JPS5819450Y2 - カルマン渦流量計 - Google Patents
カルマン渦流量計Info
- Publication number
- JPS5819450Y2 JPS5819450Y2 JP8006778U JP8006778U JPS5819450Y2 JP S5819450 Y2 JPS5819450 Y2 JP S5819450Y2 JP 8006778 U JP8006778 U JP 8006778U JP 8006778 U JP8006778 U JP 8006778U JP S5819450 Y2 JPS5819450 Y2 JP S5819450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitter
- conduit
- ultrasonic
- vortex
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は導管内を流れる測定流体中に渦発生体を設け
、その下流に発生したカルマン渦列の発生渦周波数を超
音波で検出して流量を測定するカルマン渦流量計に関す
るもので、その目的は導管内の超音波の反射および反射
による定在波の発生を防止して、低温から高温までの広
い範囲にわたって安定に正確な流量測定ができるカルマ
ン渦流量計を提供するものである。
、その下流に発生したカルマン渦列の発生渦周波数を超
音波で検出して流量を測定するカルマン渦流量計に関す
るもので、その目的は導管内の超音波の反射および反射
による定在波の発生を防止して、低温から高温までの広
い範囲にわたって安定に正確な流量測定ができるカルマ
ン渦流量計を提供するものである。
導管内に渦発生体を設け、その下流に発生したカルマン
渦の発生周波数を超音波で検出して導管内を流れる流体
の流量を測定する方法は実開昭５１−２４１５４で提案
されている。
渦の発生周波数を超音波で検出して導管内を流れる流体
の流量を測定する方法は実開昭５１−２４１５４で提案
されている。
この方法でカルマン渦を検出する場合、超音波発信器か
ら発信された超音波はカルマン渦で変調され受信器で受
信されるが、この時発信器から出た超音波は前記受信器
の表面で反射して、前記発信器から伝播してくる超音波
と干渉し定在波を発生する。
ら発信された超音波はカルマン渦で変調され受信器で受
信されるが、この時発信器から出た超音波は前記受信器
の表面で反射して、前記発信器から伝播してくる超音波
と干渉し定在波を発生する。
これは送信器と受信器の対向距離が短かいほど発生しや
すい。
すい。
また前記発信器から出た超音波は拡がりながら伝播する
ので対向する導管の内壁にも到達する。
ので対向する導管の内壁にも到達する。
そして内壁で反射して発信器から伝播してくる超音波と
干渉し定在波を発生したり、あるいは導管内壁で数回反
射して受信器に雑音として受信される。
干渉し定在波を発生したり、あるいは導管内壁で数回反
射して受信器に雑音として受信される。
このような定在波の発生あるいは反射による雑音は安定
なカルマン渦の検出を妨げる。
なカルマン渦の検出を妨げる。
特に測定流体が空気の場合、空気中を伝播する超音波の
速度が温度により著しく変わるので、それに伴い一定周
波数の超音波ではその波長が変わり、特定温度で定在波
が発生し正常な受信ができなくなる。
速度が温度により著しく変わるので、それに伴い一定周
波数の超音波ではその波長が変わり、特定温度で定在波
が発生し正常な受信ができなくなる。
この考案は以上のような欠点をなくするために導管内に
対向して取付けられた送信器と受信器との間に、前記送
信器から伝播してくる超音波を直接、前記送信器に向け
て反射しない偏向反射体を取付け、他方、前記導管の内
壁を超音波を吸収、減衰する吸音材（例えば不織布）で
構成し、内壁での超音波の反射を減じ、定在波や反射波
の影響をなくするようにした超音波を利用した渦検出器
を備えたカルマン渦流量計を提供するものである。
対向して取付けられた送信器と受信器との間に、前記送
信器から伝播してくる超音波を直接、前記送信器に向け
て反射しない偏向反射体を取付け、他方、前記導管の内
壁を超音波を吸収、減衰する吸音材（例えば不織布）で
構成し、内壁での超音波の反射を減じ、定在波や反射波
の影響をなくするようにした超音波を利用した渦検出器
を備えたカルマン渦流量計を提供するものである。
以下、第１図に示す実施例について説明する。
第１図中１は測定流体を流すための導管、２は超音波を
吸収、減衰する吸音材（例えば不織布ポリエチレンフオ
ーム）で成形され前記導管１の内面に設けられた内壁、
３は前記測定流体の流れ方向と直角な方向の面を有する
渦発生体、４は該渦発生体３により発生するカルマン渦
、５は超音波発信器、６は発振装置、７は超音波受信器
、８は受信装置である。
吸収、減衰する吸音材（例えば不織布ポリエチレンフオ
ーム）で成形され前記導管１の内面に設けられた内壁、
３は前記測定流体の流れ方向と直角な方向の面を有する
渦発生体、４は該渦発生体３により発生するカルマン渦
、５は超音波発信器、６は発振装置、７は超音波受信器
、８は受信装置である。
前記受信器７は第２図にその構造を示しである。
図中、９はバイモルフ型の超音波素子であり、その受波
面には偏向反射体を構成する円錐状の共振体１０が取付
られている。
面には偏向反射体を構成する円錐状の共振体１０が取付
られている。
１１はゴム等の弾性材で構成された支持台、１２は基板
、１３および１４は電極、１５はケースである。
、１３および１４は電極、１５はケースである。
以上の構成において導管１内を測定流体（例えば空気）
が矢印の方向に流れると渦発生体３によりカルマン渦４
が発生する。
が矢印の方向に流れると渦発生体３によりカルマン渦４
が発生する。
超音波発信器５は発振装置６により駆動され超音波を受
信器７に送信する受信器７から送信された超音波は前記
流体中を伝播する間に前記カルマン渦により変調され受
信器７は変調された超音波を受信する。
信器７に送信する受信器７から送信された超音波は前記
流体中を伝播する間に前記カルマン渦により変調され受
信器７は変調された超音波を受信する。
この時、伝播してきた超音波は円錐状の共振体１０によ
り反射されるが、前記発信器５に向けて直接反射しない
ので（円錐面により偏向反射される）、前記発信器５か
ら伝播してくる超音波と干渉して定在波を生じることは
