JPS5852984B2 - ダイ 1 マタハダイ 2 アミンオ カイシユウスルホウホウ - Google Patents
ダイ 1 マタハダイ 2 アミンオ カイシユウスルホウホウInfo
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- JPS5852984B2 JPS5852984B2 JP49018659A JP1865974A JPS5852984B2 JP S5852984 B2 JPS5852984 B2 JP S5852984B2 JP 49018659 A JP49018659 A JP 49018659A JP 1865974 A JP1865974 A JP 1865974A JP S5852984 B2 JPS5852984 B2 JP S5852984B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D295/00—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
- C07D295/02—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms containing only hydrogen and carbon atoms in addition to the ring hetero elements
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- Organic Chemistry (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アミンの回収方法に関し、更に詳しく述べる
ならば、第1又は第2ア□ンを回収する方法に関する。
ならば、第1又は第2ア□ンを回収する方法に関する。
本発明方法は、第1及び第2の、脂肪族、複素環、水素
化芳香族及びその他のア□ンを水容液、水性有機溶液又
は有機導液から回収するために有用であり、また、それ
らのアミンを第3アミンとの混合物から回収することも
含1れる。
化芳香族及びその他のア□ンを水容液、水性有機溶液又
は有機導液から回収するために有用であり、また、それ
らのアミンを第3アミンとの混合物から回収することも
含1れる。
本発明方法は、最も好捷しい用途として、少なくとも8
.5のpKa値(酸性度定数の負の対数)を有する第1
又は第2アミンを回収するために使用することができる
。
.5のpKa値(酸性度定数の負の対数)を有する第1
又は第2アミンを回収するために使用することができる
。
溶液構成成分は、共沸混合物を形成していてもあるいは
形成していなくてもよく、いずれにしてもア□ンを回収
することができる。
形成していなくてもよく、いずれにしてもア□ンを回収
することができる。
本発明は、特にその態様の1つに従えば、水溶液ならび
に水損外に種々のN−アルキルモルホリンを含有する溶
液からモルホリンを回収することを可能にする。
に水損外に種々のN−アルキルモルホリンを含有する溶
液からモルホリンを回収することを可能にする。
水とアミノ官能基との間には非常に強力な結合関係が存
在している。
在している。
そのために、良好な収率をもって生成物を得ることを目
的として水溶液からアミンを回収することは、屡々困難
であった。
的として水溶液からアミンを回収することは、屡々困難
であった。
このケースを説明するために最も適した材料として、例
えば、水とモルホリンの混合物が考えられる。
えば、水とモルホリンの混合物が考えられる。
混合物の液相と蒸気相との間に平衡関係が成り立つとい
うデータは、精留により水容液からモルホリンを回収す
る方法が、経済的な観点から、むしろ好1しくないこと
を示している。
うデータは、精留により水容液からモルホリンを回収す
る方法が、経済的な観点から、むしろ好1しくないこと
を示している。
なぜなら、この場合には、取り扱いが困難な高額の精留
塔を使用することが必要でありかつ多量の熱蒸気及び冷
却水を消費するからである。
塔を使用することが必要でありかつ多量の熱蒸気及び冷
却水を消費するからである。
