JPS5852454B2 - 鍛造装置 - Google Patents
鍛造装置Info
- Publication number
- JPS5852454B2 JPS5852454B2 JP16691679A JP16691679A JPS5852454B2 JP S5852454 B2 JPS5852454 B2 JP S5852454B2 JP 16691679 A JP16691679 A JP 16691679A JP 16691679 A JP16691679 A JP 16691679A JP S5852454 B2 JPS5852454 B2 JP S5852454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- slide
- undercut
- forging device
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鍛造装置で、特にアンダカットを有する部品
のアンダカット部を鍛造する鍛造装置に関するものであ
る。
のアンダカット部を鍛造する鍛造装置に関するものであ
る。
従来アンダカットを有する部品は一般的には鍛造不可能
とされ、そのためアンダカットなしで鍛造し、アンダカ
ット部を機械加工にて成形するか、あるいは第１図に示
すように、簡単な口絞り工程でアンダカット部分を成形
するようにしていた。
とされ、そのためアンダカットなしで鍛造し、アンダカ
ット部を機械加工にて成形するか、あるいは第１図に示
すように、簡単な口絞り工程でアンダカット部分を成形
するようにしていた。
上記機械加工による成形は工数が多くかかり、また口絞
り工程による成形はアンダカット部の精度の点で問題が
あった。
り工程による成形はアンダカット部の精度の点で問題が
あった。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、アンダ
カット部を１工程でもって鍛造加工ができ、しかも成形
金型の構造が簡単で、さらに成形金型を容易に交換でき
るようにした鍛造装置を提供しようとするものである。
カット部を１工程でもって鍛造加工ができ、しかも成形
金型の構造が簡単で、さらに成形金型を容易に交換でき
るようにした鍛造装置を提供しようとするものである。
以下その構成を第２図以下に示した実施例に基づいて説
明する。
明する。
なおこの実施例では、自動車部品であるボールジヨイン
ト・ハウジングのアンダカット部分を成形する場合の実
施例について説明する。
ト・ハウジングのアンダカット部分を成形する場合の実
施例について説明する。
第２図、第３図はアンダカット部分をストレート状に、
かつ入口部の外形を製品寸法より大きな形状に成形した
素材Ａを示す。
かつ入口部の外形を製品寸法より大きな形状に成形した
素材Ａを示す。
第４図は本発明の装置を示すもので、１は下側のダイセ
ット２の固定された下型、３は上側のダイセット４に固
定された上型である。
ット２の固定された下型、３は上側のダイセット４に固
定された上型である。
この下型１および上型３はボールジヨイント・ハウジン
グの外形を成形する形状になっている。
グの外形を成形する形状になっている。
５はスライド６にばね７にて下方へ付勢されて保持され
たパンチで、このパンチ５の先端部は六角錐形状に形成
され、それぞれの面には軸方向にアリ溝８が切っである
。
たパンチで、このパンチ５の先端部は六角錐形状に形成
され、それぞれの面には軸方向にアリ溝８が切っである
。
９はこのアリ溝８に係合して、パンチ５の各面に摺動自
在に設けたカムピースで、このカムピース９はこのカム
ピース９に対してパンチ５が相対的に移動することによ
り軸直角方向に拡縮動作を行なうようにしである。
在に設けたカムピースで、このカムピース９はこのカム
ピース９に対してパンチ５が相対的に移動することによ
り軸直角方向に拡縮動作を行なうようにしである。
上記カムピース９の外側形状は、カムピース９が素材Ａ
内に嵌入した状態で、パンチ５が下死点まで下動し、こ
のときのカムピース９の拡張状態で素材Ａのアンダカッ
ト状の内面仕上り形状となるように形成しである。
内に嵌入した状態で、パンチ５が下死点まで下動し、こ
のときのカムピース９の拡張状態で素材Ａのアンダカッ
ト状の内面仕上り形状となるように形成しである。
各カムピース９はプレート１０を介してばね１１で下方
へ付勢されている。
へ付勢されている。
１２は上側のノックアウト、１３は下側のノックアウト
ピンである。
ピンである。
上記構成において、スライド６が下降すると、まず最初
にカムピース９が６個共素材人内に入る。
にカムピース９が６個共素材人内に入る。
その後ばね７に押されてパンチ５が下動すると、カムピ
ース９が徐々に拡張動され、各カムピース９の外側面が
素材Ａの内面に当る。
ース９が徐々に拡張動され、各カムピース９の外側面が
素材Ａの内面に当る。
スライド６がさらに下降すると、上型３が素材Ａの開口
入口部の外周を絞り成形する。
入口部の外周を絞り成形する。
かくすると、素材Ａの内面が変形し、カムピース９の外
形にぴったり当り、アンダカットを有する球面加工が行
なわれる。
形にぴったり当り、アンダカットを有する球面加工が行
なわれる。
成形後スライド６が上昇しだすと、上側のノックアウト
