JPS5910503B2 - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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Publication number
JPS5910503B2
JPS5910503B2 JP8344778A JP8344778A JPS5910503B2 JP S5910503 B2 JPS5910503 B2 JP S5910503B2 JP 8344778 A JP8344778 A JP 8344778A JP 8344778 A JP8344778 A JP 8344778A JP S5910503 B2 JPS5910503 B2 JP S5910503B2
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JP
Japan
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signal
signals
correlation
fluid
flow velocity
Prior art date
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Expired
Application number
JP8344778A
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English (en)
Other versions
JPS5523410A (en
Inventor
良夫 栗田
至剛 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、相対的に移動する物体から得られる雑音性の
信号(例えば移動する物体が流体であればこの流体中に
含まれる渦による雑音であり、移動する物体が紙や鉄板
であればこれらの物体の表面の凹凸や濃淡による雑音)
を移動方向に距離を隔てて位置する少なくとも2ケ所で
検出し、両信号の相関関係から相対的な速度を検出する
速度検出装置に関するものである。
本発明の目的は例えば管路振動あるいは検出手段が設け
られた物体の振動等にもとずく雑音、電気回路からの雑
音の影響を受けないこの種の装置を実現しようとするも
のである。
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で、こ
こでは管路内を流れる流体の流速、流量を測定する場合
について例示する。
図において、1は被測定流体が流れている管路、21、
22は管路1に取付けた超音波発信子、31、32は超
音波受信子でそれぞれ超音波発信子21、22に対向す
るように管路1に取付けられている。4は超音波発信子
21、22に駆動信号を与える発振器、51、52は超
音波受信器31、32からの信号をそれぞれ復調する復
調器、61、62は復調器51、52からの信号をそれ
ぞれ入力とするトラッキング・ローパスフィルタ回路で
ある。
このフィルタ回路61、62は、第2図にその特性を述
すようにそれぞれ後述する流速演算手段8の出力信号に
よつて、そのコーナ匍波数fcが矢印に示すように移動
するように制御される。Tはローパスフィルタ回路61
、62からの信号を入力とし、この2つの信号の相互相
関をとるための相関計である。このように構成された装
置の動作は次の通りである。
いま、発振器4からの信号によつて、超音波発信子21
、22を駆動する。超音波発信子21、22からの超音
波信号は、被測定流体中を伝播し、超音波受信子31、
32に到達する。ここで超音波信号の伝播経路P0、P
2において、超音波信号は被測定流体中に含まれる固有
のゆらぎや小満等、雑音性の流れの影響を受ける。この
ため超音波受信子31、32から得られる信号は、被測
定流体中に含まれる雑音性の流れによつて変調(ここで
いう変調とは、周波数変調、振幅変調、位相変調等を総
括して指称する)されたものとなる。復調器51,52
は、超音波受信子31,32から得られた変調信号を復
調するもので、もし、流れの中の雑音性信号のパターン
が、2つの受信子31,32間で変化しないとすると復
調器51から第3図イに示すような信号x(t)が、ま
た復調器52から第3図口に示すようにx(t)からτ
oだけ遅れた信号y(t)が得られる。ところで、この
信号x(t),y(t)について詳細に分析してみると
、x(t),y(t)は帯域制限された白色雑音のスペ
クトラムを持つており、これら信号の帯域幅が被測定流
体の流速に比例して変化することが認められた。
更にまた、x(t),y(t)の信号周波数において、
比較的高い部分は流れの中の小さな乱れに対応し、比較
的低い部分は流れの中の大きな乱れや渦に対応しており
、大きな乱れや渦は比較的そのままのパターンを維持し
なが流れて行くのに対し、小さい乱れは変形、減衰しや
すいことが判明した。このことから、信号x(t),y
(t)において、比較的低い周波数の雑音性信号が相関
係によつて流速検出をする場合により有効であることが
判つた。ローパスフイルタ回路61,62は、復調器H
5l,52からの信号x(t),y(t)のなかから流
速検出のために有効となる比較的低い周波数の雑音信号
を通過させる役目をもつており、ここを通過した信号を
相関計7に印加する。
ここで、超音波信号の伝播経路P1とP2とは被測定流
体の流れ方向に距離Lだけ離れており、伝播経路P1を
通過した被測定流体はτ。時間後に伝播経路P2を通過
する。したがつて、フイルタ回路61,62を介して得
られる信号X,(t),y1(t)は(1)式で示すこ
とができる。また、被測定流体の流速vと時間τ。
および伝播経路P,,P2間の距離Lは(2)式で示す
ような関係にある。相関計7はフイルタ回路61,62
からの信号X,(t),y1(t)の相互相関をとるも
ので、その出力端に第4図に示すような相関信号Φvを
得ることができる。
また、この相互相関信号Φvは(3)式で示すことがで
きる。(3)式は、x(t)の自己相関を表わすもので
あつて、τ−ー一0のとき最大、即ち、Φvはx一=τ
o)のとき最大値をもつ。
したがつて、第4図において、Φマ が最大となるτ。
が得られれば、(4)式から被測定流体の流速vは(4
)式で求めることができる。流速演算手段8は例えばプ
ロセツサが用いられており、相関計7からの第4図に示