第1及び第2アミンを第3ア□ンから分離する場合にも
本質的な困難に遭遇する。
本質的な困難に遭遇する。
この種の困難は、沸点又は共沸混合物形成温度が互いに
僅かに異なることに原因している。
僅かに異なることに原因している。
この具体例として、十分な分離を行ない得す、そして純
粋なピペリジンを調製することが必要な場合であっても
3.4〜8%のピリジンを含有する共沸混合物を形成す
るピリジン−ピペリジン系をあげることができる。
粋なピペリジンを調製することが必要な場合であっても
3.4〜8%のピリジンを含有する共沸混合物を形成す
るピリジン−ピペリジン系をあげることができる。
付言するならば、種々のアミンは、水又は有機物質とと
もに共沸混合物を形成する。
もに共沸混合物を形成する。
従って、約20%のアミンを含有する水及びN、N’−
ジエチルエチレンジアミンの共沸混合物を分離するため
には、もしも第3の取分を導入することにより水を共沸
蒸留するつもりであるならば、多量のエネルギー消費が
必要である。
ジエチルエチレンジアミンの共沸混合物を分離するため
には、もしも第3の取分を導入することにより水を共沸
蒸留するつもりであるならば、多量のエネルギー消費が
必要である。
あるいは、上記のような理由があるために、もしも水溶
液からアミンを抽出するつもりであるならば、多量の抽
出剤を使用すべきである。
液からアミンを抽出するつもりであるならば、多量の抽
出剤を使用すべきである。
上記手法のうち2番目に述べた態様に従えば、抽出剤を
再生しかつアミンを分離することが必要であるために、
多量のエネルギー消費はどうしても避けることができな
い。
再生しかつアミンを分離することが必要であるために、
多量のエネルギー消費はどうしても避けることができな
い。
ア□ン含有量が小さいこのような混合物は、化学プロセ
スにおいて屡々見い出されるところである。
スにおいて屡々見い出されるところである。
このようなプロセスにおいて、アミンには一連の変換処
理が施されるけれども、その反応は完全に進行せずその
ために、アミンを回収しかつそのア□ンを再びプロセス
に戻すことが必要である。
理が施されるけれども、その反応は完全に進行せずその
ために、アミンを回収しかつそのア□ンを再びプロセス
に戻すことが必要である。
このようなプロセスにトいては、屡々、アミンを純粋な
形で分離することを目的としたものではないけれども、
アミンを濃縮して溶液中におけるその濃度をある程度1
で調節することが好ましい。
形で分離することを目的としたものではないけれども、
アミンを濃縮して溶液中におけるその濃度をある程度1
で調節することが好ましい。
上述の問題を解決するために、いくつかの方法が提案さ
れている。
れている。
例えば、水溶液からアミンを回収するために、水と一緒
に々つて共沸混合物(この混合物の沸点は、最低である
)を形成する炭化水素とともに水を留去することが提案
されている(英国特許第1,008,226号参照)。
に々つて共沸混合物(この混合物の沸点は、最低である
)を形成する炭化水素とともに水を留去することが提案
されている(英国特許第1,008,226号参照)。
しかしながら、この方法でも、取り扱いが容易でなくか
つ費用のかかる設備を使用することが必要であり、更に
、多量の溶媒を繰り返し蒸発すべきであるために、熱及
び冷却水の消費量も多大である。
つ費用のかかる設備を使用することが必要であり、更に
、多量の溶媒を繰り返し蒸発すべきであるために、熱及
び冷却水の消費量も多大である。
水容液からモルホリンを回収するために提案されている
方法は、モルホリンの水溶解度を著しく抑制する苛性ソ
ーダ濃縮溶液を使用することを含んでなる(米国特許第
2,776,972号参照)。
方法は、モルホリンの水溶解度を著しく抑制する苛性ソ
ーダ濃縮溶液を使用することを含んでなる(米国特許第
2,776,972号参照)。
この公知な方法にもまた欠点がある。
すなわち、この方法では、希釈水溶液から苛性ソーダを
再生することが必要である。
再生することが必要である。
このような再生目的には高額な設備を使用すること、そ
してそれと関連して多量の熱消費が予想される。
してそれと関連して多量の熱消費が予想される。
