JPH09194851A - 溶媒混合物を用いる天然ガスからの脱水および液体炭化水素の分離方法 - Google Patents

溶媒混合物を用いる天然ガスからの脱水および液体炭化水素の分離方法

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JPH09194851A
JPH09194851A JP8349255A JP34925596A JPH09194851A JP H09194851 A JPH09194851 A JP H09194851A JP 8349255 A JP8349255 A JP 8349255A JP 34925596 A JP34925596 A JP 34925596A JP H09194851 A JPH09194851 A JP H09194851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然ガスからの脱水および/または液体炭化
水素の分離方法を提供する。 【解決手段】 (a)ガスを水性メタノールと接触させ
る。このガスはメタノールが負荷される。(b)該ガス
を、MeOH、水、および重質溶媒から成る溶媒混合物
と接触させる。該ガス中の酸性ガスが除去される。(c)
酸性ガスが負荷された、(b) から来る溶媒混合物は、酸
性ガスを放出しつつ、減圧および/または加熱によって
再生される。再生されたこの溶媒混合物は、(c) を出て
から、(b) に再循環される。(d) 次いで(b) から来るガ
スは、メタノールを含む水相を生じつつ冷却され、この
水相は、(a) に再循環される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶媒混合物を用いる、
天然ガスからの脱水および/または液体炭化水素の分離
方法に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】天然ガスの処理に
は、天然ガスが凝縮性炭化水素を含むときは、脱水およ
び液体炭化水素の分離が必要であり、天然ガスに含まれ
る酸性ガスの割合が高すぎるときには、このガスの脱酸
が必要である。
【0003】氷および/または水和物の形成を避けるた
めに、メタノールの存在下にガスを冷却して、ガス、例
えば天然ガスを脱水すること、およびこれからの液体炭
化水素の分離を行なうことが可能である。
【0004】ガスにメタノールが負荷されているとき、
脱酸工程の実施のために、メタノールを含む溶媒混合物
を用いて、冷却工程に先立ち、有利な条件下に脱酸工程
を実施することができることが発見されたが、このこと
こそが本発明の対象の1つである。
【0005】さらに、水、メタノールおよびメタノール
より重質な溶媒から成る溶媒混合物を用いて、炭化水素
の共吸収を制限することが可能であることも発見され
た。
【0006】本発明によって、簡略かつ経済的な手段に
より、ガス中に含まれているメタノールを回収すること
も可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスからの脱
水(deshydrotation)および/または脱酸(desacidificat
ion)および/または液体炭化水素の分離方法(degazolin
age)において、一般に、下記工程から成るという事項に
よって、定義することができる。すなわち、(a) ガスの
少なくとも1つのフラクションを、メタノールを含む水
相と接触させ、このガスは従って、工程(a) を出たとき
にメタノールが負荷されている工程、(b) 工程(a) から
出るガスを、メタノール、水、およびメタノールより重
質な溶媒から成る溶媒混合物と接触させ、工程(b) を出
るガスは、従って、この方法に入ったときに含んでいる
酸性ガスが少なくとも一部除去されている工程、(c) 酸
性ガスが負荷(charge)された、工程(b) から来る溶媒混
合物は、酸性ガスを少なくとも一部放出しつつ、減圧お
よび/または加熱によって少なくとも一部再生され、少
なくとも一部再生されたこの溶媒混合物は、工程(c) を
出てから、工程(b) に再循環される工程、および(d) 工
程(b) から来るガスは、メタノールを含む水相を生じつ
つ冷却され、この水相は、少なくとも一部、工程(a) に
再循環される工程。
【0008】種々の重質溶媒が、本発明による方法にお
いて用いうる。重質溶媒は、例えば極性溶媒、例えばジ
メチルフォルムアミド(DMF) 、N-メチルピロリドン(NM
P) またはジメチルスルフォキシド(DMSO)であってもよ
い。重質溶媒はまた、化学溶媒、例えばヒドロキシル基
を含む、例えば第二または第三アミンであってもよい。
【0009】このようにして、化学的溶媒としてのアミ
ンの利点と、物理的溶媒としてのメタノールの利点を組
合わせることができる。メタノールの存在によって、特
に、処理されるガス中の比較的大きな酸性ガス含量に対
して、溶媒の割合を非常に顕著に減少させることもでき
る。同様にメタノールの存在によって、処理されるガス
から、不純物、例えばメルカプタン、硫化カルボニル
(COS)および二硫化炭素(CS2 )を吸収および分
離することもできる。
【0010】同様に本発明による方法において、種々の
組成の溶媒混合物フラクションを用いて、溶媒混合物に
より、ガスの洗浄条件を最適化することもできる。
【0011】本発明による方法は、図1の図式に関連し
て以下に詳細に記載される。
【0012】処理されるガスは、管路(1) から来る。こ
のガスは、例えばメタン、エタン、プロパン、ブタン、
並びにより重質な炭化水素、水、および酸性ガス例えば
