JPS5852486Y2 - 流速流量測定装置 - Google Patents
流速流量測定装置Info
- Publication number
- JPS5852486Y2 JPS5852486Y2 JP702979U JP702979U JPS5852486Y2 JP S5852486 Y2 JPS5852486 Y2 JP S5852486Y2 JP 702979 U JP702979 U JP 702979U JP 702979 U JP702979 U JP 702979U JP S5852486 Y2 JPS5852486 Y2 JP S5852486Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- measuring device
- flow
- ultrasonic propagation
- flow rate
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、相関技術を用いて流速流量を測定する装置に
関するものである。
関するものである。
被測定流体中に存在するゆらぎや小渦等の雑音性の信号
を流れ方向にある距離だけへだてた2ケ所で検出し、2
つの検出信号の相関を演算しその最大値を求めることに
よって、被測定流体の流速、流量を測定する装置は公知
である。
を流れ方向にある距離だけへだてた2ケ所で検出し、2
つの検出信号の相関を演算しその最大値を求めることに
よって、被測定流体の流速、流量を測定する装置は公知
である。
このような従来公知の装置に釦いて、被測定流体中に周
期性のノイズが混入したり、被測定流体が流れている管
路に機械的振動が伝わったりすると、相関演算値が変り
、その最大値を求めることが困難となる欠点があった。
期性のノイズが混入したり、被測定流体が流れている管
路に機械的振動が伝わったりすると、相関演算値が変り
、その最大値を求めることが困難となる欠点があった。
本考案は、従来装置に釦けるこれらの欠点のない流速流
量測定装置を実現しようとするものである。
量測定装置を実現しようとするものである。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図である
。
。
図において、1は被測定流体が流れている管路、21,
22,23,24はそれぞれ超音波送信子、31,32
,33,34はそれぞれ超音波受信子である。
22,23,24はそれぞれ超音波送信子、31,32
,33,34はそれぞれ超音波受信子である。
送信子21(22,23゜24)と、受信子31(32
,33,34)は、それぞれ被測定流体を挾んで対向配
置されており、超音波伝搬経路P 1(P 2 、P
a * P 4 )を形成している。
,33,34)は、それぞれ被測定流体を挾んで対向配
置されており、超音波伝搬経路P 1(P 2 、P
a * P 4 )を形成している。
ここで、超音波伝搬経路P1とP2との間の流れ方向の
距離t1および超音波伝搬経路P3とP4との間の流れ
方向の距離t2はいずれも比較的短かく選定され、また
、上流側の超音波伝搬経路P1と下流側の超音波伝搬経
路P3(P2とP4)との距離りは比較的長く選定(t
<L)されている。
距離t1および超音波伝搬経路P3とP4との間の流れ
方向の距離t2はいずれも比較的短かく選定され、また
、上流側の超音波伝搬経路P1と下流側の超音波伝搬経
路P3(P2とP4)との距離りは比較的長く選定(t
<L)されている。
41.42はいずれも位相差復調回路で、復調回路41
は受信子31と32とからの信号xa。
は受信子31と32とからの信号xa。
xbを入力とし、両信号の位相差信号xa−xbをこの
復調回路41の出力信号としている。
復調回路41の出力信号としている。
また、復調回路42は受信子33と34とからの信号X
ejXdを入力とし、両信号の位相差信号xcXdをこ
の復調回路42の出力信号としている。
ejXdを入力とし、両信号の位相差信号xcXdをこ
の復調回路42の出力信号としている。
5は各復調回路41.42からの復調出力信号を入力と
する相互相関計で、両復調出力信号の相互相関を演算す
る。
する相互相関計で、両復調出力信号の相互相関を演算す
る。
このように構成した装置において、各超音波伝搬経路P
1〜P4は被測定流体の流れ方向に対して直角方向に形
成されており、各受信子31〜34で受信される超音波
信号は、被測定流体中に存在する雑音性の信号によって
変調(振幅変調、位相変調、周波数変調等)されたもの
となっている。
1〜P4は被測定流体の流れ方向に対して直角方向に形
成されており、各受信子31〜34で受信される超音波
信号は、被測定流体中に存在する雑音性の信号によって
変調(振幅変調、位相変調、周波数変調等)されたもの
となっている。
従って、上流側の復調回路41からは、xlxbなる信
号がまた、下流側の復調回路42からはXc−Xdなる
信号がそれぞれ得られている。
号がまた、下流側の復調回路42からはXc−Xdなる
信号がそれぞれ得られている。
ここで、流体中に混在する周期的な流体ノイズ、あるい
は管路1の管壁を伝わる機械的振動によるノイズ等は、
いずれも比較的短かい距離間で互に良く近似しているの
で、各復調回路41.42で互に隣り合う受信子31,
32j−よび33,34からの信号の差をそれぞれ得る
ことによって、周期的流体ノイズ、あるいは管壁を伝わ
る機械的振動ノイズ等は効果的に除去される。
は管路1の管壁を伝わる機械的振動によるノイズ等は、
いずれも比較的短かい距離間で互に良く近似しているの
で、各復調回路41.42で互に隣り合う受信子31,
32j−よび33,34からの信号の差をそれぞれ得る
ことによって、周期的流体ノイズ、あるいは管壁を伝わ
る機械的振動ノイズ等は効果的に除去される。
相互相関計5は各復調回路41.42からの出力信号玉
(a−b)、王(c−d)を入力とし、両信号の相互相
関を演算する。
(a−b)、王(c−d)を入力とし、両信号の相互相
関を演算する。
この演算結果は(1)式および第2図で示すことができ
る。
る。
王(a−b)(c−d)=圭ac+1bd−Jad−t
bc2王a c −’12a d 4b c (1)
ただし、第1図において、t1=t2とし、圭aC=王
bdとする。
bc2王a c −’12a d 4b c (1)
ただし、第1図において、t1=t2とし、圭aC=王
