JPH0128421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128421Y2 JPH0128421Y2 JP1983054658U JP5465883U JPH0128421Y2 JP H0128421 Y2 JPH0128421 Y2 JP H0128421Y2 JP 1983054658 U JP1983054658 U JP 1983054658U JP 5465883 U JP5465883 U JP 5465883U JP H0128421 Y2 JPH0128421 Y2 JP H0128421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- vortex
- vortex generator
- fluid
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、超音波を利用して被測定流体の流量
を計測する装置に関する。
を計測する装置に関する。
従来技術
周知のように、流体中に柱状の渦発生体を挿入
すると、該渦発生体の両側面で流れが剥離し、該
渦発生体の下流側に交互に規則的な渦すなわちカ
ルマン渦が発生する。このカルマン渦の発生数は
流体の流速又は流量に比例しているところから、
このカルマン渦の数を計数することにより、流量
を計測することができる。
すると、該渦発生体の両側面で流れが剥離し、該
渦発生体の下流側に交互に規則的な渦すなわちカ
ルマン渦が発生する。このカルマン渦の発生数は
流体の流速又は流量に比例しているところから、
このカルマン渦の数を計数することにより、流量
を計測することができる。
第１図は、上述のごとき超音波式渦流量計の一
例を示す構成図で、図中、１は被計測流体が流れ
る流路管、２は周知の渦発生体、３及び４は前記
流路管１の管壁に対峙して配設された超音波送受
波装置で、例えば、３は送波器、４は受波器であ
る。上記超音波式渦流量計は、周知のように、渦
発生体２によつて発生されるカルマン渦５の数を
超音波送受波装置３，４によつて計測して流量を
計測するもので、例えば、超音波送波器３より超
音波受波器４に向けて発射された超音波がカルマ
ン渦５によつて位相変調されるのを利用し、この
位相変調された超音波を受波器４によつて検出
し、この位相変化分から流量を計測するようにし
ている。而して、上記超音波式渦流量計におい
て、超音波送波器３より発射される超音波は、径
路を通つて超音波受波器４に到達するもの以外
に、径路を通して超音波受波器４に到達するも
のもあり、両径路を通る超音波の位相が180゜異な
つている時は、超音波受波器４は超音波送波器３
より伝搬されてくる超音波を受信できなくなるこ
とがある。なお、以上に、位相変調の場合につい
て説明したが、位相変調以外に、周波数変調、振
幅変調の場合についても同様のことが言える。
例を示す構成図で、図中、１は被計測流体が流れ
る流路管、２は周知の渦発生体、３及び４は前記
流路管１の管壁に対峙して配設された超音波送受
波装置で、例えば、３は送波器、４は受波器であ
る。上記超音波式渦流量計は、周知のように、渦
発生体２によつて発生されるカルマン渦５の数を
超音波送受波装置３，４によつて計測して流量を
計測するもので、例えば、超音波送波器３より超
音波受波器４に向けて発射された超音波がカルマ
ン渦５によつて位相変調されるのを利用し、この
位相変調された超音波を受波器４によつて検出
し、この位相変化分から流量を計測するようにし
ている。而して、上記超音波式渦流量計におい
て、超音波送波器３より発射される超音波は、径
路を通つて超音波受波器４に到達するもの以外
に、径路を通して超音波受波器４に到達するも
のもあり、両径路を通る超音波の位相が180゜異な
つている時は、超音波受波器４は超音波送波器３
より伝搬されてくる超音波を受信できなくなるこ
とがある。なお、以上に、位相変調の場合につい
て説明したが、位相変調以外に、周波数変調、振
幅変調の場合についても同様のことが言える。
目 的
本考案は、上述のごとき従来技術の欠点を解消
するためになされたもので、特に、前記径路を
通る超音波を効果的にカツトして、両径路を通る
超音波の相互干渉をなくし、もつて、計測精度の
向上を図つたものである。
するためになされたもので、特に、前記径路を
通る超音波を効果的にカツトして、両径路を通る
超音波の相互干渉をなくし、もつて、計測精度の
向上を図つたものである。
構 成
第２図は、本考案による超音波式渦流量計の一
実施例を説明するための構成図で、図示のよう
に、超音波送受波装置３，４を渦発生体２の後端
近傍に配設するようにしたもので、該超音波送受
波装置３，４間を伝播する超音波ビームの上流側
の約半分が遮蔽される。即ちこのようにすると、
前記径路を通る超音波は該渦発生体２によつて
効果的にカツトされ、従つて、前述のごとき異な
る径路を通る超音波間の相互干渉はなくなり、常
時、流量を正確に計測することができる。
実施例を説明するための構成図で、図示のよう
に、超音波送受波装置３，４を渦発生体２の後端
近傍に配設するようにしたもので、該超音波送受
波装置３，４間を伝播する超音波ビームの上流側
の約半分が遮蔽される。即ちこのようにすると、
前記径路を通る超音波は該渦発生体２によつて
効果的にカツトされ、従つて、前述のごとき異な
る径路を通る超音波間の相互干渉はなくなり、常
時、流量を正確に計測することができる。
第３図及び第４図は、それぞれ本考案の実施に
使用し得る渦発生体の他の例を示す構成図で、第
３図に示した例は、渦発生体２の後端部に切り欠
き部２ａを設け、該切り欠き部２ａを通して前記
超音波経路を形成するようにしたもの、第４図
に示した例は、前記切り欠き部に、該切り欠き部
と流体の流れに対向する面との間に流体の流れ方
向と平行に小孔２ｂを穿設したものである。
使用し得る渦発生体の他の例を示す構成図で、第
３図に示した例は、渦発生体２の後端部に切り欠
き部２ａを設け、該切り欠き部２ａを通して前記
超音波経路を形成するようにしたもの、第４図
に示した例は、前記切り欠き部に、該切り欠き部
と流体の流れに対向する面との間に流体の流れ方