2SおよびCO2 を含んでいる。
【0013】このガスの1つのフラクションが、管路
(2) を経て、接触塔(C1)に送られる。この塔で、このフ
ラクションは、管路(3) から来る水中メタノール溶液と
向流で接触させられる。塔(C1)の底部において、管路(4
0)より、メタノールが実質的に取除かれた水相を除去す
る。塔(C1)の頂部において、管路(4) により、メタノー
ルが負荷されたガスを回収する。これは、塔(C1)を通ら
なかったガスと混合される。このようにして得られたガ
スは、工程(a) を出て、メタノールが負荷されているガ
スである。次にこのガスは、管路(6) を経て、塔(C2)に
送られる。この塔において、ガスは、メタノール、水、
およびメタノールより重質な溶媒から成る溶媒混合物と
接触させられる。この溶媒混合物は、管路(7) より来る
ものである。この溶媒混合物は、酸性ガスが負荷され
て、管路(8) より再び出る。一方、管路(9) より塔頂か
ら排出されたガスは、塔(C2)に入ったときに含まれてい
た酸性ガスが、少なくとも一部除去されている(工程
(b) )。
【0014】この工程(b) から来る溶媒混合物は、溶媒
混合物中に共吸収されていることもある炭化水素の少な
くとも一部を含む気相を放出しつつ、減圧バルブ(V1)を
通って、まず、中間圧力に減圧される。このようにして
得られた気相および液相は、タンク(B1)において分離さ
れる。
【0015】このようにして供給される水相の補給流量
は、例えば、塔(D1)の出口に位置する、受入または貯蔵
タンク内の溶媒混合物のレベルに従うものであってもい
い。
【0016】気相は、タンク(B1)の頂部において排出さ
れる。残留溶媒混合物は、管路(10)から排出され、熱交
換器(E1)を通る。この熱交換器において、この溶媒混合
物は再加熱される。これはついで、バルブ(V2)を通って
減圧され、蒸溜塔(D1)において再生される。この塔は、
頂部が冷却される。これにより、管路(11)を経て、比較
的溶媒が少ししか負荷されていない酸性ガスを排出する
ことができる。この塔は底部が加熱され、これにより管
路(12)より、実質的に酸性ガスが除去されている溶媒混
合物を排出することができる。管路(11)から排出される
酸性ガスは、熱交換器(E5)において、補足冷却を受け、
残留メタノールの少なくとも一部が回収される。このよ
うにして得られた液相は、分離タンク(B20) に集められ
る。ここではまた、水相の補給を受けるが、この水相
は、管路(42)から来て減圧バルブ(V40) を通るものであ
る。このようにして分離タンク(B20) に集められた液相
は、ポンプ(P12) によって、管路(43)を通り、塔(C2)の
頂部に再循環される。管路(12)によって排出された溶媒
混合物は、ポンプ(P1)によって再び取られ、熱交換器(E
1)を通って送られる。この熱交換器でこの混合物は、管
路(10)から来る溶媒混合物を再加熱しつつ冷却される。
これはついで、冷却用の水または空気との熱交換によっ
て、熱交換器(E2)において冷却され、塔(C2)に再循環さ
れる。
【0017】塔(C2)の頂部の温度が、発生した吸収熱の
作用で、底部の温度よりも高いならば、塔(C2)から管路
(9) を経て出るガスは、管路(6) から来る量より多量の
水をエントレイン(同伴)する。同様にある量の水が、
酸性ガスと共に管路(11)から排出されることもある。溶
媒混合物の回路からのこの水のロスを補うために、この
場合は、水相の補給を行なう必要がある。この水相の補
給は、例えば塔(C2)を出たときにガスを冷却し、かつ凝
縮されたフラクションを、溶媒混合物の回路に再送し
て、行なうことができる。同様に、図1に示されている
ように、分離タンク(B20) に集められた水相の1つのフ
ラクションを取出して、これを管路(42)を経て減圧バル
ブ(40)を通り、溶媒混合物の回路の方へ再循環すること
もできる。
【0018】この方法の工程(c) である溶媒の再生はま
た、種々の配列に従って実施することもできる。これに
ついては以下に記載する。
【0019】工程(b) から来て、管路(9) から排出され
るガスは、管路(13)から来るメタノールの補給を受け
る。これはついで、まず熱交換器(E3)における内部熱交
換、ついで、冷却回路から来る外部冷却流体との熱交換
器(E4)における熱交換によって冷却される。この冷却に
よって、メタノール溶液および液体炭化水素相を凝縮す
ることができる。このようにして得られた気相は処理済
みガスである。このガスは、出発時にガスに含まれてい
た水、酸性ガスおよび重質炭化水素が実質的に除去され
ている。得られた3相混合物は、タンク(B20) で分離さ
れる。処理済みガスは、熱交換器(E3)に入る。この中
で、このガスは、塔(C2)から来るガスを冷却しつつ再加
熱され、管路(14)より排出される。
【0020】得られた液体炭化水素相は、管路(15)より
排出される。得られたメタノール含有水相フラクション
であって、管路(42)より排出されなかったものは、ポン
プ(P2)によって、管路(41)を通り、塔(C1)に再循環され
る。
【0021】管路(7) によって送られた溶媒混合物は、
メタノール、水、およびメタノールより重質な溶媒から
なる。
【0022】管路(9) より排出されるガスのメタノール
含量は、冷却工程中に、氷および/または水和物の形成
を妨げるのに十分なほど高くなければならない。管路(1
3)を経て来る、メタノールの補給は少なくなり、ロスを
補うためのものである。これの意味するところは、熱交
換器(E4)を出たときの冷却温度が低ければ低いほど、こ
