JPS5852568Y2 - 電動昇降装置 - Google Patents
電動昇降装置Info
- Publication number
- JPS5852568Y2 JPS5852568Y2 JP14159680U JP14159680U JPS5852568Y2 JP S5852568 Y2 JPS5852568 Y2 JP S5852568Y2 JP 14159680 U JP14159680 U JP 14159680U JP 14159680 U JP14159680 U JP 14159680U JP S5852568 Y2 JPS5852568 Y2 JP S5852568Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- fixed
- fixed part
- section
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は天井等の高所に固定されたモーター及びこれに
よって駆動されるワイヤーロープによって照明器具等を
昇降させる電動昇降装置の改良に関する。
よって駆動されるワイヤーロープによって照明器具等を
昇降させる電動昇降装置の改良に関する。
この種の電動昇降装置は一般に、天井等の高所にモータ
ー、巻取ドラム、ワイヤーロープ等を収納した固定部を
設置するとともに、前記ワイヤーロープの先端に照明器
具及びその支持装置等からなる昇降部を取り付けてなり
、昇降部が固定部に達するとモーターが停止するように
構成されている。
ー、巻取ドラム、ワイヤーロープ等を収納した固定部を
設置するとともに、前記ワイヤーロープの先端に照明器
具及びその支持装置等からなる昇降部を取り付けてなり
、昇降部が固定部に達するとモーターが停止するように
構成されている。
そして通常、昇降部は1台のモーターとそれによって駆
動される1本のワイヤーロープによって昇降させる構造
のものが多い。
動される1本のワイヤーロープによって昇降させる構造
のものが多い。
ところが、昇降部の照明器具が大形であったり長尺状の
ものである場合は2本以上のワイヤーロープで昇降させ
る必要があり、それらのワイヤーロープを巻取るドラム
やモーターの数も多くしなければならない。
ものである場合は2本以上のワイヤーロープで昇降させ
る必要があり、それらのワイヤーロープを巻取るドラム
やモーターの数も多くしなければならない。
しかし、モーターの台数を増やすとコスト高になるばか
りでなく、昇降の際に各モーターの同期をとらなければ
ならず、装置が複雑となる。
りでなく、昇降の際に各モーターの同期をとらなければ
ならず、装置が複雑となる。
そこで、第1図に示すように、固定部1に収納した一台
のモーター2で2個の巻取ドラム3a、3bを同時に駆
動してこれらに巻回された2本のワイヤーロープ4 a
、4 bによって昇降部5の両端を水平に昇降させる
ことが考えられる。
のモーター2で2個の巻取ドラム3a、3bを同時に駆
動してこれらに巻回された2本のワイヤーロープ4 a
、4 bによって昇降部5の両端を水平に昇降させる
ことが考えられる。
ところが、このような構造の問題点は2個の巻取ドラム
3a、3bで2本のワイヤーロープ4 a 、4 bを
巻き上げて行くうちに、各巻取ドラムにおけるワイヤー
ロープの巻取状態、例えばワイヤーロープが巻取ドラム
に沿って平行に巻取られているか、それとも巻き取られ
たワイヤーロープの上に重ねて巻き取られているか等に
よってワイヤーロープ4a、4bの長さの違いが生じ、
その結果昇降部5が傾いたまま上昇し固定部に達しても
傾いたまま停止することになる。
3a、3bで2本のワイヤーロープ4 a 、4 bを
巻き上げて行くうちに、各巻取ドラムにおけるワイヤー
ロープの巻取状態、例えばワイヤーロープが巻取ドラム
に沿って平行に巻取られているか、それとも巻き取られ
たワイヤーロープの上に重ねて巻き取られているか等に
よってワイヤーロープ4a、4bの長さの違いが生じ、
その結果昇降部5が傾いたまま上昇し固定部に達しても
傾いたまま停止することになる。
これは外観上体裁が悪いだけでなく、一方のワイヤーロ
ープに必要以上の荷重がかかり安全性の点からも好まし
くない。
ープに必要以上の荷重がかかり安全性の点からも好まし
くない。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもので、前記
のごとく昇降部が固定部に達して傾いたまま停止するの
を完全に防止することができ、従って外観上の不体裁を
除去し安全性を高めることができるばかりでなく、構造
