JPS5855209Y2 - 板ガラス連続切断装置 - Google Patents

板ガラス連続切断装置

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JPS5855209Y2
JPS5855209Y2 JP1998578U JP1998578U JPS5855209Y2 JP S5855209 Y2 JPS5855209 Y2 JP S5855209Y2 JP 1998578 U JP1998578 U JP 1998578U JP 1998578 U JP1998578 U JP 1998578U JP S5855209 Y2 JPS5855209 Y2 JP S5855209Y2
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JP
Japan
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glass
plate
cutter
cutting
plate glass
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JP1998578U
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JPS54121962U (ja
Inventor
雅晴 岡藤
明義 阪本
宏司 瀬野
重好 湯浅
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、溶融ガラスをタンク窯から連続的に
引き上げて帯状の板ガラスに成形し、この板ガラスを連
続的に移送し乍ら、その移送方向に所望の長さ間隔で移
送方向に対して直角又はほは゛直角方向の切割線を刻設
する場合に用いられる板ガラス連続切断装置で、特に、
帯状の板ガラスを連続的に移送する経路途中に、この移
送経路に沿って板ガラス移送速度と同速に走行可能なキ
ャリッジを設け、このキャリッジに、板ガラス移送方向
への走行時において前記板ガラスにその移送方向に対し
て直角又はほは゛直角方向の切割線を刻設可能なカッタ
ーと、板ガラスの先端面に当接させてその先端面から前
記カッターによる切割線刻段位置までの距離を定めるよ
うに板ガラス移送方向に位置変更調整可能なペグとを設
けである板ガラス連続切断装置に関する。
一般に、タンク窯から連続的に引き上げ移送されてくる
帯状の板ガラスには気泡や筋などの欠点が点在しており
、前述のように板ガラスに直角方向の切割線のみを刻設
したのでは、その切断板ガラスの回収歩留か゛非常に悪
くなるため、その欠点存在個所の板ガラス部分を除いた
他の板ガラス部分に、その寸法に見合った所望の寸法で
ガラス移送方向に平行又はほは゛平行な切割線を刻設し
て、小さな寸法の板ガラスとして回収する必要がある。
従来は、上述要求の対策として、前記キャリッジよりも
移送方向下手側の移送経路部分に、前記カッターによっ
て切断された板ガラスにその移送方向に平行又はほは゛
平行な切割線を刻設可能な第二カッターを位置固定状態
で設けていたのであるが、これによる場合は、前記カッ
タによって切断分離されたのちの切断板ガラスに平行な
切割線を刻設するため、第二カッターへの移送時におけ
る振動や第二カッタによる切割線刻設時の切断抵抗など
によって、切断板ガラスが左右横方向にゆがみ易く、そ
の結果、平行方向の切割線を切断面に対して直角に刻設
することができないため、回収板ガラスを製品として使
用可能にするには、再び切り直さなければならず、その
切り直し作業に多くの手間を要するばかりでなく、この
切り直しによる材料ロスによって板ガラスの回収歩留が
悪くなる不都合があった。
本考案は、上記の実情に鑑み、切断すべき板ガラス部分
に欠点が存在したときに刻設する必要のある板ガラス移
送方向に平行な切割線を、直角方向の切割線に対して確
実に直角に刻設することができるようにしたものである
即ち、本考案による板ガラス連続切断装置は、帯状の板
ガラスを連続的に移送する経路途中に、この移送経路に
沿って板ガラス移送速度と同速に走行可能なキャリッジ
を設け、このジャリッジに、板ガラス移送方向への走行
時において前記板ガラスにその移送方向に対して直角ま
たはほは゛直角方向の切割線を創設可能な第一カッター
と板ガラス移送方向とは逆方向への走行時においてその
移送方向に平行又はほぼ平行な切割線を刻設可能な第二
カッター、ならびに、板ガラスの先端面に当接させてそ
の先端面から前記第一カッターによる切割線刻段位置ま
での距離を定めるように板ガラス移送方向に位置変更調
整可能な少なくとも一つのペグとを設けであることを特
徴とするものである。
つまり、切断すべき板ガラス部分に欠点が存在する場合
に、板ガラス移送方向とは逆方向へのキャリッジの走行
に伴って、非切断状態にある板ガラスにその移送方向に
平行又はほは゛平行な切割線を刻設したのち、ペグをそ
の板ガラスの先端に接当させてキャリッジを板ガラス移
送速度と同速で走行させ乍ら、ペグによって設定された
板ガラス部分にその移送方向に対して直角又はほは゛直
角方向の切割線を刻設することができるが故に、冒述の
従来装置のように第一カッタによって切断分離された板
