JPS585173A - 可食物内蔵耐酸性カプセル体添加酸性飲料 - Google Patents

可食物内蔵耐酸性カプセル体添加酸性飲料

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JPS585173A
JPS585173A JP56102056A JP10205681A JPS585173A JP S585173 A JPS585173 A JP S585173A JP 56102056 A JP56102056 A JP 56102056A JP 10205681 A JP10205681 A JP 10205681A JP S585173 A JPS585173 A JP S585173A
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Kazuya Hashimoto
一哉 橋本
Tetsuhiko Tominaga
富永 哲彦
Yoshitomo Iwamoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可食物を内蔵した耐酸性カプセル体を多数分散
浮遊させた新規な密封容器入り酸悸飲料ICl1jる。
従来のオレンジジュース勢各種のフルーツジュースその
他pH2,2〜5.5の酸性を呈する飲料は単純で均質
な液状であり香味4単一なので、消費者の食感を必ずし
も満足させないきら−があ轢、このため近時天然果粒入
りジュース中切断した果肉を分散させた飲料が世に迎え
らる傾向にある。
しかし、このような飲料は、添加すべき果軟勢の材料に
制限があり、材料の安定供給と品質の統一化にも難があ
る。
本発明者は、果粒等を加工して得た可食物内蔵カプセル
体を酸性飲料に分散浮遊させることを着想し研究を進め
るうち、従来のベタチンおよび/またはアルギン酸の多
価金属塩からなる皮膜で被覆したカプセル体は、酸性飲
料に添加すると、その加熱膜1およびその後の時間経過
によりカプセル体のカプセル層が軟化崩壊し中すく、カ
ブ竜ル内蔵成分と飲料液成分が混じり合ってしまうので
実用化KIIIA点のあることを知った。
そこで、本発明者は、可食物内蔵カブセル体添加酸性飲
料を実用化する上での上述の難点を解消し、加熱殺菌お
よび長期保存KLってカプセルの軟化崩壊および飲料液
成分とカプセル内置成分の混合を生じない耐酸性カプセ
ル体を分散浮遊させた帯封容器入り酸性飲料を提供する
ために、飲料成分と異なる成分または成分比の可食物を
内賦し、その表面をアルギン酸および/または低メトキ
シルペクチンと多価金属成分と凝固蛋白とを抱含させて
なる一層のカプセル層で被すした多数の粒状カプセル体
をP)12.2ないし5.5の酸性飲料中に分散浮遊さ
せた密剤容儀入り酸性飲料を提案した(昭和泌年実用新
案登鍮励第71361号)。
この飲料はカプセル体のカプセル皮膜内に凝固蛋白を含
有するため、物理的にも化学的にも非常に強%/%安定
な゛カプセル皮膜が形成され、長期保存してもカプセル
皮膜に軟化崩壊等が生ぜず、飲料成分とカプセル内蔵可
食物成分が混じり合わず、飲料の香味と別にカプセル体
の独自の味覚を付与する点ですぐれたものであるか、他
方、蛋白質添加によるカプセル皮膜の強度の増加のため
、銹料を飲用に供して口腔中でカプセル体を押しつぶす
ときの歯ごたえが天然果粒等に比べてやや硬く、またつ
ぶれたカプセル体を飲下するときの喉ごしの感触がやや
強く、さらに口腔中にカプセル皮膜がある時間不溶物と
して残存し食感を損シという食感上の間一点があること
が判った。
し、食感の良好な耐酸性カプセル体を分散浮遊させた密
封容器入り酸性飲料を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明者は鋭意研究の結果、
可食物内蔵粒状カプセル体の皮膜に低メトキシルペクチ
/および/lたはアルギン酸、多価金属成分および凝固
蛋白に加えてカラギーナン等の多糖類成分を含有せしめ
ることKより、カプセル皮膜に光分な耐酸性等の化学的
強度および物理的強度を維持させたままカプセル体を口
腔内で押しつぶす際に柔軟な歯ごたえが得られ、かつ口
腔内でカプセル皮膜がすみ中かに*fllすることKよ
って口腔内にカプセル不溶物が残存せず、食感性が着る
しく改善されることを発見しこの発明をなすに至った。
上記目的を達成する本発明の構成は、特許請求の範i!