のメタノール含量はそれだけ一層高いということであ
る。管路(7) から来る溶媒混合物中のメタノール含量も
また、ガスが冷却される温度が低ければ低いほど、それ
だけ一層高い。
【0023】メタノール含量は、管路(13)から来るメタ
ノール補給を用いて、容易に調節されうる。補給量は、
例えば、分離器(B2)に集められる水相中のメタノール含
量に従うものであり、水和物の形成を避けるために必要
な含量に達するようにされる。
【0024】溶媒混合物中のメタノール含量は、この場
合、5〜50モル分率%であってもよい。
【0025】溶媒混合物の組成中に入る重質溶媒は、極
性溶媒、例えば前記のようにDMF 、NMP 、DMSOであって
もよい。これはまた、スルフォラン、プロピレン・カー
ボネート、メタノールより重質なアルコール、エーテル
またはケトンであってもよい。守るべき主な条件は、こ
の沸騰温度が、メタノールの沸騰温度よりも高く、好ま
しくは水の沸騰温度より高いものであることである。同
様に、この溶媒が少なくとも一部、水およびメタノール
と混和しうるものである必要もある。
【0026】溶媒混合物中の重質溶媒含量は、この場
合、例えば10〜60モル分率%であってもよい。
【0027】水含量はその残りであるが、これは好まし
くは少なくとも10モル分率%である。
【0028】溶媒混合物の組成中に入っている重質溶媒
はまた、化学型の溶媒、例えば、一般にヒドロキシル基
を含む第二または第三アミンであって、例えばモノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、ジグリコールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、メチルジエタノールア
ミンから選ばれるものであってもよい。
【0029】溶媒混合物中のアミン含量は、例えば1〜
10モル分率%であってもよい。
【0030】重質溶媒は、処理済みガスに要求される規
格に従って選ばれる。CO2 よりもH2 Sを、はるかに
選択的に除去することから成る選択的脱酸が求められる
ならば、選択性アミン、例えばメチルジエタノールアミ
ンが用いられるであろう。
【0031】溶媒混合物の特徴を最適化するために、重
質溶媒混合物を用いることもできる。
【0032】当業者に知られた添加剤、例えばCO2
吸収を活性化しうる添加剤、あるいは腐食防止剤の役割
を果たす添加剤、あるいはさらには消泡剤の役割を果た
す添加剤を添加することもできる。同様に、発泡を促進
することもある固体粒子を抑えるために、塔(C2)で用い
られる溶媒混合物を濾過するのも有利であろう。
【0033】向流で作動する塔(C1)において、処理され
るガスの少なくとも一部と、工程(d) から来るメタノー
ル含有水相とを接触させることによって、前記塔の底部
において、メタノールが実質的に除去された水相を排出
することができる。これによって、メタノールを容易に
回収およびリサイクルすることができ、廃棄された水相
中のメタノールの存在に関連するあらゆる汚染を回避す
ることができる。
【0034】用いられる接触塔は、当業者に知られた種
々の型のものであってもよい。すなわち棚段付きのも
の、あるいは充填物(garnissage)を詰めたものである。
充填物型の塔の場合、構造化された充填物を用いるのが
有利であることもあろう。
【0035】同様に、この方法で用いられるその他の
塔、特に工程(b) および(c) において用いられる塔(C2)
および塔(D1)は、当業者に知られた種々の型のものであ
ってもよい。すなわち棚段付きのもの、あるいは充填物
(garnissage)を詰めたものである。充填物型の塔の場
合、構造化された充填物であってよい。
【0036】下記の番号が付けられた実施例は、本発明
による方法の作動を例証する。
【0037】本発明による方法のこの実施例は、図1に
関連して記載される。
【0038】天然ガスの組成は、例えば下記のとおりで
ある(kg/h) 。
【0039】
【表1】 処理されるガスは、管路(1) より、温度30℃、圧力70バ
ールで、実質的流量52352 kg/hで到着する。このガスの
1つのフラクション(50%) が、接触塔(C1)内へ、管路
(2) から注入される。水中メタノール65重量%を含む溶
液が、流量159 kg/h、温度30℃で、接触塔(C1)内へ、管
路(3) から向流で注入される。塔(C1)の底部において、
管路(40)から、メタノール12重量ppm を含む水相が、流
量60 kg/hで除去される。塔(C1)の頂部において、メタ
ノールが負荷されたガスが、管路(4) から排出され、管
路(5) から来る、塔(C1)を通らなかったガスと混合され
る。
【0040】このようにして得られたガスは、管路(6)
を経て、塔(C2)に送られる。メタノール20重量%と、ジ
エタノールアミン20重量%とを含む水中溶液が、向流
で、塔(C2)内へ、管路(7) から温度40℃、流量117409 k
g/h で注入される。塔(C2)の底部において、二酸化炭素
が負荷された溶媒混合物が、管路(8) より、温度46℃で
回収される。
【0041】塔(C2)の頂部において管路(9) より排出さ
れたガスは、二酸化炭素をもはや1.8 重量%しか含まな
い。このガスは、熱交換器(E3)および(E4)において、温
度−26℃に冷却される。得られた三相混合物は、タンク
(B2)で分離される。管路(14)から排出される処理済みガ
スは、流量が44889 kg/hである。得られた液体炭化水素
相は、管路(15)から排出される。メタノールを含む水相
は、一部、管路(41)を経て塔(C1)へ再循環され、もう1
