JP2853508B2 - ガス流量計 - Google Patents
ガス流量計Info
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- JP2853508B2 JP2853508B2 JP5079311A JP7931193A JP2853508B2 JP 2853508 B2 JP2853508 B2 JP 2853508B2 JP 5079311 A JP5079311 A JP 5079311A JP 7931193 A JP7931193 A JP 7931193A JP 2853508 B2 JP2853508 B2 JP 2853508B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音波、超音波を用いた
ガス流量計に関するものである。
ガス流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス流量計1は、図4に
示すように、流体が流れる管状流路2の側壁に、振動な
どの物理量を測定する複数個のセンサ3、4を距離Lだ
け離して設け、各センサ3、4で得られる信号の相互相
関関数を演算器5で求め、これらの相互相関関数の時間
遅れτを用いて、流速換算器6で流体の平均流速vを演
算していた。この平均流速vに管状流路2の断面積Sを
乗じて、ガス流量Qとしていた(特公平4−54892
号公報)。
示すように、流体が流れる管状流路2の側壁に、振動な
どの物理量を測定する複数個のセンサ3、4を距離Lだ
け離して設け、各センサ3、4で得られる信号の相互相
関関数を演算器5で求め、これらの相互相関関数の時間
遅れτを用いて、流速換算器6で流体の平均流速vを演
算していた。この平均流速vに管状流路2の断面積Sを
乗じて、ガス流量Qとしていた(特公平4−54892
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような構成では、各センサ間で同一の信号が得られる必
要があるため、各センサ間の設置距離Lが大幅に制約さ
れるという課題があった。即ち、距離Lが短いと得られ
る信号の類似性は良好であるが、時間遅れτが短くな
る。その結果、時間分解能が悪くなって、測定精度が悪
くなり、ガス流量Qに誤差が発生する。また、距離Lが
長いと、時間遅れτが長くなって時間分解能は向上する
が、信号の類似性が低下し、測定精度が悪くなり、ガス
流量Qに誤差が発生する。前記と同様の理由により、即
ち、ガス流量が大きいと、ガス流速vが大きくなり、時
間遅れτが短くなって、時間分解能が悪くなり、測定精
度が悪くなる。ガス流量が小さいと、ガス流速vが小さ
くなり、時間遅れτが長くなり、信号の類似性が劣化
し、測定精度が悪くなるなどし、ガス流量の検知範囲が
大幅に限定されるという課題もあった。また、複雑な相
関関数を演算するための演算器や、時間遅れτから平均
流速vを求める流速換算器などが必要になるためコスト
高になるなど、多くの課題があった。
ような構成では、各センサ間で同一の信号が得られる必
要があるため、各センサ間の設置距離Lが大幅に制約さ
れるという課題があった。即ち、距離Lが短いと得られ
る信号の類似性は良好であるが、時間遅れτが短くな
る。その結果、時間分解能が悪くなって、測定精度が悪
くなり、ガス流量Qに誤差が発生する。また、距離Lが
長いと、時間遅れτが長くなって時間分解能は向上する
が、信号の類似性が低下し、測定精度が悪くなり、ガス
流量Qに誤差が発生する。前記と同様の理由により、即
ち、ガス流量が大きいと、ガス流速vが大きくなり、時
間遅れτが短くなって、時間分解能が悪くなり、測定精
度が悪くなる。ガス流量が小さいと、ガス流速vが小さ
くなり、時間遅れτが長くなり、信号の類似性が劣化
し、測定精度が悪くなるなどし、ガス流量の検知範囲が
大幅に限定されるという課題もあった。また、複雑な相
関関数を演算するための演算器や、時間遅れτから平均
流速vを求める流速換算器などが必要になるためコスト
高になるなど、多くの課題があった。
【0004】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、測定精度の良好な簡単な構成の、検知範囲の広い、
ガス流量計を提供することを目的としている。
で、測定精度の良好な簡単な構成の、検知範囲の広い、
ガス流量計を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、流体が流れる管状流路と、前記管状流路
の流体の流れ方向に、音波もしくは超音波を供給する音
