JPS5851501Y2 - 結合バンド - Google Patents

結合バンド

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JPS5851501Y2
JPS5851501Y2 JP8452081U JP8452081U JPS5851501Y2 JP S5851501 Y2 JPS5851501 Y2 JP S5851501Y2 JP 8452081 U JP8452081 U JP 8452081U JP 8452081 U JP8452081 U JP 8452081U JP S5851501 Y2 JPS5851501 Y2 JP S5851501Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
band
lever
spring plate
shaped member
inner circumferential
Prior art date
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Expired
Application number
JP8452081U
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English (en)
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JPS57196887U (ja
Inventor
平 浜
Original Assignee
株式会社 ミハマ製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ミハマ製作所 filed Critical 株式会社 ミハマ製作所
Priority to JP8452081U priority Critical patent/JPS5851501Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は結合バンドに関し一層詳細にはバンド内周面に
波形のスプリングプレートを添設してより強力な締結力
を得ることのできる結合バンドに関する。
パイプにゴム管等を接続する際に使用する結合バンドと
して第1図に示すように、帯状部材10を輪状に形成し
て一端において掌合し、この掌合部にレバー12をその
中途部において固着した掌合タイプのものが知られ、こ
の結合バンドはレバー12下端を支点、レバー12上端
を力点、掌合部を作用点として帯状部材10が縮径する
方向にレバー12を回動して締付け、レバー12先端を
帯状部材10外周に設けた係止金具14に係止するいわ
ゆるワンタッチ式になっている。
また上記の結合バンドにおいて、レバ−12支点に対応
する帯状部材10内周面に円弧状のプレートを添設し、
締付は時に支点に接するゴム管に極部的に犬さな荷重が
作用して集中歪が生じないように荷重を分散してゴム管
の劣化を防止し、また支点部のシール性を向上させよう
とするものがある。
さらに、第2図に示すように帯状部材16を輪状に形成
して一端にフック部18を形成し、他端にレバー20を
固着した分離タイプのものがある。
この種のものは使用時にレバー20下端をフック部18
に係止してレバー20を回動することにより上記掌合タ
イプと同様の作用をするものであるが、このタイプのも
のは締付個所の外側から自在に結合バンドを被嵌するこ
とができるので、接続パイプの中途部に膨大部があって
前記掌合タイプの結合バンドにパイプを挿通できないよ
うな個所での締め付けも容易にできるようにされている
しかしながら上記従来の結合バンドにおいては、いずれ
も支点と作用点との距離で決定される縮径比が一定であ
るため、接続すべき多数のゴム管とパイプとの径にバラ
ツキがある場合、小径のものの締め付けは不充分となる
特に昨今パイプの加工において生産性を高め、コスト低
減を図るべく外周をプレス加工するラフな製造工程を経
る製品も多く、旋盤で精密に加工したものと比し、製品
径のバラツキが大きく、このような部品の接続が問題と
なる。
また接続すべきゴム管はその性質上長期間の締め付けに
よって塑性変形し、縮径比が一定の上記従来の結合バン
ドによっては、その締め付は力が弱まるか全くなくなる
という難点がある。
さらに−40℃程度の極低温においてはゴムが結晶化し
上述の塑性変形時と同様の状態となり締め付は力が低下
する難点があり、冷凍施設や、時によって極低温下にさ
らされる車輌等の部品の接続に問題が生じる。
本考案は上記難点を解消すべくなされ、その目的とする
ところは接続すべき部品の径に多少のバラツキがあった
り、長期間の使用等によってゴム管が塑性変形したよう
な際にも締め付は力が失われない結合バンドを提供する
にあり、その特徴とするところは、輪状に形成した帯状
部材の一端にレバーを一体的に設け、レバーを回動して
レバーのてこ作用によって帯状部材を縮径する結合バン
ドにおいて、長手方向に進む波形が付された帯状のスプ
リングプレートを前記帯状部材の内周面に添設して、帯
条部材の直接の締付力に加えて介在する波形を有するス
プリングプレートの弾性力によって被締結物を強力に締
付けるところにある。
以下添付図面に基づき本考案の好適な実施例を詳細に説
明する。
第3図は本考案に係る結合バンド30の一実施例を示し
、図における帯状部材32、レバー34、係止金具36
は前記掌合タイプと同様に構成されているので説明は省
略する。
38はスプリングプレートであり、帯状部材32よりは
高い剛性を有する金属によって、帯状部材32とほぼ同
一の幅を有する帯状に、かつその長手方向に進行する波
板状に形成されている。
すなわちスプリングプレート3Bは波の高さが小さくな