つの部分(75%) は、タンク(B20) に送られる。
【0042】二酸化炭素が負荷された溶媒混合物は、減
圧バルブ(V1)で、圧力10バールに減圧され、ついで分離
タンク(B1)へ送られる。タンク(B1)から出た液相は、管
路(10)を経て、熱交換器(E1)に送られる。この熱交換器
でこの液相は、温度60℃に再加熱される。ついでこれ
は、圧力1.5 バールに減圧され、蒸溜塔(D1)に注入され
る。この塔は、頂部において温度40℃に冷却され、底部
で加熱される。管路(12)から、温度約80℃で回収された
溶媒混合物は、ポンプ(P1)によって再び取られ、ついで
熱交換器(E1)および(E2)で冷却され、その後に塔(C2)に
再循環される。
【0043】塔(D1)の頂部において、管路(11)から排出
されたガスは、熱交換器(E5)を通ったあと、−26℃に冷
却される。タンク(B20) によって、本質的にメタノール
と水とを含む液相と、本質的に二酸化炭素を含む気相と
に分離することができる。水相は、管路(43)によって塔
(C2)へ再循環される。気相は管路(23)から排出される。
【0044】本発明による方法において、この方法の性
能を最適化するために、ガスと、種々の組成の溶媒混合
物のフラクションとを相次いで接触させて、工程(b) を
実施するのが有利であろう。もし1つの混合物フラクシ
ョンが頂部に送られ、もう1つのフラクションが中間点
に送られるならば、比較的メタノールプアな溶媒混合物
の1つのフラクションを頂部へ、比較的メタノールリッ
チな溶媒混合物の1つのフラクションを中間点へ送るの
が有利である。
【0045】このような実施態様の1つの実施例が、図
2の図式と関連して記載される。
【0046】塔(C1)は、図1と関連して記載された実施
例の場合のように操作される。
【0047】メタノールが負荷されたガスは、管路(6)
を経て塔(C2)へ到着する。まず最初に、このガスと、管
路(16)から導入された比較的メタノールリッチな溶媒混
合物の1つのフラクションとを、塔(C2)の第一帯域(下
部)において接触させる。溶媒混合物のこの第一フラク
ションにおけるメタノール含量は、例えば20〜70モル分
率%であってもよい。
【0048】ついでこのガスと、管路(7) から導入され
た比較的メタノールプアな溶媒混合物の1つのフラクシ
ョンとを、塔(C2)の第二帯域(上部)において接触させ
る。溶媒混合物のこの第二フラクションにおけるメタノ
ール含量は、例えば5〜30モル分率%であってもよい。
このメタノール含量は、管路(9) から出るガス中のメタ
ノール含量が高ければ高いほど、それだけ一層高くなけ
ればならない。すなわち、このメタノール含量は、熱交
換器(E4)の出口の温度が低ければ低いほど、それだけ一
層高くなければならない。これは、氷および/または水
和物の形成を避けるためである。
【0049】工程(b) から来る溶媒混合物、すなわち図
2に関連して記載された実施例の場合には、塔(C2)から
管路(8) を経て出る溶媒混合物は、向流接触塔(D1)にお
いて、減圧ついで加熱によって再生される。前記塔の底
部で取出された溶媒相は、比較的メタノールプアな溶媒
混合物のフラクションを形成する。このフラクション
は、工程(b) のあいだに用いられる接触塔の頂部に注入
される。この塔は、図2に関連して記載された実施例の
場合には、塔(C2)である。
【0050】この実施態様において、管路(8) から出る
酸性ガスが負荷された溶媒混合物は、まず、バルブ(V1)
を通って、中間圧力のレベルに減圧され、その結果、溶
媒混合物中に共吸収(coabsorbe) されたこともありうる
炭化水素の少なくとも一部を含む気相が放出される。こ
の気相は、比較的メタノールプアな溶媒混合物の1つの
フラクションによって洗浄されてもよい。このフラクシ
ョンの流量は、配分バルブ(V30) によって調節され、か
つこのフラクションは管路(17)によって、塔(C10) 内に
位置する向流接触区域の頂部に送られる。塔(C10) の頂
部から出るガスは、このようにして、ガスに含まれてい
た酸性ガスが実質的に除去されている。このガスは、例
えば燃料ガスとして用いうる。あるいはさらには再圧縮
され、処理済みガスと混合されてもよい。
【0051】この配列は、図2に関連して記載された実
施例に限定されない。
【0052】従って、その他の実施態様の場合にも、工
程(b) から来る溶媒混合物に、中間圧への第一減圧工程
を受けさせ、共吸収された炭化水素の少なくとも一部を
放出させることもできる。
【0053】同様にその他の実施態様の場合、工程(b)
から出る溶媒混合物の中間圧力への減圧によって生じる
気体フラクションを、工程(C) のあいだに用いられる再
生塔の底部で回収された比較的メタノールプアな溶媒混
合物の1つのフラクションによって洗浄することもでき
る。
【0054】溶媒混合物は、塔(C10) を出たときに、減
圧バルブ(V20) を通って、再び低圧まで、例えば大気圧
に近い圧力に減圧される。このようにして得られた液体
・蒸気混合物は、分離タンク(B10) において分離され
る。本質的に酸性ガスとメタンとから成る蒸気相は、管
路(18)から排出される。このようにして得られた液相
は、2つのフラクションに分割される。第一フラクショ
ン、好ましくは流量が最大のものは、ポンプ(P11) によ
って管路(20)を通って再び取られ、比較的メタノールリ
ッチな溶媒混合物フラクションの大部分を形成する。こ
のフラクションは、管路(16)によって、塔(C2)の中間点
に送られる。
【0055】分離タンク(B10) を出たときに得られた溶
