JPS585287Y2 - 車輛用灯具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、バルブ横置形式の車輛用灯具をこ関する。

車輛用（自動車用）灯具て、特（こ薄形化を図ったもの
があり、これはフレネルカットを施したインナーレンズ
を使用し、そのフレネルカットの中心位置（こバルブの
フィラメントが位置するよう（こして、バルブを横置き
状態でランプカバーにこ取付けた構成を特徴としている
。

第１図イは従来のバルブ横置形式の車輌用灯具を横断面
で示したもので、ターンシグナルランプ部Ａ１テールラ
ンプ兼ストップランプ部８１バックアップランプ部Ｃか
一部的ヲこ形成されたコンヒネーションランプであり、
バックアップランプ部Ｃを除いてインナーレンズａがア
ウターレンズｂの内側（こ取付けられ、バルブＣを挿着
したソケツ）ｄがほぼ横置きの状態テランプ力バーｅ（
こ取付けられている。

この場合、ランプカバーｅの所定位置（こはボスｆが設
けられ、第１図口（こ示すようにソヶッ）ｄの下部側壁
（こソケットホルダｇを接着又は溶接（こより固着し、
このソケットホルダｇの両端部をポスｆ（こねじｈ止め
してバルブＣを挿着したソケットｄを取付けるようにな
っており、この取付けの際に、アイレットターミナルｉ
を介してアースコードｊが電気的に接続される。

このような取付構造（こよると、組立工数が多くまた部
品点数も多いためコスト高となる欠点があり、この欠点
を改良するため（こなされたのが本考案で、即ちソケッ
トホルダをワンタッチでランプカバーに取付けられるよ
う（こしたものである。

以下、図示の実施例によりこの考案を具体的（こ説明す
ると、１はランプカバーで、その所定位置（こソケット
ホルダ取付部２が形成され、この取付部は台形を呈して
おり、一端側（こコ字形の立上り壁２ａが形成され、側
部の中央Ｇこは１対の鉤形片２ｂが内向き（こ対設され
、他端側のコーナ部には切欠きによる凹部２ｃがそれぞ
れ形成され、さら（こ鉤形片２ｂに隣接する部分をこ角
孔２ｄが穿設されている。

３はプラスナック製のソケットホルダで、円筒形のソケ
ット収納部３ａを有し、ソケット収納部の下部をこは台
座３ｂが連設されてソケット収納部の軸線が傾斜状態と
なるようをこしてあり台座３ｂの上部（こはソケット収
納部の軸線と平行でかつ先端部（こおいてソケット収納
部３ａと連通ずるアースコード取付孔３ｃが穿設され、
さらに台座３ｂの両側部をこは張出片３ｄがそれぞれ形
成され、これら張出片の端部にはストッパ用の爪片３ｅ
が設けられている。

ソケットホルダ３は、ソケット収納部３ａ＆こバルブ４
を挿着したソケット５を圧入保持できるよう（こしてあ
り、この際アースコード取付孔３ｃ（こアースコード６
を挿入し、先端の芯線部をソケット収納部３ａ内に折り
曲げておけは、芯線部がソケット５とソケット収納部３
ａとの間に挟着され、アースコード６とソケット５とを
電気的に接続することができる。

そしてソケットホルダ３はバルブ４側を手前をこして前
記ソケットホルダ取付部２の凹部２ｃ側から挿入すると
、ソケットホルダ３の台座３ｂの端縁がコ字形の立上り
壁２ａ蛋こ当接すると共★こ、張出片３ｄが鉤形片２ｂ
＆こよってそれぞれ押えられ、張出片端部の爪片３ｅが
凹部２ｃの縁にそれぞれ圧接係止し、これをこよりソケ
ットホルダ取付部２をこソケットホルダ３を固定するこ
とができる。

第５図から第７図はこの考案の他の実施例を示し、ラン
プカバー１１にソケットホルダ取付部１２がソケットホ
ルダ１３の台座１３ｂの四隅部を保持する格好で形成さ
れ、この場合にはソケットホルダ１３の台座１３ｂ＆こ
差込片１３ｃと爪片１３ｄが設けられ、ソケットホルダ
１３を横方向からソケットホルダ取付部１２に挿入する
と、ソケットホルダ１３の差込片１３ｃがコーナ一部〕
鉤形片１２ａｔＣより押えられると共をこ、爪片１３ｄ
が切欠孔１２ｂ＆こ圧接係止し、切欠孔の両側をこ対設
されたＬ形の立上り壁１２ｃｉｃ台座１３ｂのコーナ一
部が当接し、ソケットホルダ取付部１２の内部に台座１
３ｂが嵌り込む状態となってソケットホルダ１３を固定
することができる。

なお、この場合曇こもアースコード１４はソケット１５
をソケットホルダ１３の収納部１３ａに圧入する除曇こ
、ソケット１５と電気的（こ接続される０ 以上のように、この考案をこよればランプカバー【こ形
成した取付部に、ソケットホルダを横方向からスライド
させて嵌入固定できるようｋこ構成したので、ソケット
ホルダの取付工程をこおいて何ら工具を必要とせずワン
タッチで容易に組付けることができ、その作業能率を著
しく向上させ、また従来の取付構造より部品点数が少な
くコストダウンが図れ、かつ軽量化が図れる等のすぐれ
た効果が得られる。

ざら（こ、アースコードの接続が、ソケットホルダに対
してソケットを圧入する際に同時になされるのできわめ
て好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の灯具を示すもので、イは灯具の概略横断
平面図、口はバルブの取付状態を示す要部の斜視図、第
２図はこの考案（こ係るランプカバーのソケットホルダ
取付部を示すもので、イはその平面図、口はＸ−Ｘ線断
面図、ハはＹ−Ｙ線断面図、第３図はこの考案に係るソ
ケットホルダを示すもので、イはその平面図、口は正面
図、ハはイ曇こおけるＺ−Ｚ線断面図、二はソケット収
納部の軸線方向から見た左側面図、第４図はソケットホ
ルダ取付部をこソケットホルダを挿入係止した状態を示
す要部の断面図、第５図はこの考案の他の実施例に係る
ソケットホルダ取付部の平面図、第６図はそのソケット
ホルダ取付部にソケットホルダを取付けた状態を示す要
部の断面図、そして第７図は側面図である。 １・・・・・・ランプカバー、２・・・・・・ソケット
ホルダ取付部、３・・・・・・ソケットホルダ、３ｃ・
・・・・・アースコード取付孔、３ｄ・・・・・・張出
片、４・・・・・・バルブ、５・・・・・・ソケット、
６・・・・・・アースコード。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. バルブ横置形式の車輛用灯具ｔこおいて、ランプカバー
   の所定位置（こ１対の鉤形片を備えたソケットホルダ取
   付部を形成し、台座と、ソケット収納部と、このソケッ
   ト収納部に連通ずるアースコード取付孔を備えたソケッ
   トホルダの前記ソケット収納部にバルブを挿着したソケ
   ットを圧入して該ソケットと前記アースコード取付孔に
   挿入し、その先端部をソケット収納部に差し入れたアー
   スコードとを電気的に接続し、かつ前記ソケットホルダ
   を前記ソケットホルダ取付部（こ挿入して、前記１対の
   鉤形片で前記台座を係止したことを特徴とする車輛用灯
   具。