JPH02241317A - 地絡事故用遮断装置 - Google Patents

地絡事故用遮断装置

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Publication number
JPH02241317A
JPH02241317A JP1060426A JP6042689A JPH02241317A JP H02241317 A JPH02241317 A JP H02241317A JP 1060426 A JP1060426 A JP 1060426A JP 6042689 A JP6042689 A JP 6042689A JP H02241317 A JPH02241317 A JP H02241317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
zero
breaker
ground fault
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP1060426A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Fujikawa
充弘 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1060426A priority Critical patent/JPH02241317A/ja
Publication of JPH02241317A publication Critical patent/JPH02241317A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力系統に地絡事故が生じた場合に、所定の
遮断器に遮断動作を行わせる地絡事故用遮断装置に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来の地絡事故用遮断装置が用いられている電
力系統図である。
母線1には送り遮断器3,4が接続され、母線2には送
り遮断器5.6が接続されている。送り遮断器3は、零
相変流器7及び地絡方向継電器8を介して受電遮断器9
に接続されている。この受電遮断器9は、零相変流器1
0及び地絡方向継電器11を介して遮断器12に接続さ
れ、また、送り遮断器13にも接続されている。この送
り遮断器13は、零相変流器14及び地絡方向継電器1
5並びに零相変流器16及び地絡方向継電器17を介し
て受電遮断器18に接続されている。
つまり、送り遮断器3からの電流は、受電遮断器9、遮
断器12の経路と、受電遮断器9.送り遮断器13.受
電遮断器18の経路とに分岐されるようになっている。
また、送り遮断器5は、零相変流器19及び地絡方向継
電器20を介して受電遮断器21に接続されている。な
お、22.23は零相変圧器である。
次に、これらの動作につき説明する。いま、受電遮断器
21のみがオフで、他の遮断器は全てオン゛になってい
るものとする。
このような状態で、例えばA点に地絡事故が発生したと
すると、地絡方向継電器8はこの地絡事故を検出し、さ
らに、トリップ信号を送り遮断器3に与える。これによ
り送り遮断器3は遮断動作を行い、系統の保護が行なわ
れることになる。
同様にして、B点、0点、D点に地絡事故が発生した場
合は、地絡方向継電器20. 15. 11がこれらの
事故を検出し、トリップ信号の送出により、それぞれ送
り遮断器20.15及び遮断器12に遮断動作を行なわ
せる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、A点、0点、D点に地絡事故が発生した
場合、受電遮断器18側からもこれらA点、0点、D点
の方向に向けて零相電流が流れるために、地絡方向継電
器17は受電遮断器18にトリップ信号を送出してしま
い、受電遮断器18が遮断動作を行う結果となっていた
この場合、A点、0点の地絡事故のときは、もともと送
り遮断器3又はトリップされているために実害は生じな
いが、D点の地絡事故の場合は、受電遮断器9、送り遮
断器13を経由して送られてくる電流を遮断してしまう
ことになる。すなわち、D点の地絡事故の場合、本来遮
断する必要のない受電遮断器18を遮断させてしまい、
負荷側に停電事故が発生する結果となっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遮断器
に対し不要な遮断動作を行わせることのない地絡事故用
遮断装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するための手段として、電力系
統の第1の保護区間に設置された第1の遮断器内に設け
られ、該第1の遮断器がオン状態、オフ状態のいずれの
状態にあるかを検出する状態検出手段と、前記電力系統
の第2の保護区間に設けられ、該第2の保護区間内の零
相電流を検出する零相変流器と、前記状態検出手段から
の状態検出信号と前記零相変流器からの零相電流検出信
号とに基いてトリップ信号を出力する地絡方向継電器と
、前記電力系統の第2の保護区間に設けられ、前記地絡
方向継電器からのトリップ信号に基いて遮断動作を行う
第2の遮断器と、を備えた構成としである。
〔作 用〕
電力系統の第1の保護区間に設置された第1の遮断器内
に設けられた状態検出手段は、この第1の遮断器がオン
状態又はオフ状態のいずれの状態にあるかについて検出
を行う。また、第2の保護区間に設けられた零相変流器
は、第2の保護区間内を流れる零相電流を検出する。
地絡方向継電器は、これら状態検出手段からの状態検出
信号と零相変流器からの零相電流検出信号とに基いてト
リップ信号を出力する。電力系統の第2の保護区間に設
けられた第2の遮断器は、このトリップ信号に基づいて
遮断動作を行う。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図に基き説明す
る。第1図において、24及び25は本実施例の地絡事
故用遮断装置である。
地絡事故用遮断装置24は、第1の保護区間側の線路2
