JPS5854573B2 - ホゴケイデンホウシキ - Google Patents

ホゴケイデンホウシキ

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JPS5854573B2
JPS5854573B2 JP50091144A JP9114475A JPS5854573B2 JP S5854573 B2 JPS5854573 B2 JP S5854573B2 JP 50091144 A JP50091144 A JP 50091144A JP 9114475 A JP9114475 A JP 9114475A JP S5854573 B2 JPS5854573 B2 JP S5854573B2
Authority
JP
Japan
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relay
phase comparison
fault detection
type
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP50091144A
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English (en)
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JPS5214844A (en
Inventor
一夫 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5214844A publication Critical patent/JPS5214844A/ja
Publication of JPS5854573B2 publication Critical patent/JPS5854573B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力系統、とくに重要送電線の保護継電方式と
して採用されているパイロットリレ一方式の信頼度向上
対策を提供することを目的とする。
一般に重要送電線の保護継電方式(以下単に保護リレ一
方式と略す)としてはパイロットワイヤリレ一方式、方
向比較キャリヤリレ一方式、あるいは位相比較キャリヤ
リレ一方式など保護区間各端子の情報(一般には電圧あ
るいは電流など)ヲ伝送路(パイロットワイヤ、電力線
搬送回線、マイクロ波回線など)を介して交換し、各端
子で内部事故を検出するところの、いわゆるパイロット
リレ一方式が採用されている。
たとえば超高圧系統で主として採用されている位相比較
キャリヤリレ一方式は、各端子の電流位相を短形波とし
てマイクロ波回線を介して相互に交換し、常時卦よび外
部事故時は各端子の電流位相が逆位相(180℃)、内
部事故時ははX同位相(Oo)となることに着目し各端
子毎に電流の位相角の関係より保護区間内事故を検出す
る原理である。
この位相比較キャリヤリレ一方式の例のように重要送電
線の保護に採用される選択性の高いパイロットリレ一方
式では区間内事故の発生頻度に比べ区間外事故の発生頻
度が高いことから、とくに区間外事故()よび常時)の
誤動作の防止に注意する必要がある。
例えば前記位相比較キャリヤリレ一方式にかいてはとく
に伝送回線(一般にはマイクロ波回線)の雑音、たとえ
ばフェージング発生時など伝送信号波形が乱れると位相
比較継電器として誤動作の可能性が大きいため1通常は
不足電圧継電器などの事故検出継電器を併用し1両者の
一致(AND条件)でしゃ断指令を与えるような回路構
成とするのが通常である。
この対策は系統に事故が発生していない平常時には非常
に有効であることは云う1でも無いが、万一1区間外事
故の発生と、伝送回線の雑音が同時に発生とした場合、
一般には事故検出継電器は事故点の選択性が無い場合が
多いため、誤ってしゃ断してし1う恐れもある。
本発明はこのように1区間外事故時と伝送回線の雑音の
発生とが同時に発生することがあっても極力健全区間の
誤しゃ断を防止するパイロットリレ一方式を提供するこ
とにある。
すなわち本発明のねらいとするところは前述の例のよう
にたとえば位相比較キャリヤリレ一方式適用時にかいて
1区間外事故時に卦いて位相比較継電器が誤動作する形
態としては伝送回線の雑音によりトリップ阻止信号であ
るべきときに誤ってトリップ許容信号に変化した場合と
か、あるいは位相比較継電器自体の部品不良が系統事故
と同期して生じた場合の如く1通常は保護区間の一端の
継電器のみが誤動作する場合が多く、具体的な誤動作の
実例でも、健全区間の全端の継電器が同時に誤動作する
例はほとんどないといってもよい。
これは伝送回線(一般にはマイクロ波回線)の雑音が双
方向ルート(上り、下り)とも全く同じパターンに変化
する確率、あるいは各端子の継電器の部品が同一パター
ンで同時に破損する確率は無視できるほど小さいことか
らも当然といえよう。
本発明はこの点に着目したもので、保護区間各端子に設
置された継電器(以上の説明例では位相比較継電器を例
とする)の出力と事故検出継電器の一致出力に更に他端
子の位相比較継電器の出力のAND条件で初めてしゃ断
指令を与えるようにしたことを特徴とする。
勿論、他端子の位相比較継電器の動作条件を送受するた
めの信号伝送回線が必要であるが、その伝送回線は専用
のチャンネルを準備しても良いし、あるいは位相比較用
