JPH10102075A - 予備的冷却段階を含むガスの脱水および脱気方法 - Google Patents

予備的冷却段階を含むガスの脱水および脱気方法

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JPH10102075A
JPH10102075A JP9258724A JP25872497A JPH10102075A JP H10102075 A JPH10102075 A JP H10102075A JP 9258724 A JP9258724 A JP 9258724A JP 25872497 A JP25872497 A JP 25872497A JP H10102075 A JPH10102075 A JP H10102075A
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solvent
gas
phase
aqueous phase
contact zone
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JP9258724A
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Alexandre Rojey
ロジェ アレクサーンドゥル
Nicole Doerler
ドウルレー ニコル
Joseph Larue
ラリュ ジョゼフ
Etienne Lebas
ルバ エチエンヌ
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L3/00Gaseous fuels; Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by subclass C10G, C10K; Liquefied petroleum gas
    • C10L3/06Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by C10G, C10K3/02 or C10K3/04
    • C10L3/10Working-up natural gas or synthetic natural gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/14Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by absorption
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G5/00Recovery of liquid hydrocarbon mixtures from gases, e.g. natural gas
    • C10G5/04Recovery of liquid hydrocarbon mixtures from gases, e.g. natural gas with liquid absorbents

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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタン、少なくとも1つの高級炭化水素およ
び水を含むガスを処理して、そこから水を除去し、およ
び/または1つまたは複数の高級炭化水素を抜き出す方
法を提供する。 【解決手段】 処理すべきガスは2つの部分に分けら
れ、各部分は少なくとも1つの冷却段階を受け、冷却後
に得られる水相部分は処理すべきガスと接触させられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメタン、少なくとも
1つの高級炭化水素および水を含むガスを処理して、そ
こから水を除去し、および/または1つまたは複数の高
級炭化水素を抜き出す方法に関する。
【0002】本発明方法は、天然ガス処理操作、すなわ
ち脱水および天然ガスに含まれる凝縮し得る炭化水素の
少なくとも一部の分離を、統合されかつ最適化された方
法を用いて行うのに有利に使用され得る。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】石油
生成物、特に天然ガス、および製油所ガスのような炭化
水素を含有するその他のガスは、輸送および/または取
扱いに関して望ましくない物質を含有する。
【0004】そのような物質から除去されるべき主成分
の1つは水であり、特に石油製品がH2 Sおよび/また
はCO2 のような酸性化合物を含有するとき、水は水和
物促進剤であり、腐食を助長する。水和物は輸送ライン
内で閉塞を引き起こすことがあり、天然ガスに含まれる
