JPS5852488Y2 - 相関技術を利用した流速流量測定装置 - Google Patents

相関技術を利用した流速流量測定装置

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JPS5852488Y2
JPS5852488Y2 JP703179U JP703179U JPS5852488Y2 JP S5852488 Y2 JPS5852488 Y2 JP S5852488Y2 JP 703179 U JP703179 U JP 703179U JP 703179 U JP703179 U JP 703179U JP S5852488 Y2 JPS5852488 Y2 JP S5852488Y2
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JP
Japan
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flow rate
receiver
correlation
fluid
ultrasonic
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JP703179U
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JPS55105128U (ja
Inventor
良夫 栗田
至剛 柴田
高治 松本
Original Assignee
横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、相関技術を用いて管路内を流れる流体の流速
、流量を測定する装置に関するものである。
第1図は従来公知のこの種の装置の構成プロンク図であ
る。
図において、1は被測定流体が流れている管路、21.
22はこの管路に取付けた超音波送信器、31.32は
この超音波送信器21゜22に対峠し管路1に取付けら
れた超音波受信器、4は発振器で、超音波送信器21.
22を駆動する。
5は超音波受信器31.32からの信号xt。ytを復
調し、この復調した2つの信号の相互相関をとるための
相関計である。
このように構成した装置においては、超音波送信器21
.22、受信器31.32間で形成される超音波伝搬経
路p、、p2は、被測定流体の流れ方向に距離りだけ離
れており、各受信器31゜32から各伝搬経路P1 、
P2中に存在するゆらぎや小満などにもとすく流体ノイ
ズ信号xt 、ytを検出する。
ここで、受信器31で検出された信号がτ0だげ遅れて
受信器32で検出されるものとすれば、相互相関計5の
出力(相互相関値)は、第2図に示すように遅延時間が
τ0の時、相互相関値は最大となる。
したがって、被測定流体の流速Vは、v=にを演算する
ことによって求めるτ0 ことができる。
ところでこのような従来装置における一つの欠点は、超
音波受信器31.32は、被測定流体中を伝搬してきた
信号と、管路1を伝わってくる各送信器21.22から
の信号の両方を受信し、しかもその伝搬時間が両者とも
接近しているため、管路1を伝わってくる信号りその他
の機械的振動の影響を受けやすいという点にある。
本考案は従来装置におけるこれらの欠点をなくすること
を目的としてなされたもので、超音波送信器21.22
と超音波受信器31.32を対峠する構成としないで、
管路1の一方の側に取付け、各受信器31.32は管路
1の内壁からの反射波を受信するようにしている点に特
徴の一つがある。
第3図は本考案の一実施例を示す構成ブロフク図である
この装置においては、超音波送信器21.22と受信器
31.32をいずれも管路1の一方の側(上方側)に設
けである。
また受信器31.32からの信号は、それぞれゲート回
路61 .62を介して位相差復調回路7に印加されて
おり、この位相差復調回路7の出力信号を自己相関計5
0に印加するようにしている。
この装置において、いま第4図イに示すような励振パル
スを超音波送信器21.22に印加すると、この送信器
21.22から第3図の破線に示すように管路1内に超
音波信号が発射され、この信号は管路1の他方の側の管
壁で反射し、第4図口に示すように励振パルスが印加さ
れてから1B後に受信器31.32で検出される。
一方送信器21.22から管路1を直接伝わる信号は、
送信器と受信器とが管路の同じ側に設けられ1両者が接
近していることから、被測定流体中を伝搬してくる信号
よりも早く受信器に到達し、第4図口に示すように励振
パルスが印加されてからtn(tn〈t8)後に受信器
で検出される。
ゲート制御回路60は、発振器4からの励振パルス信号
を入力としており、ゲート回路61.62を第4図ハに
示すように信号xtが到達する時間t8より僅かに短か
い時間であってtnより長い時間tcだけ閉とする。
これによって、ゲート回路61.62は受信器31.3
2によって受信される信号のなかから、被測定流体中を
伝搬してかつ反射してきた信号xtだげを分離し、位相
差復調回路7に印加させる。
ここで、被測定流体中を伝搬する超音波信号は、往と復
で近接しているが同一経路でないためその伝搬経路内の
流体ノイズの速度成分によって変調(振幅変調、位相変
調、周波数変調)を受ける。
位相差復調回路7は、ゲート回路61.62を介して印
加される信号xt。
