JPS5851626Y2 - 車輌用リヤシ−ト - Google Patents

車輌用リヤシ−ト

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Publication number
JPS5851626Y2
JPS5851626Y2 JP1978007733U JP773378U JPS5851626Y2 JP S5851626 Y2 JPS5851626 Y2 JP S5851626Y2 JP 1978007733 U JP1978007733 U JP 1978007733U JP 773378 U JP773378 U JP 773378U JP S5851626 Y2 JPS5851626 Y2 JP S5851626Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame plate
seat
flange
upper reinforcing
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978007733U
Other languages
English (en)
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JPS54111020U (ja
Inventor
猛 山脇
逸生 椋木
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1978007733U priority Critical patent/JPS5851626Y2/ja
Publication of JPS54111020U publication Critical patent/JPS54111020U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シートバンクを改良した車輌用リヤシートに
関するものであり、シートバックフレーム自体の強度、
シートバック固定用ロックの取付部の強度等は、従来の
ものと同等の強度を維持しつつ、部品数、使用資材量を
減少させて軽量化を図ることができ、したがってコスト
を低くしうる車輛用リヤシートを提供することを目的と
している。
一例をバンプバンクタイプの車輛にとれば、そのリヤシ
ート101は、第7図に示されるようにシートバック1
02が、シートクッション103上に重なるよう前倒さ
れるようヒンジ104において車体側に取り付けられて
おり、起立状態においては、固定用ロック105により
車体側に固定されるように構成されている。
このため、シートバック102は着席時の荷重に耐えし
めるため、シートバンクフレームの上縁部分と固定用ロ
ック取付部分の強度を補強する必要があり、従来は、第
8図に示すごときシートバックフレーム106が採用さ
れている。
このシートバックフレーム106は、メインフレーム板
107の上級部背面全幅に亘り、均一断面形状の略みぞ
形鋼の上部補強材108を固着すると共に、該フレーム
板107の両側上級のフランジ部109にも補強材11
0を固着し、この部分を固定用ロック105の取付部分
としているものである。
上述の従来のシートバンクフレーム103の構造では、
着席時における荷重分布の面で負荷が最も少ない両側域
A、Bにも、中央部分と同一構造の上部補強材108が
配置されること、補強材110を別個に作り、固着する
工程を要すること等が原因となって、製作工数、使用資
材量の増加を来たし、これが重量増加、コスト高の一因
をなしている。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する構成とす
ることにより、所要の強度を維持しつつ軽量化を図り、
コストをより低くしうるよ5意図されたものである。
以下図示実施例について本考案の構成を説明する。
第1図ないし第4図は第1の実施例を示しており、各図
とも、第7図に示される広さのシートバック102に適
用されるシートバックフレーム1の向って左半部のみを
示している。
シートバンクフレーム1は、第2図に明示されているよ
うに、メインフレーム板2の側縁上部を含む全周縁に、
シートバック前面側へ向けて断面り字状にフレームフラ
ンジ部3,4.5が形成され、また板面主部には補強リ
ブ6が膨出形成されている。
メインフレーム板2の上級部背面7の上部の区間lには
、その全周に亘って、断面路みぞ形鋼状の上部補強材9
が背面側から当接され、そのフランジ部13.14の端
縁において固着されている。
この上部補強材9は、リップ部10をフレームフランジ
部4にかぶせ、リップ部11を上縁部背面7に接当させ
、スポット溶接等により固着されている。
断面路みぞ形鋼状の上部補強材9のウェブ部12とフラ
ンジ部13.14との左右両側端部は、メインフレーム
板2の上端部背面7とウェブ部12との間隔H1および
ウェブ部12から7ランノ部13.14のリップ部1o
、iiに至る高さhl、h2をメインフレーム板2の両
側部に向け、即ちフレーム7ランジ部3に向け、徐々に
短縮する傾斜部15とされている。
更に、上部補強材9の両側端部には、フレームフランジ
部3に外側から当接、固着される外側7ランジ部16が
形成され、フレーム7ランジ部3と外側7ランジ部16
とはスポット溶接により一体に固着されている。
上述の一体に固着されたフレームフランジ部3と外側7
ランジ部16とは一体となってシートバンク固定用ロッ
クの取付部17を形成しており、第2図中符号18は軸
支部、符号19は軸孔を示している。
筐たメインフレーム板2の上端8、上縁部背面7等より
なる上級部と、上部補強材9とは、一体となって閉じ断
面の補強部20を形成している。