媒混合物の第二フラクションは、熱交換器(E1)におい
て、塔(D1)の底部から来る溶媒混合物との熱交換によっ
て再加熱され、ついで蒸溜塔(D1)へ送られる。再沸騰器
(R1)によって、蒸気リフラックスが塔(D1)の底部で発生
し、凝縮器(E6)によって、液体リフラックスが塔(D1)の
頂部で発生する。
【0056】凝縮器(E6)における一部凝縮の結果生じ、
かつ頂部において管路(19)から排出される気相は、本質
的に酸性ガスとメタノールとから成る。
【0057】この実施態様において、この気相は、管路
(18)から排出される気相と混合され、このようにして得
られた気体混合物は、熱交換器(E5)において冷却され
る。このようにして得られた液体・蒸気混合物は、分離
タンク(B20) において分離される。水相補給が、管路(4
2)を経て、かつ減圧バルブ(V40) を通り、分離タンク(B
20) に対して行なわれる。分離された酸性ガスから本質
的に成る気相が、管路(23)から排出される。メタノール
リッチな液相は、管路(22)を通ってポンプ(P12)によっ
て再び取られ、管路(20)から来るフラクションとの混合
後、溶媒混合物フラクションとなる。これは、塔(C2)の
中間点に送られる。
【0058】塔(D1)の底部から排出される液相は、メタ
ノールプアになっている。塔(D1)において、塔底でのス
トリッピングは、メタノールリッチな蒸気相によって行
なわれる。このことによって、より低温で、かつメタノ
ールの不存在下においてよりも少ない熱を供給して、塔
(D1)の再沸騰を行なうことができる。
【0059】塔(D1)の底部で排出された液相は、ポンプ
(P10) によって再び取られる。この液相は、熱交換器(E
1)において冷却される。ここから、この液相は管路(21)
を経て再び出る。ついでこれは配分バルブ(V30) によっ
て2つのフラクションに分けられる。第一フラクショ
ン、すなわち流量が最大のものは、熱交換器(E2)におい
て冷却用の水または空気によって冷却され、塔(C2)の頂
部へ管路(7) を経て送られる。第二フラクションは、管
路(17)を経て塔(C10) の頂部へ送られる。
【0060】本発明の枠から逸脱することなく、その他
の種々の配列を用いることができる。
【0061】処理されるガスが、大きな割合のCO2
よびH2 Sを含むとき、各々CO2およびH2 Sリッチ
な、酸性ガスの別々のフラクションを得ることが望まれ
ることもある。
【0062】この場合、例えば図3の配列に従って操作
を行なうこともできる。この図面上には、装置の一部し
か現わされていない。比較的CO2 リッチな気体フラク
ションであって、減圧バルブ(V20) を通り、溶媒混合物
の減圧を終えて得られたものは、塔(C11) へ送られる。
この塔において、このフラクションと、管路(21)から来
る比較的メタノールプアな溶媒混合物の一部とを接触さ
せ、ガス中に存在するH2 Sを選択的に除去する。管路
(21)から来る溶媒混合物は、配分バルブ(V40)を通過し
て、2つのフラクションに分けられる。第一フラクショ
ンは、管路(24)によって塔(C11) の頂部へ送られる。第
二フラクションは、管路(25)によって塔(C2)の頂部の方
へ送られる。塔(C11) の底部で回収され、ポンプ(P11)
および管路(20)から来る溶媒混合物は、管路(22)から来
る液体フラクションと混合される。生じた溶媒混合物
は、塔(C2)の中間点に送られる。
【0063】この場合、管路(18)および(19)から排出さ
れる気体フラクションであって、各々CO2 およびH2
Sリッチなフラクションを構成するものは、混合され
ず、例えば別々に冷却による補足処理に付して、酸性ガ
スと共にエントレイン(同伴)されるメタノールを少な
くとも一部除去してもよい。
【0064】用いることができるもう1つの配列は、管
路(18)から来る酸性ガスを直接冷却する代わりに、管路
(19)によって、あるいはこれらの2つのフラクションの
混合後に、これらの酸性ガスを、図4の配列に従って、
精留塔へ送ることから成っていてもよい。
【0065】管路(18)および(19)から来る気体フラクシ
ョンの混合によって得られる、メタノール含有酸性ガス
は、塔(C20) へ送られる。塔(C20) の頂部の気体フラク
ションは、熱交換器(E5)において冷却される。このよう
にして得られた液体・蒸気混合物は、リフラックスタン
ク(BR)において分離される。酸性ガスリッチな気相は、
管路(23)から排出される。液相は、リフラックスとし
て、塔(C20) の頂部へ送られる。塔(C20) の底部におい
て、メタノールリッチな液相が得られる。これはポンプ
(P12) によって再び取られ、管路(22)を通って送られ
る。
【0066】酸性ガスを、工程(a) から来る水、すなわ
ち図1および2と関連して記載された実施例において
は、塔(C1)の底部で回収された水で洗浄して、これらの
酸性ガス中にエントレイン(同伴)されたメタノール
を、少なくとも一部除去することもできる。このように
して得られたメタノール含有水相は、工程(a)へ、すな
わち図1および2と関連して記載された実施例において
は、塔(C1)の頂部へ再送される。
【0067】酸性ガスがよりよく浄化された、比較的メ
タノールリッチな溶媒混合物の1つのフラクションを、
工程(b) のあいだに用いられる接触塔(C2)の中間点に送
るために、工程(b) を出た冷却剤混合物全体を、工程
(c) のあいだに用いられる再生塔(D1)へ送り、再生塔(D
1)の中間点において、比較的メタノールリッチな溶媒混
合物フラクションを取出すこともできる。このフラクシ