る方向に圧縮されると波が復起しようとする弾性力が生
じる。
上記スプリングプレート38は帯状部材32の掌合部下
方の肩部内周面にその一端がスポット溶接あるいはリベ
ット等で固着され、他端が支点となるレバ−34下端部
の下方を経てもう一方の肩部方向に伸びてその内周面に
当接している。
こめスプリングプレート38の剛性の大きさ、波のピッ
チ及び波の高さは特に限定されるものではなく、ゴム管
等の被締結物の径や性状によって決定するのがよい。
またスプリングプレート38の配設位置については第4
図に示すように上記掌合部に対応する位置の他にさらに
帯状部材32の内周面に沿って適宜間隔をおいて上記同
様に各々その一端部において内周面に固着して設けても
よい。
また第5図に示すごとく、必ずしも掌合部に対応する位
置に設けるを要せず帯状部材32の内周面の他の任意な
位置に設けてもよい。
さらに第6図に示すようにスプリングプレート38はそ
のほぼ中央部において帯状部材32内周面に固着し、両
端を開放するようにしてもよい。
本考案は以上のように構成されており、その締付けに当
っては結合バンド30を必要個所に装着してレバー34
をその下端を支点として帯状部材32が縮径する方向に
回動してレバー34先端を係止金具36に係止するよう
にする。
この際波形を呈するスプリングプレート38は帯状部材
32の内周面によって被締結物40表面に波形の弾性力
に抗して圧着され、その開放端方向に伸長され、帯状部
材32内周面と被締結物40外周面との間にほぼ密着し
て介在する(第7図参照)。
スプリングプレート38を複数個設けた場合、この圧着
による伸長時にスプリングプレート38の伸長端が隣接
するスプリングプレート38の端縁に当接しない程度に
、各スプリングプレート38は適宜間隔をおいて配設さ
れているものである。
しかして、被締結物40は帯状部材32の直接の締付力
に加えて、介在するスプリングプレート38の波形が豫
起しようとする弾性力によって強力に締付けられる。
なお、上記実施例はいずれも掌合タイプで説明したが、
本考案において分離タイプの内周面に同様のスプリング
プレートを設けることができるのはいうまでもない。
以上のように本考案に係る結合バンドによれば、従来の
ように縮径比の一定な結合バンドに比してスプリングプ
レートの弾性力が加わって極めて強力な締付力が得られ
シール性が向上する。
またスプリングプレートが伸縮することによって強力な
締付力にかかわらず被締結体の外表面を損傷することも
なく、また多少の外径のバラツキがあっても確実に締付
けられ、さらに、長期間の使用によって被締結体が塑性
変形を起してもスプリングプレートの弾性力によって締
付力が失なわれない等の著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の掌合タイプの、第2図は従来の分離タイ
プの結合バンドを示す正面図、第3図ないし第5図は本
考案に係る結合バンドの各実施例を示す正面図である。 第6図はスプリングプレートの中央部において帯状部材
内周面に固着した状態を示す説明図、第7図は締付は状
態を示す部分断面図である。 10.16,32・・・・・・帯状部材、12,20゜
34・・・・・ルバー、14,36・・・・・・係止金
具、18・・・・・・フック部、30・・・・・・結合
バンド、38・・・・・・スプリンタプレート、 40・・・・・・被締結物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輪状に形成した帯状部材の一端にレバーを一体的に設け
    、レバーを回動してレバーのでこ作用によって帯状部材
    を縮径する結合バンドにおいて、長手方向に進む波形が
    付された帯状のスプリングプレートを前記帯状部材の内
    周面に添設したことを特徴とする結合バンド。
JP8452081U 1981-06-09 1981-06-09 結合バンド Expired JPS5851501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8452081U JPS5851501Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 結合バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8452081U JPS5851501Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 結合バンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196887U JPS57196887U (ja) 1982-12-14
JPS5851501Y2 true JPS5851501Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=29879867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8452081U Expired JPS5851501Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 結合バンド

Country Status (1)

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JP (1) JPS5851501Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS57196887U (ja) 1982-12-14

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