酸性ガスの腐食作用は、下流ラインおよび天然ガスを処
理し分配する装置の劣化を引き起こす。
【0005】これら2つの現象は、炭化水素の製造にお
いて停止に至ることがある、非常に悪い結果をもたら
す。
【0006】ガス処理は高級炭化水素、例えばLPGフ
ラクションから成る液化天然ガスフラクション(LN
G)およびガソリンフラクション(C5 + )を抜き出す
段階も含み得る。そのような段階は、ガス輸送の間に炭
化水素フラクションの凝縮を避けるために、炭化水素の
露点を調節するか、または処理ガスよりも高い市場価値
を有するLNGフラクションを回収する。
【0007】先行技術は天然ガスを処理する異なった方
法を述べている。
【0008】フランス特許FR-B-2 605 241号は、全ての
天然ガス処理操作:単独の、または高級炭化水素の抜き
出しと組み合わされた脱水、および/またはガスが酸性
化合物を含有するならば、そのガスの脱酸性化を行うた
めに、冷却された物理的溶媒を使用する処理方法を述べ
ている。
【0009】フランス特許FR-B-2 636 857号は、プロセ
スが高級炭化水素(LNG)を分離する段階を含むと
き、溶媒回収が、液体炭化水素をガス脱水段階からの水
で洗浄する段階を使用することにより改善され得ること
を示す。
【0010】そのような方法の応用は、例えばJ. Laru
e, A. MinkkinenおよびS. Patelにより1992年3月
に米国カリフォルニア、アナハイムで第71回“GP
A”学会で発表された出版物"IFPEXOL for Environment
ally Sound Gas Processing"で議論されてきた。
【0011】S. Patel, A. Minkkinen, J. Larueおよび
J. F. Levierにより1995年11月にフランス、カン
ヌの“IGCR95”で発表された出版物"Integrated
Natural Gas Treatment: Gained Industrial Experienc
e with IFPEXOL Process" は、液体炭化水素相が含有す
る少なくとも一部の溶媒を回収するために、液体炭化水
素相を水で洗浄することについて述べている。
【0012】図1は、処理すべきガスがメタン、水、少
なくとも1つの凝縮し得る炭化水素、あるいは酸性化合
物を含有するときの先行技術方法を示す。その方法は次
のように述べることができる。
【0013】処理すべき天然ガスはライン(1) を経て到
着する。ガスの全てまたは部分は、例えば充填により形
成される接触帯域(G1)において、溶媒およびライン(2)
からの水の混合物と接触させられる。
【0014】使用される溶媒は、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、メチルプロピルエーテル、エチルプ
ロピルエーテル、ジプロピルエーテル、メチルtert- ブ
チルエーテル、ジメトキシメタン、ジメトキシエタンお
よびメトキシエタノールから選択され得る。メタノール
が好ましい溶媒である。
【0015】溶媒で飽和された気相は底部から入って頂
部からライン(3) を経て排出される。実質的に溶媒を含
まない水相はライン(4) を経て抜き出される。
【0016】処理方法が、接触帯域(G1)を通過するガス
部分、並びに処理されるべきガスの組成および要求され
る性能の機能としてこの接触帯域の外側を循環するガス
部分を調節することによって最適化され得る。図1に点
線として示されたこの選択によって、ライン(18)を経て
循環する処理されるべきガスの一部が、ライン(3) を経
て接触帯域を出るガスと直接混合されることが可能にな
る。接触帯域に入らないガスの部分は、例えば処理され
るべきガスの量の0〜50%の間から成ってもよい。
【0017】水と溶媒とを含有する上の気相は通常飽和
に近い。気相は熱交換器(E1)内で冷却液によって冷却さ
れ、溶媒を含有する水相と液体炭化水素相とを凝縮す
る。接触帯域(G1)からの出口で気相中でエントレインさ
れる溶媒が、冷却段階である熱交換器(E1)に関連する水
和物生成の問題を避けるのに十分である。処理ガス中、
液体炭化水素フラクション(LNG)中、あるいはライ
ン(19)を経て排出される水中の溶媒の損失を補うため
に、ライン(5) を経る工程に溶媒を補給することができ
る。回路全体に存在する溶媒と水の量を一定に保つため
に、パージ流がライン(19)を経て確立され得る。
【0018】得られたガスと液相との混合物は、ライン
(6) を経て熱交換器(E1)を出る。2つの液相と気相とは
ドラム(B1)内で分離される。
【0019】処理された脱水ガスは、このドラムからラ
イン(7) を経て排出される。凝縮段階からの2つの液相
は、(B1)の低い部分での沈降により分離される。
【0020】本質的に水と溶媒とから形成される水相
