JPS5852259Y2 - 光フアイバ素材の製造装置 - Google Patents
光フアイバ素材の製造装置Info
- Publication number
- JPS5852259Y2 JPS5852259Y2 JP1976106579U JP10657976U JPS5852259Y2 JP S5852259 Y2 JPS5852259 Y2 JP S5852259Y2 JP 1976106579 U JP1976106579 U JP 1976106579U JP 10657976 U JP10657976 U JP 10657976U JP S5852259 Y2 JPS5852259 Y2 JP S5852259Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber material
- pressure
- reaction system
- material manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、高品質な通信用光フアイバ素材の製造装置
に関するものである。
に関するものである。
光ファイバは通常、化学蒸着法（ＣｈｅｍｉｃａｌＶａ
ｐｏｒ Ｄｅｐｏｓｉｔｉｏｎ、略してＣＶＤと呼ぶ）
により、石英ガラス管内壁に屈折率の異るガラス層を順
次堆積させ、ついでこの管状物体を加熱し空隙のない棒
状物体に加工し、更に、この棒状物体を加熱伸延するこ
とによって製造されている。
ｐｏｒ Ｄｅｐｏｓｉｔｉｏｎ、略してＣＶＤと呼ぶ）
により、石英ガラス管内壁に屈折率の異るガラス層を順
次堆積させ、ついでこの管状物体を加熱し空隙のない棒
状物体に加工し、更に、この棒状物体を加熱伸延するこ
とによって製造されている。
第１図は従来の光フアイバ素材の製造装置の構成を示す
ブロック図を表わしている。
ブロック図を表わしている。
図中、１は原料供給系、２は石英ガラス管から戒ってい
る反応系である。
る反応系である。
従来の装置では、反応系の内部圧力を外気圧力に対して
一定の正圧力に保持する手段を有しなかったために、ガ
ラス生成に必要な高温下において軟化した石英ガラス管
がＣＶＤ過程に通じガラスのもつ表面張力の作用で次第
に収縮変形を受けやすい欠点があった。
一定の正圧力に保持する手段を有しなかったために、ガ
ラス生成に必要な高温下において軟化した石英ガラス管
がＣＶＤ過程に通じガラスのもつ表面張力の作用で次第
に収縮変形を受けやすい欠点があった。
このため従来の装置では、石英ガラス管が変形しない比
較的低温でＣＶＤができるように特定のガラス組成を選
択しなければならなかったり、また、石英ガラス管の変
形が無視できる程度の短時間のＣＶＤＬかできなかった
りなど、多くの制約があった。
較的低温でＣＶＤができるように特定のガラス組成を選
択しなければならなかったり、また、石英ガラス管の変
形が無視できる程度の短時間のＣＶＤＬかできなかった
りなど、多くの制約があった。
これらの各種制約があるために、従来の製造装置では高
品質な光フアイバ素材を安定に得ることが困難であった
。
品質な光フアイバ素材を安定に得ることが困難であった
。
この考案の目的は上述の欠点を除去し、高品質な光ファ
イバを歩留り良く安定に得ることができる光フアイバ素
材の製造装置を提供することにある。
イバを歩留り良く安定に得ることができる光フアイバ素
材の製造装置を提供することにある。
この考案によれば、光フアイバ素材の原料供給系と、光
フアイバ素材を生成する反応系と、該反応系の内部圧力
を外気圧力に対して一定の正圧力に保持して前記反応系
の熱的塑性変形を防止する手段とを備えた光フアイバ素
材の製造装置において、前記手段が前記反応系に設けら
れた調圧排気弁および前記反応系の排気側に設けられた
流量制御加圧装置の少くとも一方を含むことを特徴とす
る光フアイバ素材の製造装置が得られる。
フアイバ素材を生成する反応系と、該反応系の内部圧力
を外気圧力に対して一定の正圧力に保持して前記反応系
の熱的塑性変形を防止する手段とを備えた光フアイバ素
材の製造装置において、前記手段が前記反応系に設けら
れた調圧排気弁および前記反応系の排気側に設けられた
流量制御加圧装置の少くとも一方を含むことを特徴とす
る光フアイバ素材の製造装置が得られる。
次に図面を参照して、この考案を詳細に説明する。
第２図は、この考案の第一の実施例を表わす図である。
図中、１は原料供給系、２は石英ガラス管から成る反応
系、３は調圧排気弁３１を含む調圧系、３２は流量調節
弁である。
系、３は調圧排気弁３１を含む調圧系、３２は流量調節
弁である。
原料供給系１から反応系２へは原料供給系１の機能によ
り、常に一定流量の原料が供給されており、反応系２に
付加された流量調節弁３２の開閉状態を調整することに
よって反応系２の内部圧力は外気圧力に対して正圧力に
設定される。