源と、前記管状流路の側壁に細孔を設け、前記細孔から
洩れ出る音波もしくは超音波を受信する受波器とからな
り、前記音源を各種の周波数で励振する音源駆動部を備
え、前記励振周波数と、前記受波器の受信レベルとから
流体の流速を検知する構成としたものである。
成するために、流体が流れる管状流路と、前記管状流路
の流体の流れ方向に、音波もしくは超音波を供給する音
源と、前記管状流路の側壁に細孔を設け、前記細孔から
洩れ出る音波もしくは超音波を受信する受波器とからな
り、前記音源を各種の周波数で励振する音源駆動部を備
え、前記励振周波数と、前記受波器の受信レベルとから
流体の流速を検知する構成としたものである。
【0006】また、前記音波もしくは超音波を反射する
反射板を、前記管状流路の他端に設け、前記受波器を、
前記音源から前記受波器までの等価的な距離、即ち、前
記音源から受波器までの直接波の伝播距離と、前記音源
から受波器までの、反射板を介した反射波伝播距離との
比が、非整数比になるように配置したものである。
反射板を、前記管状流路の他端に設け、前記受波器を、
前記音源から前記受波器までの等価的な距離、即ち、前
記音源から受波器までの直接波の伝播距離と、前記音源
から受波器までの、反射板を介した反射波伝播距離との
比が、非整数比になるように配置したものである。
【0007】
【作用】本発明の第1の構成によれば、ある励振周波数
で音源を励振し、音波もしくは超音波をガスが流れる管
状流路内に、流体の流れる方向もしくは、対向する方向
に供給し、管状流路の側壁に設置した受波器で受信す
る。ここで、励振周波数をf、音波もしくは超音波の波
長をλ、ガス中の音波もしくは超音波の伝播速度をcと
し、流体の流速をvとすると、それぞれは良く知られた
次の関係がある。
で音源を励振し、音波もしくは超音波をガスが流れる管
状流路内に、流体の流れる方向もしくは、対向する方向
に供給し、管状流路の側壁に設置した受波器で受信す
る。ここで、励振周波数をf、音波もしくは超音波の波
長をλ、ガス中の音波もしくは超音波の伝播速度をcと
し、流体の流速をvとすると、それぞれは良く知られた
次の関係がある。
【0008】
【数1】 f・λ=c+v
【0009】
【数2】 f・λ=c−v 数式1は、音源が流れの上流にある場合で、流体が速度
vで流れるため、伝播速度(c)が(c+v)で表わさ
れるようにドップラー効果により早くなったように見
え、成り立つ。また、数式2は、音源が流れの下流にあ
る場合で、速度vで流れる流体に向かって伝播するた
め、ドップラー効果により、伝播速度が(c)が(c−
v)で表わされるように遅くなったように見え、成立す
る。この時、音源から管状流路内に供給された音波もし
くは超音波は、音源から、伝播する音波もしくは超音波
の波長の整数倍の位置に設置された受波器に最も強く受
信される。従って、音源から管状流路の側壁に設置され
た受波器までの距離をdとすると、距離dが、音波もし
くは超音波の波長λの整数倍に合致した時に、最も強く
受信される。このため、音源を励振する周波数fを変化
させ、その時の受信レベルRを検知することにより、最
も強く受信される励振周波数fが求められる。音源から
受波器までの距離dは予め解っているため、励振周波数
fが求められると、波長λが解った事になり、数式1あ
るいは数式2を用いて、流速(c+v)、もしくは(c
−v)が検知されたことになる。
vで流れるため、伝播速度(c)が(c+v)で表わさ
れるようにドップラー効果により早くなったように見
え、成り立つ。また、数式2は、音源が流れの下流にあ
る場合で、速度vで流れる流体に向かって伝播するた
め、ドップラー効果により、伝播速度が(c)が(c−
v)で表わされるように遅くなったように見え、成立す
る。この時、音源から管状流路内に供給された音波もし
くは超音波は、音源から、伝播する音波もしくは超音波
の波長の整数倍の位置に設置された受波器に最も強く受
信される。従って、音源から管状流路の側壁に設置され
た受波器までの距離をdとすると、距離dが、音波もし
くは超音波の波長λの整数倍に合致した時に、最も強く
受信される。このため、音源を励振する周波数fを変化
させ、その時の受信レベルRを検知することにより、最
も強く受信される励振周波数fが求められる。音源から
受波器までの距離dは予め解っているため、励振周波数
fが求められると、波長λが解った事になり、数式1あ
るいは数式2を用いて、流速(c+v)、もしくは(c
−v)が検知されたことになる。
【0010】このようにして、簡単に検知することので
きる励振周波数fと受信レベルRとを検知する事によ
