JPS5852758Y2 - 通信機器筐体の回動機構 - Google Patents

通信機器筐体の回動機構

Info

Publication number
JPS5852758Y2
JPS5852758Y2 JP11905879U JP11905879U JPS5852758Y2 JP S5852758 Y2 JPS5852758 Y2 JP S5852758Y2 JP 11905879 U JP11905879 U JP 11905879U JP 11905879 U JP11905879 U JP 11905879U JP S5852758 Y2 JPS5852758 Y2 JP S5852758Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
leveling foot
guardrail
casing
slide fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11905879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5639785U (ja
Inventor
寿雄 高橋
清 内田
Original Assignee
沖電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 沖電気工業株式会社 filed Critical 沖電気工業株式会社
Priority to JP11905879U priority Critical patent/JPS5852758Y2/ja
Publication of JPS5639785U publication Critical patent/JPS5639785U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5852758Y2 publication Critical patent/JPS5852758Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信機器等を収容する筐体の回動機構に関する
ものである。
通信機器特に、f−容量の交換装置等を収容する筐体は
、その設置前面に筐体を回転して引出せるようにするの
が通例である。
その回動機構の従来の例を第1図に示す。
第1図は筐体を壁面設置して複数個並べた平面図であり
、図の1はヒンジ、2はアーム、3は筐体を固定するフ
ック、4はキャスター、A、B、Cは筐体、Gは壁面を
示す。
図で示すようにヒンジ1は筐体の前面の部分に筐体を回
動させる軸として設けられており、壁面Gに取付けたア
ーム2に支えられる機構となっている。
また筐体底面の四隅にはキャスター4が取付けられてお
り筐体を可動ならしめている。
従って保守点検等のために筐体例えばBを回動させる場
合、フック3を外し、筐体Bを手前に引くように動かせ
ば、ヒンジ1を支点としてB′の位置へ転式に回動する
元の位置へ戻すときは逆の操作をして、フック3をかけ
るようにすればよい。
このような従来の回動機構にあっては、筐体を回動させ
るためその回転軌道の空間が隣の筐体との間に必要であ
り、多くの筐体を並べるとき設置面積がそれだけ多くな
る。
この空間は、フック3の操作のためにも必要である。
またアーム2は壁面Gへの取付けであるため軟構造の壁
面の部屋には設置不可能となる。
更に筐体の水平レベル調整は図示してないが筐体底面と
キャスター取付面の間にスペーサを入れて対処しており
、調整に時間がかかっていた。
本考案の目的はこれらの欠点を除くため、筐体を−たん
前面へ引き出し、しかる後回動させる機構とし、併せて
水平レベル調整もできるようにしたもので以下詳細に説
明する。
第2図〜第6図は本考案の一実施例に関するもので、第
2図は平面図、第3図は筐体の回動状態を示す平面図で
あり、図のり、E、Fは筐体、Gは壁面、4はキャスタ
ー、5はスライド金具を装着したガードレール、6はガ
ードレール、7はレベリングフットを示す。
図に示すように筐体Eの底面の四隅に近い位置にキャス
ター4を取付けである。
筐体Eの四隅にさらに、第5図、第6図に示すようなボ
ルトに台座をつげたレベリングフット7を取付けてあり
、筐体Eを回動する軸となる側のレベリングフット7に
対しては、該レベリングフット7を導入する第3図に示
す筐体の奥行に相当する長さのスライド金具付ガードレ
ール5を床面に設置し、第2図に示すように通常の筐体
位置では前部のレベリングフット7はスライド金具付ガ
ードレール5のスライド金具(第4図で示す12)より
前位置にくるように、つまり前部のレベリングフット7
でスライド金具を押込んだ状態トシ、後部のレベリング
フット7はスライド金具付ガードレール5の後部に設け
たU字形溝(第4図の17)に嵌入するようにしておく
−万、筐体Eの回動する軸とならない側のレベリングフ
ット7に対してはスライド金具のついてない単なるガー
ドレール6を設け、筐体を前面へ引出すとき、より円滑
にできるようにしである。
以上のような機構によって第3図に示すように筐体Eを
−たん前方へ真直ぐ引出した後、右側後部のレベリング
フット7を軸にして右側へ回動させることができる。
即ち筐体Eを先づ前方へ、筐体Eの後面が、通常の筐体
位置の前面の線よりやや前方へくるように真直ぐ引出す
このとき、前部のレベリングフット7はすぐガードレー
ル5,6から外れるが、後部のレベリングフット7は、
筐体Eの回動する軸とならない側は筐体Eが前方へ引出
し終る直前までガードレール6にそって引出され、また
筐体Eの回動軸となる側はスライド金具付ガードレール
5にそって引出され、筐体Eが引出されるに従ってスラ
イド金具前部に設けたU字形溝(第4図の13)に嵌入
し、そのままスライド金具とともに前方へ引出される。
筐体Eを前方へ引出し終った時点では第3図ビに示すよ
うに、回動軸となる側の後部のレベリングフット7だけ
が、それとともに引出されたスライド金具付ガードレー
ル5のスライド金具の前部のU字形溝に嵌入されている
状態となっている。
従ってこのレベリングフット7を軸にして筐体Eを第3
図のEで示すように回動させることができる。
第4図は前記説明にあるスライド金具付ガードレール5
の斜視図であり、11はガードレール部、12はスジイ
ド金具、13はスライド金具12の前部に設けたU字形
溝、14はスライド金具摺動ネジ15の摺動溝、15は
スライド金具12の摺動ネジ、16は床面に固定用のア
ンカーボルト孔、17はガードレール部11の後部に設
けたU字形溝、18は筐体固定用ネジ孔を示す。
このスライド金具付ガードレール5は前述したようにガ
ードレール部11は筐体の奥行に相当した長さであり、