ガラスに平行方向の切割線を刻設する場合に比して、こ
の方向の切割線を直角方向の切割線に対して直角に確実
に刻設することができて、このような欠点存在時におけ
る板ガラスの切断作業を能率良く行なうことができるば
かりでなく、板ガラスの回収歩留も顕著に向上すること
ができるに至ったのである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は本案の板ガラス連続切断装置を示し、
複数個のコンベヤロール2Aにて帯状の板ガラス1を連
続的に移送する経路2の途中に、この移送経路2脇に沿
って敷設した左右一対のレール8,8上を板ガラス移送
速度と同速に走行可能なキャリッジ3を設け、このキャ
リッジ3には、板ガラス移送方向への走行時において前
記板ガラス1にその移送方向に対して直角又はほは゛直
角方向の切割線aを刻設可能な第一カツタ−4と、板ガ
ラス移送方向とは逆方向への走行時においてその移送方
向に平行又はほぼ平行な切割線すを刻設可能な複数個の
第二カッター5・・・・・・とを、これら両種のカッタ
ー4,5・・・・・・の切断作用位置が板ガラス移送方
向に対する直角方向の同一線上に位置する状態で設ける
とともに、前記キャリッジ3から板ガラス移送方向下手
側に延出した長さの異なる二つの支持杆9,9には、板
ガラス1の先端面に当接させてその先端面から前記第一
カッタ−4による切割線刻段位置までの距離を大板製品
寸法に定める第一ペグ6と、板ガラス1の先端面に当接
させてその先端面から第一カツタ−4による切割線刻段
位置までの距離を小板製品寸法に定める第二ペグ7とを
夫々、板ガラス1の先端面に当接する作用姿勢と上方に
揺動引退する非作用姿勢とに切換可能で、かつ、モータ
等を介して板ガラス移送方向に位置変更調節可能な状態
で設けている。
また、前記キャリッジ3に、板ガラス1の直角方向の切
割線a刻設個所の下側から押割り用ロール10Aを持ち
上げることにより、板ガラス1を直角方向切割線aに沿
って切断する切断装置10を設けるとともに、前記板ガ
ラス移送経路2のキャリッジ3よりも上手側個所には、
板ガラス1にその移送方向に平行又はほぼ平行な耳落し
用の切割線Cを刻設する第三カッター11.11を、板
ガラス移送方向に対する直角方向に位置変更固定自在に
設け、かつ、板ガラス移送経路2の下手側には、直角方
向切割線aに沿って切断された板ガラス1Aを前記移送
経路2における移送速度よりも大なる速度で分離移送す
るコンベヤロール12A・・・・・・等からなる早送り
機構12を設けている。
前記第二カッター5は、第3図で示す如く構成されてい
る。
即ち、キャリッジ3の筒状フレーム3Aに設けたシリン
ダ5Aのロッド5a1先端部に、シリンダ取付は用ブラ
ケツ)5Bとシリンダチューブ5a2の上端部に設けた
ガイド板5Cとに亙って挿通させたガイド棒5Dによっ
て上下方向に移動案内される取付は部材5Eを設け、こ
の取付は部材5Eに、カッター5Fを装着しである支持
部材5Gを上下揺動自在に枢着するとともに、前記揺動
支持部材5Gの他端部からシリンダロッド5a+軸芯方
向に沿って延出したポル)5Hと取付は部材5Eとの間
には、前記カッター5Fを板ガラス1の上面に押圧付勢
するスプリング5Jを介装し、以って、前記シリンダ5
Aの伸縮作動により、前記カッター5Fを作用状態と非
作用状態とに昇降切換可能に構成されている。
また、前記第一カッタ−4も前述の第二カッター5と同
様に作用状態と非作用状態とに昇降切換可能に構成され
ていて、作用状態での横移動により、板ガラス1にその
移送方向に対して直角又はほぼ直角方向の切割線aを刻
設すべく構成されている。
また、前記両力ツタ−4,5・・・・・・の作用状態と
非作用状態との切換え及び前記両ペグ6.7の作用姿勢
と非作用姿勢との切換えは、板ガラス1に存在する気泡
や筋等の欠点を検出する図外の欠点検出器の検出結果に
基づいて制御されるべく構成されている。
次に、上述の如く構成された板ガラス連続切断装置の作
動を説明する。
切断すべき板ガラス部分に欠点が存在しない場合、或い
は、その欠点が許容範囲内にある場合には、第4図イ乃
至ハで示すような切断処理が行なわれる。
即ち、■ 切断装置10によって切離された板ガラス1
Aを早送り機構12によって帯状板ガラス1から分離移
送した時点で、第一ペグ6を作用姿勢に切換えるととも
に、第一カツタ−4を定位置にまで横移動させ、かつ、
キャリッジ3を板ガラス移送方向とは逆方向に戻り走行
させる。
(イ9ロ参照)■ 第一ペグ6が帯状板ガラス1の先端
面に当接すると同時に、キャリッジ3が帯状板ガラス1
の移送速度と同速度で同方向に移動する。
■ キャリッジ3を板ガラス1の移送速度と同速度で移
動させ乍ら、非作用状態にある第一カツタ−4を作用状
態に切換えるとともに横移動させて、帯状板ガラス1に
直角方向の切割線aを刻設する。
尚、板ガラス先端面から第一カツタ−4による切割線刻
数位置までの距離は前記第一ペグ6によって予め設定さ
れている。
(ハ参照)■ 第一カツタ−4による切割線aの刻設作
業が終了したことに基づいて、この第一カツタ−4を非
作用状態に切換えるとともに、キャリッジ3を前記移送
経路2における移送速度よりも大なる速度で前方へ移動
させて、第一ペグ6をガラス先端面よりも板ガラス移送