の信号チャンネルを共用することでもよく、その伝送回
線の使用方法についてはとくに本発明ではこだわる必要
はない。
即ち1本発・明は、他の端子での区間内事故検出継電器
の出力をも利用することにより、実質的に直列2重化と
同等の効果を得るものである。
尚、他の端子から得る信号は区間内事故検出継電器の出
力と事故検出継電器の出力とのAND出力でも良い。
以下図により本発明を位相比較キャリヤリレ一方式で適
用した場合の実施例を説明する。
図に釦いて13卦よび23は送電線100を保護するた
めの周知の位相比較継電器でそれぞれ変流器11釦よび
21に接続されてかり、同図では図示を省略している信
号伝送装置)よびマイクロ波回線で情報の交換を行って
いる。
一方、電圧変成器12卦よび22に接続された14)よ
び25は事故検出継電器の一例を示す。
同図に示すようにしゃ断指令151卦よび251は自端
の位相比較断電器の出力、事故検出継電器のほか、相手
端の位相比較継電器の出力の一致を条件とすることを特
徴としてかり、とのたゆ前述の如き何らかの理由により
片端の位相比較継電器が万一誤動作したとしても健全回
線を誤しゃ断することはない。
以上、第1図では位相比較キャリヤリレ一方式での実施
例で説明したが本発明の適用はそのほか次のような保護
リレ一方式へ適用しても全く同様ノ効果が期待できるこ
とは言う1でもない。
a)パイロットワイヤーリレ一方式 b)方向比較キャリヤリレ一方式 c)FMキャリヤリレ一方式 d)PCMキャリヤリレ一方式 捷た。
第1図の例に督いて位相比較継電器の動作出力の情報交
換は各相独立に行ってもよく、また3相のうちいずれか
1相の出力でもあれば相手端のしゃ断を許容する方式で
も効果があることは言う1でもない。
また第1図の例では2端子構成について説明したが、3
端子以上の多端子系統へ適用する場合も同様の各端子の
継電器の一致でしゃ断指令を許容する方式とすればよい
以上説明したように本発明は常時は勿論のこと区間外事
故時の誤動作を防止する上で信頼度の高い保護システム
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の詳細な説明する図である。 符号の説明、1,2・・・・・・母線、11.21・・
・・・・変流器、12,22・・・・・・変成器、13
,23・・・・・・位相比較継電器、14,24・・・
・・・事故検出継電器。 15.25・・・・・・AND回路、13L231・・
・・・・送信信号、132,232・・・・・・受信信
号、133・・・・・・13の出力、233・・・・・
・23の出力、141・・・・・・14の出力、241
・・・・・・24の出力、151 。 251・・・・・・しゃ断指令、100・・・・・・送
電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 保護区間の各端の情報を交換する手段、その情報交
    換手段に得られる相手端情報より区間内事故を検出する
    継電器、釦よび事故検出継電器を大釜各端に備え、各端
    にかいては夫々自端の区間内事故検出継電器と事故検出
    継電器がいずれも動作しさらに相手端子の区間内事故検
    出継電器が動作したことも確認して自端しゃ断器の引外
    しを許容することを特徴とする保護継電方式。
JP50091144A 1975-07-28 1975-07-28 ホゴケイデンホウシキ Expired JPS5854573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50091144A JPS5854573B2 (ja) 1975-07-28 1975-07-28 ホゴケイデンホウシキ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50091144A JPS5854573B2 (ja) 1975-07-28 1975-07-28 ホゴケイデンホウシキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5214844A JPS5214844A (en) 1977-02-04
JPS5854573B2 true JPS5854573B2 (ja) 1983-12-05

Family

ID=14018318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50091144A Expired JPS5854573B2 (ja) 1975-07-28 1975-07-28 ホゴケイデンホウシキ

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JP (1) JPS5854573B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973638A (ja) * 1972-11-20 1974-07-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973638A (ja) * 1972-11-20 1974-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5214844A (en) 1977-02-04

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