水溶液からアミンを回収するために、水と混和し得すか
つア□ンに関して反応性を具えていない不活性有機溶媒
を使用して高めた温度にも・いて抽出を行なう方法も提
案されている。
つア□ンに関して反応性を具えていない不活性有機溶媒
を使用して高めた温度にも・いて抽出を行なう方法も提
案されている。
この場合には最初に、溶媒、ア□ン及び水を含有する抽
出物から精留により水と容媒との共沸混合物を分離し、
その後でア□ンを回収する(フランス特許第1.407
,305号、米国特許第3,433,788号及び英国
特許第1,073,582号参照)。
出物から精留により水と容媒との共沸混合物を分離し、
その後でア□ンを回収する(フランス特許第1.407
,305号、米国特許第3,433,788号及び英国
特許第1,073,582号参照)。
この方法の場合、水中のア□ノ含有量は溶媒中のそれよ
りも犬であり、そのために、多量の溶媒を使用すること
が含1れる。
りも犬であり、そのために、多量の溶媒を使用すること
が含1れる。
アミンの回収率は、不十分である。
本発明の1つの目的は、高額な設備の使用及び熱消費量
の増大を必要としない、第1及び第2アミンを回収する
ための新規な方法を提案することにある。
の増大を必要としない、第1及び第2アミンを回収する
ための新規な方法を提案することにある。
本発明のもう1つの目的は、第1及び第2の、脂肪族、
複素環、水素化芳香族及びその他のアミンを、第3アミ
ンを含有する溶液も含めたその水溶液又は有機溶液から
回収するためのものであって、そのア□ンとともに共沸
混合物を形成する物質も回収し得るような方法を提案す
ることにある。
複素環、水素化芳香族及びその他のアミンを、第3アミ
ンを含有する溶液も含めたその水溶液又は有機溶液から
回収するためのものであって、そのア□ンとともに共沸
混合物を形成する物質も回収し得るような方法を提案す
ることにある。
本発明のさらにもう1つの目的は、水溶液及び水の他に
更にN−アルキルモルホリン及びその他の有機化合物を
含有する溶液からモルホリンを回収するためのものであ
って、高純度を有するモルホリンを調製し得るような方
法を提案することにある。
更にN−アルキルモルホリン及びその他の有機化合物を
含有する溶液からモルホリンを回収するためのものであ
って、高純度を有するモルホリンを調製し得るような方
法を提案することにある。
これらの目的及びその他の目的は、第1及び第27□ン
の水溶液、有機溶液又は水性有機溶液から蒸留、精留又
は抽出により第1及び第2アミンを回収するための方法
に釦いて、前記蒸留、精留又は抽出を本発明に従い炭酸
ガスを存在せしめて行なうことにより達成される。
の水溶液、有機溶液又は水性有機溶液から蒸留、精留又
は抽出により第1及び第2アミンを回収するための方法
に釦いて、前記蒸留、精留又は抽出を本発明に従い炭酸
ガスを存在せしめて行なうことにより達成される。
本発明方法は、系内部に釦いて炭酸ガスを再循環し、そ
れと同時に精留が行なわれるように実施するのが好まし
い。
れと同時に精留が行なわれるように実施するのが好まし
い。
また、本発明方法は、蒸留又は抽出を行なうに先がけて
、前記溶液を炭酸ガスで飽和せしめるような手法で実施
するのが好ましい。
、前記溶液を炭酸ガスで飽和せしめるような手法で実施
するのが好ましい。
本発明方法は、第1及び第2の、脂肪族、複素環及びそ
の他のアミンの揮発度が、アミンと炭酸ガスとが反応す
ることの結果として低下する現象に基因している。
の他のアミンの揮発度が、アミンと炭酸ガスとが反応す
ることの結果として低下する現象に基因している。
それというのも、水及びその他の有機物質の揮発度はそ
の11変化せず、有機溶媒中のア□ンの溶解度だけが実
質的に低下するから。
の11変化せず、有機溶媒中のア□ンの溶解度だけが実
質的に低下するから。
アミンを含有する溶液の精留をもしも炭酸ガス雰囲気中
で行なう予定であるならば、平衡曲線より算出される最
小還流比よりも更に小さくなるように還流比を調節しな
がらその方法を実施することができる。
で行なう予定であるならば、平衡曲線より算出される最
小還流比よりも更に小さくなるように還流比を調節しな
がらその方法を実施することができる。