は、ライン(8) を経てドラム(B1)を出る。ポンプ(P1)は
水相をライン(9) を経てライン(2) へ、次いで接触帯域
(G1)へ再注入する。
【0021】本質的に天然ガス(C3 + )(おそらく溶
解したエタンとメタンとを含有する)の凝縮し得る炭化
水素と溶媒とから形成された炭化水素相は、ライン(10)
を経て安定化および洗浄回路へ排出され得る。プロセス
のこの段階で、接触帯域(G1)からのガスとライン(10)か
ら排出される炭化水素相との間の熱交換が可能である。
熱交換は図1に示されていない。ポンプ(P2)は液体炭化
水素相をライン(11)を経て安定化塔(S1)へ送る。この操
作の目的は、最も揮発性の高い化合物(C1 および
2 )を液体炭化水素相から分離し、それらの化合物を
ライン(12)を経て工程から排出することである。C2
超える分子量を有する成分を含有する炭化水素相は、ラ
イン(13)を経て水洗帯域(G2)へ送られ、炭化水素相が含
有する溶媒が除去される。
【0022】接触帯域(G1)からライン(4) を経て排出さ
れ、少なくとも部分的に溶媒が除去された水相は、ポン
プ(P3)によって送られる。この水相の一部分はライン(1
4)を経て制御された流速で接触帯域(G2)へ送られる。他
の部分はライン(19)を経て排出される。
【0023】接触帯域(G2)において、ライン(14)を経て
到着する水相の部分は、炭化水素相を洗浄する。溶媒は
炭化水素相よりも水に高い親和性を有し、この段階から
の出口で少なくとも部分的に水相に回収される。
【0024】接触帯域(G2)に入る際に含有していた溶媒
の大部分を除去された液体炭化水素相は、ライン(15)を
経て排出される。
【0025】溶媒を含有する水相は、ライン(16)を経て
接触帯域(G2)から排出される。この相はポンプ(P4)によ
って送られ、接触帯域(G1)に注入される。溶媒の濃度に
依存して、この相はライン(17)を経て接触帯域(G1)に注
入され、またはライン(2) に注入されて、ドラム(B1)か
らライン(9) を経て到着する水相と混合される。
【0026】この方法は従来技術を超える重要な利点を
有する。そのことは投資、床面積および設備の重量に関
する重要な利益を意味し、域外の炭化水素の製造を考え
るとき、特別な利点になり得る。さらに処理すべきガス
との接触によって水と溶媒とを分離することにより、蒸
留による分離の必要性を避けることができる。
【0027】しかしながら、投資、床面積および重量に
関して、並びにその発明の方法を用いることによるガス
処理の運転費に関して、付加的な利益を得ることも可能
である。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の方法および装置
は、水および少なくとも1つの高級炭化水素を含有する
天然ガスのようなガスを脱水し、凝縮し得る炭化水素の
少なくとも部分的な分離を生じるのに有利に使用され
る。
【0029】本発明方法の原理は、処理すべきガスが少
なくとも2つの部分(1) および(2)に分けられることで
ある: ・部分(1) は溶媒の不在下で水和物生成温度に近いが、
より高い温度に冷却され、凝縮し得る部分の大部分を排
出し、かつ ・部分(2) は溶媒の存在下で行われる第二冷却段階から
の溶媒を含む水相と接触させられる。
【0030】この接触段階は、少なくとも部分的に溶媒
が除去された水相および溶媒を含有する気相を生成し、
このことはガスが部分(1) の第一冷却段階の間に到達す
る温度より低い温度に冷却され得ることを意味し、それ
によりガスに要求される規格値に到達する。
【0031】本発明の方法は、下記の段階から成ること
を特徴とする: a)処理すべきガスを2つの部分(1) および(2) に分
け、 b)該部分(1) を冷却し、水性液相および高級炭化水素
液相の凝縮を引き起こし、 c)冷却段階(b)からの相を分離し、 d)分離段階(a)からの処理すべきガスの該部分(2)
を接触帯域で溶媒を含む水相と接触させ、水相に含まれ
る溶媒は、該段階(d)の終りで溶媒で飽和されたガス
によって抜き出され、かつ少なくとも部分的に溶媒が除
去された水相は接触帯域の底部で排出され、 e)溶媒補給系を提供し、 f)段階(c)および(d)からのガス部分を溶媒の存
在下、別々にまたは少なくとも一部混合して冷却し、溶
媒を含む水相および液体炭化水素相を部分的に凝縮し、 g)冷却段階(f)からの、含有していた水および高級
炭化水素が少なくとも部分的に除去された処理ガス、水
相および液体炭化水素相を分離し、 h)溶媒を含む水相の少なくとも一部を段階(g)の終
りから接触段階(d)へ再循環する。
【0032】本発明の方法は、図2に示される実施に関
して、以下により詳細に述べられる。
【0033】処理すべきガスはライン(51)および(52)を