向と平行に小孔２ｂを穿設したものである。
効 果
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、異なる径路を通る超音波間の相互干渉を渦発
生体と超音波送受波装置の相対的配置を選択する
ことによつて効果的に防止することができるの
で、何ら特別な構成手段を付加することなく、超
音波式渦流量計の計測精度を向上させることがで
きる。
と、異なる径路を通る超音波間の相互干渉を渦発
生体と超音波送受波装置の相対的配置を選択する
ことによつて効果的に防止することができるの
で、何ら特別な構成手段を付加することなく、超
音波式渦流量計の計測精度を向上させることがで
きる。
第１図は、従来の超音波式渦流量計の一実施例
を説明するための要部構成図、第２図は、本考案
による超音波式渦流量計の一実施例を説明するた
めの要部構成図、第３図及び第４図は、それぞれ
本考案の実施に使用し得る渦発生体の他の例を示
す構成図である。 １……流路管、２……渦発生体、２ａ……切り
欠き部、２ｂ……小孔、３……超音波送波器、４
……超音波受波器、５……カルマン渦。
を説明するための要部構成図、第２図は、本考案
による超音波式渦流量計の一実施例を説明するた
めの要部構成図、第３図及び第４図は、それぞれ
本考案の実施に使用し得る渦発生体の他の例を示
す構成図である。 １……流路管、２……渦発生体、２ａ……切り
欠き部、２ｂ……小孔、３……超音波送波器、４
……超音波受波器、５……カルマン渦。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被測定流体中に配設された渦発生体と、該渦
発生体の後流側に流路を介して対設された一対
の超音波送受波装置とを有し、前記渦発生体に
よつて発生された渦の数を前記超音波送受波装
置によつて計数して前記被測定流体の流量を計
測するようにした超音波式渦流量計において、
前記超音波送受波装置間を伝播する超音波ビー
ムの流れの上流側の約半分を渦発生体の後縁で
遮蔽したことを特徴とする超音波式渦流量計。 (2) 前記渦発生体の後端部に切り欠き部を設け、
該切り欠き部を通して超音波を送受するように
前記超音波送受波装置を配設したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の超
音波式渦流量計。 (3) 前記渦発生体の前記切り欠き部において、該
切り欠き部と流体の流れに対向する面との間に
被測定流体の流れ方向に平行に小孔が穿設され
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第(2)項に記載の超音波式渦流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5465883U JPS59161030U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 超音波式渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5465883U JPS59161030U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 超音波式渦流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59161030U JPS59161030U (ja) | 1984-10-29 |
| JPH0128421Y2 true JPH0128421Y2 (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=30185001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5465883U Granted JPS59161030U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 超音波式渦流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59161030U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51149060A (en) * | 1975-06-17 | 1976-12-21 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Flow velocity and flow quantity measuring device utilizing ultrasonic wave |
| JPS5546251B2 (ja) * | 1972-10-25 | 1980-11-21 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910576Y2 (ja) * | 1978-09-20 | 1984-04-03 | オ−バル機器工業株式会社 | カルマン渦流量計 |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP5465883U patent/JPS59161030U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546251B2 (ja) * | 1972-10-25 | 1980-11-21 | ||
| JPS51149060A (en) * | 1975-06-17 | 1976-12-21 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Flow velocity and flow quantity measuring device utilizing ultrasonic wave |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59161030U (ja) | 1984-10-29 |
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