!IK記載のとおりであり、これを喪すぢ“K。
飲料成分と異なる成分または成分比の人造可食物を内蔵
し、その表面をアルギン酸および/lたは低メトキシル
ペクチンと多価金属成分と凝1jll蛋白層で被覆した
多数の粒状カプセル体を−2,2なφし5.5の酸性飲
料中に分散浮遊させてなる密封容器入り酸性飲料である
カプセル皮膜中に含有せしめるアルギン酸または低メト
キシルペクチン以外の多糖類としては、カラギーナン、
グアーガム、タマリンド、ローカストビーンガム、タラ
ガム、アラビヤガム、トラガントガム、カラヤガム、ガ
ラティガム、アラビノガラフタ/、ペタチン壷11i粉
、キサンタンガム、CMC,メチルセルローズ、寒天、
ファーセフラン、マンナン等が好適であるが、特にこれ
らKwk定されるものではない。
以上閣内に示す実施例につ−で本発明を詳JIIK説明
する。なお、以下の説@にお−て成分含有量の%による
表示は、すべて重量嗟を意味する。
実施例1 第1図に示すとおり、250wJ入密刺食缶
1内に、市販−縮オレンジジュースを104に希釈した
液にその1.01GK相当する酢酸カルシウムを、添加
したP)i 3.3 、比重1.04の酸性飲料(図中
符号2で示す)230−を充填し、3−のゼラチン、1
.3%のタマリンド、1396の砂糖、o、alのクエ
/酸、0.l嗟のオレンジフレーバー、s、olのトー
モロコシ油1.残りは前記と同様のオレンジジュースか
らなる人造可食物50表面をアルギン酸とカルシウムと
カイイ/とカラギーナ/とを抱含させた凝固体からなる
第4図に示す一層のカブー七ノ14!皮・、轟4で被覆
した粒径約7gm5飲料中での見かけ比重豹1.03の
人造可食物内蔵耐酸性カプセル皮膜約40Iiを分散浮
遊させてなる帯剣食缶入り酸性飲料である。この飲料の
製法は、上記可食物流動体を内筒オリフィスから滴下す
ると同時に、1.2@のアルギ/酸ソーダと0、l−の
カゼインと0.1sのカラギーナンとを含む造膜剤水溶
液(造膜液)を内筒オリフィスを囲む外筒オリフィスか
ら滴下して、造膜液で被膜された粒径的7■の可食物を
得、その40gを(資)℃で加熱処理ずみの上記酸性飲
料中に滴下した後食缶を密封し9[J’CでI分間加熱
殺菌し食缶中で可食物の表面をアルダ/IIとカルシウ
ムと凝固蛋白とカラギーナンとを一体に抱含したカプセ
ルで被覆したカプセル体とする方法で製造した。飲料中
に添加直後のカプセル体の見かけ比重は約1.04であ
るが、飲料中において加熱殺菌処理後は糖分がカプセル
体から飲料中に移行して、飲料とカプセル体の糖嬢縦は
ほぼ同一となり結果的にカプセル体の比重は低下し浮遊
する。この缶詰飲料を開缶して直接飲用に供すると、飲
料液と同時にカプセル体が口中に入り、これをそのtt
飲下するときは滑らかな1檜の食感および喉ごしの感覚
を得るが、口腔中で押圧すると適度の弾性な伴った快い
舌ざわりでカプセル体がつぶれて内戚された可食物の流
動体が口中にひろがり、単なるオレンジジュースを飲ん
だときとは異なる快−食感を与える。カラギーナンの添
加によりカプセル皮膜の口腔中での自然な溶鱗が促進さ
れ、舌の上にカプセル不溶物が残らず、つぶしたカプセ
ルを飲料とともに飲下するときの喉としの感触も良好で
ある。カフセル体は飲料の下層に沈降して−ないので、
次々に口中に入るとともKJklltK食缶中に多量の
カプセル体だけが残存することはない、また、飲料を缶
からコツプ等に注−でも、最後にカプセル体のみが缶中
に残留して堆出しに苦労することはない。また、この飲
料は長期間保存してもカプセルの軟化崩壊を生じなめ、
実施例1による内容物入り缶詰を初冬の人に試飲しても
らった結果(資)洛中1人もカプセルが舌に残ると感じ
た人は鱒なかった。
実施例2 250m入食缶内に、0.5−の塩化カルシ
ウムを添加したpH3,3,見かけ比重1.05のリン
ゴジュース230iLtを充填し、その中に1−のカラ
ギーナン、IIsのタマリンド、1091の砂糖、0.
