JPS5850955A - レジン床義歯やクラウンの成形用レジンカプセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、レジン床−一やクラウンの射出成形に使用
するレジンカプセルおよびＩｌｌ形装置の改良に関する
。

従来杜、熱硬化性レジンを使用して、直圧成形により製
作されて−たのであるが、糖度が劣り、材質的に耐衝撃
性、耐摩耗性、馴染性略ｅｃｓ点があった。

最近、ポリカーぎネート系の歯科用として優れた熱可塑
性レジンが開発され、従来の熱硬化性のものの持つ欠点
奢克服した射出成形によるレジン床義歯やクラウンが製
造されるようになりつつある。

レジン床義歯やクラウンを射出成形により製作するＫは
、先ずアルミナやシリカ等を含有した砂型材を使用して
顎堤や歯牙の濠取りを行−１この型に特殊なワックスを
注入して現物同様の模薯をる、−わゆるロストワックス
法によりレジン床義歯やクラウンの雌型を得、このフラ
スコ内のＩＩＩＩＩ！にポリカーボネート系の熱可塑性
のレジンを射出してレジン床義歯やクラウンを成形する
ものである。

本発明者等娘、この射出ｔ＆形方法として、レジンをア
ルミニウム製のレジさ中、プセルに密封し、これを射出
ＷＩ１．形機のシリンダに装填し加熱してレジンが溶解
した後、レジンカプセルを圧し潰してフラスコ内にレジ
ンを注入する方法を先に提案したが、この方法では次の
如き欠点があった。

（１）　　レジンカプセルを圧壊するのでカプセルのア
ルミニウムがシリンダ内壁にζび抄ついて、これを取除
くのに大変な手数管要する。

仁）　溶解したレジンがシリンダに残存付着するので、
−色に合わせて１回毎に異なる色の成形を行う場合の多
い歯科の成形にお−ては、１１回シリンダを清掃しなけ
ればなら′１ｋ−０（３）　　レジンカプセルを横型シ
リンダに装填するので製品に空気が乱入して気泡ができ
やすく、不良率が高％／ｈ。

（４）　　レジンカプセルを圧し潰すために大きなパラ
−が必要となる。

伽）横型射出機にレジンカプセルを装填するのは操作性
にｍ難がある。

本発明者等娘した欠点を解消するために、レジンカプセ
ル並びｔＩｃ成形−置を改良したものである。

本発明を以下添付図面に示す実施例に基づき説明する。

第１図に示す成形装置はシリンダ（１）の下方を対向的
に支点（２パ２＆）で回動自在に、２本の支柱（３）（
８ｍ）に支えられるフレーム（４）に支持し、上端付、
近を抱き締めるようにクランプ装置（５）でクランプし
て垂直状態を保ってｐる。このシリンダ（１）には、第
８図に示すように、外周部に電熱線を巻付けた加熱装置
（ｌ＆）を設けて、シリンダ（１）の中心部に設けた円
筒穴（ｌｂ）　Ｋ　ｍ形材料であるペレット状等の熱可
塑性レジン（９）を充填し、これを加熱装置（１ａ）が
液状に溶解するようにしである・そして、この円筒穴（
ｌｂ）の上方には空圧ｔたは油圧によって作動するピス
トン（６）が配置されており−さらにシリンダ（１）の
下端と・テーブル（勢に挾まれて内部にレジン床義歯や
クラウンの所望形状の型空間（τ＆）を有する少なくと
も２分割の軽合金製フラスコ（７）を、注入口（７ｂ）
とシリンダ下端の射出口を一致させて配置する。このフ
ラスコ（１）をシリンダ（１）の下端に密着させるには
、フレーム（４）を支柱（Ｊ）　（８ａ）　Ｋ添って上
下させるか、テーブル（８）を同様に上下させるかして
調節することができる。

このフラスコ（７）の内部’Ｋｄ、石膏ＩＩ（Ｗｅ）が
配置され、且つこの１ｌ（７ａ）内に１履空閤（７ａ）
を負圧にするため別の負圧タンク（図示省略）に連！Ｉ
されえ貴圧這気ＩＳ　（？ａ）が設けられて−る。

前記シリンダ（１）の中心部に設けた円筒穴（１ｂ）に
装填されるレジンカプセル輪線、第３図に示すように、
レジン（１）を充填するための有底円筒状本体（Ｉｌｍ
）と冠状の蓋（ｌｔｂ）とから成ってお＃！Ｊ％本体（
ｉｔａ）の底部中央には、圧力によ抄容易に破壊して内
部の溶融レジンを射出するための薄肉部（ＸＯａ）が設
けられて−る。薄肉部（１０ｍ）は円形、多角形状等任
意の形状にすることができ、要はフラスコ（７）の注入
口（７１）の口径よシ小さ一形状てあればよ一部この薄
肉ＩＫ（１０ｍ）はそのＷ＆分の肉厚を外周部よ艶薄く
するか、或いはその部分の輪郭部の少なくとも一部に切
溝を入れることにより形成される０なお、フラスコ（７
）の注入口（７ｂ）の口径が大吉−場合やレジンカプセ
ルの径が小さい場合には、孝体（ｌ１ｍ）　ノ底部全体
を薄肉部とすることができる。