経て循環する2つの部分に分けられる。
【0034】ライン(52)を通過する第一ガス部分は、熱
交換器(E51) によって冷却される。この熱交換器からの
出口で、ガスの温度は処理すべきガス中での水和物生成
温度に近いが、より高い。この熱交換器で使用される冷
却流体は、装置に使用できる冷却流体、例えば空気また
は水、あるいは冷たいドラム(B1)からライン(7) を経て
熱交換器(E52) を通過する処理ガスの全部または一部で
あってもよい。得られた部分的に凝縮された流体は、三
相分離ドラム(B51) に送られる。熱交換器(E51) による
冷却段階の間に凝縮された水および液体炭化水素相は、
ドラム(B51) 内で沈降によって分離される。これらの2
つの流体が溶媒を含まないことに注目すべきである。液
体炭化水素部分は、ライン(57)を経て、改善のため、ま
たは、点線で示されるように、熱交換器(E52) の上流で
の再注入のため、プロセスから排出される。得られた水
相は、溶媒を含有しないが、ライン(58)を経てプロセス
から排出される。水相は、図4に示される実施のために
述べられるように、溶媒に汚染された液体炭化水素相の
以後の洗浄段階で有利に使用され得る。
【0035】ライン(51)を経て循環するガスの第二部分
は、接触帯域(G50) の底部に送られ、その中でガスの第
二部分は、ライン(53)を経て接触帯域(G50) の上部に送
られる水相の中に含まれる溶媒の少なくとも一部を抜き
出すことができる。含有していた溶媒の少なくとも一部
が除去された水相は、ライン(55)を経て接触帯域(G50)
の底部から排出され、溶媒で飽和されたガスは、ライン
(54)を経て接触帯域(G50) の頂部から排出される。
【0036】三相ドラム(B51) からライン(59)を経るガ
スは、接触帯域からライン(54)を経て到着する、溶媒で
飽和されたガスと混合される。ライン(61)はプロセスに
溶媒補給を供給する。この補給の量は、次の冷却段階の
間、水和物生成のどんな危険も避けられるようなガス中
の濃度を得るために制御され、処理ガス中および液体部
分中の溶媒の損失を補う。
【0037】得られた、溶媒で飽和されたガス混合物
は、ライン(60)を経て熱交換器(E52)に送られ、その中
で混合物は、処理ガスとの熱交換によって冷却される。
冷却はこのように冷却液を用いて熱交換器(E1)内で続け
られ、プロセス仕様によって要求される水と炭化水素の
部分を凝縮する。
【0038】ライン(63)を経て熱交換器(E1)を出る液相
および気相はドラム(B1)内で沈降によって分離される。
【0039】脱水された処理ガスはライン(7) を経て排
出される。液体炭化水素相はライン(64)を経てプロセス
から排出される。液体炭化水素相は、図4に示される実
施のために述べられるように、安定化および/または洗
浄段階を受けることができる。溶媒を含有する水性液相
は、ドラム(B1)からライン(8) を経て排出され、次いで
ポンプ(P1)およびライン(53)を用いて接触帯域(G50) の
頂部に再循環される。
【0040】本発明の方法は、溶媒を含む水相と、溶媒
を抜き出すために供給されるガス部分とを接触させるた
めの塔を用いて行うことができるという特別な利点を有
する。それは、例えば一般に50%より低く、あるいは
30%より低い処理すべきガスの減少した部分を用い
て、大きく減少した大きさの接触器を使用することであ
る。
【0041】本発明の方法に用いられる溶媒は、氷およ
び/または水和物生成の抑制作用を有するために、少な
くとも部分的に水との相溶性がなければならない。処理
すべきガスとの接触によって、水溶液から容易に抜き出
されるために、溶媒は高くない、好ましくは水の沸点よ
り低い沸点を有していなければならず、または低い沸点
で水との共沸混合物を生成しなければならない。
【0042】この溶媒は、例えばメタノール、エタノー
ルまたはプロパノールのようなアルコール、またはメチ
ルプロピルエーテル、ジプロピルエーテル、またはメチ
ルtert- ブチルエーテルのようなエーテル、またはケト
ン、またはジメトキシメタン、ジメトキシエタンまたは
メトキシエタノールであってもよい。これらの溶媒は非
制限的例証によって挙げられる。
【0043】本発明の方法において、段階(f)からの
出口の温度は一般的に−5℃と−100℃の間である。
温度が低くなるほど、段階(d)に再循環される段階
(g)からの水相中の溶媒の濃度は高くなければならな
い。この濃度は一般的に40〜90重量%の範囲にあ
る。
【0044】段階(d)の間に接触帯域を通過するガス
部分(2) は、好ましくは処理すべきガス全体の10〜5
0%を表す。
【0045】段階(g)の間、ガスは外部冷却回路を用
いるか、あるいはバルブまたはタービンを通る減圧によ
って冷却され得る。