3係のクエン酸、0.2優のリノゴ駿、7sのオリーブ
油、少量の黄色の着色料と香料、残りはピーチネクター
からなる可食物流動体の表面がアルギン酸および低メト
キシルペクチ/とカルシウムと小麦蛋白とグアーガムと
な一体に抱含させた一層め凝固体からなるカプセA〆で
被覆された粒径的7m、見かけ比重約1.04の人造可
食物内跋カプセル体30gを分散浮遊させてなる!#鮒
食缶入酸性飲料である。
その製造方法は上記可食物流動体な被覆する造膜液が0
.24のアルギン酸ソーダと0.5−の低メトキシルペ
クチンと0.1%の小麦蛋白と0.05%のグアーガム
とを含む液組成であり、この液中に上記可食物流動体V
滴下して造膜液で被覆したものな酸性飲料中に投入する
ほかは、実施例1の場合と実質的に同一であり、製品の
状wAと食感および保存に関する効果も同様である。
実施例s fa性飲料として1.5−の乳酸カルシウム
を添加したP)i 3.2 、比重1.03の希釈乳酸
飲料液(商標カルビス)な用い、iJ食物内敵方プセル
体として実施例1のトウモロコシ油に代え10−やオリ
ーブ油と0.1−のレモン油、0.316のリン酸1カ
ルシウムな用いたほかは実施例1の組成と同じ組成の可
食物を低メトキシルペクチン、アルギン酸、豆乳蛋白、
カラギーナンおよびカルシウムが抱1された一層の凝固
体層からなるカプセルで被覆した粒径的4■、見かけ比
重約1,03のカプセル体I9を用いたほかは、実施例
1と同様の構成からなるレモン香の高い人造可食物内蔵
耐酸性カプセル体添加乳酸飲料である。この脂品の製法
は、上記組成の可食物の表面KO,2−〇量メトキシル
ペクチン、1.0%のアルギン酸ソーダ、0.05−の
豆乳蛋白および0.1%のカラギーナンを含有し、表面
&加■の厚さに界面活性剤と食用油の混合層で蔽った造
膜液中に滴下する方法をとった以外は実施Mlの場合と
同一であり、製品の状部と食感および保存に関する効果
も同様である。
実施例4 第2図に示すとおり、 20011j人ガラ
スビン内6に、1.096の酸性ビロリン酸カルシウム
を添加した−2.8、蒐かけ比重1.04の炭酸飲料(
符号2で示す)180−を充填し、その中に1.3−の
タマリンド、2−のゼラチ7% 0.311のりン駿1
カルシウム、119gの砂糖、8%のサラダ油、0.2
−の1/ モン71/ −、pZ−1残すは希釈オレン
ジジュースからなる可食物流動体の表面をアルギン酸と
カルシウムと卵白とアラビノガラフタ/とが抱着された
一層の凝固体層からなるカプセルで被覆した粒径約2鰭
、見かけ比重約1.04の可食物内蔵カプセル体(4カ
、)40□カ散浮遊さ、ψ壽鉗e7人オブライト飲料で
ある。その製造方法は、上記町食暢をo、slのアルギ
ン酸ソーダと0.1gIIの卵白と0.1優のアラビノ
ガラクタンとを含む造膜液中に滴下して造膜液で被覆し
たものを凝固剤としての0.6嚢塩化カルシウム水溶液
中に滴下してアルギン酸とカルシウムと凝固蛋白とアラ
ビノガラクタンとを一層中に抱含させたカプセルで被覆
した可食瞼としてからこれを水洗し、その409を上記
炭酸林料中に投入する方法を用いた。このものは3ケ月
の保存期間wkKもカプセルの軟化崩壊がみられず、飲
用として摂取したときのカプセル体が与える食感もきわ
めて良好であった。
実施例5 第3図に示すとおり、200114ガラスビ
ン6内にクエン酸でPH3,3に調製した比重1.OS
のシロップ180mを充填し、その中に■3gKのゼラ
チン、1396の砂糖、10−のサラダ油、少量のパイ
ナツプルエツセンス、少量の香料、その他は市販の11
100−パイナツプルジュースからなる可食物の表面を
アルギン酸とカルシウムと小麦蛋白とペクチンとが一体
に抱含された一層の凝固体からなるカプセルで被覆した
粒径約4簡の球形で見かけ比重約1.040町食物内蔵
