JPS5854301Y2 - 車両のジヤツキアツプポイント部構造 - Google Patents

車両のジヤツキアツプポイント部構造

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Publication number
JPS5854301Y2
JPS5854301Y2 JP3919381U JP3919381U JPS5854301Y2 JP S5854301 Y2 JPS5854301 Y2 JP S5854301Y2 JP 3919381 U JP3919381 U JP 3919381U JP 3919381 U JP3919381 U JP 3919381U JP S5854301 Y2 JPS5854301 Y2 JP S5854301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear frame
jack
side sill
vehicle
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP3919381U
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English (en)
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JPS57151169U (ja
Inventor
宣義 下田
誠 穴沢
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばパンク時にタイヤを交換等するため車体
を持ち上げるジヤツキを係止するジヤツキアップポイン
ト部の構造に関する。
第3図は自動車の下面斜視図を示し、第4図は自動車の
平面図を示している。
第4図の通りフロントフロア20.の下面側縁にはサイ
ドシル21が車体の前後方向に延び、該サイドシル21
の後方に後輪22が配置される。
後輪22の内側のりャフロア23の下面にはりャフレー
ム24が車体の前後方向に延び、車体内外方向に段差を
もったこれらのサイドシル21とリヤフレーム24とを
連結、剛性部材としてのりャフレームプレース25が繋
いでいる。
第3図の通りサイドシル21の内側面にはジヤツキアッ
プポイント部用補強部材26が溶接接合され、該補強部
材26にジヤツキが係止され、パンク時にタイヤを交換
等するため車体を持ち上げる。
かかる従来のジヤツキアップポイント部の構造にかいて
は、ジヤツキアップポイント部用補強部材26を用意し
該補強部材26の溶接作業を要する他、ジヤツキの押上
刃はサイドシル21のみに作用するため該押上刃はサイ
ドシルのみで支持されることになり、好ましい荷重支持
構造とはなっていなかった。
本考案は以上の如き従来の問題を解決すべく戊されたも
ので、本考案の目的は、リヤフレームとサイドシルとを
繋ぐためにフロア下面に設けられているりャフレームプ
レースをジヤツキアップポイント部として活用するよう
にし、以って部材点数の削減、これによるコストダウン
等を図るとともに、大きな剛性を有し且つリヤフレーム
に結合されているリヤフレームプレースによりジヤツキ
の押上刃をサイドシルからりャフレームに分散して支持
させることができるようにした車両のジヤツキアップポ
イント部構造を提供する処にある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
第1図は自動車の下面斜視図であって、第2図は第1図
の2−2線断面図である。
リヤフロア1の下面にはサイドシル2とリヤフレーム3
とが車体内外方向への段差をもって車体前後方向に平行
に延び、サイドシル2の外側にはアウタパネル4が設け
られる。
サイドシル2とリヤフレーム3とはこれらの部材2,3
を強度をもって連結するりャフレームプレース5によっ
て結合され、該リヤフレームプレース5は上面が開口し
た断面ボックス状であるため大きな剛性を備えている。
サイドシル2側のりャフレームプレース5の端部5aは
サイドシル2の内側面に沿って下方へ延出され、該延出
部5aをサイドシル2の下縁端2aと同じ位置まで延ば
す。
延出部5aの下方への延長に従いリヤフレームフレーズ
50下面5bを下方へ湾曲させる。
以上のりャフレームプレース5は折曲フランジ部5c、
5d、5eにおいてリヤフロア1、サイドシル2、及び
リヤフレーム3にスポット溶接で接合され、又、延出部
5aには車体内方へ膨出し下方へ開口する水抜き孔6が
サイドシル2との間に形成された隆起部5fが形成され
る。
ジヤツキにより車体を持ち上げる場合には水抜き孔6の
両側下端にジヤツキ先部を当てるなどして隆起部5fに
ジヤツキを係止し、車体を持ち上げる。
すなわち、リヤフレームプレース5の延出部5aはジヤ
ツキの押上刃が作用するジヤツキアップポイント部とな
り、サイドシル2とリヤフレーム3とを繋ぐために本来
使用されているリヤフレームプレース5を利用して車体
を持ち上げることができる。
ジヤツキの押上刃はりャフレームフレース5の犬ぎな剛
性によって支持されるとともに、該押上刃はサイドシル
2の他にリヤフレームプレース5を介してリヤフレーム
3に伝達され、サイドシル2、リヤフレーム3、リヤフ
レームプレース5に荷重が分散される。
本実施例ではりャフレームフレース5の延出部5aの下
部には上記隆起部5fと対応した凸部7aを有する補強
板7が被冠溶接接合され、該補強板7によりジヤツキア
ップポイント部の強度を向上させるようにしている。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ジヤツキア
ップポイント部はサイドシルとりャフレームとを繋ぐリ
ヤフレームプレースによって形成されるため、車両の既
存部材の活用により従来よりも部材点数を削減すること
ができ、これによりコストダウン、溶接作業の省略化、
更には重量の軽減化を達成できるとともに、サイドシル
とリヤフレームとを結合するりャフレームフレースにジ
ヤツキの押上刃が作用するため、サイドシルのみで該押
上刃を支持することがなくなり、サイドシル、リヤフレ
ーム等に荷重を分散してジヤツキ押上刃を支持できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は車両の下面斜
視図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3図は従来
構造を示す第1図と同様の図、第4図は車両の一部平面
図である。 m面中、1はリヤフロア、2はサイドシル、3はリヤフ
レーム、5はリヤフレーム7レース、5aは延出部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロア下面のリヤフレームとサイドシルとを繋ぐリヤフ
    レームプレースを備えた車両に釦いて、該リヤフレーム
    プレースの上記サイドシル側の端部をサイドシルに沿っ
    て下方へ延出し、該延出部をジヤツキアップポイント部
    としたことを特徴とする車両のジヤツキアップポイント
    部構造。
JP3919381U 1981-03-20 1981-03-20 車両のジヤツキアツプポイント部構造 Expired JPS5854301Y2 (ja)

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JP3919381U JPS5854301Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20 車両のジヤツキアツプポイント部構造

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JP3919381U JPS5854301Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20 車両のジヤツキアツプポイント部構造

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Publication Number Publication Date
JPS57151169U JPS57151169U (ja) 1982-09-22
JPS5854301Y2 true JPS5854301Y2 (ja) 1983-12-10

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ID=29836323

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JP3919381U Expired JPS5854301Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20 車両のジヤツキアツプポイント部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60191580U (ja) * 1984-05-30 1985-12-19 マツダ株式会社 自動車の下部車体構造

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Publication number Publication date
JPS57151169U (ja) 1982-09-22

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