的にも簡単で組立や調整が容易である等の利点を有する
電動昇降装置を提供せんとするものである。
のごとく昇降部が固定部に達して傾いたまま停止するの
を完全に防止することができ、従って外観上の不体裁を
除去し安全性を高めることができるばかりでなく、構造
的にも簡単で組立や調整が容易である等の利点を有する
電動昇降装置を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図について説明する。
第2図において、1は天井等の高所に固定された固定部
で、一台のモーター2とこれによって同時に駆動される
2個の巻取ドラム3 a 、3 b等が収納されている
。
で、一台のモーター2とこれによって同時に駆動される
2個の巻取ドラム3 a 、3 b等が収納されている
。
巻取ドラム3 a 、3 bにはそれぞれワイヤーロー
プ4 a 、4 bが巻回されており、その先端はそれ
ぞれスプリング6a、6bを介して照明器具等7を具備
する昇降部5に接続しである。
プ4 a 、4 bが巻回されており、その先端はそれ
ぞれスプリング6a、6bを介して照明器具等7を具備
する昇降部5に接続しである。
また前記固定部1には第3図に示すように、昇降部5の
端部が当接すると作動する2個のモーター回路制御用の
リミットスイッチ8 a 、8 bが設けである。
端部が当接すると作動する2個のモーター回路制御用の
リミットスイッチ8 a 、8 bが設けである。
しかし、これら2個のリミットスイッチ8 a 、8
bは、そのうちの一方が動作してもモーター制御回路は
開放されず、双方が動作した時にはじめてモーター制御
回路が開放されてモーターが停止するように接続されて
いる。
bは、そのうちの一方が動作してもモーター制御回路は
開放されず、双方が動作した時にはじめてモーター制御
回路が開放されてモーターが停止するように接続されて
いる。
このような構造にしておくと、モーターで2本のワイヤ
ーロープ4 a 、4 bを巻き上げる際に昇降部5が
傾いてその一端例えば5aが先に固定部1に達してリミ
ットスイッチ8aを作動させてもモーターは停止せずワ
イヤーロープ4aは引き続き巻き上げられ引張られるが
、この引張りはスプリング6aの伸びによって吸収され
る。
ーロープ4 a 、4 bを巻き上げる際に昇降部5が
傾いてその一端例えば5aが先に固定部1に達してリミ
ットスイッチ8aを作動させてもモーターは停止せずワ
イヤーロープ4aは引き続き巻き上げられ引張られるが
、この引張りはスプリング6aの伸びによって吸収され
る。
そしてこの間に昇降部5の他端5bも固定部1に達しリ
ミットスイッチ8bを作動させるとモーター制御回路が
開放されモーターが停止する。
ミットスイッチ8bを作動させるとモーター制御回路が
開放されモーターが停止する。
このようにして、昇降部5は第3図に示すように固定部
1に対して水平な位置に支持される。
1に対して水平な位置に支持される。
第2図及び第3図の実施例はワイヤーロープ4a 、4
bの先端を引張りばね6 a 、6 bを介して昇降
部5に接続し引張りばね6a、6bの伸びを利用してワ
イヤーロープ4 a 、4 bの引張りを吸収するよう
にした例であるが、第4図及び第5図に示すように、ワ
イヤーロープ4 a 、4 bの先端を圧縮ばね6 a
’、6 b’を介して昇降部、5に接続しておき、ワイ
ヤーロープ4 a 、4 bの引張りを前記圧縮ばね6
a’、6 b’の圧縮作用を利用して吸収するように
構成してもよい。
bの先端を引張りばね6 a 、6 bを介して昇降
部5に接続し引張りばね6a、6bの伸びを利用してワ
イヤーロープ4 a 、4 bの引張りを吸収するよう
にした例であるが、第4図及び第5図に示すように、ワ
イヤーロープ4 a 、4 bの先端を圧縮ばね6 a
’、6 b’を介して昇降部、5に接続しておき、ワイ
ヤーロープ4 a 、4 bの引張りを前記圧縮ばね6
a’、6 b’の圧縮作用を利用して吸収するように
構成してもよい。
以上のような構造の電動昇降装置は、固定部に対して昇
降部が傾斜したまま停止するようなことはないから外観
上の不体裁が除去されるばかりでなく一方のワイヤーロ
ープに不要な荷重がかかることもないので安全性も高ま
る。
降部が傾斜したまま停止するようなことはないから外観
上の不体裁が除去されるばかりでなく一方のワイヤーロ
ープに不要な荷重がかかることもないので安全性も高ま
る。
また、ワイヤーロープの先端をスプリングを介して昇降
部に接続するとともに、固定部に2個のリミットスイッ
チを設けただけの簡単な構造であるから組立も簡単であ