【0046】冷却段階(b)の終りにおける温度は、好
ましくは+5〜+30℃の範囲にある。この冷却段階
は、例えば処理ガスとの熱交換によるか、または外部冷
却流体、例えば水または空気との熱交換によって、また
は必要に応じて外部回路を循環する冷却液との熱交換に
よって実施され得る。
【0047】段階(d)の間に接触帯域に送られるガス
部分(2) は、予熱されることができ、段階(d)の間、
接触帯域の頂部に送られる水相からより容易に溶媒を抜
き出す。例えば図3の概要が使用され得る。
【0048】ライン(51)を経て接触帯域(G50) へ送られ
る原料の部分は、接触帯域(G50) を出るガスを用いて熱
交換器(E53) 内で、次いで例えば熱ガスまたは蒸気であ
ってもよい外部流体を用いて熱交換器(E54) 内で予熱さ
れる。
【0049】この加熱段階の終りにおける温度は、例え
ば80〜150℃の範囲にあってもよい。使用される溶
媒がメタノールより重い、例えばエタノールであると
き、そのような性質は特に有利である。
【0050】段階(c)の終りに回収される水相は、本
方法の段階(g)の終りに回収されるメタノールを含有
する液体炭化水素相を洗浄するのに有利に使用され得
る。図4はこの場合の実施を示す。
【0051】処理すべきガスは2つの部分(1) および
(2) に分けられる。ライン(101) を経て循環する部分
(2) は接触帯域(G100)の底部に注入される。溶媒を含有
する水溶液は、ライン(103) を経てこの接触帯域の頂部
に再循環され、一方、凝縮物の洗浄からの溶媒で飽和さ
れた水溶液の部分は、側流としてライン(119) を経て塔
に送られる。水溶液のこの部分は、接触帯域の低い部分
からライン(105) を経て排出される溶媒中で大きく減少
する水溶液の流速が、処理すべきガスから除去されなけ
ればならない水の量にほぼ相当するように調節される。
【0052】ライン(102) を経て循環するガスの部分
(1) は、ライン(118) およびライン(120) を経る、凝縮
物の洗浄からの溶媒で飽和された水溶液の補足物と混合
される。混合物は熱交換器(E101)に送られ、そこで混合
物は、水和物生成温度に近いが、より高い温度に加熱さ
れる。
【0053】ライン(106) を経て熱交換器を出る、部分
的に凝縮された混合物は、三相分離ドラム(B51) に送ら
れる。(E101)での冷却の間に凝縮された水相および液体
炭化水素相は、ドラム(B51) 内で沈降によって分離され
る。ドラム(B51) からライン(108) を経て排出される、
溶媒で僅かに満たされた水相は、溶媒で汚染された液体
炭化水素相を洗浄するために、スタティックミキサー(M
100)に送られる。三相ドラム(B51) からライン(109) を
経て排出されたガスは、ライン(104) を経て接触帯域を
出る、溶媒で飽和されたガスと混合される。
【0054】三相ドラム(B51) からの炭化水素からなる
液相は、プロセスからライン(107A)を経て排出され、安
定化段階に送られる。液相はまた、点線で示したよう
に、ライン(107B)を経て熱交換器(E102)の上流の工程に
再注入され得る。
【0055】ライン(111) 内で得られた混合物は、熱交
換器(E102)に送られ、そこで混合物は処理ガスとの熱交
換によって冷却される。混合物は次いで熱交換器(E1)内
で冷却液によって冷却され、水性部分および液体炭化水
素部分を凝縮する。
【0056】ライン(113) を経て熱交換器(E1)を出る液
相および気相は、ドラム(B1)内で分離される。
【0057】処理ガスはこのドラムからライン(7) を経
て排出される。図4に示したように、このガスはプロセ
スから排出される前に、熱交換器(E102)および(E101)内
で冷却流体として使用され得る。熱交換器(E1)内で行わ
れる凝縮段階からの2つの液相は、ドラム(B1)内で沈降
によって分離される。ライン(114) を経てドラム(B1)を
出る凝縮された液体炭化水素相は安定化される。この操
作の目的は、最も揮発性の高い成分(C1 およびC2
を炭化水素相から分離し、それらの成分をプロセスから
ライン(115) を経て排出することである。C2 より高級
な成分を含有する液体炭化水素相は、ライン(116) を経
てミキサー(M100)に送られ、そこで液体炭化水素相は、
分離ドラムからの、溶媒で僅かに満たされた水相と、ラ
イン(108) を経て接触させられる。溶媒の大部分は、選
択的に水に溶解するが、この段階の間、炭化水素相から
水相へ移る。2つの相の混合物は、ライン(117) を経て
二相分離ドラム(B100)へ送られ、そこで沈降の後、改善
され得る、安定化され、かつ洗浄された液体炭化水素相
は、ライン(121) を経て排出され、溶媒で飽和された水
相は、ライン(118) を経て排出される。この水相の一部