り、流体の流速vを検知する事ができる。従って、計測
の困難な時間を計測する必要もなく、また、複雑な相互
相関関数などを演算する必要もない。
きる励振周波数fと受信レベルRとを検知する事によ
り、流体の流速vを検知する事ができる。従って、計測
の困難な時間を計測する必要もなく、また、複雑な相互
相関関数などを演算する必要もない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明に基づくガス
流量計1の断面図であり、従来例と同じ構成要素には同
じ番号を付けた。2はガスを流す管状流路、7は、管状
流路2の上流側の端面に設けられたスピーカー、あるい
は、超音波振動子などの音源、8は管状流路2の側壁に
設けられた受波器、9はガスの流入孔、10はガスの排
出孔を示す。11は、音源7を励振する励振部、12
は、励振部11と受波器8とを制御する制御部を示す。
13は、管状流路2内の音波もしくは超音波のエネルギ
ーを受波器8に導く細孔を示し、細孔13の径は、管状
流路2内を伝播する音波もしくは超音波を乱さないよう
に、伝播する音波もしくは超音波の波長の1/10〜1
/100程度とした。このような構成のガス流量計1
に、ガス流入孔9から、空気を一定速度vとなるように
注入し、制御部12より励振部11を制御して、音源7
から供給される音波の振幅が一定となるよう、励振周波
数fを変化させて動作させた。この時、受波器8で受信
される受信レベルRは、励振周波数fに大きく依存し
た。測定結果を、横軸を励振周波数f、縦軸を受信レベ
ルRとする図2に示す。最も受信レベルRが大きかった
周波数をfmとし、制御部12で記憶した。この周波数
fmと、予め決められている音源7から受波器8までの
距離d(d=nx波長λ、nは整数で、本実施例の場合
はn=1)と、ガス(空気)中の音波の伝播速度c(c
=340m/s)とを、数式(1)に代入し、制御部12
で演算し、ガス(空気)の流速vを求めた。この時、音
波の伝播速度cは、よく知られているように、ガス(流
体)の温度に大きく依存するため、流路内にサーミスタ
などの測温素子14などを挿入して、流体の温度Tを測
定し、音波の伝播速度cを補正して用いた。このように
して得られた流速vに、管状流路2の断面積Sを乗じて
ガス流量Qとした。例えば、受波器8の音源7からの設
置距離dが385mmにある場合には、ドの音、周波数
f=880Hz、波長λ=38.5cm、を管状流路2
内に、音源7を励振し、供給した時に、受波器8の受信
レベルRが最も強くなるということを示している。
流量計1の断面図であり、従来例と同じ構成要素には同
じ番号を付けた。2はガスを流す管状流路、7は、管状
流路2の上流側の端面に設けられたスピーカー、あるい
は、超音波振動子などの音源、8は管状流路2の側壁に
設けられた受波器、9はガスの流入孔、10はガスの排
出孔を示す。11は、音源7を励振する励振部、12
は、励振部11と受波器8とを制御する制御部を示す。
13は、管状流路2内の音波もしくは超音波のエネルギ
ーを受波器8に導く細孔を示し、細孔13の径は、管状
流路2内を伝播する音波もしくは超音波を乱さないよう
に、伝播する音波もしくは超音波の波長の1/10〜1
/100程度とした。このような構成のガス流量計1
に、ガス流入孔9から、空気を一定速度vとなるように
注入し、制御部12より励振部11を制御して、音源7
から供給される音波の振幅が一定となるよう、励振周波
数fを変化させて動作させた。この時、受波器8で受信
される受信レベルRは、励振周波数fに大きく依存し
た。測定結果を、横軸を励振周波数f、縦軸を受信レベ
ルRとする図2に示す。最も受信レベルRが大きかった
周波数をfmとし、制御部12で記憶した。この周波数
fmと、予め決められている音源7から受波器8までの
距離d(d=nx波長λ、nは整数で、本実施例の場合
はn=1)と、ガス(空気)中の音波の伝播速度c(c
=340m/s)とを、数式(1)に代入し、制御部12
で演算し、ガス(空気)の流速vを求めた。この時、音
波の伝播速度cは、よく知られているように、ガス(流
体)の温度に大きく依存するため、流路内にサーミスタ
などの測温素子14などを挿入して、流体の温度Tを測
定し、音波の伝播速度cを補正して用いた。このように
して得られた流速vに、管状流路2の断面積Sを乗じて
ガス流量Qとした。例えば、受波器8の音源7からの設
置距離dが385mmにある場合には、ドの音、周波数
f=880Hz、波長λ=38.5cm、を管状流路2
内に、音源7を励振し、供給した時に、受波器8の受信
