JPS585328A - 不飽和ポリエステルの製造法 - Google Patents

不飽和ポリエステルの製造法

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JPS585328A
JPS585328A JP10420081A JP10420081A JPS585328A JP S585328 A JPS585328 A JP S585328A JP 10420081 A JP10420081 A JP 10420081A JP 10420081 A JP10420081 A JP 10420081A JP S585328 A JPS585328 A JP S585328A
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JP
Japan
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unsaturated polyester
alcohol
acid
silicone compound
reaction
Prior art date
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Pending
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JP10420081A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
Nintei Sato
任廷 佐藤
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS585328A publication Critical patent/JPS585328A/ja
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、不飽和ポリエステルの製造法に関する。
従来、不飽和ポリエステル樹脂組成物において、耐水性
の比較的すぐれた樹脂は酸成分としてイソフタル酸を用
いたものであった。しかし。
このイソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹脂組成物に
おいても、そのFRP板は熱水中では容易に短時間で白
化し9強度低下がみられる。
エステル樹脂組成物を与える不飽和ポリエステルの製造
法を提供するものである。
本発明は1式(11で示されるシリコーン化合物及び多
価アルコールを反応させ、ついでα、β−不飽和二塩酸
又はその無水物、必要に応じてさらに多塩基fI&を反
応させることを特徴とする不飽和ポリエステルの製造法
に関する。
式+11 (ただし、Rは非置換の又は着換された一価の炭化水素
基、R′は非置換の一価の炭化水素基。
nは1〜5の整数である。) 式(IlにおいてRは、非置換の又は置換の一価炭化水
素基であるが、具体的には、メチル基。
ブチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル等のシ
クロアルキル基;2−フェニルエチル基等のアラルキル
基;フェニル基、トリル基、ナフチル基、キシリル基等
のアリール基などの非置換の一両炭化水素基、ククaメ
チル基、3,3.3−)リフルオロプロピル基、2.3
−ジブロモ−シクロペンチル基、シードフェニル基、ジ
クロロナフチル基などのハロゲン置換の一価炭化水素基
2−シアノプロピル基等のシアノアルキル基などのシア
ノ基置換−価炭化水素基などである。
R′は非置換の一価の炭化水素基であるが、具体的には
、メチル基、エチル基、ブチル基、プロピル基、i−プ
ロピル基、ブチル基、t−ブチル基などである。これら
の炭化水素基、R′は。
上記のシリコーン化合物と多価アルコールを反応させた
場合、それぞれ対応するアルコールとして0反応系外へ
取り除かれるべきものであるから、炭化水素基の炭素数
が少ないほど対応するアルコールの沸点が低くなり0反
応系外へ取り除く操作は、温和な条件で行なうことがで
き好ましい。
上記のシリコーン化合物と多価アルコールとの反応は多
価アルコールの沸点以下の温度で。
除去されるアルコールの沸点以上の温度で行われる。反
応中アルコキシ反応が起こり、非置換の一価炭化水素基
、R′に対応するアルコールが生成し、これを除去しな
がら反応を進める。
上記のシリコーン化合物と多価アルコールとの反応はシ
リコーン化合物1当量に対し、多価アルコール、2当量
以上であることが望ましい。
多価アルコールが2当量未満であると、不飽和ポリエス
テルの分子量が大きくならず特性が十分出ないことKな
る。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、フロピ
レンゲリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ジプロピレンクリコール、1.3−ブチレ
ングリコール、 2.3−ブチレングリコール、ネオ^
ンチルグリコール、トIJメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトールなどが用いられる。
α、β−不飽和二塩基酸又はその無水物としテハ、無水
マレイン酸、マレイン酸、フラール酸、イタコン酸、シ
トラコン酸などが用いられる。
必要に応じて反応される多塩基酸としては。
無水フタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
、ピロメリット酸、トリメリット酸などが用いられる。
不飽和ポリエステルはビニル七ツマ−とa&して不#!
和ポリエステル樹脂組成物とされるが。
ビニルモノマートシては、スチレン、ビニルトルエン、
酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタア
クリル酸エステル、ジアリルフタレート、トリアリルイ
ソシアヌレート、トリメチロールプロパンアクリレート
、トリメチロールプロパンメタアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、アリルグリシジルエーテルなどが用
いられる。
上記のシリコーン化合物と多価アルコールとの反応にお
いては、チタンテトラ−1so−プロポオキシドなどの
チタン系の触媒を用いても良い。
不飽和ポリエステルは、上記のシリコーン化合物及び多
