JPS5853367A - 円周面を有する鋳造物 - Google Patents
円周面を有する鋳造物Info
- Publication number
- JPS5853367A JPS5853367A JP56152463A JP15246381A JPS5853367A JP S5853367 A JPS5853367 A JP S5853367A JP 56152463 A JP56152463 A JP 56152463A JP 15246381 A JP15246381 A JP 15246381A JP S5853367 A JPS5853367 A JP S5853367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- circumferential surface
- plastically worked
- die
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば、ビデオテープレコーダに装着さ
れ、局面をテープが走行するシリンダのような円周面を
有する鋳造物に関するものである。
れ、局面をテープが走行するシリンダのような円周面を
有する鋳造物に関するものである。
ビデオテープレコーダのシリンダの外周面は、走行する
テープと摺接するから、極めて円滑な面であることが要
求される。しかるに従来の鋳造法によりシリンダ全体を
鋳物で製作すると空気の巻込みあるいは鋳巣が発生し外
周面の凹凸の原因となり、不都合であることから、従来
、シリンダはｆＲ造あるいはそれに類似した方法により
製作されており、そのため、量産性が低く、コストアッ
プを拓く欠点があった。
テープと摺接するから、極めて円滑な面であることが要
求される。しかるに従来の鋳造法によりシリンダ全体を
鋳物で製作すると空気の巻込みあるいは鋳巣が発生し外
周面の凹凸の原因となり、不都合であることから、従来
、シリンダはｆＲ造あるいはそれに類似した方法により
製作されており、そのため、量産性が低く、コストアッ
プを拓く欠点があった。
この発明は上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、上記シリンダのような円滑な円周面を有する部品
を鋳造で製作できるようにして、量産性を向上させるこ
とを目的とする。
ので、上記シリンダのような円滑な円周面を有する部品
を鋳造で製作できるようにして、量産性を向上させるこ
とを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第１図において、１１はビデオテープレコーダに固定し
て使用されるシリンダで、上半Ｗ１１ｍと下半部１１ｂ
とからなり、その外周にテープ１２が巻回されて矢印１
５方向へ走行する。上記上半部１１＆と下半部１１ｂと
は、同一の材料で、同一の製造工程を経て造られるもの
であるので、以下に、上記下半部１１１）を代表とし
て説明する。
て使用されるシリンダで、上半Ｗ１１ｍと下半部１１ｂ
とからなり、その外周にテープ１２が巻回されて矢印１
５方向へ走行する。上記上半部１１＆と下半部１１ｂと
は、同一の材料で、同一の製造工程を経て造られるもの
であるので、以下に、上記下半部１１１）を代表とし
て説明する。
第２図において、下半ｇ１ ｌ ｂはダイカスト法によ
り鋳造されるもので、そ の外周の円周部に、押出し材
からなる環体１５が鋳込まれており、この環体１５の表
面で下半部１１１）の外周面１６が形成されている。鋳
造材と押出材は、ともにその主成分がアルミニウムであ
り、たとえば、鋳造材としてＪ工Ｓ規格のＡＤＯｌ ０
または１２を用い一押出材として同規格の中でビデオの
機能に最も適当なるものを用いる。この押出し材の材質
は、第１図のテープ１２とのば擦に対する耐摩耗性やテ
ープ１２とのなじみ易さを考慮したうえで、後述する熱
処理による熱変形が小さいこと、および、第２図の外周
面１６を後述する切削加工により高精度に仕上げるのが
可能なこと等の条件を満たすように選ばれる。
り鋳造されるもので、そ の外周の円周部に、押出し材
からなる環体１５が鋳込まれており、この環体１５の表
面で下半部１１１）の外周面１６が形成されている。鋳
造材と押出材は、ともにその主成分がアルミニウムであ
り、たとえば、鋳造材としてＪ工Ｓ規格のＡＤＯｌ ０
または１２を用い一押出材として同規格の中でビデオの
機能に最も適当なるものを用いる。この押出し材の材質
は、第１図のテープ１２とのば擦に対する耐摩耗性やテ
ープ１２とのなじみ易さを考慮したうえで、後述する熱
処理による熱変形が小さいこと、および、第２図の外周
面１６を後述する切削加工により高精度に仕上げるのが
可能なこと等の条件を満たすように選ばれる。
上記下半部１１１）の製造にあっては、第５図に示すよ
うに、押出し材から所定長さに切断加工した環体１５を
、固定ダイス１７のキャビティ１８に嵌め込み、第４図
に示すように、可動ダイス１９を固定ダイス１７に重合
させて型締めを行ない、湯口２０から鋳造材２１を圧入
して成形する。このとき、上記環体１５を構成する押出
し材と鋳造材２１とは、その主成分がアルミニウムとい
う同一物であるから、画材の密着性は極めて良好である
が、さらにその効果を高めるために環体１５の内外面に
凹凸を設けることもある。また、熱膨張係数もはぼ同一
