JPS5853335Y2 - 衝撃動工具の取り付け装置 - Google Patents

衝撃動工具の取り付け装置

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Publication number
JPS5853335Y2
JPS5853335Y2 JP2780880U JP2780880U JPS5853335Y2 JP S5853335 Y2 JPS5853335 Y2 JP S5853335Y2 JP 2780880 U JP2780880 U JP 2780880U JP 2780880 U JP2780880 U JP 2780880U JP S5853335 Y2 JPS5853335 Y2 JP S5853335Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
plate
support plate
bolt
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP2780880U
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English (en)
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JPS56132081U (ja
Inventor
孝信 山中
Original Assignee
日本ニユ−マチツク工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本ニユ−マチツク工業株式会社 filed Critical 日本ニユ−マチツク工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体圧作動衝撃動工具を、パワーショベル等
の作業台車に取り付ける際のブラケットに係るものであ
り、長期間使用しても工具本体とブラケット間のがたつ
きが極めて少なく、またボルトを増し締めするだけで簡
単にそのがたつきをなくシ、常に、工具本体とブラケッ
トが強固に固定された状態における作業を可能とするも
のである。
一般に、舗装路面破砕やコンクリート構造物の破壊、採
石の小割等に広く利用されている空圧式あるいは油圧式
の衝撃動工具を作業台車に装着するブラケットには、縦
型と横型と呼ばれる2種類があり、横型ブラケットとは
、図のように衝撃動工具本体(以下、本体と略す)の長
さ方向に対して、直角の方向に支持する方式のものを言
い、従来は、本体に設けた凹部にブラケット内面に設け
た凸部を嵌合させた後、ブラケット前面開口部をガイド
部材内を貫通する長尺のフロントボルトで緊締し両者を
固着している。
しかしこの方式では、フロントボルトと平行な一方向(
A方向とする)のみで1定されるため他の方向に対する
支持力が弱く、本体作動時の振動などにより凹凸部が摩
耗して各部の緩みや損傷発生の大きな要因となっている
このためフロントボルトをその都度増し締めしている−
5(、前面側のみを締め付けるので過度に締め付けてし
まい、本体の変形や内部機構の焼付きを生じやすい。
そこで上記の点を改良すべく、第1図、第2図に示した
本出願人による考案が既に出願されているが、この考案
は、ブラケットの両側下端にボルト挿通孔を有するガイ
ド部材を固着し、これを貫通するボルトにて、ブラケッ
ト内部に溶接した当て部材に本体下部前面に当接させた
板状物を、押圧することによって、フロントボルトに対
して直角の方向(B方向とする)にも固定し、本体とブ
ラケット間にがたつきが生じにくいようにしである。
しかし、実際上各種の破砕作業は鉛直方向ばかりではな
く、破砕対象物の形状に合せて、工具本体を斜めや水平
方向に保持して打撃破砕を行ったり、あるいは本体先端
のチゼルをテコ化りに使用する場合も多いので、前述の
ように本体下方部のみをB方向に締め付けても、やはり
、本体上方部とブラケット間に生じるガタつきをなくす
ことは困難であり、上方のフロントボルトの折損やブラ
ケットのヒビ割れ、欠損につながる。
又、このB方向の締付はボルトには引張り方向に応力が
働くため、ボルトが折れたり、締付ナツトがとんでしま
うという欠点がある。
本考案は以上のような問題点を解消するためになされた
ものであり、本体長さ方向の衝撃力は本体とブラケット
の凹凸嵌合部で受け、上下のフロントボルトを締め付け
てA方向を固定すると共に、本体後面の上方部と下方部
に密接させた2枚の当て板を、ボルトにてブラケット前
面即ちフロントボルト側へ押圧することでB方向にも均
一に緩みなく締め付け、本体をブラケットに堅固に接着
させるものであり、仮に、長時間の作業によって両者間
にガタつきが生じても、フロントボルト及び押しボルト
を増し締めするだけで簡単に元の強固な固着状態に戻す
ことができる。
またこの場合、従来のボルト使用法と異なり、押しボル