り、かつスプリングの調節等も容易に行なうことができ
る。
部に接続するとともに、固定部に2個のリミットスイッ
チを設けただけの簡単な構造であるから組立も簡単であ
り、かつスプリングの調節等も容易に行なうことができ
る。
さらに、1台のモーターで2個の巻取ドラムを駆動する
ため複数のモーターを必要とせず、コスト的にも安価な
ものを提供できる等種々の利点がある。
ため複数のモーターを必要とせず、コスト的にも安価な
ものを提供できる等種々の利点がある。
第1図は本考案に係る電動昇降装置の基本的構成を示す
側面図、第2図は本考案の一実施例を示す側面図、第3
図はその要部拡大図、第4図は本考案の他の実施例を示
す側面図、第5図はその要部拡大図である。 第2図乃至第5図において、1・・・・・・固定部、2
・・・・・・モーター、3a、3b・・・・・・巻取ド
ラム、4 a 、4 b・・・・・・ワイヤーロープ、
5・・・・・・昇降部、6 a 、6 b・・・・・・
スプリング、8 a 、8 b・・・・・・リミットス
イッチ。
側面図、第2図は本考案の一実施例を示す側面図、第3
図はその要部拡大図、第4図は本考案の他の実施例を示
す側面図、第5図はその要部拡大図である。 第2図乃至第5図において、1・・・・・・固定部、2
・・・・・・モーター、3a、3b・・・・・・巻取ド
ラム、4 a 、4 b・・・・・・ワイヤーロープ、
5・・・・・・昇降部、6 a 、6 b・・・・・・
スプリング、8 a 、8 b・・・・・・リミットス
イッチ。
Claims (1)
- 天井等の高所に固定された固定部1に収納された一台の
モーター2で2個の巻取ドラム3a、3bを同時に駆動
してこれらに巻回された2本のワイヤーロープ4 a
、4 bによって照明器具等を備えた昇降部5の両端を
水平に昇降させる装置において、前記ワイヤーロープ4
a 、4 bの先端をスプリング6 a 、6 bを
介して昇降部5に接続しておくとともに、前記固定部1
に前記昇降部5の端部が当接すると作動するモーター回
路制御用の2個のリミットスイッチ8a 、8 bを設
けでおき、前記昇降部5の何れか一方の端部が先に固定
部1に達してリミットスイッチを作動させてもモーター
2は停止せずこの間のワイヤーロープの引張りは前記ス
プリング5a、5bによって吸収され、前記昇降部5の
他方の端部も固定部に達してもう一方のリミットスイッ
チが作動したときにモーター2が停止するように構成さ
れている電動昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14159680U JPS5852568Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 電動昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14159680U JPS5852568Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 電動昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764011U JPS5764011U (ja) | 1982-04-16 |
JPS5852568Y2 true JPS5852568Y2 (ja) | 1983-11-30 |
Family
ID=29501413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14159680U Expired JPS5852568Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 電動昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852568Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329844Y2 (ja) * | 1987-02-14 | 1991-06-25 |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP14159680U patent/JPS5852568Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764011U (ja) | 1982-04-16 |
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