レベルRが最も強くなるということを示している。
【0013】(実施例2)図3に、前記実施例1で示し
たガス流量計1の、ガス流出孔10側(下流側)に、音
波もしくは超音波を反射する反射板15を設けたガス流
量計1の断面図を示す。この時、反射板15は、反射特
性の良好な硬い材料で構成するとともに、音源7から励
振されたわずかに分散してきた音もしくは超音波を収束
して反射するように凹面状に構成した。受波器8の設置
位置は、音源7から直接受信される時の距離dと、反射
板15により反射してから受信される時の距離bの比を
非整数比になるように配置した。前記の距離bは、管状
流路2の全長をHとすると、b=H+(H−d)=2*
H−d、となる。この距離の比(d/b)を非整数比に
することにより、低流量域での精度を大幅に改良するこ
とができた。例えば、流量0の場合、距離の比が整数比
であれば、受波器8で受信される音源7から直接波と、
反射板15により反射された反射波とが、高調波で一致
することがある。この場合、この高調波は、雑音とな
り、測定精度が劣化する要因として作用するためであ
る。従って、距離の比(d/b)を非整数比に設定する
ことにより、高調波での受信レベルRを低く抑えること
ができた。またこの時、制御部12は音源7の励振時間
を時間制御し、管状流路2内への音もしくは超音波の供
給を単一パルス状とし、受波器8での受信波が、音源7
から直接波と、反射板15からの反射波とが混在しない
ようにした。この場合、直接波は流体の流れの方向に伝
播するため、数式1に従って伝播する。また、反射波
は、管状流路2の全長をHとすると、距離Hまでは、数
式1に従って伝播し、距離Hから距離b{H+(H−
d)}までの間は、数式2に従って伝播することにな
る。数式1と数式2とは、それぞれ(c+v)および
(c−v)の項を含むため、cおよびvをそれぞれ独立
して制御部12で計算できる。従って、この場合には、
流体の流速vを求めるのに、音波の伝播速度cを知る必
要が無くなり、実施例1で実施した温度補償が不要とな
った。このため、温度センサ14は不要となり、ガス流
量計1の構成がより簡単になった。
たガス流量計1の、ガス流出孔10側(下流側)に、音
波もしくは超音波を反射する反射板15を設けたガス流
量計1の断面図を示す。この時、反射板15は、反射特
性の良好な硬い材料で構成するとともに、音源7から励
振されたわずかに分散してきた音もしくは超音波を収束
して反射するように凹面状に構成した。受波器8の設置
位置は、音源7から直接受信される時の距離dと、反射
板15により反射してから受信される時の距離bの比を
非整数比になるように配置した。前記の距離bは、管状
流路2の全長をHとすると、b=H+(H−d)=2*
H−d、となる。この距離の比(d/b)を非整数比に
することにより、低流量域での精度を大幅に改良するこ
とができた。例えば、流量0の場合、距離の比が整数比
であれば、受波器8で受信される音源7から直接波と、
反射板15により反射された反射波とが、高調波で一致
することがある。この場合、この高調波は、雑音とな
り、測定精度が劣化する要因として作用するためであ
る。従って、距離の比(d/b)を非整数比に設定する
ことにより、高調波での受信レベルRを低く抑えること
ができた。またこの時、制御部12は音源7の励振時間
を時間制御し、管状流路2内への音もしくは超音波の供
給を単一パルス状とし、受波器8での受信波が、音源7
から直接波と、反射板15からの反射波とが混在しない
ようにした。この場合、直接波は流体の流れの方向に伝
播するため、数式1に従って伝播する。また、反射波
は、管状流路2の全長をHとすると、距離Hまでは、数
式1に従って伝播し、距離Hから距離b{H+(H−
d)}までの間は、数式2に従って伝播することにな
る。数式1と数式2とは、それぞれ(c+v)および
(c−v)の項を含むため、cおよびvをそれぞれ独立
して制御部12で計算できる。従って、この場合には、
流体の流速vを求めるのに、音波の伝播速度cを知る必
要が無くなり、実施例1で実施した温度補償が不要とな
った。このため、温度センサ14は不要となり、ガス流
量計1の構成がより簡単になった。
【0014】尚、前記本発明の実施例1において、受波
器8で受信された波長の数nを1としたが、管状流路2
の測壁に受波器を複数個設置し、それぞれの受波器の音
源7からの距離を、非整数比となるようにすれば、一義
的に波長の数nを求めることができる。また、実施例2
において、管状流路2の下流端に反射板15を設置した
が、第2の音源を設置し、第1の音源と交互に励振して