高分解能を具えた塔を使用する必要はない。
非沸系を精留する場合には、炭酸ガスの存在において共
沸混合物の濃度が変化し、ある場合には共沸混合物は全
熱形成されない。
沸混合物の濃度が変化し、ある場合には共沸混合物は全
熱形成されない。
精留工程に釦いて、炭酸ガスの介在が増加すると、その
結果として、より良好な分離効率及び最小還流比の低下
を常に生じる。
結果として、より良好な分離効率及び最小還流比の低下
を常に生じる。
本発明により第1及び第2アミンを回収する方法は、ど
のような副生成物も生成しないばかりでなく、アミンを
化学的に再生する工程を全然含1ず、一方、カルボン酸
は、それを系内部で循環することにより再びプロセスに
戻すことができる。
のような副生成物も生成しないばかりでなく、アミンを
化学的に再生する工程を全然含1ず、一方、カルボン酸
は、それを系内部で循環することにより再びプロセスに
戻すことができる。
本発明方法は、それをして、第1及び第2の、脂肪族、
複素環式、水素化芳香族及びその他のアミン、特に少な
くとも8.5のpKa値を有するア□ンを、それらのア
□ンの水溶液又は有機溶液ならびに水性有機溶液、すな
わち、水及びアミンの他に更にその他の有機化合物、例
えば、脂肪族、芳香族、脂環式系の炭化水素及びアルコ
ール、脂肪族及び脂肪族・芳香族系のエーテル、脂肪族
及び複素環式系の第3アミン複素環式化合物、芳香族系
のニトロ化合物などを含有する溶液から回収することを
可能にする。
複素環式、水素化芳香族及びその他のアミン、特に少な
くとも8.5のpKa値を有するア□ンを、それらのア
□ンの水溶液又は有機溶液ならびに水性有機溶液、すな
わち、水及びアミンの他に更にその他の有機化合物、例
えば、脂肪族、芳香族、脂環式系の炭化水素及びアルコ
ール、脂肪族及び脂肪族・芳香族系のエーテル、脂肪族
及び複素環式系の第3アミン複素環式化合物、芳香族系
のニトロ化合物などを含有する溶液から回収することを
可能にする。
本発明方法は、以下に述べるような手法で実施すること
が好ましい。
が好ましい。
この方法は、連続精留工程のフローシートを示した添付
図面から更に容易に理解し得るであろう。
図面から更に容易に理解し得るであろう。
この図面に釦いて、第1及び第2ア□ンを含有する出発
導液は、パイプライン1を通って、ボイラ3を装備した
精留塔2に送られる。
導液は、パイプライン1を通って、ボイラ3を装備した
精留塔2に送られる。
炭酸ガスは、上記と同じ精留塔2に、すなわち、ガスブ
ロア5を用いることにより、パイプライン4を通って出
発尋液の装入個所の下方に送られる。
ロア5を用いることにより、パイプライン4を通って出
発尋液の装入個所の下方に送られる。
炭酸ガスは、精留塔2を通過した後、分縮器6から出て
、パイプライン7及びガスブロア5を装備したパイプラ
イン4を通って再びプロセスに送り戻される。
、パイプライン7及びガスブロア5を装備したパイプラ
イン4を通って再びプロセスに送り戻される。
この系には、炭酸ガスの損失を補う目的から、パイプラ
イン8を通って新しい炭酸ガスが送り込1れる。
イン8を通って新しい炭酸ガスが送り込1れる。
塔2から留出した蒸気は、分縮器6にむいて炭酸ガスと
ともに凝縮せしめられる。
ともに凝縮せしめられる。
凝縮液は、2つの流れに分けられる。
すなわち一方の流れは、還流として塔2に噴霧するため
にパイプライン9を介して供給され、一方、もう1つの
流れは、実質的に第1又は第2アミンを含昔ないけれど
も、それら第1又は第2アミンから分離された成分から
なる留出液としてパイプライン10を介して排出される
。
にパイプライン9を介して供給され、一方、もう1つの
流れは、実質的に第1又は第2アミンを含昔ないけれど
も、それら第1又は第2アミンから分離された成分から
なる留出液としてパイプライン10を介して排出される
。
分離された第1又は第2アミンは、パイプライン11を
介して精留塔2の底部から排出される。
介して精留塔2の底部から排出される。
このような場合において、適当と考えられる時にはより
完全に炭酸ガスを分離することを目的として、付加的な
加熱が行なわれる。
完全に炭酸ガスを分離することを目的として、付加的な