ョンは、工程(b) のあいだに用いられる接触塔(C2)の中
間点に送られる。
【0068】このような実施態様は、図5の図式によっ
て示される。
【0069】図2に示された塔(C10) の底部から来る、
酸性ガスが負荷された溶媒混合物は、3つのフラクショ
ンに分けられる。
【0070】第一フラクションは、バルブ(42)を通って
減圧され、塔(D1)の頂部に送られる。
【0071】第二フラクションは、バルブ(41)を通って
減圧され、ついで、比較的メタノールリッチな溶媒混合
物フラクションとの熱交換によって、熱交換器(E12) で
再加熱される。この溶媒混合物フラクションは、供給点
の下に位置する1点で取出され、ポンプ(P20) によって
熱交換器(E12) に送られるものであり、ここから管路(2
0)を経て再び出て、少なくとも一部、溶媒混合物フラク
ションを形成する。このフラクションは、塔(C2)の中間
点に送られる。
【0072】第三フラクションは、バルブ(40)を通って
減圧され、ついで比較的メタノールプアな溶媒混合物フ
ラクションとの熱交換によって、熱交換器(E11) で再加
熱される。この溶媒混合物フラクションは、再生塔(D1)
の底部で回収され、ポンプ(P10) によって熱交換器(E1
1) に送られるものであり、ここから管路(21)を経て再
び出て、少なくとも一部、溶媒混合物フラクションを形
成する。このフラクションは、塔(C2)の頂部に送られ
る。
【0073】従って、この方法のこの実施態様は、比較
的メタノールリッチな溶媒混合物フラクションであっ
て、工程(b) のあいだに用いられる接触塔の中間点に送
られるものが、工程(c) のあいだに用いられる再生塔の
中間点において取出されることを特徴とする。
【0074】図2〜5と関連して記載された実施例にお
いて、異なる組成の溶媒混合物の2つのフラクションを
用いて操作を行なう。これらのフラクションは、塔(C2)
の異なる2つのレベルに送られる。
【0075】これらのフラクションの各々は、異なる複
数のレベルに送られてもよい。同様に、異なる組成の2
つ以上のフラクションを用いることもできる。前記フラ
クションは、工程(c) のあいだに用いられる再生塔(D1)
の種々の点において取出され、工程(b) のあいだに用い
られる吸収塔(C2)の種々の点に送られる。
【0076】再生塔(D1)から来る1つまたは複数の溶媒
混合物フラクションは、工程(b) から出た溶媒混合物の
1つまたは複数のフラクションとの熱交換によって、お
よび場合によっては、冷却流体、例えば水または空気と
の補足熱交換によって、工程(b) が実施される温度の近
くの温度まで冷却される。
【0077】吸収工程(b) は、塔(C2)において、例えば
+10〜+40℃の温度で実施されるが、溶媒率を減じるた
めに、より低い温度で、これらの温度レベルで粘性が強
くなりすぎないように選択された溶媒混合物を用いて、
この工程の操作を行なうことも可能である。
【0078】塔(C2)において吸収工程が実施される圧力
は、数バール〜100 バール以上であってもよい。圧力は
例えば70バール近くでもよい。
【0079】工程(c) のあいだ、天然ガスは、例えば0
〜−100 ℃の温度まで冷却されてもよい。工程(b) のあ
いだに用いられる接触塔の頂部に送られる溶媒混合物フ
ラクションにおけるメタノール含量は、工程(b) を出た
ガスにおいて、工程(c) のあいだ、最低温で得られる水
和物の形成を避けることができるようなメタノール含量
を得るように調節される。
【0080】ガスが凝縮性炭化水素を含むとき、工程
(c) のあいだに実施される冷却によって、このガスから
液体炭化水素を分離することができ、炭化水素の露点
を、ガスの輸送に必要な値に調節することができる。
【0081】この冷却によって、例えばガス中に存在す
るGPL を分離して、このガスを分別することもできる。
この場合、当業者に知られたあらゆる装置、例えば蒸溜
塔または液体リフラックスで作動する熱交換器を用いる
ことができる。
【0082】工程(b) から来る溶媒混合物の再生は、少
なくとも一部、分別および同時熱交換において作動する
装置における減圧後、実施されてもよい。
【0083】このような配列は、図6の図式に示されて
いる実施例によって例証される。
【0084】吸収工程(b) から出た溶媒混合物は、再生
工程(c) が実施される低圧まで減圧され、液体・蒸気混
合物が得られ、これは分離タンク(B10) で分離される。
一部再生された溶媒混合物の液体フラクションは、ポン
プ(P11) によって取出され、工程(b) が実施される吸収
塔の中間点に供給される。残りのフラクションは、装置
(EC1) に送られる。この装置でこのフラクションは、熱
交換器(EC1) から出る溶媒混合物の液体フラクションと
熱交換しつつ、気体リフラックスと接触させられ、ポン
プ(P13) によって熱交換器(E10) に送られ、ここで外部
流体によって加熱される。
【0085】装置(EC1) は、例えば、垂直に配置され、
向流で作動する熱交換器であってもよい。分離タンク(B
10) から来る溶媒混合物は、この熱交換器の頂部に送ら
れる。この混合物は、熱交換器において下降しながら徐
々に加熱される。これによって、本質的に酸性ガスとメ
タノールとを含む気相の形成が引起こされる。この気相
は、溶媒混合物から成る液相と向流で熱交換器(EC1) 内
を流れて、管路(19)を経て、頂部において排出される。
【0086】溶媒混合物は、このようにして、熱交換器
(EC1) の底部において浄化されて出る。これはポンプ(P