も、前記実施例と同様な効果が得られる。
器8で受信された波長の数nを1としたが、管状流路2
の測壁に受波器を複数個設置し、それぞれの受波器の音
源7からの距離を、非整数比となるようにすれば、一義
的に波長の数nを求めることができる。また、実施例2
において、管状流路2の下流端に反射板15を設置した
が、第2の音源を設置し、第1の音源と交互に励振して
も、前記実施例と同様な効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のガス流量計によれ
ば、次の効果が得られる。
ば、次の効果が得られる。
【0016】(1)励振周波数fを変化させて、受信レ
ベルRを検知するだけの簡単な構成でガス流量計が得ら
れる。
ベルRを検知するだけの簡単な構成でガス流量計が得ら
れる。
【0017】(2)複雑な相関関数演算器や、高分解能
の時間計測器が不要なガス流量計が、構成できる。
の時間計測器が不要なガス流量計が、構成できる。
【0018】(3)励振周波数fを変化させて検知する
ため、ガス流量に最適な波長を選択することができるた
め、流量範囲の広いガス流量計が得られる。
ため、ガス流量に最適な波長を選択することができるた
め、流量範囲の広いガス流量計が得られる。
【図1】本発明の1実施例におけるガス流量計の構成図
【図2】本発明の1実施例における特性図
【図3】本発明の他の実施例におけるガス流量計の構成
図
図
【図4】従来のガス流量計の構成図
1 ガス流量計 2 管状流路 7 音源 8 受波器 11 励振部 12 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/66
Claims (2)
- 【請求項1】流体が流れる管路と、前記管路の流体の流
れ方向に、音波もしくは超音波を供給する音源と、前記
管路の側壁に細孔を設け、前記細孔から洩れ出る音波も
しくは超音波を受信する受波器とからなり、前記音源を
各種の周波数で励振する音源駆動部を備え、励振周波数
と、前記受波器の受信レベルとから流体の流速を検知し
てなるガス流量計。 - 【請求項2】音波もしくは超音波を反射する反射板を管
状流路の他端に設け、音源から受波器までの直接波の伝
播距離と、前記音源から前記受波器までの反射波伝播距
離との比が非整数比になる位置に前記受波器を配置した
請求項1記載のガス流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5079311A JP2853508B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ガス流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5079311A JP2853508B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ガス流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06288803A JPH06288803A (ja) | 1994-10-18 |
JP2853508B2 true JP2853508B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13686318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5079311A Expired - Fee Related JP2853508B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ガス流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853508B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0926342A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波振動子及びこれを用いた超音波流量計 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP5079311A patent/JP2853508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06288803A (ja) | 1994-10-18 |
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