加熱が行なわれる。
精留塔2は、常圧下及び減圧下あるいは常圧を上廻る圧
力下で操作することができる。
力下で操作することができる。
還流比ならびに塔の分解能及び塔2を通って再循環され
る炭酸ガスの量と分縮器6の内部において単位時間に凝
縮される蒸気の量との割合(Gco2/Gva、。
る炭酸ガスの量と分縮器6の内部において単位時間に凝
縮される蒸気の量との割合(Gco2/Gva、。
ur)は、出発尋液の物理的な性質に応じて経済的観点
から考察することにより選択することができる。
から考察することにより選択することができる。
ある場合には、共沸混合物を分離する間に、塔2におい
てほんの一部だけ分離を行ない、そしてその塔底部から
、純粋でないア□ンをその濃縮溶液の形で排出すること
が好ましい。
てほんの一部だけ分離を行ない、そしてその塔底部から
、純粋でないア□ンをその濃縮溶液の形で排出すること
が好ましい。
この場合には一定量のアミンを含有するその他の溶液成
分が、塔2の塔頂部から排出されるであろう。
分が、塔2の塔頂部から排出されるであろう。
前述の連続精留工程は、本発明において最も好ましい態
様であるけれども、ある場合には、定期的に運転する回
分式の精留塔を使用して分離を行なうことも好ましい。
様であるけれども、ある場合には、定期的に運転する回
分式の精留塔を使用して分離を行なうことも好ましい。
この場合には、精留塔のスチルの部分に出発溶液が装填
され、炭酸ガスは、その塔を通って再循環せしめられる
。
され、炭酸ガスは、その塔を通って再循環せしめられる
。
最初に、その他の導液成分を集め、次いで、炭酸ガスの
再循環を中断する。
再循環を中断する。
その後、スチルの部分からア□ンが排出されるかもしく
は、必要に応じて、蒸留後に分縮器から放出される。
は、必要に応じて、蒸留後に分縮器から放出される。
本発明方法のもう1つの態様は、分離されるべき溶液に
前以って炭酸ガスを飽和せしめ、引き続いて前述の手法
に従って、常圧下又は真空下において連続式又は回分式
の塔にむいて蒸留又は精留を行なうことを含んでなる。
前以って炭酸ガスを飽和せしめ、引き続いて前述の手法
に従って、常圧下又は真空下において連続式又は回分式
の塔にむいて蒸留又は精留を行なうことを含んでなる。
但し、この態様は、精留塔を通して炭酸ガスを再循環せ
しめる工程を含1ない。
しめる工程を含1ない。
本発明方法のさらにもう1つの態様は、アミンの出発溶
液に炭酸ガスを飽和せしめ、引き続いて、有機冶媒で抽
出することによりその他の成分を分離することを含んで
なる。
液に炭酸ガスを飽和せしめ、引き続いて、有機冶媒で抽
出することによりその他の成分を分離することを含んで
なる。
これにより、アミンの炭酸塩又は濃縮溶液が残分として
残留し、その残分から、加熱又は還流により炭酸ガスを
除去した後、アミンが回収される。
残留し、その残分から、加熱又は還流により炭酸ガスを
除去した後、アミンが回収される。
ある場合には、出発溶液に炭酸ガスを飽和せしめた後、
その溶液からアミンの炭酸塩を結晶の形で沈澱させる。
その溶液からアミンの炭酸塩を結晶の形で沈澱させる。
例えば、出発溶液としての70%の水溶液からは、エチ
レンジアミンカーボネートが沈澱させられる。
レンジアミンカーボネートが沈澱させられる。
この塩は、本発明方法に従って、濾過、沈降又は遠心分
離により溶液から分離されその後、加熱又は還流により
炭酸ガスを除去した後、ア□ンが回収される。
離により溶液から分離されその後、加熱又は還流により
炭酸ガスを除去した後、ア□ンが回収される。
次に、本発明の理解を更に容易ならしめるために、特に
いくつかの実施例をあげて第1及び第2アミンを回収す
るための方法について詳しく説明する。
いくつかの実施例をあげて第1及び第2アミンを回収す
るための方法について詳しく説明する。
実施例 1
連続操作式の精留塔中に、閉じられた系の内部にち・い
て炭酸ガスを再循環せしめ、モルホリンの濃度が20%
となるようにモルホリンの水溶液を供給した。
て炭酸ガスを再循環せしめ、モルホリンの濃度が20%
となるようにモルホリンの水溶液を供給した。
炭酸ガスの装入個所の上方に釦ける塔分解能は理論段数
で15であった。