ytの位相差を復調することによって、両信号中に共通
して混入しているコモンモードノイズを除去している。
自己相関計50は、位相差復調回路7からの差信号zt
の自己相関関数1zzrを求めるもので、その出力は第
5図に示すようにτo=L−(v:流速)のとき最大値
をもつ。
なお、コモンモードノイズ等による周期的な相関は表わ
れない。
したがって、自己相関関数のピーク位置τ0を管路1を
伝わってくる各種ノイズに影響されず正確に検出するこ
とができる。
第6図は本考案装置の他の実施例を示す構成ブロフク図
である。
この実施例では、受信器31からの信号と発振器4から
の信号とを入力とする位相復調回路71と受信器32か
らの信号と発振器4からの信号とを入力とする位相復調
回路72とを設け、各位相復調回路71.72からの信
号xt 、ytを相互相関計5に印加するようにしてい
る。
制御回路60は発振器4の出力が送信器21.22に印
加されてから一定時間tcだげ位相復調回路71.72
の機能を停止させることによって、第3図装置における
ゲート回路と同様の動作を行なわせ、管路1を直接伝わ
ってくる信号の影響を取り除くようにしている。
なお、第3図および第6図の実施例では、いずれも送信
器21.22と受信器31.32を管路1の軸方向に一
列に並べて取付けたものであるが、第7図に示すように
送信器と受信器とを管路1の半径方向に一列に並べて取
付けるようにしてもよ〜ゝ0 以上説明したように、本考案装置は、超音波送信器と受
信器とを対峠して管路に取付ける代りに両者を一方の側
の管路に取付けるようにし、受信器は、管壁からの反射
波を受信するようにしたものであるから、超音波信号の
伝搬距離を2倍にでき、検出感度を向上できるうえに、
送信器と受信器の取付位置の設定が容易であり、しかも
、管路1を直接伝わってくる各送信器からの信号を容易
に分離できるので管路振動等の影響を受けないという特
長がある。
更に、送信、受信器の取付け、調整作業が同一方向から
出来るので作業性が良くなり、超音波を連続的に送受す
る場合にもメリントが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知のこの種の装置の構成ブロフク図、第
2図はその動作説明図、第3図は本考案装置の構成ブロ
フク図、第4図および第5図はその動作説明図、第6図
は本考案の他の例を示す構成ブロンク図、第7図は超音
波送信器と受信器の他の取付例を示す構成断面図である
。 1・・・・・・管路、21,22・・・・・・超音波送
信器、31.32・・・・・・受信器、4・・・・・・
発振器、50・・・・・・自己相関計、61.62・・
・・・・ゲート回路、60・・・・・・ゲート制御回路
、7・・・・・・位相差復調回路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)被測定流体中に含まれる流体ノイズを前記被測定
    流体の流れ方向にある距離だけ離れた2ケ所で超音波信
    号を利用して検出し、この2つの検出信号の相関関係か
    ら流速流量を測定する装置において、前記被測定流体が
    流れている管路に超音波送信器と受信器とを前記送信器
    から出射した超音波信号が管路の内壁で反射し、この反
    射信号を受信器が受信するように管路の一方の側にそれ
    ぞれ取付けた相関技術を利用した流速流量測定装置。
  2. (2)検出信号の相関関係を求める手段の入力側にゲー
    ト回路手段を設け、このゲート回路手段を受信器に反射
    信号が到達するより僅かに短かい時間開とするようにし
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の相関技術を利用
    した流速流量測定装置。
  3. (3)2つの検出信号の差信号を得、この差信号の自己
    相関を得るようにした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の相関技術を利用した流速流量測定装置。
JP703179U 1979-01-19 1979-01-19 相関技術を利用した流速流量測定装置 Expired JPS5852488Y2 (ja)

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JPS55105128U JPS55105128U (ja) 1980-07-22
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JP2010181326A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Yokogawa Electric Corp 超音波計測器

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JPS5871464A (ja) * 1981-10-26 1983-04-28 Fujitsu Ltd 超音波パルス流速計
JPH09243651A (ja) * 1996-03-04 1997-09-19 Koichi Nakamura 流体の流速測定方法及び電気機器巻線の冷却ガスの流速測定方法

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