第1図、第2図および第3図において符号21は、メイ
ンフレーム板2の下縁部に固着される断面みぞ形鋼状の
下部補強材を示している。
この種のシートバンクフレーム1の上縁部における着席
時の荷重分布は、曲げモーメント図において、第5図に
示すごとき状態となり、両側になるに従って減少してお
り、第3図に示す閉じ断面の補強部20の構造に適合し
ていることが実験的に確められている。
上述のシートパックフレーム1の向って右半部も同一構
造である。
第6図は、シートバックが左右二つに分割されているタ
イプのリヤシートにおける向って左手部のシートパック
フレーム22の分解図であって、メインフレーム板23
は、その全周にフレームフランジ部24が形成され、ま
た上部補強材25、下部補強材26の外に、側部補強材
27,28が使用されていると共に、上部補強材25は
、メインフレーム板23の向って左側上級部29に向う
傾斜部30と共に、該フレーム板23の向って右側上級
部31に向う傾斜部32を有する点で第1の実施例と相
違しているが、作用においては、第1の実施例とほとん
ど同一である。
本考案は、上述の構成であり、メインフレーム板の上級
部に形成される閉じ断面の補強部20が該フレーム板の
両側部に向って該フレーム板背面と該補強部20を構成
している断面路みぞ形鋼状の上部補強材のウェブ部との
間隔を徐々に短縮していてもその短縮の度合を着席時に
おりる荷重分布に適合させうるので、メインフレーム板
の強度は少しも低下させることなく、使用する鋼材量を
減少させ、重量を軽減させうる効果を奏しうる。
またシートバンク固定用ロックの取付部は、メインフレ
ーム板のフレーム7ランジ部と上部補強材の外側フラン
ジ部との二重構造体のみで形成され、何ら別個の補強材
を必要としないので、製作工程を簡略化でき、強度の低
下を来たすことなく生産コストを低減させうる効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例におけるシートパックフレームの半
裁斜面図、第2図はその分解図、第3図は第1図中■−
■線断面図、第4図は第1図中■−■線断面図、第5図
は第1図に示すものの負荷時の曲げモーメント図、第6
図は別の実施例におけるシートバンクフレームの分解図
、第7図はハツチバックタイプの車輛のりャシート部分
の一部名略斜面図、第8図は従来のシ一トバンクフレー
ムの半裁斜面図である。 1・・・シートバンクフレーム、2・・・メインフレー
ム板、3・・・フレームフランジ部、7・・・上縁部背
面、8・・・上端、9・・・上部補強材、12・・・ウ
ェブ部、13.14・・・フランジ部、15・・・傾斜
部、16・・・外側7ランジ部、17・・・固定用ロッ
クの取付部、20・・・閉じ断面の補強部、H・・・間
隔、hl、h2・・・高さ、l・・・区間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバンクのメインフレーム板の少なくとも両側上縁
    部に、シートバック前面側へ向けて断面り字状にフレー
    ム7ランジ部が形成され、該メインフレーム板の上級部
    背面の上部には、メインフレーム板全幅に亘って、断面
    路みぞ形鋼状の上部補強材がフランジ部端縁において固
    着されており、該上部補強材の両端寄りのウェブ部とフ
    ランジ部とは、メインフレーム板両側部に向け、該フレ
    ーム板の上縁部背面と前記ウェブ部との間隔を徐々に短
    縮する傾斜部とされ、上部補強材の端部には、前記フレ
    ームフランジ部に外側から当接固着された外側フランジ
    部が形成されていると共に、フレームフランジ部と外側
    フランジ部とは一体となってシートバック固定用ロック
    の取付部を形成し、メインフレーム板の上級部と上部補
    強材とは一体となって閉じ断面の補強部を形成している
    ことを特徴とする車輛用リヤシート。
JP1978007733U 1978-01-25 1978-01-25 車輌用リヤシ−ト Expired JPS5851626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978007733U JPS5851626Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 車輌用リヤシ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978007733U JPS5851626Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 車輌用リヤシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54111020U JPS54111020U (ja) 1979-08-04
JPS5851626Y2 true JPS5851626Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=28815818

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JP1978007733U Expired JPS5851626Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 車輌用リヤシ−ト

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JPS54111020U (ja) 1979-08-04

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