床面にアンカーボルト孔16にアンカーボルトを通して
固定する。
またガードレール部11の後部にはレベリングフット7
のボルト部が嵌入できるU字形溝を設け、ガードレール
の相対する面に摺動できるスライド金具12を装着する
該スライド金具12は前部にレベリングフット7のボル
ト部が嵌入できるU字形溝13を設け、ガードレール部
11に対する摺動を確実にするため、摺動ネジ15を設
はガードレール部11の摺動溝14に嵌めこむ。
なお該スライド金具12は筐体が通常の位置にあるとき
は、筐体前部のレベリングフット7の後部にくるように
、即ち前部のレベリングフット7がガードレール部11
に導入されかつ該レベリングフッ)7でスライド金具1
2が押し込まれるような状態になるようにするとともに
、筐体を前方へ引出したときは、後部のレベリングフッ
ト7がスライド金具12の前部U字形溝13に嵌入され
、筐体の前方引出しとともに前方へ摺動して、後部レベ
リングフット7が回動軸となって筐体を回動できる位置
まで引出されるに充分な長さとする。
またスライド金具12の相対する面相互の幅はレベリン
グフット7の台座が円滑に導入できるものとし、従って
ガードレール部11の幅もそれに対応したものである。
筐体固定用ネジ孔18は筐体を通常の位置にしたとき、
筐体底面に取付けた図示してないが該ネジ孔18に相対
する固定金具をネジ止し筐体が不意の作用で前方へ動く
のを防ぐ。
第5図、第6図はスライド金具付ガードレール5にレベ
リングフット7が導入されている状態を示す。
この図においてHは床面、他の記号は第2図〜第4図と
同じである。
レベリングフット7は図で示すようにボルトの先に円筒
形の台座がついており、ボルトで筐体底面に取付けてあ
り、ボルトの調整でレベリング調整ができるようになっ
ている。
第5図はボルトの調整で台座が床面Hより浮上っており
、単にガードレールに導入されてガイドの役だけを果す
が、筐体Eを通常の位置にしたときは、第6図に示すよ
うに台座を床面Hにつけナツトの調整で筐体Eのレベリ
ング調整ができる。
スライド金具12はレベリングフット7の台座が導入で
きる幅であり、ガードレール部11は該スライド金具1
2が摺動できる幅としである。
またスライド金具12の前部のU字形溝13はレベリン
グフット7のボルト部が嵌入できる幅としである。
以上説明した回動機構を筐体に施すことにより、筐体を
複数個並べる際、従来のように筐体の回動軌構や固定フ
ックのための筐体間の空間は不要で隙間なく並べること
ができ設置面積が節約でき、勿論従来と同様筐体を回動
して背面点検もできる上、水平レベルを調整するレベリ
ングフットを筐体の前方引出しのガイドと回動軸として
も用いることにより、部品の共用化ができ、従来のよう
に壁面にアームを取付ける必要がなく、壁面とは無関係
に筐体を設置できる利点がある。
また筐体が不意の作用で動くことに対してはレベリング
フット7がガードレール5,6に導入され、かつ後部の
レベリングフット7はU字形溝17に嵌入されるので左
右動と転倒をこれで防止でき、前後動はガードレールの
固定用ネジ孔18に筐体底面をネジで止めれば防止でき
る。
以上説明したように本考案の機構では、筐体の固定およ
び、回動を床部のみで実現でき、壁面構造に無関係に筐
体を設置できる上、筐体間の空間が不要で設置面積の縮
少にも効果大であり、通信機器の筐体のみならず他の筐
体にも応用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の筐体の回動機構を示す平面図、第2図〜
第6図は本考案の一実施例に係り、第2図は筐体の平面
図、第3図は筐体の回動状態を示す平面図、第4図は本
考案に使用するスライド金具付ガードレールの斜視図、
第5図、第6図はスライド金具付ガードレールにレベリ
ングフットが導入されている断面図である。 4・・・・・・キャスター 5・・・・・・スライド金
具付ガードレール、6・・・・・・ガードレール、7・
・・・・・レベリングフット、11・・・・・・ガード
レール部、12・・・・・・スライド金具、13・・・
・・・U字形溝、14・・・・・・摺動溝、15−・・
・・・摺動ネジ、16・・・・・・アンカーボルト孔、
17・・・・・・U字形溝、18・・・・・・筐体固定
用ネジ孔、E・・・・・・筐体、G・・・・・・壁面、
H・・・・・・床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通信機器筐体の底面の四隅にレベリングフットを設け、
    筐体を回動させる軸とならない側の該レベリングフット
    に対しては該レベリングフットを筐体が通常位置のとき
    導入できるガードレールを床面に固定し、筐体を回動さ
    せる軸となる側のレベリングフットに対しては、筐体が
    通常位置のとき、該レベリングフットのうち後部のレベ
    リングフットのボルト部が嵌入できるU字形溝を有する
    ガードレール部を床面に固定し、該ガードレール部の相
    対する面に摺動し、前部に前記筐体後部のレベリングフ
    ットのボルト部が筐体を前方へ引出したとき嵌入できる
    U字形溝を設けたスライド金具を装着し、筐体が通常位
    置のときは該スライド金具は、前部のレベリングフット
    より後位置にあるようにし、筐体を前方へ引出すときは
    後部のレベリングフットが前記スライド金具前部のU字
    形溝に嵌入することにより、筐体の前方引出しとともに
    スライド金具もガードレール部にそって引出され、該U
    字形溝に嵌入したレベリングフットを軸として筐体を回
    動させることを特徴とした通信機器筐体の回動機構。
JP11905879U 1979-08-31 1979-08-31 通信機器筐体の回動機構 Expired JPS5852758Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11905879U JPS5852758Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 通信機器筐体の回動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11905879U JPS5852758Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 通信機器筐体の回動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5639785U JPS5639785U (ja) 1981-04-14
JPS5852758Y2 true JPS5852758Y2 (ja) 1983-12-01