は、ライン(120) を経て熱交換器(E101)の上流に送ら
れ、一部はライン(119) を経て接触帯域(G100)の中間点
に送られる。ライン(119) および(120) 内の相対的な流
速は、プロセスを循環する水および溶媒の量を一定に維
持するように調節される。
【0058】他の装置が本発明の範囲を逸脱することな
く使用され得る。
【0059】特に、図4に示されるように、液体炭化水
素相の洗浄段階からの水相を全体的に、または一部、点
線で示されるライン(122) によって第二冷却段階の上流
に送ることができる。ライン(122) はドラム(B100)から
の水相を熱交換器(E102)の上流に送る。
【0060】液体炭化水素相は、沈降タンクが付随する
単一ミキサー内で水相で洗浄され得る。向流塔、例えば
充填塔も使用され得る。異なった型の充填、例えば構造
化充填が使用され得る。
【0061】段階(d)の間、処理すべきガスの部分
(2) と水相との接触も異なった塔、例えばプレート塔ま
たは充填塔内で実施され得る。充填塔が使用されると
き、構造化充填が使用され得る。
【0062】本方法で異なった型の熱交換器、例えば多
管式交換器または平板交換器、例えばはんだ付けされた
アルミニウム板を含む交換器が使用され得る。
【0063】
【発明の実施の形態】図2に関して述べられた本発明方
法の利点を実施例1に示す。液体炭化水素相が洗浄され
るとき、実施例2は本方法の操作条件をよりよく定義す
る。この実施例は図4に関して述べられる。
【0064】実施例1 天然ガスを5MPaの圧力および67℃の温度で現場で
生成させた。その組成を表1に示す。天然ガスは水で飽
和されていた(プロセスの入口における水の含有量:約
6000ppmモル)。流速は380トン/hで10M
Nm3 /日の生産量に相当した。
【0065】
【表1】
【0066】この実施例で使用された溶媒はメタノール
であった。
【0067】製造されたガスの90%がライン(52)を経
て熱交換器(E51) に送られた。この熱交換器からの出口
で、ライン(56)内で、部分的に凝縮されたガスの温度は
20℃であった。
【0068】3つの相が分離ドラム(B51) を出た: ・560ppmモルの残留水含有量を有するガスの33
5.60トン/hの流れ; ・プロセスから排出されたか、またはドラム(B1)からの
凝縮された炭化水素相を洗浄するのに再使用された水の
1.68トン/hの流れ。この流れは処理すべきガスに
含有される水の約80%を表していた;および ・メタノールを含まない凝縮された液体炭化水素相(L
NG)の6.60トン/h。炭化水素相は改善のための
プロセスから排出される前に任意に安定化されるか、ま
たは熱交換器(E52) の上流の工程に再注入されることが
できた。
【0069】製造されたガスの残りの部分(10%)
は、ライン(51)を経て接触帯域(G50)に注入された。接
触器(G50) は構造化された充填物を含有していた。再循
環されたメタノールの水溶液は、ライン(53)を経て−3
5℃の温度で接触器の頂部に注入された。接触段階から
の出口で、溶媒中で激減した水溶液は、ライン(55)を経
て接触器を出た。この溶液は136重量ppmの溶媒を
含有していた。ライン(58)および(55)を経て排出された
水相の全体の流れ(約2トン/h)は、処理すべきガス
の380トン/hに初めに含有されていた水の量にほぼ
相当した。
【0070】ライン(54)を経て充填層の頂部を出たガス
は、水溶液と接触して溶媒で飽和されるようになった。
ガスは1.20重量%の溶媒を含有していた。このガス
はドラム(B51) からのガスと混合され、熱交換器(E52)
および(E1)に送られる前に175kg/hのメタノール
補給を受けた。この補給は水和物生成に関係するどんな
危険も避けるために調節された。
【0071】熱交換器(E1)の後、温度は−35℃であっ
た。ドラム(B1)は3つの相を分離した: ・5.13ppmモルの残留水含有量を含む処理ガスの
315トン/hの流れ。このガスは分配系に送られる前
に熱交換器(E52) および(E51) の冷却液として任意に使
用されることができた; ・溶媒で飽和された水相の1トン/hの流れ。流れは接
触帯域(G50) に再循環された;および ・改善の前に、任意に安定化され、次いで含有していた
溶媒(2.5重量%)を除去するために洗浄されること
ができた、凝縮された炭化水素相の52.6トン/hの
流れ。
【0072】この実施例は、本発明の方法の使用が、5
倍より多い溶媒で飽和された溶液と接触しなければなら
ない、処理すべきガスの部分を分けることにより、先行
技術を用いて得られる性能と同等の性能をもたらすこと
を示す。このことは接触器の大きさ、重量および費用
が、このタイプの方法にとって重要な要素であるが、実
質的に減少されることを意味する。