り、常に一定流量の原料が供給されており、反応系２に
付加された流量調節弁３２の開閉状態を調整することに
よって反応系２の内部圧力は外気圧力に対して正圧力に
設定される。
更に調圧排気弁３１は通常の安全弁と同様な動作によっ
て、一定圧力を閾として開放状態をとる機能を有し、反
応系２の内部圧力を一定の正圧力に保持する。
て、一定圧力を閾として開放状態をとる機能を有し、反
応系２の内部圧力を一定の正圧力に保持する。
この実施例では、調圧排気弁３１を調整して、反応系２
の内部圧力を石英ガラス管の表面張力による収縮圧力と
等しくすれば、石英ガラス管が軟化するような高温下に
おいても管の収縮もしくは膨張変形を伴うことなく長時
間のＣＶＤを安定に行なうことができる。
の内部圧力を石英ガラス管の表面張力による収縮圧力と
等しくすれば、石英ガラス管が軟化するような高温下に
おいても管の収縮もしくは膨張変形を伴うことなく長時
間のＣＶＤを安定に行なうことができる。
なお本実施例では、流量調節弁３２に加えて調圧排気弁
３１を設けたことにより流量調節弁３２による圧力調整
機能が調圧排気弁３１にも分散され、圧力調整が安定か
つ容易に行なえるという利点を有する。
３１を設けたことにより流量調節弁３２による圧力調整
機能が調圧排気弁３１にも分散され、圧力調整が安定か
つ容易に行なえるという利点を有する。
第３図は、この考案の第二の実施例を表わす図である。
図中、４は流量調節弁４２および気体供給源４３を含む
流量制御形加圧装置、４１は反応系２からの排気と気体
供給源４３からの加圧用気体流とを合流させるＴ形分岐
である。
流量制御形加圧装置、４１は反応系２からの排気と気体
供給源４３からの加圧用気体流とを合流させるＴ形分岐
である。
排気系を通る気体流量を流量調節弁４２の開閉によって
制御することにより、反応系２の内部圧力が反応系２を
構成するガラス管の収縮圧力と平衡する一定の正圧力に
保持される。
制御することにより、反応系２の内部圧力が反応系２を
構成するガラス管の収縮圧力と平衡する一定の正圧力に
保持される。
則ち流量調節弁４２を開いて排気系を通る気体流量を増
加させれば、排気系の流通抵抗の作用で反応系２の内部
圧力が上昇し、また逆に流量調節弁４２を閉じれば、排
気系の流量が減少し反応系２の内部圧力が低下する。
加させれば、排気系の流通抵抗の作用で反応系２の内部
圧力が上昇し、また逆に流量調節弁４２を閉じれば、排
気系の流量が減少し反応系２の内部圧力が低下する。
上述の原理にもとづき、流量調節弁４２の制御によって
反応系２の内部圧力は一定の正圧力に保持される。
反応系２の内部圧力は一定の正圧力に保持される。
この実施例は、第一の実施例と同様な特徴を有し、安定
なＣＶＤを可能とするほか、流量調節弁を反応系の排気
端に直接設けた第一の実施例に比べると排気系の流量制
御にもとづく精密な圧力調整が比較的容易にでき、従っ
て高品質な光フアイバ素材の製造歩留りを向上させる。
なＣＶＤを可能とするほか、流量調節弁を反応系の排気
端に直接設けた第一の実施例に比べると排気系の流量制
御にもとづく精密な圧力調整が比較的容易にでき、従っ
て高品質な光フアイバ素材の製造歩留りを向上させる。
第４図はこの考案の他の実施例を表わす図である。
図中、５は反応系２の圧力検出系であり、反応系２の圧
力と予め設定された圧力との大小を比較し、両者が等し
くなるように流量調節弁４２へ開閉制御信号を与える機
能を有する。
力と予め設定された圧力との大小を比較し、両者が等し
くなるように流量調節弁４２へ開閉制御信号を与える機
能を有する。
この実施例によれば、反応系２の内部圧力がより高精度
かつ高安定に保持され、従って高安定な長時間ＣＶＤと
、高温ＣＶＤにより自由なガラス組成の光フアイバ素材
の製造が可能となる。
かつ高安定に保持され、従って高安定な長時間ＣＶＤと
、高温ＣＶＤにより自由なガラス組成の光フアイバ素材
の製造が可能となる。
なお、気体供給系４３から供給される気体としては空気
、窒素、酸素、その他特定の気体に限定されず、任意で
゛あることは明らかで゛ある。
、窒素、酸素、その他特定の気体に限定されず、任意で
゛あることは明らかで゛ある。
最後に、この考案が有する特徴を列挙すれば、ガラス管
が軟化する程度の高温条件下においても反応系の変形を
微小に制御でき、光フアイバ素材のガラス組成として広
い範囲のものが選択できるようになること、および高品
質な光フアイバ素材を歩留り良く安定に製造できること
である。
が軟化する程度の高温条件下においても反応系の変形を
微小に制御でき、光フアイバ素材のガラス組成として広
い範囲のものが選択できるようになること、および高品
質な光フアイバ素材を歩留り良く安定に製造できること
である。
第１図は従来の光フアイバ素材の製造装置の構成を示す
ブロック図、第２図、第３図および第４図はこの考案の