トに加わる応力を圧縮方向に用いているので押しボルト
は折損しにくい。
さらに本体とブラケットは従来の工具本体に対する長て
方向に加えて、直交するA方向とB方向から固着されて
おり、応力が各連結部に分散してかかるため各連結部や
ボルトの損耗は著しく減少し、本体及びブラケットの耐
久性を向上させるものである。
次に本考案のブラケット取付装置の一実施例を添付図面
に基づいて説明する。
第3図及び第4図において、2は衝撃動工具本体1を挟
持する二枚の側板を有するブラケットで、その内壁には
前面部から後面部へ向って順にガイド板7、凸部9、ガ
イド板12、ガイド板13が溶接により固着されており
、この他図示はしていないが、ブラケット2の内壁およ
び外壁には幾組がの補強用ガイド板やリブが溶接によっ
て取り付けられている。
3と4はブラケットを作業台車のアームに取り付ける際
のピン穴である。
ガイド板7に密接するようにフロント支持板5がフロン
トボルト6によってブラケット前面内部に固着され、該
支持板5には、B方向の締結効果を上げ且つ作業時に於
ける振動を吸収する目的で弾性部材8が接着されている
ブラケットに設けられた凸部9は工具本体に設けられた
凹部10と係合し、本体を長て方向に支持する。
さらに、前面側を弾性部材8に密接させた本体1の後面
側には、ブラケット内壁中央部の上下に設けたガイド板
12に明けられた穴12′により嵌合支持される押し当
板14を、ロックナツト17、ロックプレート15を螺
挿する押しボルト16をねじ込むことによって当接させ
る。
押しボルト16をさらにねじ込んで本体1をブラケット
2に強固に固着する。
この時ロックプレート15の両端部はガイド板13によ
って後方への逃げを限定されるようにしである。
なお押し当板14には、押しボルト16の先端が係合す
る複数個の窪みを設けておくと滑らず締め易い。
また図示は省略したが、ブラケットの底面側及び後面側
には、作業時に於ける被破砕物の衝突などに起因する損
傷を防止するための補強用板が取り付けられており、押
し当板14やロックプレート15をブラケット後方から
挿入するのが困難である。
そのためブラケット側面にはこれらの挿入用穴11が、
また下側補強用板18にはロックナツト17の締め付は
用穴18′が夫々、明けられている。
なお、ブラケットの後方からロックナツト等を締め付は
可能の場合には、これらの穴は不要であり、ロックプレ
ートを溶接にてブラケット内に固着すれば、ガイド板1
3も不要である。
さらに実施例ではフロント支持板5には補強用リブが多
数溶接にて接合されており、フロントボルト6は折損の
減少・製造コスト・取付は作業の容易さなどを考慮して
短尺のものを用いているが、勿論長尺のボルトを使用し
てもよい。
本考案の取り付は装置は以上の如き構成であるが、この
本体とブラケットの脱着作業は、第5図に示すごとく常
に前面を下にした状態にて行うものである。
次に装着方法について簡単に述べると、先ず工具本体1
を搬水21に載せてから凹部10と凸部9が係合するよ
うにブラケット2を上から被せて入れる。
続いて本体をクレーン等で少しつり上げてから、本体前
面(第5図では下面)とブラケットに設けられたガイド
板7との間隙にフロント支持板5を挿し入れ、フロント
ボルト6でブラケットに固定する。
次に本体を元の位置に戻してから、押し当板14とロッ
クプレート15をブラケット側板に設けた穴11から入
れ、後方から押しボルト16で締める。
最後にロックナツト17を締め付けてから再びフロント
ボルト6を緊締すると、本体1はブラケット2内に堅固
に挾持されることになる。
取り除し作業はこれらと逆の順序で行えばよい。
本考案は上述のように、ブラケット前面部の締め付は方
向(A方向)と、さらにこれと直交する方向(B方向)
とを本体の上部と下部の各個所において締結する締め付
は機構を有しているから、本体をブラケット内部に緩み
なく極めて強固に固着することができるので、各当接個
所の摩滅・損耗が非常に少なくなる。
よってボルトの折損やブラケットのヒビ割れ・欠損の原
因トなる各部の緩みやがたつきが発生しに<<、装置の
耐久性を著しく向上させる。
さらに、A方向の締め付は力は上下のフロントボルト、
またB方向の締め付は力は上下の押しボルトで調整でき
るため、応力は一個所に集中することなく各連接個所に
分散してかかるので、本体の変形や焼き付きの発生が減
少するなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取り付は装置の正面図、第2図は同上の
側面図である。 第3図は本考案の取り付は装置の側面図、第4図は同上
のC−C断面図、第5図は、同上の装着方法を示す図で
ある。 1・・・・・・工具本体、2・・・・・・ブラケット、
5・・・・・・フロント支持板、6・・・・・・フロン
トボルト、8・・・・・・弾性部材、9・・・・・・凸
