螺子筒7bと固定螺子9との螺合量を 大きく設定することで緩みにくい螺締が行える作用を呈するものである。
【0009】 また、「請求項2」の考案は、さらに立壁部7cを設けたので、この立壁部7 cの高さで、螺子筒7bの高さを所定に設定でき、螺子筒7bと固定螺子9との 螺合量をさらに大きく設定することで緩みにくい螺締が行える作用を呈するもの である。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する。図中、10が鞄底面 、1が該鞄底面10に取り付けられる車輪である。
【0011】 そして、上記車輪1を跨いで両端部で車軸2を保持するブラケット3の上面に 、縦方向の枢支軸4を中心軸としてベアリング5を介して回転自在に連結した取 付基板6を設けてある。
【0012】 上記枢支軸4の中心鉛直線と車軸2の中心鉛直線とは一致しないように設定し 、車輪1はその転動方向が変化するとその車軸2が転動方向と直交する方向に変 位する、所謂キャスター機能を呈するようになしてある。
【0013】 なお、図示実施例では、上記枢支軸4はブラケット3の上面と取付基板6とを 遊挿し、両端に抜け止め拡径部4a(一端側は図には示していない)を設けてい るが、該枢支軸4の上下いずれか一端はブラケット3の上面または取付基板6に 固定してあってもよい。
【0014】 また、上記ベアリング5は取付基板6の下面に上方に膨出して形成される凹溝 6bを枢支軸4と同心のリング状に設け、ブラケット3の上面に該凹溝6aに対 向する凹溝(図には表れていない)を設け両凹溝間にベアリングボール5aを収 納してなる。
【0015】 上記は従来公知なキャスター式車輪の一種であるが、本考案では固定の安定性 を確保するため、取付基板6が比較的広い面積を有するものを使用している。
【0016】 そして、この取付基板6の下面には、車輪1とそのブラケット3を下方に貫出 する通孔7aを有したカバー7を重ねてある。
【0017】 上記カバー7は金属で構成(ダイカスト等)して、後記する固定螺子9が強固 に締着できるようになしてある。なお、このカバー7は平面的な板状でもよいが 、本実施例及び「請求項2」の考案では、この該カバー7は両辺(「図2」奥手 前辺)に立壁部7c(一辺または全周辺でもよい)を有して、この立壁部7cが 取付基板6に当接するようになしてある。
【0018】 なお、上記立壁部7cは、鞄底面10が傾斜している場合に、各辺部位でその 高さを調整して、カバー7の底面が水平面となるようになしてある。
【0019】 また、上記カバー7の上面には、取付基板6に設けた通孔6a,6a内を挿通 する螺子筒7b,7bを立設してある。
【0020】 上記螺子筒7b,7bはその内周面に螺条(図示せず)を設けてあるのは無論 である。なお、この螺子筒7b,7bは取付基板6に設けた通孔6a,6a内を ある程度のクリアランスを有して挿通するようになしておくのが望ましいが、き っちりと嵌入するようになしても差し支えはない。また、図示例では、この螺子 筒7b,7bは鞄底面10の通孔10a,10aにも挿入されているが、該通孔 10a,10a内には臨入しないようになしてもよいものである。さらに、上記 螺子筒7b,7bの内周部は、螺合距離を増やすためにカバー7の肉厚部まで延 設してもよいものである。
【0021】 そして、鞄底面10の内側より固定螺子9,9を上記螺子筒7b,7bに螺締 してカバー7ないし車輪1を鞄底面10に固定するようになしている。
【0022】 図示例では、鞄底面10の内側に座板8を重ね、この座板8に設けた通孔8a ,8aと、鞄底面10に設けた通孔10a,10aとを、固定螺子9,9の螺足 部が挿通して螺子筒7b,7bに螺締するようになしてあるが、この座板8は省 略してもよいものである。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上記のごときで、車輪は固定螺子9,9で固定でき、しかも、車輪は 取付基板6がカバー7を介して固定されることになり、車輪1に加わった振動は 、取付基板6とがカバー7との連結部で緩衝され、さらには螺子筒7b,7bを 設けたことで螺合距離が大きく設定でき、固定螺子9,9が緩みずらい鞄用車輪 を提供できるものである。
【0024】 また、「請求項2」の考案は、カバー7の上面側に立壁部7cを設けたので、 螺子筒7b,7bの距離を所望に設定でき、螺合距離を大きく設定することでさ らに固定螺子9,9が緩みずらい鞄用車輪を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案鞄用車輪を取り付けた鞄の正面図であ
る。
【図2】「図1」のA−A線断面図である。
【図3】従来例縦断面図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 車軸 3 ブラケット 4 枢支軸 5 ベアリング 6 取付基板 6a 通孔 7 カバー 7a 通孔 7a 通孔 7b 螺子筒 7c 立壁部 9 固定螺子 10 鞄底面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪(1)を跨いで両端部で車軸(2)
    を保持するブラケット(3)の上面に、縦方向の枢支軸
    (4)を中心軸としてベアリング(5)を介して回転自
    在に連結した取付基板(6)を設け、 この取付基板(6)の下面には、車輪(1)とそのブラ
    ケット(3)を下方に貫出する通孔(7a)を有したカ
    バー(7)を重ね、 上記カバー(7)の上面には、取付基板(6)に設けた
    通孔(6a,6a)内を挿通する螺子筒(7b,7b)
    を立設し、 鞄底面(10)の内側より固定螺子(9,9)を上記螺
    子筒(7b,7b)に螺締してカバー(7)ないし車輪
    (1)を鞄底面(10)に固定するようになした鞄用車
    輪。
  2. 【請求項2】 車輪(1)を跨いで両端部で車軸(2)
    を保持するブラケット(3)の上面に、縦方向の枢支軸
    (4)を中心軸としてベアリング(5)を介して回転自
    在に連結した取付基板(6)を設け、 この取付基板(6)の下面には、車輪(1)とそのブラ
    ケット(3)を下方に貫出する通孔(7a)を有すると
    共に、上面側に立壁部(7c)を有したカバー(7)を
    重ね、 上記カバー(7)の上面には、取付基板(6)に設けた
    通孔(6a,6a)内を挿通する螺子筒(7b,7b)
    を立設し、 鞄底面(10)の内側より固定螺子(9,9)を上記螺
    子筒(7b,7b)に螺締してカバー(7)ないし車輪
    (1)を鞄底面(10)に固定するようになした鞄用車
    輪。
JP1994013692U 1994-10-12 1994-10-12 鞄用車輪 Expired - Lifetime JP3010066U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450469A (ja) * 1990-06-15 1992-02-19 Honda Motor Co Ltd 燃料噴射式内燃機関
JP2011116256A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Hinomoto Jomae Ltd 鞄用キャスター
JP2013022241A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Sanko Kaban Kk 鞄のキャスター固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0450469A (ja) * 1990-06-15 1992-02-19 Honda Motor Co Ltd 燃料噴射式内燃機関
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