なので、熱応力による割れや歪の発生がない。
うに、押出し材から所定長さに切断加工した環体１５を
、固定ダイス１７のキャビティ１８に嵌め込み、第４図
に示すように、可動ダイス１９を固定ダイス１７に重合
させて型締めを行ない、湯口２０から鋳造材２１を圧入
して成形する。このとき、上記環体１５を構成する押出
し材と鋳造材２１とは、その主成分がアルミニウムとい
う同一物であるから、画材の密着性は極めて良好である
が、さらにその効果を高めるために環体１５の内外面に
凹凸を設けることもある。また、熱膨張係数もはぼ同一
なので、熱応力による割れや歪の発生がない。
こうして鋳造された下半部１１Ｎｏの環体１５はあらか
じめＴ６処理のような熱処理を施しである。
じめＴ６処理のような熱処理を施しである。
ただし残留応力を取る為の熱処理は鋳造后に行い、ざら
に、第２図の外周面１６にダイヤモンド切削加工を施し
、表面を円滑に仕上げる。このとき、環体１５は巣のな
い押出し材からなるので、切削加工が容易で、極めて滑
らかな所望の外周面１６が得られる。
に、第２図の外周面１６にダイヤモンド切削加工を施し
、表面を円滑に仕上げる。このとき、環体１５は巣のな
い押出し材からなるので、切削加工が容易で、極めて滑
らかな所望の外周面１６が得られる。
なお、上記環体１５は、上記実施例のような押出し材に
限定されるものではなく、引抜き材、鍛造材のような塑
性加工材であれば、巣を生じないから、どのようなもの
でも使える。また、シリンダ１１の内周面が円滑面であ
ることを要求される場合には、この内周面を環体で形成
すればよい。
限定されるものではなく、引抜き材、鍛造材のような塑
性加工材であれば、巣を生じないから、どのようなもの
でも使える。また、シリンダ１１の内周面が円滑面であ
ることを要求される場合には、この内周面を環体で形成
すればよい。
番
さらに、この発明はビデオテープレコーダのシリンダ１
１に限らず、回転ディスクや！−ラ等、円滑な円周面が
要求される種々の部品について実施できる。
１に限らず、回転ディスクや！−ラ等、円滑な円周面が
要求される種々の部品について実施できる。
以上説明したように、この発明によれば、円周面を機械
加工で円滑に仕上げる必要のある部品が、成造ではなく
て鋳造により得られるので、瀘産性が著るしく向上する
。また、鋳造材とこれに鋳込まれる塑性加工材とは、そ
の主成分が同一であるから、画材の密着性がよく、熱応
力による割れや歪の発生もなく、強度に優れる利点があ
る。
加工で円滑に仕上げる必要のある部品が、成造ではなく
て鋳造により得られるので、瀘産性が著るしく向上する
。また、鋳造材とこれに鋳込まれる塑性加工材とは、そ
の主成分が同一であるから、画材の密着性がよく、熱応
力による割れや歪の発生もなく、強度に優れる利点があ
る。
第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第
１図のシリンダの下半部を示す斜視図、第３図および第
４図は同実施例のｍ造工程を示す説明図である。 １１・・・シリンダ（鋳造物）、１５・・・環体、１６
・・・円周面。 第１図 第２図
１図のシリンダの下半部を示す斜視図、第３図および第
４図は同実施例のｍ造工程を示す説明図である。 １１・・・シリンダ（鋳造物）、１５・・・環体、１６
・・・円周面。 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）鋳造材の主成分と同一の主成分を有する塑性加工
材からなる環体を円周部に鋳込んで、上記塑性加工材の
表面で滑らかな円周面を形成したことを特徴とする円周
面を有する鋳造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152463A JPS5853367A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 円周面を有する鋳造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152463A JPS5853367A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 円周面を有する鋳造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853367A true JPS5853367A (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=15541058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56152463A Pending JPS5853367A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 円周面を有する鋳造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853367A (ja) |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP56152463A patent/JPS5853367A/ja active Pending
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