部、10・・・・・・凹部、7,12.13・・・・・
・ガイド板、11゜12’、 18’・・・・・・穴、
14・・・・・・押し当板、15・・・・・・ロックプ
レート、16・・・・・・押しボルト、17・・・・・
・ロックナツト、18・・・・・・補強板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.その内面の中央部の少なくとも上下に凸部9を設け
    た二枚の側板からなるブラケット2内に、衝撃動工具1
    を、その両側面上下に設けた凹部10が前記凸部9に係
    合するように嵌着して、ブラケットの前面開口を、少な
    くとも上下のフロントボルト6にて両側より締め付けて
    、ブラケット内に固定する衝撃動工具の取り付は装置に
    おいて、ブラケット前面開口部には、フロントボルト6
    が螺通するフロンI・支持板5を嵌着し、このフロント
    支持板を介してフロントボルトを締め付けるようにし、
    ブラケット2の後面(すたわち、工具本体の背面位置よ
    りわずかに後方の位置をいう。 )の前記フロントボルトに対するほぼ対応位置にはガイ
    ド板12を固着し、このガイド板の中央穴12′に、押
    し当板14を移動可能に嵌合支持させ、押し当板14の
    一側には、ガイド板12の後方位置に固定されるロック
    プレート15を螺通する複数のロックボルト16の先端
    を当接させ、ロックボルト16及びロックナツト17を
    回動することにより、上下の押し当板14をブラケット
    内に嵌着した工具本体1の背面に押し付け、工具の前面
    をフロント支持板5に緊密に圧着させて、工具本体1を
    ブラケット2内に、前後左右の方向から押圧固定するこ
    と特徴とする衝撃動工具の取り付は装置。 2、フロント支持板5をコ字形状とし、ブラケット2の
    両側板前面部とフロント支持板の両端部を、各々短尺の
    フロントボルトにて緊締する実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の衝撃動工具の取り付は装置。 3、フロント支持板の工具本体との接触側に、弾性部材
    を接着した実用新案登録請求の範囲第1項乃至第2項記
    載の衝撃動工具の取り付は装置。
JP2780880U 1980-03-03 1980-03-03 衝撃動工具の取り付け装置 Expired JPS5853335Y2 (ja)

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JP2780880U JPS5853335Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 衝撃動工具の取り付け装置

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JP2780880U JPS5853335Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 衝撃動工具の取り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56132081U JPS56132081U (ja) 1981-10-06
JPS5853335Y2 true JPS5853335Y2 (ja) 1983-12-05

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JP2780880U Expired JPS5853335Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 衝撃動工具の取り付け装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319559A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Furukawa Co Ltd 油圧ブレーカ本体支持構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319559A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Furukawa Co Ltd 油圧ブレーカ本体支持構造
JP4657625B2 (ja) * 2004-05-11 2011-03-23 古河機械金属株式会社 油圧ブレーカ本体支持構造

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JPS56132081U (ja) 1981-10-06

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