JPS628912Y2 - - Google Patents

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JPS628912Y2
JPS628912Y2 JP4402982U JP4402982U JPS628912Y2 JP S628912 Y2 JPS628912 Y2 JP S628912Y2 JP 4402982 U JP4402982 U JP 4402982U JP 4402982 U JP4402982 U JP 4402982U JP S628912 Y2 JPS628912 Y2 JP S628912Y2
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JP
Japan
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mold
split
divided
split mold
tension bolt
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JP4402982U
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JPS58147643U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷間鍛造プレスに係り、特に転造ネジ
下径よりも小径の中間軸を持つテンシヨンボルト
の製造用型に関するものである。
周知のように、通常テンシヨンボルトはテンシ
ヨンが加わる中間軸が伸びやすいようにネジ下径
よりも小径に形成されている。(第1図参照) したがつてこのような形状の製品を成形するに
当つては分割型を用いることが多い。
そしてテンシヨンボルトを成形する従来の分割
型の構成は第2図イ,ロ,ハに示すように、放射
方向に複数個に分割しその分割面にテーパー溝5
aを設けた分割型5を、テーパー状の内孔を
有する分割型ガイド4′内に挿入し、その外周に
設けた軸方向の案内溝14に、分割型ガイド4′
の半径方向に設置したピン13を係合させ、この
分割型5を軸方向に摺動させることにより拡げ
るようになつていた。
しかしながらこのような構成では金型加工精度
のばらつきh5などにより開きの悪い場合や横型プ
レスでは、分割型5が均等に開かない場合(た
とえば重力の影響から型の中心軸線がh6だけ下が
り、そのため上下の分割型の開きに差が生じる)
があつた(第2図ロ,ハ参照)。また高精度のテ
ーパ溝の加工には時間がかかるため型も高価なも
のとなる等の問題もあつた。
本考案はこのようなプレス加工用の分割型の問
題点を解決するためになされたものであつて、製
作が容易で、精度も良好しかもその動きが確実な
分割型を安価に提供し、もつて安定したテンシヨ
ンボルト製品を安価に生産することを目的とする
ものである。
そして本考案は、分割された各型間に圧縮スプ
リングを介在させて分割型全体が放射方向に開く
よう付勢するとともに、各型間にピンを挿入して
各型の端面が揃うよう構成した点に特徴を有する
ものである。
本考案の実施例を図面に従つて説明する。第3
図、第4図において、1はプレスのラムに取付け
られた上型、2はボルスタに取付けられたダイス
ケース、3はダイスケース2と0.02mm程度のクリ
アランスをもつてダイスケース2内で自由に摺動
するプレート、4はダイスケース2と0.02mm程度
のクリアランスをもつてダイスケース内で自由に
摺動する分割型ガイド、5は分割型ガイド4のテ
ーパー面4aによつて案内されその軸方向運動と
放射方向の開閉運動をする分割型で、第5図、第
6図に示すように放射方向に4個に分割されてい
る。またこの分割型5は外形を円錐台形状とし分
割型ガイド4のテーパ面4aに摺接する。
各分割型の合わせ面間には圧縮スプリング6が
第5図ロに示すように埋設され、これらの圧縮ス
プリング6によつて分割型5全体が放射方向に開
くように付勢されている。さらに各分割型の合わ
せ面間にはピン7が同じく第5図ロに示すように
埋設されこれらのピン7により各分割型の高さを
揃え、その相互位置を一定に保持するようになつ
ている。
8は分割型5の下端面の盲孔内に挿入され分割
型5を常にラムの方向に押すスプリング、9はダ
イスケース2と0.02mm程度のクリアランスをもつ
てダイスケース2内で自由に摺動するダイス、1
0はダイス9、分割型ガイド4、分割型5を常に
ラムの方向に押すスプリング、11は製品のテン
シヨンボルト12を蹴り出すノツクアウトであ
る。なお、分割型5の閉じた時の内径d1はD2
テンシヨンボルト12の中間軸としたとき、 d1=D2−0.1に設定し、分割型5が開いたときの
内接円d2は、テンシヨンボルト12のネジ転造下
径D3よりも大径となるように、分割型5の外周
のテーパ角θ及び分割型ガイド4からの突出高さ
h1を設定する。(第5図、第6図参照)また分割
型5の合わせ面5aには、潤滑油や鉄分を排出す
るための溝5bを設け、(第5図参照)、ダイス9
には油を排出するための孔9aを設ける。この孔
9aは製品12のネジ転造下径部12bに発生し
易いひけを防止するためのものである。(第3図
参照) 上記のような構成の本考案の実施例の作動につ
いて説明する。
第3図イは製品12が成形される前の、成形型
の状態を示し、スプリング8及び10は伸び、分
割型5は放射方向に開いており、テンシヨンボル
ト12の中間製品が分割型5の内接円内に挿入さ
れている。この状態から上型1を押し下げると、
スプリング8が縮み、プレート1、分割型5がh1
だけ下降し、分割型5は分割型ガイド4のテーパ
面4aに沿い放射方向内方に閉じて第4図イの位
置をとり製品の成形が開始される。この状態から
さらに上型1を押し下げることにより、ダイス9
を下方から押し上げてスプリング10が縮み、プ
レート3、分割型ガイド4、分割型5ダイス9が
さらにh2だけ下降し第3図ロの成形終了位置をと
る。この間に中間製品の下方部分はダイス9の成
形部9b内に充満しネジ転造下径部12bが成形
される。成形作用が終了した後上型の押し下げ力