6に設けられた受電遮断器27と、第2の保護区間側の
線路28に設けられた受電遮断器13、零相変流器14
.地絡方向継電器29とから構成されている。同様に、
地絡事故用遮断装置25も、受電遮断器30と、受電遮
断器18.零相変流器16.地絡方向継電器31とから
構成されている。そして、受電遮断器27.30には図
示を省略した状態検出手段が設けられており、これらの
遮断器がオン状態、オフ状態のいずれの状態にあるかを
検出できるようになっている。
第2図は、第1図における地絡事故用遮断装置24の詳
細を示すブロック構成図である。この図において、地絡
方向継電器29は、零相変流器14からの検出信号を入
力する入力部32と、入力部32からの信号が一定レベ
ル以上になったときにレベル検出信号を出力するレベル
検出部33と、レベル検出部33からの信号を一方の端
子に人力するアンドゲート34を有する論理部35と、
論理部35からの信号に基いてトリップ信号を受電遮断
器13に出力する出力部36とから構成されている。そ
して、受電遮断器27内の状態検出手段は、この受電遮
断器27がオン状態又はオフ状態のいずれかの状態にあ
るかを知らせる状態検出信号をアンドゲート34の他方
の端子に送るようになっている。なお、地絡事故用遮断
装置25も同様の構成となっている。
次に、上記のように構成される本実施例の動作について
説明する。
第1図において、A点に地絡事故が発生した場合、地絡
方向継電器8は零相変流器7からの検出信号に基いて、
トリップ信号を送り遮断器3に出力する。これにより、
送り遮断器3は遮断動作を行う。このとき、地絡方向継
電器29は、零相電流の方向によって、送り遮断器13
の保護範囲外の事故であることを識別し、送り遮断器1
3にトリップ信号を出力することはない。また、地絡方
向継電器31は、A点方向に向う零相電流によりトリッ
プ信号を受電遮断器18に出力しようとするが、受電遮
断器30の状態検出手段から送られる状態検出信号がオ
フ状態のものであるためトリップ信号を出力することは
ない。
B点の地絡事故の場合は、零相変流器19の検出信号に
より地絡方向継電器20がトリップ信号を出力し、送り
遮断器5のみが遮断動作を行うことは明らかである。
6点に地絡事故が発生した場合、地絡方向継電器29は
、零相電流の方向により、送り遮断器13の保護範囲内
における事故であることとを識別し、また、受電遮断器
27の状態検出手段から送られてくる状態検出信号がオ
ン状態を示すものであるため、送り遮断器13にトリッ
プ信号を出力する。一方、地絡方向継電器31は、零相
電流の方向により、受電遮断器18の保護範囲内におけ
る事故であることを識別するが、受電遮断器30の状態
検出手段から送られてくる状態検出信号がオフ状態を示
すものであるため、受電遮断器18に対してトリップ信
号を出力することはない。
したがって、6点の地絡事故の場合、トリップされるの
は送り遮断器13のみである。
D点に地絡事故が発生した場合、地絡方向継電器11は
、零相変流器10の検出信号に基いて遮断器12にトリ
ップ信号を出力する。一方、地絡方向継電器31は、零
相変流器16がD点方向に流れる零相電流を検出するこ
とにより、受電遮断器18にトリップ信号を出力しよう
とするが、受電遮断器30の状態検出手段から送られて
くる状態検出信号がオフ状態のものであるため、トリッ
プ信号が出力されることはない。したがって、D点の地
絡事故の場合、受電遮断器18は、従来のように誤まっ
てトリップされることはなく、負荷側に停電事故が発生
することはない。
なお、次の第1表は、上記のA点、B点、6点。
D点の各点に地絡事故が発生した場合に、いずれの遮断
器がトリップされるかを示すと共に、他の遮断器はオン
状態又はオフ状態のいずれの状態にあるかを示すもので
ある。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、電力系統の第1の保護
区間に設置された第1の遮断器の状態検出手段が、オン
状態又はオフ状態のいずれの状態にあるかについての状
態を検出すると共に、電力系統の第2の保護区間に設け
られた零相変流器がこの第2の保護区間内を流れる零相
電流を検出するようにし、これら状態検出信号と零相電
流検出信号とに基いて、地絡方向1!電器が第2の保護
区間に設けられた第2の遮断器にトリップ信号を送って
遮断動作を行わせる構成としたので、地絡事故発生時に
、不要な遮断動作を行うことのない地絡事故用遮断装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る地絡事故用遮断装置が接
続された状態を示す電力系統図、第2図は第1図におけ
る地絡事故用遮断装置の構成を示すブロック図、第3図
は従来装置が接続された状態を示す電力系統図である。 13.18・・・第2の遮断器、14.16・・・零相
変流器、24.25・・・地絡事故用遮断装置、273
0・・・第1の遮断装置、27.31・・・第1の遮断
器、29.31・・・地絡方向継電器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電力系統の第1の保護区間に設置された第1の遮断器内
    に設けられ、該第1の遮断器がオン状態、オフ状態のい
    ずれの状態にあるかを検出する状態検出手段と、 前記電力系統の第2の保護区間に設けられ、該第2の保
    護区間内の零相電流を検出する零相変流器と、 前記状態検出手段からの状態検出信号と前記零相変流器
    からの零相電流検出信号とに基いてトリップ信号を出力
    する地絡方向継電器と、 前記電力系統の第2の保護区間に設けられ、前記地絡方
    向継電器からのトリップ信号に基いて遮断動作を行う第
    2の遮断器と、 を備えた地絡事故用遮断装置。
JP1060426A 1989-03-13 1989-03-13 地絡事故用遮断装置 Pending JPH02241317A (ja)

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