すような信号を入力とし、相関信号ΦNのピーク位置τ
を検出するとともに、(4)式のような演算を行なうこ
とによつて流速vを求める。そして、このようにして得
られた流速信号vは、ローパスフイルタ回路61,62
に印加され、そのコーナ周波数Fcを流速vに応じて制
御する。したがつて、相関計7には、流速vに応じてこ
の流速vの検出に有効な低い周波数の雑音性信号だけが
印加されることとなり、FOより高い管路1の振動ノイ
ズや電気回路が拾う種々の雑音の影響を受けず流速検出
を行なうことができる。第5図は本発明の他の実施例を
示す構成プロツク図である。
この実施例では、復調器51,52からの復調信号x(
t),y(t)を両信号の差を演算する演算器9に印加
し、この演算器9の出力信号z(t)をローパスフイル
タ回路60を通して自己相関計70に印加するようにし
たものである。
このように構成した装置においては、管路1の振動等に
よるノイズが、超音波受信子31,32で同相で検出さ
れるので、両信号の差を演算することによつてこれらの
同相成分がここで相殺されるという効果がある。
そして、自己相関計70は、差演算器9からの差信号z
(t)の自己相関をとるもので、この自己相関信号ΦZ
zは(5)式の通りとなる。
(5)式において、右辺の1項目、2項目はそれぞれx
(t),y(t)の自己相関関数Φ0,Φがであつて、
白色雑音に近い信号成分であればτ=0において鋭いピ
ークとなる。
4項目はx(t)を更に時間をすすめることになるので
、τ〉Oの範囲では相関値のピークはでない。
3項目はx(t),y(t)の相互相関信号成分である
したがつて、相関計6からの自己相関信号ΦZzは第6
図の通りΦ双+Φ胃において正のピークが、ΦXy,Φ
μにおいて負のピークが表われる信号波形となる。
そして、第6図の信号波形において、流速演算手段8は
そのピーク位置τoを求め、(4)式の演算を行なうこ
とによつて流速vを得る。なお、上記の各実施例では、
いずれも移動物体たる被測定流体から得られる雑音性の
信号を検出するのに超音波信号を利用したものであるが
、レーザや光信号を利用するようにしてもよいし、また
移動物体が磁性体であれば磁気を利用したものでもよい
本発明によれば、速度検出に有害となる種々の雑音を効
果的に除去できるもので、S/Nの良好な速度検出装置
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成プロツク図、第2
図は第1図装置に用いられているローパスフイルタ回路
の特性図、第3図は第1図装置における復調器から得ら
れる信号の波形図、第4図は第1図装置における相関計
からの出力信号波形、第5図は本発明の他の実施例を示
す構成プロツク図、第6図は第5図装置における自己相
関計からlの信号波形図である。 1・・・・・・管路、21,22・・・・・・超音波送
信子、31,32・・・・・・超音波受信子、4・・・
・・・発振器、51,52・・・・・・復調器、61,
62・・・・・・ローパスフイルタ、7・・・・・・相
関計、8・・・・・・流速演算手段、19・・・・・・
差演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相対的に移動する物体から得られる雑音性の信号を
    前記移動物体の移動方向にある距離を隔てて位置する2
    ケ所で検出し、これらの信号をそれぞれ又は両信号の差
    信号をローパスフィルタ回路を介した後それぞれの信号
    の相互相関又は差信号の自己相関をとり、前記相互相関
    又は自己相関のピーク位置から前記移動物体の速度を演
    算するとともに、前記ローパスフィルタ回路のコーナ周
    波数を前記移動物体の速度に応じて制御するようにした
    速度検出装置。 2 雑音性の信号を検出する手段として超音波信号を用
    いた特許請求の範囲第1項記載の速度検出装置。 3 相対的に移動する物体の一方は流体であつて、この
    流体の流速を検出するようにした特許請求の範囲第1項
    記載の速度検出装置。
JP8344778A 1978-07-07 1978-07-07 速度検出装置 Expired JPS5910503B2 (ja)

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JP8344778A JPS5910503B2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 速度検出装置

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JP8344778A JPS5910503B2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 速度検出装置

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JPS5523410A JPS5523410A (en) 1980-02-19
JPS5910503B2 true JPS5910503B2 (ja) 1984-03-09

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JP8344778A Expired JPS5910503B2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 速度検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152804U (ja) * 1984-03-21 1985-10-11 日本プラスト株式会社 アクチユエ−タ−
JPH0221606Y2 (ja) * 1984-03-21 1990-06-11

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JPS60152804U (ja) * 1984-03-21 1985-10-11 日本プラスト株式会社 アクチユエ−タ−
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JPS5523410A (en) 1980-02-19

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