を解放し、製品12の下端に接しているノツクア
ウト11を上昇させると、製品12のつなぎ部1
2cが分割型5のつなぎ部5cを押し上げるので
分割型5はh1だけラム側に上昇し、第4図ロの製
品蹴り出し位置をとる。このとき各分割型の合わ
せ面間に挿入されていたスプリング6が伸びて分
割型5を放射方向外方に開かせるので、製品12
を容易に取り出すことができる。また各分割型の
合わせ面間に挿入されているピン7によつて各分
割型の相対位置は成形工程を通じて一定に保持さ
れている。
なお上記実施例においては分割型5は4個に分
割したものを示したが、分割数はこれに限られる
ものではなく、第7図イ,ロに示すように、2個
又は3個に分割してもよく、さらに必要に応じこ
れ以上の数に分割してもよいことは勿論である。
これらいずれの場合でも、分割型を開いたときの
内接円の径d2は製品12のヌジ転造下径部12b
の径D3よりも大径となるように分割型5の外周
のテーパ角θ及び分割型ガイド4からの突出高さ
h1を設定する。
以上説明したように、本考案は分割型の合わせ
面間にスプリングとピンとをそれぞれ介在させた
ことにより、分割型が常時分割型ガイド面に向け
て圧接されているので、金型加工の精度のばらつ
きの影響を受けたり、横型プレスの場合において
も分割型が均等に開かなかつたりすることがな
く、また各分割型間の相対的ずれがないので、分
割型は確実に作動し、品質の安定した製品を得る
ことができる。
また特別の高精度のテーパ加工を必要とせずに
型を安価に製作することができるので、型の加工
費を低減し、ひいては製品の原価を低減するとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテンシヨンボルト製品の正面図、第2
図は、従来のテンシヨンボルト成形用型を示すも
ので、イはその平面図、ロ,ハはその正面図、第
3図は本考案のテンシヨンボルト製造用型の縦断
正面図で、その右半分イは製品(テンシヨンボル
ト)が成形される前の状態を、その左半分ロは製
品の成形が終つた状態を、それぞれ示し、第4図
は同じく本考案のテンシヨンボルト製造用型の縦
断正面図で、その右半分イは製品の成形が始まる
状態を、その左半分ロは成形後の製品が蹴り出さ
れる状態をそれぞれ示し、第5図は本考案にかか
る分割型の閉じた状態を示す詳細図で、イはその
上面図、ロはその一部を断面で示す正面図、ハは
その下面図、第6図は同上分割型の開いた状態を
示す詳細図で、イはその上面図、ロはその正面
図、第7図は同上分割型の他の変形例を示し、イ
は2個に分割したものを、ロは3個に分割したも
のをそれぞれ示すものである。 4……分割型ガイド、5……分割型、5a……
合わせ面、5b……溝、5c……つなぎ部、6…
…スプリング、7……ピン、8,10……スプリ
ング、9……ダイス、9a……孔、9b……成形
部、11……ノツクアウト、12……製品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テンシヨンボルトの小径中間軸部を保持する型
    を放射方向に複数個に分割した分割型となし、該
    分割型を、テーパー状の内孔を有する分割型ガイ
    ド内に嵌合し、かつこれを軸方向に摺動させるこ
    とにより放射方向に拡げるよう構成したテンシヨ
    ンボルト製造用型において、前記分割された各型
    間に圧縮スプリングを介在させて分割型全体が放
    射方向に開くよう付勢するとともに、各型間にピ
    ンを挿入して各型の端面が一平面上に揃うよう構
    成したことを特徴とするテンシヨンボルト製造用
    型。
JP4402982U 1982-03-30 1982-03-30 テンシヨンボルト製造用型 Granted JPS58147643U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4402982U JPS58147643U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 テンシヨンボルト製造用型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4402982U JPS58147643U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 テンシヨンボルト製造用型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58147643U JPS58147643U (ja) 1983-10-04
JPS628912Y2 true JPS628912Y2 (ja) 1987-03-02

Family

ID=30055097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4402982U Granted JPS58147643U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 テンシヨンボルト製造用型

Country Status (1)

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JP (1) JPS58147643U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115343A (ja) * 1983-11-25 1985-06-21 Sakamura Kikai Seisakusho:Kk アンカ−ボルトの製造方法及び装置
KR102139073B1 (ko) * 2020-06-10 2020-07-29 주식회사 광주프리텍 언더컷 성형이 가능한 단조형 금형 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58147643U (ja) 1983-10-04

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