本発明のレジンカプセルにお−ては、前記冠状の蓋（ｌ
ｌ’ｂ　”）　１本体（１１ｍ）の口径内部（嵌入する
ことが重要である。

上記レジンカプセル曽の本体（ｌ１ｍ）および蓋αｘｂ
）は金属又紘高融点の樹脂等により構成されるが１一般
的にはコスト取扱−の容易性の点を考慮すると、アルミ
ニウム製がよい。冠状の蓋（ＩＴｏ）　ｄ下端部を薄肉
として上面部および上面部に近≠屑囲を厚肉に構成する
と、ピストン（６）が蓋（ｌ１１３）を押す時に、下端
の薄肉部が内圧によって外方に拡張される傾向トなるか
ら、レジンカプセル（至）の内周から溶解したレジン（
９）が漏出するのを防ぐとともに、上面部や上面部に近
ψ周圃を厚肉とすることでピストン（６）の下降圧によ
って天井が突破られたり、周Ｉ！が座屈するのを防止で
きるものである０この蓋（１１ｋ）は、図示の冠状のも
ののほか、板状または円筒状のものを使用することも可
能である。

また蓋（１１ｂ）にはカプセル内の空気や水分を排出す
るための小孔（図示省略）・、を１．、設けることもで
き、こうしておくと、ピストン俤）が蓋（ｌｌｂ）を押
す時にカプセ＃（至）内の上方ＫＩＩ留した空気や水分
を排出することができるＯすなわち、この場合、蓋（Ｉ
Ｔｏ）の下面が溶解したレジンに接すると、レジンが小
孔を介してピストン（６）に接触し、これによりレジン
は凝固して小孔を塞ぐので射出を支障なく行うことがで
きる。

また、レジンカプセル員の薄肉部（１０ｍ）の厚みは破
壊射出のためのものであるから、適切な厚みとする必要
があるが、実験の結果、アルミニウム圧延材を用いる場
合、０．１−位が適当であった。また、レジンカプセル
（２）において、蓋Ｑｘｂ）が本体（ｌｌ島）の内径に
嵌入されて−ることに関連して、これを用いる成形装置
において杜上記ピストン〈６）の頭部がレジンカプセル
員の本体α孫）を押圧しないようにその径を本体（ｎａ
）の内径以下にすればよい。

この発明のレジンカプセルを使用する成形装置には、フ
ラスコ（７）を設置する前にシリンダ（１）のクランプ
装置（５）を外して第２図仮想線にて示す如く、支点（
２）　（ｚａ）を中心として適当な角度αだけシリンダ
（１）の上端を前傾させるようにすることが好ましい。

この場合、中心の円筒穴（１ｂ）にレジンカプセル斡を
挿入する作業が容・易となり、且つレジンの溶解状態が
どうであるかを点検することもできる。

一方、あらかじめ準備しである少なくと％２分割のフラ
スコをｇｓｙトで締合わせたものを１テーブル（ａ）に
乗せ、フレーム０）を下降させるか、あるｖｓ　ハ？−
プ＃（８）を持上げて、フラスコの注入口（？ｂ）をレ
ジンカプセル曽の薄肉部（１０ｍ）と一致させた状態で
フレーム（４）また紘テーブル（８）を支柱（３）（８
＆）ＫＷＩ定する。そして空圧または油圧を作動させて
ピストン（６）を下降させ、レジンカプセルの蓋（ロ）
を押し下けて溶解したレジン（９）を加圧すれば、レジ
ンカプセル底部の薄肉部（１０＆）を破勢、溶解したレ
ジン（９）をフラスコ（１）の注入口（７ｂ）から聾空
閤（７＆）　Ｋ注入する。この時、型空間（７ａ）内は
負圧通気路（７１）によって外部より吸引されて負圧と
なってψるから、注入されたレジンは隅々まで十分に満
たされるものである。

こうして成形されたレジン床義歯やクラウンは、７−５
スコ（７）に入ったまま一旦常温まで冷却した後グリ七
ラン等の温浴剤によってアニーりングを行い、成形によ
るひずみや内部応力を取り除ψた後フラスコを分解して
ｉｌｌ形管取出し、磨自仕上けを行った後、樹脂コーテ
ィングによ−マニキュア仕上けを行って製品とするもの
である０本発明社以上説明したとおり、レジン床義歯や
クラウンを成形する（当って、１回＃ＩｓＫ色の興なる
歯科特有のｔ＆形に各種の色を充填したレジンカプセル
を用意しておくことによって非常に手軽に成形が可能と
なる奄ので、このレジンカプセル社蓋を施し、成１１！
に当ってこの蓋を押すだけでレジンカプセル本体を圧し
潰すのではな−ため、成形パワー社小さくて済み、成形
Ｌスムーズに行われ、レジンカプセルのアルミニウムが
シリンダにこびりつくこともなく、レジンがシリンダに
付着することもなψのでシリンダをｔ＠ｌｃ清掃する必
要がなく、歯色に合わせて１回毎に興なる色の成形を行
うことの多−歯科特有のｔ＆影にお−て非常に能率的で
あり、しかもレジンカプセルを使用することでシリンダ
の摩耗も生じなψ。