実施例を表わす図である。 図中、１は原料供給系、２は反応系、３は調圧系、３１
は調圧排気弁、３２は流量調節弁、４は流量制御形加圧
装置、４１はＴ形分岐、４２は流量調節弁、４３は気体
供給源、５は圧力検出系である。
ブロック図、第２図、第３図および第４図はこの考案の
実施例を表わす図である。 図中、１は原料供給系、２は反応系、３は調圧系、３１
は調圧排気弁、３２は流量調節弁、４は流量制御形加圧
装置、４１はＴ形分岐、４２は流量調節弁、４３は気体
供給源、５は圧力検出系である。
Claims (1)
- 光フアイバ素材の原料供給系と、光フアイバ素材を生成
する反応系と、該反応系の内部圧力を外気圧力に対して
一定の正圧力に保持して前記反応系の熱的塑性変形を防
止する手段とを備えた光フアイバ素材の製造装置におい
て、前記手段が前記反応系に設けられた調圧排気弁およ
び前記反応系の排気側に設けられた流量制御加圧装置の
少くとも一方を含むことを特徴とする光フアイバ素材の
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976106579U JPS5852259Y2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 光フアイバ素材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976106579U JPS5852259Y2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 光フアイバ素材の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5325342U JPS5325342U (ja) | 1978-03-03 |
| JPS5852259Y2 true JPS5852259Y2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=28716668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976106579U Expired JPS5852259Y2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 光フアイバ素材の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852259Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54118017A (en) * | 1978-03-06 | 1979-09-13 | Yoshimoto Pooru Kk | Concrete moldings mold extracting carring device |
| JPS5661210A (en) * | 1979-10-22 | 1981-05-26 | Toyota Motor Corp | Hanging device with switching hangar |
| JPS59112826U (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | マツダ株式会社 | 物品の搬送装置 |
| JPS59149828U (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-06 | 黒谷 巌 | ウエハ等のキヤリヤ引掛棒の開閉装置 |
| JPS63166671A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Honda Motor Co Ltd | 部品搬送装置 |
| JP2803510B2 (ja) * | 1993-02-10 | 1998-09-24 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ用ガラス母材の製造方法および装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5621777U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-26 |
-
1976
- 1976-08-10 JP JP1976106579U patent/JPS5852259Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5621777U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5325342U (ja) | 1978-03-03 |
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