カプセル体(符号8で示す)2DI、および■4−のゼ
ラチン、1.0%のカラギーナ/、13 %ノ砂糖、0
.7Lsノ乳酸カルシウム、79gのサラダ油、少量の
黄色着色剤と香料、そh他はビーチネクターからなる可
食物の表面を前閂様のカプセルで被覆してなる約5■角
の方形で見かけ比重が約1.05の可食物内蔵カプセル
体(符号9て本f)11を各分散浮遊させてなる密封ビ
/入#鱗シロップ飲料である。この飲料の製法は、上記
■の可食物原料につ−ては実施例1の方法により、同■
の可食物原料につ−ては、これを冷却した成形mにより
成形固化したl15■角に切断して、−ずれ40.4−
のアルギン酸ソーダとO,OS Hの小麦蛋白と0.0
6−のペクチンとを含む5℃に冷却した造膜含有液中に
投入し、続いて0.5チ塩化カルシウム液中に浸漬しカ
プセルを完成させて取出し水洗して得た球形および方形
のカプセル体の上記各所定量を酸性シロップ中に投入す
る方法をとった。得られた飲料は相互に色の異なる二色
のカプセル体のうち球形の4のは比較的上層部分に浮遊
し、方形のものは飲料全体に分散浮遊した状態の飲料で
、実施例1の場合と同様の良好な食感が得られた。
以上本発明の実施例数例について説明したが、本発fl
AKかかる酸性飲料が充填される容器は密封型の容器で
あれば足り、上紀実施例に限定されるものではない、ま
た容器の材質、寸法形状および構造には特段の限定はな
い、酸性飲料は−2,2ないし5.5の酸性を呈する飲
下可能な液体であれば足り、その成分比重如何を問わな
い。カプセル体は一層のカプセル内に可食物を内蔵した
粒状のものであるが形状を問わず1粒112ないし8w
s程度の球状のものが好適であるが、必ずしも上記寸法
に限定されず、その飲料への投入llKおける見かけ比
重は飲料の比重以下で飲料中に浮遊可能であればよい、
その飲料への添加量は軟量全容積のlOないし30−位
が好適であるが、これに限定されず、二種以上の異なる
カプセル体を共存させてもよi。
カプセル層はアルギン酸および/または低メトキシルペ
クチ/とカルシウム、アルミニウムおよび/または亜鉛
塩と一檀以上の凝固蛋白、一種以上の多糖類とが均一に
抱食された一層であることを要するが、その組成成分比
は適宜定めることができる。l/に固蛋白と多糖類の配
合比率は凝固蛋白5部に対して多糖類1〜10部の場合
に好まし一結果が得られるが必ずしもこれに@定されな
―、カプセル層厚は0.05な−シ0.2■種度が好適
であるが、必ずしもこれに限定されない、−カプセル内
蔵可食物成分は、これを浮遊さぜる酸性飲料成分K14
4gする奄のであれば足り、常温でゲル状のものとゾル
状なめし液状のものとを抱食し、後者も冷却してゲル化
するが否かを間わな−0その粘度は%に可食物な造& 
*下して粒K11l形する方法なとる場合には常温で約
400な−L1800cp@変の亀のが好オし−が、必
ずしも上記粘度に@定されない。
可食物成分としては、公知の各種の可食性ゲル形成物質
、粘性付与−質、糖分、香味料、香辛′料、その他の調
味剤のほか、必IIK応じ着色剤を用いることがで自る
。カプセル体の見かけ比重を調整するには動、植物性各
種食用油脂を可食物全量に対して5〜IFL−程度添加
するのが便利である。飲料添加ilKおけるカプセル体
の見かけ比重が飲料の比重と概ね同一であれば、カプセ
ル体は飲料の全体に分散浮遊するが、飲料の比重より少
し軽くなるよう調整すれば飲料液の上層中に集中して浮
遊する。
可食物をアルギン酸ソーダ等と蛋:1エと・多sIIと
を共存させた造膜剤含有液で被覆するには、拳施例に示
したとおり、可食物な造膜剤含有液とともに二重管から
滴下する方式、造膜剤含有液中に可食物を陶工する方式
、上記液中に可食物を浸漬する方式や可食物に造膜剤含
有液を吹付ける方式などがあるが、必ずしも上記方式に