で15であった。
GOO/Gvapour )比が1.8〜2.5であり
かつ還流比が0.5であるとき、0.1%1での量のモ
ルホリンを含有する留出液及び99.2%のモルホリン
を含有する缶残が得られた。
かつ還流比が0.5であるとき、0.1%1での量のモ
ルホリンを含有する留出液及び99.2%のモルホリン
を含有する缶残が得られた。
Cしも午/7:+I n
塔頂部における分解能が理論段数で15である連続操作
式の精留塔に、下記の組成を有する混合物を供給した。
式の精留塔に、下記の組成を有する混合物を供給した。
モルホリン48.4%、エタノール0.5%、ジオキサ
ン1,2%、メトキシエチルアミン2.4%、メチルモ
ルホリン4,6%、エチルモルホリン4.5%、メチル
セロソルフ(エチレングリコールのメチルエーテル)1
.8%及び水36.1%。
ン1,2%、メトキシエチルアミン2.4%、メチルモ
ルホリン4,6%、エチルモルホリン4.5%、メチル
セロソルフ(エチレングリコールのメチルエーテル)1
.8%及び水36.1%。
Gco /G 比−1,8〜2.5及び還流比=
2 vapour 0.5を保証するために炭酸ガスを連続的に再循環せし
めたところ、モルホリンを除いてすべての成分を定量的
に含有する留出液が得られた。
2 vapour 0.5を保証するために炭酸ガスを連続的に再循環せし
めたところ、モルホリンを除いてすべての成分を定量的
に含有する留出液が得られた。
モルホリンは、留出液中に0.1%を上廻らない量で含
1れた。
1れた。
得られた缶残は、99%のモルホリンを含有した。
実施例 3
43.2%のシクロヘキシルアミン水溶液(この組成は
、共沸混合物の組成に近い)を、理論段数で2.0の分
解能を有する連続操作式の精留塔に供給した。
、共沸混合物の組成に近い)を、理論段数で2.0の分
解能を有する連続操作式の精留塔に供給した。
精留の間、炭酸ガスを塔に供給した。G O02/Gv
apour比−1,2〜1.4及び還流比−〇、3〜0
.5であるとき、0.3%1でのアミンを含有する留出
液が塔頂から排出され、一方、塔底からは、99.2%
の濃度のシクロヘキシルアミンが排出された。
apour比−1,2〜1.4及び還流比−〇、3〜0
.5であるとき、0.3%1でのアミンを含有する留出
液が塔頂から排出され、一方、塔底からは、99.2%
の濃度のシクロヘキシルアミンが排出された。
実施例 4
共沸混合物に近い組成を有するものであってかつ48重
量%のn−ブチルアミン及び52重量%のエタノールを
含有する溶液を、炭酸ガスが供給されている連続操作式
の精留塔に装入した。
量%のn−ブチルアミン及び52重量%のエタノールを
含有する溶液を、炭酸ガスが供給されている連続操作式
の精留塔に装入した。
炭酸ガス装入個所の上方に卦ける塔分解能は、理論段数
15であった。
15であった。
GOO2/Gvapour比−1,0〜1.2及び還流
比−〇、5のとき、0.6重量%のアミンを含有する留
出液及び94.9重量%のアミンを含有する缶残が得ら
れた。
比−〇、5のとき、0.6重量%のアミンを含有する留
出液及び94.9重量%のアミンを含有する缶残が得ら
れた。
実施例 5
10.2%のメチルモルホリン、25.6%のモルホリ
ン及び64.2%の水を含有する700gの溶液を、理
論段数で35の分解能を有する回分操作式の精留塔のス
チルに装填した。
ン及び64.2%の水を含有する700gの溶液を、理
論段数で35の分解能を有する回分操作式の精留塔のス
チルに装填した。
炭酸ガスは、GOO2/Gvapour比−1,1を保
証するために、連続的に塔に供給した。
証するために、連続的に塔に供給した。
還流比が2であるとき、留出液は、0.09%のモルホ
リン及び21.3%のメチルモルホリンを含有する33
5gの重量で得られた。
リン及び21.3%のメチルモルホリンを含有する33
5gの重量で得られた。
もう1つの留出液は、94%のモルホリンを含有する2
02gの重量で得られた。
02gの重量で得られた。
上記の残りの生成物が缶残であり、これは、蒸留後、9
8.6%の濃度を有するモルホリンを生じた。
8.6%の濃度を有するモルホリンを生じた。
実施例 6