bdとする。
すなわち、超音波伝搬経路PI(P2)を通過した流れ
が時間τmだけ遅れて超音波伝搬経路P3(P4)に到
達するものとすれば、第2図に釦いて遅延時間、がτ□
の時、相互相関関数f(a−b)(c −d )が最大
となるピーク2王aeが表われ、このピークの両側に負
のピーク±b c * f a dが表われる。
が時間τmだけ遅れて超音波伝搬経路P3(P4)に到
達するものとすれば、第2図に釦いて遅延時間、がτ□
の時、相互相関関数f(a−b)(c −d )が最大
となるピーク2王aeが表われ、このピークの両側に負
のピーク±b c * f a dが表われる。
したがって、相互相関関数虫(a−b)(c−d)1の
最大となる遅延時間τmを求め、これから(2)式によ
って被測定流体の流速■を知ることができる。
最大となる遅延時間τmを求め、これから(2)式によ
って被測定流体の流速■を知ることができる。
なお、上記の実施例にかいては、各復調回路41.42
からの出力信号の相互相関関数を演算したものであるが
、各復調回路からの出力信号の差をとり、その自己相関
関数1(a−b−c+ci)(a−b−c+d)を演算
するようにしてもよい。
からの出力信号の相互相関関数を演算したものであるが
、各復調回路からの出力信号の差をとり、その自己相関
関数1(a−b−c+ci)(a−b−c+d)を演算
するようにしてもよい。
これによって上流側と下流側とに共通して存在する機械
的振動ノイズ等を除去することができる。
的振動ノイズ等を除去することができる。
第3図は本考案の他の実施例を示す構成断面図である。
この実施例では上流側(下流側)に互に近接して形成す
る2本の超音波伝搬経路P 1 、P 2(P 3 +
P 4 )が管路1の半径方向にほぼ平行して並ぶよ
うに、超音波送信子21.22(23,24)と受信子
31.32(33,34)を設けたものである。
る2本の超音波伝搬経路P 1 、P 2(P 3 +
P 4 )が管路1の半径方向にほぼ平行して並ぶよ
うに、超音波送信子21.22(23,24)と受信子
31.32(33,34)を設けたものである。
なお、2本の超音波伝搬経路P l + P 2は平行
に並ぶ必要はない。
に並ぶ必要はない。
以上説明したように、本考案は、互に近接する2本の超
音波伝搬経路P1.P2>よびP 3 t P 4をそ
れぞれ一組とし、これらの組を管路の上流側と下流側と
にある距離りだけ離れて形成し、各組において2本の超
音波伝搬経路によって得られる各受信信号の差を復調し
、機械的振動ノイズ等を除去した2つの復調信号の相関
を演算するようにしたもので、被測定流体中に存在する
周期性ノイズや機械的振動ノイズ等を効果的に除去し、
これらの影響を受けない流速流量測定装置が実現できる
。
音波伝搬経路P1.P2>よびP 3 t P 4をそ
れぞれ一組とし、これらの組を管路の上流側と下流側と
にある距離りだけ離れて形成し、各組において2本の超
音波伝搬経路によって得られる各受信信号の差を復調し
、機械的振動ノイズ等を除去した2つの復調信号の相関
を演算するようにしたもので、被測定流体中に存在する
周期性ノイズや機械的振動ノイズ等を効果的に除去し、
これらの影響を受けない流速流量測定装置が実現できる
。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は第1図装置の動作説明図、第3図は本考案の他の実
施例を示す構成断面図である。 1・・・・・・管路、21〜24・・・・・・超音波送
信子、31〜34・・・・・・超音波受信子、41.4
2・・・・・・位相差復調回路、5・・・・・・相互相
関計。
図は第1図装置の動作説明図、第3図は本考案の他の実
施例を示す構成断面図である。 1・・・・・・管路、21〜24・・・・・・超音波送
信子、31〜34・・・・・・超音波受信子、41.4
2・・・・・・位相差復調回路、5・・・・・・相互相
関計。
Claims (2)
- (1)互に近接する2本の超音波伝搬経路をそれぞれ一
組とし、これらの組を被測定流体が流れている管路の上
流側と下流側にある距離だけ離れて形成し、各組にかい
て2本の超音波伝搬経路を介して得られる2つの受信信
号Q差を復調し、前記各組からの復調信号の相関を演算
しその最大値を求めることによって前記被測定流体の流
速流量を知るようにした流速流量測定装置。 - (2)各組からの復調信号の差を演算し、この差信号の
自己相関を演算するようにした実用新案登録請求の範囲
第1項記載の流速流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP702979U JPS5852486Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 流速流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP702979U JPS5852486Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 流速流量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55105126U JPS55105126U (ja) | 1980-07-22 |
JPS5852486Y2 true JPS5852486Y2 (ja) | 1983-11-30 |
Family
ID=28814402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP702979U Expired JPS5852486Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 流速流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852486Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP702979U patent/JPS5852486Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55105126U (ja) | 1980-07-22 |
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