Family

ID=29351263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11905879U Expired JPS5852758Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 通信機器筐体の回動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852758Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718457B2 (ja) * 1987-03-11 1995-03-06 株式会社クボタ 油圧クラツチ制御用の油圧回路
JP6308883B2 (ja) * 2014-06-16 2018-04-11 アズビル株式会社 収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5639785U (ja) 1981-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6259605B1 (en) Front accessible computer and chassis
US4955569A (en) Refrigerator leveling system
JPS5852758Y2 (ja) 通信機器筐体の回動機構
US6636418B1 (en) Methods and apparatus for installing electronic cabinets using improved stabilization techniques
JPS6210826Y2 (ja)
JPS5816208Y2 (ja) シヤ−シレ−ルの取付機構
JPH034083Y2 (ja)
JPH0426339Y2 (ja)
KR970006072Y1 (ko) 이동식 보관고(Mmbile Rack)의 핸들 잠금장치
JPH0332209Y2 (ja)
JP3290101B2 (ja) 床パンの構造
JPS592393Y2 (ja) 電子機器転倒防止枠
JP2502782Y2 (ja) 卓上設置機器の固定構造
JP2580915Y2 (ja) イオン水生成器の脚部
JPS6029760Y2 (ja) 筐体構造
JPH0423350Y2 (ja)
JPS5847741Y2 (ja) 筐体の支持構造
JP2503620Y2 (ja) 耐火キャビネットなどのアジヤスタ装置
JPS6032857Y2 (ja) 冷蔵庫等の転倒防止構造
JPH0225350Y2 (ja)
JPH1022646A (ja) 電子装置の脚構造
JPH0713247Y2 (ja) 通信機器用キャビネットの床上固定構造
JPH0337258Y2 (ja)
JP3514567B2 (ja) 棚板装置
JPH0116860Y2 (ja)