13) によって再び取られ、熱交換器(E10) において加熱
され、熱交換器(EC1) を通って冷却される。この熱交換
器において、この混合物は、下降する混合物を加熱す
る。熱交換器(EC1) を出ると、浄化溶媒混合物は、管路
(21)によって、工程(b) のあいだに用いられる吸収塔(C
2)の頂部に送られる。
【0087】熱交換器(EC1) は、例えばろう付けアルミ
ニウム(aluminium brase) か、あるいはステンレス鋼製
の、チューブおよびカレンダ型、あるいはさらにはプレ
ート型のものであってもよい。
【0088】再生工程は、種々の圧力および温度条件下
に操作される、2つまたは複数の塔で実施されてもよ
い。従って例えば異なる組成の酸性ガスのフラクショ
ン、例えばCO2 濃縮フラクションおよびH2 S濃縮フ
ラクションを得ることもできる。
【0089】既に指摘されているように、この場合重質
溶媒として、H2 Sに対して選択的な溶媒を用いる必要
がある。従って第一再生操作のあいだ、溶媒混合物中に
含まれたCO2 を分離する。既に示されているように、
この第一再生操作のあいだ得られる酸性ガスがH2 Sを
含んでいるならば、これは溶媒混合物の1つのフラクシ
ョンでの向流洗浄によって除去されうる。H2 Sは、つ
いで第二再生操作のあいだ溶媒混合物から分離される。
【0090】これら再生操作の各々は、1つまたは複数
の蒸溜区域で実施されてもよい。これらのうちのいくつ
かは、同時熱交換を行なって、実施されてもよい。
【0091】従って再生工程(c) は、少なくとも2つの
相次ぐ再生操作から成る。CO2 リッチな気体フラクシ
ョンは、第一操作を終えて得られ、H2 Sリッチな気体
フラクションは、第二操作を終えて得られる。
【0092】既に示されているように、この方法によっ
て、不純物例えばメルカプタン、COS、およびCS2
を分離することもできる。これらは、例えばH2 Sリッ
チな気体フラクションと共に除去されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すフローシートであ
る。
【図2】 本発明の実施形態を示すフローシートであ
る。
【図3】 本発明の実施形態の一部を示すフローシート
である。
【図4】 本発明の実施形態の一部を示すフローシート
である。
【図5】 本発明の実施形態の一部を示すフローシート
である。
【図6】 本発明の実施形態の一部を示すフローシート
である。
【符号の説明】
(C1)(C2)(C10)(C11)(C20):塔 (B1)(B2)(B10)(B20)(BR) :タンク (V1)(V2)(V20)(V30)(V40)(V41)(V42):バルブ (D1):塔 (E1)(E2)(E3)(E4)(E5)(E6)(E10)(E11)(E12)(EC1):熱交
換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エチエンヌ ルバ フランス国 リイル マルメゾン アーン パース サン スルピス 1 (72)発明者 ジョゼフ ラル フランス国 シャーンブルシ グランド リュ 97 (72)発明者 アリ マンキネン フランス国 サン ノム ラ ブルテーシ ュ レ ポローニャ 6

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスからの脱水および/または脱酸およ
    び/または液体炭化水素の分離方法において、 (a) ガスの少なくとも1つのフラクションを、メタノー
    ルを含む水相と接触させ、このガスは従って、工程(a)
    を出たときにメタノールが装入されていること、 (b) 工程(a) から出るガスを、メタノール、水、および
    メタノールより重質な溶媒から成る溶媒混合物と接触さ
    せ、工程(b) を出るガスは、従って、この方法に入った
    ときに含んでいる酸性ガスが少なくとも一部除去されて
    いること、 (c) 酸性ガスが装入された、工程(b) から来る溶媒混合
    物は、酸性ガスを少なくとも一部放出しつつ、減圧およ
    び/または加熱によって少なくとも一部再生され、少な
    くとも一部再生されたこの溶媒混合物は、工程(c) から
    出て、工程(b)に再循環されること、および (d) 工程(b) から来るガスは、メタノールを含む少なく
    とも1つの水相を生じつつ冷却され、この水相は、少な
    くとも一部、工程(a) に再循環されること、 を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 工程(b) のあいだに用いられる溶媒混合
    物中に組込まれるメタノールより重質な溶媒は、沸騰温
    度が、メタノールの沸騰温度および水の沸騰温度よりも
    高く、かつ少なくとも一部、水およびメタノールと混和
    しうるものであることを特徴とする、請求項1による方
    法。
  3. 【請求項3】 工程(b) のあいだに用いられる溶媒混合
    物中に組込まれるメタノールより重質な溶媒は、ヒドロ
    キシル基を含んだ第二または第三アミン、または極性溶
    媒であることを特徴とする、請求項1による方法。
  4. 【請求項4】 工程(a) において、処理されるガスの少
    なくとも一部と、工程(d) から来る、メタノールを含む
    水相とのあいだで実施される接触が、1つの塔におい
    て、向流で実施され、前記塔の底部で排出された水相
    は、実質的にメタノールが除去されていることを特徴と
    する、請求項1〜3のうちの1つによる方法。