１２が成形品の上面に当り、上型３と成形品が離れる。
１２が成形品の上面に当り、上型３と成形品が離れる。
次にパンチ５とカムピース９とが離れる。
カムピース９はパンチ５の上昇に従ってその外径が収縮
し、カムピース９と成形品の内面との間にスキマができ
る。
し、カムピース９と成形品の内面との間にスキマができ
る。
これによりカムピース９はパンチ５と共に成形品から抜
は出される。
は出される。
上死点近くになるとプレスのノックアウトによりピン１
３に押されて成形品は下型１より取り出される。
３に押されて成形品は下型１より取り出される。
本発明は以上のようになり、一端部が開口され、かつこ
の開口内部にアンダカットを有する成形品を、一端部が
開口された素材Ａから鍛造成形しようとする鍛造装置に
おいて、素材Ａの他側部を受ける下型１と、鍛造装置の
スライド６に結合され、このスライド６の下動によって
素材Ａの開口入口部外側を絞り成形する上型３と、先端
部を角錐状に形成し、かつスライド６に結合したパンチ
５と、このパンチ５の先端部の各角錐面にアリ溝保合等
により軸方向にのみ摺動自在に係合し、かつ外側形状を
上記成形品の内側形状に形成した複数個のカムピース９
とにより鍛造装置を構成したから、この鍛造装置により
アンダカットを有する部品を１工程でもって鍛造加工を
行なうことが出来る。
の開口内部にアンダカットを有する成形品を、一端部が
開口された素材Ａから鍛造成形しようとする鍛造装置に
おいて、素材Ａの他側部を受ける下型１と、鍛造装置の
スライド６に結合され、このスライド６の下動によって
素材Ａの開口入口部外側を絞り成形する上型３と、先端
部を角錐状に形成し、かつスライド６に結合したパンチ
５と、このパンチ５の先端部の各角錐面にアリ溝保合等
により軸方向にのみ摺動自在に係合し、かつ外側形状を
上記成形品の内側形状に形成した複数個のカムピース９
とにより鍛造装置を構成したから、この鍛造装置により
アンダカットを有する部品を１工程でもって鍛造加工を
行なうことが出来る。
またアンダカット部を成形する部品としては先端部を角
錐状に形成したパンチ５とこの各角錐面に係合した複数
個のカムピース９だけであり、その構成が簡単であると
共に、容易に交換することができる。
錐状に形成したパンチ５とこの各角錐面に係合した複数
個のカムピース９だけであり、その構成が簡単であると
共に、容易に交換することができる。
そして特に本発明によれば、成形品のアンダカット部を
成形するカムピース９をパンチ５の各錐面にアリ溝保合
等により軸方向にのみ摺動自在に係合したことにより、
カムピース９は少ないスペースで保持することができ、
金型装置全体を小さくすることができる。
成形するカムピース９をパンチ５の各錐面にアリ溝保合
等により軸方向にのみ摺動自在に係合したことにより、
カムピース９は少ないスペースで保持することができ、
金型装置全体を小さくすることができる。
第１図は従来の成形手段で成形されたアンダカットを有
する部品の断面図、第２図はアンダカットを有する部品
の一例の素材を示す断面図、第３図はその平面図、第４
図は本発明の一実施例を示す断面図、第５図は第４図の
ｖ−Ｖ線断面図である。 Ａは素材、１は下型、３は上型、５はパンチ、６はスラ
イド、９はカムピース。
する部品の断面図、第２図はアンダカットを有する部品
の一例の素材を示す断面図、第３図はその平面図、第４
図は本発明の一実施例を示す断面図、第５図は第４図の
ｖ−Ｖ線断面図である。 Ａは素材、１は下型、３は上型、５はパンチ、６はスラ
イド、９はカムピース。
Claims (1)
- １一端部が開口され、かつこの開口内部にアンダカット
を有する成形品を、一端部が開口された素材Ａから鍛造
成形しようとする鍛造装置において、素材Ａの他側部を
受ける下型１と、鍛造装置のスライド６に結合され、こ
のスライド６の下動によって素材Ａの開口入口部外側を
絞り成形する上型３と、先端部を角錐状に成形し、かつ
スライド６に結合したパンチ５と、このパンチ５の先端
部の各角錐面にアリ溝係合等により軸方向にのみ摺動自
在に係合し、かつ外側形状を上記成形品の内側形状に形
成した複数個のカムピース９とによりなることを特徴と
する鍛造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16691679A JPS5852454B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 鍛造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16691679A JPS5852454B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 鍛造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5691945A JPS5691945A (en) | 1981-07-25 |