12.2%のエチルモルホリン、26.1%のモルホリ
ン及び61.3%の水を含有する650gの溶液を、理
論段数で35の分解能を有する回分操作式の精留塔のス
チルに装填した。
ン及び61.3%の水を含有する650gの溶液を、理
論段数で35の分解能を有する回分操作式の精留塔のス
チルに装填した。
この塔には、炭酸ガスを連続的に供給した。
G O02/Gvapour −1,1及び還流比−2
のとき、0.083%のモルホリン及び25.5%のエ
チルモルホリンを含有する310gの水性留出液、そし
てモルホリンの濃度が11.7%である190gの留出
液が得られた。
のとき、0.083%のモルホリン及び25.5%のエ
チルモルホリンを含有する310gの水性留出液、そし
てモルホリンの濃度が11.7%である190gの留出
液が得られた。
蒸留が済んだ後、98.2%の濃度のモルホリンが缶残
から得られた。
から得られた。
実施例 7
10%のN、N’−ジエチレンジアミン及び90%の水
を含有しておりかつ炭酸ガスで飽和せしめられている4
75gの水溶液(pH−= 7.2 )を分別真空蒸留
(残圧: 30miHg)して下記のような留出液を得
た。
を含有しておりかつ炭酸ガスで飽和せしめられている4
75gの水溶液(pH−= 7.2 )を分別真空蒸留
(残圧: 30miHg)して下記のような留出液を得
た。
ア□ン濃度が0.045重量%のもの164g、アミン
濃度が0.46重量%のもの1979.アミン濃度が4
,8重量%のもの20g及びアミン濃度が8.8重量%
のもの51g。
濃度が0.46重量%のもの1979.アミン濃度が4
,8重量%のもの20g及びアミン濃度が8.8重量%
のもの51g。
残りの缶残は、95.5重量%の生成物を含有した。
実施例 8
n−ジブチルアミンの30%0−キシレン溶液100g
に炭酸ガスを飽和せしめ、次に、真空蒸留(残圧: 2
0mmHg、 ljt度:約50°C)を行なった。
に炭酸ガスを飽和せしめ、次に、真空蒸留(残圧: 2
0mmHg、 ljt度:約50°C)を行なった。
蒸発した溶液を常圧下に還流する1で加熱したところ、
n−ジブチルアミンの46.8%0−キシレン溶液41
が得られた。
n−ジブチルアミンの46.8%0−キシレン溶液41
が得られた。
実施例 9
はぼ共沸混合物に近い紐取を有して釦すかつピリジン含
有量が4.1%であるピリジン及びピペリジンの混合物
に炭酸ガスを飽和せしめ、次に、50m71Hgの残圧
下に分別蒸留を行なった。
有量が4.1%であるピリジン及びピペリジンの混合物
に炭酸ガスを飽和せしめ、次に、50m71Hgの残圧
下に分別蒸留を行なった。
常圧下に還流を行なったところ、蒸留に供された出発混
合物の85%の量に相当するピペリジンが底部において
得られた。
合物の85%の量に相当するピペリジンが底部において
得られた。
この生成物は、実質的にピリジンを含有しなかった。
実施例 10
25.0%のモルホリン、12%のメチルモルホリン及
び63%の水を含有しておりかつ炭酸ガスで予め飽和せ
しめられている混合物を、連続操作式の向流抽出塔の塔
頂部に供給した。
び63%の水を含有しておりかつ炭酸ガスで予め飽和せ
しめられている混合物を、連続操作式の向流抽出塔の塔
頂部に供給した。
一方、その塔底部には、溶媒、すなわち、n−キシレン
を供給した。
を供給した。
抽出は、25〜50℃の湯度範囲で行った。
反応塔の塔底部からは、モルホリンカーボネートの水溶
液を含むラフィネートが排出された。
液を含むラフィネートが排出された。
この溶液は、モルホリンを含有し々かった。
得られた溶液は、引き続いて、実施例1に記載の手法に
従って処理を行なった。
従って処理を行なった。
反応塔の塔頂部からは、20〜2.5%のメチルモルホ
リンを含有するけれども、モルホリンを含有しない溶媒
が排出された。
リンを含有するけれども、モルホリンを含有しない溶媒
が排出された。
最後に、本発明の好ましい態様を列挙すると、次の通り
である。
である。
(1)系内部において炭酸ガスを再循環せしめなから精
留を行なうことを含んでなる特許請求の範囲に記載の方
法。
留を行なうことを含んでなる特許請求の範囲に記載の方
法。