+dfiアルコールを反応させ、ついでα。
β−不飽和二塩基酸必要に応じてさらに多塩基酸を反応
させて得られるが、不飽和二塩基酸必要に応じてさらに
多塩基酸との反応については4常の不飽和ポリエステル
を製造する場合と何ら相輿なく、各成分をa会し、加熱
下に反応させ、水が生成する場合には水を除去して行な
われる。
不飽和ポリエステルの骨格中に上記のシリコーン化合物
を組み込んだことKより耐熱性が大幅に向上されるが、
耐熱性、靭性から、上記のシリコーン化合物の含有量は
、不飽和ポリエスチルに対して10〜70重量パーセン
トの範囲にあることが望ましい。
本発明の製造法によって得られる不飽和ポリエステルを
ビニルモノマーに溶解することKよって不飽和ポリエス
テルwm組成物が得られるが、ラジカル重合触媒、必要
に応じては金属石ケン、アミン、アミン塩などの添加に
より不飽和ポリエステル樹脂組成物の硬化が可能となる
例えば、メチルエチルケトンパーオキサイドとオクテン
酸コバルト又はナフテン酸コバルト。
ベンゾイルパーオキサイドとオクテン酸マンガン、ベン
ゾイルパーオキサイドとジメチルアミンなどの組み合わ
せが好適である。
実施例を説明する0部とあるのは重量部である。
実施例1 ジフェニルジメトキシシラン476部、プロピレングリ
コール319部、さらにチタンテトラ−1so−プロポ
キシド0.4部を攪拌機、コンデンサー、温度針及び不
活性ガス導入口を有する四ツロフラスコに仕込み、窒素
ガスを通しながら還流状aK1時間保つ。次いで100
℃前後で濡出物(メタノール)を除去する。温度を60
℃前後に下ケ無水マレイン酸98415.イソフタルm
166部を仕込む。仕込み完了後a素ガスを通しながら
150℃で2時間反応させたのち200℃に加熱。
約6時間反応させ酸価30の不飽和ポリエステルを得た
。これにスチレンを600部加え、さらにハイドロキノ
ンを0.1部添加し約60重量慢溶液の不飽和ポリエス
テル樹脂組成物(イ)を得る。
実施例2 実施例1と同じ四ツロフラスコを用いて、実施業株式会
社製)618部、プロピレングリコール159部を仕込
み、還流状態に1時間保つ。100℃stt後で濡出物
を除去し、60℃前後まで温度を下げる。さらに、#l
氷水マレイン酸49部。ン7タル酸83部を加え150
℃で2時間反応させ、ついで200℃まで加熱し、8時
間反応させて酸価40の不飽和ポリエステルを得る。こ
7に550部のスチレンを加えハイドロキノンを0.1
115g加して、約60重量係溶液の不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物−)を得る。
比較例1 実施例1と同じ装置をつけたフラスコKs水フタル酸2
96部、無水マレイン酸196部、プロプレンゲリコー
ル336部を仕込み発熱に注意して150℃まで温度を
上昇し、2時間反応させ九のち200℃に加熱して5時
間反応させて酸価35の不飽和ポリエステルを得る。こ
れにスチレンを500部加え、ハイドロキノンを0.1
部添加して約60重量慢溶液の不飽和ポリエステル樹脂
組成智→を得る。
比較例2 イソフタル酸332部、無水マレイン酸196部、プロ
ピレングリコール336部を比較例1と同じ装置、同じ
会成工機をとって、酸価33の不飽和ポリエステルを得
る。さらにスチレン500部、ハイドロキノン0.1部
を添加し、約60重量慢の溶液の不飽和ポリエステル樹
脂組成物二)を得る。以上で得た不飽和ポリエステル樹
脂組成物(イ)〜に)100部にオクテン酸コバル) 
(6%金属含有)を0.5s添加し、約1分間攪拌後、
さらにメチルエチルケトンパーオキサインド(活性酸素
量1(1)1部を添加し、約1分間攪拌して得た組成物
をチョツプドストランドマット(富士ファイバー製FE
M−450)1層だガラス含有量が約a O@@Sにな
るよう常法に従い、25℃でノーンドレイアップ成形を
行な匹、厚さ約1mの平板を成形した。ゲル化後60℃
の乾燥炉に30分間放置し、FRP板を得た。
FfLr板の特性試験をJ、IB K 6911に準じ
て行ないその結果を表1に示した。
表i  tap板の特性比較 * 100℃沸騰水中に浸漬後、白化までの時間を目視
で判定した。
**100℃沸騰水中に浸漬しておき、所定の日に試験
片を取り出し9曲げ強度の保持率が601以下になった
日数を示した。
表1から明らかなように0本発明の製造法によって得ら
れる不飽和ポリエステルを用いて得られるFRP板は、
熱水中における白化及び強度保持率が向上する。
本発明の製造法によって得られる不飽和ポリエステルを
用いて得られるFRPの貯水槽、水タンク。
温水パイプ等は、その寿命が大幅に延長される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(I)で示されるシリコーン化合物及び多価アル
    コールを反応させ、ついでα、β−不飽和二塩酸又はそ
    の無水物、必要に応じてさらに多塩基酸を反応させるこ
    とを特徴とする不飽和ポリエステルの製造法。 式(り R1 (ただし、Rは非置換の又は置換された1価の炭化水素
    基、R′は非置換の1価の炭化水素基、nは1〜5の整
    数である。)
JP10420081A 1981-07-02 1981-07-02 不飽和ポリエステルの製造法 Pending JPS585328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177020A (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 Hitachi Chem Co Ltd 不飽和ポリエステルの製造法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51125479A (en) * 1974-11-22 1976-11-01 Ppg Industries Inc Radiation curable composition containing organic silicon compound
JPS54162734A (en) * 1978-06-14 1979-12-24 Hitachi Ltd Photopolymerizable resin composition for coating hybrid integrated circuit

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