【0073】実施例2 天然ガスは実施例1で述べられた圧力、温度、流れおよ
び組成の条件下、現場で生成させた。この実施例でもま
た、使用された溶媒はメタノールであった。
【0074】この実施例では、製造されたガスの65%
が、図4に示すライン(118) を経て排出された、凝縮物
の洗浄からの溶媒で飽和された水相の部分と、ライン(1
02)内で混合された。混合物は熱交換器(E101)に送られ
た。この熱交換器からの出口で、ライン(106) 内で、部
分的に凝縮されたガスの温度は20℃であった。
【0075】3つの相が分離ドラム(B51) を出た: ・600ppmモルの残留水含有量を有するガスの24
2.40トン/hの流れ。流れはライン(109) を経て排
出された; ・ドラム(B1)からの凝縮された炭化水素相を洗浄するの
に使用された、少量の溶媒(7重量%)を含有する水の
1.75トン/hの流れ;および ・凝縮された炭化水素相の4.70トン/h。炭化水素
相は任意に(ライン(107B)を経て)再循環されるか、
(ライン(107A)を経て)安定化塔に排出されてもよい。
【0076】製造されたガスの残りの部分(45%)は
ライン(101) を経て接触帯域(G100)に注入された。接触
器(G100)は構造化された充填物を含有していた。ドラム
(B1)から排出された、冷却された溶媒の水溶液は、ライ
ン(103) を経て接触器の頂部に送られ、凝縮物の洗浄か
らの水溶液の部分は、側流としてライン(119) を経て送
られた。接触帯域からの出口で、溶媒中で激減した水溶
液は、ライン(105) を経て接触器を出た。この溶液は1
40重量ppmの溶媒を含有していた。接触帯域から排
出された水相の流速は約2トン/hであり、処理すべき
ガスの380トン/h中に初めに含有されていた水の量
にほぼ相当した。
【0077】ライン(104) を経て充填層の頂部から出た
ガスは、水溶液と接触して溶媒で飽和されるようになっ
た。このガスはドラム(B51) からのガスと混合され、熱
交換器(E102)および(E1)に送られる前に50kg/hの
溶媒補給を受けた。この補給は水和物生成に関係するど
んな危険も避けるために調節された。
【0078】熱交換器(E1)の後、温度は−35℃であっ
た。ドラム(B1)は3つの相を分離した: ・5.13ppmモルの残留水含有量を含む処理ガスの
320トン/hの流れ。このガスは分配系に送られる前
に熱交換器(E102)および(E101)の冷却液として任意に使
用されることができた; ・溶媒で飽和された水相の1トン/hの流れ。流れの一
部は接触帯域(G100)に再循環され、他の部分は熱交換器
(E101)の上流に再循環された;および ・安定化される前にドラム(B51) からの凝縮物の流れと
混合された、凝縮された炭化水素相の55.4トン/h
の流れ。安定化段階の間、凝縮物に含有されたメタンお
よびエタンの大部分は除去された。安定化された凝縮物
の50.60トン/hの流れは、ドラム(B51) から排出
された、少量の溶媒を含有する水とミキサー(M100)内で
混合された。
【0079】ドラム(B100)内での沈降の後、2つの相が
回収された: ・700重量ppmの残留溶媒含有量を有する、洗浄さ
れた凝縮物;および ・上述のように再循環された溶媒で飽和された水相。
【0080】この実施例は、脱水、冷却された溶媒を用
いる脱気および凝縮物の洗浄の操作の実施が、製造され
たガスの45%だけを接触させる本発明の方法を用いて
達成され得ることを示す。実施例1のように、接触器の
大きさ、重量および費用は、このタイプの方法において
重要な要素であるが、大きく減少し、さらに溶媒の消費
は実質的に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の方法のフローシートである。
【図2】本発明の方法のフローシートである。
【図3】本発明の方法のフローシートである。
【図4】本発明の方法のフローシートである。
【符号の説明】 (B1)(B51)(B100) :ドラム (E1)(E51)(E52)(E53)(E54)(E101)(E102):熱交換器 (G1)(G2)(G50)(G100) :接触帯域 (M100):スタティックミキサー (P1)(P2)(P3)(P4):ポンプ (S1):安定化塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコル ドウルレー フランス国 ナンテール リュ デ パヴ ィヨン 25−3 (72)発明者 ジョゼフ ラリュ フランス国 リイル マルメゾン ブール ヴァール デ コトー 28 (72)発明者 エチエンヌ ルバ フランス国 リイル マルメゾン アーン パース サン スルピス 1