(2)蒸留に先がけて、溶液に炭酸ガスを飽和せしめる
ことを含んでなる特許請求の範囲に記載の方法。
ことを含んでなる特許請求の範囲に記載の方法。
(3)抽出に先がけて溶液に炭酸ガスを飽和せしめるこ
とを含んでなる特許請求の範囲に記載の方法。
とを含んでなる特許請求の範囲に記載の方法。
添付図面は本発明による連続精留工程のフローシートで
ある。 なお、この図面に釦いて、2は精留塔、3はボイラー
5はガスブロア、そして6は分縮器を表わす。
ある。 なお、この図面に釦いて、2は精留塔、3はボイラー
5はガスブロア、そして6は分縮器を表わす。
Claims (1)
- 1 第1又は第2アミンを含有する水溶液、有機溶液又
は水性有機溶液から第1又は第2ア□ンを回収するため
に、炭酸ガスの存在下において前記溶液を蒸留、精留又
は抽出することを特徴とする第1又は第2アミンを回収
する方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2405911A DE2405911C3 (de) | 1974-02-07 | 1974-02-07 | Verfahren zur Isolierung von primären und sekundären Aminen |
JP49018659A JPS5852984B2 (ja) | 1974-02-07 | 1974-02-18 | ダイ 1 マタハダイ 2 アミンオ カイシユウスルホウホウ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2405911A DE2405911C3 (de) | 1974-02-07 | 1974-02-07 | Verfahren zur Isolierung von primären und sekundären Aminen |
JP49018659A JPS5852984B2 (ja) | 1974-02-07 | 1974-02-18 | ダイ 1 マタハダイ 2 アミンオ カイシユウスルホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50112308A JPS50112308A (ja) | 1975-09-03 |
JPS5852984B2 true JPS5852984B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=25766595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49018659A Expired JPS5852984B2 (ja) | 1974-02-07 | 1974-02-18 | ダイ 1 マタハダイ 2 アミンオ カイシユウスルホウホウ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852984B2 (ja) |
DE (1) | DE2405911C3 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8204546A (nl) * | 1982-11-23 | 1984-06-18 | Akzo Nv | Werkwijze voor het winnen van ethyleenamines uit waterige oplossing. |
-
1974
- 1974-02-07 DE DE2405911A patent/DE2405911C3/de not_active Expired
- 1974-02-18 JP JP49018659A patent/JPS5852984B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2405911B2 (de) | 1978-09-28 |
JPS50112308A (ja) | 1975-09-03 |
DE2405911C3 (de) | 1979-05-23 |
DE2405911A1 (de) | 1975-08-14 |
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