  5. 【請求項5】 工程(b) のあいだに、工程(a) から来る
    ガスと、比較的メタノールリッチな溶媒混合物の1つの
    フラクションであって接触塔の中間点に送られるもの
    と、ついで比較的メタノールプアな溶媒混合物の1つの
    フラクションであって接触塔の頂部に送られるものとを
    相次いで、1つの塔において向流で接触させることを特
    徴とする、請求項1〜4のうちの1つによる方法。
  6. 【請求項6】 工程(b) から来る溶媒混合物を、減圧に
    よって、ついで接触塔における向流での加熱によって再
    生し、前記塔の底部で取出される溶媒相は、比較的メタ
    ノールプアな溶媒混合物フラクションであり、これは、
    工程(b) のあいだに用いられる接触塔の頂部に注入され
    ることを特徴とする、請求項5による方法。
  7. 【請求項7】 工程(b) から来る溶媒混合物は、中間圧
    力への第一減圧工程に付され、共吸収された炭化水素の
    少なくとも一部を放出することを特徴とする、請求項1
    〜6のうちの1つによる方法。
  8. 【請求項8】 工程(b) から出た溶媒混合物の、中間圧
    力への減圧から生じる気体フラクションは、工程(c) の
    あいだに用いられる再生塔の底部で回収される、比較的
    メタノールプアな溶媒混合物の1つのフラクションで洗
    浄されることを特徴とする、請求項7による方法。
  9. 【請求項9】 比較的メタノールリッチな溶媒混合物フ
    ラクションであって、工程(b) のあいだに用いられる接
    触塔の中間点に送られるものは、工程(b) から出た溶媒
    混合物の少なくとも1つのフラクションの減圧によって
    得られることを特徴とする、請求項5〜8のうちの1つ
    による方法。
  10. 【請求項10】 比較的メタノールリッチな溶媒混合物
    フラクションであって、工程(b) のあいだに用いられる
    接触塔の中間点に送られるものは、工程(c)のあいだに
    用いられる再生塔の中間点において取出されることを特
    徴とする、請求項5〜9のうちの1つによる方法。
  11. 【請求項11】 工程(b) から来る溶媒混合物は、減圧
    後、工程(c) のあいだに用いられる再生塔の複数のレベ
    ルに送られることを特徴とする、請求項1〜10のうち
    の1つによる方法。
  12. 【請求項12】 工程(c) のあいだに用いられる再生塔
    から来る溶媒混合物の1つまたは複数のフラクション
    は、工程(b) から出る溶媒混合物との熱交換によって、
    および場合によっては、冷却流体、例えば水または空気
    との補足熱交換によって、工程(b) が実施される温度に
    近い温度まで冷却されることを特徴とする、請求項1〜
    11のうちの1つによる方法。
  13. 【請求項13】 工程(b) から来る溶媒混合物の再生
    は、減圧後に、少なくとも一部、工程(b) の方へ再循環
    される再生溶媒混合物の少なくとも一部との同時熱交換
    においてその少なくとも一部が作動している塔において
    実施されることを特徴とする、請求項1〜11のうちの
    1つによる方法。
  14. 【請求項14】 工程(b) から来る溶媒混合物の減圧お
    よび/または加熱によって放出される酸性ガスは、工程
    (a) から来る水の流れによって洗浄され、これらのガス
    が含んでいるメタノールが少なくとも一部回収されるよ
    うにし、このようにして得られた、メタノール含有水相
    は、工程(a) へ再循環されることを特徴とする、請求項
    1〜13のうちの1つによる方法。
  15. 【請求項15】 工程(b) から来る溶媒混合物の減圧お
    よび/または加熱によって放出される酸性ガスは、工程
    (b) が実施される温度より低い温度で精留され、これら
    のガスが含んでいるメタノールおよび水が除去されるよ
    うにすることを特徴とする、請求項1〜13のうちの1
    つによる方法。
  16. 【請求項16】 工程(b) が、+10〜+40℃の温度で実
    施されることを特徴とする、請求項1〜15のうちの1
    つによる方法。
  17. 【請求項17】 工程(d) のあいだ、天然ガスは、0℃
    〜−100 ℃の温度まで冷却され、工程(b) のあいだに用
    いられる接触塔の頂部に送られる溶媒混合物フラクショ
    ン中のメタノール含量は、工程(b) から出たガスにおい
    て、工程(c)のあいだに得られる最低温で、水和物の形
    成を避けるようなメタノール含量が得られるように調節
    されることを特徴とする、請求項1〜16のうちの1つ
    による方法。
  18. 【請求項18】 工程(d) のあいだ、液体炭化水素フラ
    クションは、処理済みガスから分離され、このガスはつ
    いで熱交換によって、その当初温度に近い温度にされる
    ことを特徴とする、請求項1〜17のうちの1つによる
    方法。
  19. 【請求項19】 再生工程(c) は、少なくとも2つの相
    次ぐ再生操作から成り、CO2 リッチな気体フラクショ
    ンは、第一操作を終えて得られ、H2 Sリッチなフラク
    ションは、第二操作を終えて得られることを特徴とす
    る、請求項1〜18のうちの1つによる方法。
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