ない。
り反射されるが、前記発信器５に向けて直接反射しない
ので（円錐面により偏向反射される）、前記発信器５か
ら伝播してくる超音波と干渉して定在波を生じることは
ない。
また前記超音波発信器５から出た超音波は拡がりながら
前記測定流体中を伝播するので受信器７以外の導管内壁
２にも到達するがこの内壁２は超音波の吸音材で構成さ
れているので超音波は反射しない。
前記測定流体中を伝播するので受信器７以外の導管内壁
２にも到達するがこの内壁２は超音波の吸音材で構成さ
れているので超音波は反射しない。
したがって前記導管内では定在波や反射波が発生せず安
定したカルマン渦の検出が可能となるものである。
定したカルマン渦の検出が可能となるものである。
尚、前記円錐状の共振体１０は伝播してくる超音波が乱
反射するように凹凸状にしてもよく、＜さひ状で゛もよ
い。
反射するように凹凸状にしてもよく、＜さひ状で゛もよ
い。
また、超音波送信器５、受信器７の前面に網を張り偏向
反射体に替えても効果がある。
反射体に替えても効果がある。
前記吸音材で構成された内壁２は超音波が到達する範囲
でよいのは言うまでもない。
でよいのは言うまでもない。
以上のようにこの考案は送信器と受信器との間に偏向反
射体を設けることと導管の内壁を吸音材で構成すること
との併用により正確な流量流走が可能となった実益大で
ある。
射体を設けることと導管の内壁を吸音材で構成すること
との併用により正確な流量流走が可能となった実益大で
ある。
第１図はこの考案の一実施例を示す構成図、第２図は第
１図の超音波受信器の構造図である。 図中、１は導管、２は内壁、３は渦発生体、４はカルマ
ン渦、５は超音波発振器、６は発振装置、７は超音波受
信器、８は受信装置、９はバイモルフ型の超音波素子、
１０は円錐状の共振体である。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。
１図の超音波受信器の構造図である。 図中、１は導管、２は内壁、３は渦発生体、４はカルマ
ン渦、５は超音波発振器、６は発振装置、７は超音波受
信器、８は受信装置、９はバイモルフ型の超音波素子、
１０は円錐状の共振体である。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 測定流体を流すための導管と、この導管内に設けた渦発
生体と、この渦発生体により発生するカンマン渦の発生
周波数を超音波を利用して検出する渦検出器とよりなる
カルマン渦流量計において、前記超音波用の送信器と受
信器を互いに対向するように前記導管に取付け、前記受
信器と送信器との間に前記送信器からの超音波を直接、
前記送信器に向けて反射しない偏向反射体を設け、前記
導管の内壁を前記超音波を吸収、減衰する吸音材（例え
ば不織布）で構成したカルマン渦流量計。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006778U JPS5819450Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | カルマン渦流量計 |
| DE2858092A DE2858092C2 (de) | 1977-11-04 | 1978-11-03 | Anordnung zur Messung des Strömungsmitteldurchsatzes durch eine Leitung |
| FR7831185A FR2408119A1 (fr) | 1977-11-04 | 1978-11-03 | Debitmetre utilisant la rue des vortices de karman |
| DE19782847835 DE2847835A1 (de) | 1977-11-04 | 1978-11-03 | Mit karmanscher wirbelstrasse arbeitender stroemungsmesser |
| DE2858091A DE2858091C2 (de) | 1977-11-04 | 1978-11-03 | Anordnung zur Messung des Strömungsmitteldurchsatzes durch eine Leitung |
| US06/185,387 US4392385A (en) | 1977-11-04 | 1980-09-08 | Flow meter utilizing Karman vortex street |
| US06/218,743 US4380934A (en) | 1977-11-04 | 1980-12-22 | Gaseous fluid flow meter utilizing karman vortex street |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006778U JPS5819450Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | カルマン渦流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54180765U JPS54180765U (ja) | 1979-12-21 |
| JPS5819450Y2 true JPS5819450Y2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=28998611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8006778U Expired JPS5819450Y2 (ja) | 1977-11-04 | 1978-06-12 | カルマン渦流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819450Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP8006778U patent/JPS5819450Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54180765U (ja) | 1979-12-21 |
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