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の段階から成ることを特徴とする、
    ガスを少なくとも部分的に水およびメタンより重質な炭
    化水素のない状態にするための、メタン、水およびメタ
    ンより高級な少なくとも1つの炭化水素を含有するガス
    の処理方法: a)処理すべきガスを2つの部分(1) および(2) に分
    け、 b)該部分(1) を冷却し、水性液相および高級炭化水素
    液相の凝縮を引き起こし、 c)冷却段階(b)からの相を分離し、 d)分離段階(a)からの処理すべきガスの該部分(2)
    を接触帯域で溶媒を含む水相と接触させ、水相に含まれ
    る溶媒は、該段階(d)の終りで溶媒で飽和されたガス
    によって抜き出され、かつ少なくとも部分的に溶媒が除
    去された水相は接触帯域の底部で排出され、 e)溶媒補給系を提供し、 f)段階(c)および(d)からのガス部分を溶媒の存
    在下、別々にまたは少なくとも一部混合して冷却し、溶
    媒を含む水相および液体炭化水素相を部分的に凝縮し、 g)冷却段階(f)からの、含有していた水および重質
    炭化水素が少なくとも部分的に除去された処理ガス、水
    相および液体炭化水素相を分離し、 h)溶媒を含む水相の少なくとも一部を段階(g)の終
    りから接触段階(d)へ再循環する。
  2. 【請求項2】 段階(g)からの液体炭化水素相が、少
    なくとも一部段階(c)に由来する水相と接触させら
    れ、液体炭化水素相が含有する少なくとも一部の溶媒を
    除去することを特徴とする、特許請求の範囲第1項によ
    る方法。
  3. 【請求項3】 接触段階からの溶媒を含有する水相が冷
    却段階(b)および/または接触段階(d)への入口に
    再循環されることを特徴とする、特許請求の範囲第2項
    による方法。
  4. 【請求項4】 段階(f)からの液体炭化水素相が、そ
    の中に含有される揮発性化合物を除去する安定化段階の
    後に洗浄されることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    〜3項のうちいずれか1項による方法。
  5. 【請求項5】 溶媒がメタノール、エタノール、プロパ
    ノール、メチルプロピルエーテル、エチルプロピルエー
    テル、ジプロピルエーテル、メチルtert- ブチルエーテ
    ル、ジメトキシメタン、ジメトキシエタンおよびメトキ
    シエタノールから選ばれることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1〜4項のうちいずれか1項による方法。
  6. 【請求項6】 溶媒がメタノールであることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1〜5項のうちいずれか1項によ
    る方法。
  7. 【請求項7】 段階(d)に送られる再循環された水相
    が、40〜90重量%の溶媒を含有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項によ
    る方法。
  8. 【請求項8】 段階(g)の終りにおける気相の温度が
    −5〜−100℃の範囲にあることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1〜7項のうちいずれか1項による方法。
  9. 【請求項9】 段階(d)において接触帯域を通過する
    ガスの部分が、ガス全体の10〜50%を表すことを特
    徴とする、特許請求の範囲第1〜8項のうちいずれか1
    項による方法。
  10. 【請求項10】 方法が、溶媒を回収する前に、さらに
    液体炭化水素相を洗浄する段階から成ることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1〜9項のうちいずれか1項によ
    る方法。
  11. 【請求項11】 該洗浄段階が、ミキサーセトラーを用
    いて行われることを特徴とする、特許請求の範囲第10
    項による方法。
  12. 【請求項12】 該洗浄段階が、塔内での接触によって
    行われることを特徴とする、特許請求の範囲第10項に
    よる方法。
  13. 【請求項13】 段階(h)からの水相と共に接触帯域
    に送られる部分(2)が予熱されることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1〜12項のうちいずれか1項による方
    法。
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