ｔ＊ｓｉｍシリンダの上端を前傾可能としたことによっ
て、レジンカプセルやレジンの充填が容易で、しかもレ
ジンの溶解状態を点検すること１できる便利さがあって
、従来の横型のものに比べ操作性が極めて優れてお抄、
縦慶であるためレジンカプセルやシリンダ内の空気・社
上方に排出されるから溶解したレジンに空気が乱入せず
、従って製品に気泡が入ることもなく、品質の優れた製
品が得られ、不良品は殆んど発生しない。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しなψ範囲であれば種々の変更は可能
である。たとえば、レジンとしては熱可塑性以外のム麗
ムレジンの如き射出成形可能な歯科用の熱硬化性レジン
も使用できる。この場合、射出後フラスコを加熱してレ
ジンを硬化させるためフラスコの適宜個所に熱板を取り
付けてフラスコを加熱すればよい◇ また、レジンの形状はベレット状のもの（かえて細ψ欅
状のものを使うとか゛、あるψはカブ七ル本体（ｊｘａ
）の形状（あったｌｉ形のものを使うことができる。

また１本発明に係るレジン床−歯やクラウンの画形装置
を真空装置内に設置し、フラスコおよびレジンカプセル
内の空気および水分等を排出することによって、レジン
カプセルを押圧するとトにより射出されるレジンを所望
のｔ＆廖用空間を有す　　　□る７ラスプ内に充填し、
緻密なレジン床鴫歯およびクラウンを成形することが可
能であり、極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

添付ｇ面は本発明の実施例を示すもので、第１図は成形
装置の斜視図、嬉２Ｗｉは第１Ｗｉのシリンダ保持部分
の中央断面図で前傾状態をＩＩ艙て示した図、第８図は
レジンカプセルを使用した成形装置の要部縦断Ｉｉ図、
第４図はレジンカプセルの一部を切欠いた傭画図である
。 ｌ・・シリンダ　１ｍ・・加熱装置　１１・・円筒穴２
．２＆・・支点　３，８ａ・・支柱　４・・フレーム５
・・クラン１′装置　６・・ピストン　Ｔ・・７サスコ
　７＆・・型空間　７ｂ・・注入口　７ｏ・・石膏ＩＩ
　　？ａ・・負圧遥気路　８・・テーブル　９・・レジ
ン　１Ｇ・・レジンカプセル　ｌＯ＆・・レジンカプセ
ルの薄肉部　１１＆・・レジンカプセルの本体１１ｂ・
・レジンカプセルの蓋。 ４Ｉｌｌ？　　出願人　　　株式金社　フォープレイン
（外１名） 第１図 第コ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　内ｔ１６に所ｍ形状のｌｌ彫用空空間有するフラス
   コにルージンを射出注入するためのシリンダの内部に装
   填されるレジンカプセルにお―て、ｆ底円筒状の本体と
   蓋とからｌｌす、その底部に薄肉部を形成し、且つその
   口部の内ＩＩに前記蓋を嵌入したことを特徴とするレジ
   ン床−歯やクラウンの１形用レジンカプセル０ ■　有底円筒状の本体上冠状の葦とから成り、その底部
   （薄肉部を形成し且つその口部の内ＩＩ虻前記蓋を後入
   したレジンカプセルを装填したシリンダを、内部に所望
   形状の成形用空間を有するフラスコの注入口に配置し、
   前記シリンダ内のレジンカプセルの蓋を拝圧し史とき、
   前記薄肉部が破壊されてレジンが７ラス］内に射出注入
   されるようにした仁とを特徴とするレジン床−―やクラ
   ウンの１漸、装置。 ■　有底円筒状の本体と冠状の蓋とから成り、その底部
   虻薄内部を形成し且つその口部の内径に前記蓋を嵌入し
   たレジンカプセルを装填した縦型のシリンダを、その上
   端が前傾可能となるように回転自在に支持し、該シリン
   ダを内部に所望形状の成形用空間を有するフラスコの注
   入口に配置し、前記シリンダ内のレジンカブ−に＃の蓋
   を押圧したとき、前記薄肉部が破壊畜れてレジンがフラ
   スコ内に射出注入されるようにしたことを時機とするレ
   ジン床義歯やクラウンのｌｉ形装置◎