方向側に逃がしたのち、この第一ペグ6を非作用姿勢に
切換える。
この時、板ガラス1の下側から切断装置10の押割り用
ロールIOAが移動し、板ガラス1Aを直角方向の切割
線aに沿って切離す。
(イ参照)■ 上述の各工程を繰り返し乍ら、板ガラス
1を順次第一ペグ6で定められた大板製品寸法に切断す
る。
切断すべき板ガラス部分に欠点が存在する場合には、第
5図イ乃至二で示すような切断処理が行なわれる。
即ち、■ 切断装置10によって切離された板ガラス1
Aを早送り機構12によって帯状板ガラス1から分離移
送した時点で、第二ペグ7を作用姿勢に切換えるととも
に、第二カッター5・・・・・・を作用状態に切換え、
キャリッジ3を板ガラス移送方向とは逆方向に戻り走行
し乍ら、帯状板ガラス1にその移送方向と平行な切割線
b・・・・・・を該設する。
(イ。口参照) ■ 第二ペグ7が帯状板ガラス1の先端面に当接すると
同時に、キャリッジ3が帯状板ガラス1の移送速度と同
速度で同方向に移動する。
この時、前記第二カッター5・・・・・・は非作用状態
に切換えられる。
(ハ参照)■ キャリッジ3を板ガラス1の移送速度と
同速度で移動させ乍ら、非作用状態にある第一カツタ−
4を作用状態に切換えるとともに横移動させて、帯状板
ガラス1に直角方向の切割線aを刻設する。
(ハ参照)■ 第一カツタ−4による切割線aの刻設作
業が終了したことに基づいて、この第一カツタ−5を非
作用状態に切換えるとともに、キャリッジ3を前記移送
経路2における移送速度よりも大なる速度で前方へ移動
させて、第二ペグ7をガラス先端面よりも板ガラス移送
方向側に逃がしたのち、この第一ペグ6を非作用姿勢に
切換える。
この時、板ガラス1の下側から切断装置10の押割り用
ロール10Aが移動し、移送方向に平行な切割線すを刻
設しである板ガラス1Aを直角方向の切割線aに沿って
切離す。
(二参照)■ そして、次に切断すべき板ガラス部分に
欠点が存在する場合には、第5図イ乃至二で示すような
工程が再び行なわれ、また、欠点がない場合には、第4
図イ乃至ハで示すような工程が行なわれる。
尚、切離された板ガラス1は、平行方向切割線C又はす
、Cに沿って切断を行なう図外の工程へと移送される。
以上二つのペグ6.7を設けた例につき説明したが、ペ
グを一つにしてそのガラス板移送方向に変更することに
より、欠点の有無に基づくガラス板切り取り長さ変更を
行なうも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る板ガラス連続切断装置の実施の態様
を例示し、第1図は概略平面図、第2図は概略側面図、
第3図は要部の拡大縦断側面図、第4図イ乃至ハは欠点
が存在しないときにおける切断作業工程図、第5図イ乃
至二は欠点か゛存在するときにおける切断作業工程図で
ある。 1・・・・・・板ガラス、2・・・・・・移送経路、3
・・・・・・キャリッジ、4・・・・・・第一カツタ−
15・・・・・・第二カッター、6・・・・・・第一ペ
グ、7・・・・・・第二ペグ、a・・・・・・直角方向
の切割線、b・・・・・・平行方向の切割線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状の板ガラス1を連続的に移送する経路2途中に、こ
    の移送経路2に沿って板ガラス移送速度と同速に走行可
    能なキャリッジ3を設け、このキャリッジ3に、板ガラ
    ス移送方向への走行時において前記板ガラス1にその移
    送方向に対して直角またはほぼ直角方向の切割線aを刻
    設可能な第一カツタ−4と、板ガラス移送方向とは逆方
    向への走行時においてその移送方向に平行又はほは゛平
    行な切割線すを刻設可能な第二カッター5、ならびに、
    板ガラス1の先端面に当接させてその先端面から前記第
    一カッタ−4による切割線刻段位置までの距離を定める
    ように板ガラス移送方向に位置変更調整可能な少なくと
    も一つのペグ6とを設けであることを特徴とする板ガラ
    ス連続切断装置。
JP1998578U 1978-02-16 1978-02-16 板ガラス連続切断装置 Expired JPS5855209Y2 (ja)

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JP1998578U JPS5855209Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 板ガラス連続切断装置

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JP1998578U JPS5855209Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 板ガラス連続切断装置

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Publication Number Publication Date
JPS54121962U JPS54121962U (ja) 1979-08-25
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