限られる4のではな−、カプセルを1化形威するには、
飲料中に多価金属塩を含有させておき、飲料中で完全な
カプセルを形成する方法、予め完全な固形カプセルにし
てお−で飲料中に添加する方法、飲料添加前にアルギン
酸等と多価金属塩との反応を十分進行させておきカプセ
ル内の蛋白の凝固のみは容器中の飲料の加熱殺−工@K
まつ方法などがあるから、これらの方法の中から適宜選
択すればよい。
上述のようK、本発明は、可食物内蔵カプセル体の皮膜
にアルギン酸尋の多価金属塩、凝固蛋白のほかカラギー
ナン等の多糖類成分を含有させることKより、蛋白質に
よる皮膜強化に4かかわらず、カプセルを口腔内で押し
つぶす際の歯ごたえを快適なものとし、かつ皮膜の口腔
内での自然な溶解を促進して口腔内にカプセル不溶物が
残ら々いようにし、さらに押しつぶしたカプセルを飲下
する際の喉ごしの感触4JL好な4のとすることができ
る。したがって、酸性飲料中に長期保存してもカブゼル
皮膜に軟化崩壊が生ぜずしかも食感性を損うことのな−
すぐれた可食物内蔵カプセル体添加酸性飲料を得ること
ができる。
本発明にかかる飲料における食感改東効果を確認するた
め、多糖類の含有比率を除いて実施例1と同一条件の飲
料にお埴て0.1%のカゼイ/をi有するカプセル皮膜
造膜液に多糖類を種々の組成比で添加した場合の食感性
の比較試験の結果を第5図に示す、第5図にお鱒て食感
性を示す縦軸の数字1は少し喉としの感触が強い食感を
、2は最適の食感を、3は少し軟〈舌ざわりが乏しφ食
感を、4は舌上での感触が乏し一負感をそれぞれ表す。
この図から明らかなlうに、0.1−のカゼインを含有
する皮膜にお−て多糖類の含有量が約0.03−未満で
は喉としの感触が強く、逆に約0.2%を超えるとカプ
セルは柔らかすぎて舌ざわりが乏しくなる。會た多糖−
の添加量が0.2−以上になると環形成率が急くなる。
したがってカゼイン0.191に対し多糖類含有量0.
03−〜0.2sの範囲が最適な食感を与え球形成率も
jlL%Aことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の物品の縦断面図、菖2図は、実施
例4の物品の縦断面図、第3図は、実施例5の物品の斜
視図、第4図は実施例IKj’fl−たカプセル体の模
型的拡大断面図、第5llIは、凝固蛋白含有皮膜に多
糖類を添加した場合の食感性の比較試験結果およびカプ
セル球形成率な示すグラフである。 l・・・食缶、2・・・酸性飲料、3・・・球状カプセ
ル体、4・・・アルギン酸カルシウムと凝固蛋白と多糖
類からなるカプセル層、5・・・オレンジジュースを主
とする可食物、6・・・ガラスビン、7・・・スプライ
ト飲料、8・・・球形カプセル体、9・・・多面体カブ
竜ル体弘候\ 虫1喘厖蛛戎、細田 第1図   第2図 第3図 易5図 多糖M添加量′(6ム)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 書封した容器中に充填された−2.2〜5.5の範囲内
    の酸性t−呈する飲料中に、流動性tたはゲル状の可食
    物を低メト中シルペクチンおよび/lたはアルギン酸と
    多価金属成分とlIj!固蛋自と前記アルギン酸tたは
    低メトキシルペクチン以外の多糖類成分とを抱含する一
    層の皮膜によって普覆内蔵した見かけ比重が飲料液の比
    重以下である多数の粒状カプセル体を分散浮遊させたこ
    とを特徴とする密封容器入り酸性飲料。
JP56102056A 1981-06-30 1981-06-30 可食物内蔵耐酸性カプセル体添加酸性飲料 Expired JPS594985B2 (ja)

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