| JPS5852454B2 true JPS5852454B2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=15840014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16691679A Expired JPS5852454B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 鍛造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852454B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102861847A (zh) * | 2011-07-06 | 2013-01-09 | 江苏威鹰机械有限公司 | 球笼式万向节钟形壳温锻终锻模 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA837329B (en) * | 1982-10-14 | 1984-05-30 | Pfd Ltd | Tool for and method of making hollow articles |
| JPS61278467A (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-09 | Jidosha Kiki Co Ltd | 弁スリ−ブおよびその製造方法 |
| DE3712301C2 (de) * | 1987-04-10 | 1994-04-28 | Loehr & Bromkamp Gmbh | Preßwerkzeug |
| JPH0718452Y2 (ja) * | 1987-04-28 | 1995-05-01 | 株式会社小松製作所 | 等速ジヨイントの外輪加工用パンチ |
| KR100597378B1 (ko) * | 1998-12-14 | 2006-07-06 | 가부시키가이샤 고슈 | 폐쇄단조장치 |
-
1979
- 1979-12-24 JP JP16691679A patent/JPS5852454B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102861847A (zh) * | 2011-07-06 | 2013-01-09 | 江苏威鹰机械有限公司 | 球笼式万向节钟形壳温锻终锻模 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5691945A (en) | 1981-07-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100878541B1 (ko) | 볼스터드 제조방법 및 그 단조품 | |
| JPS5852454B2 (ja) | 鍛造装置 | |
| JPS5944138B2 (ja) | 自在接手の外輪のしごき加工法及び装置 | |
| CN211027789U (zh) | 一种小空间摇摆打凸结构 | |
| CN110756667B (zh) | 一种小空间摇摆打凸结构及其摇摆打凸方法 | |
| JPS59297B2 (ja) | 鍛造装置 | |
| CA1313292C (en) | Process for manufacturing a tubular semifinished copper alloy part | |
| JP3062109U (ja) | 管継手本体の製造装置 | |
| GB2056327A (en) | Making cup-shaped cylindrical shells | |
| JP2545277B2 (ja) | コンロッドの閉塞鍛造装置 | |
| CN206297112U (zh) | 前模弹块结构以及模具 | |
| JP2545276B2 (ja) | コンロッドの閉塞鍛造方法 | |
| JPH0569616B2 (ja) | ||
| JPH08323439A (ja) | 円筒リングプレス成形装置及び円筒リング成形方法 | |
| EP2826571B1 (en) | Method for manufacturing a pulley for motor vehicle applications | |
| RU2763862C1 (ru) | Устройство для получения оболочки с переменной толщиной стенки по периметру | |
| JPS63278629A (ja) | 両端に球面をもつ円柱製品の圧造方法及び装置 | |
| JPH0683861B2 (ja) | カップ状物における内周段差部の成形方法 | |
| JPS6334754Y2 (ja) | ||
| JP5036055B2 (ja) | 鍛造品と分割型の離間方法及びその装置 | |
| JPS628912Y2 (ja) | ||
| JPS63119944A (ja) | ピストンの鍛造方法 | |
| RU29485U1 (ru) | Штамп для поперечно-осевой формовки деталей из кольцевых заготовок | |
| JPH0715651Y2 (ja) | アイボルトの製造装置 | |
| SU1225665A2 (ru) | Штамп дл закрытой объемной штамповки |